深海大悟／仮面ライダーゼロスペクター

登録日：2021/03/31 Wed 08:30:37
更新日：2024/05/27 Mon 09:35:44
所要時間：約 3 分で読めます

---

▽タグ一覧
仮面ライダーゴースト 仮面ライダーゼロスペクター 仮面ライダースペクター 劇場版限定ライダー 沢村一樹 藤井祐伍 父親 父 おっさんライダー 父親ライダー 不遇 眼魔 養父 育ての親 劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間 仮面ライダー 平成ライダー 紫 ネタバレ項目 息子との不和 真面目が損する ゴーダイ 深海大悟 養子との不和 毒親←そうでもない

---

久しぶりだな…。

深海ふかみ大悟だいごとは、『仮面ライダーゴースト』の劇場映画作品『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』の登場人物である。
本項目では彼が変身する仮面ライダーゼロスペクターについても記載する。

演：沢村一樹

【概要】

深海マコト・カノン兄妹の父親。
天空寺タケルとは面識があるが、月村アカリとはない模様。
幼い2人を残して消息を絶った為にマコトから激しく憎まれている。

かつては仙人からアルゴスを託されていたが、とある理由で決別し、彼を監視し続けていた。
アルゴスの計画を妨害するためダーウィンを秘匿し眼魂島の海岸付近の洞穴でひっそりと暮らしている。

【劇中での活躍】

眼魂島に漂着したマコトを保護するが、目覚めた彼から怒りをぶつけられ、「こいつは父親なんかじゃない…！」とまで罵られる。尤も、後述のように『本当』の父親ではなかったけど
その後、来訪したアカリからカノンがアルゴスに捕らわれ、身柄を引き渡すにはダーウィンゴースト眼魂が必要だと知らされるが、これを拒否し、強引にダーウィンをゴースト眼魂に変える。
そしてゼロスペクターに変身し、ダーウィン眼魂を力ずくで奪おうとするマコトを迎え撃つ。
当初は優位に立っていたが、ディープスペクターには敵わず、ダーウィン眼魂を奪われてしまう。

その後、タケル一行と合流し、アルゴスの計画について語ると、現れた仮面ライダーダークネクロムBブルーの相手を彼らに任せ、単身アルゴスの拠点に乗り込む。

牢獄に捕らわれていたカノンを救出すると、仮面ライダーネクロムとダークゴーストとの戦いに介入。
一進一退の攻防の末、ダークゴーストの「オメガドライブ ダークゴースト」を受けて致命傷を負ってしまう……。

だが、死に際の大悟は愛娘の無事を安堵する。

すまなかったなぁ……！

幼いお前達を…眼魔との戦いに巻き込みたくなかったんだ……。

マコトは大悟もまた1人でこの世界で戦い続けていた事を知る。
自身が敬愛する天空寺龍と同様に。

マコト、俺は…いつでも、お前の側にいる……！

ありがとう、父さん……。

父親として最期の言葉を残すと、2人に看取られながら消滅した。

以上が劇場版における大悟の出番だが、本作ではTV本編の第40話にて眼魔ウルティマによって殺害され、仙人…もといイーディスが「死ぬには惜しい男だった」と語る以外、描写については全く言及が無い。
また、イーディスやアルゴスと知り合った経緯も不明のままと非常に謎が多い人物だった。
その後、Vシネマ『RE：BIRTH 仮面ライダースペクター』及び講談社キャラクター文庫『小説 仮面ライダーゴースト ～未来への記憶～』で彼の過去が明かされる。

以下ネタバレ注意

実は大悟は、マコトとカノンの本当の父親ではない。
元々はゴーダイという名前の眼魔世界の住人で、ダントンの助手として働いていた。
マコトとカノンはダントンに生み出された人造人間で、ダントンから離反する際にゴーダイに連れられた。

小説版では赤死病で妻子を亡くした事がきっかけで冷徹な性格になり、ダントンを焚き付けていた。
その後、リヨンとミオン（後のマコトとカノン）を連れてグレートアイのモノリスを通って100年先の地球に辿り着き、龍と出会う。
そのまま大天空寺に匿われ、龍の協力者としてモノリスの研究に協力し、タケルの乳母の深海奈緒子と交流を深め、婚約に至った。
なお、「大悟」は龍が付けた名前で「深海」は奈緒子の名字から取った事が明かされている。
だが、イーディスと再会した矢先にアデルに殺害されてしまうが、イーディスは彼の魂をゼロスペクターゴースト眼魂に移している。
つまり、現在マコトが所持しているスペクターゴースト眼魂はそのコピー。

【仮面ライダーゼロスペクター】

仕方がない…。

アーイ！

バッチリミロー！バッチリミロー！

変身…。

カイガン！スペクター！

レディゴー！覚悟！ド・キ・ド・キ！ゴースト！

身長：204cm
体重：97kg
パンチ力：11.2t
キック力：15.1t
ジャンプ力：ひと跳び49m
走力：100mを4.9秒

スーツアクター：藤井祐伍

大悟がゴーストドライバーとゼロスペクターゴースト眼魂で変身する仮面ライダー。
その名が示すように、マコトが変身する仮面ライダースペクターの試作体。
トランジェントの形状はスペクターと同様だが、体中のラインが紫、頭部の角が3本になっているなどの相違点がある。
武器や特殊能力の類は持たず、徒手空拳のみで戦い、力と技の両面でスペクターを圧倒する戦闘力を誇るが、流石にディープスペクターやダークゴーストには及ばない模様。

なかなかカッコいいデザインであるが、フィギュア化には恵まれず、劇場版公開当時に食玩でミニソフビ人形が発売されたくらい。

装備

ゴーストドライバー

本作の変身ベルト。
構造はタケルの物と同一のため詳細は割愛するが、眼魂を装填する際の待機音がスペクター同様、『バッチリミロー！』となっている。
息子同様、眼魂を落とす要領でドライバーに装填する。
ダークゴーストと同じく初期に開発されたもので組み込まれた出力増幅装置によって、体力や精神に多大な負荷がかかる分変身者の力量に応じて性能以上の力が発揮される。

必殺技

• オメガドライブ ゼロスペクター

ダイカイガン！スペクター！オメガドライブ！

スペクター同様、ドライバーのレバーを1回引いてから押し込むことで発動。
背後に浮かび上がった紋章のエネルギーを脚部に纏い、強力な跳び蹴りを放つ。

【余談】

ゼロスペクターの撮影用スーツは、後に『仮面ライダーセイバー』及びその関連作品に登場する仮面ライダーファルシオンに改造された。

Wiki篭り、俺は…いつでも、お前の項目を追記・修正する……！

[#include(name=テンプレ２)]

この項目が面白かったなら……＼ポチッと/
#vote3(time=600,4)

[#include(name=テンプレ3)]

▷ コメント欄

• マコト兄ちゃん役の人と沢村一樹の顔立ちが似ているので実の親子にも見える......と思いきやVシネで義理父だったことが判明。 -- 名無しさん (2021-03-31 21:00:50)

#comment(striction)