ダイノボット(G1)

ページ名:ダイノボット_G1_

登録日:2021/02/07 Sun 22:40:00
更新日:2024/05/24 Fri 13:46:15NEW!
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ダイノボット グリムロック スラッグ スナール ティラノサウルス トリケラトプス ステゴサウルス ブロントサウルス プテラノドン トランスフォーマー tf g1 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 恐竜 変形 変形玩具 スクランブル合体 スクランブル合体ロボ 部隊 戦隊 サイバトロン オートボット スラッシュ ダイアクロン 恐竜ロボ ホイルジャック ラチェット 化石 玩具 タカラ タカラトミー テックボット アホの子 馬鹿 癒しキャラ 萌えキャラ 裸エプロン アホ 好戦的 暴走 パワータイプ 無敵 パワーキャラ 翼竜 問題児 野生 野獣 合体戦士 戦士 ロボット 金属生命体 愛すべきバカ達 かわいい スラージ スワープ 恐竜戦隊 ボルカニカス




ダイノボットとは、変形玩具シリーズ、「トランスフォーマー」に登場する恐竜に変形するロボットの部隊である。
ここでは、TVアニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」などに登場するいわゆるG1シリーズのダイノボットを説明する。
ビーストウォーズ」に登場するひろし声のダーダー恐竜についてはこちらを、実写版4作目「ロストエイジ」などに登場するダイノボットはこちらを参照してほしい。


【概要】

[[サイバトロン(オートボット)>サイバトロン/オートボット(トランスフォーマー)]]所属の恐竜に変形するトランスフォーマーの部隊。


マッドサイエンティスト科学者のホイルジャックがアークの地下で発見した化石からインスピレーションを受けて、看護員だが彼の助手でもあるラチェットと共に作り上げた純地球製人工トランスフォーマー。
本来トランスフォーマーの誕生にはベクターシグマが必要であり、矛盾が生じてしまっている。尤もベクターシグマの方が後付けではあるが。
その為かアメコミなどでは「セイバートロン星の各種システム上はセイバートロン星人(トランスフォーマー)と認識されない」といった設定が付与されるケースもある。
最初はグリムロック、スラージ、スラッグが作られ、第8話以降スワープとスナールがメンバーに追加された。


誕生当初から暴走して、基地内を荒らしまわったためコンボイ司令官から「もういい、もうたくさんだ!!ダイノボットを破壊する!」と破壊命令が下されたが、何とか破壊だけは、とホイルジャックによってエネルギーをカットされ洞窟の奥深くに封印される。
その後サイバトロンがピンチになった際、ホイルジャックの独断で知能向上の措置が施された上で封印を解かれ、サイバトロンの仲間を助けた事により正式にサイバトロンの仲間になった。次の回でメガトロンに騙され裏切るが。


キャラクターとしての共通点は、とにかく頭が悪い。グリムロックが頭が一番いいらしいが、ダイノボットの頭そのものが弱い(パーセプター談)ので、あまり変わらない。
その一方でパワーは強力。さらに恐竜モードでは飛び道具を無効化することも多く、防御力も優れていることが分かる。パワーに優れているが頭は弱いまさにパワーキャラの鑑ともいえる。
反面ロボットモードの能力はそこまで高くなく手にした携行射撃武装類もあまり役に立たない(主に彼等が「射撃技能が低い」という理由で)。


喋る際(特に自分から話を始める場合)「俺、○○(自身の名前)~」と名乗りながら喋る。


ザ・ムービー」でコンボイ司令官や生みの親であるホイルジャック、ラチェットなど多くのキャラが死亡する中全員が戦闘しつつも無事生き残り、「2010」でも登場。「ザ☆ヘッドマスターズ」では第2話を最後にフェードアウトしている。


ザムービー以降基本的に全員恐竜モードが基本形態となっており、ロボットモードになることは少ない*1


セイバートロン星でスワープを除くダイノボット全員で一緒に魚*2を捕ったりと、各メンバーの仲は良好である。


ちなみにメンバー全員サイバトロンの中では珍しくロボットモードで空が飛べる。
そのため、他のサイバトロンと違ってロボットモードで移動して恐竜モードで戦闘をするという逆転現象が起きている。
もっとも、2010では恐竜モードでグリムロックが空を飛ぶシーンがあるのだが。


【メンバー】

  • ダイノボット指揮官 グリムロック(声・喜多川拓郎)

オレ、グリムロック。みんなのリーダー。オレの言う通りしろ。

ダイノボットのリーダー。ティラノサウルスに変形する。彼のみ名前が「ス」で始まらない。
復元図がアロサウルスと混同されていた時代だからか、ティラノサウルスにも関わらず手の指が三本。
傲慢な性格であり、初期はコンボイ司令官の事も見下していた*3


「ザ・ムービー」「2010」以降はティラノサウルスとは思えないほどの可愛いしぐさが目立つようになる。すなわち萌えキャラ化。チャーに昔話をせがんだり、アーシーに頬ずりしたり、裸エプロンを披露したりしている。洗濯が得意(自称)。


またある話では電気ショックを浴びて天才になり、即興でテックボットの5人を生み出した*4
その際、しゃべり方も知性を感じさせ、中々のイケボである。また、天才でいる間は終始恐竜モードのままである。


ダイノボットの中でも出番が多いからか、リメイクキャラも多く、玩具でも彼のみの販売が多い。


  • 火炎戦士 スラッグ(声:石井敏郎)

オレ、スラッグ。何でもかんでも嫌いだ。

トリケラトプスに変形するダイノボット部隊のサブリーダー格。
ダイノボットの中でも喧嘩好きで、敵と戦うことを何よりも好んでいる。
「火炎戦士」の肩書を持つ通り口から炎を、角からは強力な熱戦を放つが、その辺のお株描写はリーダーで代表扱いのグリムロックに取られがち。
他には首回りの襟巻きでレーザーを反射する事が可能。


  • 密林戦士 スラージ(声:堀内賢雄)

オレ、スラージ。一番強いリーダーにいつも従う。

ブロントサウルスに変形する。
強い奴に従う日和見主義者だが、サウンドウェーブの報告を聞いたメガトロンからは馬鹿扱いされた。
ただし気が短くすぐに熱くなって怒るグリムロックやスラッグに比べ、多少温厚でキレにくい分頭の良さはある。また知能こそ高くはないものの頭の回転自体はそれほど悪くない模様。
ブロントサウルスだけあってパワーと重量はダイノボットの中でも最大級。足踏みだけで地割れを起こす事が出来、初戦では同じ特技を持つフレンジーに恐竜へのトラウマを植え付けてしまった。


  • 砂漠戦士 スナール(声:城山知馨夫)

オレの名前、スナール!

ステゴサウルスに変形する。
スナールという名前は「うなる」という意味だからか、いちいち名乗りがうるさい。
背びれは太陽光をエネルギーに転換する集光器であり、ホイルジャック曰く「ソーラーエネルギー最大まで充填した時が真骨頂」だとか。無論そんな事せずとも十分強い。
ザ・ムービーではセリフなしで空気。


  • 砲撃戦士 スワープ(声:塩屋翼)

オレ、スワープ。何の話か聞いてみたい。

プテラノドンに変形する。恐竜ではなく翼竜である。
ダイノボットの中では知能があり、比較的親しみやすい部類。ただしあくまで「ダイノボットの中ではマシ」という程度で、自分の武器も忘れる。
恐竜モードでは飛行能力を持ち、両翼にミサイルを装備。飛行タイプという事で航空戦闘要員でもある反面、敵に狙われ易やすく、またほかのメンバーに比べて装甲も薄い点では不遇。


【玩具】

初代放送当時の玩具は、全員「ダイアクロン」の「恐竜ロボ」の流用、その為一部にダイアクロン戦士用のギミックが残っている。


その後は「変形!ヘンケイ!」や「マスターピース」など、グリムロック単体での商品化がメインであった。


「パワーオブザプライム」で満を持して5体揃ってのリメイクがされた。
しかもただのリメイクではなく、スクランブル合体ロボ合体戦士ボルカニカス」に合体できる様になっている。


何らかのリデコではなく、全員が新規造形であるため、純粋なダイノボットのリメイクとしても無理のない造形となっている。可動も優秀。


大きさは他のスクランブル合体TFと同様、胴体を担当するグリムロックがボイジャークラス、手足を担当する残り4体がデラックスクラスである。


2021年には「ジェネレーションズセレクト」で一部塗装や武装などの追加を施された上でセットで再販されている。


もちろん「ユナイトウォーリアーズ」や「パワーオブザプライム」の他合体TFとも互換性があり、グリムロックの子供であるテックボットや、ダイノボットの生みの親であり、合体能力を獲得したホイルジャックやラチェット、同じビースト系のスカイリンクスや敵ではあるがテラートロンなんかと合体させても面白い。


さらに追加戦士としてロストエイジの玩具が元ネタであるヴェロキラプトルに変形する「スラッシュ」が登場*5。なんと女性である。


「ザ・ムービー」のキャラクターをリメイクしたという体でG1キャラクターをリメイクしたスタジオシリーズ'86」では、グリムロックとスラッグが登場。どちらもリーダークラスで、グリムロックには非変形のウィーリー、スラッグには同規格のエクセルスーツダニエルが付属する。


【余談】

5人とも独特の震えた声で喋るのが特徴だが、これは紙コップを口に当てながら喋る事で出していたもの。
収録現場には各々の名前が書かれた紙コップが置かれていたとか。


同じくタカラがシリーズ展開していたロボット物アニメの勇者シリーズの記念すべき第1弾である『勇者エクスカイザー』に登場する悪役の宇宙海賊ガイスターにおける四将はいずれもG1のダイノボットが元ネタ。
ちなみにG1(先述の通り元はダイアクロン)の金型流用で玩具が発売される予定だったそうだが、中止になったそうな。



「俺、wiki篭り。追記・修正する!」


[#include(name=テンプレ2)]

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  • グリムさんの変形方式(足が腕になるやつ)って歴史長いよね -- 名無しさん (2021-02-07 22:45:23)
  • SSでダイノボットメンバー全員出てほしい -- 名無しさん (2021-02-08 17:40:42)
  • ガイスターの玩具が出なかったのは当時ヨーロッパでG1の玩具再販が行われていて金型が使えなかったからだと思われ。日本でもエクスカイザー放映時にロボットポイント限定で再販されてる -- 名無しさん (2021-02-08 21:43:45)
  • スタスクが先発ダイノボットの弱点を兼ね備えていると聞くけど、違うと思う。グリムロックの「傲慢」はともかく、スラージとは「馬鹿」のベクトルが違う。スラッグのように「喧嘩好き」というよりスリルのため元科学者からデストロン入りした。 -- 名無しさん (2022-03-15 12:23:11)
  • ↑スカイファイヤーの回で「(科学者よりも)こっちのほうがエキサイティングだしな」って自分でいっているし、馬鹿は馬鹿でも頭のいい馬鹿というかなんというかですしね -- 名無しさん (2022-03-15 15:11:01)
  • ↑2 スラージは主体性がないって感じだしな。スタスクは主体性の塊みたいなもんだし -- 名無しさん (2024-01-24 17:33:49)
  • 飛び道具無効化つったって、TVじゃあどれも水鉄砲同然の威力だしねえ・・・ -- 名無しさん (2024-01-26 03:21:35)
  • 海外版プリテンダーのシリーズでは代理ながらも総司令官に一時的に任命されたダイノボット -- 名無しさん (2024-02-10 18:58:31)
  • ↑やってしまったわ。グリムロックだわ -- 名無しさん (2024-02-10 18:59:12)

#comment

*1 ダイノボットに限らずテラートロンなどビースト系TFの多くはロボットモードの出番が少ない。
*2 金属生命体ではなくいかにもな有機生命体の魚。
*3 というより、コンボイ司令官は強いが、自分のほうが強いと思っていた
*4 本来意思を持った金属生命体であるTFを誕生させるにはベクターシグマが必要だが、ベクターシグマ抜きで意思を持ったTFを誕生させている。かくいうグリムロック自身もそうなのだが。
*5 デラックスクラスより小さいレジェンズクラスで、スクランブル合体はできない

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コメント

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