リョウリガーZ

ページ名:リョウリガーZ

登録日:2020/11/15 Sun 13:39:16
更新日:2024/05/23 Thu 12:48:58NEW!
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大さじ一杯!





「リョウリガーZ」とは、テレビアニメ『星のカービィ』第82話「合体ロボ・リョウリガーZ!」に登場したロボットのことである。



概要

デデデ大王ホーリーナイトメア社に駄々をこねてまで欲しがった商品。
見た目は翼のような部位が背中から生え、足底がキャタピラになっている、少々ずんぐりとした白いロボット。
頭部が操縦席であり、戦闘時はカバーに覆われる。


名前通りに「料理」が武器のロボット兵器。
主に両腕の指の砲口や後頭部からできたての料理を発射する。
これのどこが武器なの?と思うなかれ、カービィ用兵器としてはかなり秀逸。
星の戦士であれど、食い意地の張ったカービィめがけて撃ってやれば、戦闘中なのに油断して食いついてしまう。
そして食べている瞬間を狙って攻撃するのがリョウリガーZの戦法なのである。


更にこのロボットは組み立て式でもあり、複数の細かいパーツに分割が可能ときている合体ロボ。
その場合は個々がフードプロセッサー機能を持った機械として利用可能。
お料理もできる、戦闘もできる、分けて持ち運びもできる……実に便利なロボットと言えよう。


……まあ、フードプロセッサーとしてはぶっちゃけ手料理の方が早いぐらいお粗末なのだが。
凄い性能かと言うと全然そうでもなく、至って普通の性能である。
腕の部位など見た目が大きい割には大したことしておらず、大きすぎて家庭に一台あっても居住スペースを圧迫するだけだろう。



ただ、値が張るらしくデデデは前述のように駄々をこねたため、普段から借金を踏み倒してる癖に購入時はカスタマーサービスの提案をもとに村人達を利用。
ちょうど村に広がる男の料理ブームを利用し、テレビで各パーツをフードプロセッサーと称して通信販売を行い、代金を村人達に肩代わりさせるという無茶苦茶セコすぎる形で購入に至った。
表向きはフードプロセッサーなので、説明書も一応ついてくる。


各パーツと性能、購入した村人達は以下の通り。



男の料理大会

リョウリガーZ購入にあたり、分割販売したパーツ群を呼び集めるべくデデデが開催した大会。
審査員に選ばれたのは上記ブームのきっかけとなったパーム大臣。
内容は至って普通の料理大会であるが、上記のフードプロセッサー所持が参加条件となっており、大会中の使用が認められている。
そのため、何も知らない村人達はまんまとフードプロセッサーを持参してデデデ城に集まっていった。


……無論、さっきも言ったがフードプロセッサーとして普通の性能なので、やたら大きい機械を持ち出してまでやることが難しくも無い調理だったことから、村の女性陣には呆れられてしまった。
生活苦からしれっと参加したソードナイト・ブレイドナイトに至っては、エプロン姿で計量機能を使って堂々と冒頭の台詞を発する始末。
これにはブンも爆笑して、メタナイト卿が擁護するほどだった。



劇中での活躍

デデデが分割で売りつけたフードプロセッサーは瞬く間に完売し、男の料理大会を告知すると、思惑通りにププビレッジの男衆が続々と集結。
陳腐な料理対決が繰り広げられていくが、もちろんデデデは料理なんてどうでもよく、全パーツを集めて完成させることが真の目的だった。
だのに最後のパーツだけはカービィ&トッコリの手に渡ったことが災いし、なかなか会場に到着しない。


フームが男衆を説教したり、なんやかんやの末にパームが村人達から賞賛されたりと色々起きる中、遂にカービィ達が到着したことで満を持して合体。
デデデとエスカルゴンが乗り込むと、利用されていたソードとブレイドの攻撃を軽々といなし、カービィ相手に料理で釣りながら有利に立ち回る。
しかし、フードプロセッサーの説明書から閃いたメタナイト卿に剣で刺され、パーツから漏電が発生。
それを吸い込みスパークをコピーしたカービィに内部へ侵入され、盛大な放電からのショートで簡単に破壊されてしまうのだった。


雷に弱い電子機器・機械の塊であることが、リョウリガーZの敗因であった……。



余談

  • 言うまでもなく「マジンガーZのパロディー。名前が危なすぎる。
    • ちなみにリョウリガーZの合体シーンは無駄にかっこいいので必見。
    • 最後のフードプロセッサーが届いた時にトッコリが発した迷言「すっげぇキモイデザインだな!」は視聴者の間で大ウケし、ネットミームとして使われることとなった。

  • リョウリガーZを破壊してみせたスパークカービィは73話の対スクイッシー戦で既に登場したのだが、何故かフームは初めて見るかのおうなリアクションだった。

  • パーツを売りつけるにあたりデデデがつけこんだ男の料理ブームは、事の発端となったパーム大臣の料理前におけるブンの問題発言「姉ちゃん女だろ?」*1や、村の男性陣の「料理ができない男はただの粗大ゴミ」など、ネタ以外にもやたらと強烈な台詞が見られる。
    • そんな彼らを弄んだリョウリガーZ自身が、最後は電気にやられて使い物にならない粗大ゴミの塊になるとは皮肉である……。



追記・修正は自炊に目覚めてからお願いします。

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*1 いつも料理を作っていたメームの帰りが遅くなるからということでフームに料理をねだり、何でなのかと聞かれた時の答え。当時でもその後でも時代錯誤はなはだしい偏見であり、当然フームはブチ切れた。

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