登録日:2020/08/06 (木曜日) 20:10:38
更新日:2024/05/20 Mon 13:50:28NEW!
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魔法使い デルトラ・クエスト 策略家 ネタバレ項目 銀河万丈 ラスボス だいたいこいつのせい 元人間 大王 宿敵 邪悪 絶対悪 元凶 雲 用意周到 影の王国 影の大王 気の長いボス
わたしにはたくさんの計画があるのだ
小説「デルトラ・クエスト」シリーズの登場人物。
CV:銀河万丈
【概要】
北の地にある影の王国を支配しており、デルトラを手に入れることに並々ならぬ執念を燃やしている悪の帝王。
原作ではデル城の頂上を雲のように覆って君臨していることが示唆されつつも最後まで直接その姿を見せることはなかったが、アニメ版や漫画版では山のような巨体を持つ怪物然とした姿で描かれている。
手のひらに一つ目のついた黒いマークがシンボルであり、占領した建造物や捕虜の顔にこの紋様を焼き付けている模様。
●目次
【人物】
性格は極めて残酷であり、良いものや美しいものを憎み嫌っている。
デルトラの住人を捕らえて影の王国に連行し、闘技場で怪物相手に死ぬまで戦わせたり、改造して怪物に変えてしまうなど非常に悪趣味。
配下に対しても、成果を挙げれば望む褒美を与える代わりに失態を犯した場合や口応えした時には容赦無く厳しい罰を下す上、日頃から当然のように罵声や嘲笑を浴びせている様子。
そのため忠誠を誓う部下もいれば、内心では反意を抱いている者も存在する。彼らからは基本的に「大王様」「ご主人様」などと呼ばれているようだ。
基本的に敵対者への攻撃は、雑兵である「影の憲兵団」に一任しているが、時には彼自身も魔力で生み出した雷や暴風などで力を振るう。
また、かなりの策略家であり、幾重にも張り巡らされた計画を用意している。
策謀を成就させるためなら気の遠くなるような長い年月を費やすことも厭わない。
人間を含む他の生物や無機物にまで擬態する能力を持つ魔物「オル」を用いた計略だけでも、デルトラの国王達は代々骨抜きにされていき、リーフ達主人公サイドは何度も苦しめられた。
不老不死…かはわからないが、少なくとも寿命はとんでもないことになっているのは確かであろう。
【来歴】
今でこそ闇に蠢く赤黒い雷雲のような人外なる姿をしているものの、元々は人間の男性で、作中の歴史書であるデルトラ年鑑には度々彼と思しき魔法使いが登場する。
この時からすでに美しいものを嫌って他者を虐げるような邪悪な人物だったが、衝動的に行動した結果、しっぺ返しを食らって痛い目を見るなど未熟な面もあった。
まだ「竜の地」と呼ばれていた頃のデルトラを支配しようとするが追い払われ、たどり着いた先にいた住人達を言葉巧みに騙して土地を奪い、そこに影の王国を築きあげる。
長い年月をかけて力を蓄えた影の大王は再び「竜の地」への侵略を開始するが、デル族の鍛冶屋にして後の初代国王となるアディンが七つの宝石を集めて完成させた「デルトラのベルト」の魔力によって退散を余儀なくされる。
完全な状態のベルトがある限りデルトラに入ることができなくなった影の大王は、「ベルトの真の力は民からの信頼がなければ発揮することができない」という点に目を付け、自身の息がかかったものを「主席顧問官」として王家に潜り込ませて、何世代もかけて彼らを徐々に堕落させていった。
やがてこの計画は実を結び、王家は「ベルトを身に着けていること」の重要性を忘れてしまい、力を失ったベルトは破壊され、デルトラは遂に影の大王の手に落ちることになる。
【活躍】
・第1シリーズ(Deltora Quest)
エンドン国王の時代にベルトを破壊し、七つの宝石を七つの魔境にばら撒いた。
デルトラを支配してからは王国の首都デルに鎮座して、圧政によって十六年にも渡り人々を苦しめており、
いましめの谷の番人にエンドンと名乗らせたり、国王夫婦の偽の遺体と遺書*1を用意するなど、仮に自身へ反逆する者達が現れたとしても、国王への信頼が回復せず抵抗勢力が王国奪還を諦めるように様々な策を弄していた他、
支配体制が安定したのを機に海を越えたデルトラ以外の国々にまで侵略の手を伸ばそうと画策していた。
しかし主人公リーフの活躍でベルトは真の姿を取り戻し、本物のエンドンの実子=王国の継承者である彼がそれを身につけたことで、
影の大王の天下はたった十七年*2で終わりを迎えてまたしてもデルトラから追放されることになる。
アニメ版や漫画版では最終決戦に前述した姿で顕現して暴れまわるが、アニメ版では巨大なアディンの幻影の持つ剣、漫画版ではベルトから放たれた七つの光に体を貫かれて消滅する。*3
・第2シリーズ(Deltora Shadowlands)
影の王国に追い返されたものの未だその身は健在であり、再度デルトラを手中に収めるべく「転換計画」を実行する。
「転換計画」とは影の大王が作り出した小さな虫のような生物を人間の耳から寄生させ、それを操ることで忠実なしもべに変えてしまうというもの。*4
デルトラを支配していた時に連れ去ってきた人々に虫を入れて送り返し、最終的に全ての国民を自身の操り人形にしようとしていた。
さらにリーフの仲間であるジャスミンの妹を騙る存在を作り上げることで、彼女を影の王国へと誘き寄せ、それを追ってきたリーフ諸共始末しようと目論む。
また、転換計画が成功すれば実質全国民を支配下に置けるため、これまで自身の手足としてきた影の憲兵団及びオルは不要になると見込んでいた模様。
事実、影の王国領内にある憲兵の工場は全て操業停止し、残された憲兵も廃棄処分されている様子が描かれていた。
だが影の王国へと向かうまでの、地下世界に広がる「秘密の海」の旅の過程でリーフ達はかつて三分割された伝説の品「ピラの笛」を手に入れており、その音色にこめられた魔力によって虫は全滅、捕らえていた人々も奪還されてしまう。
なお「ピラの笛」を三分割するように仕向けたのは他ならぬ若き日の影の大王であり、影の王国を築いた場所こそ「ピラ」と呼ばれていた土地だった。
・第3シリーズ(Dragons of Deltora)
王家に潜入させた配下と連絡するために使っていた水晶のテーブルを通してリーフに語りかけ、悪意をぶつけることで彼を疲弊させていた。
国民の協力によってテーブルは破壊され、その際に蓄えられていた過去の会話記録が漏れ出した事で、最後にして最大の計画「四人の歌姫」の存在をリーフ達に知られてしまう。
デルトラでは作物が満足に育たず、国外からの輸入頼りで人々は食糧難に苦しんでいたが、これはデルトラの東西南北に配置された四体の怪物「四人の歌姫」の歌声で大地が毒されていたため。
たとえアディンのように国民の中から王が立ち上がり、影の大王から国を取り戻したとしても、その王は愛する国民がじわりじわりと死に至らしめられる様を見ているしかない……という悪意に満ちた計画である。
デルトラを復興するためにリーフ達は「四人の歌姫」を倒す旅に出るが、暗黒の力に魅了されて影の大王の誘いに乗った者達が番人として立ち塞がる。なお、上記のように第2シリーズで自ら全て廃棄した為、影の憲兵は一人も出現しない。
ベルトに反応して長い眠りから目覚めたデルトラの竜の協力もあり、「竜の巣」で東の歌姫、「影の門」で北の歌姫、「死の島」で西の歌姫を倒すことに成功する。
最後に、デル城に潜んでいた南の歌姫がトパーズの竜によって焼き尽くされたことで「四人の歌姫」は全滅。
こうして影の大王の恐るべき計画は全て潰えた。
と、思われたが……
ご主人様は、たくさんの計画をお持ちだからね
最後にして最大の計画
仲間達が勝利を喜ぶ中、言いようのない不安を感じたリーフは「四人の歌姫」には元となった同名の伝説が存在することを突き止める。
その内容は『「銀の海」に浮かぶとある島に美しい歌声を持つ四姉妹が暮らしていたが、その歌声を嫌った邪悪な魔法使いによって彼女達は東西南北に分断されてしまい、それでも歌い続けたため一人ずつ殺されていき、最後の歌声が止まると島の中心から怒り狂った怪物が現れて島を粉々に破壊してしまった』というもの。
邪悪な魔法使いこと影の大王の計画は遠い昔に敗走を強いられたこの苦い経験に基づいて立てられていた。*5
「四人の歌姫」が全て倒されて歌声が止まると、デルトラの中心*6で休眠状態にあった怪物が目覚めるように仕掛けられていた。
実は水晶のテーブルを破壊した際に過去の会話が漏れ出したのも歌姫を倒す度に他の歌姫の居場所が記された地図が都合良く手に入るよう仕組まれていたのも全てわざとであり、「いずれ王国を取り戻すであろう人物が出た時に、自らの手でデルトラを滅ぼすように」と仕掛けられた罠である。
怪物はねっとりとした灰色の液体という生物かどうかもわからない見た目をしており、大気や大地を餌にして際限なく増殖。
人間、動物、植物、更には心優しい妖精のような種族や恐ろしい魔獣も関係なく全てのものを波に飲み込んでいく。
つまり「四人の歌姫」計画とは、
- 「四人の歌姫」を放置してじわじわと死んでいくか
- 怪物を目覚めさせてあっという間に死ぬか
という「どう死ぬか」の二択しか選べない最低最悪の計画だったのだ。
更に援軍として七羽のアクババ*7を送り込み、確実にリーフ達を抹殺しようとするが、彼が真名を呼んだ事で七匹の竜が結集し形勢が逆転。
アクババは返り討ちにされ、怪物も竜の炎によって一欠片も残さず焼き払われ、今度こそ本当に影の大王の最後にして最大の計画は潰える事となった。
しかし、影の大王自身はシリーズ終了まで倒される事なく生き残り、デルトラを侵略する機会を虎視眈眈と狙い続けている。
影の大王、狐のごとく狡猾にして、
あきらめることを知らず
そのケダモノの怒りと嫉妬においては、
千年の時も一瞬にすぎない
追記・修正は影の大王が倒されてからお願いします。
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▷ コメント欄
- デルトラを掌握した時点で満足せず、リカバリーが利くようにプランBを幾つも用意するのは策士としては理想的なムーブ -- 名無しさん (2020-08-06 21:47:55)
- 昔持ってたデルトラ王国年代記の中では、海の向こうから一人で船にやって来た、山脈の頂上で使い魔となるアクババの卵を見つけたことが書かれていた気がする -- 名無しさん (2020-08-06 21:58:38)
- かのゼアノートもびっくりなほどの用意周到な策士っぷり -- 名無しさん (2020-08-06 22:04:07)
- うわ懐かしい デルトラキャラで最初に立ったのがコイツとは ちなみに、ゲーム版ではファローがラスボスのため、影の大王とは戦えない -- 名無しさん (2020-08-06 22:07:23)
- 最後までこいつ自身は倒すどころか姿を拝むことさえ出来ず、完結後も影の王国共々健在ってのがいいよね -- 名無しさん (2020-08-06 22:10:34)
- 何重にも罠を張り巡らせて徹頭徹尾デルトラを窮地に追い込もうとする理想的な悪役(物語上で前面に出てこないので強大さが薄れないのも良い)、その分人間時代?の無力さが相対的に浮いて見えるが… -- 名無しさん (2020-08-06 22:23:56)
- 同じ作者の作品である「勇者ライシリーズ」で本名と生まれ故郷が判明する -- 名無しさん (2020-08-06 22:40:30)
- 港を解放したときに他国の貿易が出来るようになった的なことが書いてあるから、支配を逃れてる国も一応あるっぽい -- 名無しさん (2020-08-06 22:45:59)
- どうでもいいけど「きつねのごとく狡猾にして」の「きつね」が終盤は漢字で訳されるようになってたよね -- 名無しさん (2020-08-07 13:59:10)
- ↑3 何それ!? -- 名無しさん (2020-08-07 14:54:26)
- 最初に「四人の歌姫」計画読んだ時はかなり興奮したな。 -- 名無しさん (2020-08-07 15:49:21)
- ちなみにネズミの街はかつての姿ヒラはアディンが連合軍を率いて影の大王の軍勢と戦いベルトを完成させた勝利した場所でもある…どれだけ陰湿なんだコイツ -- 名無しさん (2020-08-07 19:08:32)
- 不死というか時間のスケールが違う所を最大限に活かしてくるからタチが悪いよな。正攻法では破れないとはいえ数百年かけて敵を堕落させるとか気が長すぎる... -- 名無しさん (2020-08-07 19:48:20)
- デルトラ王国を征服したがってた理由が、軍艦の出入りに理想的な波静かな海岸と地中に眠る鉱物の数々だっていうのが、割と現実的な理由で意外だった -- 名無しさん (2020-08-07 19:51:21)
- 卵ガチャでドラゴン引けなかったけどそれはそれとして怪物にする人 -- 名無しさん (2020-08-07 20:38:34)
- ↑ 名ブリーダーでしたね -- 名無しさん (2020-08-07 21:02:08)
- 今更だがこいつは殺せる手段があるのだろうか?文字通り何百年も何千年も生きているし……。 -- 名無しさん (2020-08-07 21:12:36)
- ↑むしろもう“死ねない“域に達してるんじゃないかな。 勇者ライシリーズで判明した経歴と合わせて若いころから敗北に敗北を重ねまくってるよ、この御仁。判明している限りピラを滅ぼしたのが最初で最後の勝利だからね? もういっそ安らかな眠りについたほうが楽なんとちゃうかな -- 名無しさん (2020-08-07 21:20:59)
- 結局シリーズ通してもこいつ自体は倒せなかったのが歯痒い -- 名無しさん (2020-08-07 23:38:18)
- グレイ・グーか… -- 名無しさん (2020-08-08 08:29:13)
- 最近デルトラクエスト関連の記事出来てる影響でまた読み返したくなってきた -- 名無しさん (2020-08-09 10:36:44)
- 七つの宝石の番人のうち、リア、ソルディーン(というかテーガン)、ゲリック、いましめの谷の番人は手下と明記されてるけど、残りの連中はどうなんだろう。特にゴールはずっと外の世界を知らずにいたっぽいし -- 名無しさん (2020-08-09 18:44:29)
- ↑魔物の洞窟の大ナメクジのグルーは、昔自分を拾ってくれた女の子の墓が洞窟の中にあるからそれを守りたかっただけなんだってさ -- 名無しさん (2020-08-09 18:58:53)
- うごめく砂の大いなる意志は影の大王関係なくあの土地のシステム的な存在だしな -- 名無しさん (2020-08-09 19:53:20)
- 骸骨山のグラナスも影の大王が来る前よりいたはず -- 名無しさん (2020-08-09 20:41:22)
- というかデルトラは影の大王関係なしに殺意の高い生物が多い -- 名無しさん (2020-08-10 00:15:00)
- 元々が竜の地と呼ばれてたくらいだから人間がおまけな感じの魔境だったのかもしれない -- 名無しさん (2020-08-10 03:44:38)
- 児童誌のボスにしてはやることが終始えげつなかった。しかも結局リーフ達ですら影の王国にも大王にもほぼダメージを与えられなかった -- 名無しさん (2020-08-12 02:25:03)
- ざっくりとした序列としてはこんな感じなのかな 影の大王>ファロー>テーガン>宝石を番人の魔物>影の憲兵・オル>手先の人間(ネズヌクなど) -- 名無しさん (2020-08-17 02:10:32)
- ↑四人の歌姫の番人は? -- 名無しさん (2020-08-17 02:29:23)
- ↑第3部の頃にはもう憲兵もオルも居ないから何ともだけど、歌姫の計画の内訳からしてそこまで重要視はされてなさそうだなあと。あとデインは普通のオルより格上か -- 名無しさん (2020-08-17 22:27:26)
- 久しぶりに全巻読み直したらエボルトを思い出した -- 名無しさん (2020-08-17 23:29:35)
- 昔の主席顧問官に言われた通りに歌姫の地図を抹消しとけば負けずに済んだのに -- 名無しさん (2020-08-20 20:09:19)
- 千年生きるアクババがまだ寿命を迎えてないから千歳行ってないのは確か。アクババ発見したのはまだ人間だった頃だし -- 名無しさん (2020-09-01 21:30:52)
- コイツに対抗するために必要なのは一代限りの英雄じゃなくて優れた政治システムなんだろうな -- 名無しさん (2021-05-08 19:07:49)
- 水晶越しにリーフにネチネチ嫌み浴びせてるの元人間らしくて好き -- 名無しさん (2021-09-07 11:49:13)
- 四人の歌姫計画は性格の悪さが滲み出てる -- 名無しさん (2021-09-08 10:44:36)
- 徹底した策士で表舞台にも出て来ず倒されもしない、創作物でもあんまりいないタイプのボスキャラだと思う -- 名無しさん (2021-09-14 21:27:51)
- ヤプール並みにしつこくたちが悪い… -- さ (2021-09-14 21:55:57)
- こいつって恐らく肉体と呼べるものも寿命すらもない、ただひたすらに「悪意だけの存在」なんじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2021-09-15 01:06:49)
- 意外と部下からの人望はある -- 名無しさん (2021-09-15 21:38:38)
- ↑デインやロルフなんかは忠誠心が強そうだったし、パフも見捨てられたのは自分が悪いから仕方無いという感じの物言いだったからな。ファローは内心反抗心を募らせてたけど -- 名無しさん (2021-09-30 12:21:44)
- ↑そういう風に作っただろうから 影の憲兵達も廃棄されても責務果たそうとしててやべえと思った -- 名無しさん (2021-12-18 20:46:15)
- 主人公がとうとう最後まで決着をつけることができなかった最大の脅威。ぶっちゃけデルトラを奪還しても影の王国から国民を連れ帰っても歌姫計画を阻止して食糧危機を救ってもリーフ達はコイツの仕掛けた策を必死に打ち破っただけであってデルトラのベルトがあるとはいえ未だ脅威は健在だから全然『めでたしめでたし』じゃないという。リーフ達がデルトラに真の平和を取り戻すために決着をつける第4シーズンとか読んでみたいけどシリーズ通してまともにダメージ食らった描写がないからそもそも殺せるのかすら怪しい。ピラの笛だってリーフが正式な演奏者でなかったことを差し引いてもたった数秒抑え込むのが精々だったのに笛長が吹いたところで抑え込める時間が少し伸びる程度な気がするし、ホームグラウンドでは強すぎて倒しようがない。デルトラのベルトもデルトラ国内でしか効果がないし、できても撃退止まりで殺すことはできない。 -- 名無しさん (2021-12-18 21:24:52)
- ↑ 間違いなく『デルトラ・クエスト』の元凶にして黒幕なんだけど、『強すぎて殺せない』から『ラスボス』にはなり得ないキャラ。ジョジョのカーズ様みたいに殺せることは必ずしもラスボスとして必須じゃないけどコイツの場合殺せもしないし、かと言って追い払うことすらできないから『作中で最大の脅威が除去も弱体化も出来ずエンディング後もそのままあり続ける』という下手すればリーフの子孫の代になってリーフ達がしてきたことを全て無駄にしかねない可能性がある。 -- 名無しさん (2021-12-18 21:46:38)
- デルトラ一つを乗っ取るのに何百年もかけるくらいなら、先にデルトラ以外の国を支配して戦力増やした方がいいんじゃね?って思ったこともあるけど、海外に遠征するにはデルトラの資源や海岸を先に押さえておかないと厳しいという辛い立場。 -- 名無しさん (2022-03-02 23:22:46)
- デルトラ乗っ取った後は、軍艦の出入りに理想的な波静かな海岸から他の国に遠征送ろうとしてたみたいだけど、最終目標は結局は世界征服? -- 名無しさん (2022-06-28 20:30:14)
- ダレン・シャンのタイニーといいコイツといい海外の児童小説のラスボスってどんだけ策士なんだ -- 名無しさん (2022-07-30 08:10:15)
- 紫バックの黒文字めちゃくちゃ読みにくくて全部反転したわw -- 名無しさん (2023-01-24 03:29:46)
- ↑2 それに比べてヴォルデモートは… -- 名無しさん (2024-01-11 00:13:29)
- 数少ない失敗が影の憲兵を用済みとして処分しちゃった事かな。物事を何歩も先まで考えて準備する癖が悪い方向に作用した -- 名無しさん (2024-01-11 00:26:41)
#comment(striction)
*2 奇しくもリーフの17歳の誕生日であり、旅立ってからちょうど一年経った日だった。
*3 死亡したかどうかは不明。
*4 ただし寄生された人間は片足が不自由になったり声を発せなくなったりするなど体のどこかに異常を伴うという副作用がある。最終的にはこの欠点を解消した完成版の寄生虫が大量に作られた。
*5 しかしこの際怪物が消えた後に残った強大な魔力を手にしたことで、邪悪な魔法使いが後に人ならざるもの(影の大王)へと変化するきっかけになった。
*6 デルと「影の門」、「竜の巣」と「死の島」を直線で結んだ時に線が交差する場所。かつてオパールの番人である大蛇リアが支配していたネズミの街。影の大王が街の管理者として送り込んだ「ネズヌク」と呼ばれる者達を使って街の住人を追い出したのは、この計画に適した場所を手に入れるためでもあった。
*7 死肉を喰らい千年生きると言われる怪鳥。元々は、人なりし頃の影の大王が偶然見つけた卵から孵った幼鳥であり、当時影の大王は戦力として竜を本来は欲していたのだが、代わりに手に入ったアクババの潜在能力に目を付けて恐るべき使い魔へと育て上げた。
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