登録日:2020/06/24 (水) 00:33:47
更新日:2024/05/20 Mon 11:06:32NEW!
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それは、聖なる力に目覚めた青年の物語…。
コンドームバトラー ゴローとは、オカモトラバーズ研究所Webサイトで公開されたアニメ作品。
概要
2020年6月12日に無料公開された。6月12日は「恋人の日」であり、ある意味コンドームと重要な関係となる日でもある。
オカモトラバーズ研究所が、コンドームに関する使用方法について啓発することを目的に制作した作品である。
コンドームのリテラシーを伝えるコンテンツの会議の中で出た「我々の使命は、コンドームの正しい使い方を伝えていくことだ。誤った情報との戦いだ」という上司の一言をヒントとし、「戦い」の部分が残って本作に至った。
作品のジャンルは「本格SFバトルアクションエンターテイメントヒューマンアクションアニメ」…詰め込みすぎである。
コンドームバトラーという作品のテーマは「愛、勇気、正義、そして愛」とのことらしい。
全56話が制作されたとの事だが、諸々の事情で第1話、19話、45話、56話をダイジェストに編集した作品を公開しているという背景設定になっている。
他作品で例えるならば、仮面ライダーシリーズの『RIDER TIME 仮面ライダーシノビ』の設定に近い*1。
そのため、実質的には全4話の短編作品として納まっている。
アニメ内容は全体的にふざけたノリで下ネタが多く、作画も非常に安作りな雰囲気の脱力系作品。
一方でコンドームの知識の普及を目的としているだけあって、コンドームに関しては割とちゃんと説明されているなど教育的要素も強い。
作中で使用されているテーマ曲は『行くぜ、コンドームバトラー ゴロー』。OP風のミュージックビデオも公開されている。
ストーリー
小さな村に住んでいた青年・ゴローは、空き地で伝説のコンドームを発見する。
開けられる訳がないと思っていたゴローだったが、運命に引き寄せられるように「コンドームバトラー」としての聖なる力を授かることになる。
時に友と力を合わせながら、そして時に師から教えを受けながら、コンドームの装着スキルや知識を武器に、様々な敵との戦いに挑む。
壮絶なバトルの先に、ゴローたちがたどり着いた真実とは…。
登場人物
- ゴロー
CV:宮島えみ
本作の主人公の青年。容姿や服装は見るからに子供向け作品の少年っぽいノリだが、年齢は24歳。
目の下にはコテ線と呼ばれるギザギザ線がある辺り、多分某ポケモントレーナーが元ネタの一つ。
素直で心根のまっすぐな青年だが、少しおっちょこちょい。
コンドームに触ったことすらなかったが、ある日伝説のコンドームを開けたことによってコンドームバトラーとなる。
物語の当初は、人と戦うのをためらって自信がなさそうな発言をすることもあったが、徐々にコンドームバトラーとしての責任と自覚を持つようになった。
プレースタイルは基本に忠実なオールラウンダータイプだが、ここ一番の集中力と閃きで大逆転の一手を出すことがある。
使用するコンドームは主に0.01ミリで、状況に応じて幅広く使う。
- ハヤト
主人公の親友。8人兄弟の2番目で、面倒見の良いお調子者。ゴローと同年齢。
バトル解説キャラ的なポジションを担っており、敵の敗因を分析して喋りだすのが定番の流れ。
当初はゴローのサポート役をしていたが、やがてゴローに触発されて自身もコンドームライセンスに挑むことを決意する。
特徴的な髪型をしているが、解説の最中に伸びるという性質を発揮するようになり、終盤にはとんでもなく長髪となっていた。
親友であるはずのゴローやミクにも内心では髪型が変だと思われている模様。
プレースタイルは自身の名前に反して、耐久重視。
極厚タイプを使っているが、誰も理由を察して触れることはない。予備には1枚だけBIG BOYを入れている。
第2話のサブタイトルが「ハヤト、逝く」となっているのでいきなり死にかけているようだが、後の話を見るに無事だったらしい。
- ミク
主人公の幼馴染の女性でマドンナ的存在。年齢は23歳。
年の離れた兄がおり、将来を嘱望されたコンドームバトラーであったが、シットリ服部に大敗した末に大怪我を負って引退している。
ゴローがコンドームバトラーになるのに反対していたことは、この兄の悲劇が原因である。
ゴローには異性として気があるようだが、ゴローはそれに気が付いていないので半ば呆れ気味。
コンドームバトラーとしてのプレースタイルは、堅実守備型タイプ。
可愛らしいデザインのものを使用するが、弱点である装着スピードの遅さをカバーするために、リボンを引っ張って装着するタイプも用いる。
- ゴムシナイ伯爵
仮面をかぶった謎の男。コンドームバトラーとなったゴローの様子をモニターで監視していた。
最終話で激突するが、コンドームを付けずにコンドームバトルをしていたようで、本人曰く「私はもはや何も感じないのだ!」とのこと。
最終的にはゴローを庇う形で柱の下敷きとなるが、その正体はゴローが勝手に死んでいたと思っていた父親。
コンドームマスターとしてどんな時もコンドームを付けていたが、25年前のある日にゴローを授かるためにコンドームを使用しなかったことを告白した。
柱の下敷きになった上に建物が崩壊しかけていたことで、最終的にゴロー達は泣く泣く置いて行くことになった。
- 嵐坊
オナ中の構成員の男性。モヒカンが特徴的で某世紀末作品に出てきそうな容姿をしている。通称「コンドーム狩りの嵐坊」。
コンドームバトラーだがコンドーム狩りを行っており、コンドームの2枚重ねによって13時間にも及ぶ持続時間を手にした。
しかし、コンドームの2枚重ねは摩擦を起こす間違えた使い方であり、結果としてコンドームが破けたことで撃破された。
シットリ服部の先輩でもあり、彼をパンを買わせるパシリとして見ている。
- レオ
ハイレグを着用した姿が印象的なコンドームバトラーの男性。通称「ノーコンドームのレオ」。
第19話のサバイバル試験にてゴローと対面し、公式の相関図ではライバルとされている。
「プロはギリギリになってからコンドームをセットする」という思考を持っており、試験ですぐにコンドームをセットしたゴローを嘲笑した。
しかし、すぐに着用しなかったことが仇となって、サバイバル試験の難所である「性感染症の森」の影響を受けて性感染症となり、撃破された。
ちなみに相関図を見ると、ゴローに対してハートの矢印が向いている…んっ!?
- シットリ服部
ミクの因縁の相手でもあるコンドームバトラーの男性…だがオカマっぽい。オナ中の構成員であり、通称「保湿魔のシットリ服部」。
両肩にハンドクリームを付けているなど保湿を大事にしているが、これはカサついた手でコンドームに傷をつけないためでもあるようだ。
魂道武選手権大会にてミクを撃破した直後にゴローと激突し、彼に奥義の仕様を決意させる程の強さを持つ。
しかし、ハンドクリームを使用したことによる油分でコンドームが破れてしまい、ゴローが奥義を使う前に撃破となった。
公式の相関図によると、ミクに対して好意を抱いていた模様。
- オロチ兄弟
オナ中の構成員であるコンドームバトラーの男性二人組の兄弟。恐らく元ネタは『幽☆遊☆白書』の戸愚呂兄弟。
シットリ服部の撃破後にゴローの目の前に現れたが、彼らの戦闘シーンは描かれていないため詳細は不明。
第46話のサブタイトル「絶体絶命、サイズ違いの罠」から察するに、サイズ違いのコンドームでゴローを窮地に陥れたらしい。
嵐坊の先輩でもあり、彼をパンを買わせるパシリとして見ている。
- コンドーム師匠
プロライセンス試験を突破したゴローを見守っていたコンドームマスターと呼ばれる生物。
ゴローの師匠だが、ゴローの父とも師弟関係にあった。
- コンドーム仙人
魂道武選手権大会を観戦していた人物。コンドーム師匠のライバルという設定らしいが、容姿は酷似している。
レオの師匠だったようだが、何らかの理由で破門したようだ。
用語
◇コンドームバトラー
コンドームを装着して戦う者。コンドームを開くことでコンドーム型の鎧を装着して変身する。
腕にある装置にコンドームを収納するようで、その装置も各自デザインが異なる独自の仕様となっている。
肉弾戦をするのかと思いきや、装置でコンドームの袋を回転させながらぶつけるというベイブレードみたいなバトルをしたりもする。
プロライセンス試験の存在があることから読み取るに、プロの概念がある模様。
◇コンドームプロライセンス試験
名前から察するに、コンドームバトラーを目指す際に必要なコンドームライセンスを貰うための試験。
第19話で描かれた試験は2次試験であるため、複数回の試験が用意されている模様。
二つ目の試験を行っていた森は「性感染症の森」と呼ばれる非常に危険な地域であり、コンドームをちゃんと装着していないと突破できない。
恐らく元ネタは『HUNTER×HUNTER』のプロハンターライセンス授与試験。
◇魂道武選手権大会
第45話で描かれていた大会。コンドームバトラーが激突するトーナメント大会のようだ。
大多数の観客を収容可能なドームで行っているが、ドームの天井部分がコンドームを模したデザインで柔らかい性質なのが特徴。
◇オナ中
相関図のみで語られた組織。嵐坊、シットリ服部、オロチ兄弟などのコンドームバトラーが所属している。
後輩であるメンバーをパンを買わせるパシリとして扱う風潮があるようで、上下関係としてはオロチ兄弟>嵐坊>シットリ服部。
次回予告の映像的にはゴムシナイ伯爵が率いている組織かと思いきや、相関図を見るにそうでもない模様(オロチ兄弟とゴムシナイ伯爵の家が近所という程度の関係)。
◇コンドームパワー
相関図のみで語られた概念。コンドーム師匠やコンドーム仙人と共にある存在らしい。
余談
本作の主人公・ゴロー役を担当した声優の宮島えみは、自身のTwitterにて「こんなにコンドーム連呼したのは初めてだよ」と振り返っている。
追記・修正はコンドームバトラーになってからお願いします。
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▷ コメント欄
- HUNTER×HUNTERの戸愚呂兄弟…? -- 名無しさん (2020-06-24 00:52:36)
- タイトルは絶対バーコードバトラーのパロディで上連雀三平が何か悪ノリしそうな予感がしてならないw -- 名無しさん (2020-06-24 03:11:00)
- つボイノリオの『怪傑黒頭巾』を少し真面目にしたような感じかね -- 名無しさん (2020-06-24 07:08:40)
- 敵が自滅してばっかでゴローとどめさせてねぇ...。 -- 名無しさん (2020-06-24 21:12:18)
- シノビの説明いる? -- 名無しさん (2020-06-24 22:12:15)
- シノビはわかりやすいけど急に?とはなった -- 名無しさん (2020-06-25 09:44:30)
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