登録日:2019/11/22 Fri 09:38:35
更新日:2024/05/13 Mon 11:20:45NEW!
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負けると不機嫌になるからね……。
ま、あたしが負けるわけ無いけど!
出典:ポケットモンスター、99話『スパイクタウンのマリィ!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
「マリィ」とはゲーム『ポケットモンスター ソード・シールド』の登場人物である。
CV:小倉唯(アニポケ)、石川由依(『薄明の翼』)、田村ゆかり(『ポケモンマスターズ』)
概要
本作におけるライバルキャラクターの1人である少女。
一人称は「あたし」、もしくは「マリィ」。主人公のことは、「あんた」と呼ぶ*1。
剃り込みの入った黒髪ツインテールにピンクのミニ丈ワンピース、パンク系のファッションが特徴。
相棒として本作初登場のモルペコを連れている。
故郷はスパイクタウン。ある目的を持ってジムチャレンジャーとなる。
背番号は960。「苦労」の語呂合わせか。
見た目に違わず冷静でクールな性格だが、根は優しく常識人。
主人公のことは良き好敵手と見ているようだが、対抗意識を剥き出しにして突っ掛かるでもなく、かと言って冷たくするでもなく、普通に接している。
ライバルだからと馴れ合いを好まないところはあるものの、別に敵対心を見せてくるわけではない。
だが、時折本音が出てしまうと……
「あたしも パワーアップ したけんね! あんたに ぜーんぶ ぶつけるからッ!」
まさかの博多弁。(いや、正確にはホウエン弁と言うべきか。)
これにやられたプレイヤーも多いと思われる。
もしかしたら、両親か祖父母がホウエン地方の出身なのかもしれない。
その容姿と冷静な試合運びから、「エール団」という謎の組織から応援されており、彼らからは「お嬢」と呼ばれている。舎弟かな……?
だが、マリィは団員らの応援は確かに心強く思っているものの、他のトレーナーへの妨害行為など度が過ぎる行動にはやや迷惑しており、
諌めて止めさせている他、迷惑を被った相手に対しては彼らに代わって自ら謝罪しているなど、良識に溢れたとてもいい子。
なおエール団以外にもファンはいるようで、シュートシティの女性NPCは「マリィにサインしてもらえた」と嬉しそうに語っている。
モンスターボールはダークボールを使う。
ちなみに短いスカートであるにもかかわらず、野球のピッチングのような豪快なフォームで投げる。
以下、ネタバレ注意
実はスパイクタウンジムリーダーであるネズの妹。
彼のことは「アニキ」と呼んでおり、兄妹仲は良い。
エール団も過去作のような悪の組織の系列ではなく、この町のジムトレーナー達だった。
寂れていくスパイクタウンの現状を憂えていた彼らは、「マリィがチャンピオンになれば町興しになる」と考え、
他のトレーナーへの妨害工作を行っていたのだ。
マリィ自身はそのことをよく知らなかった様子だったが、物語中盤で団員らが故郷のスパイクタウンの入り口に続くシャッターを閉じたのを見て全てを悟る。
そしてエール団に説教した後、そのお詫びとして主人公に兄への挑戦権を譲るのだった*2。
「しぇからしか!!」*3
2人のバトルを見届けた後、ネズからジムリーダーの座を譲られるがマリィは辞退。
改めてチャンピオンになることを決意し、自らも兄に挑むのだった。
そして、シュートシティのポケモンリーグで再会、セミファイナルトーナメントの初戦で主人公と対決することとなる。
その後、ガラル地方を揺るがす真の危機に立ち向かうこととなった主人公らに、兄やエール団と共に協力。バトル中も応援でこちらのステータスを上げてくれる。
彼女にここまで応援されたらやる気が出るに決まっている!
ちなみにリーグカードによると「幼い頃は泣き虫だったが、兄からもらったモルペコと遊ぶうちに前向きな性格になりポケモンバトルの才能も伸ばしていった」ということが明かされている。
また「一度怒り出すとなかなか止まらないらしい」とも。
手持ちポケモン
★一戦目(エンジンシティ スボミーイン)
- グレッグル♀ Lv.24
- ズルッグ ♀ Lv.24
- モルペコ ♀ Lv.26
★二戦目(9番道路 スパイクタウン裏口)
★三戦目(セミファイナルトーナメント 第一回戦)
- レパルダス♀ Lv.47
- ズルズキン♀ Lv.47
- ドクロッグ♀ Lv.47
- モルペコ ♀ Lv.48
- オーロンゲ♂ LV.49〈キョダイマックス〉
★エンディング後(チャンピオンカップ再戦 or スパイクタウン)
- レパルダス♀ Lv.59
- ドクロッグ♀ Lv.59
- ズルズキン♀ Lv.59
- モルペコ ♀ Lv.60
- オーロンゲ♂ Lv.60〈キョダイマックス*4〉
★ガラルスタートーナメント
- モルペコ ♀ Lv.73
- ズルズキン♀ Lv.72
- オーロンゲ♂ Lv.74〈キョダイマックス〉
★ガラルスタートーナメント 初回挑戦後(チャンピオンカップ再戦 or スパイクタウン)
- レパルダス♀ Lv.72
- ドクロッグ♀ Lv.72
- ズルズキン♀ Lv.72
- モルペコ ♀ Lv.73
- オーロンゲ♂ Lv.74〈キョダイマックス*5〉
兄の影響か、手持ちはドクロッグを除いてあくタイプが入っている。
エースはモルペコだが、セミファイナルトーナメント以降ではオーロンゲが増えており、シュートシティで戦うときは彼をキョダイマックスさせてくる。
エンディング後は正式にジムリーダーを継いでおり、チャンピオンカップ再戦ではジムリーダー名義で出場してくる。
別格扱いのダンデ・ホップ、相性で不利なサイトウ・ビートに勝つことは無いが、それ以外の相手ならば誰相手でも勝つ可能性があり、キバナを下す場合もある。
同じくエンディング後、スパイクタウンのバトルコートでジムリーダーになったマリィと1日1回バトルを行うことができる。
スパイクタウンはダイマックスが使えないため、道場でのバトル時と同様に切り札は原則として固定されない。
本人は「ダイマックスが使えなくてもバトルの楽しさを伝えていきたい」と語っており、
スパイクタウンではジムリーダーとして兄のやり方を踏襲して盛り上げていくつもりらしい。
ガラルスタートーナメントでは、ホップ同様最初からパートナーに選べる。
対戦相手としては兄のネズ、ライバルのホップ、新人ジムリーダー繋がりで『ソード』ならクララ、『シールド』ならセイボリー、更にソッドのいずれかとタッグを組んで出場してくる。
ビートとは組まないが、主人公がビートと組んで出場したときにホップ・マリィタッグと当たると、対戦前に「ジムチャレンジを思い出す」という会話が発生する。
マリィ戦のBGMはマリィのテーマ曲のアレンジで、イントロ部分がエール団やネズと同じ。
テーマ曲がガーリッシュな雰囲気を漂わせるものであったのに対し、戦闘BGMの曲調はアップテンポかつ勇壮なものになっている。
エール団によるものか、時々\ハイッ!!/というコールが入ってくることがあり、ポケモンリーグ版ではコールの数がかなり増えてる。
\ハイッ!!/\ハイッ!!/\ハイッ!!/\ハイハイハイハイ!!/
新無印
サトシ、今日はありがとう。
まだまだあたし、負けんからね。
出典:ポケットモンスター、99話『スパイクタウンのマリィ!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
99話に初登場。
ポケモンワールドチャンピオンシップスのハイパークラスの選手としてサトシと対戦する。
エントリーした理由はゲーム同様「スパイクタウンの町興しのため」。
しかしサトシはエール団に嘘の会場を教えられ、スパイクタウンに行き着いたため、シュートシティで待たされる羽目になる。
ネズによって送り届けられたサトシにエール団がいちゃもんをつけるが、「しぇからしか!」と一喝。
その後はゲンガーVSオーロンゲのキョダイマックスを交えたバトルを繰り広げ、接戦の末に敗北。
しかしスパイクタウンの町興しの貢献に成功し、駆けつけたエール団と対戦相手のサトシへの感謝を込めて笑顔で応えた。
指で笑顔を作るシーンは必見(特に剣盾プレイヤー)
『ポケットモンスターSPECIAL』
剣盾編にて登場。ゲームと同じくジムチャレンジャーの一人。初登場はエール団員が彼女を描いたタオルを掲げるという形でのもの。
後にガラル鉱山にて本人も登場するが、ゲーム同様に落ち着いた性格で、盾・シルドミリアのうるささに辟易していた。
Webアニメ『薄明の翼』において
第4話『夕波』にて初登場。
セリフは無かったが、ルリナとソニアがカフェで話すシーンで、背景に一瞬だけ後ろ姿が映った。
第7話『空』では、スパイクタウンでダンデ対キバナの試合をスマホロトムで視聴していた。なお、その近くにはアニキの姿も……。
その後配信された『EXPANSION ~星の祭~』で初めてセリフがあり、スパイクタウンでエール団の応援を受けつつ「あたしらもがんばらんとね!」と意気込みを見せていた。
余談
- 名前の由来はシソ科の植物「ローズマリー」。特にフランス語版では「Rosemary」とそのままの名前になっている。
- 花言葉は『誠実』『記憶』『貞節』『追憶』『思い出』『変わらぬ愛』『あなたは私を蘇らせる』『私を思って』『静かな力強さ』。
- 特にフレンドリーでもないストイック系ライバルという立ち位置のキャラクターで、性別が女性というのは彼女がシリーズ初。
- 馴れ合いを好まない性格ということもあり、他のライバルキャラクターとの絡みは少ない。
- ホップとの絡みは、どちらかと言えば間接的な描写が多い。序盤では「ホップがやけどなおしを分けてくれたので貰った」という趣旨の発言があり、厚意自体は素直に受けている。更にそのやけどなおしは多めに貰っていたため、主人公にもお裾分けしている。終盤のマクロコスモス関係のイベントでもホップとの直接的な会話はほぼ無いが、お互いが明確な協力関係の下に行動している。
- 一方でビートとの絡みはほぼ皆無と言って良いが、チャンピオンカップの決勝を観戦する時、どういうわけかビートの隣の席に座って観戦している描写がある。もっともマリィは必要以上に馴れ合うことを好まないだけであり、成り行きで一緒になるのは全く気にしないので、たまたま遭遇して隣に座ったのだとしても別におかしい話ではない。
- 根が真面目らしいところは、彼女のリーグカードからも読み取れる。他ジムチャレンジャーは、ホップは掌を頭の後ろで組んで笑顔、ビートはユニフォームも着用せず
チャリで来たっぽいポーズでサインまで書いてるが、彼女は無表情でまっすぐ前を見ている、証明写真のようなものになっている。 - ちなみにこの構図は、実はアニキことネズが駆け出しの頃に撮ったリーグカードとそっくりになっている*6。本人達の意図した所ではないだろうが、この点といいダークボールを用いている点といい、やはり兄妹らしさを感じさせるポイントである。
- あまりにもクールすぎて笑顔が無いこと自体は本人もそれなりに気にしているらしい。
実際、殿堂入り後にホテルスボミーインの一室でこっそり表情作りを練習して、「みんなのエールにもっと笑顔で応えたか」とモルペコに語るシーンがある。同年公開の某映画に酷似するシーンがあったため一部ではそれと絡めてネタにされた。
- DLC第一弾『鎧の孤島』にて、ストーリー中で貰える「おしゃれカード」があれば、女主人公限定でマリィの服装や髪型を再現したアイテムがブティック・ヘアサロンに追加され、双子コーデができる。これには一部のファンが歓喜したとか。
- スパイクタウンでの再戦時、背景が何故か初回だけジムのバトルコートで2回目以降は屋内などで使われる汎用背景になる、という不具合があった。
当初は仕様かと思われたが、発売から11ヶ月後に修正が入り、DLC第二弾『冠の雪原』配信時のアップデータを受信すると再戦背景がジムのバトルコートになる。
- ポケモンセンターからは、マリィが背負っているリュックなど関連アイテムが色々発売されている。
- プレミアムバンダイの20分の1スケールフィギュアの高さが77.5ミリメートルであることから逆算すると、実際の身長は155センチ前後と思われる。
- 二次創作などではフル博多弁のキャラで描かれている事もあるが、ゲーム中では基本標準語で、一部興奮した時などにたまに方言が混じる程度。
「あんたの チーム 気持ちよく 追記・修正 させちゃう!」
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*2 この場面で傍らのモブ団員に話しかけると「お嬢の説教めちゃくちゃ長いんですよ……」という話が聞ける。
*3 博多弁(ホウエン弁)で「うるさい」「黙って」。
*4 チャンピオンカップ再戦時のみ
*5 チャンピオンカップ再戦時のみ。
*6 厳密に言えばネズはカメラから目を逸らしているが、それ以外はほぼ同じ。
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