登録日:2019/10/12 (土曜日) 20:28:44
更新日:2024/05/13 Mon 10:40:33NEW!
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シティ あらゐけいいち 漫画 モーニング 講談社 ギャグ 女子大生 洋食屋 アパート 高校 中学 サッカー 日常 商店街 愛すべきバカ達 city 酒屋
その昔 鳥がおった
ある日 寝ながら飛んでいた鳥に悲劇が起こる
地上からロング突起した岩に突き刺さってしまったのだ
岩に突き刺さると石化してしまう病に冒されていた鳥は 突き刺さったまま時代の波をくぐる
ある時代では信仰の対象に ある時代では物置きに
用途を変えながら地域に根付いていった
そして現代――
その鳥と全く関係ない あるCITYのお話。
『CITY(シティ)』とは、あらゐけいいちによる漫画。
週刊モーニングにて2016年〜2021年初頭まで連載された。全13巻。
【概要】
「CITY」という名の街を舞台に、様々なキャラクターが織りなす笑いあり涙ありのギャグ漫画。
その各キャラクターの物語が噛み合わさり、1つの物語になっている。
また、所々に作者の前作『日常』の設定が引き継がれているような描写がある。
【登場人物】
☆モクメセイ荘
木造2階建てのアパート。
- 南雲 美鳥(なぐも みどり)
本作の主人公格。モクメセイ荘に住むモンブラン大学モンブラン学部2年生。
茶色のポニーテールと半袖の青いパーカーが特徴。
身体能力が高くスポーツ万能で、高校時代には部活の助っ人等をこなしており人気者だった。
だが大学デビュー時に何かあったのか、現在はがさつな性格で資金を競馬でスってしまうこともしばしば。
しかし意外とピュアな一面もあり、耳を責められるのに弱い。
資金捻出のために洋食マカベでバイトを始めた。
ちなみに卒業した高校は時定東高校。
- 新倉(にーくら)
モクメセイ荘に住むモンブラン大学1年生。茶色のボブカットが特徴。
主に「にーくら」と呼ばれ、本名は不明。
南雲とは高校時代からの先輩後輩同士で当時は南雲に憧れていたが、現在はすぐ金をたかってくる彼女には失望気味。
常識人ではあるものの、策士な一面もある。
スクーターを所持しており、趣味はカメラ。
- 泉 わこ(いずみ -)
モクメセイ荘に住むモンブラン大学2年生。
青色のセミロングが特徴。よく帽子を被っている。
天然でかなりのマイペース、というか感性が独特ってレベルじゃなくおかしい作中随一の奇人。物事は何事も平均的にこなしている。
当初は単独行動が目立ったが後に南雲やにーくらと知り合い、3人組となった。
- 御婆(おばば)
モクメセイ荘の大家をしている老婆。
ギャグ漫画のテンプレート通りの大家で、家賃を滞納する者には厳しい。
高齢だが戦闘能力は高く、本作最強キャラの一角。
義理の息子は後述の洋食店を経営している。
- 鬼カマボコ
モクメセイ荘に住む漫画家。ベレー帽を被りよく泣いている。
作品は「落胆くん」など。
☆洋食マカベ
南雲のアルバイト先である洋食店。
- 真壁 鶴菱(まかべ つるびし)
洋食マカベ店長、口髭が特徴。
洋食だけでなく、蕎麦や冷やし中華も作れる。
奥さんは考古学者らしく、よく変な発掘品を送ってくる。
多分その奥さんは学生時代挨拶がスラマッパギだったり無敵星人だったりしてた人。
CITY三羽ガラスの1人。
- 真壁 立涌(まかべ たてわく)
真壁家長男。CITY南高校2年。
サッカー部所属だが、店の手伝いが忙しくて補欠止まり。
- 真壁 まつり
真壁家長女、女子中学生。
えっちゃんの親友。
☆安達太良ワイン
真壁家の隣にある酒屋。
- 安達太良博士(あだたらはかせ)
酒屋のご隠居であり発明家。
真壁家にカメラを仕込んでおり、イタズラをして楽しんでいる。
- 安達太良父
安達太良ワイン店主。口髭に丸メガネが特徴。
CITY三羽ガラスの1人。
- 安達太良 達太(あだたら たつた)
安達太良家長男、跡取り。頬の切り傷が特徴。
元サッカー部であり、左足に古傷が残っている。
- 安達太良 かもめ
安達太良家長女。芸能事務所でしあのマネージャーをしている。
おっちょこちょいな性格。
- 安達太良 良太(あだたら りょうた)
安達太良家次男。CITY南高校2年。
クラスメイトのりこのフォローをすることが多い、数々の異名を持つ。
- 安達太良そら・うみ
安達太良家次女。双子の小学生。
よくケンカをしている。
☆CITY南高校
立涌達が通っている高校。
- 泉 りこ
わこの妹で、高校2年生。
よく寝ぼけているが容姿端麗でファンも多い。彼女が微笑めば大抵の男は即堕ちする。
改造・ハッキングなどの特殊技能も持っている。
- CITY南イレブン
同行のサッカー部であるが、エースの笹子源次郎がしょっちゅうケガするため成績は万年最下位。
ちなみに高校サッカーの地区リーグのタイトルが「五目杯」だったりするが、碁石や碁盤を持ち出したりはしない。至って普通のサッカーである。
☆株式会社バナナ・週刊CITY誌編集部
CITYにある出版社、鬼カマボコもここの雑誌で連載を持っている。
- 編集長
バナナの編集長、CITY三羽ガラスの1人。かつては漫画家として活動していた。
- あらまさん
バナナの従業員、実は作者の過去作「ヘルベチカスタンダード」の登場人物でもある。
「あらまっ!」が口癖。
- 轟(とどろき)
バナナの新人。編集担当である鬼カマボコとは仲がいい。
☆その他の人物
- タナベ
資産家の女性、元警察官で足を怪我し引退。
何かと人を表彰したがり、相手を自宅の高い塔へ招待する。
安達太良達太の事が気になる模様。
- 本官
タナベさんに代わって交番の本官となった人。本名は不明。台詞の多くは「はっ」から始まって「であります」で終わる。
わこのポイントカードを渡した際、彼女に感謝されて手を握られた事がきっかけで恋に落ちた模様。
直接表に出すことはないが彼女への想いは非常に強く、作中でりこの微笑みを真正面から受けて堕ちなかった唯一の人物。
その直後に微笑みに敬礼まで合わさってもなお耐え凌ぐ、もはや漢。そんな彼の恋の行く末は果たして…
- 穂高(ほたか)
タナベの執事、タナベの表彰したい相手をチェーンで捕縛する。実は御婆とは学生時代からの縁。
- いい人
和服の男性。よく南雲達に巻き込まれてひどい目にあうが、気にも止めない超いい人。
- 雨飾 えり(あまかざり -)
まつりの親友の女子中学生。通称「えっちゃん」。
近々イギリスに引っ越すらしい。
- 光岳 伸晃(てかりだけ のぶてる)
モンブラン大学の学生にして劇団テカリダケの主催者。
何故か南雲を主役にした劇を作りたいらしく、彼女を勧誘している。
他の劇団員は全て動物。
- 長野原 大介(ながのはら だいすけ)
売れっ子漫画家、「スタジオ唇泥棒」という制作事務所を構えている。
多分学生時代命を燃やしたり魚雷飛びをしたりウッドキューブを持っていたりした人。
彼女が走ればCITYは回る、皆が追記、修正する。
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▷ コメント欄
- 週刊だから前作の比じゃない勢いでコミックスが刊行されていく・・・ -- 名無しさん (2019-10-12 20:30:54)
- 南雲はポニーテールだと思うの -- 名無しさん (2019-10-12 22:06:13)
- 南雲さんが卒業してるのは時定東高校です -- 名無しさん (2019-10-13 21:53:51)
- 伏線が丁寧だからこの手のギャグマンガにしては珍しく読めば読むほど面白いし奥が深い 激烈ムズいとは思うけど4巻、単行本78話、8巻レース編の項目も作られて欲しいなあ -- 名無しさん (2019-10-13 22:04:54)
- 話がまた別の話に影響与えてたりする事が多いから色んな人が暮らしてる街って感じがして大好き 日常もそうだけどCITYってのも秀逸なタイトルな -- 名無しさん (2019-10-14 13:12:05)
- もしかして日常キャラとかいるん? -- 名無しさん (2019-10-15 11:16:48)
- 居るけど一部は相当注意深く見ないとまず気づかない 後々ヒントがごく稀に出てきたりする -- 名無しさん (2019-10-15 15:25:04)
- 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-02-06 23:40:29)
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