小学館漫画賞

ページ名:小学館漫画賞

登録日:2018/12/22 (土曜日) 00:20:12
更新日:2024/03/28 Thu 13:26:42NEW!
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小学館 玉石混淆 漫画 小学館漫画賞 漫画界の歴史 栄誉ある賞 受賞するのは主に自社の作品が多い 他系列の出版社の作品が受賞するのは稀



小学館漫画賞とは、その名の通り、小学館が主催している漫画の賞である。



◆概要


1955年から開始され、毎年様々な漫画作品が受賞している。
受賞の対象となるのは、雑誌等で掲載されている比較的新しい作品や、連載開始から数年経ち、メディアミックス化を果たした作品である。
小学館が主催している漫画の賞である為、基本的には小学館の雑誌に連載されている作品や、
小学館の傘下企業である集英社や白泉社の雑誌に連載されている作品が受賞する事が多く、他系列の出版社の雑誌にて連載されている作品が受賞する事は極めて稀である。
なお、受賞者には賞金100万円とブロンズ像『みのり』が進呈される。


また、候補作品を推薦してくれた読者の皆様には、抽選で100名様に小学館特製オリジナル図書カードが進呈される。


ちなみにこの図書カードには、前年に小学館漫画賞を受賞した作品のキャラクター達が描かれている、大変貴重な物である。
記念品として使わずにとっておくのも良いだろう。


ちなみに発足当初は部門が分けられておらず、1975年になって少年少女部門と青年一般部門に分けられた。
そして1981年に新たに設けられたのが、そう、児童部門である。
それから2年後に少年少女部門が少年部門と少女部門に分けられ、そこから更に20年後、青年一般部門が一般向け部門に改名された。


そして現在に至るのである。


また、ごくまれに審査員特別賞が授与される場合もある。


◆受賞作品一覧
( )内は作者


  • 1955年度

ブウタン(馬場のぼる)


  • 1956年度

おやまのかばちゃん(石田英介)


  • 1957年度

漫画生物学、びいこちゃん(手塚治虫)


  • 1958年度

ちびくろサンボ、しあわせの王子(センバ太郎)


  • 1959年度

こりすのぼっこ(太田じろう)
ぼんこちゃん、フイチンさん(上田としこ)


  • 1960年度

該当なし。


  • 1961年度

サイエンス君の世界旅行(秋玲二)


  • 1962年度

すすめロボケット、てぶくろてっちゃん(藤子・F・不二雄)


  • 1963年度

ファイト先生、ストップ!兄ちゃん(関谷ひさし)


  • 1964年度

おそ松くん(赤塚不二夫)


  • 1965年度

パキちゃんとガン太(前川かずお)


  • 1966年度

該当なし


  • 1967年度

佐武と市補物控、ジュン(石ノ森章太郎)


  • 1968年度

アニマル1、いなかっぺ大将(川崎のぼる)


  • 1969年度

ファイヤー!(水野英子)


  • 1970年度

ギャグおじさん、親バカ天国(秋竜山)
ガラスの城(わたなべまさこ)


  • 1971年度

花いちもんめ(永島慎二)
みなしごハッチ(吉田竜夫)


  • 1972年度

とうちゃんのかわいいおヨメさん、走れ!ボロ(あすなひろし)


  • 1973年度

男どアホウ甲子園、出刃とバット(水島新司)


  • 1974年度

漂流教室(楳図かずお)


  • 1975年度

(※)此処から少年少女部門、青年一般部門に分けられた。


【少年少女部門】
11人いる!、ポーの一族(萩尾望都)


【青年一般部門】
ゴルゴ13(さいとうたかお)


  • 1976年度

【少年少女部門】
がんばれ元気(小山ゆう)
キャプテン、プレイボール(ちばあきお)


【青年一般部門】
あぶさん(水島新司)


  • 1977年度

【少年少女部門】
銀河鉄道999、戦場まんがシリーズ(松本零士)


【青年一般部門】
のたり松太郎(ちばてつや)


  • 1978年度

【少年少女部門】
ダメおやじ(古谷三敏)


【青年一般部門】
浮浪雲(ジョージ秋山)


  • 1979年度

【少年少女部門】
地球へ…、風と木の詩(竹宮恵子)


【青年一般部門】
土佐の一本釣り(青柳裕介)


  • 1980年度

【少年少女部門】
うる星やつら(高橋留美子)


【青年一般部門】
じゃりン子チエ(はるき悦巳)
博多っ子純情、がんがらがん(長谷川法世)


  • 1981年度

(※)この年から新たに児童部門が設けられた。


【児童部門】
ドラえもん(藤子・F・不二雄)


【少年少女部門】
Dr.スランプ(鳥山明)


【青年一般部門】
三丁目の夕日(西岸良平)


【審査員特別賞】
魔物語(小池一夫)


  • 1982年度

【児童部門】
ゲームセンターあらし、こんにちはマイコン(すがやみつる)


【少年少女部門】
みゆき、タッチ(あだち充)


【青年一般部門】
釣りバカ日誌(原作:やまさき十三 画:北見けんいち)


  • 1983年度

(※)この年から少年少女部門が、少年部門と少女部門に分けられた


【児童部門】
パンク・ポンク(たちいりハルコ)


【少年部門】
六三四の剣(村上もとか)


【少女部門】
吉祥天女(吉田秋生)


【青年一般部門】
陽だまりの樹(手塚治虫)


  • 1984年度

【児童部門】
キン肉マン(ゆでたまご)


【少年部門】
ふたり鷹、エリア88(新谷かおる)


【少女部門】
夢の碑(木原敏江)


【青年一般部門】
人間交差点(原作:矢島正雄 画:弘兼憲史)


  • 1985年度

【児童部門】
あさりちゃん(室山まゆみ)


【少年部門】
初恋スキャンダル、とべ!人類Ⅱ(尾瀬あきら)


【少女部門】
前略・ミルクハウス(川原由美子)


【青年一般部門】
ぼっけもん(岩重孝)


  • 1986年度

【児童部門】
がんばれ!キッカーズ(ながいのりあき)


【少年部門】
銀牙ー流れ星 銀ー(高橋よしひろ)


【少女部門】
闇のパープル・アイ(篠原千絵)


【青年一般部門】
美味しんぼ(原作:雁屋哲 画:花咲アキラ)


  • 1987年度

【児童部門】
つるピカハゲ丸(のむらしんぼ)


【少年部門】
ジャストミート(原秀則)


【少女部門】
ボーイフレンド(惣領冬実)


【青年一般部門】
ホテル、マンガ日本経済入門(石ノ森章太郎)


  • 1988年度

【児童部門】
おぼっちゃまくん(小林よしのり)


【少年部門】
B・B(石渡治)


【少女部門】
ファンシィダンス(岡野玲子)


【青年一般部門】
源氏物語(牧美也子)


  • 1989年度

【児童部門】
まりちゃんシリーズ(上原きみこ)


【少年部門】
うっちゃれ五所瓦(なかいま強)


【少女部門】
Papa told me(榛野なな恵)


【青年一般部門】
YAWARA!(浦沢直樹)


  • 1990年度

【児童部門】
あまいぞ!男吾(Moo.念平)


【少年部門】
機動警察パトレイバー(ゆうきまさみ)


【少女部門】
王家の紋章(細川千栄子あんど芙〜みん)
はじめちゃんが一番!(渡辺多恵子)


【青年一般部門】
F(六田登)


  • 1991年度

【児童部門】
炎の闘球児ドッジ弾平(こしたてつひろ)


【少年部門】
うしおととら(藤田和日郎)


【少女部門】
真コール!(藤田和子)


【青年一般部門】
家族の食卓、あすなろ白書(紫門ふみ)


【審査員特別賞】
犬を飼う(谷口ジロー)


  • 1992年度

【児童部門】
YAIBA(青山剛昌)


【少年部門】
GS美神 極楽大作戦!!(椎名高志)


【少女部門】
BASARA(田村由美)


【青年一般部門】
宮本から君へ(新井英樹)
おかみさん(一丸)


  • 1993年度

【児童部門】
ワン・モア・ジャンプ(赤石路代)


【少年部門】
幽☆遊☆白書(冨樫義博)


【少女部門】
薔薇のために(吉村明美)


【青年一般部門】
風の大地(原作:坂田信弘 画:風間鋭二)


  • 1994年度

【児童部門】
おれは男だ!くにおくん(穴久保幸作)


【少年部門】
SLAM DUNK(井上雅彦)


【少女部門】
赤ちゃんと僕(羅川真里茂)


【青年一般部門】
墨攻(森秀樹)


  • 1995年度

【児童部門】
こっちむいて!みい子(おのえりこ)


【少年部門】
MAJOR(満田拓也)


【少女部門】
花より男子(神尾葉子)


【青年一般部門】
ギャラリーフェイク、太郎(細野不二彦)
龍ーRONー(村上もとか)


  • 1996年度

【児童部門】
みどりのマキバオー(つの丸)


【少年部門】
め組の大吾(曽田正人)


【少女部門】
花音(さいとうちほ)


【青年一般部門】
月下の将士(能篠純一)


  • 1997年度

【児童部門】
忍ペンまん丸(いがらしみきお)


【少年部門】
ガンバ!fly high(原作:森末慎二 画:菊田洋之)


【少女部門】
妖しのセレス(渡瀬悠字)


【青年一般部門】
あずみ(小山ゆう)


  • 1998年度

【児童部門】
エンジェルリップ(あらいきよこ)


【少年部門】
ARMS(皆川亮二)


【少女部門】
該当なし


【青年一般部門】
味いちもんめ(原作:あべ善太 画:倉田よしみ)


  • 1999年度

【児童部門】
うちゅう人田中太郎(ながとしやすなり)


【少年部門】
モンキーターン(河合克敏)
ヒカルの碁(原作:ほったゆみ 画:小畑健)


【少女部門】
バラ色の明日(いくえみ綾)


【青年一般部門】
該当なし


【審査員特別賞】
日暮修一(※)1 村松誠(※)2


(※)1……ビッグコミックの表紙イラストに対する功労賞
(※)2……ビッグコミックオリジナルの表紙イラストに対する功労賞


  • 2000年度

【児童部門】
世紀末リーダー伝たけし!(島袋光年)


【少年部門】
名探偵コナン(青山剛昌)
天使な小生意気(西森博之)


【少女部門】
天は赤い河のほとり(篠原千絵)


【青年一般部門】
MONSTER(浦沢直樹)


  • 2001年度

【児童部門】
ぷくぷく天然かいらんばん(竜山さゆり)


【少年部門】
犬夜叉(高橋留美子)


【少女部門】
輝夜姫(清水玲子)
YASHAー夜叉ー(吉田秋生)


【青年一般部門】
赤兵衛(黒鉄ヒロシ)


  • 2002年度

【児童部門】
コロッケ!(樫本学ヴ)


【少年部門】
金色のガッシュ!!(雷句誠)


【少女部門】
NANAーナナー(矢沢あい)
風光る(渡辺多恵子)


【青年一般部門】
20世紀少年(浦沢直樹)


  • 2003年度

(※)この年から『青年一般部門』が『一般向け部門』に改名された。


【児童部門】
ミルモでポン!(篠塚ひろむ)


【少年部門】
焼きたて!!ジャぱん(橋口たかし)
鋼の錬金術師(荒川弘)


【少女部門】
ラブ★コン(中原アヤ)


【一般向け部門】
Dr.コトー診療所(山田貴敏)


  • 2004年度

【児童部門】
絶体絶命でんぢゃらすじーさん(曽山一寿)
ケロロ軍曹(吉崎観音)


【少年部門】
BLEACH(久保帯人)


【少女部門】
砂時計(芦原妃名子)
僕等がいた(小畑友紀)


【一般向け部門】
医龍ーTeam Medical Dragonー(原作:永井明 画:乃木坂太郎)


【審査員特別賞】
こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治)
ゴルゴ13(さいとうたかお)


  • 2005年度

【児童部門】
アニマル横町(前川涼)


【少年部門】
ワイルドライフ(藤崎聖人)


【少女部門】
そんなんじゃねえよ(和泉かねよし)


【一般向け部門】
太陽の黙示録(かわぐちかいじ)
RAINBOWー二舎六房の七人ー(原作:安部譲二 画:柿崎正澄)


  • 2006年度

【児童部門】
きらりん☆レボリューション(中原杏)


【少年部門】
結界師(田辺イエロウ)


【少女部門】
7SEEDS(田村由美)


【一般向け部門】
弁護士のくず(井浦秀夫)


【審査員特別賞】
気まぐれコンセプト(ホイチョイ・プロダクション)


  • 2007年度

【児童部門】
ケシカスくん(村瀬範行)


【少年部門】
ダイヤのA(寺嶋祐二)


【少女部門】
僕の初恋をキミに捧ぐ(青木琴美)


【一般向け部門】
クロサギ(原作:黒丸 画:夏原武)
バンビ~ノ!(せきやてつじ)


  • 2008年度

【児童部門】
ないしょのつぼみ(やぶうち優)


【少年部門】
クロスゲーム(あだち充)


【少女部門】
BLACK BIRD(桜小路かのこ)


【一般向け部門】
岳 みんなの山(石塚真一)


  • 2009年度

【児童部門】
ペンギンの問題(永井ゆうじ)


【少年部門】
SKET DANCE(篠塚健太)


【少女部門】
町でウワサの天狗の子(岩本ナオ)


【一般向け部門】
深夜食道(安倍夜郎)


【審査員特別賞】
東宝株式会社(※)


(※)様々な漫画作品を積極的に実写映画化し、普及と認知に大いに貢献した事に対する功労賞。


  • 2010年度

【児童部門】
夢色パティシエール(松本夏実)


【少年部門】
KING GOLF(佐々木健)


【少女部門】
大奥(よしながふみ)


【一般向け部門】
闇金ウシジマくん(真鍋昌平)
宇宙兄弟(小山宙哉)


  • 2011年度

【児童部門】
イナズマイレブン(やぶのてんや)


【少年部門】
信長協奏曲(石井あゆみ)


【少女部門】
ぴんとこな(嶋木あこ)


【一般向け部門】
坂道のアポロン(小玉ユキ)


  • 2012年度

【児童部門】
怪盗ジョーカー(たかはしひでやす)


【少年部門】
銀の匙 Silver Spoon(荒川弘)


【少女部門】
Piece(芦原妃名子)


【一般向け部門】
アイアムアヒーロー(花沢健吾)


  • 2013年度

【児童部門】
絶叫学級(いしかわえみ)


【少年部門】
マギ(大高忍)


【少女部門】
カノジョはウソを愛し過ぎている(青木琴美)


【一般向け部門】
土竜の唄(高橋のぼる)


【審査員特別賞】
あさりちゃん(室山まゆみ)


  • 2014年度

【児童部門】
妖怪ウォッチ(小西紀行)


【少年部門】
BE BLUES!~青になれ~(田中モトユキ)


【少女部門】
女王の花(和泉かねよし)


【一般向け部門】
アオイホノオ(島本和彦)
あさひなぐ(こざき亜衣)


  • 2015年度

【児童部門】
ウソツキ!ゴクオーくん(吉もと誠)


【少年部門】
ハイキュー!!(古舘春一)


【少女部門】
俺物語!!(原作:河原和音 画:アルコ)


【一般向け部門】
海街Diary(吉田秋生)
Sunny(松本大洋)


  • 2016年度

【児童部門】
いじめ(五十嵐かおる)


【少年部門】
モブサイコ100(ONE)


【少女部門】
37.5℃の涙(椎名チカ)


【一般向け部門】
BLUE GIANT(石塚真一)
重版出来!(松田奈緒子)


【審査員特別賞】
高井研一郎(※)


(※)……1956年にデビューして以来、長年に渡って漫画業界に貢献した事に対する功労賞。


  • 2017年度

【児童部門】
プリプリちぃちゃん!!(篠塚ひろむ)


【少年部門】
約束のネバーランド(原作:白井カイウ 画:出水ぽすか)


【少女部門】
思い、思われ、ふり、ふられ(咲坂伊緒)


【一般向け部門】
空母いぶき(かわぐちかいじ)
恋は雨上がりのように(眉月じゅん)


  • 2018年度

【児童部門】
12歳(まいた菜穂)


【少年部門】
Dr.STONE(原作:稲垣理一郎/作画:Boichi)


【少女部門】
素敵な彼氏(川原和音)


【一般向け部門】
響~小説家になる方法~(柳本光晴)
健康で文化的な最低限度の生活(柏木ハルコ)


  • 2019年度

【児童部門】
ねこ、はじめました(環方このみ)


【少年部門】
舞妓さんちのまかないさん(小山愛子)


【少女部門】
凪のお暇(コナリミサト)


【一般向け部門】
アオアシ(小林有吾)
かぐや様は告らせたい(赤坂アカ)


【審査員特別賞】
スーパーマリオくん(沢田ユキオ)
藤子・F・不二雄プロダクション


  • 2020年度

【児童部門】
デュエル・マスターズ(松本しげのぶ)
ショコラの魔法(みづほ梨乃)


【少年部門】
からかい上手の高木さん(山本崇一朗)
チェンソーマン(藤本タツキ)


【少女部門】
柚木さんちの四兄弟。(藤沢志月)



【一般向け部門】
デッドデッドモーデンズデデデデデストラクション(浅野いにお)
ハコヅメ~交番女子の逆襲~(泰三子)









◆備考


  • 前述の通り小学館が主催している漫画の賞である為、基本的には小学館、並びに傘下企業である集英社や白泉社の作品が受賞する事が多いが、ごくまれに他系列の出版社の作品が受賞する事がある。反面、祥伝社の作品は未だに受賞していないが。

    講談社……フイチンさん、親バカ天国、宮本から君へ、ダイヤのA宇宙兄弟ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜
    光文社……ストップ!兄ちゃん
    KADOKAWA……ケロロ軍曹
    エニックス……忍ペンまん丸鋼の錬金術師
    少年画報社……銀河鉄道999
    秋田書店……王家の紋章、凪のお暇
    学研……漫画生物学

    現在、小学館漫画賞を受賞している他系列の出版社の作品はこれ位である。

  • 現在、小学館漫画賞を受賞しているチャンピオンの作品は、一作もない。
    逆に講談社漫画賞を受賞したチャンピオンの作品はある*1が、ジャンプの作品で講談社漫画賞を受賞した作品は一作もない。

  • ちゃお掲載作品では、ミルモでポン!が唯一講談社漫画賞受賞を果たしたのに対し、なかよしの掲載作品が小学館漫画賞を受賞した事は未だにない。
    私に××しなさい!やさばげぶっ!等が候補作品に挙がった事があるが、いずれも受賞には至らなかった。

  • 現在、小学館漫画賞と講談社漫画賞をW受賞している作品は、20世紀少年、ミルモでポン!、ダイヤのAイナズマイレブン宇宙兄弟、俺物語!!、妖怪ウォッチの七作のみ。

    なお、田中モトユキは、都立!あおい坂高校野球部で講談社漫画賞、BE BLUES!~青になれ~で小学館漫画賞をそれぞれ受賞している為、ある意味此方もW受賞を果たしたと言える。

    他にも、いがらしみきおは忍ペンまん丸で小学館漫画賞を受賞している一方、ぼのぼので講談社漫画賞を受賞しているため、此方もW受賞を果たしたと言える。
    更に言えば、冨樫義博と武内直子は、夫婦でW受賞を果たしたと言っても過言ではない*2

◆こぼれ話


  • ケロロ軍曹が受賞した時、小学館の公式サイトにて『ケロロ将軍』と誤植された(現在は修正済み)。
    それに対し、作者の吉崎観音は、ケロロに戦国武将の格好をさせるというネタイラストを披露した。

  • ダイヤのAが受賞した時、「マガジン掲載作品が初めて小学館漫画賞を受賞した」という事で話題になったが、マガジン掲載作品で小学館漫画賞を受賞した作品は、実は本作が初めてではない。

    1970年に受賞した親バカ天国が、マガジン掲載作品で初めて小学館漫画賞を受賞した作品である。

    この事は講談社側も忘れていたのか、ルポ漫画「もうしませんから」にて、

    宮本記者「小学館漫画賞の歴史の中で、マガジンの作品が選ばれたのは初めてなんだって」
    西本英雄「すげー、まさしく快挙だ。」
    等というやり取りが書かれてしまっていた。
    今からでも「誤りでした」と謝罪した方が良いのでは?



  • 怪盗ジョーカーが講談社漫画賞の候補作品にノミネートされた時、アイアムアヒーローも候補作品としてノミネートされていた。
    最終的にはいずれの作品も受賞を逃してしまったが、2年後、この二作は奇しくも小学館漫画賞を受賞した。

  • 黒子のバスケも怪盗ジョーカー、アイアムアヒーローと同じ時期に講談社漫画賞の候補作品、並びに小学館漫画賞の候補作品にそれぞれ挙がっていたが、二作品とは異なり、惜しくもいずれの賞の受賞を逃してしまった。

  • おぼっちゃまくんが受賞した際、審査員の一人は本作に対し、
    「こんな作品の何処が面白いのか、全く理解できない。来年からは作品の人気面だけでなく、内容の善し悪しなども審査の基準に組み込みたい。」
    と、ややボロクソ気味に発言していた。

    それに対し、作者の小林よしのりは、
    「こんな下品な漫画に賞をくれてやった小学館の度胸に感謝します。」
    と、売り言葉に買い言葉の要領でコメントした。

  • ペンギンの問題が受賞した時、各受賞作品のPVが流れるたのだが、なんとペンギンの問題のPVが流れた際、
    ゴードン渡辺の全裸シーンが出て来てしまった為、会場中に気まずい空気が流れた。
    この時、作者の永井ゆうじは、かなり項垂れていたという。



追記・修正は、小学館漫画賞の受賞作品を読みながらお願いします。


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  • ワイルドライフの作者が「あの作品のことは思い出したくない いい思い出が一つもない」とかブログで話していたが、やっぱ編集との癒着とかあるんかな -- 名無しさん (2018-12-22 00:44:52)
  • ドラゴンボールがとってないのは意外。 -- 名無しさん (2018-12-23 00:02:44)
  • ↑でも同じ作者が描いたDr.スランプは取ったけどね。 それはさておき、さっき小学館の公式サイト見たら、今回講談社からはランウェイで笑って(マガジン)、花野井くんと恋の病(デザート)、そして働く細胞(シリウス)がノミネートされていた。 -- 名無しさん (2018-12-23 00:21:27)
  • ↑3ちょっと上でもう言ってるよ。心配なら撤去を提案するよこっちは -- 名無しさん (2018-12-24 17:52:09)
  • おまけに建主がそのコメントに激同、なんて言ってる。問題大アリとしか言いようがない -- 名無しさん (2018-12-24 17:54:49)
  • 改蔵「・・・思ってませんよ、小学館漫画賞受賞より講談社漫画賞ノミネートのほうが価値があるって」羽美「言ってるじゃん」 -- 名無しさん (2018-12-24 18:51:54)
  • 見た目がおかしい所を全て修正。段落と改行は同時に使うと見た目がおかしくなるのでちゃんとタグ使ってください -- 名無しさん (2020-01-23 11:30:41)

#comment

*1 ブラックジャック、三つ目がとおる、弱虫ペダル、BEASTARSの4作品
*2 夫の冨樫義博は幽☆遊☆白書で小学館漫画賞、妻の武内直子は美少女戦士セーラームーンで講談社漫画賞をそれぞれ受賞している
*3 この時、サンデーとマガジンは共に50周年を迎えていた為

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