空飛ぶ乗り物(RPG)

ページ名:空飛ぶ乗り物_RPG_

登録日:2018/10/29 Mon 22:40:33
更新日:2024/03/26 Tue 11:28:03NEW!
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rpg 飛空艇 ロマン ラーミア ドラゴンクエスト ファイナルファンタジー ゲーム用語 所要時間30分以上の項目 空飛ぶ乗り物 飛行手段 大空はお前のもの



空飛ぶ乗り物とは、永遠のロマンである。



概要

主にRPGにおいて、中盤~終盤における超重要イベントの一つ、それが「空飛ぶ乗り物の入手」である。
基本的に物語の終盤に空飛ぶ乗り物を入手できることが多く、これを入手することでプレイヤーの行動可能範囲が一気に広がる。
具体的には、船では行けない「四方を絶壁で囲まれた島」や「浮遊大陸のような空飛ぶ島」へ行くためのキーアイテムである。
また、ラストダンジョンの侵入の際にも使用する重要な乗り物となっていることが大半である。


この乗り物が手に入ることでいよいよ物語が大詰めを迎えたことをプレイヤーは認識する。
さらに、今までワールドマップ上ではチラっと見えてはいたものの行こうと思っても行けなかった場所にも行けるようになり、圧倒的なワクワク感を得ることになる。
この感動は当時のプレイヤー同士でしか共有できないものだろう。


だが、近年の作品ではマップが3Dになったりいわゆる「ワールドマップ」が搭載されていなかったりして、「自由に動かせる空飛ぶ乗り物」がゲーム内にあまり登場しない傾向にある。
乗り物に乗って空を自由自在にどこまでも飛んで行ける感動を味わった当時のプレイヤーにとって、寂しく思っている人も少なくないだろう。


これら乗り物の飛行原理については「飛行能力」を参照。


以下は、代表的な「空飛ぶ乗り物」が登場するRPGである。(現代の航空機関が登場する作品などは対象外)
※一部、ストーリーのネタバレを含みます。



ドラゴンクエストシリーズ

DQ3から登場。伝統的に、「船を序~中盤で入手→船で行ける場所全てに行くと空飛ぶ乗り物を入手」の流れになっている。
また、一部の作品では「まほうのじゅうたん」や「そらとぶベッド」といった「低空飛行する空飛ぶ乗り物」が登場。こちらは平地や海を越えることはできるものの、森や山などの一部の地形は通り抜けられないので、移動可能範囲は空飛ぶ乗り物に比べて狭い。
船と同じく「ルーラ」を唱えてワープするとなぜかくっついてくる。これは詰み防止の仕様だが、世界観的な原理は不明。


DQ3

  • 不死鳥ラーミア

魔王バラモスの潜む「ネクロゴンド」の地は四方を高い山に囲まれており、通常の乗り物でたどり着くことは不可能である。
よって、バラモスの下にたどり着く唯一の手段、伝説の巨鳥「ラーミア」を復活させるため、6つのオーブを集めるのが中盤のシナリオの肝となっている。
ラーミア復活の際の台詞「おおぞらは おまえのもの」の感動は、ちょっと言葉では言い表せない。まさに「空を制する」感動である。
専用BGM「おおぞらをとぶ」もDQシリーズのみならずゲーム音楽屈指の名曲と名高く、『ストII』や『キングダムハーツ』シリーズ等で知られる作曲家の下村陽子氏は「こんな曲が作れたら、その瞬間死んでもいい」と思うほどの衝撃を受けたという。


……と、物語上のインパクトは抜群なものの、実際の用途は「バラモスの城」と「ギアガの大穴」と「竜の女王の城」にたどり着く以外にないため、ゲーム中の存在感で言うと少々地味な感は否めない。
何せ、オーブ集めの過程でバラモスの城以外のほぼ全ての場所は巡っているはずなので。
「この乗り物を手に入れることで初めて進めることができるサブイベント」の類がないのと、この後物語のメインが下の世界に移行してラーミアの出番が一切なくなるのが影が薄い要因か。
リメイク版ではラーミア復活が商人の町の発展に関わっており、これにより晴れて生贄にした商人が解放される。


DQ4

  • 気球

「ガスのつぼ」というアイテムを入手してリバーサイドで開発してもらえる空飛ぶ乗り物。ガスのつぼのあるエスターク神殿でエスタークを再び眠らせたら回収可能になる。初回の帰還時のみエンカウントがなくなる。
リメイクだとそこではリレミト有効だがガスのつぼを入手するまではリレミト不可と親切な要素があるので大丈夫。
シリーズ中でもぶっちぎりで現代的な乗り物であり、逆に異色。
ファンタジーな力が一切かかわっていない純粋に人間の力だけで作られた空飛ぶ乗り物という意味では、ドラクエシリーズ中唯一無二である(まぁ「ガスのつぼ」の原理が謎なので、その辺にファンタジーな力が働いている可能性は否定できないが)。
馬車ごと持ち運べるなど、かなりとんでもない気球であることは間違いなさそうだが。


ちなみに、馬車の外にいるメンバーをNPC戦闘員だけにして気球に乗ろうとすると詰む
また、地図北西の座標0.0地点に船で向かうとなぜか透明な気球に乗れる*1など、妙に不具合が多い。
いずれもFC版のみで、リメイク版では修正されている。


専用BGMは「のどかな熱気球のたび」は、容量の厳しいFCゲームながら1ループ2分40秒という長さ、後半は怒涛の転調・変拍子ラッシュなどDQシリーズでも屈指の複雑且つ難解な曲。
なおタイトルは熱気球となっているが、本作の気球は上記の通り正確にはガス気球である。


DQ5

  • まほうのじゅうたん

中盤で入手する。低空飛行の為、森や山を抜けられない。「天空城」に向かうのに必要。


  • 天空城

ここに来てまさかの「空飛ぶ城」である。物語序盤から伏線は張られていたとはいえ、まさかの城を個人の乗り物にする発想には驚くほかない。
ちなみにこちらは「ルーラ」でくっついてくることはない。その代わり、これ自体を「ルーラ」の行き先に指定できる。
実質的に任意の場所にルーラポイントを置けるという意味では実は結構便利な乗り物だったりする。
「ボブルの塔」に行く為に必要。なお大神殿のみ山が高すぎて侵入不可。


  • マスタードラゴン

前作でその存在感を発揮していた竜の王がまさかの乗り物扱いである。
持ち運びアイテム「てんくうのベル」で呼び出す形式なので、いちいちマップ上で探さなくてもOKというありがたい仕様。
ただし、ストーリー上の存在感はともかく、ゲーム上の存在感はラーミア以上に空気。
彼の果たすべき役割は「大神殿」への足。以上。他のポイントには全て「天空城」で行けてしまう上、「大神殿」クリア後はそのまま魔界に突入する人が大半なので、一度呼び出したらそれっきりという人も少なくないだろう。
移動速度が天空城より速いのがせめてもの利点か。
PS2版だと遅くなった。DS版では改善。


DQ6

  • そらとぶベッド

「上の世界」……もとい、「夢の世界」で使用可能な乗り物。「クリアベールの町」で手に入る。
低空飛行のため、海や浅瀬を越えることは出来るが、森や山を越えることは出来ない。
見た目は「夢の世界」ならではといったビジュアルで、これが手に入る町でもベッドの噂で持ちきりである。
現実世界での同じ町に住むとある少年が夢見たものであり、最終的に少年は「自由に空を飛ぶことが出来るようになった」ため、主人公たちに譲って貰えることとなる。
寝たきりである彼が「自由に空を飛べる道具」として「そらとぶベッド」を空想していたのは、切ない話である。


なお、下の世界で行われるベストドレッサーコンテストの景品に自由に持ち運べる上どちらの世界でも使える「空飛ぶ絨毯」がある為、割と早々にお役御免になる。


  • ペガサス

物語序盤から専用イベントはあるものの、特にストーリー的な存在感はなかった白馬「ファルシオン」がストーリー終盤でまさかの大変身。一応捕獲直後にファルシオンをペガサスと呼ぶモブキャラがいるが、二周目でもない限り伏線と気付くことはないだろう。
現実世界の「天馬の塔」の石像に触れるとファルシオンがデスタムーアに封印されていた力を取り戻し、「天馬」として復活する。
以降は「てんまのたづな」を使うことで馬車ごと空に飛べるようになり、降りられる陸地ならどこへでも行けるようになる。


実はストーリー上でも「単なる空飛ぶ馬」以上に重要な存在であり、デスタムーアが潜む「はざまの世界」に侵入できる*2唯一無二の存在である。
デスタムーアに封印されていたのもその力を警戒されたがため。
ちなみに、SFC版の頃は狙った地点に降りるのがだいぶ大変な操作性だった*3が、リメイク版では改善された。
プラットフォームを流用したリメイク版Ⅲのラーミアもペガサスと比べると多少改善されている。



DQ7

本作の空飛ぶ絨毯は偽物と本物を取り替えてもらってもらうイベントがあるのだが、PS版ではその本物が使い物にならなくなるバグがある。完全に運なのでもし発生したら泣く泣くリセットになってしまう。


  • 飛空石

「天上の神殿」を完全復活させると、現代で「天上の神殿」中心部に蘇っており、そのまま受け取ることができる。
ちなみに、一度に乗れるのは4人まで。この時点では主人公含め5人の仲間がいるが、そのうち1人はマリベルの家で待機することになる。
ドラクエでは「戦えるパーティー人数に制限がある」ことが定番だが、それにこうやって理屈をつけたのは珍しいかもしれない。


なお、本作では意外と「これでないといけない場所」は少ない。元々「石板」を使って世界を広げていく都合上、「今は行けないが乗り物を手に入れると行ける」場所をわざわざ設定する理由に乏しかったからかもしれない。
また、シリーズでも唯一「空飛ぶ乗り物の後に手に入る乗り物」がある作品(巨大海賊船)。まぁ無理に乗る必要はそんなにないが。
「クリスタルパレス」に向かう際、バーンズ王を乗せてこれで向かうことになるが、断ると駄々をこねる。アンタ何歳だ。


また、NPCのヨハンと乗る事になる。
4人乗りなのにヨハンまで乗せるとかどうなってんだ…


PS版では空飛ぶジャガイモとしか形容できないなんか珍妙な形をしていたが、3DS版ではカッコよくリデザインされた。



DQ8

  • 神鳥のたましい

シリーズでも珍しい持ち運び型の移動手段。「主人公たちが鳥になって空を飛ぶ」という斬新なスタイル。
神鳥「レティス」の子供の魂だったが、卵の状態で妖魔ゲモンにさらわれた上、自爆で道連れにされてしまい、産まれることはかなわなかった。
しかし、魂になっても主人公たちに協力する道を選び、以降飛行手段として活躍してくれる。


世界各地にこれでないと行けない場所が用意されているため、入手したらあちこち回ってみるのはお約束。
また、ストーリー上でも結構印象的に使われており、ゲームとしてもシナリオとしても優遇されている方の飛行手段である。
移動中のBGMは、前述のラーミア同様に「おおぞらをとぶ」。
エンディングでのレティスの発言を踏まえると感慨深いものがあるかもしれない。


なお、最終決戦は空の上で行われるが、流石に鳥に変身したまま戦うわけにはいかなかったためか、こちらはレティスが協力してくれる。


DQ9

  • 天の箱舟

「箱舟」という名前だが、なんと外見は空飛ぶ列車。
物語序盤から登場しているのだが、自由に動かせるようになるのは本編ストーリークリア後とメチャクチャ遅い。
また、車両が長く操作性もよろしくないので、移動手段としての使い勝手はあまりよくない。
呼び出す時はアギロホイッスルを使うことになるが、実はおっさんとの間接キスである。やだー!


ストーリークリア後のやり込み要素の多くはこれを使わないと達成できないため、使用機会は必然的に多くなる。
また、この「天の箱舟」それ自体も結構広く、これに関するクエストも結構多い。


DQ10

  • 飛竜

「竜笛」で呼び出すことができる。
オンラインゲームの都合上、そうやすやすとプレイヤーが空を飛べてはマズイためか、「レンダーシア大陸」上空でしか移動できない。
とはいえ、そこはバージョン2の冒険の舞台全域に等しいため、決して狭いというわけではない。


DQ11

  • あおバチ騎兵/ビーライダー/マッドハニービー/ブラッドポリス

本作の目玉・モンスター乗り物の一つ。全部同系統モンスター。
2Dモードでは空飛ぶ絨毯に近い仕様。3DS版の方が使いやすい。


  • ドラゴンライダー/ガーディアン/ハデスナイト

ダンジョン限定の空飛ぶ絨毯、といえば分かりやすい。
PS4版の方が自由度が高い。クエストで必須だが3DS版では仕様の違いからクエストそのものが消され、Switch版では2Dモードの存在もありクエスト名はそのまま場所が変更された。


  • ウルフドラゴン・強/レジェンドウルフ

DQ11S限定。ユグノア地方・入江の島内かつ限定かつ狼竜の鎧という新装備を装備してないと乗れない。
ドラゴンライダーとアクションは同じだがどのモンスターも弾き飛ばせる。
場所の都合上ワイバーンドッグには乗れない。


  • ケトス

翼の生えた空飛ぶクジラ。「天空のフルート」で呼び出すことができる。
かつて勇者ローシュを乗せて邪神ニズルゼファと戦った英雄でもある。


フルートの音色で復活するのかと思ったら、フルートが釣り竿になって釣り上げられて登場という、シリーズでも類を見ないぶっ飛んだ登場の仕方をする。
異変後船を再回収した後発生するイベントに伏線が張られていた感じだが、何よりラーミアを強く意識している。覚醒後に至っては、BGMが「おおぞらをとぶ」である。
アギロホイッスルと違ってこちらは美少女との数千年越しの、もしくは(見た目だけ)幼女との間接キスとなる。なんだこの差は。


媒体によってだいぶ仕様に差があり、PS4版では着陸地点がかなり限定されるが、3DS版ではそれなりに自由に動ける。また、「3Dモード」と「2Dモード」でも着地点に差が出る。
3Dモードでは神鳥の魂、2Dモードではマスタードラゴンとほぼ同じ仕様。


ドラゴンクエストヒーローズ

  • 空艦バトシエ

空飛ぶ魔法の船。ドラクエシリーズ通じて初めての飛空艇。
仲間の一人で学者のジュリエッタの主導で建造されていたが、動力源が積み込まれていなかったりなどの理由で建造が止まっていたが無事出港し、以降拠点として使われる。


ドラゴンクエストジョーカー3

  • ギガボディ、超ギガボディのモンスターの皆さん

シナリオ終盤、バーチャルコロシアムでSランクライセンスを取得すると可能になるライドシステムの最後の一つ、大空ライドと呼ばれるもの。
クリア前はライセンス取得時に加入するレティスでやることになるが、クリア後は超生配合で好きなモンスターを大型化できるようになる。飛んでる姿がシュールなのもいるけど。


ドラゴンクエストビルダーズ2

  • 風のマント

DQ2本編にも登場した装飾品。
ムササビか忍者ハットリくんのごとく背中に広げることで滑空することができる。
スタミナを消費せずに長距離を高速で移動でき、高所からの転落死も防げるため、前作より大幅に機動力が強化されている。滑空に必要な高所も適当にブロックを積み上げれば作れるし。
弱点は溶岩地帯では一瞬で燃えてしまうため、落下の勢いを殺すことくらいしかできなくなること。
なお、シドーはこれを使わず主人公にしがみつく*4他、空を飛ぶと連れているNPCも一緒に飛ぶ為、みんなで羽ばたく写真を撮ることも可能。


仲間にしたキメラ系モンスターにはぶら下がって飛行することができる。
移動速度では風のマントに劣るものの、スタミナを消費して上昇が可能、かつ上昇中でなければスタミナは
自動回復するため、事実上航続距離に制限がなく、溶岩の上でも飛行可能。


  • 超スーパーカー

破壊天体シドーで主人公が制作した乗り物。当初は普通の4輪車だったが、数々の改良を重ねることで空と海と大地を制覇した万能ビークルへと進化する。
武装は連射が効くレーザー砲の他、破壊神シドーとの決戦ではこれまでに主人公がビルドしてきた恵みの大樹の力、みかがみのこて*5、ミナデイン砲*6が即興で搭載される。
さらに設計図を複製し材料を用意すれば複数台の製造や他の島々への持ち込みも可能になる。ただし一度作ると取り除く方法がないのには注意。
ドラクエシリーズ全体を見渡してもトップクラスに優秀な乗り物だが、弱点はオープントップであるために寒冷地での運用に問題があること、そしてご先祖譲りの5流以下のネーミングである。



ファイナルファンタジーシリーズ

シリーズ伝統の「飛空艇」でおなじみ。
スチームパンクとファンタジーの融合したその独特の存在感は、このシリーズにとってなくてはならないものだろう。
他のシリーズと比べても移動速度が速いのが特徴的。


FF1

国内初の空を飛べるRPG。じつはDQ3のラーミアよりも時代が早い。
そのスピード感は当時のファミコンRPGとしては圧倒的であり、手に入れるだけでワクワクするものがあった。


北半球全体を探索するための必須アイテム(北半球には港がなくて船を停められないので)。ただし平地にしか降りられないため、森に囲まれた場所などに向かう際には徒歩で移動せねばならない。
その反面、入手タイミングも結構早く、「物語のクライマックス」感はあまりないかもしれない。


リメイク版では砂漠を2つに割ってその中から出てくるという豪快な演出が加えられた。
GBA版では追加ダンジョンの中に「フィールド風フロア」があり、なんとそっちでも乗れたりする。
まさかの「ダンジョン内での空飛ぶ乗り物」であり、砂漠から出てくるシーンも何度でも見られる。


FF2

シド開発の旅客輸送用飛空船。その割には異様に頑丈。
ちなみに動力源は「太陽の炎」。


物語中では終盤に瀕死のシドの形見として譲り受ける形となり、パラメキア城への足となる……。
通常でも徒歩の4倍速だが、隠れた仕様としてBボタンを31回押すと、さらに倍速で動けるようになる。
しかも、最初の一歩は低速のままなので位置調整にも手間取らない親切仕様。


FF3

初期作品としては最多の4隻もの飛空艇がプレイヤーの手に渡ることになる。
この作品の飛空艇のみ高度が低く、通常は山を越える事ができない。後述する「インビンシブル」のみ、一時的に高度を上げて山を1つ越える事ができる。


  • シドの飛空艇

カナーンの交易商・シドが使う飛空艇。序盤でいきなりもらえてプレイヤーはびっくりすることになるが、大岩に阻まれているため移動可能な範囲は非常に狭い。
ジンを倒した直後、カズスの鍛冶師・タカにミスリルの船首を付けてもらい大岩を破壊するために突貫して失うことになり二度びっくりすることになる。


  • エンタープライズ

元は海賊船だったが、シドが「時の歯車」を取り付けて改造し、飛行機能を持たせたもの。
船舶から飛空艇に変形するのは驚きである。
地上に降りる機能がないため、海上にしか着水できないというこの手の乗り物としては非常に珍しい特徴を持つ。
その後、砲撃され大破する。以降、主人公たちに海を渡る手段は一切なくなる。


  • ノーチラス

たぶんシリーズ最速の飛空艇。設定上の飛行速度はなんと時速889キロ。ほとんどマッハである。ゲーム内の速度で言えば歩く速度の8倍である。この速度が設定上速度と同じとすると、主人公達の歩く速度も大概になるが。パーマンが飛ぶより速く歩くぞ!?
ダルグ大陸の強風を突っ切って進むために必須の飛空艇だが、あまりにスピードが速すぎて制御が難しいという難点がある。
後にドーガに魔法をかけてもらい、潜水能力を得る事にもなる。


  • インビンシブル

スピードのノーチラスに対し、パワーに特化した巨大飛空艇。最後の空飛ぶ乗り物だけあり専用曲までついてくる。
エンジンをフル駆動させることで一部の高い山を乗り越えることができるが、ダルグ大陸の強風には無力。
内部には各種ショップ(自販機)・ベッド・でぶチョコボスポットが完備されており、拠点としての能力は高い。
おマケ程度だが大砲による援護射撃機能付き。
外観は前作の大戦艦と似ているが、ダンジョンではないので中は狭い。


ちなみに『チョコボレーシング』にも登場するが、あまりにスピードが速すぎて制御ができないという代物。
どう考えても「ノーチラス」と混同されている。


FF4FF4TA

  • エンタープライズ

バロン王国飛空艇団「赤い翼」の次期主力艦として一隻だけ試作建造されていた、シド設計の高速飛空艇。
FF4では物語中盤で入手でき、長らくセシル達の足として活躍する。
ゲームを進めていく上でマグマの上を飛行するための耐熱改造や、浅瀬を航行できるホバー船を懸架する設備の追加等、数々の改装が施された。
FF4TAではバロン王国が謎の少女に攻め落とされて以来、長らく敵に使われるという扱いを受け、空を飛ぶ乗り物の優位性が描かれている。


  • 黒チョコボ

シリーズ初登場の空飛ぶチョコボ。
飛空艇では着陸できない森に降りられるので、FF4では「土のクリスタル」を入手する際に、FF4TAではそれを保護するために必要になる。
野生の黒チョコボを捕獲して乗っているため、もう一度乗ると操作不能で故郷の森に戻ってしまう。
なお裏設定によると、元々は地底に住んでいた空飛ぶデブチョコボという感じの生き物が先祖で、地底のドワーフが乗って大穴を通りアガルトまでやって来た。
その子孫が地上で様々な種類のチョコボに進化していき、黒チョコボ以外は飛ぶ能力が退化してしまったという。


  • ファルコン

ゴルベーザ一味が建造した「赤い翼」主力艦の能力向上版だったのだが、セシル一行にパクられる。なお命名者はエッジ。
「エンタープライズ」よりも少し速い。
後々先端にドリルを装着する改装が施されて、シドの自爆により塞がってしまった大穴を再び崩して通れる万能艦となった。轟天号クロガネかよ
続編のFF4TAではドワーフ王国に譲渡されており、「エンタープライズ」に代わってメイン飛空艇となった。


  • 魔導船

月と青き星を行き来する性能を持つ船。取扱説明書にも書かれているミシディアの伝承で触れられていた。
内部には、本来はギザールの野菜を消費して召喚するアイテム保管キャラであるデブチョコボが常駐していたり、回復場所もある。
続編のFF4TAでは終章における拠点になり、デブチョコボがいなくなった代わりに地下フロアが新設された。
無印のEDでミシディアの入り江に沈んでいたが、TAでゴルベーザとフースーヤの祈りで遠隔操作され月まで無人航行した。



FF5

  • 飛空艇

特に名前のない飛空艇一種類しか登場しないが、空を飛べるし、船にもなるし、潜水機能まで後付けで搭載されている超万能型。
空飛ぶ遺跡やオメガと同じく古代ロンカ人のオーパーツの一つで、三日月島地下の船渠(カタパルト)に隠されていた。
シリーズでも珍しく、特に壊れることなく最後まで同行するし、見せ場も結構あるのだが、名無し。扱いがいいのか悪いのか微妙である。


  • 黒チョコボ

前作から引き続き登場した空飛ぶチョコボ。
入手後比較的すぐに飛空艇を入手するため、活躍する機会は少ないものの、第三世界では飛空艇では着陸できない森に降りられるので出番は十分に残されている。


  • 飛竜

飛空艇入手以前に飛竜に乗って移動するシーンもあるが、あまり活躍期間は長くない。山越えられないし。
第二世界にも別個体の飛竜が登場する。こちらは飛空艇がないのでメイン乗り物としてお世話になる。


なお、これらの空飛ぶ乗り物全般に言えるが、ダンジョンの入口に着地すると詰む*7


FF6

  • ブラックジャック

シリーズ初の三次元操縦が可能な機体。内部には回復施設や道具屋などが充実している。
元はセッツァーの持ち物で、シドが一切かかわっていない珍しい飛空艇。
本作の飛空艇は、機械工学の発達したフィガロや、軍事大国ガストラでさえ持っていないオーバーテクノロジーであり、
こんな代物を誰がどうやって作ったのか、一切語られない謎多き存在である。
その後、世界崩壊の余波で大破し以降乗り物としては使えなくなる。


割と序盤から登場するが、実は寄り道せずにシナリオを進めると自由に操作できる期間はほとんどない
ちなみにカジノも存在するが、大破するまでずっと閉鎖中で遊ぶ事はできない。


  • ファルコン

上記「ブラックジャック」と最速を競い合っていたセッツァーの友人ダリルの飛空艇。しかし、負け知らずだったらしい。
その原因は徹底的に無駄を削ぎ落した内装にあるのかもしれない。なんと回復施設すらないという非常にそっけない内装になっている。
そのため、純粋な施設としての利用価値は「ブラックジャック」より相当劣る。


このファルコン号の復活イベントは、FF6屈指の名イベントと名高い。
そして一部だが上空を飛来する魔物が存在するため、乗っていても安心できるとは限らない。


FF7

  • ハイウインド

ベアメタル基調の塗装でノーズアートに水着の姉ちゃんという、今までとはだいぶ方向性の違う飛空艇。
元は神羅が建造・保有した飛空艇だったが、元船長のシドの説得によりパイロットごと離反し、以後クラウド一行の移動手段となった。なお、動力は魔晄エネルギー。
船内にショップなどの設備は持たないが、チョコボ房を備えているためチョコボに騎乗したままの乗降が可能。
シドが居なくなっていた間にかなり改装されていたらしく、プロペラ推進からジェット推進に切り替えることが出来たり、緊急脱出機構があったりと芸達者な船。
武装も搭載しており、シドが作中で使うリミット技「ハイウインド」は上空のハイウインドに命じて敵を爆撃させるというものになっている。
スマブラではステージ『北の大空洞』に登場しているが、ご丁寧にも突入時と脱出時で形態が違うという妙な再現も。スマ知識にも取り上げられている。


ハイウインドのパイロットは特に名前のないモブだが、妙に存在感がある。


FF8

  • バラムガーデン

物語中盤、スコールたちが在籍する学園がダイナミックに浮上、ホバー移動する基地として運用される。ガーデンを動かすほどの男になれてよかったね!
陸地と海を自由に移動できるが、上陸は砂浜限定だったり、デカすぎて隘路に侵入出来なかったりするため、目標地点に行くためにかなり回り道をする必要があったりと、使い勝手は微妙。
しかし元々学園だったので居住性は抜群。イベントの多さも抜群。
「ラグナロク」入手後はフィッシャーマンズ・ホライズンに停泊しっぱなしになる。動かせなくなることは無いが、上記の通り使い勝手が悪いのでわざわざ使うこともなくなるだろう。


  • ラグナロク

宇宙を漂っていたスコールとリノアがたまたま発見したエスタ建造の巨大宇宙船。
10年以上宇宙に放り出されていた割には、空気が残っていて各施設も普通に機能する。レーザー砲やアームも備わっているなど、かなりのハイスペック機体。
しかし、設定上の移動速度に対して異様なまでに足が遅くプレイヤーを苛立たせた(設定上の最高速度は大気圏を離脱できるほどの秒速11.8キロメートルなのだが、実際の移動速度はシリーズ最遅の部類)。
チョコボより今日も遅いぜラグナロク


最初はダンジョン扱いになっており、艇内に生息しているモンスターを全滅させないと、乗り物としては使えない。


FF9

「飛空艇」という存在自体がストーリーに深くかかわっており、「霧のある場所でしか使えない普通の飛空艇」と「霧のない場所でも使える『ジョウキキカン』を搭載した飛空艇」の差がストーリーの要となっている。
飛空艇一覧(FF9)も参照。


  • ヒルダガルデ3号

シドが開発した彼の妻の名を冠したジョウキキカン搭載型飛空艇。
それまで主人公一行が使っていた船・ブルーナルシスの船体を流用する形で突貫建造され、行動範囲を広げてくれる。
1号と2号はストーリーの都合であっさり行方不明になったり壊れたりしたため、実際にプレイヤーが動かすのは3号になる。


  • インビンシブル

ガーランド保有のテラの最新型戦艦。「魂制御」「召喚獣制御」とかなりの戦闘力を誇る。
テラ脱出の手段としてジタンたちが奪取し、その後はヒルダガルデ3号の代わりの移動手段として使用される。
デザインモチーフはFF4の天野絵エンタープライズ。


  • チョコ

チョコボの森に隠れ棲んでいるチョコボ。
ミニゲーム『ここほれ!チョコボ』で見つけた手掛かりを基にワールドマップを探索する『チョコボのお宝探し』を進めていくと移動範囲が強化されていき、最終形態で空を飛べるようになる。
乗っている間は過去作同様BGMが変わる為、最終盤の暗いフィールドBGMが苦手なプレイヤーには専ら乗り回される。
隠しボスのオズマと戦うにはチョコの力が必須になる。


FF10

残念ながら、プレイヤーが動かせる飛空艇は登場しない。
「ファーレンハイト」という飛空艇があるが、移動先を選ぶと一瞬でワープする仕様。ちょっと寂しい。
「エフレイエ」「シン」といった空飛ぶ大ボス戦では距離変更やらミサイル攻撃やらでサポートしてもらえる。


FF11

オンラインゲームの都合上、そうやすやすとプレイヤーが飛空船を動かせてはマズイためか、定期便しかない。
やはりちょっと寂しい。


FF12

テーマが「空」であり、飛空艇が重要ファクターとして活躍する。
そもそも主人公ヴァンの夢が「空賊になること」である。


  • シュトラール

バルフレアの持つ最速の飛空艇。ただし、物語序盤で損傷するため、自由に動かせるのは割と終盤になってから。


FF14

FF11同様オンラインゲームであるが、空飛ぶ乗り物としては飛空艇ではなく、「マウント」として光の戦士が各々所有できる乗り物がある。
「蒼天のイシュガルド」では一部しか空を飛べなかったが、「漆黒のヴィランズ」では条件さえ満たせばどのマウントでも空を飛ぶことが出来る。
チョコボもFF14ではこの類に含まれているが、ある意味特徴的なのはおそらくパッチ4.36で増えたコイツではないだろうか。


その他のRPG

聖剣伝説2

「風の太鼓」によって呼び出せ、どこにでも運んでくれる、翼が生えたかわいい竜。
最終局面の「マナの要塞」に乗り込む際にもしっかり運んでくれる。
詳細は項目参照。


聖剣伝説3

  • フラミー

世界観は前作とは異なるが、引き続き空を飛ぶ手段として登場。
空に開いた「マナの聖域」の入口へ向かうため、主人公たちはフラミーのチカラを借りることとなる。
その後、マナの聖域でのイベントが終わると「風のたいこ」が手に入り、『2』と同様にフラミーを呼び出して世界中を自由に移動できるようになる。


時空の覇者 Sa・Ga3【完結編】

時空間を超える力を持つ戦闘機。
序盤で主人公一行はその存在を知ることになるが、この時点では時間を移動する機能しかない。
そこで、まずユニットと呼ばれるパーツを過去・未来へ時間移動して探し回るのが当面の目的となる。
後に異次元世界へ向かうことになるが、ここでも数多くのユニットを入手できる。
このパーツによって本来の機能を取り戻し、空飛ぶ乗り物としての性能がどんどん上がっていくのが特徴。最初は空さえ飛べないが、低空飛行、そして高空に飛び上がれるようになる。
ファイナルファンタジーシリーズの飛空艇の要素を取り入れつつも、別の機体に乗り換えるのではなく、今使っている機体に機能を追加していくものになっている。
なお、冒険開始時に入手する「レーダー」で自分たちが今いる時代に未入手ユニットがどれだけ残っているか確認できる(リメイクではレーダーが廃止された)。


ブレスオブファイアシリーズ

  • 大鳥

初代ではヒロインのニーナが変化した大鳥に乗り込む。
ブレスオブファイアⅡ 使命の子』では……
さらに『ブレスⅡ』ではある条件を満たすと、主人公たちの拠点である街「共同体」が飛行都市として使用可能になる。
スピードが遅いため使い勝手は「大鳥」に劣るが、真EDを見る条件であり、通常EDの鬱をぶっ飛ばす豪快ぶりを見せてくれる。


クロノ・トリガー

  • シルバード

元は単なるタイムマシンだったが、後に古代人ダルトンの手で奪取された際、無理矢理飛行機能を搭載されスカイダルトンギョクーザ飛行機能付きタイムマシンに改造される。
主人公一行の意思に反して飛べるようになったという経緯は珍しいかもしれない。
ストーリー上は「シルバード」が飛べるようになった段階で最終ダンジョン「黒の夢」に挑戦できるようになるが、各時代の今まで行けなかった場所に行けるようになるため、そこでイベントを進めてから挑戦するのが基本的な流れになる。


ブレイブリーデフォルト

  • エシャロット号

エタルニア公国空艇騎士団に配備された新型飛空艇……をティズ一行がパクったもの。浮遊機関は「飛行石」と言う特殊な鉱石。
珍しくストーリー序盤に手に入るものの水上にしか降りられないため、海が汚染され船が浮かばない序盤は限られた場所にしか着水できない。
しかも、早々に「飛行石」を敵幹部の暗黒騎士アナゼルに破壊されて飛行不能となるため、水上船としての活躍期間の方が長い。


  • グランシップ

大海原にぽつんと浮かぶ、沈みかけた巨船の国。
物語中盤で沈降が末期的な状況にまで悪化したために住民が逃げ出したが、ティズ一行が機関部を再始動させたことにより飛行可能になった。
とてつもない巨体だが性能は「エシャロット号」より優秀で、敵の本拠地のエタルニア公国を囲む天険の峰を軽々と超えられる性能を持つ。
その後はストーリー終盤までティズ一行の足として、また物語の転換点の舞台としても活躍する。


新桃太郎伝説

  • 桃太郎の城

ストーリー中盤で城を建設することができる。
当初は普通の城だが、後に空を飛び、海にも潜れるとんでもない改造が施される万能型の城になる。


  • 鳳凰

8つに散らばった月の水晶をすべて集めると手に入る「鳳凰の笛」で呼び出す事が出来る。
月の世界でも使用でき、大体のところへは行けるようになる。


ポケットモンスターシリーズ

ORASで「むげんのふえ」で呼び出せる彼らに乗って「おおぞらをとぶ」ことでホウエン地方の上空を駆け巡る。
搭乗出来るのは『オメガルビー』ではラティオス、『アルファサファイア』ではラティアス。
ORASでは秘伝技のそらをとぶ自体も街以外に飛べるのだが、「おおぞらをとぶ」の場合はホウエンの空中マップで操作出来るのが特徴。
空中の鳥ポケモンの群れとエンカウントしたり、過去作の伝説のポケモンが出現する「マボロシのばしょ」を探索する事ができる。


LEGENDS アルセウス』のヒスイ地方のフィールド上で呼び出せるライドポケモン
ORASのメガラティオス/メガラティアスと異なり、飛び立ってからは滑空で下降するのみのハンググライダー的な使い方だが、空中でも呼び出せるため、転落死を回避できる場合もある。逆に空中で降りられるので、誤って転落死する場合もあるが。


ポケモンSVの3つあるストーリーのうち『レジェンドルート』がある程度進むと、滑空する能力を取り戻す。
その際の姿は、コライドンが「かっくうけいたい」、ミライドンが「グライドモード」と呼ばれる。
この時点の能力では上述のヒスイウォーグルに近いが、DLC『ゼロの秘宝』の後編『藍の円盤』で一定の条件を満たすことで、飛行能力が完全体になる。



テイルズオブシリーズ

タイトルごとに異なるが、機械的な飛行艇にお呼びがかかることが多い。
一人乗りの小型飛行艇「レアバード」(ファンタジアシンフォニア)、半生物の竜型飛行艇「飛行竜/始祖竜」(デスティニー/リメイク版)、伝説の海賊の遺産「アイバード」(エターニア)等々。
一方で、主人公たちに力を貸す聖獣「シャオルーン」(リバース) や、主人公に力を貸す青年・カルセドニーの武具が変化した「リアンハイト」(ハーツ)など、仲間が飛行能力を得るケースもたまにある。


グランブルーファンタジー

物語序盤のポート・ブリーズ群島で主人公達の移動手段となる騎空艇「グランサイファー」が入手できる。
単なるシナリオ上の移動手段だけではなく、プレイヤーが参加できる「騎空団(ギルド)」においてはグランサイファー以外の騎空艇も購入でき、騎空艇にパーツを搭載する事で騎空団参加者にボーナスとなる効果が得られるなど、戦略的な意味でも重要度の高い「空飛ぶ乗り物」である。


スーパーマリオRPG

  • ジュゲムバス

スーパーマリオシリーズではおなじみの敵キャラ・ジュゲムが運転するバス。
橋を落とされ、侵入不可となった「クッパ城」へ行くための交通手段として登場する。出番はこれだけ。
「マシュマロの国」の交通機関で、マロの両親に貸してもらえる。


がんばれゴエモン外伝2 ~天下の財宝~

  • とぶんびー

地下大陸を攻略後、立ち寄るドンブリ村のシナモン博士に会うと、「おもしろそうだから」という理由で貸してもらえる。
見た目はどうみてもツインビーなのだが、気にしてはいけない。
当初は一度使用すると帰ってしまう片道切符的な使用となるが、シナモン博士の娘・こなみちゃんがさらわれる事件を解決すると、「びーホイッスル」というどこでも呼び出せるアイテムをもらうことができる。
利用範囲は地上限定で、最終盤の月面マップでは使用できない。


スターオーシャン セカンドストーリー

  • サイナード

人工惑星「エナジーネーデ」に棲息する紋章生物。
最初は「ノースシティ」で飼育されているサイナードを貰い受けようとしたが、地球人であるクロードのデータを受け入れられず暴走、倒されることになる。
その後、野生のサイナードを乗りこなすことに一縷の望みを掛け、一時的に加わるノエルと共に野生のサイナードが棲息する「紅水晶の洞窟」に向かうが、サイナードは魔物たちに襲われていた。
魔物たちを撃退し、従わせるために子供を守るため傷付いた野生のサイナードと戦う事をクロードは躊躇うが、レナとノエルの懇願に心を動かされ、そしてレナが傷付いたサイナードを回復の紋章術で癒したことに心を開き、サイナードは彼らの力になる事を誓う。
この時の選択肢次第では、ノエルも正式に仲間に加わる事となる。


ゼノギアス

  • ユグドラシル

海賊バルトが保有する潜砂艦で、バルトの母国「アヴェ王国」が軍縮条約で廃艦・塩漬けにしていた艦をクーデターの折に奪取したもの(計画名称「カイザー」)。
後にこの艦は轟沈するも、偶然クーデター以来行方不明となっていた潜水機能を持つ同型艦(計画名称「ドーラ」)をバルトが発見し、「ユグドラシル2」と名付ける。
以後はこれがメイン移動手段となり、さらに中盤で飛行能力を持つ「3」にバージョンアップする。
戦闘でも爆雷を落として支援してくれたり、超巨大ギアの手持ち武器になったりと、終始に渡ってその存在感は抜群。
むしろ、歩いて移動する期間のほうが短いくらいにこの艦にはお世話になる。


マジカルバケーション 5つの星がならぶとき

  • 魔導ロケット「ニウマーナ」

土の星「ヒカラビータ」の「宇宙遺跡ユイットル」に保管されていたロケット。
風の星「コットン」に向かったまま3ヶ月も魔法学校に戻らず消息不明のマドレーヌ先生を探すため、主人公とクラスメイトのウサギ族の女の子・ジャスミンは、遺跡に保管されていたロケットに乗り込み風の星をめざす。
……が、このロケット、困ったことに行き先をコントロールするための装置がついておらず、今度は水の星「リグ・マハ」へ不時着してしまう。
その後「リグ・マハ」で起きている事件を解決すると「まウス」という機械を動かすための装置が手に入り、これを使って町に住むドワーフたちがロケットを改造してくれ、好きな星を指定して行き来できるようになる。
なお、ロケットでの移動シーンはムービーで描写され、プレイヤーが操作するのは行き先の選択のみ。
本作は5つの星をロケットで行き来しながらストーリーを進めていくが、この魔導ロケットが主人公たちのホームポジション的な施設となっており、HP・MPの全回復やパーティ入れ替えのほか、「やさがし」でなにかアイテムが落ちていないか調べたりできる。
「やさがし」ではなにも見つからないこともしばしばあるが、運がよければ貴重なアイテムやここでしか見つからないレアアイテムが手に入ることもある。
また、下の階にはソファのある休憩スペースと、すれちがい通信で手に入るタマゴキャラの孵化用の部屋がある。


摩訶摩訶

  • はりて

マカマカ団幹部はりてババアの巨大な手。
はりてババアは主人公との戦いに敗れ、船のエンジン兼オールとして使われることになる。
そしてストーリー終盤、改心したはりてババアからその証として取り外し可能な「はりて」を譲られ、主人公はそれを装着して羽ばたいて空を飛ぶ
…わけがわからないよ


大貝獣物語

  • グロム蝶

古代植物ラフラーの根に守られた要塞バイオベースを攻略すべく投入された古代昆虫グロムラーの成虫。
ラフラーを食い尽くすと蛹になり、バイオベースを攻略すると羽化する。
見た目は蝶というよりハエっぽい。


世界樹の迷宮Ⅳ 伝承の巨神

  • 気球艇

他のシリーズ作品と異なり、大地マップと呼ばれるフィールド上に複数のダンジョンが点在しており、
ダンジョンへの初回探索は気球艇に乗り込んで空から行われる。
フィールド上では食材が収穫できる他、F.O.Eもうろついており、食材を与えることで様々な影響を及ぼすことができる。


ヘラクレスの栄光

フィールドを広く速く移動できるものではなく、一種のダンジョンである天界エリアに移るためのアイテム。
入手時に、所定の場所でイベントアイテムを使うと、ペガサス入手イベントがあるわけでもなくいきなりペガサス使用時の映像になり
その後シレっとアイテム欄に収まっている。


RPGツクールシリーズ

RPGの定番要素だけあって、初期の方から専用システムとして実装されている。
飛行船や空飛ぶドラゴンから、船や馬なんかを飛ばせることも自由。
仕様はおおむねドラクエシリーズのそれに近いが、魔法やイベントによるワープは自前で実装が必要。
そのため、それを考慮してイベントを組んでおかないと、乗り物に二度と乗れなくなり、場合によっては詰みに陥ってしまう。
SFCの『RPGツクール2』では乗り物を呼び寄せるアイテムが作れるようになったため、詰み防止はだいぶ簡単になった。




追記・修正はあの頃のワクワクを忘れないようにお願いします。


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  • DQ10は、レンダーシア限定だが飛竜があるね。聖剣2のフラミーみたいな感じで使える -- 名無しさん (2018-10-29 23:25:41)
  • テイルズの定番やね -- 名無しさん (2018-10-29 23:32:48)
  • 最近はフィールドのグラフィックの向上の所為でフィールドを乗り物で自由に飛べる作品が少なくなった気がする -- 名無しさん (2018-10-29 23:56:42)
  • 幻想水滸伝もシリーズが進んでいたら紋章の力で空を飛ぶ本拠地なんてのも出てきたのかもね -- 名無しさん (2018-10-30 00:11:59)
  • メタルマックスだと基本敵だよな -- 名無しさん (2018-10-30 00:16:51)
  • 大貝獣物語のグロム蝶はー?怪獣みたいな巨大な虫に乗るのは斬新だった。 -- 名無しさん (2018-10-30 00:23:13)
  • FF9はチョコボしか印象無いなぁ、建物少なすぎてチョコグラフ以外でフィールド回る理由無かったし… -- 名無しさん (2018-10-30 00:36:03)
  • ポケモンだとアルファオメガのラティ兄妹がこれに当たるか -- 名無しさん (2018-10-30 00:40:41)
  • フィールドでキャラを重ねるとか、道具欄から使用するとか手間がいる搭乗方法が多い中、テイルズオブファンタジア(PS版)のレアバードの取り回しの良さには驚いたわ。 -- 名無しさん (2018-10-30 00:48:53)
  • FF4は魔導船もあったな -- 名無しさん (2018-10-30 01:31:52)
  • ↑2 持ち運び出来て、ボタン一つで離着陸可能だもんなー超便利だった。 -- 名無しさん (2018-10-30 01:43:25)
  • ブレイブリーデフォルトの空飛ぶグランシップはまだしも、ブレイブリーセカンドの空飛ぶ湯船にはビックリしたなぁ -- 名無しさん (2018-10-30 02:20:27)
  • ここの項目はベッドとか絨毯じゃない山とかも超えれる奴か -- 名無しさん (2018-10-30 09:14:58)
  • ビヨンドザビヨンドの「飛行石」はラミエルっぽい。(こっちが先だと思ったが) -- 名無しさん (2018-10-30 09:47:56)
  • 初期テイルズではルーラポジションのシステムが実装されてなかった作品が多かったことから、テイルズにおける空飛ぶ乗り物はルーラの役割も担っていたな。 最近の作品ではそうでもないけど。 -- 名無しさん (2018-10-30 10:02:48)
  • FFの飛空艇の元ネタは映画ドラえもんという説が -- 名無しさん (2018-10-30 10:18:01)
  • FF8は一応ガーデンも空飛ぶ乗り物だな。使い勝手は悪いが。追記しときます -- 名無しさん (2018-10-30 11:02:03)
  • ↑2 時期的にちょいギリギリではあるが、元ネタはラピュタじゃない? 飛空艇の他にも、空から落ちてきたロボットに天空城ってネタもあるし -- 名無しさん (2018-10-30 11:12:48)
  • ノーチラス号は最終的に潜水も出来るように。なお、あのハイスピードっぷりはナーシャ・ジベリ氏が”バグを利用して”実現したらしい。ぱねぇ。 -- 名無しさん (2018-10-30 19:25:23)
  • FF14にはおなじみの飛空艇だけじゃなくてマウントっていう個人の乗り物(チョコボ、熊、1人用飛空艇等)があるな空だけじゃなくて潜水もできるけど -- 名無しさん (2018-10-30 20:25:14)
  • ベルデゼルバ戦記やエターナルアルアディアみたいな、空飛ぶ乗り物に乗って旅するのがテーマのRPGはこの項目的にはどうなんだろう -- 名無しさん (2018-10-30 22:24:06)
  • 空飛ぶ乗り物=スタイリッシュって暗黙の了解っぽいのがあるけど、MOTHER3の鳥籠みたいなゆる系のも悪くない -- 名無しさん (2018-10-31 14:27:55)
  • FF5に黒チョコボないじゃんと思ったら追加されてた。流石 -- 名無しさん (2018-10-31 19:48:16)
  • 黄金の太陽(失われし時代)にも飛空船あるな。船を一定の高度だけ浮かす程度だけど -- 名無しさん (2018-10-31 20:29:45)
  • こうやって見るとSFC~PS2ぐらいのRPGは空飛ぶ乗り物でフィールドを駆け回るのがステイタスだったように思える。そのうち移動の手間からルーラに取って変わられたわけだが -- 名無しさん (2018-11-01 00:13:12)
  • ゼノギアスのユグドラシルみたいに回復施設やショップといった拠点としての機能があった方がお得感とか生活感があって好き。 -- 名無しさん (2018-11-01 00:23:41)
  • DQ6の空飛ぶ絨毯は? -- 名無しさん (2018-11-01 12:29:05)
  • ↑ドラクエ見出しに一応書いてあるよ。記事見ると「高度飛行できるもの」がメインでない? -- 名無しさん (2018-11-01 20:19:23)
  • FF15のレガリアは空飛ぶ乗り物としては利便性・快適性をかなぐり捨てたシロモノだが、不思議と嫌いではない -- 名無しさん (2018-11-01 23:41:01)
  • ゼノブレイドクロスは空飛ぶ巨大ロボットが手に入るぞ! -- 名無しさん (2019-03-06 05:38:47)
  • 軌跡シリーズの飛空挺の数々は行き先を選択する形式で、操作するわけじゃないからアウトかな? -- 名無しさん (2020-03-08 21:12:44)
  • 「グランディア」では当たり前のように存在しているがプレイヤーが直接操作することは無いという(当時としては)珍しい立ち位置だったな。敵幹部が飛行船の窓から町を見下ろす→カメラが寄っていくとプレイヤー視点になって本格的にゲーム開始という冒頭の演出は今でも忘れ難い。 -- 名無しさん (2020-10-23 17:01:23)
  • FFはナンバリングだけなのか。零式の飛空艇は操作性と言いビジュアルと言い結構好きなんだけど -- 名無しさん (2021-02-17 04:38:18)
  • ケムコのRPGの幾つかにもあるぞ~。 -- 名無しさん (2021-04-14 12:17:43)
  • アークザラッドのシルバーノアみたいにマップを移動するのが大半の目的のものって当てはまるのかな? -- 名無しさん (2021-07-25 18:13:32)
  • RPGではないが、「ドラえもん のび太と妖精の国」ではタケコプターがこれにあたるな -- 名無しさん (2022-12-18 22:07:52)
  • デュアルオーブ2のオーニソプターには感動した(1が絶望的クソゲーだったので) -- 名無しさん (2022-12-18 23:53:34)
  • ネタ枠でブレワイのフライングマシーンも欲しい -- 名無しさん (2022-12-19 00:32:31)

#comment

*1 気球入手後は使用不可能になる。色々とイベントをスキップ出来るが長くなるので各自検索
*2 この事をゼニス王に説明されるときに「青いボタン(SFCのXボタンのこと)を押せばはざまの世界に行ける」とメタ発言が飛び出す。DS版では「Xボタン」スマホ版では「アイコンをタップ」とムードもへったくれもないメタ発言が飛び出す。終盤になって操作説明系の台詞が出るのはドラクエはおろかゲーム作品全般を見ても珍しい
*3 馬の足元と画面上で重なっている座標=着地位置。影の位置は関係無い。
*4 25周年の際にWiiで発売された『ドラゴンクエスト1・2・3』のオープニングムービーでも、ローレシアの王子が広げてサマルトリアの王子とムーンブルクの王女がしがみつく形で飛んでいた
*5 みかがみのたてではなく、ゴールドマンの両腕に装備する小手でマホカンタのように魔法を反射する
*6 ムーンブルクで作られた決戦兵器で、本来は3本の塔からエネルギーを集約して放つ要塞砲
*7 乗り物に乗るためには、マップ上でキャラと乗り物のアイコンを重ねたうえで決定ボタンを押す必要があるが、ダンジョンの入り口に乗り物があるとボタンを押す間もなくダンジョンに入ってしまう。こうなると最後、その乗り物は使用できなくなる

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