災厄の王

ページ名:災厄の王

登録日:2016/01/02 (土) 21:40:06
更新日:2024/01/16 Tue 13:56:18NEW!
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dq ドラクエ ドラゴンクエスト dq10 ???系 エセターク 災厄の王 真・災厄の王 エルトナ大陸 神話篇



Ver.1.4以降の『ドラゴンクエストX』のクエスト、「神話篇」に登場するボスモンスター。
期間限定のクエストではあるが、Ver.3.0を過ぎた現在に至っても受領することが可能となっている。



【概要】

世告げの姫と呼ばれる者達が予言したアストルティア全土に大いなる災厄をもたらす存在であり、王都カミハルムイ北の集落(後のガケっぷち村)の光の河より出現し、その力で村を崩壊させた。
古き神話に登場する英雄が大いなる闇の根源によって変わり果て、ただ破壊の限りを尽くす存在となってしまった姿となる。


見た目は過去のシリーズで登場したエスタークに酷似しているが、体の至る所に異なる点が多く散見されることもありその関連性は不明であった。
その影響かプレイヤーからの愛称は「エセターク」。ちなみに庭具アイテムには「地獄の帝王の立像」というエスタークを模したアイテムがある。
後年に発売された『ドラゴンクエストモンスターズ3』にて、マスタードラゴンより離反した天空人イシュカが生み出した三体のエスタークの内の一体「エスターク・イスナ」が真の災厄の王の姿で登場。
これにより、後付けながらエスタークとの関連性が示されることになった。


プレイヤー側は災厄の王を討伐すべく、彼の眠るダンジョンである闇の溢れる世界に身を投じることになる。
別にスルーしてしまってもストーリーが進まなくなるわけではないが……。
DQ10初の試みであるパーティー同盟(4人1組のパーティー2組、計8名で戦闘するシステム)にて戦闘が進められ
クエストを受領したパーティー2組、もしくは入口にてオートマッチングによる編成でダンジョンを進み、魔法の迷宮形式で敵を倒しつつ地下6階までのダンジョンを目指す。
パーティー同盟向けに調整されているのか1フロアあたりの敵数が多いが、バージョンアップを経て、攻略済みの人間がいれば6階までスキップすることが出来るようになった。
そしてその先にある帝王の玉座にて、8名による戦闘が繰り広げられる。


公開時点ではアストルティア最強の敵と謳われているだけあって、そのHPは65535、攻撃力も900に迫る勢いであり
更には複数の状態異常も与えてくるため、生半可な覚悟で挑んだプレイヤーがことごとく倒れていったらしい…。
使用する特技は


戦闘開始~HP75%まで
◆打撃
◆魔旋斬:前方の相手に350程度のダメージ
◆力ため:テンション1段階アップ


HP50%まで
上記の行動に加え
◆いてつくはどう:前方範囲…ではなく周囲にいる相手に対するバフ解除。
◆ジゴスパーク:周囲の相手に400程度の雷ダメージ&マヒ
◆インドラの矢:対象とその周囲に450程度の雷ダメージ
◆はげしいおたけび:前方周囲にダメージ&おびえ効果
◆ドルマドン:相手一人に闇属性の大ダメージ。災厄のHPが50%以下だと暴走しやすい。


HP50%以下
上記の行動に加え
◆武器を振りおろす:前方にいる相手に大ダメージ&強制転倒(転び100%で回避可能)&ノックバック効果
◆魔蝕:周囲にいる相手に闇属性ダメージ&混乱&幻惑&呪い(いずれの異常も必ず受けるが、耐性100%で回避可能)



大きなダメージを与える特技を駆使し、そのうえ魔蝕で3種類の状態異常を同時に与えてくるため耐性装備がないと、まともに行動できなくなる恐れがある。
その為壁役とキャンセルショットによる行動の中断を兼ねるパラディンや、ダメージ軽減効果のある刃砕き等が使える戦士、後方から大ダメージを与えていける魔法使い等は頻繁に募集されることが多い。
ただし、あくまで「公開時点での最強の敵」であるのでVer3に突入した現在は、プレイヤー側のレベルやスキルポイントも高くなり、編成に拘らずともオートマッチングでも簡単に倒すことが可能となった。



討伐後、実は災厄の王は幻術が生み出した影でしかないことが判明した。



そしてVer.1.5にて新たな神話篇クエストが配信され、再び幻影である災厄の王を討伐した後帝王の玉座にかけられた幻術を解き
その先に眠るかませ役のおにこんぼうの後に真の災厄の王が姿を現した。
両手に剣…ではなく四つん這いになり、更に体の節々がひび割れボロボロの体となっており、より醜悪な姿を晒している。


使用する特技は幻影とあまり変わらないが、最初から魔蝕やジゴスパークを使用するようになり、更に4回攻撃の連撃まで使用し、その狂暴さが戦闘にも反映されている。
HPも9万程度に跳ね上がっており、少なくともVer.2.1まではアストルティア最強の名を欲しいままにしてきた。
ダークネビュラスやドレアムはそれ以上だけどな…。


高すぎる攻撃力が目立つが、レベルキャップが90に到達した現在においては昔ほど苦戦することなく倒すことが可能。
やはりパラディン等を用いた相撲などは非常に有効な一手となっている。



討伐後、災厄の王はすでに理性が崩壊して元の姿に戻ることが叶わない為、4名の世告げの姫たちにより封印された。




【同系統のモンスター】

◆ファラオ・カーメン
ピラミッドの第9層に登場する、同ダンジョン最強のボスモンスター。
災厄の王(真ではない)にファラオ風の装飾が施されており、剣の刃紋の部分が金色になっている。
インドラの矢を模した太陽神の鉄槌(対象と周囲に500前後のダメージ&たまに即死)やジゴスパーク、1~8層のボスモンスターどれか一体を復活させるファラオの召喚などを使用してくる。
HPは22500程度と、構成とプレイヤーの経験によっては楽に倒せる。


◆滅びの幻影
期間限定で真のモンスター格闘場に登場したボスキャラ。真・災厄の王を模した見た目となっている。
HPは45000程度だが行動パターンは真災厄とほとんど変わらず、また頻繁に怒るため一発あたりのダメージが大きい。
プレイヤーと違ってバッジでも耐性を揃えられるため、プレイヤーによっては楽に討伐することが可能。


◆災いの神話
Ver.3.2に登場したダンジョンである邪神の宮殿に登場。滅びの幻影と同様に真災厄を模した見た目である。
設定上は大いなる闇の根源に近い存在の一角、との事。


行動パターンはやはり真災厄と同様だが、いてつくはどうを使う頻度が割と高い。
「何だ災厄と変わらないじゃないか。」と思うかもしれない。相手が彼一人なら



…何が辛いって、ダークドレアムを模した暴虐の悪夢と同時に相手にしなければならない事。
魔触からおぞましいおたけび、ばくだん岩召喚からのメガンテを筆頭に厄介な範囲攻撃が大量に飛んでくるなど、容赦がない。
そのうえ戦闘は三パターンに分かれているのだが、戦闘によって


「道具使用不能」
「短剣と両手杖のみ装備可能」
「戦士と踊り子のみ参加可能」
「4人同時に死んではならない」


と、プレイヤー側に実質的な縛りプレイが課せられている。
良く言えば倒し甲斐のある相手、悪く言えば非常に面倒くさい相手だ。






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  • 真・災厄の王はボロボロで気持ち悪い姿だが何となく好きだったな。あの設定と見た目が何かネタにできそう -- 名無しさん (2022-10-25 19:30:34)

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