第七霊災

ページ名:第七霊災

登録日:2014/06/19 Thu 17:21:22
更新日:2023/12/18 Mon 13:42:35NEW!
所要時間:約 ? 分で読めます



タグ一覧
ff ff14 災害 バハムート サービス終了 虐殺 第七霊災 時代の終焉 シタデル・ボズヤ蒸発事変



第七霊災とは、FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアの世界で起きた大規模災害のことである。
旧FF14はこの災厄を中心とした物語であり、新生の世界は第七霊災発生から5年後が舞台となっている。


【概要】

プレイヤー達が暮らす大地「エオルゼア」に月の衛星「ダラガブ」が接近し始めた事が発端となる。
当初はガレマール帝国の女将軍「ネール・ヴァン・ダーナス」による、衛星ダラガブを地上に落とすことにより蛮神(歴代FFでいう召喚獣)ごとエオルゼアを壊滅させた上で平定する作戦、
『メテオ計劃』によるものであり、ネールを倒してダラガブ落下を防ぐことを目的としてシナリオが描かれた。


だが物語の終盤、冒険者達の手によりネールが討たれてもダラガブの落下は止まらず、
エオルゼア同盟軍は賢者ルイゾワの指導の元、落下予測値点『カルテノー平原』にて、エオルゼアを守護する十二神の力を呼び起こすことで被害を防ぐ作戦を立てる。
しかし同地にはガレマール帝国第VII軍が展開しており、プレイヤーである冒険者を加えた同盟軍との間で大規模な会戦が行われる事となる。



【カルテノー平原の戦い】

戦いの最中、雲を割るほど地上に接近したタイミングで突如ダラガブが砕け、燃え盛る巨大な破片をばら撒きながら内部より龍神バハムートが現れる。
出現したバハムートは圧倒的な力でエオルゼアの大地を焼き払い、カルテノー平原も無数の隕石とバハムートの攻撃により同盟軍・帝国軍を問わず壊滅的な被害を受け、リンクパール通信の混線と通信障害の影響により逃げ遅れ、孤立してしまった将兵が死亡するケースもあった。
この光景を目の当たりにしたグリダニア双蛇党最高司令官であり三重の幻術皇カ・ヌエ・センナは「虐殺」と評した。


暴れ狂うバハムートの力を抑えるために同盟軍の賢者ルイゾワとエオルゼアの住人達の祈りによって十二神の力が顕現し、人々の守護と再封印を試みるが、バハムートの強大な力の前に失敗。
最後はメガフレアで全てを焼き尽くそうとするバハムートを前に、ルイゾワが時神アルジクの力で冒険者達を未来の世界へ転送し、希望に満ちた表情でメガフレアの光に消えていった。


そして、一旦閉ざされた物語は新生されたエオルゼアにて再び語り出される事となる…



【第七霊災がもたらした物】

新生されたエオルゼアは旧FF14と同じ土地を舞台としているが、この第七霊災によって大きく変動している。
作品内での時間経過は5年だが、短時間で環境が変化したことによって生じた問題に三ヵ国は今日も対処に追われている。
下記はその一例である。

  • ダラカブの破片がエオルゼアを中心に惑星ハイデリン各地へ飛散*1。その破片から、本来その地に生息していない魔物が現れるようになった
  • エオルゼア中を流れる地脈が乱れてしまい、各地のエーテライト装置が機能しなくなった
  • エオルゼア中を流れる地脈から、使い道が乏しい偏属性クリスタルが地表に発生した
  • ウルダハの政治を司る「砂蠍衆」の1人が霊災に巻き込まれ死亡。後釜には霊災復興に多額の私財を提供したマンダヴィル・ゴッドベルトが就任
  • ラノシアにあるシリウス大灯台にエーテル片が突き刺ささってしまい、誘導灯としての機能が失われた
  • 第七霊災で焼け出された難民の一部がウルダハに殺到。現在に至るまで難民の受け入れ及びその処遇が課題となる
  • 緑溢れるクルザスが寒冷化。一部の地方では河が凍り付く程の大寒波に見舞われ、それに伴い雨が一切降らなくなり、年中雪が続くようになった*2
  • 封印魔法が掛かっていたグリダニアの古アムダプール市街とラノシアのワンダラーパレスが解放。ダンジョンとして攻略可能になった
  • モードゥナに古代アラグ帝国の総本山であるクリスタルタワーが地中より出現。後に始皇帝ザンデが覚醒する
  • 決戦の地となったカルテノー平原から古代兵器オメガが発掘。三ヶ国が所有権を争う事態となり、最終的にアウトロー戦区(PvP用マップ)として利用されるようになった


【第七霊災の真実】

この第七霊災の真実を知るためには、メインクエストの他にパッチ2.Xで実装された「大迷宮バハムート」を制覇する必要がある。
このコンテンツで明らかになるのは、主に「エオルゼアを焼き尽くしたバハムートは何処に消えたのか?」と「何故たった5年間でエオルゼアは文明を建て直せたのか?」の2点。
その難易度から、新生FF14=ギスギスゲー・大縄跳びゲーと揶揄されていた要因の1つではあるが、3.X以降のメインクエストで一部変化がある等のご褒美もあるので是非制覇してもらいたい*3
現在は制限解除が使えるので、メンバーさえ揃えればギミック完全無視でも比較的簡単に攻略出来るだろう。


ルイゾワがメガフレアの光に包まれる寸前に、砕け散った十二神の力とエオルゼア中の祈りが彼を依り代にして、半蛮神である不死鳥フェニックスが降臨。
この力によって彼はバハムートの真核を破壊して致命傷を負わせるだけでなく、エオルゼアを新生させることに成功する。
その後、完全な蛮神になる前にルイゾワは自殺を試みるが、まだ生きていたバハムートによってそのエーテル諸共彼を喰らい、何処かに姿を消してしまった。


それから5年後、新たな光の戦士によるアルテマウェポン破壊作戦の成功により、エオルゼア三ヵ国のリーダーが第七星暦の到来=第七霊災の終焉を宣言する。
同時期、バハムートは地中深くでラグナロク拘束艦による延命措置と、アラグ文明が捕らえていたドラゴン族の祈りによって、来たる復活の時を待っていた*4
しかし、ルイゾワの孫であるアリゼーと光の戦士の活躍により次々と延命装置を止められ、魂を信徒(テンパード)として自分を守らせていたネールとルイゾワも撃破されてしまう。
追い詰められたバハムートは、真核に潜り込んだ光の戦士と「バハムート・プライム」として対峙するが死闘の末に敗北。


そして、最後のラグナロク拘束艦を停止したことで、バハムートの数千年の命と第七霊災と言う時代は真の終焉を迎えることになった。



シタデル・ボズヤ蒸発事変


……ねえ、あなたは、シタデル・ボズヤ蒸発事件って知ってる?


公式ショートストーリー『紅蓮秘話』及びパッチ4.4で実装された「次元の狭間:オメガ」アルファ編に於いて仄めかされ始めた事件であり、パッチ5.25で実装された「セイブ・ザ・クイーン」で全容が語られた、帝国史上に残る重大事故である。
作中で初めて名前が出たシーンでは「シタデル・ボズヤ蒸発事件」と呼ばれているが、それ以降は「シタデル・ボズヤ蒸発事変」とされているため、後者で統一する。


実は本編の15年前に既に「メテオ計劃」は動き出しており、古代アラグ帝国により打ち上げられた人工衛星であると判明したダラガブをコントロールするべく、当時属州の1つだった城塞都市シタデル・ボズヤにそのための実験施設「交信雷波塔プリンシピア」が建造された。
この起動実験は当時の筆頭機工師でありシドの実父であるミド・ナン・ガーロンドが総責任者を務めており、実験中止を目的としたレジスタンスが市街地にて帝国軍と衝突。
市街地は混乱しており、戒厳令が敷かれるなど物々しい空気に包まれていた。


渦中の交信雷波塔では若き日のシドがミドの説得を試みていた。
シドは自身の推論で
「ダラガブには太陽エネルギーを集積し、波長を変えて送信する機能を有している可能性が高く、受信設備が不十分な状態でダラガブを起動すれば数千年に亘って蓄積された膨大なエネルギーが降り注ぎ、重大な事故が発生するだろう
という結論を出していた事もあり、データを何より重視していた父を説得する形で実験を中止させようとしていた。


だが、ミドはまるで何かに取り憑かれているように聞く耳を持たず、挙句実の息子であるシドを銃撃するという事態にまで発展。
そのままシド不在の状況で起動実験は強行され、失敗。
シドの推論は的中し、ダラガブから降り注いだ熱線によってシタデル・ボスヤにあった全ては炎上・蒸発し、当時シタデル・ボズヤにいたレジスタンス、数万人の住人、更には駐留していた帝国軍将兵とミド本人も巻き込まれ、城塞都市諸共地図から消え去った。*5


帝国側の事後処理は難儀したとされており、メテオ計劃そのものもカルテノー平原の戦いが起こるまでの15年間に渡り凍結。
シドは次期筆頭機工師と目されていたものの、この事後処理を含めた国政に関する意見のすれ違いに加えてこの事件が契機となってエオルゼアへ亡命。
シドはこの事変が重大なトラウマとなっており、関連するデータを避け、直面せざるを得ない場面では手が震える描写もあったが、「セイブ・ザ・クイーン」シナリオにてその真相に触れる事となった。
なお、虐殺の名残は特殊フィールド「南方ボズヤ戦線」の旧市街地跡で確認出来、熱線で蒸発した構造物の残骸が無数に点在しており、それらは全てグラウンド・ゼロとなったであろう交信雷波塔が存在したと思われる方向から溶けている事がわかる。


何故、ミドが耳を貸さず強行したのか。
その答えはシドがトラウマと共に封じていた当時の記憶の中にあった。


シドがミドの説得を試みたその時、交信雷波塔の存在を感知したバハムートがそれを破壊するため、交信雷波塔を利用してミドをテンパードとしていたためであった。
ミドが銃撃したのもテンパードと化していたためであったが、その銃撃で重傷を負ったシドはシタデル・ボズヤから離れていたようで、皮肉にも命拾いをする形となった。
ミドに銃撃されたという事実はシドにとって受け入れがたい事であったようで、プレイヤーと協力者の賢人であるミコトがシドの記憶の中に立ち入った際、銃撃したのはその場面にいるはずのないソル帝あるいは当時大将軍に就く前だったヴァリスであったと無意識に記憶を改竄していた。



【ゲームイベントとしての第七霊災】

元々、旧FF14が運営開始された当初は第七霊災は企画されておらず、ダラガブも設定上存在するだけのただの星であった。


しかし旧FF14の失態によるファイナルファンタジーブランドの失墜を避けるため、急遽全てを作りなおした新生FF14を開発する事が決定される。
それと同時に開発責任者が、当時ドラゴンクエストXの開発を行っていた吉田直樹に交代される。
そして、『一度世界を作り直すための理由付け』として第七霊災のシナリオが作り出される事となった*6


当初はプロデューサーとなった吉田氏が第七霊災を予言する詩を公式サイトで公開したり、ただ夜空のグラフィックの一つだったダラガブが赤い巨星に変化する程度の要素だったが、
バージョンアップを重ねるごとに巨大化(地上に近づいて来ているためそう見えるだけ)するダラガブや、第七霊災の到来を予言するNPC郡の追加などの演出が行われた。


やがて、ダラガブの影響によるモンスターの大量発生・謎の妖異アトモスとその中から溢れ出す無数の妖異など、実際にプレイヤーを襲う脅威が現れ、
ダラガブ落下間際には今まで安全と思われていた街中にまで凶暴な魔物が押し寄せるなど、『世界の終わり』が強く描かれた*7


そして2012年11月11日、上記の『カルテノーの戦い』がゲーム内イベントとしても描かれ、全ての冒険者へ向けてカルテノー平原に集合、ガレマール帝国との最終決戦に挑むよう通達する檄文という体で公式サイトに告知される。
しかし元々不安定な旧FF14サーバーが、吉田氏の施策で増加し続けていたプレイヤーが1つのエリアに集中する負荷に耐えられる訳もなく、ほとんどの冒険者が満足にログインすることも出来なかった。


同日17時、上記イベントとそれに伴う第七霊災を持って旧FF14の世界は終わりを迎えた。
同時にカルテノー平原の戦いとその顛末を扱った公式トレーラー『時代の終焉』がYouTubeで公開され、数年後『時代の終焉』の完全版である『Flames of Truth』が公開された。


これらの映像は今でも公開されており、1つの時代の終焉と新生をスクエニ得意の派手な映像表現で描いている。



決して有終の美とはいかなかった旧FF14ではあるが、MMORPGの世界が滅ぶ様を大規模イベントとして演出する手法と、ほぼ完全新作である新生FF14を並行開発するという体制は話題となった。





追記・編集は第七霊災を生き延びてからお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,5)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 型月項目かと勘違いした -- 名無しさん (2014-06-19 19:52:07)
  • なにこれすごく面白そう -- 名無しさん (2019-01-13 20:00:15)
  • スクエニが驕り高ぶらず、旧14をちゃんとやっていれば、この災害も起こることはなかったろうに……。そう、全ての元凶は、旧14時のスクエニの経営陣にあるのだ!! -- 名無しさん (2020-11-20 12:00:34)

#comment

*1 パッチ6.0にてシャーレアン本国が存在する北洋地方にもダラガブ片が少なからず飛来していた事が判明している
*2 ゲーム中でもクルザス地方は雨が降ることは一切無く、晴れ間が訪れる割合すら低いという天候設定となっている
*3 後年のハイエンドコンテンツは大迷宮の反省点を生かし、ストーリーを見てもらうための通常版と、強力な装備が貰える零式の2種類の難易度を実装されるようになった
*4 同じ手口で他の地方に「三闘神」を封印していた
*5 ボズヤ・レジスタンスの中にはこの事変で家族を喪った者も存在し、「セイブ・ザ・クイーン」主要人物の1人であるバイシャーエンも妻子を喪ったとされる
*6 なお、『黒龍が世界規模の災害を起こす』ことを理由としてエリアマップ等を作り直す手法はWorld of Warcraftにて既に使われており、第七霊災もそこからヒントを得て考えられたという
*7 新生後、夏季限定クエストである「新生祭」はこの第七霊災を忘れないための祭りとなっている

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧