ジルガ・ジルガ

ページ名:ジルガ_ジルガ

登録日:2011/12/14(水) 12:00:01
更新日:2023/11/02 Thu 12:56:02NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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エルアーク ellark 群書 リンドブルム ジルガ 鬼畜設定 登場人物最多 ジルガ・ジルガ



「驚いた。ここに、お前のような奴が来るとはな」


「私か? 私はそうだな……まぁ、名乗る程の者でもないな。お前も私に名乗る必要は無い。どうせ、意味など無いしな」


「お前、“上”から来たんだろ。この本の──“群書”の世界目指して」




ジルガ・ジルガ


     ***


エルアークに登場する群書世界。
ワールド難易度は★★★★★
シナリオは虹色の夜のシナリオも担当した鬆軒 駿裄。


エルアークの群書は他にサヴァンの庭とラストキャンパスがあるが、それらはゲーム開始時から行けるのに対し、ジルガ・ジルガはある程度ストーリーを進めないと訪れる事は出来ない。


情報公開から実装までに8ヶ月の間があった。


     ***


──ジルガジルガ。


それは大陸を統べる七王国が5年毎に行う一つの儀式。旧時代の七王国議会が形骸化したもの。
国ごとに行われる選抜式によって決められたロード・ナイト・ホースが三位一体となって七王国各地を駆け、その覇を争う機馬戦闘競争――。


     ***


群書世界は通常、現実世界である箱舟と時間の流れは同じになっているが、ジルガ・ジルガはある時から時間の流れが急激に遅くなり、箱舟で100年以上経ってもジルガ・ジルガでは20年ほどしか経ってない。
ジルガ・ジルガの中に入れるのも、箱舟時間で5年から10年に一度。


また、ジルガ時間で5年に一度、ジルガジルガと呼ばれる競技が行われ、主人公はそれに巻き込まれる事になる。


     ***


★ジルガジルガ
元は七王国会議であったが、それが形骸化した結果、七王国の覇者を競う大会となった。
それぞれの国から


領主…騎馬を操る者
騎士…騎馬の外で他の国の騎馬や騎士に攻撃する者
騎馬…強力な力を秘めたマシン


を出し合い様々な種目で競争させる由緒ある大会である。
また、領主、騎士、騎馬以外にもマシン整備や情報キャッチ担当の従者が参加する事もある。


     ***


★地理
アルレデドル大島
群書ジルガ・ジルガの舞台となる島。
島は聖堂院を囲むように、慧国、久国、珂国、些国、仔国、辺国、聖堂院の七つの国に分かれている



●エルベ・スーケン
慧国。主人公が最初に訪れ、そして騎士として選ばれる国。
他の国よりユルい風土な貿易国家。


  • クロエ・シャルトール

「人聞き悪っ」
領主。元々は騎馬の簡易版競技用の戯馬を操るプレイヤーで、プレイスタイルから付いたあだ名が「悍馬」。
素直な性格が災いして、よくセサルにひっかかる。


  • セサル・バルベルデ

「疑り深いな。褒められたときは素直に喜んだ方が、自分も相手も幸せになれると思うよ」
慧国の従者。「神童」と呼ばれている。
元々は久国の国民。
全く慌てない性格であり、クロエはいい標的。


  • ヴィルレル・ドゥ

セサルの血筋が継ぐ、継承原型の格闘騎馬。
基本的には久国の物だが、10年前の大会では慧国に貸し出され、そして慧国を優勝に導いている。
今大会でも慧国の騎馬として戦う。



●クバルテイン
久国。貴族主義。


  • メルセデス・アルヴェアール

「何故貴方はそこにいるのですか。慧国“従者”」
最上級貴族の娘。クロエと同じく戯馬操主で、優雅な戦い方や戯馬の見た目から付いたあだ名が「青薔薇」。
セサルとは並みならぬ因縁がある。


  • トモエ・アマノエ

「お待ちくださいまし」
騎士。普段は宮廷侍従として働いている。
自分の事を「何でも出来る子」と言い切った。全群書の登場人物において、和風の名前は彼女のみ。


  • アトラクティバ

戯馬原型の砲撃騎馬。
元々メルセデスが使っていた戯馬を移した物であり、遠距離砲撃に優れる。


  • ガスパール・ダリ

メルセデスやセサルを昔から知る壮年の男。セサルの師として、従者として戦う。



●カリヤ
珂国。術法研究に優れる。


  • ドミトル・ベロウソフ

「そうよ楽しみ。愉しみよ」
過去に数百人の命を使って実験を行なった事がある等、怪しい噂が絶えない「排人」。領主。


  • マトリョーシカ

「造主、造主、あれ見て! あれ見て!」
ベロウソフ博士が作った球体関節人形。
作中では七体が確認されており、それら全てが騎士。


  • ナチノイ

戯馬原型の術法機馬。
逆ピラミッドのような見た目で、魔術に優れている。



●シゴス・ルア・パリ
仔国。芸術や音楽に秀でた国。


  • クリストファー・ラベリ

有名な歌手。領主。
朝っぱらから歌ったり楽器を弾いたりとやかましい。上手いのが救い。


  • エンダー・エーベル

「ダメだこのオッサン」
主人公と共に箱舟からやってきた迷い人。
普段はアリィのお守りだが、今回は騎士として彼女や主人公を相手にする事に。


  • クートグレヴィ

戯馬原型の術法機馬。



●ベヴァスクォ
辺国。機工技術に秀でる。


  • ギイ・グロウレ

前2大会において慧国従者、辺国領主として優勝した事から二重一位と呼ばれる。領主。
非常に陰気のある青年で、クロエとは因縁がある様子。


  • アリィ

「揺ろう」
主人公、エンダーと同じく箱舟からやってきた迷い人。
辺国はジルガジルガの大会中は船の上を拠点とするが、彼女は召さない様子。


  • パロットラ

戯馬原型の近接機馬。
機体の各所から出される仮想粒子槍が特徴。



●サー・エルシア
些国。七王国中最大の領土を誇る。


  • エドワード・エルシア・エイムズ

些国領主にして些国の王本人。
強力な技を放つ前に前口上を言ったりと、豪快なオッサン。


  • バッドライ・スキッドフォード

「お? なんだよ、今の箱舟ってファアいねーの? 遂に死んだのかあの若作り」
「英雄」の名を持つ豪快なオッサンその2。様々な功績を持ち、その名は七王国全体に知れ渡っている。
群書ジルガ・ジルガに異変が起きる前から書物内に来ていた迷い人。


  • サンダーバード

継承原型の砲撃機馬。その名の通り、雷系の攻撃が得意。


  • エルマー・エルシア・エイムズ

エドワードの息子。幼いながらも従者として参加する。



●聖堂院
島の中央に位置する最小国家。


  • ジークリード・ベルナー

強力な竜を単騎で倒したりと、かなり凄い青年。あだ名は「竜殺し」。領主。


  • クレメンティア・アレンス

引っ込み思案の騎士。自己主張の固まりのジルガジルガ参加者の中では最も影が薄い。立ち絵あるけど。


  • ヴァイス・ドラケン

聖堂院建国時から姿を変えず七王国を見守ってきた、伝承の御子が操ったと言われる騎馬中の騎馬。その力は未だに人の手で作った最新鋭の騎馬を上回るという。



●禁領《リンバス》
島の3分の1を覆う特殊危険地域。内部の生物はその陰性因子により独自の進化を遂げ、見た目を獣でも強力な力を持つ。それらは忌種と呼ばれる。また、生物の進化では無く、根本的に禁領の生物である存在は禁種と呼ばれる。
忌種や禁種は禁領の外(=人間の居住区域)に出る事は出来ない代わりに、人間も禁領に適応する者しか立ち入る事は出来ない。
そして、そんな適応能力を持つ人間を管理するのが宿木である。


     ***


★宿木《ヴィスクム》
上記の禁領への立ち入りを管理する組織。基本的にアウトロー気味な組織で、一般人からの評価はあまり良くない。
ここに所属する人間は探求者《インクァイアラー》と呼ばれる。
探求者にはそれぞれ探求者等級というものが存在し、それを上げないと宿木から提示される探索計画が少なかったり、他国移動に制限がかかる。


……この探求者等級を上げる作業は非常に険しく、リアルタイムで数ヶ月単位、しかも一戦毎に設定を変えなければならないような綿密さを要する。しかも禁領で負けると専用のアイテムをつけてないと下がる仕様。正直、ジルガが敬遠される最大の理由。
一応、金で雇えるNPCが4人いる。


  • テレーズ

「あ、自分と一緒に行ってくれるんですかー? うれしいですー」
女性の防御戦士。本人はほんわかした性格だが、そのやたら頑丈な全身鎧のせいで敬遠されがち。


  • ガストン

「お前見る目ある。ガストン選ぶ、当たり」
上半身裸の攻撃戦士。見た目は蛮族のそれ、言葉も片言とアクが強い。


  • ナタリー

「面倒だしあんまり怪我しないように」
防御術士。女性……の筈だが、言動が所々怪しい。契約料は一番高い。


  • ローラン

「本当に、小生をご所望なのでしょうか」
攻撃術士。派遣された学徒で、懲罰の派遣らしい。本人に自信が無く契約料も最も安いが、割りと役立つ。




「主よ。主よ。どうか」


「……どうか、かなうなら」


 ――私は、この項目を編集すると。



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