登録日:2010/03/16(火) 12:44:50
更新日:2023/10/17 Tue 13:10:31NEW!
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ff ff8 初見殺し チート 隠しボス パイプオルガン オメガ ff6 ff10 ワンショットキル 私のhpは116万です 対策さえしたら勝てる 全属性吸収 レベル5デス ←全滅した… 出会ったこと自体不運
アルテマウェポンを上回る強さを持つ、最強最後のモンスター
なぜ、このような場所にいるのか判らないが、出会ったこと自体、運が悪いと言うしかない。
「オメガウエポン」とは、ゲーム『FINAL FANTASY Ⅷ』(FF8)に登場する隠しボスである。
『FF5』に登場する「オメガ」のオマージュ的存在と言われている。
以降のシリーズ作品でも、似たような役割でしばしば登場する。
概要
ラストダンジョンである「アルティミシア城」の礼拝堂に生息している。
普段は黒い霧のような姿だが、城内にある鐘を鳴らすと正体を現す。
ただし正体を現しているのは鐘を鳴らして1分程度で、鐘から礼拝堂は遠く走ってもまず間に合わない。
このダンジョンは2パーティを切り替えて行動するため、戦わせるパーティとは別パーティで鐘を鳴らす必要がある。
アルティミシア城に生息しているものの、アルティミシアのしもべというわけではないようで、倒しても能力の封印は解除されないしクリアに必須でもない。
4つ足の獣の背中から天使の上半身が生えたような見た目。
剣をとり灰色にしたアルテマウェポンともいえる。
その実態は元ネタのオメガに勝るとも劣らないおぞましい強さであり、腕試しに挑んだ多くのプレイヤーを唖然とさせた。
能力
『FF8』は味方のレベルに応じて敵のレベルが上がる仕様であるが、レベル100時のHPは116万にも及ぶ。
ラスボスの最終形態が最大30万程度で、体力オバケとして知られるジャボテンダーでさえ60万以下であることを考えるとこのHPは脅威。
さらにすべての属性を吸収するため、硬さは万全。
攻撃も超威力の固定ダメージ技や防御無視技が揃い、鍛え方の足りなかったり無対策のSEED達をあっという間に殲滅する。
素早さも絶望的に高く、プレイヤーを恐怖のどん底に叩き落とす凄まじいボス*1。
しかも素早さはレベルに関係なく一定で固定ダメージ技も多いため、パーティのレベルを下げればすごく楽ということもない。
なお、意外にも逃げられる。
もっとも、元祖オメガと異なり、意図的でないと出会えないボスなのでお世話になることは少ないだろうが。
「メギド・フレイム」によるHP調整や、アビリティ「さきがけ」との併用で「アルテマ」や「メテオ」の魔法をドローし逃走を繰り返すテクニックも存在する。
使用技
下記の技全部を全てのレベルで使用してくる。
○通常攻撃
単体に物理攻撃。
○メテオ
ランダム対象に10回ダメージの魔法。
○アルテマ
全体に大ダメージの魔法。
上記3つはオメガウェポンの技にしてはまだ有情の部類だが、能力値が高いため、パーティが半壊状態でぶち込まれるとまず壊滅する。
○グラビジャ
全体に現在HPの75%と同じ魔法ダメージ。これの次はまずテラ・ブレイク。
○レベル5デス
たいてい戦闘開始時に使用。
使用キャラがレベル100だった場合には、即死を防ぐためにST防御ジャンクションにデス必須。
○リヒト・ゾイレ
あのアルテマウェポンも使ってくる技。
単体に9999の固定ダメージを与える。
つまり無敵状態でない限り確実に戦闘不能になる。
○メギド・フレイム
全体に9998の固定ダメージを与える。
つまり最大HPが9999未満な場合や、9999まで上げてあってもHPが1でも減っていた場合は即戦闘不能。
わざと喰らってHPを1にしてから無敵状態にして特殊技連発という戦法も使えるが…
本編でも機動兵器8型BISが使ってくるが、そっちはただの全体魔法攻撃。あまりの威力の違いにポカーンとしたプレイヤーも多い。
○テラ・ブレイク
防御力無視、ランダムで対象が変わる16回連続物理攻撃。
一発で約3000の攻撃が16回PTを襲う恐怖の技。
以上の行動をローテションで行ってくる。
攻略法
まず、正攻法で戦うのであれば、最大の脅威である「テラ・ブレイク」対策に「ぼうぎょ」コマンドは必須。
物理攻撃なのでノーダメージで防ぐ事ができるのである。
しかし、「ぼうぎょ」を習得できるのはGFの中でも「ブラザーズ」と「サボテンダー」の2体のみでアイテムによる習得は不可能である。
そのため、「ぼうぎょ」の使える二人で攻撃を耐えつつ回復・蘇生役を行い、残った一人で死亡上等で攻撃するのが基本パターンとなる。
「テラ・ブレイク」はプロテスでダメージ半減できるため、余裕があれば「オートプロテス」も有効。
「メギド・フレイム」に耐えるため、全員をHPジャンクションなどでHP9999にすることも必要。
「リヒト・ゾイレ」を食らったメンバーは必ず死ぬため、HP満タンで蘇生できる「アレイズ」の魔法や「そせい」コマンドも用意したい。
HP満タンをなるべく維持したいため、回復アイテムや「かいふく」コマンドも役に立つ。
「オートポーション」も、下位のアイテムの「ポーション」などを抜いておけば、高位の「エクスポーション」を使ってくれるため、知っていれば回復の手間が省け、かなり楽になる。
すさまじい速さについていくため、速さへのジャンクションは必須。
余裕があれば「さきがけ」や「オートヘイスト」も。
攻撃役はそれぞれ連続剣、デュエル、ショットの使えるスコール、ゼル、アーヴァインがおススメ。
キスティスは「マイティガード」&「ホワイトウインド」で一気に立て直せるためサポート役に。
リノアならヴァリー状態&「メテオ」での攻撃や「インビジブルムーン」での補助を。
加えて「メルトン」で防御0状態を付加すればガンガン大ダメージを出せる。
上記の状態を整えても油断はできない。
敵の攻撃は一発一発がパーティを半壊させるため、戦線維持が何より重要となる。
なるべく平均レベルも下げておけば、オメガウェポンのレベルも下がり倒しやすいのは言うまでもない。
ノージャンクション縛りの場合は、無敵が切れたら「グラビジャ」以外は即死ダメージなので、オメガウェポンを倒し切るまでスコールの「エンドオブハート」、リノアの「インビジブルムーン」による無敵を出し続ける程度の運が必要になる。
もっと簡単に倒したいときは
実のところ正攻法で行くと恐ろしい相手だが、FF8はゲームバランスが緩いため比較的簡単に倒す方法も存在する。
そのローーーーーマンチックな方法
- 聖戦の薬
一定時間とは言え、味方全員が無敵状態になるチートオブチート。
3、4戦目のサイファーからぶんどる以外では、賢者の石1万個*2から生成するしかない…だが、ギルガメッシュのカードをカード変化させることで10個も手に入る。
サイファーからぶんどり忘れてCC団イベントもすっぽかして現在DISC4?精製を頑張れ。
- ジ・エンド
お馴染みトラビア娘であるセルフィのギャグのような究極即死技。
こいつにも普通に効く。
ただし、出すのはかなりの低確率なので上記の聖戦の薬や、GF召喚の演出中などを組み合わせ時間を稼ぐ必要がある。
PS版ならPSの蓋を開けて戦闘を停止させる荒業も可能。
- メルトン+デュエルorショット
攻撃が強力なので、行動させる前に倒してしまおうという戦法。
できるだけゼルやアーヴァインの力、運、素早さを上げあらかじめHPを1にしておく。
さきがけでメルトンを食らわせ、防御0にしデュエルやショットで行動する前に仕留める。
デュエルはラッシュパンチとヘッドショックを繰り返す通称『超級武神破拳』で、ショットはモーションの早い『クイックショット』優先で。
スコールの連続剣で補助するとなおよい。
上手くやれば、全く行動させずに倒せる。仮に行動しても一回目はほぼレベル5デスのためある程度猶予はある。
奇しくもオマージュ元のオメガも有効な戦術は行動させずに倒すことである。
- ポーション
2017年に発見された画期的な攻略法。
なんとポーションを使われると次の行動を1回分スキップするという致命的弱点が発覚。
とは言え、こいつは素早いためぼーっとしてるとすぐに行動を再開するし、火力が足りないとポーション100個程度では全然足りなくなる。
また、上の「オートポーション」は使用優先順がポーション>エクスポーションなのでポーションを所持中は回復として役に立たなくなる。
このような行動スキップという行動における弱点が設定された理由は不明。
古くは『FFUSA』に「ケアルで回復してやるとHPが激減する」バグの存在するラスボスが存在したが、
こいつに関してはバグの類ではなく、意図的に「ポーションでの回復に対する特殊処理」として実装されているものである。
明確にお遊びとして入れたか、デバッグ用の隠しコマンドか…ぐらいが考え得る理由だが、実際のところは不明。
多くの試練を越えてオメガウエポンを倒した時、『オメガのあかし』が手に入る。
メニュー画面のチュートリアルのヘルプから確認できる。
その内容は……是非とも御自身で見て確かめて頂きたい。
どうしても気になる人はググってみると良いだろう。昔のしょぼいウェブサイトみたいだなとか言うな
凶悪な強さを誇り、FFシリーズでもしばらくは最強ボスの座に君臨していたが、レベル100最強状態のコイツを、アルティミシア城の封印を一つも解除せずに倒す方法がある。
やり方は超簡単!全員のステータスをカンストさせ、ST攻撃ジャンクションにバーサクをつけ、オートヘイストをセット。戦闘開始後自分を殴り、あとは放置しておくだけ!運次第でメギド・フレイムが来る前に倒せる。
ステータスカンストできる廃じ…強者は試してみては?
他作品での登場
FF6
アドバンス版以降で追加されたボス。
クリア後に行ける隠しダンジョン『竜の巣』を一度攻略し、カイザードラゴンを倒す。
その状態で竜の巣へ向かいもう一度最深部へ行くと戦える。
見た目は白くなったFF6版アルテマウェポン。
HPは65000だが、倒しても行動パターンが変化し2回まで復活するため実質約20万。
グランドトライン、オメガドライブ、ミッシングなど強力な攻撃技のほか、フリンジングダスト、マインドブラスト、ブラスターなど搦手も多いため、FF6でも最強のボス*3。
…まあ、FF6は攻撃手段がインフレし、自動復活するリレイズも簡単に覚えられるため人によっては全く苦戦しないこともある。
なぜか倒すと『あめのむらくも』を落とす。今更こんなものもらっても…。
FF10
今作ではエボンの教えに背き処刑された僧侶オメガが死後魔物になった存在。アルテマウェポンはオメガの影と言う設定。
隠しダンジョン『オメガ遺跡』の最奥にいるボス。
…と経歴はそれっぽいが別に強くない。
ステータスは明らかにラスボスのほうが強く、下手をすればコイツのところまでの強制連続バトルのほうが厄介。
アルティマニアにも強くないことがかかれており、オメガの恥さらしレベル。
こいつと最強の隠しボスのみからラーニングできる敵の技があるのがせめてもの救いか。
インター版だとかなり強化された。
それでも訓練場の弱めのオリジナルモンスターと同程度。
それどころかダーク召喚獣が追加され最強からはますます遠ざかった。
FF10-2
ラスダンの登場とはいえ雑魚敵にまで落ちぶれた。
しかも経験値を結構くれる割に倒しやすいため、狩りの対象になることもある。
FF10のデータを使いまわしているため、倒すと専用の敗北モーションがあるのが涙を誘う。
一方、アルテマウェポンは隠しダンジョンのボスに昇格した。
インター版ではクリーチャークリエイトにおいて超重要なキャラとなっている。
その正体は魔界の支配者。魔界から人間世界に進攻しようとするも、それをよしとしなかった兄であるアルテマウェポンに魔界の扉を閉じられてしまい計画は失敗。兄と対立し、彼を魔界から追放する。
アルテマウェポン解放後に開催される魔界の扉杯をクリアすると、2回目のアルテマウェポンと二者択一で仲間にできる。
心情的にはアルテマを仲間にしたいが、これをすると魔物コンプリート不可になるためオメガを選ぶのが吉。
オメガウエポンの魔物人生をクリアするとシンラ君が…?
追記修正お願いしま…
テテテテー テーテー テッテテー
ピロリン
【冥殿のあかしを入手しました!】
おめでとう!
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▷ コメント欄
- 6のSFCでもでるから
初出は6
ケータイじゃ追記できないから
だれかたのみます -- 名無しさん (2013-12-09 20:19:04) - 6SFCに出てくるのはアルテマウェポンだろ。 -- 名無しさん (2013-12-09 20:23:40)
- うちのカーチャンは聖戦と特殊技禁止で勝ってたけど、ノージャンクションとかになると運ゲーだよなぁ… -- 名無しさん (2014-01-13 11:58:22)
- リヒト・ゾイレやメギド・フレイムよりも防御無視の16連続攻撃のテラブレイクでやられそうになった(GFを身代わりにしてなかったらアウトだった)のは今でも覚えてる。 -- 名無しさん (2015-03-30 22:18:40)
- 裏ボスを倒せばそれ相応の収穫があるのが普通なのにふざけるなと当時は思った -- 名無しさん (2015-07-05 21:23:31)
- でもFFVのオメガも収穫は勲章だったしな~ -- 名無しさん (2015-07-05 21:58:37)
- まぁ、最強の裏ボス倒して究極武器とか手に入れても誰にどう使うんだって問題はあるしな -- 名無しさん (2016-11-09 12:45:50)
- 発売から18年目にして、オメガが行動する前にポーションを与えるとそのターンの行動をスキップしてしまうという衝撃の事実が判明 -- 名無しさん (2017-09-18 23:57:12)
- たまに仕様に気が付いていないのかFF8でもレベル100を避けるという主張を見かける -- 名無しさん (2017-09-19 00:40:15)
- 最近ではポーションを使うと行動をスキップしてしまうという致命的な弱点が見つかってしまったらしい -- 名無しさん (2017-09-19 11:07:53)
- 楽に勝つなら低レベル、LV100にちゃんと挑むならデスをST防御にするのは当然として オートエクスポーション(エクスポーションより弱い回復アイテム全部売ってオートポーション付ける)やっておけば9998ダメージも怖くない -- 名無しさん (2020-10-23 03:29:05)
- シリーズ最強のウェポンなのに、 -- 名無しさん (2021-11-10 02:36:54)
- ↑続き。シリーズ最強のウェポンなのに、未だにFF14に出演なしでウェポンシリーズ総出演のウェルリト戦役にも出番がなかったのはどうか -- 名無しさん (2021-11-10 02:38:48)
- いいよね。昔のインターネットサイトみたいなオメガのあかし。おめでとう! -- 名無しさん (2021-11-10 09:41:05)
- 「ぼうぎょ」のコマンドアビリティでもテラブレイクは防げる(ぼうぎょは次の行動に移すまで、物理攻撃ダメージ0 魔法攻撃半減) テラブレイク後の立て直しは素早くやろう -- 名無しさん (2021-11-10 20:24:44)
#comment
*2 賢者の石10個で英雄の薬試作型、英雄の薬試作型10個で英雄の薬、英雄の薬10個で聖戦の薬試作型、聖戦の薬試作型10個で聖戦の薬を精製するため。
*3 とはいえ搦手に関してはカイザードラゴンのほうが得意で、向こうも真っ向勝負するとかなりのHPになるため、どっちが強いかは意見が分かれる。
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