登録日:2011/07/23(土) 02:06:52
更新日:2025/03/15 Fri 01:24:59NEW!
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サッカー サッカーチーム チーム キャプテン翼 日本代表 日本 代表
キャプテン翼の日本代表は中学生のときから同年代の代表選手がほぼ変わらない。
要は「無印(中学まで)の登場人物がそれ以降もずっと続投している」というだけではあるが。
スタメン選手とベンチ組の実力差もそれなりにあるのだが(場合によってはぶっちゃけ「翼と若林」と「それ以外」に分けても良いぐらいの時もある)、
それ以上に深刻なのがベンチ組と選外の選手で、あまりにも実力差が開いているのかベンチ組を押しのけて上がってくる気配すらない。
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【一軍】
[FW]
日向
日本の誇るエースストライカー。
コンクリートの壁を打ち砕く必殺タイガーショットをはじめ、ネオタイガーショット、ワイルドタイガーショット、雷獣シュートなど数々の必殺シュートや
激しいドリブルやタックルでも容赦なく相手を吹っ飛ばす。
「いつまでも調子にのってんじゃねぇ!」「来るなら来い!何人来ても同じだ!食らえタイガーショット!」「どけシュナイダー、俺の前に立ちふさがる者は全て吹き飛ばす!」
しかし超攻撃力的なイメージとは裏腹にコンスタントに大活躍する翼と違ってさらに強力な相手に封じ込められる事も多く、その度に失踪・特訓の末に新必殺技を編み出してくる。
翼を除けば最も得点力があるはずなのだが、ユベントスに入団してからは身体のバランスの悪さをトレーナーのマッツに酷評されてしまう。
特に持ち味の雷獣シュートを世界各国のプレイヤーに真似され、しかもその得点力が高くない事が痛い。さらには松山にまでイーグル雷獣シュートとして模倣されてしまう。
そろそろ新技開発のため失踪すべきでは。
日本では翼と若林の次に優遇されており、度々活躍が描写され、スポットが当てられる場面も多い…のだが、2人に比べると嚙ませ犬になる場面も多い。
また、翼と若林が常に世界最強レベルの選手と描写されているのに対し、日向は得点力以外はさほど優れているようには描写されない。
中学生編までは翼と同等のように描写されていたが、ジュニアユース編以降は翼(と若林)とは明確に差が開いていると言わざるを得ない。
それでも前述の通り翼と若林に次いで優遇されており、岬達よりは遥かに扱いがいいのだが。
レッジアーナに移籍後は成長を見せ、身体のバランスの悪さは改善された模様。*1
また、そこまで目立たないが咄嗟にウイングプレイヤーを買って出たりするなど、結構器用ではあるらしく役立たずになることは少ない。
新田
中学生の頃から100m11秒台の俊足を誇り、天性のバネから繰り出される隼シュートを武器とする。
初登場時は粗削りながらも素質は翼と同等とされており、実際に光るプレイを見せていたがいつの間にかその設定はなかった事になった模様。
代表では日向とツートップを組むものの活躍はほとんどなく、隼シュートをあっさりキャッチされて強豪GKを引き立てるのが主な役目。
なまじレギュラーなため、キャプ翼における点の取れないFWの代表格になってしまう。
GKの引き立て役以外に特に役割も持たされていないため、試合中の存在感もかなり薄く、スタメン落ちや途中交代も多め。*2
ジュニアユース編ではノーゴール。ワールドユース編では左右両足で隼シュートを打てるようになり多少得点もしているが、肝心な試合では1点も決めていない。*3
長らく不遇の存在だったが、オリンピック編で遅まきながら覚醒。
翼や日向が不在のアジア予選ではエースストライカーとなり、中学生編以来のまともな得点シーンが描かれ、以降もコンスタントに得点。
翼たちが合流した本大会でもあのドイツのミューラー*4から2得点しており、今や作中判明している総得点数は日向、翼に次いで日本人選手で3位である。
FWにコンバートした若島津との競合もあってとにかく結果を出さなければならない立場となり、以前の新田からはとても想像がつかない姿は、数少ない無印より扱いがよくなったキャラクターといえる。
[MF]
翼
ご存知シリーズの主人公。
どこに居ても試合を組み立て、全日本最大の得点力を誇り、おまけに守備にも積極的に参加し、最前線に居ることが多いのに時にはGKのサポートまでする無尽蔵の運動量とスタミナとセンスと機動力*5を誇る超万能選手。
流石にちょくちょく苦戦はするものの、一試合通してやられっぱなしであることはまずなく、サッカー脳も抜群。
しかも対戦相手の技を一度見ただけで次々と自分の物にしてしまうという、とんでもない才能の持ち主。
葵曰く「この世に存在するサッカーの技は全て翼さんの物」
そのあまりにヒロイックなスタイルから中田もジダンもMFになった。ジダンも。そのせいでFW不足になってしまったんだとか。
得意技はオーバーヘッドキックやドライブシュート。
プロ入り後はスカイウイングシュート、スカイダイブシュート、ハイスピードトルネードスカイアルファと、どんどん超人化の一途を辿っていく。
必殺技だけでなく基本性能自体がどんどん跳ね上がっているため、
かつては互角に近かった日本の選手たちとは歴然とした差が生まれているし、世界的に見ても単独で部分的にでも翼を上回る選手は少なく、当然総合力で翼を上回る選手はほぼ居ない。
仮にいたとしても、その試合のうちに必殺技は盗まれ、得意なプレーはその上を行かれ、試合終了までには「翼はその選手の完全上位互換」になっている。
このためチームスポーツにもかかわらず、ワールドユース編あたりからは翼一人に頼り切りになるような試合展開が基本となっており、その影響で多くの脇役たちが空気化したことへの読者からの非難は激しい。
一応翼1人だけではどうにもならない試合もそれなりにはあるのだが、問題はその描き方であろう。
岬
メインヒロイン。公式でも「永遠のアイドル」とか言われている。
フィールドのアーティストと呼ばれるテクニックの持ち主。
無印時代は必殺技がないので総合力では翼に見劣りしたが、身体能力は翼と同等であり、敵エースとも互角の戦いをしていた。
ジュニアユースでは父の留学先であるフランスから参戦した海外組だったのだが、高校進学のため日本に帰国。高校サッカーでは1度も日向に勝てないという結果に終わり、スランプに陥る。
その間に実力も伸び悩んですっかり翼や若林とは同格でなくなってしまい、翼がいないと結構優秀な選手止まりという扱いにされ、ワールドユースでは賀茂監督にそれを理由にチームを追放される。
実際この時は翼抜きだとRJ7にも善戦~苦戦する程度でしかなく、これといった特徴も乏しかったため、単独でも世界有数の実力者である翼と違って世界が舞台だとどうしたものかというところだった。メタ的にほぼありえないだけで、翼がレッドカードで早期退場した場合や長期戦線離脱したらどうするんだ?という話でもある。
それから自分探しに世界を放浪してかえって自分を見失ったり、結局また本来のスタイルに戻ったりと作者も扱いに困ってかキャラ崩壊が著しい。
最終的に「翼と組んでいれば世界最強の攻撃力になる」という結論になった。
環境の差を考えれば仕方がないとはいえ、今や単独の実力は翼と相当開いており、ゴールデンコンビも格落ち感が強いのが悲しい。
翼と組んで必殺シュートを撃つ時だけなぜか雷獣シュートやジャンピングトルネードアローシュートを使えるようになる。
単独でも撃てるのなら、上記のように「翼がいなかったらどうするんだ」と言われる事も無くなるだろうに。
松山
天才肌の選手が多い中、「才能のないヤツは練習するしかない」という信念の努力人。
中学生編まではトップ下だったのがジュニアユースではリベロに、ワールドユース以降はボランチに……と、次々コンバートさせられた。
ジュニアユース編では多くの選手のコンバートが特に説明もされずに行われる中、数少ないコンバートの目的が説明されたキャラでもあった。
中学3年になっても小学生時代の食堂での借りを根に持つ執念の持ち主で、たびたびそれをネタにされるが
WY編でついに日向への逆襲に成功。長きに渡った怨念に決着を付けた。
必殺技も色々あるのだが、北国シュート→荒鷲ショット、鉄砲水タックルなどと、そのネーミングセンスは絶望的。
前者はほどなくしてイーグルショットで固定されたが、後者もイーグルタックルでは駄目だったのだろうか。
なおイーグルショットも後年、荒鷲ショットと書いてイーグルショットと読ませる場面があるので、作者は未練がある様子。
ワールドユース編では合宿からチームをまとめてきたこともあり、翼から「本来ならこのキャプテンマークもきみがつけるべきだとおれは思っているんだ」とのお墨付きをもらうが、「じゃあキャプテン光にしろよ」というツッコミを作者が嫌がったのかほぼ同様の役割を担ってきたはずの五輪編ではアジア予選はともかく本戦に入るとなぜか描写が減り、副キャプテンの役も日向のもとへ。キャプテンシーこそが松山の重要な個性なのに、彼が一体なにをしたというのか。
葵
ワールドユース編から登場。翼の一年後輩。
ワールドユース編では新キャラにして準主役ということもあって非常に優遇されていたが、翼の弟分ゆえか既存キャラの個性をつまみ食いするかのようなプレイが目立つ上に、つまみ食いされた方は出番を失ったり活躍させてもらえなかったため、多数の選手のファンから絶大な恨みを、そしてあまりの翼信者ぶりに絶大な顰蹙も買う。*6
ワールドユースの後はそこそこの役割に落ち着いたが、かえって何の個性も無くなったと言われることも。
ただ、無名の中学時代からのし上がってきた唯一の選手という点はある意味最大の個性。
スタミナと運動量に定評があったが、近年は割と普通に途中交代する。
立花兄弟
世界に名だたるスカイラブハリケーンなど、様々な空中サッカーの使い手。
タイやメキシコに同類が存在し、空中サッカーはいまやキャプ翼ワールドでは標準装備となった。
……が、さすがにそれは非現実的すぎるためか、あるいは便利すぎるためか*7、たびたび怪我で離脱させられる。
本来はFWだが見上監督がFWばかりとってMFをギリギリしか取らなかったので代表ではMFにコンバートされた。
ワールドユース編では賀茂から「二人一緒でないと何もできないのか」と言われて個人技を身に着けるが実戦で披露する事は一度もなく、何の意味もなかった。
指摘自体は真っ当なものであったのだが、その指摘をした賀茂自身もスカイラブ目当てでしか彼らを起用しなかった。スカイラブの発射台を次藤に任せて片方だけが出ている試合もあるので、つまり賀茂は交代枠が惜しく、一人で起用する上での保険が欲しかっただけなのだと思われる。
そもそもレギュラー間違いなしの7人に数えられており、だからこそパワーアップを命じられたのに、三杉の心臓病完治と葵の加入でベンチ要員となってしまった。
そして大人になって体格が大きくなってきたためスカイラブハリケーンは使えないという事にされ、
さらにそれでも負傷離脱を承知で最後のスカイラブを敢行、そのまま病院に直行した。再起不能も覚悟しているように描かれていたが、順調に復帰に向かっている模様。……だがその矢先に、負担を減らした新しいスカイラブのアイデアを次藤と佐野に奪われた。
なおGOLDEN-23にて、スカイラブに代わる特技として二人でダブルボランチをやり始めたが、これで松山と葵からスタメンを奪えるのかどうか……*8
[DF]
三杉
ガラスのエース、フィールドの貴公子。
翼をも超える能力を持つ最強の選手であるが、心臓病により長時間戦えないというハンデを背負った悲劇の選手。
……だったがワールドユース編にて、心臓病は治ったが実力が凡人になったというあんまりな措置を受ける。
その飛び抜けた能力はやがて追いつかれるであろうことは僅かながら示唆されており*9、長年碌に体づくりさえできなかったので現実的に考えてもむしろ当然ではあるが、「見事病気に打ち勝ちハンデのない凡人へ」ではあまりにも魅力も活躍の場もなく、「こんな扱いになるくらいなら心臓病が再発してほしい」という非情ながらも切実な願望を抱くファンも多かった。
一応ワールドユース編ではアジア予選から全ての試合にフル出場しているが、これはタフというより単にイベントがなかっただけで、ジュニアユース編の次藤と大して変わらない。それぐらい存在感を失っていた。*10
覚える技もワールドユース編でドライブシュート、ROAD TO 2002でフライングドライブシュートと翼が使っていた技の型落ち品ばかり。
ジュニアユース編まではMFだったがワールドユース編では「世界最高峰のリベロ あのフランコ・バレージを目指す」とDFに。
しかしリベロ転向後の活躍ぶりは前述した通りで*11、GOLDEN-23ではMF起用される場面も多かった。
結局性に合わなかったのか、五輪本戦ではバレージにあやかった、そして高杉から役割共々強奪した背番号6もかなぐり捨ててサイドバックもやり始めたが、これが心臓病再発の話に繋がっていく。
ファンの要望が通じたのかは不明だが、その後心臓病再発の危険性を匂わせつつ、以前と比べれば随分と活躍、と全盛期の勢いこそまだ取り戻せないものの、結局元に近いんだかどうなんだか微妙なキャラに。
まあいきなり翼並みの最強クラスに成長するのも不自然なのでこれは仕方ないと思われる。
そして五輪本戦ドイツ戦、吉良監督の策が裏目に出てGKが森崎という大ピンチに陥り、シュナイダーのシュートを止めるためその身を投げ出した三杉は、心臓にファイヤーショットが直撃、心肺停止状態に陥ってしまう。三杉の魂を天国に迎え入れようと集まってきた天使たちをスペインのミカエルが謎のオカルト能力で撃退し、現世に復活。
しかしその後も、気を失った弥生が三杉の心臓が爆発する悪夢を見たり、本人も「フィールドで命を落とすなら本望」と独白し始めたり、その三杉になおもまとわりつく天使にミカエルが「やめろやめろやめろやめろ」と前衛的な胸騒ぎを覚えたり、試合終了後も精密検査で不整脈が見つかったため、スペイン戦はベンチスタートとなるなど、なおも不安要素が漂っている。
石崎
主な特技は自殺点と顔面ブロック。
人を吹き飛ばし、ゴールネットを突き破り、コンクリートの壁にめり込むような殺人シュートを顔面に受けてもせいぜい負傷退場くらいで済むため、読者からは鋼鉄の顔面を持つ男と言われる。プロボクサー志望の神田が翼をいくら殴っても倒せなかったのはこんな人間の顔面をぶん殴って拳が破壊されていたせい
真っ当な実力で輝く場面は稀だが、「凡人でも頑張れば報われるように」と作者が優遇を明言していて、DFの層の薄さもありスタメンから外れることはほぼ無い。
逆にあえて悪く言えば「どんなに頑張っても作者に愛されなければ報われることは無い」という非情な現実を他キャラクター(特に高杉)に突きつける男でもある。まさにキャプテン翼ワールドにおける聖域。
そんな調子で普通にエリートコースを歩んでしまったので、突然「あの下手くそな石崎がヒールリフトを!」とやられても、読者は反応に困るばかり。
次藤
日向をも上回る突進力、強烈なロングシュート、バックスピンパスという高等技術を兼ね備えた超強豪……だったのは初回だけで、仲間になってからは見る影もなくなった。DFとしての活躍はお察しで、主な役割は立花兄弟を発射するカタパルト。
そのためかワールドユース編では賀茂から「単なるデブはいらない」と言われて個人特訓。
体を絞って鈍足と持久力不足を克服した…という展開なのだが、克服した時に初めてこれらの欠点に言及されるため、あまりにもとってつけた感が強い。
GOLDEN-23の頃になると、作者はスカイラブを作中から抹消するつもりだったらしく、立花兄弟を葬り去っただけではなく、次藤までも怪我で離脱させた。
立花を消しただけではまだ次藤が翼や石崎を発射することができるためである。
……だが結局他の奴が翼をスカイラブで飛ばすという暴挙を敢行、この後に次藤も復帰して結局スカイラブは解禁される。
じゃあ立花兄弟は何のために潰されたのだろうか……。
ちなみにスペイン戦、日向が相手のDFを「走れる次藤ってとこか」と評したので、また「走れない次藤」になってしまったのかもしれない。
早田
登場当時は「エース殺し」の異名を取り、相手エースへの徹底マークを信条としていたが、全日本では全くそんな動きは見られない。
相手エースとの対決は翼がやる場面だからである。
気性が荒く、ナポレオンと乱闘騒ぎを起こして退場を命じられたこともあるが、何故か次の試合では普通に出場していた*12。
カミソリシュートも隼シュートと並ぶかませシュートでしかなくなり*13、
ワールドユース編では賀茂から「そんなカーブを掛けただけのシュートが世界に通用するものか」と指摘されたが、それでも自分にはカミソリサッカーしかないと、更にカーブに磨きや精度をかける特訓を行う。
「開き直っているだけじゃないのか」と指摘されることが多いが賀茂は特に文句を言っておらず、彼としては問題なかった模様。そもそもそんな程度の課題でしかなかった
しかし、同時期に更に鋭く曲がるブーメランシュートを会得したため、ほとんど意味がなくなってしまうというあんまりな事態に。
徹底したマンマーク役も赤井に奪われてしまい、*14かなり影が薄くなってしまった。
GOLDEN-23では似たような立ち位置である立花兄弟、新田、次藤が活躍しているのに対して早田は相変わらずの扱い。
ドイツ戦では久しぶりに出番をもらえた……が、カミソリシュートはミューラーに止められ、カミソリタックルを成功させたかと思ったらボールはシュナイダーの足下に転がっていくという自殺点に等しいミスを犯す。
スペイン戦に入ってからは今まで目立たなかったキャラクターにもスポットが当たるようになり、ついに早田も新必殺技を披露した。……カミソリドライブシュートの名を冠したフライングドライブシュートという、またも開き直ったような技を……めでたくバーに阻まれた。
[GK]
若林
ペナルティエリアの外からはゴールを決めさせない、スーパー・グレート・ゴールキーパー*15。
この伝説を打ち破った選手は2019年時点で、シュナイダー、肖俊光、ナトゥレーザの3人しかいない。
世界最強のGKであり、彼が無傷で居られれば日本が負けることは無い。
他にも強豪GKは大勢いたのだが、そいつらは全員どこかしらから大量失点してしまっており、
まともにシュートを止めてくれる世界で唯一の選手になってしまった。
そのため作品展開の都合で大昔から度々負傷するのだが、決勝戦には必ず戻ってきて一番いいとこをかっさらう。
GKながらオーバーラップするなど思い切った行動に出ることも有る。
というか、若島津のオーバーラップばかりが有名だが、最初にオーバーラップをやったGKは若林である。
若島津
空手の経験を活かした「三角飛び」や「手刀ディフェンス」などの必殺技でゴールを守る。
三角飛びは若林も一度だけ使用したことがあるが、自身のスタイルとは合わなかったのか以降は使用していない。
抜群の身体能力と反射神経で、日本国内では1対1だろうがPKだろうが余裕でシュートを止めまくる無双っぷりを発揮していたが、海外相手となると話は別のようで大量失点を喫することも多い。
若林に強いライバル心を持つが、海外で腕を磨く若林とは年々差が広く一方(若林が強すぎるだけかもしれないが)。
カウンターされるとやばい状況でもオーバーラップしたがる一面も*16。
ワールドユース編では自分と若林を競争すらさせずに若林の方が上だと勝手に決めつけ、一方的に自身を控えGKにする見上監督に反発し、一時は代表を離脱した。*17
紆余曲折あって戻ってくるが、ウルグアイ戦ではDFの大失態*18があったとはいえ5失点を喫し、若林が復帰した後はスタメン落ちしており扱いは何も変わらなかった。
「おれは若林源三のかませ犬じゃないんだ!」なんて台詞を言わせ、代表を一時とはいえ離脱し、それでチームが大苦戦するという事態になったのにこの扱いはさすがにひどいのではないだろうか……。
結局のところこの一件で若島津が身につけたのは、素直に見上に謝罪でき、「前の試合で5失点したから大きなことは言えない」と若林にスタメンを譲れる謙虚さのみだろうか。
作者も若島津ファンに悪いと思ったのか取ってつけたように「若島津は俺(若林)と同等のキーパー」と言わせているが、実際の試合描写を見るとたとえ若島津ファンでもとてもそうは思えず、何のフォローにもなっていなかった。
若林との差別化として攻撃的なGKを目指すと宣言したが、何度も言うように若林も積極的なプレーをするタイプなのであまり差別化になっていない感もある。
長らく「FWにポジションチェンジしたら結構いい活躍するのでは?」と言われていたが、オリンピック編では本当にGKと兼任するようになる。
長身を活かしたポストプレーを見せたり日向とツインシュートを放ったりと、なかなか無難に適応している。
2018年時点の作者の考えでは日本のベストイレブンは日向・若島津との事で、新田より上の扱いのようだ。*19
【一軍半】
[FW]
反町
日向不在の東邦で得点源だったという経歴からか、あるいは顔が良いためか、はたまた他に選手がいないせいか、代表でもたまに出ている。しかし活躍するシーンについてはなくはないが、あまり華々しいものではない。他の選手がそれぞれ必殺シュートを放つ中、1人だけ必殺技が無いので仕方なくダイビングヘッドを放つ羽目に……。
東邦時代から加わった仲間ということもあってかどうにも立ち位置が不安定で、明和組と東邦組を使い分ける日向たちから微妙にハブられることがある。
ワールドユース編序盤の記者会見の場面でもプロ入りが確実視されていた選手として、修哲トリオ・高杉・森崎さえ「南葛5人衆」などという唐突なグループ名をつけてまで紹介されているのに、反町だけ姿がない。高校選手権V3を成し遂げ、決勝戦では同点ゴールも決めたのに……
五輪編では前線からの積極的な守備を見せ、「俺はこの合宿 守りもできるFWをアピールする!!」と独白していたが、そのせいで吉良監督からDFへのコンバートを示唆される。
「全日本のDFは他のポジションであぶれた脱落組の掃きだめ」という作者の悪癖は相変わらずである。
さらにその個性もドイツ戦で「GKをやっていた若島津はFWとしても守備意識が強い」と言われて怪しくなったせいか、スペイン戦ではプレスこそかけているがディフェンシブフォワードとしての主張をしなくなっている。日向との連携で何度もシュートチャンスを得るも一向に決まらず、このままではかつての新田のポジションに収まってしまう(そして勝手に森崎の評価が上がる)。
[MF]
佐野
次藤のお供。
松山に匹敵するボールキープ力、次藤とのコンビプレイ、オーバーヘッドキックまで使う身軽さで活躍……は最初だけで、上位互換がいくらでもいる全日本ではほぼ「いるだけ」の存在まで転落する。次藤まで立花兄弟にもっていかれてしまう始末。
本来はFWだが、見上監督がFWばかりとってMFをギリギリしか取らなかったので代表ではMFにコンバートされる。
早苗から「佐野くんには悪いけど、やっぱり岬くんと比べたら……」などと言われてしまった事があったが、
確かに岬との実力差はあるとは言え、そもそも賀茂が立てた作戦がすでに破綻していてあとは選手に丸投げという状況では、彼を責めるのは酷だろう。
控え選手の中では出番が多いほうで、ジュニアユース・ワールドユース大会の決勝戦で両方出場したのはレギュラー以外では彼が唯一。
ただし、五輪編ではフットサルコンビの登場などもあり、以前と比べると出場機会はだいぶ減ってしまった。
ようやく出番の回ってきたスペイン戦では久々に「さのとのコンビプレイ」を披露。
さらにスカイラブの負担を減らした改良型、空中スカイラブを披露するものの、一点リードされている状況で試合終了間際、ラインを割りそうなボールに咄嗟に通常のスカイラブを使ってしまい、負傷離脱。
「せっかく出番が来たのにもうこの大会出番ないなんて悔しいよ」とナトゥレーザ顔で泣く程度で、重傷ではなさそうなのがせめてもの救いか。巨漢と小柄のコンビなんだから、コンサワット兄弟みたいに蹴飛ばしてもらって飛べば良かったのに……
……ちなみに、ドイツ戦で井川がスカイラブで翼を飛ばした際には翼は無傷で土台の井川が負傷、次藤と佐野のスカイラブは土台の次藤は無傷で佐野が負傷。空中スカイラブを完成させるための猛練習があったとはいえ、なんとも都合のいい壊れ方である。
テクモ版のⅤでは日本代表に合流しない新田に代わって最後までFWのスタメンに設定されるという破格の扱い。
沢田
日向のお供。
翼たちの世代から見て2年後輩だが、上級生と遜色のないプレイを見せる。年齢差の重い小中学生の頃にそれが出来ていたのは凄い。
代表では岬や松山と比べると見劣りする場面も多いが、2学年下のU-19代表では中心選手として活躍しているようだ。
新田や佐野もU-17代表なら大活躍していたのかもしれない。
井沢や佐野同様、控え選手の中では出場機会が多い方だが、日向との連携で強さを発揮する選手なので、日向が陰ってくると巻き添えで出番が減る。
「Road to 2002」ではサッカーボールカットというとんでもないヘアスタイルになって登場。大不評となりあっという間に元に戻った。
五輪編のスペイン戦ではなぜか連続で凡ミスをやらかし、突如石崎属性を獲得。
[DF]
井沢
修哲トリオで唯一まともな戦力になる男。
本来井沢より能力は高いはずだが弱体化著しい次藤や早田よりも、ヘディングの強さを活かして敵の攻撃を阻む場面が多い。
基本的にはMF登録だが高杉を差し置いてDFとして試合に出ることも多い。
特にDFとして練習をしている様子はなかったのだが、反町と同じで顔が良く人気投票上位の常連だったというメタ的な理由もあると思われる。ジュニアユース編に先駆けて制作された劇場版オリジナルの代表戦でも石崎ではなく井沢がDFのスタメンになっている。
GOLDEN-23では次藤が負傷離脱したためDFのスタメンに昇格するという大出世。
五輪本戦では次藤の復帰や曽我の加入によりスタメン落ちするも、たびたび守備固めで出場している。ドイツ戦で実に3人ものDFが負傷した影響で、スペイン戦ではスタメンのDFに復帰。後半終了間際に三杉と交代させられるが、安定した守備は最後まで健在だった。ミカエルから「戻りが早かった」とコメントされるほど。
浦辺
元・大友カルテットのリーダー格で石崎のライバル。大友中学では四人がかりの守備と新田へのロングパスで南葛中を苦しめた。新田からは今も「心のキャプテン」と慕われる。
RJ7で実力を上げ、ワールドユースの決勝戦で石崎が負傷退場すると代わって出場。日本優勝の瞬間まで守り抜いた。
実家の豆腐屋を継ぐから高校を卒業したらサッカーをやめると宣言していたのだが、結局サッカーを続けてプロ入りも果たしている。
石崎からも一度その点を指摘されたが、有耶無耶になってしまった。
ちなみに中学生編まではMFだったのにワールドユース編からは何の説明もなくDFになっている。
大友カルテットは全員守備で頑張ったので、5年ぶりの連載再開という事もあってMF2人・DF2人だったのをDF4人だと作者が勘違いしたのだろうか……。ワールドユース特別編では若島津が弱気なキャラになっていたので、あり得ない話ではない。
[GK]
森崎
日本が誇るスーパー・グレート・ザルキーパー……もといスーパーがんばりゴールキーパー。若林は心の底からこいつをバカにしているんだな
石崎の「若林の代わりが森崎だったら何失点するかわからなかったからな」という発言(冗談混じりだろうが、後ろで聞いていた森崎は怒って結構本気で石崎を殴っている)や、代表に招集しておきながら試合に出したら当の監督が絶望する、終いにはあの日向から「楽にな」と気遣われるなど、意図的な方面でも信頼性について失礼な扱いを受けている場面もちらほらある。
かなり長い間読者からネタキャラ扱いされていたが*20、失点こそ少なくないものの結構活躍も描かれており、代表に選ばれるだけの実力はちゃんとあるといえる。
負傷などで戦線離脱していることが多い若林や若島津に比べて「安定して試合に出せる」「控えGKとしては終始機能しているから翼辺りにGK(しかも負傷率高し)させずに済む」という点では読者からの評価は高い。
また、若林とは比べものにならないだけで実はセーブ力はそれなりに高く、アジア予選などでは防げるシュートは防いでいるので正GKとしてはともかくベンチ入りするに十分な実力は備えている。
世界大会の決勝とかでは流石に荷が重いのだが、そもそも若林以外の世界中の名GKでも世界では荷が重たいのでそこで活躍を求める方が酷である。
作劇上、強豪チームとの試合では何得点かリードしていてもそれが森崎にとって必ずしも有利になるとは限らないのだが(普通に追いつかれるので)、大量失点していても尻上がり的な好セービングを見せることが多く、他のGKで往々にあるやられっぱなしということは意外と少ない。中西他との評価の違いはそこにあるのだろう。
若林・若島津がいるため国際試合ではほとんど出番がなかったが、五輪編では若島津がFWを兼任するようになったため出番が増える。
ドイツ戦では不測の事態により途中出場。最初はシュナイダーの前に為す術もなかったが試合途中からめきめきと腕を上げていき、なんとシュナイダーのシュートを単独の力で防ぐ。
キャプ翼の強豪GKはそのままだと強すぎるという理由で負傷させられることが多いのだが、この試合では森崎も結構な負傷をしており、彼が強豪GKの仲間入りをした証拠といえるかもしれない。
距離があったとはいえファイヤーショットも止めており、ブラジル正GKサリナスより強い日本第3GKの誕生である。
翼の結婚式で代表が全員揃うイラストでは森崎だけいないという異例の謎待遇を受ける。
とはいえ翼が呼ばないとは思えないため、「何かしら事情があって参加できなかった」「写真を撮った(※タイマーにしなかった)のが森崎だった」という説が有力。
メタ的に言うと作者が描き忘れたのだろうが、早苗の友達の応援団員まで描かれていながらそれはあんまりである。単行本15巻の表紙絵でも、若林や若島津は勿論、来生や滝、高杉、岸田まで描かれているのに森崎はいなかったりして、作者にとって何か嫌なことがあったのかもしれない。
【二軍】
来生
修哲小学校時代は点取り屋と呼ばれていたが、翼とチームメイトになってからは得点は翼の役割なので、来生の得点は必然的に減っていく。中学全国大会で描かれた修哲トリオのゴールは来生3得点、井沢2得点、滝1得点というもので来生は一応のトップ程度でしかないばかりか、そのゴールも相手が格下だったり、本人が「決められなきゃ一生の恥」と言うようにノーマークだったり、アシストした滝の方が次藤の股間潜り抜けという凄いことをやってたりして、点取り屋として誇れるかはかなり微妙。挙げ句に東邦戦では井沢のほうがシュート本数が多い始末(さらに井沢は大会優秀選手の加藤からゴールを奪っている)。
全日本では毎回招集されるがダイジェストの練習試合ぐらいでしか出番がなく、特に活躍も描かれない永遠のベンチ要員。
滝
来生の相方。修哲小学校時代はアシスト王と呼ばれた。
俊足でライン際をドリブルで駆け抜けてのセンタリングが武器のサイド職人。
中学生時代に翼に得意技に頼りすぎと指摘されてからは、意表をついて中央に切り込む場面もあった……が、ほどなくしてあまり変わらない感じになってしまった。
滝が奪われたボールを石崎が拾ってそのままセンタリングを上げる場面もちょこちょこあり、来生が翼の犠牲者なら滝は石崎の犠牲者である。
来生同様代表ではほとんど出番はないのだが、なぜか毎回のように選ばれている。
わかりやすい特技がある分来生よりマシだろうと言われるが、作者的には来生より滝の方が序列は下らしい……
テクモ版「IV」では能力値は低めだが、敵として対戦した場合は何とライン際のドリブル速度がコインブラ以上になるという驚異の特殊能力でプレイヤーを苦しめてくる。
ただし、何故か味方としてプレイヤーが操作する時は普通のドリブル速度になってしまうという謎仕様。
この驚速ドリブルをプレイヤーが使えれば、もう少しまともに起用する価値はあったのだが……。
高杉
来生と同様。
来生・滝・井沢の「修哲トリオ」から一人だけ名を外され、「俺だって修哲なのになァ」と嘆くあたりが悲しい。後に修哲カルテットという名でひとまとめにしてもらえたが、原作でそのフレーズが登場したのはよりによって高杉が代表落ちした後である。
ジュニアユース代表での松山コンバート後の布陣では、石崎ではなく高杉の方が当初はレギュラー候補とされていたがこれは作者がセンターバックとサイドバックを区別してなかったためで、ハンブルグ戦で井沢が高杉と交代でDFに入ったのを皮切りにベンチ要員に。先述した通り、五輪本戦ではとうとうベンチ外の枠にも入れずに代表落ち。
貴重な専門DFであるのだが、全日本ではDFというのはポジション争いに敗れたMFが降格されてくる場所なので(例.松山、三杉、井沢)はるかに実力が上の選手と比較されてしまうのである……。
岸田
浦辺のチームメイト。
南葛高校で高校選手権準優勝を果たしたので、ワールドユース編では日本代表に選ばれる。
主力7人が不在だったアジア一次予選ではスタメンに起用され、サークーンのボレーシュートをダイビングヘッドで防ぐも、その代償に頭を蹴られて流血。それでも応急処置のみで戦い抜くという気迫というか色々と危険なプレイを見せた。
この時に実況から唐突に「シャーク岸田」と呼ばれたが、なぜ今更岸田に異名を作ったのだろうか?
五輪代表としてもアジア予選までは生き残っていたが、本戦では高杉共々代表落ち。センターバックはともかく、サイドバックの層も結構薄いのだが……
中山
浦辺のチームメイト。
浦辺や岸田より出番が少なく、西尾のように負傷イベントもなく4人の中では一番影が薄い。アニメ4作目の放送中に行われた南葛SCの人気投票では西尾が気の毒なキャラとして有名になったせいか、見事最下位に。
大友カルテットの中でも一番特徴がなく、僅かな個性の長身設定も作中で度々触れられながら役に立った場面は皆無。DFは三杉でさえ強烈なデバフがかかる魔のポジションではあるが、南葛中第三のFW長野のほうがはっきり言って長身キャラとしてずっと活躍している。
ワールドユース編では立場としては岸田と同じながらもなぜか高校選手権決勝では姿がなく、そしてまたなぜかユース代表に選ばれた。当然出場機会はなし。
なお仲間の西尾は選ばれず。
小田
松山のチームメイト。南葛にも同姓のキャラがいるが、こっちは「小田和正」という突然ラブストーリーが始まりそうなフルネームが何よりの特徴。
ジュニアユースでは落選しているが、ユース代表や五輪代表には選出されている。ワールドユースはともかく、オリンピックについてはアジア予選の時はいなかったのに……
しかし来生や滝以下の実力という事もあり、出番は皆無。
ふらののCFWのはずだがなぜかMFとして紹介されることが多く、その割にMFらしき動きが描かれたこともない。
本間
三杉のチームメイト。
ワールドユース編では日本代表に選ばれるが、出場機会はなかった。
小田同様、ウイングのはずだがMFとして紹介されることが多い。しかし状況に応じて走るラインの左右が変わっているサイドプレイヤーということもあってこちらはまだ考察の余地がある。
だが、彼の一番の謎は高校時代に何をしていたのかということだろう。頼みの三杉は医大附属高校に行き、リハビリでサッカーすらしていなかったが……。
中西
デブ巨漢GK。小学生時代は強豪として描かれていたが、「ワイは昨年おたくの若林がやった無失点優勝を目指してるんや!」と抱負を語っただけで別に若林の悪口を言ったわけでもないのに翼から「若林くん以上のGKなどいない」と虐殺ショーの様相でいなされたのを発端に、早田の噛ませ犬になって全国出場を逃したり、全国出場しても代表に呼ばれなかったり、なぜか所属が明かされず「代表候補に呼ばれてて意外」と言われたりと悲惨な扱いを受け続けている。
「森崎を出すならこいつの方がいいだろ」とたびたびファンの話題に上がるが、実際には活躍してた当時でも一度崩されるとDFに指示ミスをしたり修哲トリオにすらシュートを入れられまくるという脆い面もあるので、そこまで強いかというと疑問である。
更にその後の森崎は失態も活躍も描かれているし、優勝経験や日本代表にベンチとはいえ選ばれるなど経験や実績を着実に積んでいることもあり、
客観的に見て森崎を押しのけて選ばれるほどの評価はなさそうである。
台詞などからさすがに初登場時の小学生編では森崎以上と思われるが*21、中学生編では全国大会に出場できなかったためジュニアユース代表にも選ばれなかった。
ワールドユースの代表にも選ばれず、オリンピックの代表選抜合宿には参加出来たのだが、結局代表入りはできなかったため、森崎よりも評価や能力が下であることは確実。
小池
中学生時代の日向のチームメイト。
ジュニアユースの代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。
揃って代表入りした南葛勢とは違い、東邦勢では唯一の落選者となった。
沢木・堀
小学生時代の日向のチームメイト。
中学生時代には日向不在の東邦を苦しめ、沢木は(彼個人の実力とは言い難いが)若島津からゴールを奪った。共に代表選抜合宿には参加したが代表入りはできず。
加藤
松山のチームメイト。
好セーブを披露する場面もあり代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。
この時点で森崎以下が確定。
石田・武井
翼ではなく松山と対戦して負けた選手。
共にジュニアユースの代表選抜合宿には参加したが、代表入りはできず。
当初はMFが松山と井沢、沢田の3人しかいないという状態で、その松山すらDFに回す構想があり、さらに井沢までDFとして起用されていたのだから、MFの石田は選出しても良かった気がするが、見上監督は立花兄弟や佐野をMFにコンバートする事で無理矢理対応した。
ただ、翼のライバルとしてその戦いを入念に書き込まれている立花兄弟や佐野を差し置いてキャラが薄い石田が加入しても読者としては微妙と思われるので、メタ的には正しいかもしれない。
武井も当時あまりいなかった、パワーを兼ね備えた長身FWだったのでポストプレイに期待できたかもしれないが、ふらのの複数人での守備に阻まれる場面もあり、やはり微妙。
言っては悪いが名前も顔も適当な上に特に掘り下げもなく、本当に単なる噛ませ犬として作られたようなキャラクターなので…。
なおテクモ版「I」では最序盤で対戦する機会があり、武井は必殺技「ダイビングヘッド」を使う。
佐々木
誰こいつ? ワールドユース編でトライアウトで三杉と共に日本代表に選ばれたGK。
RJ7との変則テストマッチに出場するも大量失点を喫してしまい、それ以降出番無し。
若林は負傷により合流できるかわからず、若島津は監督と対立し離脱したため、GKが森崎1人だけという事態となり、森崎の控えGKという特殊なポジションのために生み出されたキャラ。
割とすぐに若林が合流したので、作中にも登場しなくなった。
なら中西でもよかったと思うが、中学時代と違って全国大会に出場しながら代表に呼ばれなかった中西を「やっぱいるわ」→「やっぱいらね」と傷口に塩を塗り込むように使い捨てるのが忍びなく、新キャラを生み出したと思われる。
U-22では候補にも選ばれていない。
【スポット参戦/その他】
赤井
ワールドユース編から登場。
葵同様イタリアに渡ってプロ入りした、「恐怖のレッドストッパー」の異名を取るDF。
だが結局たったの1試合しか出ていないうえに、彼を登場させるため松山の出番を奪ったため、やはりファンからの恨みを買う。
しかも早田のエース殺しという特徴も奪ってしまった。
五輪編では所属しているサンプドリアで名誉の負傷を負って招集外になっており、数少ない海外組かつ葵と対になるかのような名前を持っているわりに不遇。
実力自体は(層の薄いDFなのを加味すれば)おそらく上位の部類だと思われる。
リアルジャパン7
ワールドユース編から登場。浦辺他6人で構成されるが、浦辺と火野以外は全員歳上だったためにワールドユースには出場資格がない指導役としての登場だった。
五輪編ではワールドユースでウルグアイ代表を選んだ火野を除いた6人が代表候補に呼ばれているが、浦辺以外全員落選。弓倉はドライブシュートを放てるゲームメイカーなのだからなぜかMF登録されている小田よりは使えるんじゃないかと言われるが、デンマークとのテストマッチのダイジェストパートでちょっと岬の代わりに出たぐらいで終了。一応、「遜色ないプレイを披露した」らしいが……
井川岳人
GOLDEN-23から登場。井原もどき、井川隼人の弟。微妙に捻ったキャラでアジア予選の間は割と重要なポジションにいたが、五輪本戦ではあまり存在感を発揮せず。子持ちプレイヤーだというのにこれから父親になる翼と絡みもせず、ドイツ戦で負傷離脱。
なお作者曰く「井川をDFの中心にしたいが読者は次藤に思い入れがあって難しい」らしい……
曽我
GOLDEN-23から登場。作者が中澤佑二と対談したことで誕生した由緒正しきもどきキャラ。初登場時以外に特にキャラを掘り下げる場面もないままなあなあで五輪代表にいたが、ドイツ戦で負傷離脱。
修哲トリオが言うことには、井川と曽我の守備は「高杉が落選するのも納得できる」ぐらいではあるらしい。
フットサルコンビ
GOLDEN-23から登場。フットサルから転向してきた古川洸太郎、風見信之介のコンビ。
フットサルの妙技を武器にアジア予選中盤くらいまでプッシュされていたが、五輪出場のために岬と佐野にフットサルの技術を託してベンチ外へ。
その割に五輪出場を果たした岬も佐野も、フットサルの技を活かそうとする様子は微塵も見せないが……
沢田世代のU-19代表
GOLDEN-23に登場。アジアNo.1のキープ力を持つという戸部、守りの要なのだという百仁尾、次藤佐野と同じ国見出身の大坪、他にも巨神兵とか超マジメ人間とか色々いるが、要は全員もどきキャラ。吉良も賀茂も彼らについて「ワールドユースで活躍した奴が入ってくるかも」「五輪代表候補に選ばれる資格がある」などと言っていたが、結局キャプテン沢田カミカゼェ!以外は音沙汰なし。
*
【首脳陣】
[監督]
見上
ジュニアユース編の監督。元日本代表のGKで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。
また、1968年メキシコシティーオリンピックで銅メダルを獲得している。これが作中における翼世代以前の全日本でも、現時点での現実の日本代表としても最高記録である。
個人コーチとして若林を幼少期から育てあげ、かつての夢を託す。
若島津の負傷が限界に達した決勝戦では若林を抜擢するなど、常識的な頭脳の持ち主。
他の監督のマイナス面があまりに強いので、現在のところ無難な彼が最高の代表監督と言える。
ただし前述の通りワールドユース編では、若林の実力が若島津よりも上だと決めつけ*22、
この2人を競争すらさせずに若島津を一方的に控えGKにした事で、若島津の怒りを買ってしまっている。
これまでの2人の戦歴を考えれば妥当な判断であり、実際その評価は正しかったわけだが、
これから戦力として使うことを想定している選手にそれを納得させる事を怠ったという点では指導者として良くなかった。
別に若島津も「何が何でも俺が正GKじゃなくちゃ嫌だ」と言っているのではないから、いくらでも説得できたと思うのだが……。
またジュニアユース編では代表にFWばかり選んでMFとDFはギリギリしか選ばず、後からコンバートを多用して対処するというよくわからない事をしている。
石田の解説で触れたようにメタ的には仕方ない面もあるのだが。
また自らの手を汚さず若林に憎まれ役をやらせて試合に出さず練習にも参加させなかったため、フランス戦では若島津と三杉が散々な目に遭い、西ドイツ戦では石崎の顔面にファイヤーショットが直撃した。若島津は相当鬱憤が溜まっていたのだろう。
賀茂
ワールドユース編の監督。元日本代表のDFで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。
主力選手に成長を促すために難癖をつけてチームから追放するも*23、
個人特訓をしてきた選手たちの成果は展開上の都合や作者の構想が甘かったせいかほとんど試合で活かされることは無かった。
最大の問題は残った選手たちに過酷な特訓をやらせ過ぎて潰してしまい、翼以外の全員がベストコンディションには程遠いボロボロの状態で試合をさせられる羽目に。
その結果、片桐曰く「本来の日本なら2ケタ得点で楽勝出来る相手」のはずのグァムとチャイニーズタイペイ(台湾)にさえも、
あわや敗北かという所まで追い詰められる程の大苦戦をさせられる事に。
そもそも数々の選手を潰し所属チームを悉く解雇された前科があり、「超危険人物」との悪評まで立てられていた程。
更にアジアのレベルを軽視していたため、主力抜きで勝てると思い込んでタイ戦で敗北寸前まで追い込まれ絶望する。
片桐に主力を呼び戻せと説得されても「今それをやったら、あいつらを追放した意味が無い」と頑なにそれを拒否し、策が破れたら挽回することが出来ず涙目になって思考停止。
そして「全ての戦術を翼中心にする」と言い出して「ジャパニーズゾーンプレス」を編み出すも、ブラジルのロベルト監督に完全攻略されまた絶望する。
上記の様にやる事成す事全て裏目に出て、状況を悪化させることしか出来なかった。
ひどい言い方になるが、ワールドユース編が不評の末打ち切りになった要因の1つであろう。
葵を連れてきたのが監督としての唯一の功績か。その割に赤井を発掘しそこねているが……
モデルとなったのは当時日本代表監督を務めていた加茂周だが、この人もW杯最終予選の途中で更迭されてしまった。何から何までいわくつき。
吉良
オリンピックでの監督。
日向を鍛えた小学校時代の恩師で、中学時代では沖縄に学校側に無断で呼び出して*24必殺タイガーショットを開発させる。
ドライブシュート、スカイラブハリケーンと並ぶキャプ翼三大必殺技のひとつ、明和特攻スライディング部隊の発案者。
特攻スライディング部隊は後に東邦学園にも波及、ライジングサンではドイツにも真似された。
極度の酒好きだが、日本代表の監督に就任してからは禁酒している。2018年のアニメではお茶好きに改変された。
アジア予選では賀茂同様海外組を呼ばず、自力での五輪出場が不可能となる事態を招き絶望する。
前回1-3で負けたオーストラリアに海外組なしで3点差をつけて勝てると思っているのかとマスコミに騒がれても「今回選んだメンバーを信じてるから、もし五輪出場を逃したら大好きな酒を死ぬまで一生口にしないから」と頑なに言い張り(これに対して「吉良さん……」と言葉をなくしてしまう記者も記者である)、とりあえず立花兄弟の脚4本とフットサルコンビのアイデンティティを犠牲にアジア予選を突破。
五輪本戦ではFWとして先発出場させた若島津とGK若林がいっぺんに負傷し、ドイツを相手に森崎を出す事態に。
「ワシの采配ミス」と自分に非があるように見えて、ベンチ要員として選んでおきながらこれなので冷静に考えると凄く失礼な言い草で後悔した。
こうしたことが続いたせいか、「ワシの予測はまったく当たらん」と最近は妙に謙虚になっている。
[コーチ]
マリオ
ワールドユース編に登場。ブラジルでサンパウロのフィジカルコーチを務めていた人物で、本戦出場決定後に賀茂が日本代表に招聘した。
ハンス
ワールドユース編に登場。ドイツで若林を長年指導していた人物で、彼も本戦出場決定後に賀茂が日本代表に招聘した。
若林からの信頼も厚い。
「若島津、森崎、ハンス先生の指導なら間違いは無いぞ!!」
…佐々木はどうした。
[関係者]
片桐
日本サッカー協会の偉い人。元日本代表のFWで、現役時代はアジア予選を突破できなかった。
試合中に右目を怪我して隻眼になってしまった事で現役を引退。
翼たちが子供の頃から成長を見守り続け、自分たちの世代が果たせなかったワールドカップ優勝の夢を託す。
さなえ「きょうのパスワードよ
ついき しゆうせい
がんばってね」
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▷ コメント欄
- 森崎ェ・・・ -- 名無しさん (2014-03-01 20:04:17)
- 記事建て主への誹謗中傷コメントを削除致しました。 -- 名無しさん (2019-09-08 21:15:54)
- DFにMFが何人もいる時点でキャプ翼の防御は若林とゴールポストと石崎の顔しかないんだなという感じなのに、攻撃面で点を獲るのが翼って書かれたらもう・・・ -- 名無しさん (2019-09-10 00:43:13)
- Jr.ユース編で、ただでさえMFが多いのに何故か4-3-3という謎のフォーメーションをやらかしたせいで松山がDFやらされたからなぁ……立花兄弟も片方FWだし。4-4-2か3-5-2じゃあかんかったのか -- 名無しさん (2019-09-22 08:42:58)
- ↑練習試合では4-3-3なのに本番では一貫して4-4-2だった -- 名無しさん (2019-09-23 23:10:04)
- だ め -- 名無しさん (2020-04-06 14:42:49)
- ワールドユース編の見上監督は何故あそこまで頑なに正GK若林に拘ったのだろうか。あの時点で若林が両手を負傷していることは分かっているんだから尚更。若島津自身も競争した結果負けたら大人しくサブに回ると言ってるんだから、若林が合流したらちゃんと競争させて決める、とでも言って引き止めておけば一次予選も楽になったのに。まあ、これ以降はあまり若林に対抗心を見せてない辺りからしても単に「若林と若島津が離脱して苦戦する」展開がやりたかっただけなんだろうな。合宿追い出されてパワーアップしたのに、記事にあるようにそれが全然役に立たなかった主力7人も同じ。 -- 名無しさん (2020-06-08 21:55:33)
- ↑でも現実でもある話なんだよね。2018年ドイツ代表のGKがバルサで絶好調のテアシュテーゲンではなく怪我明けのノイアー固定だったのをみても。結局ドイツ代表はグループリーグ敗退したけど -- 名無しさん (2020-08-12 04:49:42)
- ↑少し調べただけだけどやっぱり色々論争起こったみたいだね。これは批判が飛び交っても仕方ないと思う。ただ、見上監督の場合は「若島津は離脱も辞さない(競争の結果ならサブGKを受け入れる)と明言している」「若林が契約問題でアジア予選に参加できるか微妙な上、両手を負傷していた(反町も若林がアジア予選に出れない前提で若島津を説得している)」ので、↑のケースと比べてもやはり疑問を感じてしまうな -- 名無しさん (2020-08-14 15:11:50)
- 実際若林と若島津に絶対的な力の差があったのは事実だからなあ……。チーム力で差があったのは事実だが、それでもオランダユースに大量失点した若島津と海外で活躍してる若林なら、若林を正GKとして考えるのはおかしくないと思う -- 名無しさん (2020-08-14 15:36:10)
- ↑いや、若林を正GKと考えること自体はそんなにおかしくないけど、↑×2のような状況なのにその態度を一切変えなかったのが不思議という事。あの状況で若島津が離脱したら困るのは明白なんだから(実際滅茶苦茶困った)、「若林が合流したら競争させて改めて決める」とでも言って引き留めるのが普通じゃないかと。実際、5失点した後のスウェーデン戦ではスタメン落ちしても普通に受け入れてたし。それとオランダユース戦の話をしたら、若林はフルメンバーのドイツチームとしてすら3失点していて、若島津は翼(絶不調)が復帰した日本チームで1失点に抑えてるしなぁ。あ、でもドイツ戦のオランダは日本戦と違ってクライフォートが(後付けで)出場していたか -- 名無しさん (2020-08-14 22:46:51)
- ↑ん? 城島はマリナーズ→阪神だし、田上はホークスのまま引退だろ? -- 名無しさん (2020-08-15 14:47:01)
- この日本代表のうち、11人が南葛SC出身である事を考えると、南葛SCが優勝したのも当然と言える -- 名無しさん (2020-08-15 16:52:23)
- 思い出したっていうかこうだったらいいなっていう妄想の類 -- 名無しさん (2020-08-15 17:02:09)
- キャプテン翼関連記事は妙に辛辣に思える -- 名無しさん (2020-08-15 17:20:42)
- ↑5 -- 名無しさん (2020-08-15 21:43:22)
- 当時の王監督?城島が日本球界に復帰した2010年のホークス監督は秋山(2年目)なんだけど・・・。何の話をしてるんだ? -- 名無しさん (2020-08-15 21:51:13)
- わけがわからなくなってるし、事実と違うようだし、キャプテン翼と関係ないし、城島・田上関連のレスは削除した方がいいんじゃないだろうか……。 -- 名無しさん (2020-08-15 22:21:36)
- 田上の件ですが私の勘違いでした。責任を持って削除させて頂きます。申し訳ありませんでした。 -- 名無しさん (2020-08-15 23:35:55)
- 大幅加筆されて、前よりもっと辛辣になった……。内容が内容だから仕方ないとは言え……。 あと、MF→DFだけじゃなくてFW→MFも多かったんだな。そしてDF→ベンチに……。 -- 名無しさん (2020-08-18 13:47:45)
- キャプ翼関連は編集・加筆前にキャラや作品への過剰批判になってないかちょっとストップかけるべきだな -- 名無しさん (2020-08-19 11:08:33)
- 無能ヒゲは嫌いだけど控え選手にもスポットがあたったのは好き。アジアが思ったより強すぎて勝てないとか頭抱えてたのはクソ -- 名無しさん (2020-10-03 02:47:33)
- しかしまぁひどい内容だが全部事実なのが一番酷い…無印の名作ぶりからここまで落ちるとはなぁ -- 名無しさん (2020-11-07 14:40:01)
- まあ10代前半〜半ばから海外に行って腕を磨いてきた翼や若林に日本の高校でのほほんとしてた岬や小次郎が匹敵するのもおかしいちゃおかしいんだけど -- 名無しさん (2022-04-28 23:34:19)
- 三杉の弱体化もそうだけど、中途半端にリアルっぽくしてもそれが漫画として面白いかは別なんだよ…。ジュニアユース編の松山辺りは「翼には明らかに劣るが優秀であり、要所で活躍する」といった感じだから、ワールドユース編以降もそんな感じで描写すればよかったのに -- 名無しさん (2022-04-30 09:05:45)
- (キャプ翼という)面白ネタも、性根の腐った馬鹿に料理させるとゴミ作文に成り下がるという良い例だな -- 名無しさん (2022-07-11 23:47:19)
- ↑具体的にどうぞ -- 名無しさん (2022-07-18 10:51:10)
- 一応規約違反項目整理スレッドに報告しました ちなみにこの項目を見て最初に思ったことは「キン肉マンII世はウェブ送りになったのに紙の漫画雑誌であるグランドジャンプがこれを打ち切りorウェブ送りにしないの…?」だった 調べてみたら増刊を作って隔離されてたが -- 名無しさん (2022-07-24 00:26:32)
- 葵くんをうまく扱えてれば方向性変わってた説はわりとあるよね日本代表っつーかワールドユース編…… -- 名無しさん (2023-01-02 15:02:11)
- オタクおじさんが世界的な作品・作者を頑張って貶しても無様なだけ。作文の技量をもうちょっとでも磨いてくれ -- 名無しさん (2023-02-25 18:59:49)
- 世界的に有名だから何だという感じだけど、その考え方を肯定するとしてもワールドユース編以降は打ち切りだったり隔離されたりととても世界的に有名な作品とは言えないんだが…。偉そうに言うなら自分で編集したらいいと思うけど。記事の内容に問題がある事には異論はない。 -- 名無しさん (2023-02-28 00:31:00)
- とりあえず編集してみました。まだここはこういう風に変えたほうがいい、というところがあったら指摘してください -- 名無しさん (2023-03-11 14:32:31)
- RONCのニューヒーローはここに加えていいのかな? -- 名無しさん (2023-06-23 20:29:32)
- 修正していただきありがとうございます -- 名無しさん (2023-08-17 17:33:24)
- しかし今の翼はバルセロナの大エースで(現実でも10代でビッグクラブのレギュラーになる選手はいくらでもいるのであり得ないという設定ではない)Jリーグレベルの選手と格差があるのは当たり前だがワールドユース編の時はブラジルなのでフォローになっていない…と思うのはクラブの実力がスペイン>>>ブラジルになったからだろうな -- 名無しさん (2023-08-18 02:25:17)
#comment
*2 なんとテクモ版Ⅱでも、翼の代わりに佐野が入っている日本と対戦する際、三杉と交代でベンチに下がるのは佐野ではなく新田。
*3 描写がダイジェストになるようなワンサイドゲームでしか得点していない。
*4 見るに堪えないほど負傷してはいたが。
*5 「瞬間移動」「ワープ」と言われることも。翼が向かって来たので避けるためパスを出す→パスを受け取る選手がボールが来るのを待っている→そこに翼が来てボールを奪われるという事も。テクモ版に登場するコインブラ(ドリブルスピードが通常選手の倍)のようである。
*6 WY編6巻の表紙絵と副題を見るに新しい読者に感情移入してもらうため、そしてそれまで描かれてきた世界への橋渡し役のキャラなのだろうが、のちのシリーズで病的な描写となって現れるように、「キャプテン翼の人気=大空翼の人気=翼をアピールすればするほど読者は喜ぶ」と作者が誤認してしまったのが運の尽き。
*7 回数制限付きとはいえ、ワールドユースでの中国戦では次藤を土台に一人ずつ起用したため、2mもの長身選手を相手に制空権をほとんど掌握できていた
*8 のちに登場したドイツのシュミット兄弟がほぼ同じキャラ付けだったあたり、作者はただ双子のダブルボランチをやりたいだけなのだと思われる
*9 ロベルト曰く「テクニックは小学生にして既に完成されてしまっている」
*10 作者もグラウンドに翼が二人いるようになってしまって困ったとコメントしている
*11 作者もうまく動かせていない自覚があるのか「リベロ転向3戦目にしてその実力を発揮しつつあります」「これで本当に三杉くんは完全復活」「さすが天才三杉淳 不慣れなポジションながら試合を重ねるごとに日本のバックラインを統率しつつある」「フィールドの貴公子健在なりです」と、実力を発揮できてないことを前提とした台詞が作中にしばしば出てくる
*12 本来、退場した次の試合は原則的に出場停止。2002年版アニメではちゃんと出場停止になっている。アニメ版4作目では試合終了後に抗議が通って出場停止処分を取り消される展開に。
*13 2002年版のアニメのJY編決勝では代わりに井沢が出ているが、カミソリシュートを防がれる場面も井沢のバナナシュートに置き換えられ、決まらないんならもうそこらのバナナシュートと同じと言われているも同然
*14 さらにいえばスウェーデン戦におけるレヴィンマークは本来松山が担う予定だった役で、かつ赤井がダウンした際に代わりとして声がかかったのも井沢だった。早田は終始アテにされてない。サイドを駆け回ってる様子も見られないのに……
*15 無印ではグレート・スーパー・ゴールキーパーだったが、ワールドユース編以降はスーパー・グレート・ゴールキーパーに固定された
*16 現実でも後が無くどうしても点を入れるしかない状況ならGKもオーバーラップすることはよくある。それ以外ではまずするべきではないが。ただし前述したように、オーバーラップ自体は若林も結構やっている。
*17 「正GKじゃないから拗ねた」と揶揄されることも多いが、作中で競争した結果若林の方が上だと認めることができたらサブに回ると明言している。
*18 次藤のオウンゴール以外、4人そろってボールに触れていない。
*19 参考リンク:https://twitter.com/0728takahashi/status/1006668426109181957
*20 テクモ版がわざとザルにして玩具にしたせいだとする者もいるが、弱過ぎるのは「Ⅱ」だけ(というか森崎に限らず守備陣が全員苦戦を強いられるゲームバランス)で、「Ⅳ」ではちゃんと森崎にもイベントで見せ場が用意されているのでお門違いの非難。
*21 初代アニメオリジナルの小学生編が舞台の劇場版でも中西が第三キーパーになっている。
*22 正GKを決めておく必要はあり、これ自体はれっきとした監督の職務である
*23 かなりの悪態をついていたが成長を期待していたことはちゃんと描かれている
*24 後に手紙で北詰監督に謝罪し、和解しているが。
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