登録日:2010/01/05(火) 05:10:13
更新日:2023/08/18 Fri 18:47:46NEW!
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ゴルゴ13 好敵手 銀河万丈 黒人 プロ プロフェッショナル ライバル ゴルゴ13の登場人物 ファイアッー!!!!!!!!!!!!! 鬼畜の宴 スパルタカス ニグロ 依頼人 最強のライバル
トドメを刺したいだろうが…あんたの銃にももう…
弾丸は残っていない…素晴らしい動きだったよ
コミックス第38巻収録「鬼畜の宴」(アニメ版第40話)に登場。
長身の黒人で、髪型は長めの角刈りで、スーツをビシっと着こなしているイカしたガイ。
デューク東郷さえ「スパルタカスほどのプロ」と認める超一流のプロフェッショナル。
報酬の相場は10万~20万ドルと当時のゴルゴ13と同等の評価である。
●劇中での活躍
老後の退屈しのぎに、南米で殺人ゲームなどの非道を行う実業家二人。
しかしそれにも飽きてきて、プロ同士の殺し合いが見たい、とスパルタカスを雇う。
当初スパルタカスは報酬の低さから渋るも、報酬を釣り上げられたため、
『この挑戦を受けなければ、ゴルゴ13を二流とみなす』と挑戦状を送り付け、二人はコロッセオで対決。
(因みにゴルゴ13は別に挑発自体は気にならなかったのだが理由の方が気になって来た)
小細工なしの真っ向勝負の銃撃戦の結果、スパルタカスは腹を、ゴルゴ13は左腕を負傷。
弾丸を受けた部位の差により軍配は辛くもゴルゴ13に上がった。
敗れはしたもののトドメの弾を残させない程の、素晴らしい動きを見せたスパルタカスをゴルゴ13も称賛(ページトップの台詞がそれ)。
「ま、あのゴルゴ13に止めを刺せないまで弾を使いきらせたんだ。上出来だろう」と、スパルタカス本人も述べている。
直後にゴルゴ13からこの対決そのものが仕組まれたショーである事を知らされ愕然。
老醜二匹にハメられ死んでも死にきれないスパルタカスは今わの際に二匹の始末をゴルゴ13に依頼。
全財産を賭した彼の頼みをゴルゴ13は許諾し、最期は笑みを浮かべながら静かな眠りについた…
その後、老醜のボディガードは、空港でテロを偽装して他の飛行機が発着できないようにしてゴルゴ13を足止めしつつ、他の乗客を盾にした小型旅客機を用い、鉄壁の守りを誇るヨハネスブルグの鉱山へ逃げ込もうとする。
しかしゴルゴ13は南アフリカの外人部隊に紛れ、民間機と違い途中給油の無い輸送機で先回りして老醜2人を葬ると、即座に隣国へ飛び立つのであった。
ラストシーンは名もなき傭兵との会話を経て窓の外を見るゴルゴ13で締められる……
●評価
その潔く堂々とした男ぶりや、最後の章『その名、スパルタカス』での味のある余韻からも人気が高い。
2000年に発売された『THEゴルゴ学』では読者アンケートの「最強のライバル」部門で見事第1位に輝いている。
「カリフォルニア軍団」のモランド大佐と並び、屈指の漢と言われている。
※モランド大佐…雇用主の為に軍隊でゴルゴを襲うが返り討ちに。詳しくはリンク先を参照。
半世紀という永い連載期間において、補正や小細工抜きの真っ向勝負でゴルゴ13の弾槽を空にさせたのはスパルタカスのみ。
これだけで彼の凄さが分かるだろう。
(因みに、ゴルゴ13は基本的に弾丸を全部使い切る前に予備の弾丸を用意する癖が身についている。)
なお、これだけの高い評価を受けた割には、依頼そのものが仕組まれた罠である事や決闘場のカメラに気付かなかった点は度々ツッコミどころとして挙げられる。
実際ゴルゴ13も「なぜこんなショーを引き受けた?」と始めからスパルタカスが承諾した上で引き受けたものと思っていた。
文庫版のあとがきでは「腕そのものはゴルゴに比肩しうるが、注意力という点でゴルゴに劣ったのではなかろうか」と述べられている。
●その他
報酬の相場はアニメ版では20万~50万ドル、小説版では40万ユーロとなっている。
アニメ版のゴルゴ13の平均報酬は300万ドルであるため、原作と違ってこちらではゴルゴ13程の評価額ではなくなっている。
小説版では出身はアフリカ西部の最貧国シエラレオネ出身と設定。
反政府ゲリラとして参加したシエラレオネ内戦にて政府軍隊長と意気投合し、内戦で荒廃した祖国のため、共に慈善活動を支援している。
原作においてもゴルゴ13に託した全財産が300万ドル以上と、彼ほどの腕の男にしてはやや少ない気がするので、こっそり慈善活動をしていたのかもしれない。
よう、お前さんもニグロを殺したくて参加したクチかい?
………
俺もニグロは大嫌いだぜ、汚くてオマケに臆病ときてる。今までニグロに骨のある奴なんて一人もいなかったぜ
………
いや、一人だけいたっけ、ありゃコンゴ動乱のときだったな。危うくこちらが殺られるところだったぜ
そいつがまた妙な名前でな、ローマの奴隷叛乱の首謀の名を名乗ってやがったのさ、えーっと…なんだったか
………スパルタカス
そう!そのスパルタカス!へへっ、ニグロのくせにイキな名前をつけやがって。
アイツはきっと大物になるぜ!いや、もうなっているかも知れねぇ
………
ファミコンゲーム「第一章神々の黄昏」ではゴルゴを殺すためにネオナチに雇われる形で登場。
ギリシャのディオニソス劇場で待ち構えており3D迷路ステージにてサブマシンガンで攻撃してくる。
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▷ コメント欄
- ダン・ストライカーがトラップ使ってゴルゴの弾槽空にしてるんだよなぁ
-- 名無しさん (2013-12-05 23:41:13) - 米軍の強化人間みたいなのも凄まじかったな 薬品の効果もあったとはいえ -- 名無しさん (2014-04-16 06:31:52)
- 長期戦で精神を疲弊させて音の奇策で勝てたライリーよりも、ガチ戦闘で勝てるスパルタカスの方が上だとされるのが納得いかん -- 名無しさん (2014-05-22 20:36:53)
- ↑小細工抜きの真っ向勝負をしたからじゃない? -- 名無しさん (2014-09-09 13:12:28)
- あっちはあくまで造られた超人だが、こっちは純粋に本人の努力と経験によるものだから? -- 名無しさん (2015-03-28 15:58:13)
- ライリーは居眠りとか馬鹿なことしてるからどうも…… -- 名無しさん (2015-03-30 16:14:45)
- 相手が対抗策考えるかもしれないのに悠長に待ってる時点でなあ -- 名無しさん (2015-03-30 16:41:06)
- 拳銃が完全に弾切れ起こす前に補充するのが本能のように体に染み付いてるはずのゴルゴにその余裕を与えず空にさせた(小細工抜きで)からやはり最高クラスの強敵 -- 名無しさん (2015-03-30 20:12:44)
- フィジカルの点ではライリーがダントツなんだろうな -- 名無しさん (2015-08-06 11:54:33)
- ライリーの記事ないよね -- 名無しさん (2016-07-14 07:34:15)
- スパルタカスの記事なのに、ライリーの話題ばかりで、哀れスパルタカスww -- 名無しさん (2016-09-21 20:41:08)
- ちょっと色々と編集してみました。600話以上ある話の中でも今なお最高クラスのライバル -- 名無しさん (2018-02-09 06:40:09)
- むしろゴルゴに「スパルタカスが俺と戦いたがる理由が気になる」と行動させた事の方が凄い気がする -- 名無しさん (2018-11-11 10:02:23)
- 普通ならゴルゴは自分が二流だなんだ言われようと毛程も気にしない筈だからそのゴルゴが「決闘を挑んでくる理由を知りたい」と思わせる程の男で実際小細工一切無しの真っ向勝負で再装填も許さず弾丸撃ち尽くさせて片腕負傷させるって凄すぎね? -- 名無しさん (2020-01-03 20:57:13)
- 予備の弾丸も使い切ったんだっけ? -- 名無しさん (2020-12-25 10:06:33)
- 予備のリロードとかしてらんないくらいの戦いだったんだと 銃声の数はリロードした感じではないし -- 名無しさん (2021-04-26 02:41:48)
- ↑3。ゴルゴは空気読まずに戦う事もあるが、相手の意を汲み取ってフェアな戦いをする事も結構ある。(兵士は森に眠る→時と場を改めて一対一の戦いをした。沖縄シンドローム→M16を捨てて徒手で戦いをした) -- 名無しさん (2021-05-02 22:19:33)
- ライリーは負け方もあって、どうしても「それドーピングに頼ってるだけだよね?」って印象が先に来ちゃうのが……もちろんそれ前提で設計されたバイオニックソルジャーなんだから、別に悪いってわけじゃないんだけど。 -- 名無しさん (2022-10-02 09:25:22)
- 自分もスパルタカス派だがゴルゴと戦闘状態になって20日以上決着がつかなかったライリーも相当な猛者なんで、投票数程に実力差が大きいとは思ってない -- 名無しさん (2023-07-20 20:21:24)
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