登録日:2010/06/02(水) 13:21:12
更新日:2023/09/11 Mon 12:12:59NEW!
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軍事 兵器 陸軍 戦車 陸上自衛隊 日本 自衛隊 mbt 最新鋭 第4世代戦車(仮) 10式戦車
10式戦車は陸上自衛隊で現在配備されている74式戦車の後継機種であり、戦後国産4代目。
開発及び製造元である三菱重工では世界唯一の第4世代戦車と主張しているが、
世界の戦車の区分では第3、5世代主力戦車とされることもある。
というよりまだ第4世代主力戦車の定義が決まっていないため、
今後世界中で10式のような「性能向上しつつ軽量化」が進めば第4世代になる可能性有。
読みはヒトマルシキ
英訳はType10
コードネームはTK-Xであった。
要目 | |
---|---|
全長 | 9.42 m |
全幅 | 3.24 m |
全高 | 2.30 m |
重量 | 約44 t |
最高速度 | 約70 km/h |
人員 | 3名搭乗 |
武装 | 44口径120mm滑腔砲 |
12.7mm重機関銃M2 | |
74式車載7.62mm機関銃 | |
価格 | 約10億円(1両) |
・概要
現有戦車(計画当時は74式戦車と90式戦車)の後継として、現在主力の90式戦車よりも上回る戦闘能力を有する他に、
本土でも運用できるように小型軽量化し、戦略機動性を高めC4Iシステムによる情報共有および指揮統制能力の付加、
火力・防護力・機動力の向上、従来の対機甲戦闘・機動打撃に加えてゲリラ・コマンド攻撃対処能力が求められた。
コストの関係上、他国主力戦車の採用、陸自現有戦車の改修が案にあがったが、
前者は陸自のC4Iシステムを搭載するのが非常に困難、後者は改修する余地が残っていない、
以上の理由により廃案になった。
派生型として、78式戦車回収車の後継となった11式装軌車回収車が存在する。
・外観
90式はドイツのレオパルトに似ていたが、10式はイスラエルのメルカバに似ている。
他国の戦車に比べ小型である。
・火力
主砲は新開発された軽量高腔圧砲身の日本製鋼所製の国産44口径120mm滑腔砲を装備、
砲弾は発射薬や飛翔体構造を最適化した国産の10式装弾筒付翼安定徹甲弾が開発され、弾丸の高威力化を達成している。
90式の砲と口径が変わらないが、現在の戦車の防護力でも十分打撃を与える事が出来、
これからの時代は砲を改良するのではなく砲弾を改良していく時代であるため
(現状反動や重量の関係でこれ以上の砲の大型化が困難と言うのが理由)。
実例を挙げれば、合衆国はロシア側が採用している爆発反応装甲対策で劣化ウラン弾芯のM829APFSDSをアップデートしており、
A2はコンタークト5(T-72B3)、A3はレリークト(T-90MS・T-80BVM)、A4はマラヒート(T-14)に対応しているとされている。
将来的に必要であれば55口径120mm戦車砲への換装を可能。
また自動装填装置を搭載する。従来の戦車用自動装填装置は大抵の場合装填時の角度が決まっており、装填のたびに主砲をその角度に戻す形式だが、
新戦車の自動装填装置は主砲にある程度の仰俯角をかけたままでの装填が可能とされ、装填時間の短縮を図っている。
これ以外にも車外からの弾薬装填が90式の砲塔上面から背面式となっており、補給作業のワークロード低減に努められている。
90式でも恐れられたサスペンションとの協調制御は更に進んでおり、砲塔の横にワイングラスを置く台を増設、そこにワインを注いで超信地旋回とアクティブサスペンションによる姿勢制御を行ってもワイングラスが落ちない、特に姿勢制御単体なら注いだワインの液面がほぼ揺れないという驚異的な砲塔安定性を見せている。
・防護力
新たに複合装甲を開発し、防御力を向上させつつも軽量化を図っている。
90式戦車に採用されている複合装甲が開発されてから20年近く経過した現在、
当時と同じ材質を用いた場合70%、最新の理論と素材を用いた場合30%の重量で90式戦車と同じ防御能力が得られるとの意見がある。
炭素繊維やセラミックスの装甲板への使用や、小型化*1などにより、全備重量は90式戦車より約12%ほど軽量になったとされる。
増加装甲を最大限取り付けると全備重量が48tとする説がある。
砲塔側面前方には発煙弾発射装置が取り付けられている。
なお、90式戦車の発煙弾発射装置はレーザー検知装置と連動するようになっており、新戦車も同様の機能を有している考えられる。
既存の戦車には見られなかった新戦車の特徴として、全周囲を走査可能なよう砲塔の四隅に配置されたセンシング装置がある。
詳細な性能については非公開だが、レーザー検知器と、MEMS技術を用いた赤外線イメージセンサー、
パッシブ方式のミリ波レーダー検知器とする説がある。
・機動力
水冷4サイクル8気筒1200馬力ディーゼルと油圧機械式無段階自動変速操向機、油気圧式懸架装置を組み合わせている。
一見エンジン出力、パワーウェイトレシオが90式より低下したように見えるが、油圧機械式無段階自動変速操向機と新型懸架装置、
軽量高効率ディーゼルにより常に最適に近いトルクを引き出すことが可能で、実効機動力は大きく向上している。
90式では前後(ピッチ方向)にのみ効いたアクティブサスペンションだが、10式では74式同様に左右(ロール方向)への稼働が復活している。
航続距離は公表されていないが最大速度は70km/hとされている。
この速度自体は90式と大差ないものの本車は油圧機械式無段階自動変速操向機の恩恵により、後進でも最大70km/hを発揮可能。
上述した高度なFCSと自由角度装填主砲により前後機動を問わないスラローム射撃。
つまり蛇行しつつの行進間射撃さえ可能としている。現用MBTの中でも高次元の機動力を有するものと考えられる。
・輸送について
全国主要国道にある橋(17,920箇所)のうち10式戦車が通過できる箇所は84%ときわめて高く、
90式戦車の65%、M1など60t級では40%程度という数値に比べるとどれだけ全国での運用に注意を払ったかがうかがい知れる。
長距離輸送にも配慮されており、モジュラー装甲を取り外せば40tトレーラーで輸送できる
(同じトレーラーに載せる場合、90式は砲塔と車体を分離する必要がある)。
・配備
平成23年度におけるライフサイクルコストの算定では平成50年代(2038年~2047年)までに400両の取得と30年の使用を想定していたが、
これは将来の防衛力整備を定めるものではないと注意書きされており、実際の配備構想が反映されたものではない。
平成26年度以降に係る防衛計画の大綱では、平成25年度末定数で約700両保有する戦車を約300両の規模にすると定めている。
本州における戦車部隊の廃止と機動戦闘車部隊の新編が予定されているため、今後は九州や北海道を中心に配備されると思われる。
予算成立年度 | 購入価格 | 調達数 | 導入部隊(※配属年度は予算成立年度末の約1年後で、下記は雑誌情報及び目撃情報に基づいている) |
---|---|---|---|
2010年(平成22年)度 | 約124億円 | 13両 | 戦車教導隊第1中隊→機甲教導連隊(所属:富士教導団) 第1機甲教育隊第2陸曹教育中隊(所属:第1教育団→東部方面混成団)→機甲教導連隊(所属:富士教導団) 武器学校 富士学校 |
2011年(平成23年)度 | 約132億円 | 13両 | 戦車教導隊第1中隊→機甲教導連隊(所属:富士教導団) 第1戦車大隊第1中隊(所属:第1師団)→?(第1偵察戦闘大隊の新編に伴って転用予定) |
2012年(平成24年)度 | 約132億円 | 13両 | 第2戦車連隊第4中隊(所属:第2師団) 第1機甲教育隊第2陸曹教育中隊(所属:第1教育団→東部方面混成団)→機甲教導連隊(所属:富士教導団) 武器学校 |
2013年(平成25年)度 | 約139億円 | 14両 | 第8戦車大隊本部管理中隊・第1中隊・第2中隊(所属:第8師団)→西部方面戦車隊 第1戦車大隊第1中隊(所属:第1師団)→?(第1偵察戦闘大隊の新編に伴って転用予定) 武器学校 |
2014年(平成26年)度 | 約134億円 | 13両 | 第8戦車大隊(所属:第8師団)→西部方面戦車隊 戦車教導隊→機甲教導連隊(所属:富士教導団)? 第1機甲教育隊第2陸曹教育中隊(所属:第1教育団→東部方面混成団)→機甲教導連隊(所属:富士教導団)? |
2015年(平成27年)度 | 約102億円 | 10両 | 第71戦車連隊第1中隊(所属:第7師団) 第8戦車大隊(所属:第8師団)→西部方面戦車隊? |
2016年(平成28年)度 | 約76億円 | 6両 | 第71戦車連隊(所属:第7師団)? 第8戦車大隊(所属:第8師団)→西部方面戦車隊? |
2017年(平成29年)度 | 約75億円 | 6両 | 第71戦車連隊(所属:第7師団)? |
2018年(平成30年)度 | 約73億円 | 5両 | 第71戦車連隊(所属:第7師団)? |
2019年(令和元年)度 | 約81億円 | 6両 | 第71戦車連隊第3中隊(所属:第7師団)? |
2020年(令和2年)度 | 約156億円 | 12両 | ? |
- 受難の日々
ご覧の通り、防衛大綱の改正により戦車定数は激減してしまった。
現有90式だけでほぼ定数を満たす状況では、大量の10式配備はもはや夢物語である。
やむなく防衛省は16式機動戦闘車にて火力を補う一方、万一に備え生産ラインを維持する最低限として、当面は年6両生産を続ける構想を打ち出したのである。
(これとても最初は年3両と言われていたのだが、さすがに少なすぎると防衛族が巻き返し、なんとか6両は確保したといういきさつがある)
追記修正は頼んだ
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▷ コメント欄
- 昨日NHKの7時のニュースで女子アナがじっしきせんしゃとか言って吹いた -- チハたん最高 (2013-07-14 10:27:51)
- そういやなんで78、90ときて10なん?完成した頃の年の数字? -- 名無しさん (2013-07-14 10:32:03)
- ↑その通り。自衛隊の○○式は採用された年(西暦)の下2桁。旧軍の場合は皇紀の下2桁(例外として一○○式) -- 名無しさん (2013-07-14 14:39:47)
- この性能で44tというのが凄い! 最強戦車!! -- 名無し (2013-08-31 18:47:32)
- 韓国の戦車のように、「欠陥見つかりました、てへ♪」ってことにならないのを期待; -- 名無しさん (2013-09-11 12:36:38)
- チハタン作っていた我が国がとうとうここまでこれたのか・・・ -- 名無しさん (2013-09-19 17:29:31)
- でも『軽い戦車』ってデメリット無いのかね?こう、ぶっ放した時の反動とか -- 名無しさん (2013-09-19 17:32:46)
- ある、だからサスペンションと姿勢制御でうける -- 名無しさん (2013-09-19 17:35:30)
- ↑そういうデメリットを考慮した、90式との使い分け方ってのが有るなら教えて欲しい。なんか何もかも10式の方が優れてるみたいに見えて90さんが不憫 -- 名無しさん (2013-09-19 19:33:37)
- ↑そりゃおめぇ20年も先の技術の戦車である10式より90式のほうが優れている部分があったらそっちのほうが問題じゃねぇか? -- 名無しさん (2013-10-12 19:49:59)
- 74式戦車の更新は機動戦闘車が担うようで…。10式は90式の更新が狙いだった? -- 名無しさん (2013-12-26 22:50:07)
- ↑機動戦闘車は和製ストライカーみたいなもんだから、そうとはいいづらいな -- 名無しさん (2013-12-31 00:41:32)
- 普通の人はじっしき読みするよな…まぁヒトマルシキと言ってもそう伝わらんだろうけど -- 名無しさん (2013-12-31 00:48:47)
- メタルマックスにチハタンと仲良く参戦したよ。 -- 名無しさん (2014-01-03 18:27:18)
- XK2がライバルとか冗談だろ?現状第Ⅲ世代じゃん -- 名無しさん (2014-01-20 23:57:11)
- あんな欠陥車と一緒にしてもらっても困る… -- 名無しさん (2014-02-14 20:35:50)
- ↑4 なれてないとそう言う言い方なかなかしないしね。自分も普段はつい「じっしきせんしゃ」って言っちゃうわ -- 名無しさん (2014-05-17 20:10:57)
- これと90式みてると本当戦前のグダグダは何だったんだろ…十分な国力を蓄える時間を時代が許さなかったのか… -- 名無しさん (2014-08-11 21:37:33)
- ↑人間には、「一度ある存在に恐怖を植え付けられた後、その存在の力を欲するようになる」という性質があるらしい。戦時中、よほど米軍戦車に恐ろしい目に合わされたのだろう。 -- 名無しさん (2014-08-11 21:41:04)
- 陸自がやたら戦車をほしがるのは第二次大戦のトラウマが染み付いてるってのはよく云われる話 -- 名無しさん (2014-08-11 21:55:15)
- 近年では多種多様なハイテク兵装を扱える歩兵の育成がトレンドみたいだけどな。どうもここ20年基礎技術以外の戦車の発展がみられないだけに…… -- 名無しさん (2014-08-11 22:08:50)
- ↑2-4、戦前の日本は別にグダってないぞ?チハで戦わないといけないのは国力とリソース配分の問題で全然違うし。主力戦車を揃えるのは陸としては当たり前だからトラウマ以前の話だし -- 名無しさん (2014-08-11 23:28:46)
- ↑それをグダってるって言うんでは -- 名無しさん (2014-09-04 03:49:35)
- ↑グダる(グダグダ)ていうのは「つまらない事をいつまでもくどくど繰り返す」とか「無気力でやる気がない、気分がゆるんでだらしない」という意味
帝国軍がやったのは「選択と集中」という明確な意識のもと実行したリソース配分 -- 名無しさん (2014-09-04 09:57:43) - せ、戦車は当時のアメリカとイギリスとソ連が凄すぎただけだよ! え? じゃあなんでそんな奴らと戦争なんかしたんだって? -- 名無しさん (2014-09-14 09:30:53)
- ↑19世紀終盤から近代化初めて植民地得ようとしたから -- 名無しさん (2014-09-14 09:35:51)
- ↑ペリーさえこなけりゃ… -- 名無しさん (2014-09-14 11:33:38)
- ↑ そもそも南北戦争であの国が分裂でもしない限り何をやっても詰む -- 名無しさん (2014-09-15 09:50:06)
- 防衛大綱の改定に伴い記述変更 -- 名無しさん (2014-12-02 12:15:19)
- オマケの近隣諸国の戦車いらなくね?10とは直接関係ないし -- 名無しさん (2015-03-30 14:12:52)
- ↑削除しました -- 名無しさん (2015-05-05 15:30:22)
- 結局140mmガンランチャーを(多少の改修で)載せ換え出来るというのはガセネタだったん? -- 名無しさん (2015-05-05 15:42:27)
- 次の主力戦車では、四足歩行で、本体下部にガトリング砲を増設したものを開発してくれると信じてる!w -- 名無しさん (2015-10-01 11:35:19)
- 正面以外装甲薄くてゲリラに弱いってマジ? -- 名無しさん (2015-11-11 22:29:03)
- 基本状態ならそうだろうね ただ10式は増加装甲パッケージを使うから、それつければゲリラ程度じゃ撃破は難しい -- 名無しさん (2015-11-11 23:23:33)
- 色々な意味で、日本国内の運用に特化してるんだろうね -- 名無しさん (2015-11-23 21:44:06)
- ↑でも日本の橋を渡れるってことは他国の橋も渡れる可能性が高いし、日本の砂地にも対応してるってことは……「日本の環境に合わせた」結果、割とどこでも仕事できる戦車になってないか? -- 名無しさん (2016-03-24 13:08:55)
- V2ABとか聞くけど現行世代に対して小型化を図ったんだからヘビーガンが妥当、ってどっかでみた -- 名無しさん (2016-07-07 12:19:49)
- こうなったら次の、16式か17式は人型戦車だなっ!! -- 名無しさん (2016-07-07 12:33:16)
- そして師よ、不勉強で申し訳ない。「74式の後継」であって、「90式の後継」でないのは、なぜなんぞや? -- 名無しさん (2016-07-07 12:35:06)
- 後継でないわけではないが、もともと74式を更新する後継機は90式になる筈だったんだけど、冷戦終結でお流れになって74式と90式は用途に応じて役割を分担する関係になった。そして74式に代わる後継機が10式というわけ。 -- 名無しさん (2016-07-07 13:28:13)
- ↑なるほど。ということは、そのうち90式の後継車も出てくるのでしょうか? -- 名無しさん (2016-07-07 13:36:07)
- ↑今、国産兵器の輸出規制云々が解除される可能性が出てきているから、最新技術の塊である10式の輸出仕様モデルが量産されるパターンより、90式の後継機が輸出仕様戦車として開発されるパターンがありそう。その場合、90式譲りの信頼性の高い枯れた技術メインの設計開発になりそうだけど。 -- 名無しさん (2017-05-07 16:39:44)
- 実は現行の10式も数ある開発案の中では、信頼性の高い枯れた技術を用いた結果なんだよね… -- 名無しさん (2017-06-15 10:48:29)
- 最新鋭最新鋭と言われ続けて、気が付いたらもう8年目か。人や組織が馴染んできて、いよいよ脂が乗ってくる頃かな。 -- 名無しさん (2018-01-25 18:02:31)
- カッコいいですね! -- 名無しさん (2018-03-03 21:15:12)
- そういえば、このコメント蘭で、10式戦車が、一昨年映画「シン·ゴジラ」に登場したとこが、全く触れられていないな(´・c_・`) -- 名無しさん (2018-08-02 20:59:22)
- エアコンすらなくて乗り心地と防御力を軽視、ゼロ戦以来の伝統だな -- 名無しさん (2019-03-28 20:56:39)
- 防御軽視ねぇ...w -- 名無しさん (2019-05-15 16:20:07)
- 自己再生する戦車が防御軽視とはこれ如何に -- 名無しさん (2020-07-20 22:04:28)
- 砲身にワイン入れたグラス乗せたまま一滴も零さず砲塔を一周させた逸話は? -- 名無しさん (2020-08-04 13:20:13)
- ↑4 エアコン付けたら付けたで「実戦を考慮しない贅沢仕様!エアコンと引き換えに削られた○○能力!」とか叩くんだろ。お前らはいつもそうだ。 -- 名無しさん (2020-08-04 14:37:16)
- エアコン付いてるけどな。BC兵器対策で必須 -- 名無しさん (2020-08-09 01:32:57)
- あんまり知られてないけど、第3世代(90式とかM1A2)は車長が『手動』で敵の情報をデータリンクのマップ上に入力する(当然識別は頭の中の知識だし、距離はセンサ使って手動測定)ので、情報は曖昧、更新も数分間隔(味方の情報はリアルタイム)という、高性能なマップ付き通信機レベルだったりする。10式戦車はその辺りを『全自動』でやってくれる上、脅威を判定して目標の自動割り振り、弱点に対して味方と一斉射撃したり、逆にオーバーキルを防ぐために射撃禁止したり、小隊長が味方戦車の火器を乗っ取ったりできる。 -- 名無しさん (2021-04-19 15:59:25)
- 機器冷却用の冷房の出力上げで、乗員のスペースのも冷やすみたいね、機甲科OBがお願いして追加したようだけど 高温多湿の本邦で使用する前提なのに、乗員の体調気にしないでいたのどーなのよ 北海道だけで戦争するんじゃないんや -- 名無しさん (2021-04-19 16:45:54)
- 中の人(元74乗り)の友人に聞いたことあるけど、「暑いっちゃ暑いが外で過ごす時間の方が長いからそこまで気にはならない。むしろ夏の就寝中に宿舎の冷房消される方が辛い」って言ってたから、まあ開発側や仕様を出す側も『我慢すれば良いでしょ』とは思ってたのかもね。何にせよ、昔と違って快適な気温と湿度では最大限人間のパフォーマンスを発揮できると科学的にも証明されてるから良いことだ。 -- 名無しさん (2021-05-09 21:30:11)
- 目に汗が入っちゃって索敵が疎かになって撃破されましたとか笑えないからね。 -- 名無しさん (2021-06-11 00:54:58)
- そういえば思うんだけど、それだけ防御力ガチガチで砲撃にも耐えることあるんだったら、戦車がやられるのはどういう場合なんだろうか? やっぱり砲頭部に直撃とか? -- 名無しさん (2021-12-17 15:23:17)
- ジャベリン様使われたらイチコロよ -- 名無しさん (2022-07-30 01:15:19)
- ↑2 基本的に戦車、特に今のMBTがガチガチなのは正面とあとせいぜい砲塔側面ぐらいで、被弾率が低い車体側面や後方、天板などは基本対戦車兵器に耐えられないんだ。なんなら天板なんか航空機関砲ですら貫かれる。その辺に食らうと最新戦車だろうがあっさりやられてしまう。 -- 名無しさん (2023-01-08 22:42:24)
- 当たり前だけど全方位攻撃に耐えられるように装甲化したら車としての機能を失うからね -- 名無しさん (2023-01-09 07:24:48)
- ウ戦争で、戦車は時代遅れだ→やっぱり戦車は必要だ、とコロコロ変わりまくってるから世界中の戦車関連の装備関係者は大変だろうねえ -- 名無しさん (2023-01-26 09:46:00)
- もともとの調達数見直しもあるし、対戦車ミサイルや攻撃ドローンの発達普及なんかで、これまでよりも戦車の使い所を慎重に選ばねばならなくなってきてると(その使い所が噛み合えば強大な戦力なのは変わらないが)、内外からとにかく逆風に見舞われてる印象が…… -- 名無しさん (2023-01-26 18:04:55)
- ランナバウト 3DSではこの戦車使えるよ。 -- 名無しさん (2023-01-26 18:08:15)
- 90式と比べて対怪獣戦でも割と活躍しているどころか何匹も撃破している -- 名無しさん (2023-03-16 00:05:08)
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