御剣信

ページ名:御剣信

登録日:2014/08/26 (火曜日) 09:52:41
更新日:2023/12/21 Thu 10:47:41NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



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御剣信 逆転裁判 逆転検事 逆転検事2 父親 弁護士 所長 弁護士はピンチの時ほどふてぶてしく笑うもの 異議あり! 待った! くらえ! これだ! 故人 発想の逆転 オールバック シブメン dl6号事件 綿貫竜之介 平岳大



御剣信とは、『逆転裁判シリーズ』に登場する弁護士である。


CV:?(パチンコ版)/綿貫竜之介(アニメ版)
演:平岳大(実写映画版)



御剣怜侍の父親であり、同時に怜侍にとっては憧れの存在でもあった。
「生きる伝説」とも呼ばれる狩魔豪検事の経歴に泥を塗った数少ない人物でもある。


あの「DL6号事件」の被害者。怜侍の回想やら死体写真はこの時のものである。



ということで、作中では既に故人となっており、プレイヤーは彼に話をすることすらできない。
それに加えて(人物ファイルを除くと)彼の姿が確認できるのは怜侍の回想、そして死体となった時の写真だけである。
作中でのセリフも、酸欠になったからか荒々しい発言になっており残念ながら偉大な人物であるという認識にピンとこない。


さらにさらに、彼の「信」という名前に関しても特に理由はないと製作者から言われている。いくらなんでも…



とにかく、彼には残念なのだが「記憶に残りにくい」人物とされている。
おそらくこの認識が逆転することはないのかもしれない…




追記・修正お願いします。



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異議あり!




このような不遇な待遇を受けていた彼であるが、なんと『逆転検事2』にてプレイヤーキャラクターとして操作することが可能となった。
これは、御剣信の助手であった信楽盾之の回想で行われる。
それと同時に、信自身の掘り下げも行われた。


遡る事18年前。DL6号事件の起きるきっかけともいえる「IS7号事件」があった日。
珍しい程の大雪が降っていた日であった。



クールで真面目、誠実で礼儀正しい人物であり、既に超人のオーラが醸し出されている。
一方で怜侍ほどの堅苦しさは感じられず、むしろ「今日の髪型には自信がある・・!」等のお茶目な発言も。どこかかわいいと評判。
紳士のオシャレは髪型から始まります。


息子の怜侍のことは大事に思っており、友達ができるか心配したり、特大のお菓子を見て「息子に見せてやりたい」と発言したり、
事件現場に居合わせた狩魔豪検事を見て、「あのような人物に息子が弟子入りするのは嫌だな」等、常に息子に対しての愛情は欠かさない。
必要以上に甘やかすことはないが、弁護士として父として立派にいようとする心意気が感じられる。


紅茶にも詳しく、どの紅茶なのかが飲んでわかる程。チェスもたしなんでいる。



クールな性格ではあるが、悪事を許さない熱い心も持ち合わせており、無実と信じた依頼人には全力を尽くす。
「発想を逆転させる」「弁護士は、ピンチのときほどふてぶてしく笑う」をモットーとしている。
この考えは神乃木綾里千尋成歩堂と受け継がれたのだが、神乃木と彼とどちらが先に考えたのかは不明)。


そのため、「依頼人をすべて有罪にする」狩魔豪検事とは、法廷の前の事件現場の時点でバトルを繰り広げた。



今回は発見された死体がある人物の手によって隠されてしまい、狩魔検事はこの死体を発見することができなかった。
そのことを見事に見抜き、指摘をしたことで狩魔検事は一泡吹くことになる。


それと同時に本気にもなり偽物の解体記録を作り上げたため、裁判で死体消失は有耶無耶になった。
しかし信弁護士はこの事件の容疑者に対する取り調べの録音を根回ししており、狩魔検事が脅迫によって自白させたことを裁判で明かした。
これが信弁護士がつけた「泥」である。
だが、厳しい取り調べが続いたことでこの時点で被告人の精神は限界にきており、これ以上の裁判を望まれなかったことで被告人は有罪になってしまった。


その後は『逆転裁判1』にあるように、狩魔検事の逆恨みによって殺されてしまうのであった。ご冥福をお祈りします。




制作スタッフによると、この親子はなんだかんだで遺伝も多い(口癖の「うム」をはじめ、後ろの髪のはね方や、異議ありの時のポーズ、紅茶の趣味など)。


そしてプレイヤーキャラクターとして操作するので、彼にも新規にボイスが収録されるようになった。
低く渋く、ちょっと早口な「待った!」「異議あり!」「くらえ!」は一聞の価値あり。


またダメージモーションも収録されているのだが、上記の「ピンチの時ほどふてぶてしく笑う」を有言実行したモーションであり
カッコいいと評判。その為ワザと誤答させて信弁護士をビックリさせるプレイヤーが後を絶たない。


『逆転検事2』のテーマが「親子」であり、揃いも揃って外道ぞろいの父親が多くを占める中、まさに父親の鑑とも言える人物であった。





実写映画版では、事件の現場がエレベーター内から証拠保管室に変わっており、灰根に見つかったことで乱闘にもつれ込んでいる。この時の二人の身体能力の高さがすごい
証拠保管室に来ていたのは、狩魔検事が証拠の捏造を行っていたことを調べるためだったのだが、それが結果的に自分の息子から「無罪判決を勝ち取るために証拠を捏造しようとした」と誤解されてしまうことに…。


宝塚歌劇版のミュージカル作品『逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース』では他の登場人物と同じく海外版での名前「グレゴリー・エッジワース」として出演。
原作と同じく御剣怜侍ことマイルズ・エッジワースの尊敬する父親であり勝ち負けより真実を重んじる人物とされていたのだが、30年前へとタイムスリップしたマイルズの見た姿は何の因果か狩魔豪と同じように捏造した証拠品で無罪を勝ち取らんとする悪徳弁護士となった父の姿であり、その信じがたい事実を目の当たりにした息子と法廷にて対峙することとなる。


シリーズ15周年記念ノベライズ『逆転裁判 時間旅行者の逆転』では、2001年(DL6号事件発生前)に起きたタイムトラベル開発者殺人事件にて容疑者の弁護を担当。狩魔検事と壮絶な法廷バトルを繰り広げており、実質的に前半部の主人公といえる。前半ラストの一行は、彼の運命を知る読者にとっては胸を詰まらせずにはいられないだろう。



追記・修正は経歴に泥を塗ってからお願いします。


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  • ただし実写映画の信さんは許されない 灰音さんが誠実な人だっただけになおさら -- 名無しさん (2014-08-26 11:29:55)
  • この人カッコよか!! -- 名無しさん (2014-08-26 12:00:24)
  • 検事2が神ゲーと呼ばれる大きな理由の一つはこの人の存在だと思う。 -- 名無しさん (2014-08-26 12:41:36)
  • 信楽さんにちゃんと信念を伝えられて良かったねと言いたい -- 名無しさん (2014-08-26 16:51:24)
  • 検事2では非の打ち所のない人物になってたけど、死者として呼び寄せられたときは真実を曲げて伝えてるんだよな・・・弁護士としての信念より親の情が勝ったと言えば美談だが -- 名無しさん (2014-09-07 00:00:50)
  • これは仕方がない。確かに、証拠が少ない以上だれに殺されたのかわからないと答えるべきだったかもしれないけど、息子が犯人じゃない証拠もあったからな。 -- 名無しさん (2014-09-07 00:09:32)
  • 自分は当然違う。息子は犯人ではない。エレベーターに閉じ込められていた人間は3名…なら自然と消去法で灰根が犯人と考えるのは普通だと思う。第三者の存在に思いが及ばなかったのは残念だが、何しろ死んでますし。もし生きて捜査する側だったらちゃんと真実に辿り着けたと思うけどね。 -- 名無しさん (2014-09-09 04:23:11)
  • 息子を庇って偽証したというのはあくまで星影弁護士の推測でしかないからね。真相は闇の中だ -- 名無しさん (2014-12-21 06:17:42)
  • 脳内で相棒7くらいの杉下右京のイメージになってた。検事2やりたくなった -- 名無しさん (2014-12-23 04:57:36)
  • 「妻」という言葉がこの人の口から出てこないあたり、みっちゃん父子家庭だったのかな -- 名無しさん (2015-04-14 22:48:59)
  • エレベーターで銃が暴発したけど御剣や灰根に硝煙反応はあったのかな。なかったらこの二人は犯人じゃないかもしれない証拠になってたかな。 -- 名無しさん (2015-06-11 21:12:57)
  • ↑ 少年御剣が拳銃をぶん投げて暴発したときに、ふたりに火薬がかかってしまった、と考える方が自然だろう。ふたりとも硝煙反応が出たからこそ、犯人の特定ができなかった、と。そう考えないと、逆転世界の警察は当たり前の捜査もできん間抜け揃いってことに… -- 名無しさん (2015-06-13 08:14:19)
  • この人を操作して豪と法廷バトルしたかった -- 名無しさん (2015-07-17 20:36:12)
  • 信弁護士が主人公の外伝をやりてぇなぁ -- 名無しさん (2015-08-20 14:56:53)
  • 『揃いも揃って外道ぞろいの父親が多くを占める中』ってあるけど風見、氷堂、万才とか外道親父が目立つだけでそうは感じなかったな。信さんは勿論だけど、天海さんも義理の娘を大切にしている父親として素晴らしい人だったし、狩魔も狩魔自身の行為に問題はあったが家族の仲は割と良かったように見えるし、本物の大統領もシモンくんとの再会を強く望んでいるように思えたし、回想でも殆ど出番が無かったけど一条検事も美雲を思いやるいい父親だった。 -- 名無しさん (2016-03-06 11:47:41)
  • よく間違われるがDL6号事件では息子をかばったどころか信は息子が犯人でないことを知っている側だろう。暴発したのが自分に当たっていない&暴発で自分以外の誰かが悲鳴を上げたことを知ってるんだぞ。悲鳴の主が逆恨みで殺しに来たとは思い至らなかったろうけど -- 名無しさん (2016-04-27 11:22:59)
  • 特に理由はないらしいから偶然だろうけど狩魔豪(業)に対して信(sin=罪)ってなってるの面白いな -- 名無しさん (2018-02-13 09:09:04)
  • 被害者として特に個性もなくデザインされたキャラが10年後にプレイヤーキャラ化するとは誰が予想しただろうか。こんな大人になりたいと思わせる素晴らしい男だと思う -- 名無しさん (2018-05-05 19:33:37)
  • 御剣信の信はそのまま、『依頼人を"信"じる』から来てるんじゃないかな? -- 名無しさん (2018-09-11 23:18:29)
  • ↑13&14 トリガーに御剣の指紋がないはずだからね。しかも灰根は手袋してるし、まして暴発は無関係なところまで知ってるだろうし何せ相手は自分を殺そうとする程殺意は十分だし -- 名無しさん (2018-11-21 08:13:20)
  • 落ち着きなさい! -- 名無しさん (2020-01-29 21:14:22)
  • 真実を求めて戦った男の最後の言葉が「虚偽」だったのは、あまりに虚しすぎる -- 名無しさん (2021-10-24 09:25:33)
  • 結果的には虚偽だったが灰根に殺されかけている状況で死んで、銃の暴発が自分に当たっていないことも知っていて、その上で灰根以外が犯人という考えに思い至るかというとなぁ…神の視点でもないと無理だと思う -- 名無しさん (2021-12-20 23:43:17)

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