巽紺

ページ名:巽紺

登録日:2018/04/30 Mon 03:16:26
更新日:2024/02/19 Mon 13:59:41NEW!
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うらら迷路帖 常識人 本渡楓 負けず嫌い 優等生 やきもち 巽紺




「千矢 私も一番占になりたい」



「巽紺」は「うらら迷路帖」の登場人物。
CV本渡楓



◆概要


本作の主人公その2。15歳の少女。
迷路町十番地の茶屋、棗屋の弟子の一人で見習いうらら。


◆人物

性格

一言で言えば生真面目な優等生で規律に厳しく堅実な性格。
十番地の名門茶屋・巽屋の一人娘。


二番占で母親の時江のことをとても尊敬しており、幼い頃からいつか追いつきたい・追い越したいと考えている。
そのため幼い頃から占いの勉強に励み、成績優秀で真面目。一行の中では最も占いの知識に長け、その知識でしばしば一行を正しい方に導く。
その真面目さ・優秀さは佐久を始め周囲に一目置かれている。
棗屋に弟子入りしてからも真面目に勉強に励み、黒子占や祝詞の暗記など厳しいテストもきっちり合格している。
占いだけでなく、その道具である占物にも詳しい。


一方で幼い頃から一人で勉強ばかりしていたために児戯から禁呪まで仲間と共に何かすることに強い憧れを抱いている。
特に千矢のことは、ともに一番占を目指す最大のライバルと認めており、同時に最大の信頼やそれ以上の感情を寄せている。
学校にも憧れがあり、"学校に行ったらやりたいことリスト"をつけている。


母譲りの負けず嫌いな性格で、うららとしての成績はもちろん、母や千矢を誰かにとられそうになるとヤキモチを妬く。
小梅曰く「負けず嫌い大王」。
負けず嫌いの対象はライバルと認めた千矢はもちろん、臣やノノ、母にも及ぶ。
また優等生ゆえの脆さも持ち合わせており、些細なことで落ち込むことも多く挫折に弱い。


基本的には常識人であるが、追い詰められたり焦ったりすると奇行に走ることも。
またお化けの類が極度に苦手。


料理はそれなりにできるようで、八番占になって5人の共同生活が始まってからは千矢と小梅の料理の教育係をやっている。



容姿

身長は158cm。決して高い方ではないものの一行の中では最も高い。髪は黒くて腰のあたりまである長髪。
橄欖石のような黄緑色の瞳を持つ。
狐の耳のようなリボンをつけており、リボンは普段は上を向いているが落ち込んだりショックを受けたりすると下を向く。
着ている着物は右側が青緑色で左側が朱色の一風変わった物。ニンテンドスイッチって言うな。
一見すると(色はともかく)普通の和服だが、靴は黒いブーツである。


名前や容姿は狐を思わせるが、本人は油揚げが苦手。なお尻尾は生えていない、というか純粋に人間である。
一行で最もスタイルが良いためか、本人は不本意ながらさまざまな服装(コスプレ)をさせられている。
そのレパートリーは西洋のメイド服、水火夫服、花魁風、目隠しなど多彩。小梅デザインの挑発的な水着や千矢の服なども着せられては赤面している。
曰く、千矢の服装が「今までで一番無理
服装だけでなく、小梅には変な寸劇に付き合わされたり変なセリフを言わされたりしている。



◆占い

得意な占いは狐狗狸占い。幼い頃から愛用の占いである。
これは一般的に言うところの"こっくりさん"と同じもので、紙の上に置いた硬貨に狐や狸の霊を降ろしてその霊に術者が質問する。
有用な占いではあるが、集団催眠にかかったり事故が起きることもある危険な術でもある。
紺曰く、「きちんと手順と礼儀を守ってお招きすれば、どんな質問にだって答えてくれる」。
勉強ばかりで友達の少なかった幼い頃の紺にとって、お狐様は昔からよき相談相手であった。


迷路町に来てから一度(小梅が指を離したために)占いに失敗しお狐様にとりつかれたことがあるが、
その経験から修行を積んでお狐様を硬貨ではなく自分自身に降ろせるようになった。
自分自身にお狐様が降りている時は目が黄色になり、格段に占いの精度が上がる。
本来狐狗狸占いは一期一会、すなわち呼ぶ度に違う霊が降りてくるものだが、
紺の占いではいつものお狐様を呼び出すことができるようだ。


自分自身にお狐様を降ろす術は非常に有用であるものの、現在のところお狐様の行動をうまく制御できないため、
美少女の体で動物同然の振る舞いや千矢への過剰なスキンシップを止めることができず恥ずかしい思いをしている。
また憑依中に紺の人格が出てくることもでき、お狐様と直接会話することができるが、
その様子は端から見ると一人漫才であり小梅からは「はてしなく情緒不安定な人」、ノノからは「人格破綻者」とまで言われている。


一方で、水晶占は幼いころの経験からあまり好きではなかった。
しかし里帰りの時に苦手を克服し、その後千矢との秘密の特訓の末に使えるようになった。
水晶占いを習得した理由は、「母様の大事な占い」であることと、千矢に負けたくなかったこと。
占いの精度は既にそれなりにある。



◆関連人物

千矢

作中において千矢との関わりが最も多く・深く描かれている。
その出会いは急いでいるところを道端でぶつかるという少女漫画さながら。
千矢にとって後に極めて重要となる"くろう"という名前を占ったのは他でもない紺である。
そしてある日の真夜中、負けず嫌いの紺は神様の声を聞いたかもしれない千矢に闘争心を抱き、
千矢と紺は共に一番占を目指す秘密のライバルとしてお互いを認め合うようになる。


それ以降も千矢の才能についてしばしば一人で考えることがあり、千矢が"お化け"に会った時は
それが神様ではないかと推理した上で自分も見に行こうとするなど、千矢の才能に嫉妬している部分がある。
千矢といけないこと禁呪である泉中術を行った時には、千矢と(占力が)混ざり合ったことで、
"迷路町の神様について占ってはいけない"という禁忌を犯したかもしれないと追い詰められる。
次の日の真夜中、紺は千矢に悩みを打ち明け、二人は屋根の上で抱き合い絆を深め合った。


二人の相性占を行った時は結果が"0%"と出てしまい、お互いに結果を気にして気まずくなってしまったことも。


紺は千矢の頑張りを誰よりも理解しており、千矢の力になりたいと強く思っている。
それが叶わないと自分が力不足であると思うと同時に他人に強く嫉妬してしまう。



時江

名門茶屋・巽屋の主人で二番占、そして紺の母親。迷路町屈指の上位うららで水晶占を得意とする。
紺は時江のことを心から尊敬している。
しかし試験後に挑発されたことを喜んだり、鬼モードの時江を「母様荒々しくてすてき」と言ったりと、普通の尊敬からは少しずれている。
紺にとって時江は越えるべき目標そのものであり、時江を超えるうららになるために巽屋ではなく棗屋に弟子入りした。


尊敬ゆえか血筋ゆえか、規律に厳しく負けず嫌いなところはそっくりである。
また若い頃の写真では紺と見た目も瓜二つである。目の色も同じ黄緑色。


幼い頃から紺にうららの話をよくしていたようで、
迷路町の神様を占ってはいけないこと、神様に選ばれたうららだけはその姿を見ることができることを教えた。


紺の水晶嫌いの始まりは、幼い頃に仕事が忙しい時江をいつでも見られるように水晶占を練習したものの全く視えなかったこと。




お狐様

紺の狐狗狸占で呼び出される狐の霊。千矢は匂いでお狐様を判別できる。
千矢の愛撫に堕ちて以来、千矢がお気に入りで紺の体でスキンシップを取りたがる。
また器としては紺の体をたいそう気に入っている。
紺にとって、狐狗狸占で自分自身に霊を降ろすことは今までと違い"教科書に載っていないやり方"であり、
占いは自由であることを認識したきっかけでもある。


八番占試験ではお狐様との絆を深くするために、獣耳を着用、油揚げ一年分、休憩は一時間に一回、
そして合格したら一晩中千矢に撫でてもらうことを条件としている。



奇々も怪々お尋ねします こっくりこっくりおいでませ


もしもおいでになられたら 追記・修正くださいな



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  • 弱気な心をもっぎりっとれー!もっぎりっとれーあーい!←ここすき -- 名無しさん (2018-05-17 17:26:53)

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