登録日:2015/12/14 Mon 03:36:56
更新日:2024/01/16 Tue 13:18:59NEW!
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mh mhf mhf-g モンハン モンスターハンター フロンティアg 飛竜種 狩猟笛 高地 不遇 不沈艦 音属性 超大型モンスター ポボルバルム 創音竜 属性特効 g6
『モンスターハンターフロンティアZZ』に登場するモンスター。
♪概要♪
大型アップデート『G6』で登場した飛竜種の超大型モンスター。
別名『創音竜』。
強さ別で剛種(HR100~)とG級(GR1~、HC)の個体が存在する。
いわゆるアカムトルム系体格の超大型飛竜。
見てくれは巨大なクジラに手足が生えたような生物で、身体のあちこちにフジツボのごとき貝等が付着している。
最初に情報が発表された時はハプルボッカ、チャナガブル的な海竜種と勘違いされたがそんなことはなかった。
別名から察する通り、このモンスターは狩猟笛をモチーフとしており頭、両脚の翼、尻尾を使って音を奏でることが可能。
自ら奏でた音によって周囲の生物に影響を与えたり、自分の能力を強化したりする。
その音は巨体に見合う大音量らしく、生息地の高地周辺ではポボルバルムの音による騒音被害が発生することも。
超大型モンスターでは珍しく、固有BGMを持たない。
また、見た目に反して高地モンスターの生態カーストでは滅茶苦茶低いポジションであり、他のモンスターに虐げられたりして結構不憫な立ち位置なんだとか…
名前が割と言い辛いが「ポポ(POPO)」でもないし「ボボ(BOBO)」でもない。
♪戦闘概要♪
G級では難易度★7に位置するため、実際の防御力からマイナス900の状態でクエストに挑むことになる。
(内訳:防御力-(★の数-1)×150=クエスト中の防御力)
クエスト設定をハードコアに切り替えると難易度変更はできない。
ちなみに特異個体では一部の技の内容が変化するだけで、新技は無い。
戦闘では前述の「音」を使った能力を如何なく発揮する。
ポボルバルムの咆哮(バインドボイス)には当たった標的を混乱させる性質があり、「混乱やられ」状態のハンターは突然笑ったり踊りだしたりと奇怪な行動を取ってしまう。
咆哮の当たり判定は一瞬なのでコロリン回避は有効。ガード可能武器ならガードで安全に凌げる。
各部位を使った演奏行動では、直前に咆哮を確定で行い、演奏完了時にその部位に応じた強力なステータスアップを自身と周囲にもたらす。
- 頭…攻撃力UP
- 腕…防御力大幅UP
- 尾…体力回復
ただし、効果の度合いではポボル側が大きく、基本は該当部位へのダメージ蓄積で怯ませて妨害する必要がある。
次に演奏を予定している部位は水しぶきが発生するので参考に。
G級ではこれら3つを全て複合させた同時演奏を行う。
巨体を活かした肉弾戦にも要注意。
ボディプレス、吸いこみからのブレス、尻尾叩きなどといった、超大型モンスターならではの広範囲・高威力技もさることながら、単発ではなく地続きのコンボ攻撃を行うことが多い。
しかも大抵は2通りの派生パターン持ち。
が、鈍重そうな見た目に違わず攻撃は大振りなので、慣れてしまえば簡単。
典型的なパワーファイターと言える。
弱点は雷。ただし属性肉質は高くて15程度なので属性値はあまり重視しなくてもよい。
後ろ足以外は物理面でも概ね柔らかい。
部位破壊の仕組みが特殊で、演奏後からしばらくの間(水しぶき発生中)は頭、翼、尻尾の部位破壊ができない。
ただし怯み値の蓄積自体はしており、演奏効果が切れた後にどこでもいいので「スーパーアーマー効果を持たない行動」の最中に一発殴れば、破壊に必要な蓄積値を満たした部位が全て破壊される。
このため、G級クラスの攻撃力と武器で剛種ポボルの部位破壊をしようとすると、下手したら演奏効果が切れる前にダメージを与えすぎて討伐してしまうことも。
…まあ、普通は最初の演奏を阻止するよう努めればあまり起きないが。
♪危険な行動♪
- 咆哮
前述した通り、混乱やられをもたらすので絶対に直撃してはならない。
前脚で立って咆哮する場合と、アカムのように立ち上がって咆哮する場合があるが、
演奏行動の前に行うのは必ず後者の方である。
更に言うと部位破壊成功後は確定で演奏行動に繋げるAIを持つ。
なので、演奏を阻止するなら立ち上がり咆哮を極力回避すること。慣れないうちは緊急回避を使ってでも。
- 前脚叩きつけ派生コンボ
前脚を叩きつけた後、もう一度強く叩きつけて巨大な地割れを発生させるか、立ち上がってボディプレスを仕掛ける。
問題はボディプレスの方で、適正防御力をもってしてもこちらの地割れに直撃すると即死級ダメージを受けてしまう。
特異個体ではもう一度前脚を叩きつける方の場合、広範囲に衝撃波が発生する。
ちなみに、このコンボとは別に前脚を1回だけ叩きつけて衝撃波を出す場合もあるが、
こちらは事前に軽く掻くのと横向きに軸合わせする点から判別可能。
- 尻尾叩きつけ派生コンボ
後ろに尻尾を3回連続で叩きつけ、長い溜めの3回目の時点でボディプレスか後ろ脚からの潜行の2通りに派生。
こちらもボディプレスの地割れが凄まじい高威力で、やはり死にかねないレベルの致命傷を負う。
だが、このコンボに関して言えば後ろ潜行も脅威であり、あの図体でホーミングし続けながら地中を飛び出してくるため、抜刀状態で回避するのはかなり難しい。
また、↑2つとは別に初段が少し長い溜めだった場合、そのままホーミング有りの後退突進を仕掛けてくる。
後ろ脚からの潜行といい、ポボルバルムはつくづく器用である。
最後は必ずバックジャンプで締める。
いずれにせよ、このコンボ行動のせいで尻尾狙いは意外と難易度が高い。
常に尻尾の動きに気を配っておこう。
♪武具♪
武器は剛種系統・G級の2種類。
水100%+氷100%の複属性「奏属性」を有する初のモンスター武器であり、それまでは歌姫のストーリークエストの専用報酬で作成可能な武器群に限定されていた。
G級は生産後から斬れ味が空色ゲージであるなど強力。
剛種系統は烈種、一部は始種武器まで強化可能となっており、防具のスキル枠に影響されない自動発動スキルとして「吸血+1(+2)*1」を有する。
防具も同じく2種類。楽隊のような格好である。
G級防具ではG6初登場のスキル「属性特効」のポイントを有しており、いわば弱点特効スキルの属性版といえる内容。
属性肉質の条件を満たした時のダメージ上昇具合は武器種によって異なる。
何かと属性が重要視されるG級では強力なスキル。
このように武具共に優秀なのだが……
♪評価♪
ここまで書いて何だが、ぶっちゃけるとかなり低評価が目立つモンスターである。
酷い時にはMHFからMHF-Gに移行して以来のオリジナルモンスターとしてはぶっちぎりの糞モンスとすら酷評されるほど。
その最大の原因となっているのが、ポボルバルム自身の異様なまでの高耐久力である。
凄腕ランクの時点で、かつて超体力でハンター達を辟易させた剛種デュラガウア(26000)をも越えており、超大型モンスターに相応しい30000もの体力、全体防御率0.6倍を誇る。同体格の凄腕アカムでもここまでタフじゃない。
ここに各種演奏効果が上乗せされ、無駄に硬くなったり体力回復されたりするのである。
怯みによる演奏阻止ギミックを加味しても、凄腕上がりたての段階ではとても気軽に挑めるような相手じゃない。
剛種・遷悠武器などといったある程度強い装備を整え、積極的に演奏阻止を狙っていかなければ時間切れも起こり得るレベルだろう。
ただ、剛種ポボルはG9.1以降の全剛種モンスター調整で体力が下方修正されたのでまだ良い。
問題はG級から。
G級では体力据え置きで全体防御率が0.3倍に下がり、実質剛種の2倍以上もの耐久力に。
状態異常耐性も毒は非常に効果があるのだがそれ以外は非常に高く、麻痺もスタンも全く現実的でない。
耐性値が2倍になる特異個体は尚更(体力・全体防御率等のステータスは変化なし)。
だが、意外なことにこれだけではG級モンスターの中では抜きん出た耐久力とは言えない。
本当に問題となっている、ポボルを不沈艦たらしめる原因は先に挙げたG級特有の「同時演奏」。
ポボルバルムは戦闘開始直後にこれを行うのだが、効果時間が他の演奏と違い3分と非常に長い。
しかも、よりにもよって一度阻止しても「確定で再度行い」強引に演奏成功してしまうのである。
そのため、どんなに頑張って妨害しようがほぼ確実に成功され、折角与えたダメージは完全な無駄に終わってしまう。
(演奏によるポボルの回復量は5000。じわじわ回復するのではなく一気に5000である)
この無駄に時間だけを食わせる行動ルーチンこそがポボルバルムを低評価たらしめ、
武具が性能に反して忌諱されている元凶なのだ。
せめて阻止したら同時演奏し直さない仕様に修正してくれれば…と嘆くハンターも見受けられる。
(G級)ポボルバルムがこうなってしまったのは、穿龍棍実装から爆発的に高まった火力インフレに伴い
「高火力にものを言わせたゴリ押し戦法」の風潮が漂っていたことも少なからず関係している。
戦略もへったくれもない狩りが続いてはゲームとしても単純化してしまうため、G6以降「ただのゴリ押しでは簡単に狩れない」工夫を凝らしたモンスター実装に運営は力を入れるようになった。
その傾向が見られ始めた最初のモンスターがポボルバルムだった訳だが、前述したように工夫するポイントがズレていたので単に硬いだけのモンスターという悪印象を強めてしまい、結果として酷評に繋がるハメに。
現在ではタイクンザムザ共々、フロンティア2大不遇モンスターの汚名を頂戴してしまっている。
武具は高性能なのがせめてもの救いか…ザムザ「解せぬ」
しかし、G8以降は新スキル「状態異常追撃」の登場にともない、毒状態のポボルバルムに毒属性値分の肉質無視追加ダメージを与えられるようになり間接的に改善された。
特にポボルの毒状態は元から毒ダメージが多い上に2分も継続するので、その間にかなり多くの追加ダメージが見込める。
同時演奏は端から無視するものと前提に置いた上で、NPC込みのソロで演奏阻止を念頭に置きつつ使えば討伐時間に結構影響が出るので、
これが4人PTで一斉に発動していれば…
このスキルが実装されたことで、少なくとも以前の酷いタフネスを感じることは無くなったと言える。
♪余談♪
色々な面で残念な事になってしまっていたポボルバルムだが、実はこいつのG級防具は通常ならGF段階のLv7強化時に要求されるはずのHC素材が一切要求されない。
実用的なスキルポイントを出せるGF以降の精錬が、HC素材のせいで難易度が高いことを考えれば異例のパターンである。
そのため、連戦が苦でなければGF装飾品の量産は全G級モンスターで最も簡単な部類に入る。というかHC素材の存在が精錬自体の難易度を押し上げている気がしなくもないのだが
上記の状態異常追撃スキルを有効活用することで討伐時間を早められるため、有効な火力スキルが揃っているなら割と視野に入れてもいいレベルである。
追記・修正は同時演奏されても寛大に許せる心の人にお願いします。
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▷ コメント欄
- 陸上の不沈艦ことポボルの記事が出来たか。状態異常追撃ありでソロ5分針(5分以上10分未満)は今のFでは比較的遅めの方ではある(相手にもよるが、Fではソロ0分針で回すことも多い為。特にGHC素材や剥ぎ取り希少素材、そのモンスターの精錬装飾品用の為の大量のコモン・準レア素材が必要な場合かなりの連戦回数をこなさなければならない) -- 名無しさん (2015-12-14 19:26:50)
- この生態的地位の低さは巨体による狩られ易さなのか。音で集めた渡り鳥くらいしか食ってねえのか? -- 名無しさん (2015-12-14 19:43:25)
- 凄腕高地のBGMは名曲だから長期戦も苦にならないな(白目) -- 名無しさん (2015-12-14 20:28:32)
- 今日は極募集がやけに少ないな・・・と思ってると大抵優先がコイツ -- 名無しさん (2015-12-14 20:50:39)
- 運営の手によりどんどん賑やかになっていく高地。グレン兄貴、過労死待った無し -- 名無しさん (2015-12-14 20:52:33)
- 大航祭で航路にコイツの名前があるとハンター諸氏はひっそり溜息。さながら街道を塞ぐ大岩の如し -- 名無しさん (2015-12-14 20:54:54)
- ↑今週のパローネでポボル確認。死ね(直球) -- 名無しさん (2016-01-20 20:15:22)
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おまけ~ポボルバルム5分針クッキング
脳内推奨BGM~○ューピー3分クッキング
~ソロプレイNPC和え~
1:ラスタ系NPC1~3人を揃えます
パートナーは極力かなり鍛えこんでおくことを推奨します。
ポボルバルムは麻痺との相性が悪いので、ラスタに毒属性武器を持たせると調理が捗ります。
パートナーと一時ラスタしか居ないなら残り1人はパートニャーでも構いません。
その場合、調理速度重視なら「ネコの鬼人笛」、安全性重視なら「女神の調べ」のネコスキルも用意しましょう。
2:材料を用意します
- 武器種…手数が多いだけ調理は捗ります。今回は片手剣を使ってみましょう。
- 毒属性武器…高い属性値はもとより、高性能な武器をおすすめします。弱点属性である雷との双属性ならベターですが、数が少ない貴重な組み合わせなので、今回は限界まで下ごしらえ済みの天廊武器片手剣「フロムヘル」を使います。
- 火力スキル…俗に言われる「剛撃」「一閃」「見切り」等の最低限スキルです。火力はあるだけ困らないのでなるべく強火を目指しましょう。
- スキル「状態異常追撃」…ポボルバルムの調理に最も重要な材料です。忘れず用意しましょう。
- スキル「劇物取扱皆伝」…状態異常追撃の良さを引き立てるアクセントです。有ればよりおいしく調理できるため重要です。
以下の材料は任意で入れましょう。これ以外の材料も防具のスキル枠と相談して下さい。
3:調理します
基本は水しぶきが上がっている部位を殴ることを意識すれば、調理自体は難しくありません。
大事なポイントは最初の同時演奏をあえて邪魔しないことです。
不必要に叩いてもいたずらに調理時間が延びるだけなので控えましょう。
4:調理完了!
調理し終わったポボルバルムから剥ぎ取りをしましょう。
ハンター自身の秘伝書の状況等にもよりますが、5分針で調理が終わったなら(頑丈なポボルバルム相手にしては)早い方と言えます。
今回は1人用のレシピですが、4人用なら全員が同じ高性能の武器を持つことでより調理時間を早めることができます。
0分針も夢ではありません。
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