登録日:2011/10/07Fri 00:06:26
更新日:2023/12/04 Mon 13:54:26NEW!
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仮面ライダー(初代) 新1号編 ショッカー 怪人 改造人間 カミキリ虫 破壊光線 二見忠男 レーザー 劇場版 火炎放射 ショッカー怪人 ライダー怪人 劇場版怪人 キーリー! 悪魔祭り ショッカー墓場 「貴様が間抜けだからだ!!」 ←ゴキブリ男(涙) ホァン・パオリン ←ではない カミキリキッド 仮面ライダー対じごく大使
ショッカーに楯突く奴は、全て生贄になるのだ!
出典:仮面ライダー/東映/第66話「 ショッカー墓場よみがえる怪人たち」/1972年7月1日放送
所属組織:ショッカー
モチーフ:カミキリ虫
登場作品:『仮面ライダー』
話数題名:第66話「ショッカー墓場よみがえる怪人たち」、劇場版『仮面ライダー対じごく大使』
声:二見忠男
【能力解説】
怪人軍団を率いるカミキリ虫型改造人間。
その体は銛も通さないほど硬く、角から破壊光線を放ち、口から白い粉末状のガスを吹いて相手を痺れさせる。
TVでは破壊光線の代わりに口からの火炎放射も披露した。人間への変身能力も持つ。
敗北を経験した再生怪人には冷たい。
鳴き声は「キーリー!」と発する。
劇場版第2作目の主役怪人だが、お披露目は映画の封切りより約二週間早いTV版第66話となっている。
これは藤岡弘、が一時出演不能というハンディを乗り越えるため、怪人軍団とライダーの派手な戦いを見せようとしたための処置であった。
【仮面ライダー】
第66話にてショッカーの幹部地獄大使はショッカー墓場で新怪人カミキリキッドと「悪魔祭り」によって復活させたザンジオー、ジャガーマン、サイギャング、毒トカゲ男、ハリネズラスの6体の怪人達に立花レーシングのメンバーを拉致するよう命じる。
テレビシリーズに登場した個体はは資料によっては映画とは別個体とされている。
「悪魔祭り」で怪人を復活させるには生贄が必要な為であり、ライダーと同じく邪魔な立花藤兵衛や滝和也達を生贄にして葬ろうとする。
カミキリキッドがショッカーからの脱走者に化けてライダーを別の場所へ誘い込み、その間に毒トカゲ男とハリネズラスが藤兵衛達の捕縛に成功。
ショッカー墓場で「悪魔祭り」の儀式を行うがその最中、ライダーが藤兵衛等の救出に現れる。
ライダーを迎え撃つが再生怪人は全滅しカミキリキッドが奮闘するも、最期はライダーきりもみシュートを受けて爆散、その影響でショッカー墓場も壊滅した。
この回は藤岡弘、が出演していないため、初期の頃と同様に本郷はライダーに変身した状態で活躍する。
ライダーの声は市川治が担当。
劇場版第2作『仮面ライダー対じごく大使』にてメインの怪人として登場。
富士山頂の大要塞に「スーパー破壊光線砲」を設置し日本を焼き払う作戦を企てる。
映画でも再生怪人を率いたり、藤兵衛等を人質にするなどライダーを窮地に陥れる。
人質も救出され大要塞も破壊された後ライダーとの最終対決を開始。
激しい攻防戦を展開するがライダー返しを受けて弱まり、さらにライダーパンチで角を折られてしまい、最期はライダーキックを受けて爆死し、敗れ去った。
実はカミキリキッドが倒されたシーンを最後にEDが流れ始める。
子供たちの人気は高く、同年8月発売の『テレビマガジン』9月号の「ショッカー怪人・人気コンテスト」では、総合1位に入賞している。
【ゲーム】
序盤の3ステージの一つ、「ショッカーマウンテン」に登場。
ステージに登場する一般怪人の中では2番目に高いステータスを持ち、6ダメージの毒ガスを使ってくる。
アギト編の敵キャラクターとして登場。
ゆっくり近づいて来るので、簡単に必殺技を決めることができる。
侵入者であるアギトを始末しようと襲いかかるが、逆に返り討ちに合い倒された。
【その他】
- 小説版『仮面ライダー1971-1973』
第二章における仮面ライダー初戦の相手として登場。
戦闘員を率い、二本のセラミックナイフと強靭な顎〈スラッシャー〉を武器にライダーと戦うが、
激戦を経て成長してきた仮面ライダーの敵ではなく、ライダーキックによって撃破された。
なお何故か一環して〈カミキリ男〉としか呼ばれず、カミキリキッドとは呼称されない。
またそのデザインも大きく異なり、何故か臙脂色に白いラインが入ったライダーと同型の強化服を纏っている。
というのもこれは1971年当時、いわゆるパチモノプラモとしてイマイ社より販売された『正義の仮面 仮面サンダー』に由来している。
そのプラモデルのデザインが「カミキリムシの仮面をかぶり臙脂色のスーツを着てバイクに跨るライダー」だったのだ。今見ると顔がギルスっぽい
しかもこの仮面サンダー、ただのパチモノというわけではない。
当時仮面ライダーのプラモデルは存在しておらず、プラモデルとしては仮面サンダーが元祖なのだ。
そしてその登場もカミキリキッドより早く、怪人カミキリ男としても仮面サンダーが先行。
さらに小松崎茂氏が手掛けたボックスアートは率直にいってパチモノとは思えないほど格好良く、
近年に至るまで(極めてマイナーながらも)ファンの多い存在となっている。
2006年にはソフビまで販売されたが、限定版は黒いスーツに緑の仮面と極めて危険なカラーリングであった。
―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ。
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▷ コメント欄
- ザンジオーもそうだが、映画怪人は雑誌で「最強怪人」って紹介されるのよね。 -- 名無しさん (2013-10-30 21:11:18)
- ちなみにこの66話(666のつもりか)の悪魔祭りでは、真ん中に目玉の装飾がある十字架が登場している。この時点で首領のデザインが検討されていたらしい -- 名無しさん (2015-11-08 13:41:34)
- きりもみシュート喰らっても受け身とって綺麗に着地したのになぜか爆死したのは、空中でひねられたときに体内の何か重要な装置が壊れた…のかなあ。 -- 名無しさん (2015-11-08 13:50:52)
- 映画ではスーパー破壊光線が富士山にある事を喋ったゴキブリ男を抹殺。その際、「どうして俺がやられるんだ?」という問いに「貴様がマヌケだからだ!」と返した。正直、カミキリキッドの返事は正論。 -- 名無しさん (2015-11-18 14:42:41)
- 66話および仮面ライダー対しごく大使は藤岡さんが失踪したため話の内容がガバガバなところがある。本来ならば66話ではなく映画がカミキリキッド初登場となるはずだった。彼のみならず死神博士、イカデビル、ギリザメスの設定にも影響を及ぼしある意味、仮面ライダーの歴史がメタ的に一時狂った瞬間と言える。 -- 名無しさん (2015-11-18 15:04:43)
- すがやみつる版でもメイン怪人として登場。補佐はドクガンダー・ムササビードル・エイキングと同じ飛行怪人。 -- 名無しさん (2015-12-02 15:20:03)
- ザンジオーやギリザメスはしょっちゅう出ているのに、こいつは平成だとなかなか登場しないよなあ… -- 名無しさん (2016-01-28 20:05:24)
- ブラックサンナックル落とせや、おらぁ!(英雄戦記感) -- 名無しさん (2016-03-31 10:15:59)
- 流石のおやっさんも再生怪人見るのに馴れ・・・いや、飽きた模様 -- 名無しさん (2020-03-26 21:53:03)
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