◆瀬尾先生活動報告より
赤毛、暗い緑の瞳。ニーベルハイム伯爵家の長男。
エーリカとは正反対の素質を持つ稀代の錬金術師。
原作では莫大な借金を背負って没落するはずだった。
「うん。杖は使えなくていい。多分これでいいのさ。
きっと、杖の制作者として生きていくのが、俺の運命なんだ」
陽気なお調子者、下町育ちの杖屋の小倅。奇蹟の体質のエーリカの相棒。
初登場:運河の都4
名前の初出:運河の都1
◆ 家族構成
◆ 容 姿
- 燃えるような赤毛で短めの髪。大きなアーモンド型の吊り目で、瞳の色は思慮深そうな深緑。
- エーリカよりも五センチほど低い背丈。歳相応にやんちゃそうな顔。(運河の都4)
- 八重歯(運河の都5)
- 14歳。更に背が高くなり、顔立ちも大人っぽくなっていて、体つきもゴツゴツして男らしい。
- 新入生の中でも群を抜いた長身に、ポニーテールにした燃えるような赤い髪、暗い色合いの緑色の目。頬に灼き付いた十文字の傷は、故郷を救った彼の勲章だ。(入学式2)
- 背が高くて筋肉質(秋の魔法学園5)
◆ 年 齢
- エーリカと同じ年
- 第三章~ハロルド・ニーベルハイムの手紙・・・8歳
- 奇譚「黒い怪人」・・・9歳
- 奇譚「死の少女」・・・13歳
- エーリカ・アウレリアの醜聞~・・・14歳
◆原作ゲーム『リベル・モンストロルム』にて
- ポニーテールにした燃えるような赤い髪、深緑の瞳。攻略対象の中でも一、二を争うほどの長身。牙のようにも見える八重歯と右頬の傷痕が、見る者にワイルドな印象を与える。冷笑的で世間に対して斜に構えた雰囲気を持つアウトロー。父が詐欺にあい心労で他界、実家は没落、平民の奨学生枠、王の学徒として入学してくる。(運河の都2)
◆ そ の 他
- ニーベルハイム伯爵の一人息子。エーリカの相棒その3。
- ハロルドは西方の貴族の中でも〈来航者の一族〉の血が薄い。彼は〈来航者の一族〉がこの地に辿り着く以前に西北の山岳地帯を支配していた先住民族の末裔である。彼ら先住民族は〈来航者の一族〉と融和しつつも独自性を失わず、現在でも文化や血統を保持している。大陸の西北部に金髪よりも赤髪が多いのはこのため。(運河の都2)
- トゥルム短杖店の奥にある貯蔵庫(ギルベルトのものだった)を借りている。(運河の都5)
- ハロルドは奇跡の体質で疎外値0。虹の革紐で測ると星水晶は白く輝く。魔法道具の作成者になるなら最高の資質とされる。(運河の都7)
- 三歳の時に父の短杖で大怪我をしてしまう。責任を感じて短杖を手放した父と、逆に短杖作成にハマっってしまった事ですれ違ってしまっている。(坩堝通り4)
- 幽霊話など怖いのは苦手
-
万霊節の仮装は船員風海賊衣装。エーリカの子分的な・・・?(魔の万霊節1)
ハロルドの右手は、二年ほどの間ぴくりとも動かなかった。
その後、楽隠居を始めたトゥルム老に頼み込んで治療を施してもらうこと一年ほど。
やっと普通の人並みに右腕が動くようになったのが六歳頃だと言う。
「それ以来、あの人は趣味でやっていた短杖の作成をやめたし、護身用の短杖すら持ち歩かなくなった」
「ところが師匠のところに居た俺は、すっかり短杖作成にハマっちゃってさ。
それから俺とあの人は、すれ違いっぱなし。 俺はあの人の事を尊敬してるし、大好きなんだけどさ……。
あの人にとっては、俺は扱いづらい子供みたいだ」
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧