吸血鬼の暗躍(工事中)

ページ名:吸血鬼の暗躍

吸血鬼が暗躍していると思われるもの

星水晶の首飾り事件

  • 概要(第一章)

    • エドアルトが〈来航者の遺跡〉で見つけた星水晶を首飾りにしてエーリカにくれた。掛けてあるのはお呪いレベルだの魔法だと思っていたがクラウスに違うことを指摘される。改めてエドアルトが調べてみたらキャスケティアの吸血鬼ヴァンパイアの魔法である可能性が高いことが解った。

  • 推測~春の宮殿4~

    • 「〈来航者の遺跡〉で見つけたから、その時代のものだとばかり思っていた。でも、実際はもっと古いよ。少なくとも南のイグニシアがこの大陸を征服する前のものだ」
      • 西のアウレリアの祖である〈来航者の一族〉がこの地に着いたのは、およそ六百五十年前。南のイグニシア侵略王がキャスケティアを滅ぼし、この大陸を支配下に置いたのはさらにその百五十年ほど前の話。合わせて八百年もの昔になる。

    • 欲望を呼び起こす魔法がかけられているようだ。「幸いにして僕らには安全なものだ。西の人間はこの手の魔法にひたすら鈍いからね。でも──東や北の人間は恐ろしく敏感に影響を受けるんじゃないかな」石はエドアルトが預かる事にした。

      • ふと「リベル・モンストロルム」でのクラウスとアンの悲劇について思い起こす。本来とても礼儀正しいアンが、何故エーリカが持っていた首飾りを欲しがったのか。                                 ──この首飾りが呼び起こした欲望の所為なのかも知れない。                                    

  • 結末~軌跡を辿る夜4~

    • 鎖と装飾部に魔法が仕掛けられていたものだった。若干の偽装魔法も込められていて、一見しただけでは石と首飾りのどちらが呪いの発生源なのかわかりづらくなっていた。 

    • ハーファンとアウレリアの不和を狙ったと思われる。

    • 呪いの実行者はカイン・グレンデルとなっているがおそらく眷属による偽装。理由は、不世出の呪術の天才だった狂王にしては構築が荒い。

    • 加工はアウレリア領内の有名宝石商お抱えの職人が行った。納入した七日後に行方不明。吸血鬼の眷属にされて消滅したか?

 

屍都への侵入事件

  • リーンデースの地下……屍都への眷属の侵入対応で、エドアルトは学園に呼び出された。
  • 計画的ですね。一見すると重大そうな屍都侵入の事件の方が陽動だったわけだ」

     

 


キャスケティアの墓暴き事件と竜の鐙

  • 概要(第二章)

    • ハーファンで同時期にいくつかの土地で墓暴きがあった。いずれも吸血鬼王国キャスケティア時代の墳墓らしい。その調査と事後処理のために、何人もの優秀な魔法使いたちが出向いているらしい。
    • イグニシアの降臨祭にて行われる竜による騎乗槍試合トーナメント二十メートル級の飛び入り参加枠の竜に付けられた鐙には酩酊の魔法が掛けられていた事が判明する。鐙はエルリックとエドアルトによってリーンデースに運ばれたもよう。
  • 推測~空の玉座6~

    • 仕掛けた目的が不明である。二十メートル級の参加者の中には、優勝候補と目されていた竜騎士が何人も居た。それなのに、誰が乗るかも分からない一般枠の竜に、替えの利かない一点ものの呪具を使うのはおかしい。

    • オーギュスト殿下が参加できるかもわからず、ルイが鐙を仕掛けるメリットがない為、鐙の件には関与していないと考えられる。

  • 結末~軌跡を辿る夜4~

    • 鐙の装飾の隙間についていた微量の土を解析した結果、ハーファン領にあるキャスケティア統治時代の墳墓から盗掘されたものと判明した。七年前の墓荒らし事件で名前が挙がっていた、ハーファンによって封印処理されていた墳墓の一つ。
    • 南方大陸式の呪術によって八百年以上前に作られたものだという鑑定結果も出ている。
    • あの時期に掘り出された呪具はすべて追跡し回収済み、と当時の調査に同行していたクラウスが補足。盗掘品のリスト自体は数十点にも及ぶらしい。
    • 自分を実験台にしたエドアルトが、人間にも有効で体に巻きつけておくとワインを何本も煽ったような状態になると語っている。

    • あの頃は、この鐙だけではなく、古い有害な呪具を使った事件が各地で起こっていた。明確な方針はなく、ただ不幸や不和を起こすこと自体が目的。人の心や情勢が不安になればなるほど、吸血鬼は暗躍しやすくなる。

    •  


オドイグニシア家の悲劇

  • 概要(第二章)

    • ギガンティアと内通しているイグニシア貴族がいることに気付いたイグニシア王は、王都に潜伏していた呪術奴隷達や裏社会に流通するギガンティア由来の禁制品などから、いずれかの有力貴族……特にオドイグニシア家の離反を疑っていた。エドアルトはクラウス・ハーファンらとともに、王命に従って極秘の調査を行った。厳重に警備されたルイの部屋から数々の証拠品を押収したエドアルトは、オーギュストによって諸公が揃っている場で捜査結果を開示した。

  • 捜査~エドアルト・アウレリアの調査記録~

    • 王位簒奪を企てていた事を自白したルイは罪人として拘束された。取り調べ中、記憶も思考も混乱しているような会話をしていたが、一時正気を取り戻した様子みせた際に、エドアルトは何かを確信しているような質問をした。助けを乞うたルイは次の瞬間には操られたように動き、また、まるで二つの意志が混じっているように話しだす。

  • 推測~エドアルト・アウレリアの調査記録~及び私見

    • 四年前、元オドイグニシア方伯夫妻が事故で亡くなった。悲しむ子供(ルイは当時10歳)を何らかの方法で操り数々の悪事を働かせたのではないか?   

      「待て。その言い方だと、ルイの境遇が何者かに仕組まれたかのように聞こえるぞ」

      「ああ、まるで仕組まれたかのようだと思うよ。
       ルイとは不仲だったシャルルが学園を卒業して、帰郷する。
       その直後に起こる両親の死と、シャルルの爵位継承。
       オーギュスト殿下の竜が孵化するはずだったのも同じ時期だ。
       このタイミングで僕の知らない何らかの不安要素が一つか二つ重なれば……」

                  「笑えないな、全く笑えない。誰かを堕落させるために、誰かを殺しているやつがいるなどと。」

  • 結論~エドアルト・アウレリアの調査記録~軌跡を辿る夜4~

    • 豹変して語る内容と、クラウスが解析した魔法の執行者の名前から、吸血鬼がらみの事件であることが確信せられ、イグニシア王家を滅する為に吸血鬼が暗躍していると考えるには十分であったと思われる。

    • 避けがたい事故で何か大事なものを失う。そしてその心の隙を狙われる。ルイは不慮の事故・・・・・で両親を失った。それ故に、何者かによって歪んだ情報と呪詛を与えられた。

    • 事件の後、ルイの側近の中に複数名の失踪が確認されていて、その中の誰かに吸血鬼が化けていた可能性があった。しかし、南方大陸での失踪者の追跡は困難を極め、エドアルトですら特定することができなかった。結局、ルイが狂気に至った正確な経緯は不明のままだったという。

       


偽りの銀鉱脈事件

  • 概要(第三章)

    • ニーベルハイム家が巻き込まれたゲームでハロルドが不遇をかこった原因と思われる事件。エーリカが探り始めた頃には詐欺は既に犯行済みだった。伯爵が買った銀鉱脈採掘権はアージェン伯爵領のもので、エーリカが亡き母から受け継ぐ予定の領地だった。
  • 調査~坩堝通り6、偽りの銀鉱脈3~

    • 既に数日前、採掘権を売った商人が家族や使用人ごと忽然と消えていた。(十年以上前からこの街に店を構えてた、資産も信用も安定した連中だった。十年来の商売の相手ともいえる。)
    • 契約に使われたアージェン領の権利書類は、巧妙に偽造されたものだったらしい。
    • 呪術銘板(ソーサリータグ)を確認しに現地に行ったところ、転移魔法陣に細工がしてあった。
  • 推測~坩堝通り8~

    • わざわざ見付かるリスクを増やして、使用人を連れて逃げる理由がない。詐欺を仕掛けていた真犯人が、その商家一家を消したのだろう。

  • 結末~奇譚:消えた男~

    • その男は吸血鬼化していた!自分自身がもう吸血鬼になっていることを知らずに。
    • 後にクラウスは吸血鬼がらみだろうとエドアルトと話している。

      「詐欺師の一味に、転移魔法に細工した魔法使い、そして巻き込まれた商人一家。
         みんな知らず知らずのうちに吸血鬼の眷属にされていたんだな。吸血行為すら刷り込まれず、
         仮初めの命も枯渇するに任せ、捨て駒として消え失せたか」

      「僕が吸血鬼なら、ニーベルハイム伯爵家の凋落を狙うかな」

      「そうか、ニーベルハイム領には西北部一帯の霊脈の要の一つである塔があったな。霊脈の浸食が狙いか」

      「所持者こそニーベルハイム家だけれど、塔の建造を指揮したのはトゥルム家だ。西アウレリア
       のトゥルム家は源流を東ハーファンのトゥール家にもつ魔法塔建造の名家だからね。彼らの築い
       た塔が穢されれば、霊脈の修復は容易ではない。吸血鬼にとっては好都合だろう?」

      「昨年の一連の騒動に連なっていたというわけか。忌々しい」

 


杯 チャリス

  • 概要(第二章)

    • オーギュストの竜が生まれない。王族としては異常事態、何故卵が孵らないかは分からない。
  • 調査~坩堝通り2~

    • チャリスに細工がされていた。古い時代の魔法によって感応遮断の魔法が施術されていた。
    • イグニシア王家が管理する竜の卵は、チャリスと呼ばれる孵卵器の上で保存され孵化することになっている。厳重に管理されておりチャリスのある部屋に入る事の出来る人間は王族のみ。まず王家、王族周辺の貴族が怪しい。
      • チャリスの置かれていた部屋は、王家の人間以外には絶対開かない扉の向こうにあったという。天使であったパリューグは、その人間との約束事を律儀に守っていた。つまり〈伝令の島〉の中で唯一その部屋こそがパリューグの目の届かない場所だった。

    • 次いで、チャリスはリーンデースで作成されたものなので魔法学園都市関連の人間も怪しい。
  • 結末~軌跡を辿る夜4~

    • 職人(リーンデースに住んでいたその道四十年にもなる熟練職人)は首飾りと同様の状況で失踪。

    • 杯の異変が発覚した時点で職人の失踪から十五年も経過していたせいもあり、捜査は完全に手詰まり。

    • 目的は鐙と同じ?

 


〈炎の魔剣〉

  • 概要(第三章)

    • ノットリード付近で工事を行っていた業者が、遺跡らしきものを発見。その遺跡に強い魔法の反応があったので、急遽リーンデースから調査隊が送られた。
    • リーンデースの資料室で、二か月前の調査報告書と過去の資料(遺跡の作られた六百年前の資料と、遺跡を封印、封鎖した二百年前の資料)を照合していたアクトリアスは、二百年前に閉鎖されたはずの危険な機能が、再び本体の呪文群に接続されていた事に気付く。
      • それは既知の〈炎の魔剣〉より更に大規模な大量破壊能力に関する部分。高位の炎の精霊あるいは幻獣に反応し、付近の霊脈を巻き込んだ連鎖爆発を起こす、というもの。何を目的に組み込まれたのかは謎だが、起動した場合、西北部一帯を蒸発させうる規模だろうと予想。
  • 経緯

    • 解体する前に、人工精霊を厳重に隔離する必要があり、事故当時リーンデースから派遣された、結界に秀でた五人の講師や学徒が処理にあたっていた。原因は定かではないが、結果的に〈炎の魔剣〉の呪文は調査隊を目標として発動し、高熱の溶岩が実体化した。
    • ノットリードの上空に、小さな炎がいくつも浮かんでいるのが見えた。それは十六本の逆さまに浮かぶ赤い巨大な塔、〈炎の魔剣〉だった。
  • 推測~放蕩息子達の故郷3~

    • いち早く異変に気がついたエルンストが解呪 (ディスペル・マジック)を行使したところ、実体化して落ちてきてしまった。

      • 『魔法を解体するために干渉したら、それがどのような魔法であろうがその場で具現化して崩壊するのだろう。すべての因果と空間に細工がしてある。あれがこの世に顕現するのを止めるのはほぼ不可能だろうな』

  • 結末~放蕩息子達の故郷5~

    • 遺跡の技術はハーファン由来の人工精霊だった。
    • 爆発による遺跡の崩壊に巻き込まれたアクトリアスは、すぐ側に居た同僚によって転移させられたようで〈光の城〉で発見沙汰。だが、彼以外は調査隊の全滅を確認している。
  • 推測~放蕩息子達の故郷5~

    • 『高位の炎の精霊あるいは幻獣に反応し、付近の霊脈を巻き込んだ連鎖爆発を起こす』

      • もしかしてパリューグが調査に踏み込んでたら、とんでもない事故が起こっていたのでは?幻獣の侵入を阻む結界がなかったら、まさに万が一の災害に繋がっていた。

        • →パリューグが結界で入れなくても、ニーベルハイム家の件が一段落したら掘削ディッギングの杖で突入するつもりだったのだから命拾いしたようなものである。

    • 『何を目的に組み込まれたのかは謎ですが…』…霊脈破壊を狙った吸血鬼の仕業だろう。

 


イグニシア式祭壇破壊事件

  • 概要(第三章)

    • イグニシア祭式の祭壇は近隣の唯一神の信者から、信仰心に由来する魔力を集めている。集められた魔力は、天使に変質した幻獣達専用の力に変換され、分配される。その祭壇から得られる信仰の力は、ここ数十年で徐々に減少してしまっていたのだという。パリューグが〈伝令の島〉にいた頃、彼女は人々の信仰心が唯一神や天使から離れてしまったのが原因だろうと推測していた。(運河の都2)
    • しかし、イグニシア周辺では信仰のあからさまな衰えもなく、祭壇も充分に手入れされていた。ここ数ヶ月で確認した範囲内では、〈春の宮殿〉や〈秋の宮殿〉周辺にも問題は無い。そうすると遠隔地にある重要な祭壇が破棄されている可能性があるとして、パリューグが現地調査を開始した。(運河の都2)

  • 調査~坩堝通り1~

    1. ヴァルナリス河の別の支流の辺り(エーリカの買ってきた本に書いてあった巡礼先)
      • 聖なる主とその御使いの祭壇、信者の詣でる表層部分はそれはもう美しく保たれていた。
      • 下層部に隠蔽されている霊的な力を供物として捧げるための真の祭壇は、一見普通なようでいて祭式が歪められて偽装されていた。集めた霊的な力は海に撒かれていた。
    2. ノットリード郊外にある聖ウィニフレッド大教会
      • 祭壇の祭式や権限を書き換える為に、祭壇一つにつき一人、十二人の生贄(祭壇一つにつき、一人)が捧げられていた事が判明。
      • 「異なる神のための供物を捧げられたこれ・・は、既に我が神の祭壇ではなくなってしまった。この祭壇に繋がる他の十一の祭壇も根こそぎ書き替わっているはずよ」
  • 結論~血啜りの祭壇~

    • 偽装工作(1)されていた為に発見が遅れた、本当の目的は祭壇の汚染だった。発覚したとしても相手に痛手を与える罠が仕掛けられ、知らずに秘密を暴けば、浸食され、取り込まれていた可能性もあった。周到で悪趣味、それが血啜りヴァンパイア達の手口。滅びた古い王国の生き残りか、それとも、血啜りどもの力や知識に魅入られた狂信者か。いずれにしても捨て置けない。
    • この敵だけは滅ぼさなくてはならない。決意を固める三人。

 


再びの祭壇破壊事件

  • 概要(第四章)

    • 三年前、パリューグの炎によって汚染された祭壇は完全に浄化された。それ以来、吸血鬼関連の事件はすっかりなりを潜めていた。しかし半年ほど前、静かだったはずの吸血鬼たちが再び暗躍を始めたのだ。

      • 霊脈外縁部の祭壇を狙った前回までと異なり、今回の攻撃は霊脈の中心部であるリーンデース近辺の教会や修道院に集中している。しかも、かなり荒っぽく血腥い方法が取られているらしい。教会関係者の殺害。村まるごとの屍者化・屍鬼化など。(雪銀の剣士3)
  • 調査~学園生活6~

    • 入学してから初めての休日、吸血鬼の調査に出ていたパリューグが帰ってきた。
      • 「血啜りどもは祭壇の汚染を本格的に再開したようだわ。眷属が仲間を増やしてる」
      • 「この事件の元凶は、追っ手の存在を意識しているようね。かなり巧妙に隠れているわ」

     数年前までなりを潜めていたくせに、いきなり大胆なやり方にシフトしたなら、その理由も気になる。

  • 調査~学園の七不思議1~

    • 近隣地域に気になる誘拐事件が発生している。例の祭壇の供物として?(八人分の少女の情報)
      • 「今回は本格的な祭壇への攻撃の前兆のようだわ」イクテュエス大陸西北部をターゲットにしていた祭壇汚染。今度は、この大陸のど真ん中でやる気なのか。
      • リスクを冒して同時多発的に誘拐しているのだから、血啜りの狙いは完全な儀式の遂行だと思うわれる。十二人揃うまでは、仮死状態で保管されているはず。逆に言うならば、それまでに発見せねば娘たちの命はない。
      • 誘拐事件は続いている。被害者は十人になった。(学園の七不思議9)
    • 地下遺跡の転移に巻き込まれた先で汚染祭壇を発見した。(首無し王子の霊安室5)吸血鬼が学園に忍び込んでいるという事実に他ならない。(首無し王子の霊安室6)
    • 結局生贄の獲得を惜しんで正体を現したのは、死を貪り食らう者と呼ばれる吸血鬼だった。(首無し王子の霊安室6)
      • 「最近はどんな辺鄙な村落にも修道騎士がいて、やりづらくなってるのよね。なぜか知らないけど、教会の資金が潤沢になってるみたいで、ここ数年で増員されてるし。王命で動いている錬金術師のせいで、せっかく生贄を確保しても輸送もままならずに何度も失敗してるし。何より最悪なのが、大昔に不活性化したはずの炎の幻獣が、ここ最近また彷徨っていることよ! あれは〈伝令の島〉から出てこないと思っていたのになんなの!? おかげでこっちは、魔力供給網がドンドン削られてジリ貧なのよ!」←ざまぁである!(首無し王子の霊安室7)
  • 結末~首無し王子の霊安室6~奇譚蒐集者の会1~

    • 汚染祭壇はクロエが雪銀鉱の剣で破壊し、吸血鬼はエーリカに倒された。(首無し王子の霊安室6)
    • 誘拐されていた十人の乙女はそれぞれの家に戻ってきた。誘拐事件を追っていた騎士や錬金術師により助け出されて無事を得たのだろう、とのこと。(奇譚蒐集者の会1)
      • 錬金術師とはイグニシアの教会からの依頼を受けたエドアルト。(奇譚蒐集者の会3)
        • 誘拐された女性たちを救うために奔走していたら、濡れ衣を着せられウトファルに一週間に渡る監禁と尋問を受けた。(奇譚蒐集者の会3)
        •  

 

 

 


 

 

 

 

  • 大陸中央の霊脈の中心であるリーンデース地下層への、呪術的に作られた怪物の侵入。
  • 各地の霊脈によって封印されていたキャスケティア時代の墳墓への、同時多発的な盗掘。 
  • 西北部の霊脈の要であるニーベルハイムへの詐欺

「こそこそと隠れて糸を引いている輩の狙いは、北の大陸イクテュエスに布かれた魔法的守護の弱体化か」

クラウスを〈来航者の遺跡〉に誘い込んだ魅了の首飾り。

 オーギュストを竜から転落させる原因となった酩酊のあぶみ

 そして、〈炎の魔剣〉の遺跡発掘現場で起こった事故も、魔法の遺物に起因していた痕跡が確認された。

 どれもこれも最小の力で、最悪の悲劇を狙った卑劣な手法だった。

 

 

 

 

 

 

 

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧