ゴーレム(工事中)

ページ名:ゴーレム

ゴーレム

  • 現存するゴーレム記述文字は、七十二文字のセットが基本になっている。その七十二文字には系統が七つあり、それぞれに文法が七つある。(四十九種類の記述方法)可能性が高いものから難読化されたもの、文法には工業ゴーレムに向いたものや、諸学者向けのものなど用途に合わせて細分化されている。(書籍版)
  • ゴーレムに組み込んで良いのは命令文や条件式のみとされている。人工精霊を組み込めば思考の模倣も可能だが、そういったゴーレムの製造は数百年も前から禁止されている。「間違った記述をおこなったときの危険が大きくなるし、ゴーレムたちが自分で考えて動いてしまったら、たくさんの人間の仕事を奪ってしまうからね。」(byエドアルト:書籍版)
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  • 作り方としては、陶片に文字をアセイミナイフで刻む。粘土で好きな形を作ってから、穴を二つ開ける。穴の一つに陶片を埋め込む。祝福(ブレス)でほんの少しだけ魔力を与える。小さな蠟燭に火をつけてから穴に入れる。(書籍版)
  • 熱源を失えば止まるが壊す時は陶片に刻んだ真理エメスから一文字を削り、メスに変える。

作中に出てくるゴーレム

  • エーリカがエドアルトに教えてもらい最初に作ったゴーレム(書籍版)
    • 試作品・・・粘土製。テーブルから落下して崩れた。
    • 小型ゴーレム・・・三十体ほど作り、それらを使役して大型ゴーレムを作製した。
    • 大型ゴーレム・・・エドアルトは、よくできてるし、非常に考えられている。と評している。しかし初歩的なミスがあり歩行し続けてしまうため、エドアルトによって熱源の炭だけを破壊された。
  • アシッドヒドロゲルゴーレム(来航者の遺跡5)
    • エドアルトの作ったお掃除自動人形オートマトン半透明のゼリーのような物質で出来たゴーレム、人型ではなく立方体の形状をしている。その柔軟な体を通路いっぱいに広げて、ゴミを残らず巻き込んでいくような感じで掃除を行う。内部は強酸で外側は中性の半固体ゲル。死骸しか飲み込まず、高価な材質の品は中性の成分で保護する、賢くて安全設計なゴーレム。
  • ハロルドの試験用ゴーレム(運河の都5)
    • 最低限の歩行できる基本的なゴーレム。試験場の地面にアセイミナイフで書き込むと、コアにする部品がなくても作れるようになっている。体高三メートルくらいの首の無い太った人間のような姿。
  • ギルベルトの工房のゴーレム(秘密の工房2)
    • 子供ほどの大きさの土塊のゴーレム、頭部のないずんぐりとしたデザイン。よく見ると外見も動きも微妙に異なっている。いずれも専門の作業工程を担当するための特殊な構文が組み込まれているようだ。
  • 汚染祭壇で使われたゴーレム(血啜りの祭壇)
    • 土で大雑把に人の形を作ったがきちんとした動作制御も組み込んだ、頭部の無い人型の土塊ゴーレム。汚染祭壇を暴く危険な作業を代行させた。儀式が始まると間もなく自ら呼吸し、エーリカの制御を離れてひとりでに動いた。核に刻まれた真理エメスの文字が変異した土塊に取り込まれる寸前パリューグに破壊された。
  • 灰色と蜜蝋色の巨大ゴーレム(雪銀の剣士1)
    • 〈フラスコ通り〉から帰ろうとしたところにゴーレム工房の建物が崩れて出てきた。稀によくある事故に不幸な偶然が重なったらしい。
  • 霧のゴーレム(学園の七不思議2、劇場にて)
    • 学園の七不思議『落ちた少年の幽霊』でエーリカが見つけたゴーレムの核のはいった小壜。ハロルドに解析してもらったところ、かなり扱いの難しい人工精霊を組み込んだゴーレムと判明。違法になる前に製造されているみたいだから合法だけど、これを改造したら違法になるとのこと。
    • おそらく製造時期は炎の魔剣の伝説前で、アウレリアとルーカンラントの関係が冷え込む前。「無関係な文字列が仕込んであってさ、それを解読したら、どうやらアウレリアの貴人が、ルーカンラントの少女に送ったゴーレムらしい。アウレリアとルーカンラントが再び友好関係を結ぶのは第二次巨人戦争後だけど、その時にはもう人工精霊組み込みのゴーレムは違法になってる」
    • なんらかの面倒くさい処理が人工精霊側だけに組み込まれていて、ゴーレム側からは弄れないようになっている。
    • 霧のゴーレムの目的が果たされた後、仕込まれてた解析不能な処理の大部分が消えた為空き領域が出来た。凝結の盾を登録してエーリカの便利な盾となった。
  • 機械式飛行型ゴーレム(秋の魔法学園3)
    • 万霊節のために初級ゴーレム工学の生徒(トリシア)達が、シュラムベルク先生が設計した機械式飛行型ゴーレムの制作を行った。初日に十機ほどの飛行ゴーレムが金色の虹を作る予定。
    • 天空のお城に取り残された機械さんみたいな見た目で、ルート情報を本体に読み込めるようになっている。飛行システムはシュラムベルク先生なので安心の高品質。パスワードの設定や、熱源の設計・組み立てが学生担当で、ちゃんと生徒の創意工夫も取り入れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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