- 作中に出てきた書物のまとめ
子供向けのイグニシア案内っぽい冊子
第二章 伝令の島3
王城近くの聖堂で売られていた自動筆記用ゴーレムで写本された冊子。
内容は宗教関係の史跡の位置が記入された〈伝令の島〉の簡単な地図と、それぞれの名所についての大雑把な解説。
解説は絵本仕立てになっていて、子供や異邦人にもわかりやすいように、短くまとめられている。
お値段は金貨一枚と、貴族や富裕層向けの価格設定となっている。
とは言え、この世界の技術や物価のことを考えると、なかなかリーズナブル。
売ってたのが聖堂だし、一種のボランティア活動なのかも知れない。
聖典
第二章 伝令の島3
古代ロムレス帝国で使われていた言語でのみ写本が許されている。
第三章 運河の都10
サードシナリオに対応するためにノットリードの書店で買い求めたもの その1
周辺地域の逸話を修道士がまとめた本で、七人の巡礼者が馬上の暇つぶしに色々な伝説を持ち寄るようなタイプの説話集。
魔獣や幻獣にまつわる話が多くてエーリカの目的にぴったりな本だった。
- 最初の堰と大蛸の話。
- 北の姫君を娶った白銀の錬金術師の悲恋の話。
- 禁書に毒を塗って連続殺人を行った老修道士の話。
- 七回の航海の度に難破して七種の怪物に出会った航海士の話。
- 剣の王子と争って炎の魔剣を造った錬金術師の話。
- 東の姫君を愛した金毛の人狼王子の悲恋の話。
- 呪いの銀と小鬼の話。
商人の日記
第三章 運河の都10
サードシナリオに対応するためにノットリードの書店で買い求めたもの その2
数百年前にとある商人が記述した日記の写本。
巡礼物語と照らし合わせると伝説がどの年代の事件を元にしているか分かる。
<例>小麦や卵などの値段の上下に加えて、当時からさらに二百年前の修道院で起こった毒殺事件が強欲の戒めとして記述されている。これは巡礼物語の「3. 禁書に毒を塗って連続殺人を行った老修道士の話」のことと思われる。
古めかしい冊子本
第三章 血啜りの祭壇
吸血鬼の儀式に使われたと思われるもの。
パリューグが汚染祭壇を暴くために使った。リーンデースのとある教授も持っていた。
「汝、死の領域に踏み込まんとする者は心せよ。
穢れのとば口は既に汝の前に開きたり。
第一に、七支の灯火を点し、見えざる闇を照らすべし」
「第二に、銀のベルを鳴らし、その彼方に向かいて呼ばわるべし」
「第三に、彼を讃えし冒涜の言葉を唱えるべし。
心せよ、もはや汝は陽光の下に帰ることは叶わず。
──汝は既に死の領域にあり」
アアル仮説
第三章 葦生い茂る冥府
異端故に禁書として指定されていた。(「資料のページを繰った。」とあるので本にはなってないと思われる。)
アアル仮説第二稿は未熟な学徒(オスヴァルト・ボルツ)の書いた論文の草稿。
論理の飛躍も多く、説明不足で、引用元の一次資料の情報にも欠けがある。
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