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『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』(かめんライダーかめんライダー ダブルアンドディケイド ムービーたいせんにせんじゅう)は、2009年12月12日に全国東映系で公開された、『仮面ライダーディケイド』と『仮面ライダーW』の劇場用オリジナル映画作品である。
キャッチコピーは「本当の始まり。-仮面ライダーW ビギンズナイト-本当の終わり。-仮面ライダーディケイド 完結編-」
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概要[]
平成仮面ライダーシリーズの劇場版としては通算13作品目であると同時に平成ライダー10周年プロジェクトを締めくくる「平成仮面ライダー10th 冬の陣」という位置づけでもある。
本作は、W誕生秘話を含めたWの「本当の始まり」となるエピソード「仮面ライダーW ビギンズナイト」、ディケイドの「本当の終わり」となるTVシリーズ最終回の後日談となるエピソード「仮面ライダーディケイド 完結編」、そしてディケイドとスーパーショッカーの最終決戦にWが参戦、共闘する最終エピソード「MOVIE大戦2010」の3エピソードで構成されている(当初、ディケイドは「劇場版 仮面ライダーディケイド ディケイド対オールライダー」、Wは「劇場版 仮面ライダーW エピソードゼロ」というタイトルの2本立てでの上映が構想されていた[1])。
また、『仮面ライダーディケイド』のTVシリーズ最終話などで流れた公開決定当初の予告編は、劇場版クランクイン前に初期の脚本を基に劇場版告知用に撮られたイメージ映像であり、この予告編にあった場面は決定稿となる劇場版本編には存在しない[2]。同様に『ディケイド』最終回終盤におけるライダー大戦で描かれた劇場版に向けての伏線も、『完結編』では反映されなかった。ただし2010年5月に関東ローカルで再放送された最終回では、特別編として終盤の展開が大きく異なり『ディケイド 完結編』によりスムーズに繋がるラストに変更された。一方『W ビギンズナイト』では、亜樹子が父・壮吉の死を知る場面が描写され[3]、第13・14話の劇中ラジオで「骸骨男」「死人が蘇る」などの本作の関連キーワードが登場するなど、TVシリーズに組み込まれた作りになっている。また、『ディケイド 完結編』でクウガ・ライジングアルティメットが登場し、『MOVIE大戦2010』ではディケイドとWが『オールライダー対大ショッカー』で対面した事を覚えているなど同作を踏まえた設定も受け継いでいる。
従来の劇場版と同様、上映期間放送中の番組の新フォームの先行登場(仮面ライダーWのファングジョーカー)と劇場版オリジナルフォーム(仮面ライダーディケイドの激情態、Wのサイクロンサイクロンとジョーカージョーカー)、劇場版オリジナルライダー(仮面ライダーキバーラ、仮面ライダースカル)が登場する。また、エンドロール後のシーンで、TVシリーズに先駆けて照井竜が登場する。
全国292館で公開された本作は12月12-13日公開2日間で動員約39万6000人、興行収入約4億5000万円を記録して週末興行ランキング(興行通信社調べ)で第2位となり、第1位の『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』と共に週末興行ランキングで東映初の1位、2位独占となった[4]。平成仮面ライダー映画シリーズとしても前作とは僅差で週末興行収入シリーズ第2位の記録となる。また、『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』からの劇場版平成仮面ライダーシリーズは今作13作目で累計観客動員1000万人を突破している。
ストーリー[]
『仮面ライダーディケイド 完結編』紅渡により自分の本来の使命を宣告され、遂に「世界の破壊者」である事を受け入れてしまった仮面ライダーディケイド=門矢士は、「ライダー大戦」を勃発させた後、姿を消した。士は光夏海の叫びも空しく、ディケイドに変身し多くの仮面ライダー達を次々と倒していく。そしてディケイドは、生き残った最後の仮面ライダー=小野寺ユウスケが変身したクウガ アルティメットフォームを激戦の末に倒し、その使命を完遂する。全てのライダーを倒した士の前に姿を現したのは、彼を止めるという決意を固め、仮面ライダーキバーラとなって士との戦いに臨む夏海だった。一方、ゾル大佐として新たな力を得た鳴滝は、光栄次郎をスーパー死神博士として覚醒させ、共に新たなる組織・スーパーショッカーを結成。打倒ディケイドと世界征服達成の切り札となる“神を超える力”ネオ生命体の誕生を目論んでいた。『仮面ライダーW ビギンズナイト』クリスマスが間近のある日、翔太郎ら鳴海探偵事務所の面々は、有名歌手の睦月安紗美から「亡き姉を見つけ出してほしい。」という奇妙な依頼を受ける。翔太郎とフィリップは調査を進める内に、風都で密かに発生している怪奇現象、「死人還り」 が原因と知る。そんな時、2人の前に不慮の死を遂げた筈の “おやっさん” こと鳴海荘吉が現れる。荘吉は仮面ライダースカルに変身し、Wに戦いを挑んできた。戦闘中、フィリップはつい亜樹子に荘吉の死をバラしてしまう。更にその死に対して負い目のある翔太郎は、荘吉が変身したスカルに手も足も出せず、結果Wはスカルに惨敗。この事によって足並みが崩れてしまう鳴海探偵事務所。探偵業を辞めるべきかと苦悩する翔太郎は、フィリップと共に自身の記憶を辿る。Wが生まれた日、「ビギンズナイト」その始まりの地へと。『MOVIE大戦2010』ディケイドとW、二人の仮面ライダーがそれぞれの運命と正面から向かい合った時、ライダー世界の垣根は破られ“究極生命体”との最終決戦が始まる。登場人物[]
本作は『仮面ライダーディケイド 完結編』⇒『仮面ライダーW ビキンズナイト』⇒『MOVIE大戦2010』[5]の3パートで構成されている。◎は最終章『MOVIE大戦2010』に登場していることを表している。
『仮面ライダーディケイド 完結編』の主な登場人物[]
TVシリーズからの登場人物(詳細は別項を参照)門矢 士(かどや つかさ) / 仮面ライダーディケイド ◎『ディケイド』の主人公。自らに課せられた「“破壊”による世界の“再生”」という使命を受け入れ、TVシリーズ最終話の戦闘終了後、仲間たちの前から行方をくらます。その後は目的のためにライダー世界を巡りライダー達を次々と倒してカードに封印していく。自身のアイデンティティだったカメラも捨てており、以前とは別人の様になってしまっている。海東 大樹(かいとう だいき) / 仮面ライダーディエンド ◎世界を駆け巡るトレジャーハンターで、「ディエンドの世界」の仮面ライダー。傍観者としてライダー大戦には参戦せずにいたが、劇中後半から“仲間”という宝の為に奔走するようになる。光 夏海(ひかり なつみ) / 仮面ライダーキバーラ ◎『ディケイド』のヒロイン。TVシリーズから鳴滝にディケイドを止める事が出来る唯一の存在と予言されていた。TVシリーズ最終話の戦闘終了後に行方をくらまし、ライダーの破壊を続ける士を止めるべくキバーラの力を借りて変身する。キバーラ ◎キバット族のモンスター。TVシリーズでは鳴滝のスパイとして活動を行っていたが、今作では夏海にキバーラへの変身能力を与える。9つの世界の仮面ライダーTVシリーズで士達が巡った世界のTVシリーズでの戦いを通じてディケイドと絆を深め“仲間”となった。しかしそのために、TVシリーズでそれぞれの世界と共に消滅したが、後に復活。スーパーショッカーとの最終決戦に駆けつける。変身場面はワタルとアスムのみ登場。以下、世界を旅した順[6]。小野寺 ユウスケ(おのでら - ) / 仮面ライダークウガ ◎「クウガの世界」の仮面ライダー。最終話以降、士を倒すべく追跡し、クウガ アルティメットフォーム(ダークアイズVer)に変身[7]、「クウガの世界」の存続の為、心を鬼にして戦う。ワタル / 仮面ライダーキバ ◎「キバの世界」の仮面ライダー。辰巳 シンジ(たつみ - ) / 仮面ライダー龍騎 ◎「龍騎の世界」の仮面ライダー。剣立 カズマ(けんだて - ) / 仮面ライダーブレイド ◎「ブレイドの世界」の仮面ライダー。仮面ライダーファイズ ◎「ファイズの世界」の仮面ライダー。本作では、9つの世界の仮面ライダー達の中から唯一、変身前の姿である尾上タクミ(おがみ - )は登場していない[8]。芦川 ショウイチ(あしかわ - ) / 仮面ライダーアギト ◎「アギトの世界」の仮面ライダー。TVシリーズから風貌が変わっており、髭を剃り警察庁G3ユニットの制服を着ている。仮面ライダー電王 ◎「電王の世界」の仮面ライダー。本作の電王は、変身者である野上良太郎(のがみ りょうたろう)に憑依するイマジンの1人で、TVシリーズで「電王の世界」の主人公だったモモタロスの声のみを発する[9]。ソウジ / 仮面ライダーカブト ◎「カブトの世界」の仮面ライダー。TVシリーズでは能力の1つ「クロックアップシステム」が暴走して、変身解除できないままだったが、本作では変身前の姿で登場、「クロックアップシステム」発動前の状態でも戦闘に参加している。「クロックアップシステム」が修繕されたのかは作中触れられていないため不明。アスム / 仮面ライダー響鬼 ◎「響鬼の世界」の仮面ライダー。紅 渡(くれない わたる)『キバ』の主人公。かつて士に予言を与え、旅立たせた青年。士の使命「“破壊”による世界の“再生”」について語り、使命を完遂したディケイドにはもう語るべき“物語”が存在しないという衝撃の事実を夏海らに告げる。鳴滝(なるたき) / ゾル大佐[10]ディケイドを敵視する謎の男。おでんの屋台の親父に扮して栄次郎をおびき出しスーパー死神博士として覚醒させ、自らもゾル大佐に変身。ディケイドを倒したい一心で、スーパーショッカー結成の手引きを行う。原典同様「服装のたるみは精神のたるみ」として、戦闘員達を鞭で叱咤する。作中の台詞によると、あくまでディケイドを倒す為にゾル大佐に変身しただけで、ゾル大佐が鳴滝の正体という訳ではない模様。劇中で自ら戦うことはないが、関連書籍の紹介では「凄まじい戦闘力」を持っているとのこと[11] 。光 栄次郎(ひかり えいじろう) / スーパー死神博士[12] ◎夏海の祖父。おでん屋台で鳴滝と出くわし、彼が用意したスルメイカとビール(イカでビール)で、前作『オールライダー対大ショッカー』の時の記憶を思いだしかけた所に、飛来したマントによってスーパー死神博士[13]に変貌してしまう。ゾル大佐になった鳴滝と共にスーパーショッカーを結成し、前作同様、“怪人作りの名人”として世界征服成就の為に“神を超える力”であるネオ生命体を誕生させようと躍起になる。『W』の園咲琉兵衛とは、おでん屋台での飲み友達のような間柄。『MOVIE大戦2010』でスーパー死神博士の正体が判明する。本作のみの登場人物岬 ユリコ(みさき - ) / 電波人間タックル[14]士にまとわり付く、天真爛漫な女性戦士。本来は仮面ライダーと同格の改造人間でありながら、全ての世界を敵に回した士の唯一の心の支えとなろうとする。原典では仮面ライダーストロンガーのパートナー[15]だが、本作では自分の“居場所”を探し求めている。蜂女スーパーショッカーの女性怪人で、幹部候補。元ショッカー所属でスーパー死神博士に気に入られている。ネオ生命体の誕生と組織の勢力拡大のために行動する。レイピアのワスプフルーレが武器で、剣先に仕込まれた毒針を突き刺す「スティングショック」で攻撃し、敵を数秒で死へと誘う。タックルとは対戦した過去があるために因縁を持つ。ネオ生命体 ◎スーパー死神博士が作り出した、スーパーショッカーの切り札となる完全生物にして“神を超える力”。緑色の液体状の姿で、小型のプールのような機材の中におり、高エネルギーの生命体を取り込むことで成長する。少年のような無邪気な言動をし、外に出て遊び(=暴れ)たがっている。生みの親であるスーパー死神博士を「パパ」、蜂女を「ママ」、ディケイドを「おにいちゃん」と呼称する。物語中盤に蜂女を取り込み成長、その際スーパークライス要塞の起動と共に、ディケイドと遊ぶための「おもちゃ」として、平成12大ライダーをも圧倒する程の“最強最悪の怪人”ドラスを誕生させた。『MOVIE大戦2010』ではスーパークライス要塞に意識を同期させ、巨大生物のように意のままに操り猛威を振るう。その後、『W ビギンズナイト』から登場するダミー・ドーパントを無理矢理その身に取り込み“究極生命体”アルティメットDへと進化する。『仮面ライダーW ビキンズナイト』の主な登場人物[]
TVシリーズからの登場人物(詳細は別項を参照)左 翔太郎(ひだり しょうたろう) / 仮面ライダーW ◎『W』の主人公の1人。「死人還り」の依頼を受け、調査を進める。鳴海荘吉と思わぬ再会を果たし、再び「ビギンズナイト」と対峙する。助手だった頃は、半人前を強調するかのようにハーフパンツを履き、ソフト帽は早いと荘吉に禁じられていた。フィリップ / 仮面ライダーW ◎『W』の主人公の1人。荘吉を前に動揺する翔太郎を諌める。実は、翔太郎の知らないもう一つの「ビギンズナイト」を「地球の本棚」で体験している。鳴海 荘吉(なるみ そうきち) / 仮面ライダースカル「ハードボイルド」を地で行く[16]、鳴海探偵事務所の初代所長。ビギンズナイト以前から翔太郎とともにガイアメモリの事件を追っており、経緯は不明だがロストドライバーやダブルドライブギアを入手している。卓越した体術の持ち主で、生身での状態で数人の手練を相手にしても物ともしない程の実力がある。「仕事にガイアメモリを使わない」がポリシーだが、ドーパントに遭遇した時など、人外なる力が必要な状況に陥った時にのみスカルメモリとロストドライバーで変身する。鳴海 亜樹子(なるみ あきこ) ◎『W』のヒロイン。「死人還り」を捜査する。ウォッチャマン ◎、 サンタちゃん ◎、クイーン ◎、 エリザベス ◎彼ら「風都イレギュラーズ」は、鳴海探偵事務所でクリスマスパーティを準備している矢先、「死人還り」の依頼が舞い込み、情報を方々から集める。刃野 幹夫(じんの みきお)、真倉 俊(まくら しゅん)風都警察。「死人還り」に関する情報を届ける。荘吉に打ちのめされ「探偵を辞める」と言った翔太郎の変化を見抜く刃野だが、真倉は「探偵を辞める」と言った翔太郎を、何も察さず罵倒する。園咲 琉兵衛(そのざき りゅうべえ)園咲家の家長。『ディケイド』の光栄次郎とは、おでん屋台での飲み友達のような間柄で、彼からは「リュウちゃん」と呼ばれている。園咲 冴子(そのざき さえこ) / タブー・ドーパント 、 園咲 若菜(そのざき わかな) / クレイドール・ドーパント 、園咲 霧彦(そのざき きりひこ) / ナスカ・ドーパント園咲家の面々。ダミー・ドーパントの力に目を付け、彼と戦うWを襲撃する。ミック園咲家のペット。栄次郎に気に入られている。本作ではスミロドン・ドーパントへの変身シーンはない。謎の男 ◎エンドロール終了後の追加シーンで風都タワーに現れ、「A(アクセル)」と刻印されたガイアメモリを持ちながら「風都にいる仮面ライダーは一人じゃないぜ」と発言した。後の『W』本編で、照井 竜(てるい りゅう) / 仮面ライダーアクセルと判明する。詳細はこちらを参照。本作のみの登場人物睦月 安紗美(むつき あさみ) ◎今回の鳴海探偵事務所の依頼人。姉妹デュオ「ERIKA & ASAMI」として活動していたが、姉・恵里香を事故で亡くす。その後もソロで活動していた人気歌手。「死人還り」で目撃した姉を探すように翔太郎たちに依頼する。睦月 恵里香(むつき えりか)妹・安紗美と共に活動していた歌手だったが、海難事故で死亡認定されるも遺体は発見されていない。「死人還り」を追う翔太郎らの前に姿を見せる。ロベルト 志島(- しじま) / ダミー・ドーパント ◎恵里香の墓のある教会の神父で「闇と静寂の会」会長[17]。「死は神聖なる儀式」として捉え、「死人還り」に不快感を抱く素振りをみせる。ソウキチ[18] ◎『MOVIE大戦2010』で登場。士が翔太郎に託したライダーカードの力で登場する別世界の仮面ライダースカル[19]。仮面ライダー[]
『仮面ライダーディケイド 完結編』に登場[]
異世界を渡る仮面ライダー仮面ライダーディケイド仮面ライダーディケイド 激情態「全ての破壊者」という使命を受け入れた門矢士が変身した。クウガ アルティメットフォーム戦での士の言葉によると、「究極を越えている状態」。ディメンションヴィジョン(緑色の複眼)の形状が禍々しくなり、額のシグナルポインターも黄色から紫に変化するなど、凶暴な顔付きになっている。戦闘スペックも通常の時より若干上昇していると共に、他のライダーの姿にカメンライドせずに、アタックライドで他のライダーの武器や能力を使えるようになっている。[20]さらに戦法も形振り構わないダーティーなものへと変化、単体でJ ジャンボフォーメーションやクウガ アルティメットフォーム等、スペックでは遥か上を行く存在をも圧倒する程の実力を見せ付けた。他にも倒したライダーをライダーカード化するという特殊能力を持つ。必殺技の「ディメンションキック」も強化されており、追尾機能が追加されている。さらに、「アタックライド・インビジブル」も使用出来る様になっている。マシンディケイダーディケイド専用のバイク。サイドバッシャー バトルモードアタックライドでマシンディケイダーを変化させて使用。本来は仮面ライダーカイザ専用のビークル。多目的巡航ミサイル・ギガントアタックライドで使用。本来は仮面ライダーG4が使用するミサイルランチャー。仮面ライダーディケイド 最強コンプリートフォーム[21]12大平成ライダーを圧倒するドラスとの戦況を打破すべく変身した。ヒストリーオーナメントのライダーカードの全てが各ライダーの最強フォームに変化しているのが特徴で、最強フォーム登録内容がTVシリーズから更新されており、クウガはアルティメットフォームからライジングアルティメット(レッドアイ)へ、電王はライナーフォームから超クライマックスフォームへ変化している。必殺技は「強化ディメンションキック」。TV版では省略されたカード型エネルギーが現れている。仮面ライダークウガ マイティフォーム仮面ライダークウガ アルティメットフォーム(ダークアイ)アルティメットゴウラム[22]クウガ アルティメットフォームのFFR(ファイナルフォームライド)形態。カードを使わず、ユウスケ自身の意思で単体変形した。クウガゴウラムに似ているが、眼が黒色になっており、体色やアーマーの形状もアルティメットフォームに準拠したものに変化。また、羽から噴出する紫色のエネルギーが特徴で、強大な力でディケイドに特攻を仕掛けた。トライチェイサーテンプレート:要出典範囲クウガ専用のバイク。仮面ライダークウガ ライジングアルティメット(レッドアイ)仮面ライダーディエンド仮面ライダーキバーラ光夏海がキバーラの力で変身した本作品オリジナル仮面ライダー[23]。夏海が持っているキバーラと共に、「変身」と声を合わせ、キバーラが、「チュ」とつぶやきをすると、夏海の額と回りに無数のハートに包まれて変身する。キバやダークキバと違い、魔皇力を注入する動作は噛み付く動作ではない。また、変身後もキバーラはパワールーストにぶら下がる形ではなく、直接ベルトに一体化した形になる。容姿はキバに酷似しているが、基調は白と紫。パワーアップした光家秘伝「笑いのツボ」も使えるキバーラサーベルを武器に戦う。必殺技は紫色の光の翼を背面に発生させ、キバーラサーベルを逆手に握り敵に斬りかかる「ソニックスタッブ」。『キバ』に出てくる仮面ライダー達は、フエッスルと呼ばれる武器の召喚や必殺技の発動に使うアイテムがあるが、キバーラには装備していない。また、原典での『キバ』でのキバット族の力で纏わせる鎧はファンガイアでない装着者の命を大幅に削るが、その点については人間の装着も想定されて製作された鎧だった可能性がある[24]。因みに本作では紅いベルトだが、映画製作途中の映像及び写真(キバーラが単独変身する予定)では白い色になっている。電波人間タックル正式に「仮面ライダー」と名乗ってはいないが、ライダーたちと同様の改造人間。必殺技は体内の電波エネルギーを衝撃波に変換し、敵を触れることなく投げ飛ばす「電波投げ」と、体内の電波エネルギーの全てを敵に直接送り込む捨て身の大技「ウルトラサイクロン」。ディケイド征伐に参戦した仮面ライダー順は登場した順番になっている。この他にも士が持っていたライダーカードに本作未登場の仮面ライダー(主に昭和仮面ライダーシリーズ)が複数人確認できる。士も「全てのライダーを倒した」と劇中で明言している。スカイライダー仮面ライダースーパー1仮面ライダーカブト ライダーフォームライオトルーパー仮面ライダーJ ジャンボフォーメーション仮面ライダー龍騎仮面ライダーブレイド[25] / ブレイドブレードディケイドの“仲間”となった各世界を司る仮面ライダードラスとの最終決戦にて上述の最強コンプリートフォームの力で、最強フォームに変身している。仮面ライダーアギト グランドフォーム / シャイニングフォーム仮面ライダー龍騎 / 龍騎サバイブ仮面ライダーファイズ / ブラスターフォーム仮面ライダーブレイド / キングフォーム仮面ライダー響鬼 / 装甲響鬼仮面ライダーカブト ライダーフォーム / ハイパーフォーム仮面ライダー電王 ソードフォーム / 超クライマックスフォーム[26]仮面ライダーキバ キバフォーム / エンペラーフォーム各ライダー世界の仲間TVシリーズの「ライダー大戦の世界」で犠牲になってしまうが、各世界を司るライダーと共に復活する。仮面ライダー天鬼[27]仮面ライダー轟鬼仮面ライダーイクサ バーストモード仮面ライダーサガ[28]『仮面ライダーW ビギンズナイト』に登場[]
仮面ライダーW サイクロンジョーカー / ヒートメタル / ルナトリガー / ヒートジョーカー / サイクロントリガー / ヒートトリガー / ファングジョーカーハードボイルダーハードスプラッシャーリボルギャリー仮面ライダースカル鳴海荘吉がロストドライバーにスカルメモリを挿入し変身する仮面ライダー。基調は黒と銀。白いマフラーと、変身前の荘吉も被っている帽子が特徴で、それに隠れるように頭部に「S」字の傷模様がある。変身時はWと同じく風が巻き起こる。銃撃戦を得意とする他、キックなどの格闘戦も秀でている。Wやアクセルと違い特殊能力や特段に特化した能力や武装を持たず、ほぼ純粋な身体強化でしかないが荘吉の卓越した戦闘力によって、幹部クラスドーパントにも引けを取らない華麗な戦いを繰り広げる[29]。決め台詞は「さぁ、お前の罪を数えろ」で荘吉の死後はWに受け継がれた。TVシリーズ第13話で都市伝説のイメージ場面(骸骨男と呼ばれている)や、Wの劇場作品『運命のガイアメモリ』で翔太郎のイメージとして登場。顔の部分のみ変身解除する事も可能。仮面ライダーの原型となったスカルマンのオマージュが含まれている。ロストドライバースカルの変身ベルト(W劇場版第2作でも登場する)。ダブルドライバーのプロトタイプで外見も同様だがバックルが右半分しかなく「L」を、変身後は横倒しになった「S」を模しており、マキシマムスロットのスイッチに描かれている「W」の文字が省略されている。ダブルドライブギア同様、荘吉が独自に入手した物であり、その出自は不明。ダブルドライバー同様にマキシマムスロットがあるが未使用[30]。なお、ロストドライバーを使って変身した場合、身体の中心にセントラルパーテーションの跡がのこる。スカルメモリ(S / 黒)[31]「骸骨の記憶」を宿したスカル専用のプロトタイプのガイアメモリ。イニシャルは骸骨の横顔を模したS。人間の身体能力を極限まで引き出す事が出来る。どの様な経緯で入手したかは不明。スカルマグナムスカルの専用武器。トリガーマグナムのプロトタイプでトリガー側面の黄色い「W」を模している部分は赤色の横倒しになった「S」になっている。マキシマムドライブでの必殺技は、強力な破壊光弾を放つ「スカルパニッシャー[32]」。マキシマムドライブの発動以外でも、常に銃身をマキシマムモードにし、トリガーマグナムのように連射はしない。『MOVIE大戦2010』に登場[]
仮面ライダーディケイドマシンディケイダー仮面ライダーディエンド仮面ライダーW サイクロンジョーカー / ヒートメタル / ルナメタルサイクロンサイクロン、ジョーカージョーカーディケイドがアルティメットDを倒すための切り札として出したFFR(ファイナルフォームライド)カードの力により、W サイクロンジョーカーを、緑を基調としたサイクロンサイクロン、黒を基調としたジョーカージョーカーの2体のライダーに分離させたWのFFR形態。それぞれのダブルドライバーに両方同じガイアメモリが2本挿入されており、よりそれぞれのメモリの能力に特化した形態になっている。前者にはフィリップ、後者には翔太郎の人格が宿る。必殺技はディケイドを含めた3人同時に飛び蹴りを放つ「トリプルエクストリーム」。告知フライヤーでは「見よ!最強のファイナルフォームライドを!」と「MOVIE大戦」最大の見所としてその登場を予告していた。劇中では見られなかったがアルテメットDをディケイドを含め三人で肉弾戦を行っている雑誌媒介向けの特写もある。またガンバライドでこのFFRと「トリプルエクストリーム」を再現できる、シリーズ初の1枚で二人のライダーが登場する「スーパータッグカード」を劇場先着入場者特典として配布した。ハードタービュラーハードマンモシャー敵のマンモスメカにハードタービュラーを強制ドッキングさせた形態。Wがヒートメタルになると同時に体色が銀から赤に変化した。最後はヒートのマキシマムドライブの「ハードマンモシャーフェニックス」で、スーパークライス要塞に特攻させられ、自壊した。リボルギャリー仮面ライダークウガ マイティフォームクウガゴウラム仮面ライダーアギト グランドフォームアギトトルネイダー仮面ライダー龍騎リュウキドラグレッダー仮面ライダーファイズジェットスライガー仮面ライダーブレイド / ジャックフォーム仮面ライダー響鬼ヒビキアカネタカ仮面ライダーカブト ライダーフォームゼクターカブト仮面ライダー電王 ソードフォームデンライナーゴウカ バトルモード仮面ライダーキバ キバフォームキャッスルドラン仮面ライダーキバーラ仮面ライダースカルスカルボイルダー[33]別の世界のスカルが乗る専用バイク。Wのハードボイルダーと同型の物だが全体が黒く、Wの文字もSに変わっている。対巨大ドーパント用のミサイルを発射する「ユニバーサルランチャー」を装備できる[34]が、劇中未登場。登場怪人[]
スーパーショッカー[]
『仮面ライダーディケイド 完結編』での敵。ディケイドを始めとしたオールライダーに敗れた大ショッカーの残党が再編成され誕生した組織。前身と同様、複数の世界から結集した様々な悪の組織・種族の怪人達で構成されている。残党の集まりである為、大ショッカーと比較すると組織としては小規模化しているが、新たに加わった怪人も多数おり、各組織、各種族の中から選りすぐられた“精鋭怪人”が集結した[11]。「ネオ生命体」と「スーパークライス要塞」の二大切り札による以前以上の勢力拡大と、「ライダー大戦」に乗じた世界征服を狙っている。『MOVIE大戦2010』にもスーパー死神博士、スーパークライス要塞、マンモスメカ、ネオ生命体が引き続き登場する。
☆は原典とはデザインが異なる怪人。組織名の隣の括弧内は、それが登場する原典作品。
★は『オールライダー対大ショッカー』にも登場した怪人。◎は『仮面ライダーディケイド』TVシリーズにも登場した怪人。
ショッカー(仮面ライダー)スーパー死神博士 ☆ゾル大佐 ☆ショッカー戦闘員(骨戦闘員) ★ ◎スーパーショッカー戦闘員とも表記し、大ショッカーの戦闘員を強化改造したものとされている[11] 。蜂女 ☆ザンジオージャガーマン ★毒トカゲ男ゲルショッカー(仮面ライダー)ヒルカメレオン[35]ネオ生命体(ZO)ドラス ★前作『オールライダー対大ショッカー』では大ショッカーの怪人軍団の一体に過ぎなかったが、本作では物語の中核を担う“最強最悪の怪人”として登場。ネオ生命体が蜂女を取り込み成長した際に「おもちゃ」として形成した、海東曰く“邪悪な金属生命体”。ディケイド率いる平成12大ライダーをも相手に圧倒するが、ディケイド 最強コンプリートフォームの力でそれぞれの最強フォームに変身したライダーたちの連携攻撃に敗れた。原典の『仮面ライダーZO』登場時のように“ネオ生命体=ドラス”といった完全な同一体ではなく、本作のドラスはあくまでネオ生命体が生み出した分身体である。フォッグ(J)コブラ男ガライ ★グロンギ(クウガ)ゴ・ジャラジ・ダ◎ズ・ゴオマ・グ(究極体)★アンノウン(アギト)ファルコンロード ウォルクリス・ファルコミラーモンスター(龍騎)ソロスパイダーオルフェノク(555)スコーピオンオルフェノクアンデッド(剣)ティターン魔化魍(響鬼)コダマワーム(カブト)セクティオワーム・アクエレイマジン(電王)コブライマジンゲッコーイマジン ◎ファンガイア(キバ)サンゲイザーファンガイア ★スーパーショッカーの巨大兵器[]スーパークライス要塞スーパーショッカーの移動巨大要塞。クライシス帝国が使用していた物をスーパーショッカーが改造・復活させた[11] 。原典の『BLACK RX』では単なる移動要塞としてしか機能しなかったが、本作ではネオ生命体が中核に据えられており、ネオ生命体の誕生に伴い復活。ネオ生命体が意識を同期させることで意のままに操り巨大生物の様に動く。原典登場時の「空中モード」の他に胴体に当たる部分を反転させ「地上モード」への変形も可能となり、圧倒的火力と機動力でライダー達と激戦を繰り広げる。マンモスメカスーパークライス要塞から射出された巨大メカ。要塞が空から、こちらは地上からディケイドらライダー達に猛攻をしかけた。『MOVIE大戦2010』ではWのハードボイルダーに操縦系統を乗っ取られ、「ハードマンモシャー」にされた。ドーパント[]
『仮面ライダーW ビギンズナイト』における敵。ドーパントについては本編の用語を参照。
デス・ドーパント「デス」のガイアメモリの力を持つと標榜し、風都の死人還りの事件の犯人とされるドーパント。コネクタは右腕。白いローブで、頭部が縦に連なる髑髏で形成されている。大鎌が武器で、浮遊したり姿を消したりすることが可能。自らを「死の世界の支配者にして最高の救世主」と呼ぶ。ダミー・ドーパント「ダミー」のガイアメモリの力を宿したドーパント。人の記憶を基にした高い擬態能力(人物やドーパントはもとより、タイヤのような特定の物にも擬態でき、外観だけでなく、その変身対象が使っていた武器、能力、記憶をも再現可能)を持つ。死人還りで復活したとされる死者たちは全て彼の擬態能力によるもので、デス・ドーパントもこの能力で扮装していたに過ぎなかった。変身している人物こそ小物ながらも、使い方次第ではとても優れた能力になるということで「ミュージアム」に目を付けられる。タブー・ドーパント、ナスカ・ドーパント、クレイドール・ドーパント「ミュージアム」の幹部。詳細はこちらを参照。マスカレイド・ドーパント「ミュージアム」の戦闘員的存在。詳細はこちらを参照。アルティメットD[]
『MOVIE大戦2010』に登場。ネオ生命体がダミー・ドーパントを無理矢理その身に取り込み変異し、完全体へと進化した“究極生命体”。進化の証に、口調や声色はそれまでの少年のようなものから、成人男性の様な野太いドスの利いたものに変化した。頑強そうな巨体からは想像出来ないほどの高速移動を駆使した攻撃を行う。胸部からは、一国を滅ぼすほどの威力を有する分子破壊光弾「アルティメットボム[36]」を発射し、ディケイドとWを同時に相手にしながらもその圧倒的な力で翻弄する本作最強最後の敵。
キャスト[]
『仮面ライダーディケイド』、『仮面ライダーW』以外の原典作品のオリジナルキャストには、その作品名と付記。◎は、最終作『MOVIE大戦2010』に登場したことを表す。
『仮面ライダーディケイド 完結編』[]
- 門矢士 / 仮面ライダーディケイド(声) - 井上正大 ◎
- 光夏海 / 仮面ライダーキバーラ(声)- 森カンナ ◎
- 小野寺ユウスケ / 仮面ライダークウガ(声)- 村井良大 ◎
- 海東大樹 / 仮面ライダーディエンド(声) - 戸谷公人 ◎
- 紅渡 - 瀬戸康史(友情出演)『仮面ライダーキバ』
- 岬ユリコ / 電波人間タックル - 広瀬アリス
- ワタル / 仮面ライダーキバ(声) - 深沢嵐(友情出演) ◎
- 辰巳シンジ / 仮面ライダー龍騎(声) - 水谷百輔(友情出演) ◎
- 剣立カズマ / 仮面ライダーブレイド(声) - 鈴木拡樹(友情出演) ◎
- 芦河ショウイチ / 仮面ライダーアギト(声) - 山中聡(友情出演) ◎
- ソウジ / 仮面ライダーカブト(声) - 川岡大次郎(友情出演) ◎
- アスム / 仮面ライダー響鬼(声) - 小清水一揮 (友情出演) ◎
- 光栄次郎 / スーパー死神博士 - 石橋蓮司 ◎
- 鳴滝 / ゾル大佐 - 奥田達士
- 蜂女 - 及川奈央
- ネオ生命体 - 小宮明日翔 ◎
『仮面ライダーW ビギンズナイト』[]
- 左翔太郎 / 仮面ライダーW(声) - 桐山漣 ◎
- フィリップ / 仮面ライダーW(声) - 菅田将暉 ◎
- 鳴海亜樹子 - 山本ひかる ◎
- 刃野幹夫 - なだぎ武(ザ・プラン9)
- 真倉俊 - 中川真吾
- ウォッチャマン - なすび ◎
- サンタちゃん - 腹筋善之介 ◎
- クイーン - 板野友美(AKB48) ◎
- エリザベス - 河西智美(AKB48) ◎
- 園咲琉兵衛 - 寺田農
- 園咲冴子 / タブー・ドーパント(声) - 生井亜実
- 園咲若菜 / クレイドール・ドーパント(声) - 飛鳥凛
- 園咲霧彦 / ナスカ・ドーパント(声) - 君沢ユウキ
- 鳴海荘吉 / 仮面ライダースカル(声) - 吉川晃司 ◎
- 睦月安紗美 - 渋谷飛鳥 ◎
- 睦月恵理香 - 沢井美優
- ロベルト志島 / ダミー・ドーパント(声) - 手塚とおる ◎
- 謎の男[37] - 木ノ本嶺浩 ◎
声の出演[]
- キバーラ - 沢城みゆき ◎
- スカイライダー、仮面ライダーファイズ - 赤羽根健治
- 仮面ライダースーパー1、仮面ライダーJ - 根本幸多
- 仮面ライダーブレイド - 椿隆之 (友情出演) 『仮面ライダー剣』
- 仮面ライダー電王 ソード・超クライマックスフォーム - 関俊彦 - 『仮面ライダー電王』 ◎
- キバットバットIII世 - 杉田智和 - 『仮面ライダーキバ』
- ネオ生命体 - 本城雄太郎 ◎
- ドラス、アルティメットD - 酒井敬幸
- ディケイドライバー音声、ディエンドライバー音声、ケータッチ音声 - マーク・大喜多 ◎
- ゼクター音声 - スラージ・ガジリア - 『仮面ライダーカブト』
- ガイアメモリ音声 - 立木文彦 ◎
- ナレーション - 鈴木英一郎
- その他の仮面ライダー、その他の怪人 - 大村亨、穴井勇輝、丹野宜政、SATOSHI、須藤健士、小森秀一、荒井貫志
スーツアクター[]
- 仮面ライダーW、仮面ライダーディケイド - 高岩成二
- 仮面ライダースカル、仮面ライダーディエンド - 永徳
- 仮面ライダーキバーラ、タブー・ドーパント - 小野友紀
- 仮面ライダークウガ - 伊藤教人
- ナスカ・ドーパント、ダミー・ドーパント - 渡辺淳
- クレイドール・ドーパント - 藤田慧
- 仮面ライダーJ、マスカレイド・ドーパント、アルティメットD- 岡元次郎
スタッフ[]
- 原作 - 石ノ森章太郎(石森章太郎プロ)
- 監督 - 田﨑竜太
- 脚本 - 米村正二(仮面ライダーディケイド 完結編)、三条陸(仮面ライダーW ビギンズナイト)
- 音楽 - 鳴瀬シュウヘイ、中川幸太郎
- 製作 - 平城陸司(テレビ朝日)、鈴木武幸(東映)、日達長夫(東映ビデオ)、篠田芳彦(アサツー ディ・ケイ)、木下直哉(木下工務店)、田口三昭(バンダイ)
- 企画 - 梅澤道彦(テレビ朝日)、中曽根千治(東映)、加藤和夫(東映ビデオ)、松下洋子(アサツー ディ・ケイ)、西尾武信(木下工務店)、竹中一博(バンダイ)
- エグゼクティブプロデューサー - 杉山登(テレビ朝日)、山崎立士(アサツー ディ・ケイ)、宿利博敏(木下工務店)
- プロデューサー - 本井健吾(テレビ朝日)、白倉伸一郎・塚田英明・武部直美・高橋一浩・和佐野健一(東映)
- 特撮監督 - 佛田洋(特撮研究所)
- アクション監督 - 宮崎剛(ジャパンアクションエンタープライズ)
- 撮影 - 倉田幸治
- 助監督 - 山口恭平、塩川純平
- タックル・蜂女衣裳造型 - 竹田団吾
- 制作 - 『W&ディケイド』製作委員会(石森プロ・テレビ朝日・ADK・木下工務店・東映)
主題歌[]
『Stay the Ride Alive』作詞 - 藤林聖子 / 作曲 - Ryo / 編曲 - 中川幸太郎、Ryo / 歌 - GACKTPVではこの映画の門矢士をイメージした井上正大が映画と同じ衣装で出演している。また、終盤にはWも登場している。関連項目[]
映像ソフト化[]
- 『風都 presents 仮面ライダーW スペシャルイベント Supported by WINDSCALE』(2010年4月21日発売)
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』(2010年5月21日発売)
- 劇場版本編のソフト化。DVDとBlu-ray Discで発売される。通常版とコレクターズパック版が発売され、コレクターズパック版には劇場版本編の他に完成披露試写会、公開初日の舞台挨拶、メイキング等の映像特典が収録される。
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010 ディレクターズカット版』(2010年9月21日発売予定)
- 未公開エピソードやエンドロールだったシーンを本編に復活させた他、ストーリー構成を『W ビギンズナイト』⇒『ディケイド 完結編』⇒『MOVIE大戦2010』の順に再構成したDVD。
脚注[]
- ↑ティ・ジョイ前売り券情報 2009年9月更新分の画像
- ↑ 東映ヒーローMAX SPECIAL W cross DECADEより。この予告では、鳴滝の正体が明らかになるような台詞の他、彼の首に士のカメラがかけたり、夏海やユウスケが士の敵になったり、まるでもう1人の「門矢士=ディケイド」が存在し、彼が物語の黒幕であるような演出がなされていた。
- ↑ 『W』本編第10話では亜樹子はその事実を知らなかった。後の第31話では「父は死んだ」と語っている。
- ↑goo映画・映画興行成績ランキング 2009年12月15日。
- ↑ ディレクターズカット版DVDではスムーズに物語を楽しませるため『W ビギンズナイト』⇒『ディケイド 完結編』⇒『MOVIE大戦2010』に変更されている。
- ↑ 一部の雑誌やポスター、エンドロールでは、アスム(響鬼)、ワタル(キバ)、カズマ(ブレイド)、シンジ(龍騎)、ソウジ(カブト)、ショウイチ(アギト)の順になっていた。この順番は本編中、あるシーンの際に登場した順番。
- ↑ ただし、原典に幻影として登場したダークアイのアルティメットフォームやTVシリーズ登場時とは違い、理性はある。
- ↑ 演じていた制野峻右が既に俳優業を引退したために出演が叶わず、TVシリーズ出演時の映像が一瞬使われるのみの登場となった。最終決戦の時、救援に駆けつけたファイズは彼が変身した姿であることが「MOVIE大戦2010超百科」に記載されている。
- ↑ 本来電王に変身するのは、良太郎とその体に憑依するイマジン達、イマジンのみが単独で変身する場合もある。変身者の詳細は不明。だが、『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』で大樹と良太郎が初対面の描写がある。
- ↑ 原典『仮面ライダー』のゾル大佐とは異なり、怪人には変身しない。
- ↑ 11.011.111.211.3 「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010超百科」に記載
- ↑ 本作ではイカデビルは登場しない。
- ↑ 小指の付け爪に「スーパー」と書かれただけで、その他の外見上の変化は特に無い。
- ↑ 変身が掛け声(エイ、ヤー、トォー!)ではなく、変身後の名前を叫ぶ。
- ↑ パンフレットの白倉・塚田プロデューサー対談インタビューによると、タックルの設定を原典同様に仮面ライダーストロンガーのパートナーとしていたため、当初は序盤の戦闘場面に登場するライダーはカブトではなくストロンガーの予定だったとのこと。
- ↑ 演じた吉川晃司は、レイモンド・チャンドラーの小説を愛読し、関連作品の映画も鑑賞
- ↑ パンフレットのページによっては「牧師」と誤記されているが、実際は神父である。
- ↑ 名前はテレビマガジン デラックス決定版『オールライダー 完全超百科』より。映像ソフト字幕機能でも“鳴海荘吉”と“ソウキチ”で使い分けられている。
- ↑ TVシリーズでも、ディエンドのライダーカードの力で、別世界の変身前人物が登場する演出が行われている。
- ↑ 作中では、カブトのクロックアップ、G4のギガント、カイザのサイドバッシャー(バトルモード)を使用している。
- ↑ 名称の初出は『ディケイド特写写真集 KAMENRIDE』より。「週刊仮面ライダー OFFICIAL DATA FILE」ではコンプリートフォームとも呼称されているが混同を避けるために第120号からはこの名前でも呼称されている。
- ↑ 「週刊仮面ライダー OFFICIAL DATA FILE」に記載。
- ↑ HERO SAGA『MASKED RIDER KIVA EDITION -KING OF VAMPIRE-』では、『仮面ライダーキバ』のヒロインである麻生恵(あそう めぐみ)が、自分に似合うと言っているキバーラによって変身した。
- ↑ 『仮面ライダー OFFICIAL DATA FILE 123号』より。
- ↑ このブレイドの声は、TVシリーズ『ディケイド』30話、最終話に登場した原典の『仮面ライダー剣』の主人公、剣崎一真(けんざき かずま)を演じた椿隆之が担当している。ただし本作では彼の名前自体は劇中では呼称されず、役名も「ブレイドの声」とのみ記載されている。
- ↑ ライダーカードの表記は「CHOU CLIMAX(超クライマックス)」だが、ケータッチは「SUPER CLIMAX(スーパークライマックス)」と発声していた。
- ↑ パンフレットには、仮面ライダー威吹鬼と記載。
- ↑ サガは、『キバ』に登場したライダーの中で、キバ ドガバキフォーム、ライジングイクサ、ダークキバと共に映画に登場しなかったが、本作で映画の出演を果たした。
- ↑ 「Nobody's Perfect」PVのテラー・ドーパンドの戦闘シーンより
- ↑ 『超・電王トリロジー EPISODE YELLOW』で、ディエンド コンプリートフォームが呼び出したスカルが使用して、「ライダーキック」を放った。
- ↑ 但し、変身時などのエフェクト及び頭文字はジョーカーメモリ同様紫となっている。
- ↑ 『ガンバライド』で名称が判明。
- ↑ 公開当初は名称が無く、一部の雑誌にはスカル専用ハードボイルダーという名称があったが、『魂ウェブ商店』での商品化に伴い名称がつけられた。
- ↑ テレビマガジンデラックス『仮面ライダーW 決戦超百科』より。
- ↑ 原典では、ゲルショッカーの幹部の正体として登場するが、本作では怪人個人としての扱いとなっている。
- ↑ 『仮面ライダーディケイド 超全集・下巻』にて判明。
- ↑ 照井竜 / 仮面ライダーアクセルのこと。彼が初登場した『W』第18話のOPのキャストクレジットにも「謎の男」と表記していた。
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