曖昧さ回避 この項目ではアニメ作品について記述しています。同作品の舞台となる架空の宇宙移民船については
新マクロス級超長距離移民船団をご覧ください。
マクロス7 |
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ジャンル | SF・ロボットアニメ |
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アニメ |
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原作 | 河森正治 |
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監督 | アミノテツロー |
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シリーズ構成 | 富田祐弘 |
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脚本 | 富田祐弘 大橋志吉 隅沢克之 アミノテツロー |
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キャラクターデザイン | 桂憲一郎 |
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メカニックデザイン | 宮武一貴 河森正治 |
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アニメーション制作 | ヒーロー 葦プロダクション (現・プロダクション リード) |
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製作 | 毎日放送 葦プロダクション ビックウエスト |
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放送局 | 毎日放送をキー局にTBS系 |
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放送期間 | 1994年10月 - 1995年9月 |
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話数 | 全49話+テレビ未放送話3話[1] |
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コピーライト表記 | ©1994 ビックウエスト |
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ラジオドラマ:マクロス7 CDシネマ |
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脚本 | 北条千夏(『CDシネマ1』『CDシネマ2』) 首藤剛志(『CDシネマ3』以降) |
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放送局 | TBSラジオ MBSラジオ CBCラジオ |
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番組 | アニメExpress〜ギャラクシーネットワーク〜 |
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発売元 | ビクターエンタテインメント |
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発表期間 | 1995年 - 1996年 |
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枚数 | 全5枚 |
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漫画:マクロス7 バルキリーロック |
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作者 | おちよしひこ |
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出版社 | 小学館 |
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掲載誌 | 月刊コロコロコミック |
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発表号 | 1994年11月号 - 1995年3月号 |
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話数 | 全5話 |
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漫画:マクロス7thコード |
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作者 | 叶之明 |
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出版社 | 角川書店 |
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掲載誌 | マクロスエース |
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発表号 | Vol.001(2009年1月) - |
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関連項目 |
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■テンプレート使用方法 ■ノート |
テンプレート:ウィキプロジェクト アニメ
『マクロス7』(マクロスセブン、MACROSS 7)は、1994年10月2日から1995年9月24日まで毎日放送をキー局にTBS系(テレビ高知を除く)で放映されたテレビアニメ。全49話+テレビ未放送話3話[1]。
概要[]
『超時空要塞マクロス』の続編として、OVA『マクロスプラス』と並行して11年ぶりに製作・制作されたテレビシリーズ。前作から35年後の世界を描いており、一部のキャラクターも登場するなど、直接的な繋がりを見せる。突如謎の敵の襲撃を受けた宇宙移民船団マクロス7を舞台に、歌にすべてを懸けるロックボーカリスト・熱気バサラが戦場で自分の歌を伝えようと挑戦する姿を描く。
原作・スーパーバイザーに河森正治、シリーズ構成に富田祐弘、キャラクター原案に美樹本晴彦、メカニックデザインに河森と宮武一貴など、前作における主要スタッフが本作においても中心的メンバーとして参加している。アニメーション制作はヒーローと葦プロダクション(現・プロダクション リード)が担当し、監督にはアミノテツローを起用、助監督として『超時空要塞マクロス』の大ファンだったという藤本義孝(ふじもとよしたか)が自ら志願して参加した[2]。『超時空要塞マクロス』のメカニック作画監督、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の作画監督を務め、「板野サーカス」と呼ばれる独特の戦闘シーン描写で注目された板野一郎は『マクロスプラス』の特技監督を務めており、本作には参加していない[3]。
「歌」「可変戦闘機」「三角関係」という「マクロスシリーズ」における三大要素は本作でも健在であるが、グラフィックと商業的成功(ソフト売り上げ)の達成に重点を置いて並行制作された『マクロスプラス』とは対照的に、テーマ性と三大要素の中の「歌」に重点が置かれている。リアリティのある兵器・戦闘描写が評価されていた旧作とは一線を画し、戦場で自らの危険を顧みず熱唱する主人公の熱気バサラが繰り広げる数々の論理性・合理性を超越した行動は、原作者の河森自身が「リアリズムに対する一種の破壊行為」[4]と評するような作風を構築する一方、きわめて重いテーマ(後述)を内包した作品でもあり、一連のシリーズの中では「異色作」[5]とも評価される。
作品解説[]
背景と意図[]
本作は元々アメリカ合衆国よりハリウッドでの実写劇場版製作の企画を持ちかけられた際に、当時の子供の間では『マクロス』の知名度が低かったことから、日本国内でOVAとテレビアニメの新作を展開して人気を獲得しようという意図の下に企画された[6]。構想としては『7』よりも先に『プラス』のOVA、劇場版があったとされる[7]。異なるメディアでの同時展開の理由について製作会社ビックウエストの大西加紋は、テレビアニメの内容面やスケジュール面での制約から「マニア層」を納得させる水準維持が難しく、そうした層を取り込むためにOVAでの展開と両方が必要であったという趣旨の発言をしている[6]。
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』以降の10年間「マクロスにはもう手を出さない」と言ってきた河森は、それをやる以上は「路線継承だけはせずにファンを裏切ろう」と思い[8]、企画を持ちかけられて1週間考えた結果「歌うパイロット」というアイデアを思いつき[9]、もう一捻りして「スポンサーに却下されるかもしれないけど、戦わない主人公はどうだろう」と考えた[8]。背景には『愛・おぼえていますか』のクライマックスにおいて、歌で異星人の心を目覚めさせながら敵軍のボス、ゴル・ボドルザーだけは銃撃で決着をつけたという経緯があり、本作制作中には「劇場版でも弾を撃たなければ、本当の意味で時代を変えられたかもしれない。その深い心残りが今やっていることにつながっているような気がしますね」と語っている[10]。
また、同時作業の『プラス』と似ていると頭の中で混乱する上つまらないので、昔のマクロスの要素をデフォルメして振り分け、『プラス』は実写寄り、『7』は漫画寄りと設定した[8]。『7』のコンセプトは「メカファンからそっぽを向かれる作品」と「空前にして絶後」であり、誰もこの後真似をしようと思わない物を作ろうと思ったという[11]。
河森は「スタイル」から来る「思い込み」をあえて外すのが好みで、『7』は荒唐無稽に見えながらも「戦わずに歌う主人公」という点で、一見シリアスな装いを持った『プラス』よりも重いテーマを扱っていると語っている[12]。また、アニメ作品をリアリティを込めて制作すると洗脳に近くなってゆくため、『7』のような「際どい」テーマを扱った作品の場合、海外旅行中に拳銃を突きつけられた状況で歌いだすといったような人間が出る可能性を考慮して、そこまでは責任をもてないためにあえて漫画的な表現にとどめたという趣旨の発言もしている[4]。その上で「スタイルは漫画ですけど、やっている内容はそんなに外れていないはずです。全部を小説のSFとして書くと、結構筋立って見えるはずですよ」とも述べている[11]。
評価[]
本作では歌が特に重要な役目を持っており、主人公である熱気バサラ率いる劇中のバンドFIRE BOMBER自身が主題歌を担当するなど、実際に多くの曲が制作された。FIRE BOMBERのCDアルバムとして発売された『LET'S FIRE!!』はオリコン初登場4位を獲得し[13]、1995年日本ゴールドディスク大賞アルバム・オブ・ザ・イヤーアニメ部門を受賞する[14]など、高セールスを記録した。
アニメ雑誌『アニメージュ』の第17回アニメグランプリ(第7話まで)ではグランプリ作品部門で第5位[15]、翌年の第18回(最終話まで)では同部門で第4位を獲得した[16]。ただし、得票数ではどちらも上位作品に大差をつけられている。
一方で、バトロイド形態の頭部に「口」が設けられ、コントロールシステムがギターの形状になった可変戦闘機に搭乗し、戦場で戦わずに歌を歌う主人公を始めとする、従来の「マクロスシリーズ」のイメージを覆すような作風に対しては、旧作のファンからの反発が少なからずあったとされる[17]。
主人公の行動については、河森は放映当初は主人公が戦わないことについて抗議を受けたが、ストーリーが進むにつれ今度は主人公が戦いそうになると抗議が来るようになったと語っており、ファンには制作側の意図を汲み取ってもらうことができたと感想を述べている[18]。
制作手法・特徴[]
歌・音楽本作では、キャラクターの通常の声を声優が演じ、歌の部分はプロのミュージシャンが担当するという方法が採られている。ただしその事実は当初伏せられており、1995年5月21日に日本青年館で行われたライブ「LET'S FIRE!!」において初めて明かされた[19]。例外的にミレーヌによるミンメイのカヴァーアルバムという設定の『Mylene Jenius sings Lynn Minmay』では、ミレーヌ役の桜井智(現・櫻井智)が全編歌唱している。また本編内ではバックグラウンドミュージック(BGM)が一切使用されておらず、使用される音楽は全て作品世界内における歌や演奏、スピーカーから流れる音声といった「劇中曲」である(例外的に、楽器のない状況で登場人物が歌を歌った際、その場に存在しないはずの伴奏が流れることがある[20])。本作オリジナルの音楽に限らず、『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』や『マクロスプラス』などの挿入歌やBGMも使用されている。映像オープニングアニメーションの一部では、当時テレビアニメでは珍しかった3次元コンピュータグラフィックス(リンクス制作)が使用されている。冒頭ではシティ7内に佇むバサラから一気にカメラを引いてマクロス7全景までがCGによりワンカットで描かれている。番組開始前に放映された特別番組『マクロス最速発進!!』によれば、当時の30分テレビアニメが一話あたり2,000枚から3,000枚程度のセル画で制作されていたのに対し、本作での使用枚数は7,000枚以上とされている。ただし本作の戦闘シーンはその他の「マクロスシリーズ」作品に比べバンクフィルム(動画の使い回し)の使用頻度が高く、新たな敵や兵器が登場するといった一部の回を除き、可変戦闘機の変形や交戦場面、コクピットやブリッジの場面でバンクが多用されている。旧作との関係作品の年代は2045年とテレビ版『超時空要塞マクロス』から35年後にあたり、劇場版『愛・おぼえていますか』は作品世界内で2031年に公開された映画という設定になっているが[21]、「メルトランディ」という呼称やエキセドル・フォルモの容姿をはじめ、設定、メカニック・キャラクターデザインなど劇場版『愛・おぼえていますか』の要素も採り入れられている。これは、テレビ版『マクロス』や本作もまた作品世界内で歴史的事実を元に作られた作品(再現ドラマ)という設定であり、「史実」がテレビ版と劇場版のどちらか一方にのみあるからではないと説明されている。詳しくは項目「マクロスシリーズ」の「作品の解釈」、「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」の「注釈」を参照。『マクロスプラス』(2040年)から5年後が舞台になるため、メカニックも試作機が制式採用される(YF-19からVF-19、YF-21からVF-22Sへ)、主力機がアップデートされる(VF-11BからVF-11Cへ)などの移行が設定されている。キャラクターデザインキャラクターデザインは、主要キャラクターの場合は美樹本の原案をもとに桂憲一郎がアニメーション用のキャラクター設定を起こすという方式をとっている。美穂とサリー以外のオペレーター、ドッカー、ジャミングバーズなど、主要でないキャラクターは桂のオリジナルデザインである[22]。メカニックデザインメカニックデザインは河森と、スタジオぬえの先輩である宮武が分担して行い、統合軍側の可変戦闘機を河森が、艦船、敵可変戦闘機のバトロイド形態、プロトデビルンなどを宮武が担当した[23]。宮武は他に、自身のデザインした艦船などが出る場面のレイアウト設定も担当している[24]。本作では河森・宮武の共通認識として前作のように細部に凝った複雑なデザインとせず、ステルス性のある構成を取り入れている[23]。初期のカラーリング設定画では継ぎ目の線がすべて消されたものが描かれたが、実際にアニメーションで動かす際にチープな印象になることや、継ぎ目がないと形がつかみづらいという問題から、継ぎ目が足されることになった[23]。アイキャッチCM前後に挿入されるアイキャッチはOVA版の未放送3話[1]も含めて39種類のバリエーションがある。使用回数が多いものもあれば、1回しか使われなかったものもある。次回予告次回予告は15秒で、すべて主人公であるバサラとミレーヌの掛け合いによって構成される。多くの場合バサラの「過激にファイアー」という台詞で締められるが、32 - 34話、36話、37話における次回予告ラストでは『アニメージュ』1995年2月号で公募され、同年6月号で採用が発表された台詞が使用されている。告知主人公バサラが主役機ファイアーバルキリーに搭乗することは放映時まで極秘にされており[25]、それに合わせてオープニング映像も第1話のみ、バサラがファイアーバルキリーに搭乗していることがわかるカットが別のカットに差し替えられている。これはテレビ版『マクロス』にてバルキリーのガウォーク形態への変形が放映時まで伏せられていたのと同様の演出である。また特別番組『マクロス最速発進!!』ではバサラが主人公であることには触れられず、重要人物の一人として紹介されている。あらすじ[]
テンプレート:ネタバレ西暦2009年、地球人類は戦争しか知らない巨人型異星人ゼントラーディと遭遇。後に「第一次星間大戦」と呼ばれる史上初の星間戦争により滅びの危機に瀕する。アイドル歌手リン・ミンメイの歌をきっかけに、文化を獲得したゼントラーディと共存することになった地球人類は銀河系全体への移住を開始、メガロード級移民船に続き、100万人規模の新マクロス級超長距離移民船団を銀河各方面へ送っていった。
西暦2045年、新マクロス級7番艦マクロス7を中核とする第37次超長距離移民船団(通称マクロス7船団)は移民惑星を求め、銀河を旅していた。船団内の居住スペースには、地球と変わらぬ町並みが再現されており、民間人・軍人合わせて100万人以上の乗組員が平和な日々をすごしていたが、ある日船団は正体不明の敵バロータ軍の奇襲を受ける(バロータ戦役)。彼らに「スピリチア」と呼ばれる生命エネルギーを奪われた兵士や市民は「生きる気力」とも言うべきものを失い、果ては生命活動を脅かすほどまでに影響を与える。
その中で、ロックバンド「FIRE BOMBER」のボーカル・熱気バサラは、愛機VF-19改(ファイアーバルキリー)で戦場に乱入し、戦うことなく歌を歌い続ける。その行為に対しマクロス7を守る統合軍のエリートパイロット・ガムリン木崎は特に強い不快感を示し、FIRE BOMBERの新人ミレーヌ・ジーナスもバサラの意図を理解できず不満を募らせる。その一方で、敵味方の誰にも理解されない中で諦めず歌い続けるバサラに対し、わずかながらその姿勢に共鳴する人々も現れ始める。ミレーヌとガムリンは見合いをきっかけに次第に親密になり、バサラにも理解を示すようになってゆく。
バサラの歌はやがて敵の兵士の洗脳を解いたり、敵の中核的存在であるプロトデビルンを追い払うといった効果を発揮するようになる。それに着目した統合軍はFIRE BOMBERのメンバーを民間協力隊「サウンドフォース」として指揮下に置く。新開発された歌エネルギー変換ユニットなどを装着したサウンドフォースは襲い来るプロトデビルンを次々に撃退し、人々はそれに喝采を送るが、それは自分の歌を伝えたいというバサラの想いとは異なっていた。自分の歌が一向に伝わらないことで、バサラは歌う意味を求め放浪の旅に出かけ、その果てに迷いを振り切り再び歌い始める。
プロトデビルンとの戦いが激しさを増す中、バサラはただ銀河に向かって歌い続け、その歌はやがてプロトデビルンの心を揺り動かすことになる。バサラに触発され、自ら歌いだすことにより自己から湧き上がる無限のスピリチアの存在に気づいたプロトデビルンは、もはや人類からスピリチアを奪い取る必要がないことを悟って遠い宇宙へと飛び立ってゆく。
主な登場人物・キャスト[]
その他の人物については「マクロス7の登場人物一覧」を参照。ナレーションは井上瑤(1 - 6話、39話)、菅原正志(8話、12話、17話以降)、土井美加(「最強女の艦隊」)が担当している。
メカニック[]
マクロス7船団[]
新マクロス級超大型移民船マクロス7、及び第37次超長距離移民船団のその他の艦船については別項を参照。
この他、前作『超時空要塞マクロス』のVF-1バルキリーやデストロイド数種類が登場。
バロータ軍[]
詳細は別項を参照。
艦艇
- 艦隊旗艦宇宙空母
- 突撃艦
- 標準戦列戦艦
- 高速遊撃巡宙艦
- 新鋭巨大空母
- バトロイド大型輸送母艦
- 前衛フリゲート艦
可変戦闘機
用語[]
シリーズ共通の用語については「マクロスシリーズの用語一覧」を参照
部隊名[]
統合軍マクロス7所属部隊[]ダイアモンドフォースマクロス7護衛隊の切り札である第138航空部隊488特別攻撃隊[26]。略称はDフォース。VF-17ナイトメアに搭乗し、マクロス7ブリッジ直下の電磁カタパルトから発進する。構成は隊長の金龍大尉以下、ガムリン木崎中尉、ドッカー少尉。ドッカーの戦線離脱後、代替のフィジカ・S・ファルクラム少尉の戦死、金龍の戦線離脱に伴いガムリン大尉が新隊長となり、マクロス7シティーオフィス直属の都市防空隊に任命され、ディック少尉とモーリー少尉が隊員となる。後に金龍は戦線復帰を待たず無断出撃し、戦死する。エメラルドフォースダイアモンドフォースの一時戦線離脱により、ドッカー大尉を隊長に編成されるマクロス7の新たなエース部隊。略称はEフォース。最新鋭主力機VF-19エクスカリバーが配備され、ドッカーが隊長用のS型、隊員が一般用のF型に搭乗する。隊員両名はスターゲイザー作戦において戦死。後に新入隊員が補充されるが、初出撃でプロトデビルンの攻撃を受けて死亡する。音楽部隊[]サウンドフォースプロジェクトM(後述)の試験として編成される民間協力隊。隊員はFIRE BOMBERのメンバーがそのまま移行。ジャミングバーズサウンドフォースの戦果に満足した統合軍が編成する部隊。人員は公募によって選ばれ、第一期のメンバーはチトセ・リップル、金子・ミッシェル、マリリン・リンカーベルの3人からなる「ジャミングガールズ」とボビー・ラコステ、龍鰐昌平、マディソン・フランケルの3人からなる「ジャミングボーイズ」の計6人。持ち歌は『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』の挿入歌でもある「バルキリーで誘って」。サウンドフォースと異なり可変戦闘機の操縦技術を持たないため複座型のVF-11Dサンダーボルトに乗り出撃するが、戦場の恐怖心と歌エネルギー不足で期待された成果は残せず終わる。漫画『マクロス ダイナマイト7 ミレーヌビート』では、ジャミングガールズの3人がサザピーの下「ジャミング・エンジェルス」としてデビューする。その他[]ピンクペッカーレイ・ラブロックがパイロット時代に所属していた部隊。乗機はVF-11サンダーボルト。金龍(後のダイアモンドフォース隊長)、ステファンと組んでいたが、2030年、レイの向う見ずな行動によりステファンが戦死する。バロータ3198XE第4惑星特務調査部隊2043年、バロータ3198XE第4惑星の調査に向かった、地球統合軍本部幕僚イワーノ・ギュンター参謀が率いる船団。複数のステルスフリゲートと護衛機VF-14で構成され、オートルマウワー大尉が隊長を務める精鋭陸戦部隊ブルーライナセロス隊も組み込まれている。任務中プロトデビルンの封印チャンバーを発見、ギュンターとオートルマウワーがプロトデビルンに取り付かれ、その他の部隊員は洗脳を受けてバロータ軍の兵士となる。バロータ軍関連[]
プロトデビルンバロータ軍を率いる地球外生命体。スピリチア生命体の持つ生体エネルギー(活力、精神力)。これが奪われると生きる意欲を失い、心身虚脱状態に陥り最悪死に至ることもある。プロトデビルンはこれをエネルギー源としている。スピリチアにもさまざまな種類があり、プロトデビルンの活動を制御できる特殊なスピリチアの持ち主達は「アニマスピリチア」と呼ばれる。太古のプロトカルチャー時代、暴走するプロトデビルンを氷の惑星に封じ込めた。バロータ軍は熱気バサラをアニマスピリチアと疑い、存在を危険視すると同時に、生体のスピリチア自己再生を促進する能力が見られることからゲペルニッチのスピリチア安定供給計画「スピリチアファーム・プロジェクト」実現の鍵として注目する。『マクロス・クロニクル No.23』で付け加えられた詳細な設定では、我々の住む3次元宇宙より上位の高次元領域「サブ・ユニバース」において、このエネルギーは満たされているとされている。3次元宇宙ではスピリチアは極端に少なかったため、プロトデビルンはそれを生命活動のために必要としていたとされる[27]。エビル・シリーズプロトカルチャーが、ゼントラーディ人の次に開発した異形の生体兵器群。稼動実験中、異次元宇宙のエネルギー生命体プロトデビルンに憑依され、プロトカルチャーの意図とは別の存在となった。ゼントラーディ人はこれらに従事するよう遺伝子レベルで摺り込まれているため、エビルシリーズ(プロトデビルン)が接近すると精神に異常をきたす。サウンドエナジー関連[]
プロジェクトM第一次星間大戦の終結に多大な功績を残したリン・ミンメイをモデルに、「歌の力」で異星人とのファーストコンタクトを成功させる計画。ただし友好的コミュニケーション手段とする建設的意見と、文化を持たない敵をカルチャーショックで屈服させるという軍事的意見の双方をはらんでいる。統合軍内でも有効性に疑問が持たれ、極秘プロジェクトとして動いていたが、熱気バサラの出現により状況が一変。バートン大佐を中心に対プロトデビルン戦で「音楽部隊計画」が実行されるが、軍事目的では必ずしも成功を収められてはいなかった。歌エネルギー理論(サウンドエナジー理論)歌の持つ波動の効果を唱える学説。マクロス7所属の軍医、Dr.千葉がリン・ミンメイに影響され独自に研究してきた。スピリチア喪失者の治療や歌エネルギー変換システムの開発により実証される。『マクロス・クロニクル No.23』では、人類がサブ・ユニバースに干渉できる唯一の方法こそが「歌」であるとされ、そこに満ちる莫大なエネルギーを引き出すことで、時空間やフォールド波などに影響を及ぼすとされている[27]。チバソングDr.千葉が考案したサウンドエナジー理論に基くサウンドエナジー(歌エネルギー)の単位。大きい数値のほうが、より強いサウンドエナジーを示す。サウンドブースターの起動には10万チバソング以上の歌エネルギーが必要とされている。一般人の歌エネルギーは100チバソング程度、優れた歌手であっても1,000チバソング程度が限度とされる[28]。熱気バサラは劇中において計測当初は3,000チバソングが限度[29]だが、次第に上昇し、第40話の時点で20万チバソング超を記録する。通常は記録媒体などに記録された映像の歌からは発現しないが、極端に巨大なサウンドエナジーの持ち主の場合は、記録媒体からもある程度の数値が検出されることもある。歌エネルギー変換システム歌の持つ波動を、高出力エネルギーに変換するシステム。このシステムによって質量化されたエネルギーは、サウンドエナジーシステムによって対象物へと放射される。サウンドエナジーシステム歌の持つエネルギーを、サウンドエナジー理論に基づき効率的に高出力で対象物に放射するためのシステム。パイロットは専用ジャケットを装着し、搭乗機体にオプション装備としてサウンドブースターを搭載する。ただし、このシステムは一定以上の歌エネルギーの保有者でないと稼動しない。また、熱気バサラやミレーヌ・ジーナスほどの歌エネルギーの保有者になると、サウンドエナジーシステムを介さずとも、直接歌エネルギー変換システム(専用ジャケット)から対象物への放射も可能になる。惑星[]
バロータ3198XE第4惑星かつてはプロトカルチャーの先進科学惑星だったが、プロトデビルンを封印した後極寒の氷の惑星となった。2025年にメガロード13移民船団がこの星系を発見し、「バロータ」と命名。2043年、第4惑星の調査中にプロトデビルンが覚醒し始め、バロータ軍の拠点となる。2046年にプロトデビルンとマクロス7船団の最終決戦の舞台となる。惑星ラクスマクロス5船団が銀河系中心近傍のS1350N3605宙域で発見し、命名した惑星。地球とほぼ同質の緑豊かな環境で、プロトカルチャーの遺跡が眠っていた。バロータ軍との戦闘中、プロトデビルンの一体ギギルの自己崩壊(ブラックホール化)に巻き込まれて消滅する。作戦名[]
オペレーション・スターゲイザー地球統合軍本部よりマクロス7船団のみでのプロトデビルン殲滅を命令されたことを受け、船団長のマクシミリアン・ジーナスが考案したバロータ3198XE第4惑星への奇襲突撃作戦。作戦司令はマクシミリアン・ジーナス。精鋭部隊のダイアモンドフォース、エメラルドフォース、民間協力隊のサウンドフォースらが参加する。その内容は船団所属のステルスフリゲート「スターゲイザー」を第4惑星直上にフォールドアウトさせ、同艦から発進する12の可変戦闘機部隊がプロトデビルンの封印されている洞窟(コードネーム:ポーラスター)を急襲、反応弾を打ち込み殲滅するというものであり、敵軍の対空砲を避けるため、進撃路は洞窟へ続くと推測される渓谷が選択される。万が一に備え、マクシミリアン・ジーナス専用機であるVF-22Sが配備されている。これは攻撃部隊による作戦遂行が不可能と判断された場合、司令官自らがVF-22Sに乗り込み戦闘に参加するというものである。実際にフォールド事故の危険があった大気圏内へのフォールドを敢行したVF-22Sはポーラスターの入り口近くにフォールドアウト、洞窟内に侵入し反応弾を打ち込むことに成功するが結果的に母艦は撃沈され参加者中27名が戦死、生き残った13名のメンバーは脱出に成功するものの、作戦そのものは失敗に終わる。サウンドバスター作戦バトル7ガンシップのフォールドシステムを改造した「サウンドバスター」で歌エネルギーをプロトデビルンの体内に直接送り込み、内部から身体機能を麻痺させる作戦。バロータ戦役の最終局面、対ゲペルニッチ戦で用いられる。危篤状態となった熱気バサラの代わりにミレーヌ・ジーナスが決行するが、改造が万全でなかったガンシップのオーバーロードにより2射目を発射した時点で作戦続行不能となり、ガンシップが大破。さらにはゲペルニッチの暴走を招き、エネルギー波によりバトル7も大破する。テンプレート:ネタバレ終了
スタッフ[]
- 企画 - 大西良昌
- 原作・スーパーバイザー - 河森正治
- 監督 - アミノテツロー
- 助監督 - 藤本義孝
- シリーズ構成 - 富田祐弘
- キャラクター原案 - 美樹本晴彦
- キャラクターデザイン - 桂憲一郎
- メカニックデザイン - 宮武一貴・河森正治
- 音響監督 - 鶴岡陽太
- 音響効果 - 蔭山満(フィズサウンドクリエイション)
- 録音調整 - 滝沢おさむ
- 録音スタジオ - KSSスタジオ
- 録音制作担当 - 杉山好美
- 録音制作 - アーツプロ
- プロデューサー - 井口亮(毎日放送)・大西加紋(ビックウエスト)
- 制作 - 葦プロダクション
- 製作 - 毎日放送、ビックウエスト
使用曲[]
オープニングテーマ[]
- 『SEVENTH MOON』作詞 - K.INOJO、作曲・編曲 - 河内淳貴、歌 - Fire Bomber
エンディングテーマ[]
- 『MY FRIENDS』(1 - 35話) 作詞 - M.MEG、作曲 - 川野美紀、編曲 - 河内淳貴 歌 - Fire Bomber
- 『…だけど ベイビー!!』(36 - 48話) 作詞 - チエ・カジウラ、作曲・編曲 - 大田要、歌 - チエ・カジウラ
- 『突撃ラブハート(アコースティック・バージョン)』(最終話) 作詞 - K.INOJO、作曲 - 河内淳貴、歌 - 熱気バサラ(福山芳樹)
挿入歌[]
Fire Bomber名義の曲についてはFIRE BOMBER#歌唱曲を参照。
放映リスト[]
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
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1 | スピーカーポッド | 富田祐弘 | アミノテツロー | 藤本義孝 | 桂憲一郎 前田明寿 | 1994年10月16日 |
2 | スピリチアレベル | 棚橋一徳 | 志村泉 崎山知明 | 1994年10月23日 |
3 | ファイアースクランブル | 隅沢克之 | 藤本義孝 | 村山靖 | 高見明男 前田明寿 | 1994年10月30日 |
4 | バンパイアソルジャー | 大橋志吉 | 吉田俊司 | 鈴木二郎 | 1994年11月6日 |
5 | スピリットギャル | 富田祐弘 | 村山靖 | 日下直義 | 新羽こういちろう | 1994年11月13日 |
6 | ファーストコンタクト | 隅沢克之 | 牛草健 | 増谷三郎 | 1994年11月20日 |
7 | サマーアクシデント | 大橋志吉 | 藤本義孝 | 桂憲一郎 伊藤浩二 | 1994年11月27日 |
8 | バージンボンバー | 富田祐弘 | 棚橋一徳 | 志村泉 崎山知明 | 1994年12月4日 |
9 | エンジェルナイト | 隅沢克之 | アミノテツロー | 藤本義孝 | 前田明寿 | 1994年12月11日 |
10 | ディープバラード | 大橋志吉 | 吉田俊司 | 鈴木二郎 | 1994年12月18日 |
11 | ミンメイビデオ | 富田祐弘 | 藤本義孝 | 勝亦祥視 | 新羽こういちろう | 1994年12月25日 |
12 | スピリチアファーム | 大橋志吉 | 牛草健 | 増谷三郎 | 1995年1月8日 |
13 | フォールドアウト | 隅沢克之 | 藤本義孝 | 勝亦祥視 | 新羽こういちろう | 1995年1月15日 |
14 | 戦う女市長ミリア | 富田祐弘 | 棚橋一徳 | 志村泉 崎山知明 | 1995年1月22日 |
15 | 乙女のジェラシー | 大橋志吉 | 吉田俊司 | 鈴木二郎 | 1995年1月29日 |
16 | 戦場のオルゴール | 隅沢克之 | 藤本義孝 | 桂憲一郎 伊藤浩二 | 1995年2月5日 |
17 | プリティデビル | 富田祐弘 | アミノテツロー | 加戸誉夫 | 前田明寿 | 1995年2月12日 |
18 | おちていく小悪魔 | 大橋志吉 | 牛草健 | 増谷三郎 | 1995年2月19日 |
19 | 命がけのデート | 隅沢克之 | 土蛇我現 | 日下直義 | 新羽こういちろう | 1995年2月26日 |
20 | レディースの誘惑 | 富田祐弘 | 棚橋一徳 | 志村泉 崎山知明 | 1995年3月5日 |
21 | あぶないKISS | 大橋志吉 | 藤本義孝 | 勝亦祥視 | 深沢幸司 | 1995年3月12日 |
22 | 熱き炎の男たち | 隅沢克之 | 吉田俊司 | 岩井優器 | 1995年3月19日 |
23 | サウンドフォース | 富田祐弘 | 日下直義 | 新羽こういちろう | 1995年3月26日 |
24 | メリーゴーランド | 大橋志吉 | 牛草健 | 増谷三郎 | 1995年4月2日 |
25 | 深夜のデュエット | 隅沢克之 | 棚橋一徳 | 志村泉 崎山知明 | 1995年4月9日 |
26 | 惑星ラクスの死闘 | 富田祐弘 | 藤本義孝 | 後藤圭二 伊藤浩二 | 1995年4月16日 |
27 | 七色の歌エナジー | 大橋志吉 | 河森正治 | 松園公 藤本義孝 | 前田明寿 | 1995年4月23日 |
28 | サウンド新兵器 | 隅沢克之 | 吉田俊司 | 岩井優器 | 1995年4月30日 |
29 | パパ、ママ愛再び | 富田祐弘 | 日下直義 | 新羽こういちろう | 1995年5月7日 |
30 | 三角関係の公式 | 大橋志吉 | 牛草健 | 増谷三郎 | 1995年5月14日 |
31 | 熱愛スキャンダル | 隅沢克之 | 貞光紳也 | 藤本義孝 | 後藤圭二 伊藤浩二 | 1995年5月21日 |
32 | ジャミングバーズ | 富田祐弘 | 棚橋一徳 | 志村泉 崎山知明 | 1995年5月28日 |
33 | 裏切りと少女の涙 | 大橋志吉 | 藤本義孝 | 日下直義 | 新羽こういちろう | 1995年6月4日 |
34 | ギギルが歌った日 | 隅沢克之 | 吉田俊司 | 岩井優器 | 1995年6月11日 |
35 | ふたりだけの夜 | 大橋志吉 | 日下直義 | 前田光悦 | 深沢幸司 | 1995年6月18日 |
36 | 男たちの熱歌 | 隅沢克之 | 牛草健 | 増谷三郎 | 1995年6月25日 |
37 | 宇宙遺跡のナゾ? | 富田祐弘 | 棚橋一徳 | 志村泉 崎山知明 | 1995年7月2日 |
38 | 禁断惑星のシビル | 藤本義孝 | 後藤圭二 伊藤浩二 | 1995年7月9日 |
39 | 帰ってきたバサラ | アミノテツロー | 桂憲一郎 | 1995年7月16日 |
40 | 星を越える想い | 大橋志吉 | 吉田俊司 | 岩井優器 | 1995年7月23日 |
41 | ミレーヌ大好き! | 隅沢克之 | 日下直義 | 前田光悦 | 新羽こういちろう | 1995年7月30日 |
42 | 決死の捕獲大作戦 | 富田祐弘 | 牛草健 | 増谷三郎 | 1995年8月6日 |
43 | それぞれの別れ | 大橋志吉 | 棚橋一徳 | 志村泉 崎山知明 | 1995年8月13日 |
44 | 悪夢の突入作戦 | 隅沢克之 | 藤本義孝 | 杉光登 | 1995年8月20日 |
45 | 野望の第4惑星 | 富田祐弘 | 吉田俊司 | 岩井優器 | 1995年8月27日 |
46 | ガムリンの反乱 | 大橋志吉 | 日下直義 | 前田光悦 | 新羽こういちろう | 1995年9月3日 |
47 | バサラ死す | 隅沢克之 | 牛草健 | 増谷三郎 | 1995年9月10日 |
48 | ミレーヌ涙の熱唱 | 富田祐弘 | 棚橋一徳 | 志村泉 崎山知明 | 1995年9月17日 |
49 | 銀河に響く歌声 | アミノテツロー | 藤本義孝 | 前田明寿 | 1995年9月24日 |
50[30] | オンステージ | 吉田俊司 | 岩井優器 | TV未放映話[1] |
51[30] | どっちが好きなの? | 大橋志吉 | 日下直義 | 佐藤和巳 |
52[30] | 最強女の艦隊 | 隅沢克之 | 藤本義孝 | 桂憲一郎 |
※放送日はキー局の毎日放送のもの。放送時間は毎週日曜日午前11時から午前11時30分。
※未放送3話[1]はVHS/LD『マクロス7 アンコール』、またはDVD13巻に収録されている。
特別番組[]
本放送開始前の1994年10月2日に番組宣伝として特別番組『マクロス最速発進!!』が放映された。「マクロスシリーズ」三大要素の観点からこれまでのシリーズ作品の概要を紹介した後に『マクロス7』のメイキング映像と制作者・出演者へのインタビューが流された。司会はラサール石井と堀江奈々、ナレーションは内海賢二が担当。VHS/LD/DVD『マクロス7 1』に映像特典として収録されている。
関連作品[]
劇場用作品[]
マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!テレビシリーズ38話、39話の間に相当する番外エピソード。『マクロスプラス MOVIE EDITION』と併映。TV未放映話[]
マクロス7 アンコールビデオ/LD版1995年12月18日発売。TV未放映話[1]「オンステージ」、「どっちが好きなの?」の2編を収録。DVD版は発売されず、テレビシリーズ第13巻に特典映像として収録された。OVA[]
マクロス ダイナマイト71997年に発表されたOVAシリーズ。テレビシリーズの1年後(2047年)を描いた続編。特典映像[]
マクロス7 ぷらすビデオ/LD/DVD各巻に収録。各キャラクターの経歴やオフショット、ミュージックビデオ、ライブ映像などが観られる。- グッドモーニング・ミレーヌ
- 突撃あこーすてぃっくラブハート
- 大道格闘士 美比夷陀 不火洲
- レイとアキコとステファンと…
- TOP GAMRIN
- SEVEN BRIDGE
- Fire Bomber 1st. Live
- SPIRITIA DREAMING
- グババの惑星
- シティポリス24時!
- MILIA THE PRESIDENT
- Let's Bomber!
CD[]
作中で使用されたFire Bomberなどの歌唱曲を集めたもの。FIRE BOMBER#ディスコグラフィーを参照。
ドラマCD[]
マクロス7 ドッキングフェスティバル 歌は銀河を救う1995年3月24日発売。テレビシリーズ22話、23話の間に相当する番外エピソード。ラジオ[]
TBSラジオ、MBSラジオ、CBCラジオにて関連ラジオ番組を放送。番組の後半はドラマコーナーとなっており「マクロス・クラシック」、「マクロス7 トラッシュ」、「マクロス・ジェネレーション」等のマクロス関連作以外の作品も放送された。
マクロスワールドパーソナリティー - 子安武人、中川亜紀子アニメExpress〜ギャラクシーネットワーク〜 パーソナリティー - 桜井智、向井政生ラジオドラマ[]『アニメExpress〜ギャラクシーネットワーク〜』内で放送されたラジオドラマシリーズ。「CDシネマシリーズ」としてCD化されている。各巻台本付き。各巻に「特別付録」が収録されており、『CDシネマ3』以降は学園コメディ調のパロディ作品「熱血!! 歌番長バサラ」を収録(全3話)。ラジオドラマ版オリジナルの登場人物については別項を参照。
CDシネマ1 Mellow Heart Beat1995年9月21日発売。マクロス7内に新たに開設された民間向けの通信網「パソクラ」で熱気バサラに想いを伝えようと悪戦苦闘する「少女A」の姿を描く。CDシネマ2 Melodious Illusion1995年10月21日発売。「パソクラ」のネットワーク内で発生したコンピューター・ゴーストの反乱を描く。CDシネマ3 GALAXY SONG BATTLE 1CDシネマ4 GALAXY SONG BATTLE 2CDシネマ5 GALAXY SONG BATTLE 3『CDシネマ3』は1996年1月24日、『CDシネマ4』は1996年3月6日、『CDシネマ5』は 1996年4月3日発売。音楽を戦争ビジネスの手段として利用してきた宇宙文明「オーダ音楽帝国」によってスカウトされたFire Bomberが、マクロス7の命運をかけて各文明代表の歌手と対決する。カセットドラマ[]
「アニメイトカセットコレクション」としてムービックから発売された。
- ロンゲスト・ノイズ・デイ(アニメイトカセットコレクション45、1995年10月1日発売)
- バサラ抹殺計画(アニメイトカセットコレクション51、1996年3月1日発売)
漫画[]
マクロス7 トラッシュ同じマクロス7船団を舞台に、異なる登場人物で描いたサイドストーリー。作者はアニメのキャラクター原案も務める美樹本晴彦。全8巻(1994年 - 2001年)、角川書店。バルキリーロック『月刊コロコロコミック』(小学館)に連載されていたギャグ漫画。作者はおちよしひこ。マクロス7thコード『マクロス7』より7年後の物語。シティ7を舞台に、名門レヴィナス家の娘でピアノに熱中する少女ミオを主人公とする。『マクロスエース Vol.001 ガンダムエース3月号増刊』(2009年角川書店)より連載。作者は叶之明。ゲーム[]
MACROSS DIGITAL MISSION VF-Xプレイステーション用 。ストーリー上の直接的な関わりはないが、本作の登場人物・美保美穂が登場する。マクロス7 -銀河のハートを奮わせろ!ゲームボーイカラー用。スーパーロボット大戦Dゲームボーイアドバンス用。シリーズ初参戦。第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へプレイステーション2用。初の声付きで登場。マクロスエースフロンティアプレイステーション・ポータブル用。『マクロス7』は「スピーカーポッド」から「銀河に響く歌声」までTVシリーズをモチーフにしたミッション、「ニュープレリュード」などのゲームオリジナルストーリーなど合計18のミッションが収録されている。本編クリア後はプロトデビルン側でのプレイも可能になる。マクロスアルティメットフロンティアプレイステーション・ポータブル用。『マクロス7』のミッションは前作同様「スピーカーポッド」から「銀河に響く歌声」まで収録されているほか、TV未放映話[1]の「最強女の艦隊」のミッションが追加されている。また前作に登場しなかったレイ、ビヒーダといった人物やバルキリー用のオプション装備としてサウンドブースターなどが追加されている。 マクロストライアングルフロンティアプレイステーション・ポータブル用。前作に登場しなかったクァドラン・キルカが追加された。関連書籍・ムック[]
- 『マクロス7 設定資料集』ムービック。
- 『THIS IS ANIMATION SPECIAL マクロス7』小学館、1995年1月発行。ISBN 978-4-09-101580-8
- 『マクロス7 アニメーション資料集』小学館、1995年7月発行。ISBN 978-4-09-101583-9
- 『ミス マクロス7』徳間書店、1995年9月発行。
- 『FIRE BOMBER 公式プログラム in マクロス7』徳間書店、1995年10月発行。
- 『マクロス7 FIRE BOMBER THE BEST』ムービック、1995年10月発行。
- 『バンドスコア マクロス7 FIRE BOMBER BEST SCORE』ケイ・エム・ピー、2009年4月21日発行。ISBN 978-4773229691(復刻版)
脚注[]
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- ↑ 1.01.11.21.31.41.51.6 初回放送時に未放映という意味であり、後年に他局で全話放映した例はある。
- ↑ 『アニメージュ』1995年9月号、徳間書店、28頁。
- ↑ 劇場版『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』では原画の一部を担当している。
- ↑ 4.04.1 「河森正治さんが語る僕と「マクロス」の12年」『アニメージュ』1995年11月号、徳間書店、79 - 83頁。
- ↑『マクロス7』の人気ロック・バンド、FIRE BOMBERが再結成!アルバム&ライヴを開催 CDJournal.com 2009年8月21日掲載
- ↑ 6.06.1 原口正宏「テレビとビデオの境界線が消える時」『アニメージュ』1994年10月号、徳間書店、27頁。
- ↑ 高梨実(バンダイビジュアル)インタビュー『マクロスデジタルミッションVF-X 最強攻略ガイド』小学館、1997年、110頁。ISBN 978-4091025777
- ↑ 8.08.18.2 河森正治インタビュー『B-CLUB』vol.145、バンダイ出版、1997年、23頁。
- ↑ 河森正治インタビュー『オトナアニメ Vol.10』洋泉社、2008年、50頁。
- ↑ 『月刊ニュータイプ』1995年4月号、角川書店、8頁。
- ↑ 11.011.1 『河森正治 マクロスデザインワークス』、ムービック、2001年、155頁。
- ↑ 河森正治インタビュー『アニメージュ』1995年10月号、26頁。
- ↑Fire Bomber-リリース-ORICON STYLE ミュージック
- ↑第10回日本ゴールドディスク大賞
- ↑ 『アニメージュ』1995年5月号、徳間書店、36-37頁。
- ↑ 『アニメージュ』1996年5月号、徳間書店、26-27頁。
- ↑ 文 - 夏葉薫『オトナアニメ Vol.9』洋泉社、2008年、42頁。ISBN 978-4-86248-312-6
- ↑ 河森正治インタビュー『マクロスプラス MOVIE EDITION』『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』劇場パンフレット、ビックウエスト、1995年。
- ↑ 『アニメージュ』1995年7月号、10頁より。ライブでは最初に主演声優二人が登場し歌を披露、アンコールで初めて歌唱を担当した二人が登場する。この模様はCD『LIVE FIRE!!』に収録されているが、トーク部分の収録はない。
- ↑ 代表的な場面としては第7話「サマーアクシデント」など。
- ↑ 『マクロスプラス MOVIE EDITION』『マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!』劇場パンフレットの「MACROSS HISTORY」など。
- ↑ 桂憲一郎インタビュー『マクロス7 アニメーション資料集』93頁。
- ↑ 23.023.123.2 河森正治インタビュー『マクロス7 アニメーション資料集』140頁。
- ↑ 宮武一貴インタビュー『マクロス7 アニメーション資料集』197頁。
- ↑ ただし放映開始前に無料で配布されていた模型情報誌では同機は「熱気バサラの機体」とされていた。
- ↑ 『マクロス7』第24話「メリーゴーランド」内の台詞より。
- ↑ 27.027.1 「テクノロジーシート 歌エネルギー」『マクロス・クロニクル NO.23』ウィーヴ、2009年、23-26頁。
- ↑ 『マクロス7 アニメーション資料集』93頁。
- ↑ 『マクロス7』第23話「サウンドフォース」Dr.千葉の台詞。
- ↑ 30.030.130.2 放送局によっては単発エピソードとして途中話に挿入される場合もある。
外部リンク[]
- マクロス公式サイト
- ビックウエスト・アドによるマクロスシリーズの作品紹介
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