『MACROSS VF-X2』(マクロス ブイエフエックスツー)は、プレイステーション用の3Dシューティングゲーム。「マクロスシリーズ」を題材とするゲーム、「VF-Xシリーズ」の二作目にあたる。
作品概要[]
製作には前作『マクロス デジタルミッション VF-X』と同様に河森正治、宮武一貴、美樹本晴彦、板野一郎ら「マクロスシリーズ」のメインクリエーターが参加した。マクロスシリーズのゲーム作品としては珍しく模型や玩具が発売されたり、マクロスFにも本作発のメカが登場しているなどの影響を与えている。マルチエンディング方式を採用しており、プレイヤーの行動によってストーリーが分岐する。
ステージクリア型の3Dシューティングゲームで、「ブリーフィング→ミッション→ステージ間イベント→ブリーフィング→……」という流れで進んでいく。ステージ間のイベントはミッションで獲得したスコアの多少で演出内容が変わる場合もある。
マクロスを題材にしたゲームということでVF(Variable Fighter:可変戦闘機)を搭乗機とし、VFの特徴であるファイター、ガウォーク、バトロイドの三形態を自由に変形、操作することが出来る。ミサイルの搭載数、発射数が非常に多いという要素も踏襲しており、板野サーカスと呼ばれる大量のミサイルが画面内を飛び交う、マクロスのダイナミックな戦闘をゲーム上でも再現出来る作りになっている。また、前作で不満の多かったゲーム内容やシステム面を見直し、大幅な改良を加えた。特にバリアブルビュー(後述)と呼ばれる独特の視点移動システムの導入は、前作だけでなく既存のマクロスゲームとも一線を画するバルキリーシミュレーターとしての操作感覚を生み出している。
オープニングテーマ『GET FREE』はHUMMING BIRD、エンディングテーマ『SHOOT&SHOUT』は高尾直樹が歌っている。
2002年に東京スナックが行った懸賞で、限定1000本の賞品となったスペシャルバージョンも存在する。製品版とは異なった3種のゲームモードを有し、「VF-5000 スターミラージュ」が使用可能。グラフィックも向上している。現在の入手は非常に困難。
シナリオ[]
マクロスシリーズの基本ともいえる「歌」や「主人公を中心とする男女の三角関係」といった要素が薄く、代わりに主人公エイジスの一兵士としての心情の変化、戦いの中での迷いや葛藤、上官であるギリアムとの男同士の友情を前面に押し出している。敵はゼントラーディ人やプロトデビルンなどの異星系勢力ではなく、人種融合が進んだ時代における反体制勢力であり、展開によっては統合軍すら敵に回る。これらに加えて随所に過去シリーズの設定や出来事、オマージュを取り入れつつ新しいマクロスの世界を構築している。
各ミッションにおけるミッションコードは映画、ミュージカルのタイトルや「マクロスシリーズ」のサブタイトルから引用されており(作戦部隊コードもそれらの登場キャラクター名にちなんだものが多い)、ミッションコードに即した作戦や台詞回しが展開される。
ストーリー[]
西暦2050年。銀河系内に広く移民を続けた結果、人類は安定期を迎えようとしていた。その一方で、政治的・軍事的緊張からの暴動や反乱、テロ行為、シンジケート犯罪が頻発、これらの新たなる危機に直面した統合政府は、優れた操縦技術と強靭な精神力を持つエースパイロットを集め、AVF(Advanced Variable Fighter:次世代全領域可変戦闘機)を主戦力とする特務部隊、第727独立戦隊VF-Xレイヴンズを設置した。
登場人物[]
マクロス VF-X2の登場人物一覧を参照。
登場兵器[]
新統合軍の兵器[]
使用可能な可変戦闘機艦艇デストロイド- MBR-04-MK IV デストロイド・トマホーク
- ADR-04-MK X デストロイド・ディフェンダー
- SDR-04-MK XII デストロイド・ファランクス
その他- ターゲットドローン
- ゴーストAIF-9B
- アナベラ・ラシオドーラ
ビンディランスの兵器[]
可変戦闘機- VF-1S バルキリー(マリアフォキナ・バンローズ専用機)
- VF-11B サンダーボルト
- VF-17D ナイトメア
- VB-6 ケーニッヒモンスター
艦艇デストロイド- MBR-04-MK IV デストロイド・トマホーク
- ADR-04-MK X デストロイド・ディフェンダー
- SDR-04-MK XII デストロイド・ファランクス
その他ブラックレインボーの兵器[]
可変戦闘機- VA-3M インベーダー
- フェイオスバルキリー(ティモシー・ダルダントン専用機)
その他クリティカルパス・コーポレーションの兵器[]
可変戦闘機- VF-1X-PLUS バルキリー
- VF-11B サンダーボルト
- VF-17D ナイトメア
- VF-17S ナイトメア(マンフレート・ブランド専用、ジャミング・サウンド・システム搭載機)
システム[]
変形システム[]
VFの特徴である3段変形を採用、制約などはなく、基本的には自由に変形可能である。どの形態も一長一短の要素を抱えているため状況に応じた使い分けが重要となる。また、変形した際は現在ターゲット中の敵を自動で正面に捕捉する仕様で、これを利用することにより、例えば敵機が自機の180°後方に回った時でも旋回行動を取らずに円滑に戦闘を行うことが出来る。ただし変形時は無防備になるリスクも伴うため、機体操作で敵機を捕捉する技術も必要となる。
ファイター常に前進し移動速度が早いため回避面に優れ、高速で移動する敵機との交戦に向いている。ミサイルの発射数、ロックオン距離もガウォークより優れているため遠距離から敵に接近しつつ大ダメージを与えることが出来る。反面、小回りが利かないため動きの遅い敵機との交戦には向かない。ガウォーク他の2形態の中間的な特徴を持つ。ファイターと違い止まった状態でミサイルを撃つことが可能で、加えてバルカンの自動照準もある程度働くため総じて火力が高い。移動速度もバトロイドに比べて速く、機体によっては高速戦闘にも対応出来る。万能な形態だが、操作と挙動が独特で使いこなすには慣れが必要。バトロイド最も小回りが利く形態。バルカンの自動照準範囲が広く、敵機だけでなく、ミサイルにも対応している。撃ちながら敵機を中心に前後左右上下に移動出来るため攻撃と回避運動を同時に行うことが出来る。また変形時の向き直りがミサイルに対しても働くため他2形態からバトロイドに変形し、追尾してくるミサイルを撃ち落すなどのアニメを彷彿とさせるアクションも可能である。移動速度が遅く、一部の機体を除きミサイルが使用出来ないため、他2形態に比べ火力が低いのが欠点。バリアブルビュー[]
自機後方や操縦席に視点が固定された他の3Dシューティングとは異なり、常に自機と敵機(ミサイル)を同一のカメラ内に収める革新的な視点システム。敵機の発射したミサイルを優先的に追いかけるMISSILE視点と現在ターゲット中の敵を常に追い続けるTARGET視点の2種類があり、ゲーム中に自由に切り替えが出来る。このバリアブルビューにより撃たれたミサイルを視認しながら回避したり、敵機の動きを把握し、見失うことなく戦闘を行うことが可能になっており、計器類などの画面表示に乏しい本作においては画面情報を得る上でも重要な要素である。
バリアブルビューの他に、オプション設定で通常の3Dシューティングでも使われている自機後方からのFOWARD視点も使用可、前述の3段変形と3種の視点を併用することが本作の醍醐味であり、クリアへの近道でもある。
組織[]
テンプレート:ネタバレ注:ストーリーの分岐においてエイジスが統合軍に残留するルートを統合軍ルート、ビンディランスに参加するルートをビンディランスルートと便宜上、呼称する。
第727独立戦隊VF-Xレイヴンズ[]
司令官 - ウィルバー・ガーランド大佐 部隊長 - ギリアム・アングレート少佐→エイジス・フォッカー大尉多発するテロ、暴動、反乱を鎮圧するため2036年に統合政府により創設された特務部隊。特務部隊準備機関スケアクロウが母体となっている。AVFを主戦力とし、特に優れたエースパイロットのみが所属する精鋭中の精鋭集団である。任務内容も単独、または少数の編隊で敵基地や艦隊を壊滅させるなど過酷なものが多い。部隊名の「レイヴン」はワタリガラスの英語名。ウィルバー以外の士官には伝わっていないが、地球圏を中心とする一局支配を目論む統合政府内の一大勢力ラクテンスに尖兵として利用されており、自治を訴える辺境惑星や、ラクテンスの一局支配に抗議する組織に対してテロ鎮圧という名目で弾圧を行っている。後にビンディランスと接触したギリアムによりレイヴンズ全体に事の真相を知らされ、ビンディランスルートではウィルバー、トーマを除く、レイヴンズに所属するほとんどの士官が(母艦ごと)統合軍を離反し、ビンディランスに参加する。時代を超えて西暦2059年を舞台とする小説版『マクロスF』にも登場する。部隊長は引き続き大佐に昇進したエイジス・フォッカーが務めている。母艦はウラガ級ステルス宇宙空母ギリアム・アングレート。所属機はVF-19AやVF-19P、VF-22Sなどである。ビンディランス[]
マリアフォキナ・バンローズ率いる反統合政府組織。辺境惑星などからの支援を受け、統合軍と渡り合えるほどの大規模な軍備と情報網を擁しており、統合政府内部にも支援者がいるともいわれる。無軌道な武力行為を良しとせず、辺境惑星自治政府へ対する統合政府の過度な内政干渉とラクテンスが画策する一局支配に対して抗議活動を行っているが、情報操作により無法なテロリスト集団という烙印を押されている(ただし、ビンディランス側から武力行動に出ることもある)。掃討作戦にレイヴンズが投入され、さらに反応弾を使用するなど手段を選ばない統合軍により追い詰められていく。統合軍ルートではその後の追撃戦でレイヴンズによって本拠地ビンディランスベースを破壊され、リーダーのバンローズも戦死、事実上壊滅する。ビンディランスルートではギリアム、エイジスをはじめとするレイヴンズの主要メンバーを引き入れ、辺境惑星を中心とした対ラクテンス包囲網を結成。地球圏に侵攻、ラクテンスの切り札マクロス13を破壊し、ラクテンスの野望を打ち砕く。ブラックレインボー[]
ティモシー・ダルダントン率いる反統合政府組織。リーダーのティモシー以下構成員の大部分がゼントラーディで、使用する兵器もゼントラン系のものが中心となっている。ビンディランスと同様に無法な武力行為は行わず、統合政府の横暴に対して立ち向かっているが、情報操作によって無法なテロリスト集団と認定されている。レイヴンズによりことごとく作戦を妨害され組織的抵抗力を失い、その後はビンディランスと合流する。ビンディランスとの合同作戦中にリーダーのティモシーがレイヴンズと交戦、撃破され壊滅する。クリティカルパス・コーポレーション[]
代表取締役社長 - マンフレート・ブランド軍需企業であるギャラクシー社やブラックマーケットと密接な繋がりを持つ多惑星間企業。ブランドが社長に就任したことを契機に急成長を遂げた。非常に高い技術力を持ち、ストーリーの鍵を握る、ジャミング・サウンド・システムに連なる技術は全てクリティカルパスが開発に携わっている。民間企業であるにもかかわらず強力な戦力を持ち、高級機であるVF-17まで保有している。度々レイヴンズの前に立ち塞がり、表向きは統合政府と対立しているように見えるが、裏ではラクテンスと結託しており、ラクテンスに対して経済的、軍事的支援を行っている。レイヴンズとの交戦も全てはジャミング・サウンド・システムのテストのためである。ビンディランスルートではこれらの事実が明らかになり、社長のブランドはエイジス、ギリアムとの交戦の末、撃墜、戦死する。ブランドの搭乗したVF-17Sの残骸から回収されたデータは対ラクテンス戦において大きな影響を与える。小説版『マクロスF』では第117次大規模調査船団の就航にも絡んでいたとされている。ラクテンス[]
第一次星間大戦や先のバロータ戦役における人類滅亡の危機を教訓に、未知の外的要因への対処や、辺境惑星自治政府間の紛争を解決するため、地球圏を中心とした一局主導体制を主張する統合政府内の一勢力。クリティカルパスの後ろ盾を背景に一大勢力となり、地球圏の統帥権を握っている。更に情報、軍事技術を独占し、一局支配を事実上確立しているが巧みな情報操作でそれらの事実を隠蔽している。一局支配に反発する自治政府や組織に対しては、レイヴンズをはじめとする直属のVF-X部隊を派遣し反乱やテロ行為と称し弾圧し、そのためには反応兵器の使用すら辞さない強硬な姿勢をとる。劇中における黒幕とも言える存在で、統合軍ルートではレイヴンズを利用しブラックレインボー、ビンディランスといった目下の反政府組織を壊滅へと導く。ビンディランスルートでは陰謀が明るみに出て、その結果、レイヴンズの離反を招く。ビンディランスの反攻作戦により地球圏に侵攻され、それに対抗する形で広域ジャミング・システムを用いた地球圏全体の無力化を図り、そのために統合政府の象徴であるSDF-1マクロスまでも囮に使う。切り札の広域ジャミング・システムを搭載したマクロス13を投入し、ビンディランス艦隊の殲滅を試みるが、エイジスの活躍により広域ジャミング・システムは破壊され、直後の艦隊一斉射撃でマクロス13も撃沈される。用語集[]
テンプレート:ネタバレ注:ストーリーの分岐においてエイジスが統合軍に残留するルートを統合軍ルート、ビンディランスに参加するルートをビンディランスルートと便宜上、呼称する。
惑星・地名[]
エデン32042年 - 移民可能惑星として調査開始 2045年 - 環境調整事業開始 2050年 - 一部を除いて移民環境に適合表面積の90%が淡水性の海に覆われた美しい惑星。環境が比較的地球と似ており、一部の島では既に移民が開始されている。クリティカル・パスの兵器工場が存在する。ボルカンシャーマ星系第3惑星。2030年 - 地球化環境適合終了 2031年 - 移民開始 2040年 - 自治政府樹立。地球に似た大気と豊かな土壌を持つ惑星。移民に適した平坦な地表部分が多く、早くから移民が広がり、早期に自治政府を樹立した。衛星軌道上に無人防衛システムとして多数のレーザー衛星が配備されている。セフィーラララミス星系第5惑星。2033年 - 第4次新型マクロス級移民船団によって環境改良終了、移民開始。移民時人口 - 約100万人。2050年時人口 - 約600万人。基幹首都ハイドシティにはブラックレインボーが潜伏している。エンデバルドヨーク星系第3惑星。2040年 - 調査開始 2043年 - 調査終了 2045年 - 統合軍管理となる。雪に覆われ、平坦な地表が少なく、有効地表面積の不足から移民には不適合と判断されたため、民間人は居住していない。2050年時点においては統合軍が管理し、強力な通信施設を備えた基地、マジックミラーが建造された。周辺宙域のアステロイド地帯にビンディランスベースが密かに建造されている。ネバー軌道エレベーターが存在する惑星。容量の都合で没案になったミッション「PETER PAN」(ピーター・パン)の舞台となる。マジックミラー惑星エンデバルドに存在する通信中継基地。高性能レーダーと衛星軌道上まで射程に収める対空防衛システムにより、強固な対空防衛網を有する。周辺宙域の航行監視基地としての機能も有する。由来は『白雪姫』に登場する「魔法の鏡」。セレスベース 火星 - 木星間のアステロイド地帯に統合軍が建造中の基地。広範囲のジャミング能力を備え、地球圏内の兵力を分割集中させる事により、外敵に対する前線基地として機能している。ビンディランスベース惑星エンデバルド周辺宙域のアステロイド地帯にビンディランスが建造中の基地。技術・兵器[]
超空間共振水晶体2043年に発見された水晶体。特定の波長の振動を与えることにより空間共振現象を引き起こす。次世代の通信、超空間航行を可能にすると言われている。小説版『マクロスF』第3巻では、フォールドクォーツと同じ物であるとされている。ディ・ツァオバーフレーテ(魔笛)超空間共振水晶体を使用した最新型発信装置。フォールド通信の十倍以上の能力を持つとされ、統合軍OT部門において実用に向けた研究・開発が進められており、水面下ではクリティカル・パスも協力している。しかし、その真の機能はジャミング・サウンド・システムである。ジャミング・サウンド・システムディ・ツァオバーフレーテを元に応用、開発された最新型の電波妨害装置。時空共鳴を引き起こし、対象のコンピューターに直接干渉する。このシステムを使用している間は(真空中でも)特有の音楽が流れ、ミサイルなどの誘導兵器を無力化する。VFに搭載可能なほど小型で、試作型はVF-17S(ブランド機)に、完成後はVF-22(ウィルバー機)、マクロス13に搭載される。広域ジャミング・システム正確には従来の広域ジャミング・システムにジャミング・サウンド・システムを組み合わせたものを指す。単なる広範囲に渡る電波妨害に留まらず、コンピューターの動作そのものを無力化する。SDF-1マクロス、マクロス13に搭載される。ビッグ・アップル(Big Apple)地域限定反応弾。ミッション「スノーホワイト」においてギリアムのVF-19Aに搭載される。由来はニューヨーク市の通称だが、同時に白雪姫が食べた毒リンゴを暗示するものでもある。ミッション[]
MISSION 1 GIGANT LULLABY(ギガント・ララバイ)日付 - 2050.08.15レイヴンズへ配属されたエイジスの適性試験。地球のマクロスシティへの奇襲攻撃シミュレーション。部隊コードはα(アルファ)。MISSION 2 WIZARD of OZ(ウィザード・オブ・オズ)日付 - 2050.09.07惑星セフィーラのハイドシティへ向かうブラックレインボーの増援部隊を殲滅する。ミッションコードは『オズの魔法使い』より。部隊コードはドロシー、スケアクロウ、ブリキマン、ライオン。MISSION 3 DIE ZAUBERFROTE(ディ・ツァオバーフレーテ)日付 - 2050.09.23統合軍輸送艦エンバテーリオンの護衛。ミッションコードは『魔笛』より。MISSION 4 SNOW WHITE(スノー・ホワイト)日付 - 2050.10.04ビンディランスに占拠された惑星エンデバルトの通信基地マジックミラーを奪還する。ミッションコードは『白雪姫』より。部隊コードはスリーピー。MISSION 5 MOBYDICK(モビーディック)日付 - 2050.10.14ビンディランスの輸送艦隊を追跡・殲滅する。ミッションコードは『白鯨』とそのパロディエピソード、『トムとジェリー』における『Dicky Moe(日本語タイトル - 白いくじら)』のダブルミーニング。部隊コードはトム、ジェリー。PETER PAN(ピーターパン)日付 - 2050.11.01容量の都合で没案になったミッション。惑星ネバーにて人質救出作戦の支援、陽動を行う。ミッションコードは『ピーター・パン』より。部隊コードはティンク、ウェンディ。MISSION 6 SINGIN' IN THE RAIN(シンギン・イン・ザ・レイン)日付 - 2050.11.14ハイドシティのブラックレインボー残存勢力の掃討作戦。ミッションコードは『雨に唄えば』より。部隊コードはコズモ。MISSION 7 PINOCCHIO(ピノッキオ)日付 - 2050.12.01惑星エデン3のクリティカルパス・コーポレーション秘密工場を急襲する。ミッションコードは『ピノキオ』より。部隊コードはギデオン、オネストジョン。MISSION 8 KING & I(キング・アンド・アイ)日付 - 2050.12.26惑星ボルカン衛星軌道上のレーザー衛星群を破壊する。ミッションコードは『王様と私』より。部隊コードはアンナ、キング。MISSION 9 MARY POPPINS(メリー・ポピンズ)日付 - 2051.01.16ビンディランス艦隊攻撃作戦の支援。ミッションコードは『メリー・ポピンズ』より。部隊コードはジェーン。ラストの選択により、以後統合軍ルートとビンディランスルートに分岐する。統合軍ルートMISSION 10 ON THE TOWN(オン・ザ・タウン)日付 - 2051.01.30惑星エンデバルト宙域のビンディランスベース破壊工作。ミッションコードは『踊る大紐育』より。機体コードはゲイビー、チップ、アイビー、オージー。MISSION 11 LOVE GOES AWAY(ラブ・ゴーズ・アウェイ)日付 - 2051.01.30ビンディランスのエース2人との決闘。ミッションコードは『超時空要塞マクロス』第27話「愛は流れる」より。ビンディランスルートMISSION 10 EASTER PARADE(イースター・パレード)日付 - 2051.02.02統合軍セレスベースの破壊工作。ミッションコードは『イースター・パレード』より。機体コードはハーナ、ドン・ヒューズ、ナディ、ジョニー。MISSION 11 MY FAIR LADY(マイ・フェア・レディ)日付 - 2051.02.14地球のマクロスシティへ侵入し、マクロス中枢部を破壊する。先例は『マクロスプラス』のエピソード「シャロン・アップル事件」。ミッションコードは『マイ・フェア・レディ』より。部隊コードはヒギンズ。MISSION 12 REMEMBER LOVE(リメンバー・ラブ)日付 - 2051.02.14マクロス13の広域ジャミングシステムを破壊する。ミッションコードは『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』より。部隊コードはミンメイ。関連商品[]
ゲーム[]
マクロス DIGITAL MISSION VF-X1997年に発売されたシリーズ第1作。製作スタッフは共通しており、ゲームシステムが本作VF-X2に発展・継承されている。設定年代はVF-X2の3年前にあたる2047年だが、ストーリー上の直接的な繋がりはない。マクロスアルティメットフロンティア2009年発売。歴代マクロスシリーズ集大成のゲーム。VF-X2からはEXTRAミッションとして「白雪姫」、「メリー・ポピンズ」、「マイ・フェア・レディ」の3つのミッションが登場する。CD[]
マクロスVF-X2 オリジナルサウンドトラック(ビクターエンターテインメント)オープニングテーマ『GET FREE』、エンディングテーマ『SHOOT&SHOUT』を含む作中で使用された全29曲を収録。書籍[]
- マクロスVF-X2 公式ビジュアルガイド(ムービック)
- マクロスVF-X2 完全公認攻略ファイル(光文社)
模型[]
- ハセガワマクロスシリーズ1/72VF-19AVF-Xレイヴンズ
玩具[]
- 童友社ダイカストモデル1/144VF-19AマクロスVF-X2
- やまとマクロスシリーズ1/72完全変形VF-19A エクスカリバー
- やまとマクロスシリーズ1/100完全変形VB-6 ケーニッヒモンスター
- やまと群雄【陣】 #014ZVF-19A エクスカリバー
- やまと群雄【陣】 #015ZVF-11B サンダーボルト
関連リンク[]
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