マクロス・ザ・ライド

ページ名:マクロス・ザ・ライド
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マクロス・ザ・ライド
ジャンルSFレース
小説
著者小太刀右京
イラストトミイ大塚
出版社アスキー・メディアワークス
掲載誌電撃ホビーマガジン
レーベル電撃ホビーブックス
発売日2011年6月25日
刊行期間2011年1月号 -
その他監修:河森正治
バルキリースタイルアレンジ:天神英貴
バルキリーペイントアレンジ:宗春
キャラクターデザイン:エナミカツミ
企画:電撃ホビーマガジン編集部
協力:ビックウエスト
テンプレート使用方法 ■ノート

『マクロス・ザ・ライド』 (MACROSS The Ride) はマクロスシリーズの模型による作例記事と小説による『電撃ホビーマガジン』の連載企画。同誌2011年1月号から連載開始。『マクロスR』と表記されることもある。

目次

概要[]

マクロスF』の一年前となる西暦2058年の巨大宇宙移民船団マクロス・フロンティアを舞台に、バルキリー(可変戦闘機)を使って行われるエア・レース「バンキッシュ」の模様を描く。雑誌(電撃ホビーマガジン)には模型作例の写真と小説の一部が掲載される。小説の全文は公式ホームページに掲載される。ただし、HPで閲覧できるのは第1話と最新の3話分のみ。

河森正治監修。小説はマクロスFのノベライズを手掛けた小太刀右京によるもの。メカニックは従来のマクロスシリーズの機体が多数登場する。バルキリーのスタイルアレンジを天神英貴が、ペイントアレンジを宗春が担当している。キャラクターデザインはエナミカツミ。Web小説の挿絵はトミイ大塚が担当。

電撃ホビーマガジン掲載の模型は主にハセガワやバンダイから発売されているプラスチックモデルキットを改造して製作されている。プラモデルが発売されていない機体についてはガレージキットを改造したり、フルスクラッチで製作されたりしている。

2011年6月25日には第6話までの内容をまとめた単行本が刊行された。小説をまとめた単行本と雑誌に掲載された作例をまとめたビジュアルブックの2種類が発売されている。

あらすじ[]

西暦1999年に地球に落下した異星人の宇宙戦艦からは地球人類の想像を超える技術が多数発見された。のちに「マクロス」と名づけられたその戦艦から発見された技術はファイター(飛行形態)・ガウォーク(中間形態)・バトロイド(人型ロボット形態)の三形態に変形できる「バルキリー」と呼ばれる兵器カテゴリーを生み出し、異星人や宇宙生物との戦いに使用され大きな戦果を上げていった。軍事用に開発されたバルキリーだが、やがて警備用や輸送用など他分野にも進出するようになる。いつの頃からかこのバルキリーを使ったレース「バンキッシュ・レース」が開催されるようになり、「世界で一番過激なレース」として一大人気競技になっていった。

西暦2058年。銀河中心を目指し航行を続ける第25次新マクロス級超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」。地球人、ゼントラーディ人、ゾラ人など様々な人種が住まうこの船団でもバンキッシュ・レースが行われようとしていた。

登場人物[]

設定年代が2058年と『マクロスF』の1年前となるため、同作品の登場人物も多数登場する。彼らについての詳細は該当項目を参照。

主要登場人物[]

チェルシー・スカーレット Chelsea Scarett本作の主人公。銀色の髪をした生粋のゼントラーディ女性。かつて2040年代半ばに活躍したロックボーカリスト、熱気バサラに出逢ったことがきっかけで歌手になり、銀河ゴールドディスクのプラチナアワードに行ったこともある。しかし、「ゼントラーディ歌手」という肩書きが付いて回ることに嫌気がさし、歌を捨てる。その後、民間軍事プロバイダーのS.M.Sのアポロ小隊に編入されVF-19EFのパイロットになる。ゼントラのためクァドラン隊にスカウトされたこともあるが、バルキリーが好きという理由でVF-19のパイロットをしている。はぐれゼントラーディとの戦いで引金を引けなくなり、19歳の時にバンキッシュ・レーサーに転向する。ハクナ・青葉 Hakuna AobaマクロスF船団のアイランド15に住むエア・レーサー。旧式のVF-1バルキリーをチューンし、最新鋭のVFとやりあう猛者。過去何度も優勝しそうになったことはあるが、その度にマシントラブルに見舞われたため「無冠の帝王」と呼ばれている。ホセの友人で、チェルシーを預かることになる。時々鳥にまつわることわざを披露する。マグダレーナ・ツェロナスカ Magdalena Zielonaska紅の髪をした女性バンキッシュ・レーサー。2058年現在は19歳だが、大学を飛び級で卒業している。通称リーナ。今は亡き国であるポーランドの士族を名乗っている。SV-52γを操り「紅の薔薇」と呼ばれる。華麗に勝つことを誇りとしており、ラフファイトを辞さないプレイは人気が高い。ハクナを自分のチームに引き入れようとモーションをかけている。ニコラス・フランソワーズ・ベルティエ Nicolas Francoise Berthierこの10年間バンキッシュのグランドチャンピオンの座を守り続けている銀河最速の「覇王」。惑星エデン出身。現在は34歳だが、3歳の頃からバルキリーの後部座席に乗っていた生まれついてのバルキリーライダー。脳神経をインプラント化し、神経を光ファイバーで置き換えたサイボーグだが、敢えて旧式と言えるVF-9を使っているのは彼なりのこだわり。カトリ・ブラウン・ロビンズ Katori Brown Robbinsロビンズ整備会社の社長兼現場責任者。褐色の肌をした女性。最新鋭のバルキリーから生産完了になったヴィンテージ・バルキリーの整備まで行っており、直せない機体はないと豪語する。タケル・ゴウルデンラウプ Takeru Goldenlaub惑星カッシューブ出身のゼントランハーフの少年。内戦で肉親を失い、密航を繰り返してフロンティアに辿り着いた。幼いころからメカいじりをしており、天才的な技術を持っている。ハクナに拾われ、専任のメカニックになる。マリス・ステラ Maris Stellaゴドゥヌワ大佐の下でYF-27-5のテストパイロットをしている少女。マリス・ステラという名前はコードネームに過ぎず、元はギャラクシーのスラムに住んでいた少女。ゴドゥヌワ大佐によって身柄を買い取られ、サイボーグ兵士の量産計画「プロジェクト・ステラ」の被検体となる。意識はインプラント・ネットワークによってゴドゥヌワ大佐に直結されており、普段は大人しい性格だが戦闘時には冷酷になる。アンジェ672 Angers672緑色の髪をしたゼントラーディ女性。旧統合軍のパイロットで、除隊後にS.M.Sにスカウトされる。S.M.Sに所属していた時はチェルシーの先輩として世話を焼いていた。バトロイドの格闘戦で1,2を争う凄腕パイロットでYF-25のテストパイロットを務めたこともあるが、2057年に退職、その後ジャーナリストになる。オスカー・ブラウヒッチ Oscar Brauchitsch新星インダストリーのフロンティア支社所属でフロンティア船団のランキング3位のエア・レーサー。地球本国使用のVF-19Aに乗る。5年前の事故で腕を失って以来、サイバー・アームを使用している。アンソニー・クレメンス Anthony Clemens覇王ベルティエのパートナーを務める男。美形で女性にもファンが多い。搭乗機はVF-11C サンダーボルト・インターセプト・カスタム。

その他の登場人物[]

第1話[]ジェフリー・ワイルダーS.M.Sの母艦であるマクロス・クォーターの艦長。海賊を思わせる向う傷のある男。リチャード・ビルラーS.M.Sオーナーのゼントラーディ男性。チェルシーの両親の友人。オズマ・リーS.M.Sスカル小隊のパイロット。身内には警備会社の人事部のオフィスワークをしていると偽っており、本当の職業は秘密にしている。無骨だが、妹のランカを溺愛している。ホセ・シュレイアS.M.Sアポロ小隊の小隊長。階級は大尉。古代イスパニア貴族の末裔。フルネームはドン・ホセ・ハビエル・ロッホ・シュレイアだが、長すぎるため皆からは単にホセと呼ばれる。カタリーナ・ヴェルデS.M.Sの前線航空管制官。チェルシーの後輩にあたる。戦闘時にはRVF-19EFに搭乗する。コールサインはアポロ3。早乙女アルトマクロス・フロンティアのアイランド1に設立されており、スペシャリストを養成することで知られる美星学園のパイロット養成コースの男子生徒。ランカ・リーオズマ・リーの妹で翡翠色の髪をした少女。2058年現在は中学生。シェリル・ノームマクロス・ギャラクシー船団出身で、2058年現在銀河最大のスター「銀河の妖精」として知られる人気ミュージシャン。ソネット・デズモントシェリルのフォロワーの中では比較的成功したミュージシャン。外見に似合わず気が弱い少女。歌手時代のチェルシーと何度か会ったことがある。彼女の歌は、第一次星間大戦期に活躍した伝説の歌姫リン・ミンメイの名にちなんだカルチャー・ショックを与える作戦「ミンメイ・アタック」に使用される。第3話[]リカルド・ブルームバーグチェルシーのファンクラブ会員。バンキッシュでは白いVF-11Cサンダーボルトに乗る。第4話[]ミハエル・ブランフロンティアの美星学園に通う男子生徒。眼鏡がトレードマークで通称ミシェル。実はS.M.Sに所属しておりオズマの部下。アンリ・マールベルクアイランドワンに住むゾラ系の投資家。かつては大学病院で正規の医者をやっていたが、多忙のため辞めた。現在は闇医者として表にできない医療行為をしている。男性だがハクナを愛している。ファイアーボンバーのファンでゾラ語のカバーバージョンを含めディスクは全て持っている。ユェイン・ラウ銀河ファミリーレストランの一大チェーン店企業「スカイラブ」の社長。外見は子供のようでポニーテールに丸眼鏡をした年齢不詳の女性。ハクナのチームのスポンサーになる。第5話[]グレイス・ゴドゥヌワギャラクシー船団のインプラントネットワークで「オペレーション・サクリファイス」や「オペレーション・カニバル」といったプロジェクトに関わっている女性。ギャラクシー企業軍の情報部所属で階級は大佐。第6話[]ブレラゴドゥヌワ大佐の下でYF-27-3のテストパイロットをしているサイボーグ兵士。ローズ・グリューネシルト大型カメラ・ガンポッドを装備したVF-11に乗るフリーの女性レポーター・カメラマン。バンキッシュ星天カップの取材・実況を務める。D・アイヴォリーローズのVF-11の操縦を担当する腕利きパイロット。第7話[]ヒョードル・グラススキギャラクシー軍所属の軍曹。スーパー・ディフェンダーに搭乗し、ギャラクシーを襲撃してきたエルガーゾルン・グスタフと交戦する。カレン・キムギャラクシー軍デストロイド隊の一員。スーパー・ディフェンダーに搭乗する。オティエン・ワ・アフンディギャラクシー軍デストロイド隊の一員。近代化改修されたトマホークに搭乗する。第8話[]ホアン・ミン・リーVF-17Dに搭乗するバンキッシュ・レーサー。アンドレイ・ジューコフギャラクシー・リゾート社のマクロス21支社長で、リゾート艦レヴナの艦長を務める男。

登場メカニック[]

マクロス艦[]

マクロス・フロンティア本作品の舞台となっている第25次新マクロス級超長距離移民船団。外周30kmの首都「アイランド1」から複数の環境艦が孔雀の羽のように連なっている。マクロス・クォーターS.M.Sの母艦となる可変ステルス空母。全長400mとマクロスの中では小型だが機動性は高い。マクロス・ギャラクシーゼネラル・ギャラクシー社を親会社とする第21次新マクロス級超長距離移民船団。技術水準が高く拡張現実やインプラントを積極的に推進している。エヴナギャラクシー船団に所属するリビエラ級海洋艦。バンキッシュ・レースの星天カップが開催される。アリデッドギャラクシー船団に所属するデネブ級巡洋艦。メガロード-13かつてチェルシーとその家族が乗っていた超長距離移民船団。

可変戦闘機[]

SV-52γ オリョール反統合同盟が2000年代に開発した最古の可変戦闘機SV-51の熱核反応タービンエンジン搭載型。ファイター形態の全長は約23mと他の機体よりも一回りほど大きい。リーナの使用する機体はエンジンがVF-17D用のものに換装されいる。また、真紅のペイントに薔薇のマーキングをしている。VF-1X++ ハクナスペシャルVF-1X-Plusを基にハクナが改修した機体で通称「ダブルプラス」。白い機体色と赤の模様に脚部にはスーパーパックの様な増設パーツが取付けられているのが特徴。エンジンを新型の無人戦闘機用の熱核バーストタービンに換装し主翼と機体下面の空力形状の見直しや姿勢制御バーニアが増設されている。VA-3 インベーダーノースロム・グラマンによる可変攻撃機。VF-9E カットラスゼネラル・ギャラクシー社が2020年代に開発した可変戦闘機。E型はVF-22と同等のエンジンであるRR熱核反応バーストタービンFF-2450Cを搭載し、AVFの速度とVF-9の機動性の両立を図っている。覇王ベルティエはイエローにペイントされ、赤い鉄アレイのエンブレムをつけた機体を使用している。VF-4SL ライトニングIIIエンジンを 新中州/P&W/ロールス・ロイス plc製 FF-2011熱核タービン(宇宙空間最大推力165KN×2。チューンナップにより出力20%向上)、その他 P&W 製高機動バーニアスラスターHMM-1A、スラスト・リバーサー、3D機動ノズル装備し、防御用兵装として「エネルギー転換装甲SWGAシステム」一式を搭載。ライトニングⅢの大気圏内仕様であるS型の腕部と一部変形機構をオミットし、対艦攻撃・邀撃機に特化した仕様で“VF-4軽装型”と呼ばれることもある。バトロイドへの変形は行なえず、腕のないガウォークにのみ変形が可能。統合軍の移民船団護衛部隊で愛された同機のほとんどは、VF-11 サンダーボルトVF-14 ヴァンパイアへの機種転換によって民間に払い下げられており、この機体でオストリッチ・レースのように腕部を必要としないレースなどに参戦している姿を今でも見ることができる。VF-11C サンダーボルト新星インダストリーが2030年代に開発した可変戦闘機。VF-14 ヴァンパイアゼネラル・ギャラクシー社が2030年代に開発した可変戦闘機。VF-171 ナイトメアプラスVF-17 ナイトメアの改良型。2058年現在、新統合軍で制式採用されておりギャラクシー軍でも運用されている。RVF-171VF-171ナイトメアプラスの偵察機仕様。ギャラクシー軍で運用されている。VF-19A エクスカリバー (ブラウヒッチ機)新星インダストリー社が2040年に開発した可変戦闘機。2058年現在、主流となっているVF-19シリーズの本国仕様。バンキッシュには新星インダストリーのフロンティア船団支社によるエア・レースモデルがエントリーしており、ブラウヒッチ機はシルバーとオレンジのペイントがなされている。VF-19EF カリバーンフロンティアの新星インダストリーとL.A.Iが共同開発したVF-19のフロンティア・モデル。対Gスーツ兼パワードスーツである「EX-ギア」システムの試作型を搭載している。VF-19ACTIVE ノートゥングL.A.I社がS.M.Sに運用試験を委託している実験機。VF-19EFをベースにしているが、YF-21で使用されたOTM自由変形素材を使用するなどの意欲的な設計になっている。翼は白鳥を思わせる独自の形状になっており、アビオニクスもアップデートされている。チェルシーは戦闘支援AIにブリュンヒルデと名づけ、機首にパーソナルマークを描く。RVF-19EF航空管制を行う機体。S.M.Sアポロ小隊ではカタリーナが搭乗。VF-22HG シュヴァルベIIVF-22 シュトゥルムフォーゲルIIの流れを汲む試作機。BDI(ブレインダイレクトイメージ)システムを搭載しており、頭で思い描いたイメージそのままで操縦が出来る。YF-25 プロフェシー2058年現在、最新型の可変戦闘機の試作機。S.M.Sのスカル小隊を中心に実戦テストとデータ収集が行われている。VF-25 メサイア2058年現在、最新型の可変戦闘機。EX-ギアシステムが標準搭載されている。S.M.Sのスカル小隊などの一部にて試験運用されている。YF-27-5 シャヘル♀マクロス・ギャラクシーの兵器開発工廠「ガルド・ワークス」が極秘裏に開発を進めている最新鋭の可変戦闘機VF-27のプロトタイプ。カラーリングは黒。インプラント兵士からの思考で機体を制御する。Fz-109G エルガーゾルン・グスタフ旧統合軍・地球主義者ラクテンスの艦艇バブ・イルに所属する紫色の双胴の可変戦闘機。VF-171に比肩する性能を持つ。

ゼントラーディ[]

ケアドウル・マクドミラゼントラーディの艦隊指揮用の戦艦。全長約3kmの巨大艦。劇中ではコペル基幹艦隊所属の第20581976偵察分隊所属の艦が登場。クァドランゼントラーディの女性士官用のパワード・スーツ。S.M.Sでも巨人化できるゼントラーディ人の間で使用されている。クァドラン・ロー(デモカラー)赤と白に塗装されたデモカラーのクァドラン。リガードゼントラーディの間に最も普及しているワンマン戦闘ポッド。丸い装甲ポッドにレーザー砲と脚部がついた形状をしている。劇中では「はぐれゼントラーディ」が使用している。バンキッシュレースの「オストリッチ・クラス」ではリガードを使ったレースも行われている。ヌージャデル・ガーゼントラーディの男性用パワード・スーツ。劇中では「はぐれゼントラーディ」が使用している。ネオ・グラージbisリガードの上位機種にあたる戦闘ポッド「グラージ」を発展させた可変攻撃型「ネオ・グラージ」の改修型。

デストロイド[]

ファランクス第一次星間大戦で運用された防空型デストロイド。ミサイルポッドを搭載している。スーパー・ディフェンダー第一次星間大戦で運用された対空迎撃用デストロイド・ディフェンダーの再設計機。レーダーユニットの換装とAVF用のリニア・アクチュエーターの転用、AIのアップデートにより目標追従性が向上している。トマホーク第一次星間大戦で運用された重装砲撃型デストロイド・トマホークを近代化改修した機体。ワーク・デストロイドギャラクシー船団に所属する作業用デストロイド。緊急着艦した機体に放水し強制冷却する。

用語[]

バンキッシュ・レース

バンキッシュ・バリアブル・ファイター連盟(VVFM)によって運営されているバルキリーレース。戦闘行為が禁止されている「ファイターエリア」、低高度でのスラロームの「ガウォークエリア」、変形や模擬弾を使った戦闘も可能な「フラッグ・エリア」に分かれている。ファイターエリアは環境艦の外壁を移動し、宇宙空間に出るが、環境艦の中と外は「ピンポイント・バリア・ゲート」(PPBゲート)と呼ばれる特殊なエアロックで繋がれている。

フロンティア船団では環境艦のひとつであるアイランド8のリノを丸々使って開催されている。

フロンティア船団で行われている「フロンティア・カップ」、ギャラクシー船団で行われている「ギャラクシー・カップ」などの各船団カップの上位入賞者はオフシーズンに行われる選抜レース「ブラストカップ」による選考を経て、「キング・オブ・バンキッシュ」を決める頂上決戦「星天カップ」に出場できる。

書籍[]

マクロス・ザ・ライド 上巻著:小太刀右京 イラスト:トミィ大塚電撃ホビーウェブで連載されていた小説に加筆・修正を行い第6話まで収録。新書版。マクロス・ザ・ライド ビジュアルブックVol.1電撃ホビーマガジンに掲載された模型作例と設定、イラストを第6話分まで収録。河森正治と天神英貴の対談も収録。

外部リンク[]

  • マクロス・ザ・ライド公式サイト(電撃ホビーウェブ)
・話・編・歴
マクロスシリーズカテゴリ


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