登録日:2012/07/16 Mon 18:45:25
更新日:2023/08/18 Fri 11:48:31NEW!
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ならば、答えは一つだァ…!
貴方にィ!忠誠を…誓おぉぉぉっ!!
心変わり
通常魔法
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスターのコントロールを得る。
【概要】
遊戯王OCGに存在する魔法カード。
初出はVol.5で、現在は制限カードに指定されている。
古参プレイヤーにとっては「サンダー・ボルト」や「死者蘇生」並みにお馴染みのカード。
相手のモンスターを1ターンだけ奪えるカードだが、それ以外にはコストも必要なく奪ったモンスターも自由にできる強力な効果を持つ。
遊戯王OCGでは「強奪」と並んで最も有名なコントロール奪取の1つだった。
1ターン目、先攻で相手が裏守備にしたモンスターをこのカードで強奪し、リバースモンスターなら効果発動、そしてそのまま「デーモンの召喚」でリリースするという流れが当時の最高クラスの使い方か。
ターン終了時に奪ったモンスターのコントロールは戻るため、リリースして処理することが一般的。
召喚権を使わずにリリースし、相手のモンスター除去するためのカードとして扱われた。
奪ったモンスターで攻撃もできるので、大型2体で同士討ちさせられたり、
ガラ空きになったところにそのまま直接攻撃してとどめを刺すという使い方も多かった。
このカードと「強奪」が現役の頃は、いくら大型のモンスターを並べてもあっさり奪われて逆転という展開がしばしば見られた。
特に、厳しい召喚条件を課せられたモンスターを奪われた時の落胆は想像に余るものがある。
その強さから00年4月1日の改訂で制限カードに。
禁止カードが導入された04年3月1日の改訂で遊戯王OCG初の禁止カードの1つとなった。
「サンダー・ボルト」や「ハーピィの羽根帚」らも同時に禁止となっている。
半年後の04年9月1日には一度制限カードとして釈放されたが、更に半年後の05年3月1日に再び禁止指定されて以降何年もの間禁止カードであった為もう釈放は無いだろうと思われていた・・・
が、23年1月1日の改訂でエラッタなしに制限カードとして釈放された、なんと約18年ぶりの現役復帰である。
TCGにおけるコントロール奪取は、除去と展開を実質的に同時に行う強力な行動の1つである。
このカードが禁止になっていたのは証左と言えるだろう。
GBのDMシリーズでは、永久「強奪」であり、やはり非常に強力なカードであった。
このカードの絵柄は金髪ロングで白いローブを纏った美しい女性。
左右で色が分かれており、右側はオレンジ色で天使の羽が、左側は紫色で悪魔の羽根が生えている。
そして中央で組んだ手の上にはハートが浮いており、両サイドの色で半々に分かれている。
ちなみに英語名は「Change of Heart」。
同じVol.5で登場した「魂の解放」と共に元祖アイドル魔法カードだろう。
【関連カード】
- 精神操作
エスパー絽場が使用したカードで、元制限カード。
「心変わり」の調整版であり、奪ったモンスターは攻撃とリリースができなくなる。
裏側表示のモンスターも奪取できリバース効果を横取りできるが、登場してからしばらくの間は奪ったモンスターの活用法が少なかった。
2008年の世界大会の優勝者が【剣闘獣】ミラーを想定してサイドデッキに入れていたことがあり、その時に少し注目された程度で下記の洗脳と比べると地味な扱いだった。
第6期が始まり、シンクロ召喚が導入されると、奪ったモンスターをS素材に使えることから価値が一気に上昇。
これまでの弱点である奪ったモンスターの処理に困る点が克服された。
09年9月1日の改訂で制限カードまで上り詰めた。
しばらくその位置を動かなかったが、
15年10月1日の改訂で準制限に緩和、16年4月1日の改訂で制限解除となった。
第10期現在では無制限であるものの、奪ったモンスターの種別を関係なく処理しやすいリンク召喚の存在もあり、評価は未だに高い。
サイドデッキで採用される事が多く、デッキによってはメインから積まれている事もある。
初出はGBAソフト「インターナショナル2」の特典であり、その後の再録もトーナメントパックのみだったので、
需要が上がったころには入手難易度が高いカードだったが、SD・ウォリアーズ・ストライクに再録された時は多くのデュエリストから歓迎された。
その後、GOLD SERIESなどでたびたび再録されているので、値段はかなり落ち着いている。
闇遊戯が使用していたカードで、元禁止カード。
ゲームや原作では登場していたカードだが、OCG化は第4期と遅めだった。
心変わりの下位互換で800ライフのコストと表側表示限定という制限がついたが、攻撃やリリースは自由。
【帝】での生け贄確保をはじめ、多くのデッキで採用された。
上記の精神操作と比べると少しのライフコストと裏守備を奪えなくなった程度で、リリースの確保や攻撃などやりたいことは大体出来ていた。
コントロール奪取という行為自体が強力なことから、07年9月1日に制限カードとなり、
10年9月1日には禁止カードとなった
17年1月1日に制限カードとして復帰。
テキスト改訂後は通常召喚可能なモンスターのみ奪えるよう変更された。
だが、デッキのフィニッシャーを務めるのはEXデッキから呼び出すような特殊召喚モンスターが多いのは周知の通り。
この性能ではあまり活躍できなかったため、17年7月1日に制限解除となった。
今後は、メインデッキのカードで戦うデッキのメタカードとして使うのが主となるだろう。
しかし、奪って素材として処理するだけなら精神操作、リリースなら帝王の烈旋の壁が高い。
- 強奪
禁止カード。
こちらは装備カードという理由で表側表示限定。
装備が破壊されない限り永続的に奪取し続けることができる。
奪っている間は相手スタンバイフェイズ毎に相手のLPが1000回復するが、大したデメリットではなかった。
破壊されると返してしまうため過信は禁物で、そもそも発動時にチェーンされて破壊されると奪う事すらできなくなる。
また、月の書などで裏側守備表示にして関係を断つことで完全奪取となる。逆に装備して奪おうとしたモンスターを裏側にされてしまうと、装備できないので奪えなくなる。
この様に、装備魔法である点は一長一短だが、現在では装備魔法であるため極悪化している。
適当な魔法・罠破壊1枚で奪ったモンスターのコントロールが戻ってしまうため、同じく即生け贄という使い方がなされた。
または「シモッチによる副作用」で強力なモンスターを奪ったまま、バーン効果に期待するという使われ方も。
「マハー・ヴァイロ」がよく見られた頃はコントロール奪取された揚句、攻撃力まで上げてしまうという、メタカードのような様相を呈していた。
このカードの禁止後「アームズ・ホール」という早すぎた埋葬との絡みで問題を起こしたサーチカードも登場し、他にも装備魔法のサポートが増えた。
奪ったモンスターの処理方法も増えどう見ても帰ってこれない様なカードだったが、海外にて2015/01/01改訂にて何故かエラッタ無しで制限カードに緩和された。
当然の様に必須カードと化し、上記の「アームズ・ホール」という以前にはなかったおもちゃも手に入れていたため一部のデッキでは実質4積みという意味不明な事が起きていた。
当然の様に次の2015/04/01改訂では禁止に逆戻りした。本当に何故戻した…
イラストでは男の荷物が別の男によって文字通り強奪されている。
モンスターを奪う効果とはあまりマッチしていないが、何かを奪うという効果が視覚的に分かりやすくなっている。
コマンド入力!でお馴染みの速攻魔法。
効果は2つあり、どちらか選んで発動する。
表側表示モンスター1体の表示形式を変更するか、
モンスター1体をリリースして発動し、相手の表側表示モンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得ることが可能。
モンスター1体のリリースが必要だが、速攻魔法のため様々な使い方が可能。
1つ1つの役割は器用貧乏気味であるため、使い手の手腕が問われるカード。
- 薔薇の刻印
装備魔法
墓地の植物族をコストにコントロールを得る。
その後、自分スタンバイフェイズ時にコントロールを得る。
- 大捕り物
永続罠
表側表示のモンスターのコントロールを得る。奪ったモンスターは効果の発動と攻撃が出来ない。
罠版強奪と言った感じのカード。
罠故に即効性は無いが、フリーチェーンなので妨害や一時凌ぎに使う事ができる。
攻撃と効果の発動は行えないが、永続効果は適用されるため超雷龍なんかを奪えれば美味しい。
こちらも除去されると返却してしまうため、できれば奪ったモンスターは早めに処理してしまいたい。
性質上【真竜】とは抜群の相性を誇る。元から可能性が低かったマスターPの緩和が更に遠のいた。
- アンデット・ネクロナイズ
場にレベル5以上のアンデット族モンスターがいる場合のみ使える心変わり。
また、除外されているアンデット族モンスターをデッキに戻す事で墓地からセットできる。復活後は墓地から離れると除外されてしまう。
発動条件は相手の場のアンデットも参照するので、アンデットワールドを使用すれば自分の場が空でも使用可能。後半の復活効果は使用後の馬頭鬼の再利用が主な用途だろうか。
妖怪少女も一人を除きアンデット族なので除外後にデッキに戻して再利用できるが、手札にサーチするが少ないので微妙な所。
- 所有者の刻印
通常魔法
「心変わり」とは逆に、モンスターのコントロールを元の持ち主に戻す通常魔法。
遊戯王Rで登場し、闇遊戯が奪われた「ブラック・マジシャン」を取り戻すのに使用した。
OCGでもコントロール奪取のメタカードになるかと思えばそうではなく、
相手に送りつけた「ラヴァ・ゴーレム」や「壊獣」を奪回して自分のものとして使うという自作自演のような使い方をされている。
- 洗脳解除
永続罠
上記の所有者の刻印の罠版。
即効性は無いが1枚で数枚分の所有者の刻印の働きができる。
コントロール奪取を多用する相手のメタになるがピーキー過ぎて、メタカードとして活躍したという実績は無い。
所有者の刻印同様、自分から送り付けて取り返す自作自演な使われ方をされている。
《アニヲタwiki》
画面の向こう側に存在するアニヲタ1体を選択して発動する。
エンドフェイズ時まで、選択したアニヲタに追記・修正をさせる。
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▷ コメント欄
- コントロール奪取系の多くが禁止・制限カードに指定されていることが、このカードの極悪さを物語っている。 -- 名無しさん (2014-12-18 16:37:06)
- そこにさらにゴヨウも加わり寝取られ合戦だ! -- 名無しさん (2015-01-14 12:04:02)
- 相互互換(強奪)は無論のこと、ほぼ完全下位互換(洗脳)が禁止、かなり性能が劣化した完全下位互換(精神操作)ですら制限だもんな。(そもそもコントロール奪取どんだけあるんだよってのも含めて)頭おかしいわ。 -- 名無しさん (2015-03-15 14:07:35)
- イラストの美しさがまた -- 名無しさん (2015-12-26 15:55:19)
- ≪エネミーコントローラー≫ -- 名無しさん (2018-06-21 22:34:05)
- 洗脳ブレコンがリンクス落ちレベルの糞エラッタだったから心変わりはそのまんま返ってくると信じてる -- 名無しさん (2019-08-23 17:33:38)
- ブレコンとかマキュラとか混沌竜とか現世と冥界みたいなクソエラッタされるくらいなら一生禁止でいい -- 名無しさん (2021-03-28 11:52:11)
- 制約が少々重いが、強奪と同等もしくはそれ以上のカードが出るらしいぞ。 -- 名無しさん (2022-08-10 13:40:39)
- ついに制限復帰。強奪は変わらず禁止という死者蘇生と早埋みたいな関係になったな -- 名無しさん (2022-12-11 23:04:44)
- エラッタ無しで復帰かぁ。使用感はほぼ精神操作と同じとはいえいざという時に殴れるようになるのは地味に大きそうだが、ブレコン産廃化の件もあったし後攻札だから多少は大目に見てるんだろうな。 -- 名無しさん (2022-12-11 23:25:09)
- 時代が心変わりに追いついたんだなって -- 名無しさん (2022-12-12 20:20:29)
- リバース効果全盛期は伏せ状態の聖なる魔術師を心変わりでパクってリバース→心変わり回収→デーモンorショッカーアドバンス召喚って流れがざらにあった 精神操作でも表示形式変更自体は出来るけど -- 名無しさん (2022-12-12 20:42:28)
- ブレコン「は?」 -- 名無しさん (2022-12-13 11:17:46)
- 洗脳-ブレインコントロールはマジでキレていい。ってかエラッタ無効にして元の性能に戻してやれって。元の性能で無制限でも全然問題ないから -- 名無しさん (2022-12-13 11:36:13)
- お前対象に取るんだな、、 -- 名無しさん (2022-12-25 18:59:46)
- ↑2心変わり復帰させるくらいならそのままでも良かったよねえ。せめて原作再現で「地砕きみたいにステータスが1番高いやつを奪える(対象を取らない)」くらいで差別化できたのにねぇ。 -- 名無しさん (2023-01-08 10:14:11)
- ブレコンはあんまりにも弱体化しすぎて既に産廃処理場の環境ではなくなったリンクスでも使われなかったがレガシーデュエルというアックスレイダー環境でようやく使われるレベルに -- 名無しさん (2023-01-08 10:15:53)
- 禁止前ほどじゃないけどやっぱり使えばめちゃ強い。精神操作の攻撃できないという制約がいかに重いものかよくわかる -- 名無しさん (2023-01-14 22:11:08)
- これが釈放されたのはハッキリ言って一部のチートモンスター対策のためだよな。 -- 名無しさん (2023-02-19 00:55:42)
- けっきょく「チェーン不可」とかの文言がない場合は1妨害を吐かせうるというものでしかないからね。それでもいざ通ったときの暴力性はさすがに元・禁止というところ -- 名無しさん (2023-03-02 16:21:55)
- 女の心がわりはおそろしいのぉ!! -- 名無しさん (2023-03-05 00:22:29)
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