Mr.2ボン・クレー

ページ名:Mr.2ボン_クレー

登録日:2009/06/29 Mon 23:28:06
更新日:2023/08/17 Thu 18:32:11NEW!
所要時間:約 10 分で読めます



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矢尾一樹 悪魔の実 賞金首 本名だと誰かわからない人 自己犠牲 ワンピース ニューカマーランド女王 意外と厚い部下の信頼 超人系 バレリーナ 白鳥 ハイテンション 友情 変身 バロックワークス オカマ 愛すべきバカ 涙腺崩壊 死ぬ死ぬ詐欺 変態 声優の本気 漢女 真の漢 one piece オフィサーエージェント one piece登場人物項目 カナヅチ 濃すぎるキャラクター性 愛すべきオカマ コメント欄ログ化項目 オカマ拳法 マネ人間 盆暮 オカマ道(ウェイ) ベンサム 荒野のベンサム mr.2ボンクレー 「本望」 ボンちゃん マネマネの実 真の勇気 オ漢マ 扉絵にて… mr.2 世界一かっこいいオカマ サンジが持たなくて良かった





男の道をそれるとも 女の道をそれるとも


踏み外せぬは 人の道


散らば諸友もろとも 真の空に



咲かせてみせようオカマウェイ




漫画ONE PIECEの登場人物。


○目次



【プロフィール】

所属:バロックワークス
役職:オフィサーエージェント
本名:ベンサム
異名:荒野のベンサム
懸賞金額:3200万ベリー(バロックワークス壊滅後)
悪魔の実:マネマネの実(超人系パラミシア
誕生日:8月15日(お盆、しし座)
年齢:30歳→32歳
身長:238cm
出身地:東の海イーストブルー
血液型:F型
好きな言葉:あやふや
好物:タコパフェ、釜炒り茶
CV:矢尾一樹


【概要】

犯罪組織『バロックワークス』の社員で、オフィサーエージェントの一人。
コードナンバーはMr.2。
一目見た第一印象は変態変わり者で、生き物かどうかすら怪しまれるみょうちくりんな恰好、言動をしている。


外見は大柄なオカマでオカマ口調。
白鳥のコートを愛用し、背中にはオカマウェイの文字。
ちなみにその外見とは裏腹に本名はベンサムとかなり男らしい名前で、“荒野のベンサム”という、外見に合わぬいかつい異名がある。


そのためバロックワークス在籍時は男女がパートナーを組む中、例外的にパートナーはおらず、1人で男女両方のコードネームを与えられている。
パートナーの代わりに多数の部下がおり、集団の利を活かした任務遂行を得意とする。
部下達からの人望は厚く、悪役組織の中でも珍しい信頼によって結束しているチームである。



【人物】

一人称は「あちし」
語尾に「よーう!」「ねい」を付ける。 
口癖にして彼女(?)の代名詞とも言えるセリフは「ジョ――――ダンじゃな――いわよ――――う!!」*1


性格としてはとにかくテンションが高い。ウザイくらいテンションが高い。そしてオカマ。
ひたすらノリが軽く風貌や言動も奇怪だが、根は友情を何よりも重んじ義理人情にも厚い、(オカマなのに)漢気溢れる古風な人物である。
そして「友情ってヤツァ…つき合った時間とは関係ナッスィング!!!」という本人の考え方から気の合う人間とは初対面であろうと秒で友情関係を築ける生粋の根明。
勝手に付けたあだ名で呼ぶ挙句、すぐに存在を忘れるルフィから愛称として「ボンちゃん」と呼ばれ、敬愛されているある意味すごい人物。


ちなみにオカマを自称しているが、実際の感性や言動などはやや男性より。実際ナミのようなかわいこちゃんは食べちゃいたいほど好みの様子。
これは彼なりの美学の形である。


尊敬している人物は男でも女でも構わない自由な思想を持つエンポリオ・イワンコフ
あの人の影響を考えると恐らく男の性を持ちながら女の感性を持つ本来のオカマではなく、性の枷を超越したニューカーマーに類似した自由な思想なのだろう。


だが、いざ戦闘となるとバリバリの武闘派。
ルフィと同調するだけあって多少の強敵程度なら正面から突っ込むことも厭わない。
ただルフィと決定的に違う点が一般人の価値観を理解し(でなきゃまともに演技できないからある意味当然だが)、なおかつ自身の実力を冷静に見ている点である。
強敵すぎる相手は避けようとし、時に勇気ある一時敵前逃亡をすることもあるなどリスクマネジメントも高め。
さらにネタみたいなビジュアルやアグレシッブなアクション、みょうちきりんな言動とはうって変わって任務や使命など「やるべきこと」については非常に真摯かつ真剣であり、仕事に関しては「私情」や「手心」は一切加えない冷徹なプロフェッショナルという二面性も持つ。



【戦闘能力】

戦闘ではバレエの様に踊りながら攻撃する「オカマ拳法」を駆使する。
実力はかなり高くサンジやダズ・ボーネスと互角に渡り合える程で、足技を軸に破壊力・スピード共に抜群の鋭さを持つ。
能力の性質上、戦闘手段は徒手空拳のみであり、能力自体は戦闘にはほぼ使えないほぼ無能力者に近い。
その上で、能力者の揃ったオフィサーエージェントの“Mr.2”を任される事から実力の高さが伺える。
能力の関係で攪乱や潜入を担当しがちなためか、他人に化けた時の演技力もなかなか高い。


ちなみに、「オカマ」という言葉を公共の電波に流すのがまずいのか、
アニメでは「オカマ拳法」が「バレエ拳法」に、背中の「オカマ道」が「盆暮れ」に差し替えられ、ボンクレー本人も含む一部のセリフの表現も変更になった。
その割には映画や朝に放送されたインペルダウン篇では「オカマ拳法」と言っているのだが…*2



悪魔の実

超人パラミシア悪魔の実「マネマネの実」の能力者。
右手で顔に触った事のある人間の顔・体型・声全てを完全に再現した形で変身できるマネ人間
変身後は左手で顔に触れると解除される。
また、パーツだけを自由自在に組み合わせる事も可能。


戦闘向きの能力ではなく、顔だけでなく体格までコピーするため、対サンジ戦では変身中は自分の体術を使用できないと判明した。
代わりに諜報や裏工作といった面では非常に優秀であり、作中でも専ら工作員として暗躍し、敵を混乱させたり欺く事に何度となく成功している。
ベースがオカマなので男女両方共問題無く演じる事が出来、ナミに変身した時は見事な色っぽい美女を演じた。
彼(女)の部下も変装のエキスパートと言われ、「遠目」で見る分にはヒナ大佐やその部下らをも攪乱させられる程。


「変装」能力なので種が割れると弱い…かと言えばそうでもなく、「完璧な変身能力者が敵にいる」という情報により、疑心暗鬼を招きやすくする副次的効果もある。
普段の格好があまりにふざけたレベルで目立っているのも、逆にこのような心理的効果を狙っているのかもしれない。


なお、この能力はあくまで「顔と体型と声を完璧にコピーする」だけであり、変身した後の演技については100%本人の純粋な技量である。
要は「超精巧な変装が可能になる」だけの能力であり、特定の個人に化けるには観察力・演技力の両面において極めて高いスキルが要求される。
その気になれば国一つ滅ぼすことも可能な凶悪な能力だが、凡人には使いこなすことは難しそうな実の一つ。


作中での具体的な能力の制約について詳しく触れられなかったため、微妙に謎が多い。

  • 少なくとも、「ヒトヒトの実を食べたトナカイ」に変身できることはわかっているが、ならば動物はどこまで対象に含まれるのか?*3
  • 巨人族などの亜人種への変身はできるのか?巨人に変身できれば武術なしでも体格差で大きな優位に立てるだろうし、小人族になれれば情報収集の面で極めて強力である。また、魚人に変身できた場合(戦闘行動などは不可能だろうが)水中での呼吸はできるのか?
  • 身体的欠損もコピーされることを考えると、例えばシャンクスに変身した場合、どうやって元に戻るのか?

  • マネマネ合成顔モンタージュ

過去に記憶した全ての人物の顔の中からそれぞれのパーツを合成し、自分の顔に反映させる。
サンジとの戦いではこの技で「世界一変な顔」を作り、爆笑させて隙を作ろうとした。
しかし、いざ作ってみたら90%自分の元の顔だったため、目論見が外れるばかりか当のサンジから憐みの視線を貰うだけだった。
ちなみに残りの10%はウソップのものと思われる長い鼻で、結局これも見慣れているサンジにはまるで効果が無かった。
現在、ベンサム唯一のマネマネの能力を利用した技で、オカマ拳法とは直接関係は無い。
とはいえ、特に明言はされていないが、あえて「ありがちなパーツだけ」を組み合わせることで、「どこにでもいそうで実はどこにもいない人間」に化けることも可能であろうことを考えると、潜入任務における応用力は何気に非常に高い技である。
ゲームでは「世界一変な顔(通用せず逆ギレして蹴り飛ばす)」の他にもDr.くれはのモノ投げやゼフの晴天割コック帽による押し潰し、モンブラン・クリケットの体術、ヨサクに化けて紙一重からの奇襲にモーガンの斧手による斬撃、イガラムやMr.7やMr.9での銃撃、果てはボタン操作による隠し要素としてパンダマンに化けてG・P・Dを仕掛ける事も。


  • 血と汗と涙のルルヴェ

爪先を突き立てるようにしながらほぼ垂直の壁をも駆け上がる。
オカマ拳法の中では珍しい移動技。本人曰く「オカマに不可能はないのよう!!!」


  • どうぞオカマいナックル

見る限りはただの正拳突き。
もっとも、傍目から地味に見えるだけでサンジなどの手練れと渡り合える立派な体技であることに変わりないため、相手にとっては充分脅威。


  • うらぶれ白鳥スワン舞踏会

酔拳のような不規則な動きで相手の攻撃を受け止めつつ流れるように攻撃を仕掛ける。


  • 白鳥アラベスク

一点集中の連続キックを叩き込む。
サンジの羊肉ショットと相殺するほどの威力を誇る。
「白鳥」は、漫画では「はくちょう」、アニメでは「スワン」と読む。


  • 蹴爪先ケリ・ポアント

体ごと回転し、その爪先で相手を横から突き刺すように蹴り払う。


  • マスカラブーメラン

目元のマスカラを引き剥がし、相手に向けて回転させながら投げ付けて相手を切り裂く。
そしてブーメランなので途中で軌道を変えて戻って来るため結果的に飛ばした刃物が自分に向かって来ることになるが、受け技である「キャッチしマスカラ」によって自分が傷ついたりはしない。


  • あの夏の日の回想録メモワール

爪先を軸に高速で回転し、その勢いのままに相手に突進して蹴り払う。
オカマ拳法の中でも特に強力な大技。


  • あの冬の空の回想録メモワール

亜流技。
回転しながら空中に飛び出し、落下の勢いも乗せて蹴りを繰り出す。


  • 爆撃白鳥ボンバルディエ

普段から背負っている白鳥の首を足先に装着し、その嘴で突き刺すような蹴りを放つ。
本人曰く「オカマ拳法の“主役プリマ”」
しなる首は相手に蹴りの軌道を読ませず、鋼の嘴は石の壁を簡単に貫通し煙を上げるほどの威力を生み出す。
一点に凝縮された攻撃力はその攻撃箇所にのみ甚大なダメージを与え、その周辺には傷一つ与えない。
さらに長身に加え白鳥の首の分リーチも長く、接近戦においては非常に強力。
ふざけた外見だが対面したサンジに寒気を走らせるほどの威力がある。
ボン・クレー曰く「穴こそ大きいが、その威力はライフル銃に匹敵する」
ただし、回避されるとそのリーチが仇となり「返り」が遅く、隙が生じる。
ちなみに向かい合って相手側から見た場合、右側の首がオス、左側の首がメス。*4
他人から見るとどうでも良さそうだが、本人的には結構重要なことらしい。


  • 爆撃白鳥ボンバルディエアラベスク

強化型。劇中では不発に終わっているが、ゲームでは決め技として採用。
爆撃白鳥による連続蹴りを繰り出して相手を吹っ飛ばし、跳び蹴りの〆にオカマ道で啖呵を切る。


  • あの秋の夜の夢の二度見

凄い勢いで二度見する。以上。
一応オカマ拳法の技らしいが、存在意義さえ不明の技である。


  • お控え・ナ・鞭打フェッテ

空中から足を振り下ろして相手を強打する。
獄卒獣ミノタウロスの巨体を撥ね退けるくらいの威力はある。
覚醒状態の動物系能力者から仲間を助けるのに一役かったが、相手の丈夫さも並ではなかったため、すぐに反撃されてしまった。



【作中での活躍】

アラバスタ編

社長であるMr.0にMr.3抹殺を命じられリトルガーデンに向かうが、Mr.3は既にアラバスタに向けて脱出していたため慌てて引き返す。
その帰還途中で偶然にも麦わらの一味の乗るゴーイングメリー号と出くわす。
初めは互いに敵と気付かず、マネマネの実の能力を教えるなど友情を育み、「麦ちゃん」「ボンちゃん」と呼び合う仲に。


裏ではアラバスタ王国の国王ネフェルタリ・コブラに扮して偽の情報を流し、戦争の引き金となりアラバスタを大混乱に陥れ敵味方大量の死傷者を出させた。


その後、敵と解った後はウソップ&マツゲのコンビと対峙。
それぞれ1秒ずつで瞬殺し、ウソップのゴーグルを奪ってウソップに化け、ビビの暗殺を狙う。
しかし「仲間の印」の意味を知らなかったためすぐにバレてしまい、救援に来たサンジと戦う。
ナミに変身することでサンジを圧倒的に不利な状況に陥れ一方的に攻撃するも、マネマネ能力とオカマ拳法の弱点をつかれ、激戦の末に仔牛肉ショットの前に敗北する。


バロックワークス解体後はアラバスタ脱出のために一時的に麦わらの一味と手を組むことになるが、黒檻のヒナや自らと同じ声優のジャンゴらが所属している海軍の黒槍の陣に苦戦する。
そこでルフィ達が「仲間」であるネフェルタリ・ビビの為に戦っている事に心打たれ、自身の能力でルフィに変装し、ヒナの軍艦に特攻をかける。
自らが囮になる事で、見事ルフィ達とビビを再会させた。
その漢ぶりはルフィだけでなくあのサンジが涙する程。


そう、ボンちゃんは「友情」を何よりも大切にする一面を持っていたのだ。
実際、一度は敵対したルフィ達を、命を張って助けた。
その漢ぶりに多くの読者が心を打たれた。


しかし、劇場版ではこのシーンがカットされた。そこにぶちギレたのは俺だけじゃないはず。


結局、ヒナに敗れて退場する事となった。



扉絵連載(ミーツバロック編)

扉絵連載では一旦投獄されるも脱獄し、3200万ベリーの懸賞金がかけられたことが判明。
そして変装して逃走していたが、キューカ島にてミス・バレンタインが海軍に捕まったのを知ると、逃げ出そうとしていたMr.3をぶちのめしつつ、捕らえられた仲間を救う為に再び黒檻のヒナに挑む。
結局は敗北したが、Mr.5ミス・ゴールデンウィークは隙を見てミス・バレンタインの救出に成功した。


ヒナに敗れたボン・クレーは再度海軍に捕縛され、サー・クロコダイルダズ・ボーネスMr.3らと共に大監獄インペルダウン送りとなった。



インペルダウン編

LEVEL3「飢餓地獄」に収監されていたが、懸賞金5000万ベリーを超す強者がダウンするような環境でもノリノリで生きていた。流石。



同部屋の囚人達と(恐らく無理やりに)歌いながら踊っていたところをMr.3道化のバギーにより発見され、仕方なく解放される。
以後、ルフィと協力してLEVEL5にいるカマバッカ王国女王「エンポリオ・イワンコフ」に会うためにインペルダウンを進む。


その後、監獄署長マゼランの毒に苦しむルフィを助ける為にLEVEL5の「極寒地獄」に満身創痍の裸で助けにいったり、
喉が潰れて血を吐いてもルフィを応援したりと裏で支え続けた。


奮戦の甲斐あってルフィ達はインペルダウンを脱出することに成功。
しかし、インペルダウン内部からの操作以外では開かない『正義の門』という最後の問題があった。
そこで門を開けるべくインペルダウンに一人残ったボンちゃんはマネマネの実の能力でマゼランに化け、動力室の兵達を騙して『正義の門』を開けさせた。



すぐにマゼランが動力室に駆け付けたことで変装がバレるが、その間にルフィ達は正義の門を突破した。


ルフィが断固反対するのを見越した上で敢えて何も言わず、その役を買って出たその姿は、まさしく漢であった。


その後ジンベエが気を効かせて電々虫を繋げても最初の内はルフィの声にも断腸の思いで応答しようとしなかった。


だが堪え切れなくなった彼が発した言葉は別れの言葉でも、別れを惜しむ言葉でもなく、



必ずアニキ救ってこいやぁ~!!



エースを救おうとするルフィへの激励であった。
その漢ぶりに、ルフィだけでなくイワンコフ、Mr.3、バギーまでもが号泣した。
彼は一人、マゼランとの勝ち目の無い戦いへと挑む…



残す言葉はあるか!!!



本望




ちなみにMr.3がエースを助けたのはMr.2の事を亡き友としてその犠牲を無駄にしないため。


「……私がここにいる理由が"亡き同胞の弔いの為"だと言ったら、貴様私を笑うカネ!!」


どっかの道化師よりよっぽどいい人である。
またこの事から彼が周囲の人間に与えた影響は凄まじい事がわかる。カッコイイ!!!




地獄にも


咲く一輪の 友情ともの花


寄せては返す 波跡に


忘れ形見の 花びら残し


いつか再び


咲かせてみせよう オカマウェイ


オカマ畑で


また 会おう!!!




その後

長らく生死不明の状態であったが、扉絵連載にてLEVEL5.5番地「ニューカマーランド」の新女王となっていることが明らかになった。
恐らくは黒ひげ海賊団によるマゼラン襲撃・LEVEL6脱獄の騒ぎに紛れ、ニューカマーランド残留者などに助けられて逃げおおせたものと思われる。
ルフィ達はこのことをまだ知らないが、再会できる時があればお互い号泣しながら歓喜するだろう。
ニューカマーランドの住人たちからは「ボン様」と呼ばれており、本名のベンサムではなくコードネームのボン・クレーで通っている模様。


ボンちゃん自身とは関係ないが、ワノ国過去編では前のマネマネの実の能力者が登場。
能力の悪い意味でのポテンシャルを存分に見せつけており、B・W時代の所業と相まってボンちゃんの生存に「マネマネの実が世界の何処かに現れるのを防ぐためにあえて生かされたのでは?」という説が浮上した。



【名言】


「ここで逃げるは、オカマに非ず!! 命を賭けて友達ダチを迎えに行く友達を……見捨てておめェら明日食う飯が美味ェかよ!!」


「かかって、来いやぁ!!」


友達ダチだからようっ!!
 理由なんざ他にゃいらねぇ!!」


「麦ちゃん、友情の名の下に助けに来たわよ!!
 さっきは逃げてゴベンネ!!」


「頑張れーーー、麦ちゃ~~ん!! 生きろー、麦ちゃーん!!頑張れーーー!!」


「それ聞くのヤボじゃナイ?
 麦ちゃんには…
 通信が切れるまで黙っといてねい
 オカマの別れに言葉はいらない」


「必ずアニキ救って来いやァ~~~!!!」







本望





【余談】

誕生経緯はアニメでの担当声優・矢尾一樹氏が関わった作者の実体験。
作者尾田栄一郎の友人でもある矢尾氏が尾田っちと全国のジャンプフェスタを回っていた際、尾田っちは子供の頃からマンガに熱中していたシャイな性格だった事から、矢尾さんが夜の世界を教えようと決めた。それで何故か「オカマバー全国制覇」を目標にジャンフェスの傍オカマバーも渡り歩き、その衝撃から生まれたのがボン・クレーらしい。矢尾さんもマンガを読んだ際『あれ、これあの九州のオカマじゃね?』と思ったとの事。
後のカマバッカ王国やイワンコフの事を考えるとその存在は非常に大きく、矢尾氏が居なければ存在しないキャラであったかもしれない。


割と人格者なこともあって、「なんでバロックワークスに所属していたの?」と議論になることも多いキャラ。
ただ、本人は任務失敗したら処分されることも受け入れていたので、何かしらの恩義があったのかもしれない。
「どんな道であれ、一度決めたら突き進む」という点に関してはどの立場であれ一貫しているので、悪事をしていたことは否定できないが、心からバロックワークスの思想に賛同していたわけではないようである。


ちなみにGBAのマイナーなONE PIECEゲーム『ゴーイングベースボール』では、なぜかバロックワークスチームからハブられてアラバスタチームに所属していた。アンタ国を崩壊させた主犯の1人だろうが


なお、矢尾さんは某ゲームでもオカマを演じていた。


アラバスタ編放送時にONE PIECEのUNOが発売されていたが、この頃のワイルドカードに描かれていたのはボン・クレーである。ある意味彼とトラファルガー・ローほど適任者はいないと思われるが、当時のこのUNOのルールには「「ジョ――――ダンじゃな――いわよ――――う!!」と言いながらこのカードを出しましょう」的な解説が書かれていた。実際にこのカードで遊んでそう発言した人はいるのだろうか……?




あちしの項目を追記・修正しないなんてジョーーーーダンじゃなーーいわよーーーーーーーーう!!


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*1 ちなみに後にナミがスリラーパークで男のフリをした際にはコイツの口調をマネしている。よっぽどインパクトが強かったのだろう…。
*2 前者はまだいいが、後者は統一しなかったのか…
*3 「あらゆる動物にも変身できる」ならば動物系能力者涙目である
*4 そして真ん中がオカマ

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