白浜兼一

ページ名:白浜兼一

登録日:2011/06/21(火) 13:11:38
更新日:2023/08/17 Thu 15:38:20NEW!
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史上最強の弟子ケンイチ 梁山泊 不殺 活人拳 努力は才能を凌駕する 弟子 努力の天才 友情 凡人 主人公 鈍感 優しい人 関智一 善人 新白連合 空手 柔術 中国拳法 ムエタイ 名言の宝庫 フヌケン 史上最強の弟子 一人多国籍軍 園芸部 梁山泊の嫁 じぇろにもおぉぉ!!! 内弟子



史上最強の弟子ケンイチ』の登場人物。


CV:関智一


粱山泊の一番弟子(唯一の弟子)にして、




史上最強の弟子












になる予定の少年。幼少時から虐められっ子で、知り合った美羽に粱山泊を紹介され、武術漬けの人生を送る事に。
武道家としてのタイプは


数々の不良や武術家と戦い、修行の成果と虐められっ子として鍛えられた執念、そして誰よりも優しい心で勝ち抜くが、更なる強敵が噂を聞き付けて挑みに来るという悪循環へ陥る。
武術の才能は全くないが、師匠達曰く「やられる才能はある」(頭の回転も悪くない)。


上述の通りただの一般人で武術の才能は皆無であり、それ故行う修行は最早ギャグを超越しており、時々嫌気が差して脱走する。
最初はあっさり捕まっていたが、最近はかなり抵抗出来る様になった*1
特殊(ひじょうしき)な修行により驚異的な足腰の強さとその細身からは想像出来ない筋力、打たれ強さ、安定した重心を誇る。


生来の善人であり、理不尽な暴力を嫌い、大切な人を守りたいと常に思っている。おそらく武術の才能が無いのもこれが理由と思われる。
また、「女性には手をあげない」主義なので女性相手には柔術などで対応する。
余りにも純粋な優しさは、時に相手のプライドを傷つけてしまう事もある*2が、彼の言葉は多くの人を救い、その度に読者の涙腺を崩壊させた。
その優しさからしぐれの心を開き、泉優香や馬連華、李雷薙と言った女性達に好意を抱かれている。



又、極限状態で気を失うと条件反射で戦い続け、性格的な甘さが消える為に技が鋭くなるが、これは殺人拳と同質の強さであり、「相手の身になる」=「相手の気持ちを読める」活人拳の強さには及ばない*3
が、本人は師匠達が体の芯まで武を叩きこんでくれた強い想いの拳と評した。


美羽に好意を抱き、彼女を守れる位強くなる事を目標とし、叶翔武田一基との戦いを経てより一層その思いを強くする。 美羽も兼一に好意を抱いており、話が進むに連れて殆ど両思いに近いのだが、美羽の祖父である風林寺隼人からは美羽の夫となるには自分を倒すのが最低条件と無理ゲーに近い条件を強いられている。
現在、修行の成果が如実に顕れており、上記の人格も含めて一影九拳の面々(特に拳聖アーガード)からは高く評価されている。


堅い信念を持ち貫き続ける意志を持つこと、早くから武の頂点“無敵超人”に修行をつけられたこと、
命のやり取りの中にあって相手を思いやる優しさから、武の才能は皆無ないっぽうで精神的な素養に由来する“気”の素質はむしろ高い部類であると推測され、
技撃軌道戦では連華すら一部上回る読みを見せ、いかに危険性を考慮し修行を遅らせていたとはいえ“観る眼”に関しては美羽を追い越し、
最終的に「気の掌握」にまで至り、「敵の破滅的な気をともなった攻撃を受け流しつつ相手の乱れた気ごと殴り飛ばす」という離れ業まで成し遂げた。
また、手痛い敗北を経験し荒れていた時期には“動”の気の兆候が見られ、どちらでも本人の意思次第で選べるような状況にあったが、本人はけろっと“静”を選択している。
ひょっとすると旧友のように、あるいはもっと哀しい顛末で“静動轟一”を使って身を滅ぼす戦いに身を投じる未来もあったのかもしれない……


読書と園芸が趣味で、将来の夢は作家になって直木賞をとる事。中でもマニュアル本が好きで、未知の事が来ると読んでいる。だが武術関係は師匠にばれると殺されるらしい。


なお最終話で本作は兼一が実体験を基に書き記した物語である事が明かされている。


部活は園芸部に所属し、新白連合本部を秘密の花園と化した(除草剤を撒かれたら連合を抜けるらしい)。
好物はチーズ蒲鉾。


又、思春期である事もあり、何気に結構エロい。
どのくらいかというと剣星から「(エッチは生命力の証だから)必ず生き残る」と讃えられる程。
長老に捕まったり美羽からお仕置きを受けたり剣星から騙されても全く懲りない。
人権違反だ」とすら武術仲間に評されるほど滅茶苦茶な修行漬けの日々の反動と考えると、リビドーを湛えた年頃としては健全な部類……かもしれない。


家族はクレー射撃の名手で子供達に超過保護な父・元次と、ナイスバディで一家最強な母・さおりに、ロリ中学生の妹・ほのかという結構な人外。
因みに兼一もほのかも母親似。




主な技
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  • 最強コンボ

「山突き」→「カウ・ロイ」→「鳥牛擺頭」を連続で繰り出し、柔術の「朽木倒し」で投げる様々な武術を習う兼一ならではの技。
優に100kgを越えるトールを持ち上げた。新島が勝手に名付けた。
空手の「手刀横顔面打ち」→ムエタイの「連続ティーカオ」→中国拳法の「単把」→柔道の「背負い投げ」の最強コンボ2号、
ムエタイの「ティー・ソーク」3種(トロン→ボーン→ラーン)→空手の「拳槌打ち」と繋げる最強ショートコンボといった派生?コンボも存在する。



  • 無拍子

兼一の(あくまで活人的な)必殺技。


空手における引き手を意識し、柔術の手刀時に使う重心移動を行い、中国拳法にある脳の制限を外す技術を使い、アパチャイから伝えられた気の運用(敵は打ち抜け!)で放たれる零距離からの突き。
多数の武術を学んでいるケンイチならではのオリジナル技である。


カウンターの使い手であるジークすら返せない速さと高い威力*4を誇るが、敵に密着して「前に習え」の姿勢を必要とし、全身運動である為隙も大きい。


主に敵が放った大技を防ぐか、いなした後のカウンターとして使う場合が多い。


武田リベンジ戦では応用型として肘で逆方向に無拍子を放った。



  • リズム粱山泊

余りの恐怖で脳に焼き付いた師匠達の動きにシフトする技。ゴメンね兼ちゃん!!
本来ケンイチは「そんな器用なことができる性格には見え」ず、本能レベルでトレースするためか性格まで師匠そっくりになる。命がけのモノマネ
人格そのものさえ変わるかのような迫力から通常その人物固有であるはずのリズムさえ豹変し、リズムを読んで攻撃を避ける相手に特に有効。そうじゃない相手にも普通に効く。びっくりするからね。
“リズム≒呼吸”を任意、純粋なテクニックとして乱す来る使い手として、YOMIのイーサンが該当する。



  • 流水制空圏

ある程度のレベルに達した武術家が使う、自分の間合いを支配し、相手を迎撃する制空圏を更に発展させた無敵超人の秘技が一つ。


制空圏を薄皮一枚まで絞り、最小限の反応で相手の攻撃をかわす。
そして第一段階「相手の流れに合わせる」→第二段階「相手と一つになる」を経て、第三段階「相手を自分の流れに乗せる」に至る。


この時に上記した活人拳ならではの優しさで相手の心を読み、目線を合わせて目の光から行動原理を読み取る事で完成する。
だが、相手がわざと呼吸を乱したり、心を隠す事に長けていると失敗する。
又、発動にも時間がかかり、長期戦にもつれ込みよく知った相手である武田戦でも第二段階、ケンイチが本当に本気になる美羽を奪い合う叶翔との戦いで第三段階に到達できたほど。
さすがは無敵超人の秘技だけあり、第一段階だけでも絶大な効力があったことの裏返しでもある。“気”の習熟が弟子級としては極まった部類の終盤では、第三段階へ至ったうえ、
「相手を自分の流れに乗せる」第三段階の要訣、「相手を無力化しつつ敵さえ救う」活人拳の一つの答、『流水無拍子』を編み出した。



  • 孤塁抜き

無敵超人の秘技が一つ。
長老との特殊な修業によって得た制心力と相手の意識下にない場所“孤塁”を探る能力に、
今まで積み上げてきた強靭な足腰を併用し、敵の゙ガードをしているが故に意識下から外れている場所゙に膝蹴り→蹴り上げを放つ。
尋常でない威力を誇る技。ケンイチが当初から積み上げてきた足腰の鍛錬が実を結んだ一つの結実でもある。


「あえてガードさせてその上からぶち抜く」豪胆さ、それを可能とする技術と肉体から、基本的に活人拳を良しとしないアーガードからも称賛されている。




以下名言
最早毎回のバトルに出てくる言葉が名言。




「僕はフヌケなんかじゃない! 取り消して下さい!」



「僕はただ…間違っている事を間違っているって言いたいだけなんです!」


「けど…それを言葉にしただけじゃ何も出来なくて…」


「力が必要なんです! 力と勇気が! 僕にはまるで、どちらも無いけれど…!!」



「いつか、美羽さんを守れるくらいに…」



「友情は取引じゃないからだ!」



「人と人とが解り合う為にば信じ合う心゙が必要なんだ!」


「君はそれがわかっているのに逃げているだけなんだ!」



「だからもう一度、君の為に君を倒そう!!」



「決まっているだろ! それは君が…僕の友達だからだ! 君がどんなに変わってしまってもそれだけは変わらない!」



「君がその論理で人を傷付け、僕を殺すというなら、僕は君を止める。君の為にもだ!」



「こっちだって負けられないんだあぁぁ!!!」



「馬っ鹿馬鹿しい! そんな事考えた事もないよ。」



「心無き武術はただの暴力! そんなものになんの価値がある!?」


「大切な人を守る力…それが僕の武術だ!」



「心無き武術はただの悪!」



「知っている。その痛みは誰よりも知っているから…」



「拳は師から授かった…ボクの道標だ!!」



「言わなくて良い! プロファイルなんて要らない。お前もきっと僕と同じなんだろう?」



「お互いが信じるものの為に、命を賭けようじゃないか!!」






追記が必要なんです! 追記と修正が! 僕にはまるで、どちらもないけれど!!


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  • ↑↑あの時点だとまだあくまで「上等な弟子“クラス”」。妙手と達人の差が歴然のように、弟子と妙手の間の壁も大きい。達人を上、妙手を中、弟子を下とするとして、ケンイチは「下の上」になったってこと。でも妙手である“中”には至ってない。 -- 名無しさん (2015-08-09 18:09:20)
  • 弟子と達人の間が妙手と言ってたが、なるほど、そういうワケなんやね。確かにこりゃややこしいわw -- 名無しさん (2015-08-09 19:31:56)
  • コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-08-13 23:41:38)
  • なんかやたらと「敵のレベルが上がってるんだから一つにこだわらざるを得ない。昔の戦闘スタイルは未熟だから通じただけ」を押し通したい人がいるけど、そもそも複数の師匠が付いたきっかけは「中国拳法で相手の懐に入り、柔術で投げる。そんな弟子を育ててみたい」っていう師匠達の考えがきっかけだったんだけど、それすら否定するのはなぁ。これに関してはケンイチが悪いと言うより拳法のかき分けができなくなった作者の原因だろうけど -- 名無しさん (2015-09-17 18:16:51)
  • いや、そんな超初期の話は別だと思うよ。というかそれはおかしい。最後も含め、ケンイチは別に複合技一辺倒とかでもないし。決め技が単独じゃなくなった、が争点だったと思うが・・・ -- 名無しさん (2015-11-12 09:52:02)
  • 柔術+空手+中国拳法+ムエタイ…一歩間違えれば殺人武道家の出来上がりだな・・・。本人はいい奴だから道の踏み外しはありえないだろうけども。 -- 名無しさん (2018-05-06 15:01:03)
  • 人格の根っこがど根性善人で最初から完成気味かつ程よくビビりだから闇に落ちにくい、静タイプだから動ほど気の暴走を気にしなくてもいい、無いんだから才能に呑まれることもないとメンタル面あんまり気にせずに身体スペック面に注力できたのは師匠たちにとってやりやすかったかもしれない。 -- 名無しさん (2019-01-07 21:59:06)
  • 孤塁抜きって理論ハッタリ威力どれも高水準でカッコいい(活人的)必殺技だと思うんだけど、修行の印象が余程悪いのか兼ちゃんからの扱いがイマイチな感じ -- 名無しさん (2020-03-23 19:43:58)

#comment

*1 師匠も割と楽しんでいたりする
*2 自他共に認める人の逆鱗に触れる天才
*3 この事は下記の流水制空圏にも関連する
*4 まともに喰らって立ち上がったのはコーキンのみ

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