マーベラスサンデー(ウマ娘 プリティーダービー)

ページ名:マーベラスサンデー_ウマ娘 プリティーダービー_

登録日:2023/07/17 Mon 01:14:06
更新日:2024/07/11 Thu 13:37:39NEW!
所要時間:約 23 分でマーベラス☆



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画像出典:【ウマ娘 プリティーダービー】CM「Glories」マーベラスサンデー 篇

© Cygames・JRA



世界はこんなにマーベラス☆

だからもっとっ! マーベラース!!




マーベラスサンデーMarvelous Sundayとは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクターである。
CV:三宅麻理恵


モチーフ元である競走馬『マーベラスサンデー』は当該項目を参照。




◆プロフィール

キャッチコピー:マーベラース!元気に無敵に世界を変える!
生年月日:5月31日
身長:145cm
体重:マーベラス!
スリーサイズ:B87・W52・H77
靴のサイズ:左右ともに22.0cm
学年:中等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:多くの人の話を一度に聞くこと
苦手なこと:お茶やコーヒー
耳のこと:マーベラスな音を聞き分けられる☆
尻尾のこと:マーベラスな物を発見するアンテナ☆らしい
家族のこと:お婆ちゃん子で、秋には共に紅葉狩りをする
ヒミツ:①古代遺跡に詳しい / ②太陽か星さえ見れば大体の時刻がわかる
自己紹介:ハイハーイ、マーベラスサンデーでーす! 全世界に、マーベラスな気持ちを届けるよ! さぁ、みんなも一緒にマーベラース!


ここから高みへ


意気揚々と挑んで
あえなく跳ね返された。
一流の何たるかを
思い知らされた。


けれど、そこは決して
届かない領域ではないと
確かめることもできた。


あの高みを目指そう。
強き者たちへの敬意と
自らへの信頼をともに抱いて。


2019年URA「名ウマ娘の肖像」 マーベラスサンデーより



◆概要


画像出典:【ウマ娘 プリティーダービー】CM「Glories」マーベラスサンデー 篇

© Cygames・JRA


遅れてきた大器



デビュー前の骨折や疝痛の発症などから一時期は命の危機すらあったもののそこから見事立ち直り、
宝塚記念含めた数多くの重賞を勝ち取った競走馬『マーベラスサンデー』がモチーフのウマ娘


所謂しいたけ柄の常にキラキラ光る瞳と八重歯、馬鞍をイメージした巨大髪飾りで結った巨大な黒いツインテールが特徴的な外見。*1
そして身長145cmと小柄ながらバストサイズは87と実に立派なモノを備えている、ウマ娘の中でも屈指のトランジスタグラマー。
3Dモデルを観察すれば、活動的な彼女の身振り手振りに合わせてそれはもう見事にバインバイン揺れまくる。
後ツインテールがでかすぎてホーム画面やチームのセンターに置くと背景が隠れたり後ろのキャラの顔が見えなかったりする


とにかく四六時中活発で元気いっぱい、セリフの大半に!や☆がつきまくる底知れないハイテンションガール。
名前にもある「マーベラス!(素晴らしい)」が彼女の口癖であり信条そのもの。
日常におけるどんな些細な物事であろうと肯定し感動を覚え、「マーベラス!」と褒め称えまくるその様はかなり独特。うんうん、それもまたマーベラスだね☆
時には周囲をマーベラス空間なる独自領域に引き摺り込み、ひたすらにマーベラスしまくるなどという首を傾げる他無い場面もあったりする。


学園内や日々のトレーニングにおいても、その有り余る元気とテンションの高さが如何なく発揮され、
ブレーキなど付いていないかのように全力で駆け回る一方、突如としてエネルギー切れを起こしてぶっ倒れるなど、
事情を知らない第三者が目にすればヒヤヒヤするようなことをしでかしてることもしばしば。


こんな有様なため、作中世界及びリアル双方においてトップクラスの不思議ちゃん、電波キャラとして扱われている。


だが、本当に何の考えも無しにひたすらマーベラスと連呼しているというわけではなく、
その行動原理の根本にあるのは病弱な幼少期の体験によるものが大きい。


本人曰く「まだマーベラスを見つける力が弱かった」という幼い頃、その体の弱さから病院のベッドで生死の境を彷徨うレベルの危機に陥ったことがあったらしいのだが、*2
夢の中で見つけたという光を追い続けた先で奇跡的に生還する。
その光景を目にした家族は涙を浮かべる程に喜び、祖母からは「貴方の存在こそがマーベラス(奇跡)」であると称される。


そういった過去があるからこそ、生を授かり日々の日常に生き、他者と繋がる。
誰しもが当たり前と思っている全ての物事にマーベラス=素晴らしさを見出し、
それを周りの人たちにも知って欲しいと心から願っているというわけである。
故に、そんな彼女のマーベラスに元気を貰い、前を向けるようになった、救われたという人やウマ娘も少なくない。


とはいえ、その言動がひたすらハイテンション、かつ脈絡のないものが多いのもまた事実であるため、
その真意を踏まえた上でも、彼女に本気でついて行くことのできる存在は一握りである。


「古代遺跡に詳しい」というヒミツも含め、その手の知識、雑学に非常に精通している。
一般の学業については英語力は秀でているものの、それ以外の教科はサッパリとのこと。
あと、史実競走馬の放尿癖を反映してか、やたらとトイレに行きたがるなんて癖もあったりする。


作中での主な通称は「マーベラス」「マベちゃん」など。マヤノトップガンは後者に近い「マベちん」の愛称で呼ぶ。
モチーフ馬からの略称として「マベサン」の略もよく使われる*3



◆アプリ版での活躍

性能

バ場芝:Aダート:F
距離短距離:Gマイル:C中距離:A長距離:B
脚質逃げ:G先行:A差し:A追込:C

2023年6月19日に☆3「☆キラ★ドキ☆ワク∞マベ∞」として実装。
ウマ娘プロジェクト発足当時から存在する所謂初期メンバーの1人であるが、育成実装は3年目の6月とかなりの時間がかかることに。
代表レースである宝塚記念に合わせて6月に実装されるだろうと予想を立てるトレーナーは多かった。*4


距離適性はやはり宝塚記念勝利を反映して中距離が最高のA、次いで長距離も勝利こそなかったものの、有馬記念や天皇賞(春)での入着を反映してかBと高め。
マイル適性についてもエプソムカップや複数の条件戦での勝利によるものかCと比較的高く、因子改造は容易な方。


バ場適性も何気にデビュー戦で勝利したからか、ダート適性が多少マシ程度とはいえFだったりもする。


脚質適性は先行と差しが最高のA、残る追込と逃げがそれぞれCとGとなっている。
固有及び取得スキルの傾向を考えるならメインとなるのはやはり差しだろうか。


『☆キラ★ドキ☆ワク∞マベ∞』

トキメキ盛り盛りマーベラ~~ス☆★

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[☆キラ★ドキ☆ワク∞マベ∞]マーベラスサンデー」勝負服

© Cygames・JRA


馬主である笹原貞生氏の「マーベラス」冠名の勝負服カラー「紫袖」をベースにしたドレス衣装。
花をモチーフにしており、ドレスの裾は花弁の様にヒラヒラと分かれている他、腰回りには花飾りのアクセント。
メインカラーの2色以外にも黄色、橙、黄緑など多種多様の色が使われておりとてもカラフル。
そして両腕と靴の裾、腰回りにはまるで電球のような輪っか状の装飾品も付けられており、これが実際に光るため非常に派手でもある。


原案では実装版よりも露出の少ない黒や紫を基調としたゴスロリ風のドレス衣装だった。
こちらは後述のSSRサポカ【世界にもっと☆マーベラス】のイラストとして採用されている。


成長率はパワーと賢さにそれぞれ+15%。
初期スキルとして「差しのコツ○」「前のめり」「垂れウマ回避」を所持。
覚醒レベルを上げると「がむしゃら」や「ありったけ」の他、中距離レースでレース中盤に後ろの方にいると速度が上がるレアスキル「高揚感(「前のめり」上位スキル)」、
ラストスパートで前が塞がれた時の立ち回りがうまくなるレアスキル「ノンストップガール(「垂れウマ回避」上位スキル)」を取得可能となる。


得意とする差し及び中距離レースで有効なスキルを中心としたラインナップ。
それ以上に、覚醒レベル5まで上げきれば1stアニバ以降に強力な汎用スキルとなったノンストップガールを自前で取得できる点も大きい。
素材の消費は嵩むだろうが、どうにか覚醒レベルを上げきってから育成に臨みたい所。


進化スキルでは、「高揚感」が速度上昇率がすごくに強化された「ワクワク☆マーベラスゾーン」に、「ノンストップガール」にゴールが遠い際にわずかに前に出る効果の追加された「進め!マーベラス計画☆」に進化する。


見て見て~っ!

お空も、お花も、輝いてる☆

世界はこーんなに、マーベラース★☆★



画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[☆キラ★ドキ☆ワク∞マベ∞]マーベラスサンデー 固有スキル発動」

© Cygames・JRA


固有スキルは「万彩☆マーベラス★世界」。
効果は「レース中間付近で中団にいて近くにウマ娘がいると速度が上がる、視界にウマ娘が4人以上いると効果が増える」というもの。
中盤で中団となると、最も有効に活かせるのはやはり差しだろうが、状況によっては先行でも発動しないことは無いか。
視界にウマ娘が4人以上という条件で強化もされるが、状況次第では周囲を囲まれて効果を活かし切きれないなんて悲劇に見舞われそうなのが怖い所。


発動演出ではマーベラスサンデーが手にした絵筆で周囲をなぞることで、
笑顔いっぱいのお花や青空、虹に溢れた空間を作り出すという実装前に多くのプレイヤーが思っていたより常識的でマーベラスなものになっている。


マーベラース☆★☆

アナタのハートに、届けたよ★


固有二つ名は「マーベラスの伝道師」。
取得条件は「シニア級の大阪杯、宝塚記念を勝利し、全てのレースをやる気「絶好調」で出走し続け、ファン数が240000人以上で育成を完了する」。
大阪杯と宝塚記念は共に目標レースであり、宝塚記念の方では目標時点で1着を求められる。
ファン数24万人以上についてもシニア期後半の秋シニア三冠やその他G1レースで順当に勝利すれば稼げるためそこまで難しくはない。


問題となるのはやはり「全てのレースをやる気絶好調で出走」の部分。
同じ条件を持つゴールドシチーやメジロアルダンもそうなのだが、レース直前にやる気ダウンのランダムイベントを引いてしまうだけでアウトなので運の要素が非常に強く、とにかく祈るしかない。
育成シナリオにクライマックス編を選択してカップケーキをストックしておく、グランドマスターズ編ならダーレーアラビアンの叡智を重視するという対処法もあるが。




特殊実況は大阪杯で勝利することで発生。*5


余裕しゃくしゃくで大阪杯を制しました!!
春に向かって怠りなし!
マーベラスサンデー圧勝!


元ネタ:第41回産経大阪杯 杉本清アナウンサー



サポートカード

初期の時点で共通のRとSR【マーベラス☆大作戦】が実装。
2021年11月29日にはイベントストーリー「聖なる夜に重なるキセキ」の配布報酬としてSSR【スノウクリスタル・デイ】
2022年3月7日にはSSR【世界にもっと☆マーベラス】
2023年1月30日にはSSR【マーベラス☆ショコラSHOW】がそれぞれ追加実装されている。


初期メンバー且つ各種イベントストーリーへの参加も多いことからサポカの種類も豊富。
加えてSR以上のサポカ全てが異なる得意練習を持つため、スタミナサポカの追加で全種類達成にリーチという状態だったりする。


SR【マーベラス☆大作戦】

得意練習は賢さ。
友情ボーナスとやる気効果アップを備えており、トレーニング性能はそこそこといったところだが、
凸数を上げるとレースボーナス+10%やファン数ボーナス+20%が付く他、
得意率アップも50と比較的高いため、賢さの友情トレーニングを踏みやすくなる。


取得可能スキルも直線巧者、ペースアップ、尻尾上がりなど距離・脚質を問わない汎用タイプが揃っている他、
ヒントレベルアップやヒント発生率アップも備えている。
また、ランダムイベントではやる気アップや体力回復も備えているのがオイシイ。


際立って強力とまではいかずとも、ウマ娘のタイプ問わずに一定以上の働きを期待できる汎用性の高さが売りで、
初期実装&完凸容易なSRということもあり、サポカが揃いきっていない初心者には特に重宝されている。


SSR【スノウクリスタル・デイ】

得意練習はパワー。
こちらでは固有効果と合わせて15%ものレースボーナスを得ることができる他、
初期スタミナアップと初期パワーアップもあるため、育成開始時のステータス底上げに大きく貢献する。


しかし、SR版と違ってやる気効果アップや得意率アップを失っているため、トレーニング性能はいまひとつ。
そのため当初は完全に外れ扱いだったが、レスボが何よりも重要視されるクライマックスシナリオで(のみ)は評価が跳ね上がった。
所持スキルが汎用系なのも、汎用以外のスキルは集めやすいクライマックスでは地味に嬉しい。


連続イベントを完走することで差しのレアスキル「迅速果断」を取得可能だが、あげません族であるため、手に入れられるかはランダム。
場合によっては差しウマのスキル要員としての起用も考えられるか。


SSR【世界にもっと☆マーベラス】

得意練習は根性。
「絆ゲージが100以上の時、やる気効果アップ」という固有効果を持ち、最大出力だと60%もの高数値となる。…が。

  • 当時最新のシナリオだったクライマックスシナリオにおいて重要だったレースボーナスを完凸でも5%しか持っていない。
  • レース主体のシナリオでは絆ゲージを上げることが難しく、初期絆が20しかないため固有効果を活かしづらい。
  • 初期ステータスアップや総合的な練習性能に関しては、SSRフクキタルSSR根性ハルウララといった明らかな上位互換が既に存在していた。*6
  • 連続イベントで貰えるレアスキル「火事場のバ鹿力」も魅力がない。*7
  • 先述したSRや配布SSRが高レスボのためクライマックスで有用であり、それらを使っていてそもそも採用できない可能性が現実的にある。

等々当時の環境に致命的に噛み合っておらず、賢さエアシャカールに並ぶカスレア扱いにされてしまっている。
グランドライブではそもそも根性染めの育成が下火、グランドマスターズで根性の採用率が上がったものの、そもそもの性能が劣るため特に再評価はされていない。
U.A.Fシナリオでハルウララが評価を落とした*8影響で初期絆ゲージとスキルを持っているこちらの立場が上がる…なんて上手い話があるわけもなく
神速」という強力な汎用スキルを持つSSR根性オルフェーヴルは勿論、距離や脚質毎のスキルを持つ根性サポカが優先されるため、やはり再評価はされていない。


SSR【マーベラス☆ショコラSHOW】

得意練習はスピード。
こちらはガチャ産だが、イベントストーリー「スイートメモリー・ティータイム」に合わせて実装された。


こちらでは「絆ゲージが最大になった時、トレーニング効果アップ」という固有効果を持ち、その出力は+15%と強力。
加えて友情ボーナスや、3凸以降ではやる気効果アップも備える他、完凸時の得意率アップも65と高め、
更にはスピード、パワー、スキルPtの3つにボーナスを持つため、総合的なトレーニング性能はかなり強力。
レースボーナスやファン数ボーナスも控えめながら健在。


連続イベント完走で回復スキル「不屈の心」を取得できる。確実ではないため一段劣る部類に数えられる回復スキルだが、スピサポで取れるのは評価点。
また取得スキルも一新されており「ありったけ」「前のめり」「スタミナイーター」「がむしゃら」など、中長距離向けのスキル中心となっている。



個別ストーリー

特別な出会いも何もなく、担当ウマ娘も見つからず、ただただ怠惰に毎日を過ごしていたトレーナー。
そんな中でトレーニングコースで目にした1人のウマ娘、マーベラスサンデー。


あははははっ、マ~ベラ~スッ☆★☆


満面の笑顔で駆け回り、突如としてレース場で大の字に寝転がる。
常に全力全開ハイテンション、底抜けに明るい彼女の姿にトレーナーは一気に惹かれ、
学園内で彼女の姿を目で追わずにいられなくなると同時に、彼女の語る「マーベラス」が何を意味するのかにも興味を持つように。


気づけば担当探しもせずに脳内がマーベラスに浸食されつつあった後日、
突如として件のマーベラスサンデーの方からトレーナーに接触してくる。


マーベラスはねっ、キラキラでドキドキでワクワク☆

いつでもそこにあって、みんなに気づかれるのを待ってるの★

だからねっ、行こう☆

い~っぱいのマーベラス、トレーナーにも見せてあげるから!


そんな調子でマベサンに連れまわされ、やってきたのはレース場。
友人であるナイスネイチャやサクラローレルとも楽しく会話を交わし早速併走トレーニングを…と、思いきや、
ローレルがマベサンの僅かな違和感に気づいて急遽保健室へ連行。
いつも以上に興奮気味に捲し立てていたマベサンは体調不良で微熱を発していたとのこと。


そしてしばらくの後、気になって仕事に手のつかないトレーナーは保健室で目覚めたマベサンと再会。
普段よりも少し落ち込み気味だったものの、マベサンは目の前にいるトレーナーに自身の過去のことを打ち明け始める。


先程も見ていた夢、幼少期に入院していた時にも見ていたものと同じ。
1人寂しく、どこへ向かえばいいかもわからずに歩き回り、不安で押し潰されそうになっていた中、遠くに見えたのは一筋の光。
辿り着けば誰かが抱きしめてくれる、だけどどんどん離れて遠くに行ってしまう。
マベサンはどうしてもそこへ行きたくて、がむしゃらに光に向かって走り続ける。


その果て、全力で走って走って走り続けた先で、気がづくと目覚めて涙を流す家族がいた。
敬愛する祖母はよく頑張ったねと自分を褒めてくれて、「貴方の存在こそが奇跡――マーベラスなのよ」と語ってくれた。


その時にね、わかったんだ――!

生まれたこと、生きてること、走ること。

誰かとつながっていること、それが互いの喜びを増していくこと。

そんな奇跡みたいな、ステキな驚きが世界にはあるって!

見えなくても、気づかなくても、いつだってそこに……っ!


それが……マーベラス……?


そう! マーベラスはね、特別で最高の、ステキな驚き!

だからそれを、トレーナーに伝えたかったんだ!

だって、マーベラスを世界中の人に届けるのがアタシの夢だから☆

そのためにトレセン学園に入ったんだもん!


語っていく内に普段の調子を取り戻していたマベサン。
あの頃の自分のように、世界にあふれるマーベラスに気づいていない人はたくさんいる。
見えないから気づけないそれを、自分がレースで見せてあげたい、それこそが自分の夢なのだと。


そんな彼女に感化され、トレーナーはマーベラスの意味を理解すると同時に、
今までの怠惰な自分を顧み、ただ気づいていないだけでマベサンの語るマーベラスは至る所にあったのだと悟る。
彼女と出会ってからの日々、マーベラスの意味を模索して目を凝らしていた日常は今までの何よりも充実していたのだと。


……俺に、その夢は手伝えないかな?


ならば一トレーナーとして、素敵な夢に向かって邁進するウマ娘を前に何もしないわけがない。
自身の世界を広げてくれたマベサンを更に躍進させたいと、トレーナーはトレーニングの協力を申し出ていた。
マベサンの長所であり弱点でもある、有り余るエネルギーをコントロールできずに暴走してしまう癖。
それを上手くコントロールできるようになれば、今よりもっと素敵なマーベラスを周囲に与えられるはずだとトレーナーは確信していた。


トレーナーの指導の下、その暴走気質を抑えるようになってから胸の中でどんどんマーベラスが高まってきている。
そんな予感を覚えながら迎えることになった選抜レース。


先頭集団から離れつつマベサンは後方で脚を溜めていく。
いつもなら開始早々に爆走するマベサンらしからぬ走りに困惑する友人たちにも見守られる中、迎えた第3コーナー。
トレーナーとのトレーニングの日々も思い返しつつ、マベサンは遂に溜めていた脚と思いを一気に爆発させる。


(トレーナーは、マーベラスを広めたい気持ちを支えてくれた!)

(一緒にいたら、ワクワクや驚きの予感がどんどん増えていった!)

(ドキドキではち切れそうだった気持ちは、全部全部、今、この時のため……)

(だからアタシは――)


ここで、みんなに――はあぁあああ―――っ!


集団を追って先頭を猛追した先、見事に勝利を掴んで見せたマーベラスサンデー。
痛快な逆転劇に周囲のギャラリーたちもキラキラと笑顔を浮かべるその光景は正にマーベラスと呼ぶべきもの。


その瞬間を作るきっかけを与えてくれたトレーナーと共に、もっと素敵なマーベラスを届けたい。
今日のこのマーベラスは始まりに過ぎない、一緒ならその先に手が届くはずだから――。
マベサンのどこまでも真摯な思いにもちろんトレーナーは応え、この先も共に歩んでいくことを誓うのであった。



育成シナリオ

そういうわけでマベサンと共にレースを通じて素敵なマーベラスを周囲に伝えていく「世界マーベラス計画」を中心とした育成シナリオが展開される。
マヤノトップガンやサクラローレルのような友人たちや同世代の中でも屈指の実力者たるナリタブライアンといったライバルたちも交え、数多くのレースに挑戦していく。


そんな中で直面する、期待の星であったフジキセキの挫折や自分自身の故障といった多くの困難に直面しながらも、それでもトレーナーと共に歩み続け、やがては最高のマーベラスを周囲に届けていくことになる。


育成目標としてはお馴染みのファン数集めから始まり、G3のチャレンジカップを挟んだ後、
宝塚記念を含めた春秋シニア三冠のG1レースに挑んでいくこととなる。


特筆すべきは史実競走馬の故障続きだった馬生を反映したかのような育成目標の構成。
クラシック期の育成目標が事実上シニア級12月前半のチャレンジカップ以外に存在しておらず、
クライマックスシナリオ以外でもジュニア期及びクラシック期においてはかなり自由度の高い育成が可能と言っていい。


ただ、だからといって全てをトレーニングに費やすとなると、バレンタインやファン感謝祭時点において、
固有スキルのレベルアップに必要なファン数が足りなくなってしまうこと間違いなしなため、
ある程度はクラシック三冠などを中心にファン数稼ぎのための目標外レースもこなしておくべきだろう。


その目標外の一つとして、菊花賞に出走すると隠しイベントが発生。
史実同レースの覇者であるマヤノトップガンとの対決が繰り広げられることに。


ライバル補正がかかっているため勝利にはなかなか骨が折れるものの、
勝つことでランダムにステータスのどれか一つとスキルPtアップの恩恵を得られる。



◆関連キャラクター

自らを脇役と称するいまいち自分に自信の持ち切れない庶民派気質のウマ娘。
寮におけるマーベラスサンデーのルームメイトで、マベサンとの関係は腐れ縁みたいなものと称している。


常日頃からマーベラス全開でフルスロットルなマベサンのブレーキ、抑え役ではあるものの、
とにかく底抜けに明るいマベサンに振り回されっぱなしになることもしばしば。
とはいえ、マベサン自身に悪気が無いことも熟知しているため、何だかんだで付き合いは良い方。


「マーベラス!」という大声と共に起きるマベサンを(自分もそれで叩き起こされるので)ネイチャが「目覚まし時計」と称したり、
夢の中にも登場してネイチャの走りが早くなるマーベラスなステップを伝授したりと初期から絡みが多い。


史実では96年の天皇賞(秋)において一度だけ対戦経験があるが、どちらかと言うと『何度も大怪我に悩まされながらも素質を発揮し愛された』馬生を持つ同士繋がりか。


同期の友人。
閃きのままにレースを駆ける、大人なキラキラに憧れる天才肌のウマ娘。


その天才肌な気質からマベサンのマーベラスについてもフィーリングでほぼ理解できることから、同期の中でも特に仲が良く、
オフの日にもよく一緒に遊びに行っている程。


マヤノもマヤノでマベサンとは別ベクトルで自身の心の赴くままに周囲を振り回す天真爛漫な面があり、それを自覚もしているため、
自身の個別ストーリー時点で「自分についてこられるのはマベちんくらい」とそういう意味でも似た者同士で仲良しのようだ。


史実では春秋天皇賞や有馬記念で対戦経験のある古馬期におけるライバルの1頭だった。


先輩の友人。
ナリタブライアンに強い憧れを持つ、不屈の心で直向きに努力を重ねているウマ娘。


ローレルから見た場合、マヤノトップガンも合わせて仲良しライバル同士といった関係であり、
自身もマベサンと同じで故障に悩まされがちな脆い脚の持ち主なため、そういった面でもシンパシーを感じ、助けになることも。


史実ではマヤノトップガンと同様、春秋天皇賞や有馬記念で鎬を削り合ったライバルの1頭。


同世代の中でも屈指の実力を有する、純粋なまでにレースでの闘争本能に溢れたシャドーロールの怪物。


自身の育成シナリオ内ではそれほど絡みは多くないものの、同期内でも自信喪失する程の別格の怪物でありながら、
マベサンにとっては「周囲に大きなマーベラス感じるくらいにブライアンは輝いて見えるから」と前向き。


ブライアンもまた壁にぶつかり低迷期を乗り越えた先の天皇賞(春)においてマベサンとぶつかることになり、
彼女を中心に周囲の誰もが首を下げることなく勝利を渇望するレースを味わえたことで、マベサンに一層の注目を向けることとなる。


史実ではローレルやマヤと違い、スケジュールが合わなかったこともあって直接の対戦経験は無い。
しかし早田牧場生まれという点が共通しており、これはブライアンの兄(ウマ娘では姉)ビワハヤヒデも同様なのでおそらくそれ繋がりでこの3人が揃ったホーム画面会話がある。


栗東寮の寮長にしてエンターテイナーなウマ娘。


マベサンの育成シナリオではナリタブライアンに並ぶ注目株として大きな期待が寄せられていたのだが、
クラシック戦線挑戦前に史実をなぞるように故障が発覚し、無期限のレース休止状態に。
この出来事がマベサンの心に一つの陰りを落とすことになるも、
それを乗り越えた先、ジャパンカップで両者は激突することになる。


周囲の皆に楽しさを振りまくエンターテイナーであるフジキセキにとって、
同じく周囲にマーベラス=素晴らしさを伝えたいと進むマベサンの姿は自身にとっても学びうるものがあったようだ。


史実では共にサンデーサイレンスの初年度産駒にして同期だが、フジキセキは「デビュー早々から三冠を期待されていたが、骨折によって早期引退を余儀なくされた馬」なのに対し、
マーベラスサンデーは「疝痛などの故障によってデビューが大幅に遅れたが、晩成して栄光を掴んだ馬」と対照的な成績を残している。
また、これまで本格的な絡みに乏しかったこともあり、マベサンのシナリオで初めて同期だと知って意外に思うトレーナーも少なくなかった模様。



競馬史において最高レベルの知名度を誇る葦毛の怪物にして底なしの食いしん坊。


イベントストーリー「聖なる夜に重なるキセキ」において共演。
雪山でたまたま出くわしたオグリの悩みを見抜き、マヤノトップガンと共に協力してあげることに。


育成シナリオ内で共に共演。言語が難解な宇宙系に目に見えぬお友だちと交信するスピリチュアル系と、
それぞれマベサンとは別ベクトルの不思議ちゃんウマ娘たち。


史実ではサンデーサイレンス産駒繋がりな事もあり、思い浮かんだ言葉を一致させるマーベラス☆テレパスなるものに挑戦していたり、
ファン感謝祭では救護班として活躍するマベサンともやり取りがあったりと絡みがいくつか。
そしてそこに巻き込まれる(これまたサンデーサイレンス産駒仲間の)常識人枠のエアシャカール。



◆余談

声を担当する三宅麻理恵氏は『アイドルマスター シンデレラガールズ』の安部菜々役で有名だが、
両者ともに「基本的にハイテンション」という共通項があるためか、声色が割と似ている。声的には関係ないが、「トランジスタグラマー」という共通点もある
なお、『ウマ娘』と『アイドルマスター』両方に参加している声優さんこそ珍しくないが、演じる声色まで似ているのは割と珍しかったりする*9




追記・修正もとってもマーベラース☆


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\マーベラース!/
#vote3(time=600,4)

[#include(name=テンプレ3)]


  • マベサンという略称初めて見たから、項目内で連呼されまくってて戸惑う… -- 名無しさん (2023-07-17 05:16:46)
  • 初育成でやる気↓イベントが全然起こらなくて超順調だったのにシニアのジャパンC本番でやる気下がって水の泡になった…… -- 汚花のフラウィ (2023-07-17 06:16:25)
  • ↑2 スイープあたりが使ってたと思うよ -- 名無しさん (2023-07-17 08:36:42)
  • 作成乙。マーベラスな項目だ -- 名無しさん (2023-07-17 09:19:08)
  • まあ称号欲しいだけならメイクラが一番良いかもね とにかくカップケーキ買いだめしとく -- 名無しさん (2023-07-17 09:45:34)
  • アニメで主役張れてもおかしくないのよ -- 名無しさん (2023-07-17 09:46:22)
  • デッッッッカ! -- 名無しさん (2023-07-17 10:13:44)
  • こんなにちっこいのにでっかくて元気なお姉ちゃんに励まされた育成シナリオのサッカー少年の性癖が心配です -- 名無しさん (2023-07-17 10:55:13)
  • 多分最狂のウマ娘 -- 名無しさん (2023-07-17 13:17:12)
  • おトイレ呼び好き -- 名無しさん (2023-07-19 21:29:36)
  • ネイチャとマーベラスが同室なのは、史実での厩務員同士が親戚だったからじゃないかな -- 名無しさん (2023-07-23 00:07:37)
  • 親愛度3から仲良くなるとロビーで「あーそぼ★」聞いてくれなくなって豪快な谷間が見られなくなる不具合・・・。 -- 名無しさん (2023-11-10 17:34:13)

#comment(striction)

*1 史実競走馬は黒鹿毛ではなく栃栗毛だが。
*2 上述したデビュー前に死にかけたという史実ネタを基にしたエピソード
*3 「マーベラス」ではジャパンカップ馬マーベラスクラウン号等同じ冠名の馬達、「サンデー」では父サンデーサイレンスや皐月賞馬イシノサンデー号等と被るため。
*4 2年目の同月においても同じレースを代表とするイナリワンやスイープトウショウが実装されている
*5 格納部分にも記載があるが、当時はG1昇格前のG2産経大阪杯であった。
*6 SSRフクキタルは完凸すれば全てのステータスが+30の状態で育成をする事が可能、SSR根性ウララは初期絆こそ0であるものの高い練習性能を持ち、蹄鉄にしなければ誰でも完凸ができる。しかも双方共にレースボーナスを10%持っている
*7 この時点では1回目の調整が入っており、スタミナ切れへの保険としてなら実用可能になったが、レアスキルと保険の役割が噛み合ってないためかなり厳しい。
*8 従来シナリオ以上にスキルヒントと友情トレの早期発生が重要視されるため、スキル無し且つ初期絆ゼロのウララには逆風
*9 例えば大空直美氏は清楚で大人しい「緒方智絵里」と快活で関西弁の「タマモクロス」、青木瑠璃子氏はにわかロッカーの「多田李衣菜」と自他共に厳しい「エアグルーヴ」など、役の人物像や演じる声色は違うことが多い。

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