トバリシリーズ(フリーゲーム)

ページ名:トバリシリーズ_フリーゲーム_

登録日:2023/04/21 (金) 21:29:37
更新日:2024/07/05 Fri 12:40:00NEW!
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トバリは人を襲ったが、恐れられてはいなかった」

「なぜなら、彼らを知るものが、あまりに少なかったからである」



「トバリシリーズ」とは、サークル「トバリリアム」が製作したフリーゲームの中で、魔物「トバリ」を題材にしたゲームの総称。
なお作者サイトを確認する限り、商業作品として作ったフリーゲーム以外はこのシリーズしかない。


◇概要


2023年5月現在、「トバリ討伐隊」「トバリドトキシンRe」「さよならモガリ」「トバリドトキシンMV(同名タイトルのリメイク版、未完成)」「トバリガタリガタリ」が公開されている。
トバリ討伐隊の公開(2011年)からほぼ同じキャラクターを使用して続くシリーズ。
各ゲームに登場する舞台や人物は、おそらくすべて同世界観ではあるが、基本的にどの作品からプレイしてもいいようになっている。
というよりどの話も、ストーリーの大筋の描写は丁寧なものの、各キャラクターの背景は会話から匂わせる程度になっており、
分かるところは分かるが、分からないところは全く分からない。こんなに出ているのに。


シリーズ通しての特徴としては、暗い雰囲気、名曲ぞろいの選曲、美麗なグラフィックなど。
戦闘やゲーム性の部分は、よくあるツクール製のゲームといったところ。



◇シリーズに共通する用語

  • トバリ

人食いの魔物で、吸血鬼のように元人間がなるもの。必然的に外見は人間である。
親しい人物ほど食べたくなるため、単独での行動が多いらしい。
トバリの血には毒(ウイルス的な物だと思われる)があり、強力な毒性があるが、その上で生き残るとトバリになる。
トバリに変化すると、色素が薄くなる(日の光に弱くなる)、毒や寒さに耐性を得る等のメリットがあるが、
変化してから数十年で寿命を迎えてしまう。
人を襲うのは、人の血肉を摂取しないと自家中毒をおこしてしまうため。


  • トバリノリ

アイテム。2作品で登場するが、全回復したり即死スキルを覚えたりと効果が違い、いまいちなんなのかよくわからない品。




◇システム

トバリドトキシンRe、トバリドトキシンMVのシステムについて解説する。

  • エンカウント

主に敵シンボルと接触する事で戦闘が発生するが、ランダムエンカウトを採用している所もある。
バトルに負けてもペナルティはなく、リスポーンする。


  • パーティ

ナギ、シュウ、カラトとパーティが組めるが、組んでいても基本各々の目的のため別行動をしている。
戦いが始まるとささっとかけつけてくれているらしい。


  • 収集要素

取ったアイテムや倒した魔物がマップ右上に表示される親切設計。
マップが凝っているので助かる。


  • スキル

主人公、各キャラ共に覚えられるスキルがあるが、
いつでも忘れられる。序盤はマナ(ゲーム内通貨)が貴重なため有用。




◇登場人物

登場作品について、「トバリドトキシンRe」と「トバリドトキシンMV」は「トバリドトキシン」で統一する。
以下、ネタバレ注意





  • ナギ

登場作品「全て」
修道士風の人物。さよならモガリでは「ヴィル」という名で登場するが、見た目も言動も同じなので多分同じ人。
「トバリ討伐隊」と「さよならモガリ」では彼を操作する。
(ちなみに女性のように呼ばれていることがあり、「彼」であるかはあやしい)
諸事情で常に具合が悪く、胸にとめている布は鼻血を拭くための物とは公式談。


正体はトバリ。ただし人を襲わない。
トバリの毒で中毒を起こしているらしく、鼻血、吐血、血涙と出血に事欠かない他、
最弱設定やシュウより背が低いのもこのせいかと思われる。


  • シュウ

登場作品「トバリ討伐隊」「トバリドトキシン」
漢字で書くと周樹娟。サングラスをかけた頼れるお姉さん。
トバリとは敵対する立場にある。シリーズ通して一番の常識人(間)である。


両親を殺したグレゴールに育てられていた過去がある。
サングラスを外すと緑眼で、髪も金髪という事もありトバリと間違えて拾われたらしい。
「トバリ討伐隊」ではグレゴールは死んだと言っていたが、後作で普通にでてきた。


  • カラト

登場作品「トバリ討伐隊」「トバリドトキシン」
無邪気な子供といった雰囲気の青年。


正体はトバリ。
ナギいわくトバリらしいトバリだった。人間を襲うだけではなく、トバリすら食べていた模様。
ナギに好意的な描写があるが、先方の性別が不明なためBLなのかノーマルな関係なのか分からない。
好意を寄せているナギを文字通り食べてしまいたいらしく、ちょくちょく我慢が効かなくなった彼に殺害されるエンドがある。


  • ジル

登場作品「トバリドトキシン」
トバリドトキシンの操作キャラクター。しゃべらない系主人公で、記憶が飛んでいる。


正体はソルシエールに作られた人形。ナギの兄弟子(ジャック)の魂が入っている。
トバリの血の毒も無効化できるが、そのせいでいらぬ誤解を招いた。


  • イース

登場作品「全て」
ドレス姿で余裕のある大人といった雰囲気の女性。
過去にカラトを養育していたことがあり、彼に師匠と呼ばれている。


正体はトバリ。
トバリドトキシンのカラト編では、諸事情でカラトと共に彼女と戦うことになるが、悲惨。


  • グレゴール

登場作品「トバリドトキシン」「さよならモガリ」
騎士風の男性。リメイク前の「トバリドトキシンRe」では物語後半からの登場だったが、
「トバリドトキシンMV」では初期から登場するように変更されている。ちなみに襲いかかってくる。


  • ラファエロ

登場作品「トバリドトキシン」
目にクマがある男性。リメイク前の「トバリドトキシンRe」では物語後半からの登場だったが、
「トバリドトキシンMV」では初期から登場するように変更されている。襲いかかってはこない。
シュウと同じく、トバリとは敵対する立場にある。


  • ソルシエール

登場作品「トバリ討伐隊」「トバリドトキシン」
メカクレ。ソルシエールは和訳すると魔女なので、女性だと思われる。


ジルを作った張本人。
その事を黙っていたり、ナギと兄のいさかいも知りつつ何もしなかったりと謎が多い。


  • ジャック

登場作品「トバリドトキシン」
ナギの兄弟子で、ジルの中身。
心の中で語りかけてくるが、容貌不明。


  • レナ

登場作品「トバリ討伐隊」
レナーパル。時系列的にナギより年上の筈だが、とてもそうは見えない幼女。
逆から読むとラプンツェル。
ソルシエールによって塔に幽閉されていたが、なんやかんやで出てこられた。


  • ラーツ

登場作品「トバリ討伐隊」
ラーツァルス。レナの養育者。
トバリとは敵対する立場にあるが、冒頭でトバリの血を浴びて錯乱。
その結末がどうなるかはプレイヤー次第。





追記・修正はトバリを知るものがお願いします。



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