カントリーベアーズ

ページ名:カントリーベアーズ

登録日:2023/03/01 Wed 21:28:39
更新日:2024/07/05 Fri 10:52:17NEW!
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『カントリーベアーズ』(原題:The Country Bears)は、
2002年に公開されたウォルト・ディズニー・ピクチャーズ制作のアメリカ映画。


概要

東京ディズニーランドをはじめとして各地のディズニーランドに存在しているアトラクション『カントリーベア・ジャンボリー』を元にした映画。
後にディズニーが得意とする企画となる「ディズニーランドのアトラクションの実写映画化」と呼ぶべき一連のシリーズ作品における記念すべき第1弾となる作品である。


また、本作では悪役の銀行員のリードを演じた俳優のクリストファー・ウォーケンを始め、
イグジビットやエルトン・ジョン等と言った著名なミュージシャンがカメオ出演している。
べアリーやベアーズ達の着ぐるみは『マペット』や『セサミストリート』で知られるジム・ヘンソンカンパニーが制作した。


後にシリーズの第2弾的なタイトルとして『カリブの海賊』をモチーフにした「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」が製作。
同作は言わずと知れた大ヒットシリーズの処女作にしてジョニー・デップやオーランド・ブルームなどの代表作でもあるのだが、元をたどれば今作が無ければジャック・スパロウやキャプテン・バルボッサ、デイヴィ・ジョーンズも生まれていなかった訳で。
そういった意味でも「今作なくしてパイレーツなし」というべき立ち位置と言えなくもない。


ストーリー

人間のバリントン家の養子として暮らす小熊のベアリーは、
かつて一世を風靡した熊たちのバンド「カントリーベアーズ」に憧れる男の子。
ある日、自分がバリントン家の本当の家族じゃない事を知り、本当の家族を見つけるために家出を決意。
そこで「カントリーベア・ホール」へやって来たべアリーだったが、
既にベアーズは解散しており、数日後にはホールも取り壊される事を知る。
ホールの取り壊しを止めるため、ベアーズのマネージャーのヘンリーと共にバンド再結成の旅に出る。




登場人物

ベアリー・バリントン
声:ハーレイ・ジョエル・オスメント、エリザベス・デイリー(歌唱)/熊木翔(日本語吹き替え)
本作の主人公。
人間であるバリントン家の養子である小熊。
かつて一世を風靡した熊たちのバンド、カントリーベアーズの大ファンである。
自分が養子であることを知り家出を決意。
ベアーズの元マネージャーであるヘンリーと出会い、
バンドを再結成させるためにメンバーを探す旅に出る。


ヘンリー
声:ケビン・マイケル・リチャードソン/宝亀克寿(日本語吹き替え)
カントリーベアーズの元マネージャー。
ベアーズ達が解散し去った今では、寂れたカントリーベア・ホールでビッグ・アルと共に暮らしている。
しかし、カントリーベア・ホールにやって来たベアリーの提案でメンバーを呼び戻し、ベアーズを再結成することを決意する。


テッド
声:ディードリック・ベーダー、ジョン・ハイアット(歌唱)/池田勝(日本語吹き替え)
ベアーズのメンバー。現在はエルトン・ジョンの豪邸で専属のエンターテイナーを務めている。
バンドの解散の原因になった張本人(熊)であり、他のメンバーとは違いベアーズの再結成には否定的だった。
しかしベアリーとの出会いによって考えを改めていく。


フレッド
声:ブラッド・ギャレット/郷里大輔(日本語吹き替え)
ベアーズのメンバー。ハーモニカが得意で観客に向かってダイブするのが好き。
現在は芸能事務所の警備員を務めているが、ヘンリーと再会しバンド再結成の旅に同行する。


ゼブ
声:スティーヴン・ルート/斎藤志郎(日本語吹き替え)
ベアーズのメンバーでバイオリン担当。
重度のハチミツ中毒で、現在はとあるバーに寝泊りしてかなりの借金を抱えている。
しかし、べアリーの提案したバンド勝負に挑むことになり、見事相手のバンドと打ち勝ち借金がチャラとなり、
そのままバンド再結成の旅に同行する。


テネシー
声:トビー・ハス、ドン・ヘンリー(歌唱)/岩崎ひろし(日本語吹き替え)
ベアーズのメンバー。現在は結婚相談所を経営しており、
恋人のトリキシーと破局しておりそれ故に若干精神を病んでいる。


トリキシー
声:キャンディ・フォード、ボニー・レイット(歌唱)/伊倉一恵(日本語吹き替え)
テネシーの元恋人。
現在はクラブの歌姫として活動しており、
テネシーと再開した後はヨリを戻しベアーズの再結成の旅に同行する。


ビッグ・アル
声:ジェームズ・ギャモン/石塚勇(日本語吹き替え)
他のクマの中でも一回りずんぐりむっくりなクマ。
カントリーベア・ホールの敷地内の芝生を管理している。
のんびり屋だが以外にもすばしっこい。
なお、日本語吹き替えを担当した石塚勇はアトラクション版から唯一続投している。


ローディ
演:M・C・ゲイニー/西凜太朗(日本語吹き替え)
ベアーズのツアーバスの運転手。ニワトリのMr.チキンをペットにしている。
バンドの解散以降はツアーバスで寝泊りしており再結成の話を聞き、
ベアーズの再結成の旅に同行する。


リップ・ホーランド
演:アレックス・ロッコ/宮澤正(日本語吹き替え)
かつてベアーズのプロモーターを務めた男。
ヘンリーからベアーズを奪ったらしく彼からは嫌われている。
その後仕方なく電話をしたヘンリーに宣伝活動を依頼するが…

+ ネタバレ-

しかし結局は商売しか頭になく、
リードに金で買収されホールの取り壊しに加担するが、ベアーズの復活を聞いて流れ込んで来た観客たちに驚き退散していった。



Mr.バリントン 演:スティーヴン・トボロウスキー/星野充昭(日本語吹き替え)
Ms.バリントン 演:ミーガン・フェイ/一龍斎貞友(日本語吹き替え)
ベアリーの義理の両親。
人間ではないべアリーを我が子のように大切にしている。
後にべアリーが家出してしまった事でハムとチーツの警官コンビに捜索を依頼する。


デックス・バリントン
演:イーライ・マリエンタール/木村良平(日本語吹き替え)
バリントン夫妻の息子であり、べアリーの義理の兄。
両親とは違い自分たちとは違うべアリーを快く思っていない。
しかし、家出したべアリーを気にかけ電話するなど本当は弟思い。


ハム 演:ダリル・ミッチェル/高木渉(日本語吹き替え)
チーツ 演:ディードリック・ベーダー/清水明彦(日本語吹き替え)
バリントン夫妻にべアリーの捜索を依頼された警官コンビ。
黒人の男がハムで、立派な髭(実は付け髭)の男がチーツ。
べアリーを連れ去った(と勘違いした)ベアーズを逮捕するため執行に追い続けるが…



リード・シンプル
演:クリストファー・ウォーケン/野沢那智(日本語吹き替え)
本作のディズニーヴィランで欲深い銀行員。
カントリーベア・ホールの取り壊しを企てている。
ベアーズ達に何やら強い執念を抱いているようだが…

+ ネタバレ-

ベニー・ボッグズワグル
その正体はかつてベアーズに打ち負かされたスター志望の青年で、
脇で屁をこきながら音楽を鳴らす特技(?)を持った人物。
負けた腹いせにベアーズを椅子で殴るなどし、
それ以降は銀行員となって逆恨みにカントリーベア・ホールを取り壊そうとしていた。
その後はホールを取り壊すため邪魔なベアーズのメンバーを牢屋に閉じこめたが、
べアリーたちの活躍によって牢屋を壊される。
しかしホールに先回りし、リップを金で買収し高らかに勝ち誇るが、
ベアーズの復活に集まってきた観客の波に押し流されていった。



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  • This is not over,BEARS! -- 名無しさん (2023-03-02 20:51:08)

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