地獄先生ぬ~べ~NEO

ページ名:地獄先生ぬ_べ_NEO

登録日:2023/02/26 Sun 17:43:51
更新日:2024/07/05 Fri 10:51:25NEW!
所要時間:約 6 分で読めます



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かつて週刊少年ジャンプで連載されていた漫画『地獄先生ぬ~べ~』の続編。


目次


【概要】

前作からは約十二年後。
2010年代を舞台にしており、それに合わせて広や郷子達の小学校時代も1990年代から2000年代頃に引き上げられている。
青年誌での掲載からか、少年誌に掲載されていた前作と比べて子供達の複雑な家庭環境や教育現場等を絡めたエピソードも取り扱っているのが特徴。
2014年5月に『グランドジャンプPREMIUM』で連載開始。
葉月いずなが主人公の『霊媒師いずな』と入れ替わる形で『グランドジャンプ』に移籍。
ヴィムクとの決着が付いた事で2019年1月号で完結。
その後は『最強ジャンプ』で続編の『地獄先生ぬ~べ~S』が連載されていたが、2021年5月号で連載を終了した。



【登場人物】

前作に引き続き本作でも主人公を務める。
宗教組織ヴィムクのたくらみにより、童守町内で再び妖怪の活動が活発になり、生徒が危機にさらされる可能性が出てきたため、校長の判断で九州から呼び戻され、童守小学校に再赴任してきた。
容姿は12年経った割にほとんど変わらず、性格も一部九州弁が出る以外はほとんど昔のまま。
教師としてのキャリアを重ねたためか、現代でも新たに問題になっているモンスターペアレントや子供の貧困、不登校問題にも柔軟に対応できるようになっている。
とりあえず、携帯電話は何とか使えるようにはなったらしい。
覇鬼が諸事情により地獄に帰還したことにより、彼の代名詞だった『鬼の手』は鬼の残留妖気と陽身の術で作ったハリボテ状態になっている。
その状態でも、並の妖怪なら普通に裂いたり砕いたりすることはできるが、少し強い妖怪が出ると流石に敵わない。
そのため、大天狗に師事し、修行の成果で自身の霊力を体内に蓄積する「蓄気法」を体得。
体内にため込んだ気を鬼の手の甲にはめ込まれた宝玉に流し込むことで瞬間的に鬼の手以上の威力を出すことのできる霊体の鬼の手「鬼の手NEO」となる。
鬼の手NEOはぬ~べ~の霊力で構成されているため、人間の霊体を直接攻撃できるようになり、
破壊力も圧倒的だが、瞬間的に力を高めるため長い時間維持することはできない。


◆5年3組の生徒

  • 橘百合愛 (たちばな ユリア)

勉強、スポーツ、ピアノ、書道など文武両道を完璧にこなす優等生の女子児童で5年3組のまとめ役。
ただ、エリート意識の強さから協調性に欠けており、他人を見下したり、授業そっちのけで中学受験の勉強にいそしんでいたりと、初期の頃はやや性格が悪かった。
自身の誹謗中傷がネットにばら撒かれる事件を独力で解決しようとするも陰で手を引いていた悪霊に追い詰められ、ぬ~べ~に救われたことをきっかけで自身の振る舞いを改めるようになり、面倒見の良さを見せたり、クラスメイトの女学生と仲良く登下校するなど、多少は落ち着いてきている。


健斗に想いを寄せているような描写があり、妖怪の力で茉莉に引かれる健斗に動揺したり涙を浮かべたりもしていたが、本人は頑なに否定している。


  • 北健斗 (きた ケント)

5年3組のクラスのリーダー的存在。立ち位置としては小学生時代の広に近いが、成績はかなり優秀な方である。
生意気かつお調子者な性格。
橘百合愛にお詫びのしるしに女性用のパンツをプレゼントするなど無神経な面もありそのせいで酷い目に合うことも多い。
でもまぁ、おそらく悪気は無いのだろうが……。
一人称は当初は「僕」だったが、後に「俺」になる。


両親は離婚しており父子家庭。その経緯から大人に対して強い不信感を抱いており、それが原因で悪霊に取りつかれていた。
大人不信ゆえに教師として働き始めたばかりの郷子を教師いじめの標的にするが、ぬ~べ~に救われたことで信頼を寄せるようになり、ぬ~べ~や郷子とも打ち解けていく。


唯一の肉親である父親も不倫相手の家に入り浸ってめったに家に帰らず、お金だけ与えてろくに食事も作らないため
味覚障害を引き起こしており、とんでもない味のお菓子を好んだり、郷子のゲロマズ料理をおいしそうに頬張っている。


  • 滝川衛 (たきがわ マモル)

ちょっと背が低い、猿顔の男の子。
両親が小学三年生の時に離婚した為、家は母子家庭で貧乏。
その上、初期は母親から育児放棄されていたため何時もお腹を空かせていた。
ぬ~べ~達の活躍で、育児放棄は収まったが貧困なのは相変わらず、食べ物には目がないが、健斗の悪食には流石に引いている。
いろいろと常識的な部分があり、母親想いなのだが、健斗や勇輝と一緒に悪戯を仕掛ける年相応な気持ちも持っている。


  • 卯月星蘭 (うづき セイラ)

ちみっこい、ツインテールの女の子。
背丈が小さく独特な言葉遣いをしたり、妖怪に対しての優しい性格を持つなど、立ち位置はまことに近い。


出生時に大病を患ったことに気をもむ父親の過保護モンスターペアレントぶりに悩まされており、父親の怒りを恐れて何も言えずにいたため、妖怪に取りつかれてしまう。
その過程で父親に対し、先生に迷惑かけないでほしいという自分の気持ちを伝えたことで父親と和解する。
しかし、父親(に加えて母親)の過保護ぶりは相変わらず。


背丈の小さい見た目や言動の子供っぽさから子供扱いされることが多いが、両親の過保護ぶりに流されることなく自身の将来を案じたり、週末に外食を繰り返しながら家電のつけっぱなしを無駄遣いと称する両親に疑問を抱いたり、果ては妖怪から救ってくれたぬ~べ~を悪者呼ばわりする父親を一喝して謝らせたりと、反面教師的に年相応以上の自立心が備わっている。


  • 小山瑠海 (こやま ルミ)

左目の下に泣きボクロがある。
小学生とは思えないほど、身長から体重・バスト・ウエスト・ヒップが「ヘビー級」の女子児童。
まだ11歳にもかかわらず郷子よりも背が高い。その為、大人と間違われることも多い。
ただし、当初は本人にその自覚はなく、スカートのまま逆上がりなどの鉄棒をしたり、平気で男子の前で着替えたり、ブラジャーを着けないまま学校に来たりしていたこともある。


  • 王勇輝

サンバイザーが特徴的なメガネのゲーマー
健斗や衛と仲がよく、ゲームで一緒に遊んでいる姿をよく見かける。
一方で、レアなアイテムをゲットするために無茶をすることもしばしば。


  • 苫米地茉莉 (とまべち マリ)

北海道から転校してきた金髪巨乳の女子生徒。
猫被ってはいたが、とんでもないトラブルメーカーで、悪戯大好きの自称小悪魔。
先の転校もそのためで、童守小でも恐怖のどん底に陥れようとするが、早々にバレて、警戒されるようになる。
実は前作で登場した細川美樹の姪で、性格も彼女の影響を受けている。


  • 諸星はずる (もろほし はずる)

物凄い影の薄い子。
一話から登場しているはずなのに、作者からも存在を忘れるぐらいの脇役。
その影の薄さは、一緒に行動していても認知されてもらえず、妖怪すら素通りしていくほど。
妖怪の影響もあって少しは改善したようだが、たまに忘れられる事はある様子。


◆前作から続投

大学を卒業後に教師となり、母校の童守小学校に新任教師として赴任した。
新任教師であるが故の悩みやトラブルに遭うが、教師としても人生としても先輩であるぬ~べ~の助言を立ち直り、元気に教師として活躍している。
ある意味、当時の読者の視点から見た、この漫画の主人公とも言える存在。
貧乳であることは変わらず、女子児童の小山瑠海のブラジャーを買いに行った際に、店員からサイズの違いを問われて精神的苦痛を受けたり、大天狗からも「洗濯板」と称されている。
サッカー選手としてイタリアへ旅立った広とは遠距離恋愛中である。


サッカー選手としてJリーグでスター選手に上り詰め、現在はイタリアセリエAのチームである「ペペロンチーノ・ハバネロ」に移籍して活躍している。


大学を卒業したが就職活動に失敗。現在は「スナック Big Cup」でアルバイトをしている。
バストはより豊満(Iカップ)になった。
ろくろ首の能力も未だに健在である。
いろいろと今の自分に思うことはあるが、それでも胸に秘めて明るく活動している。


2浪した後に国防大学校へ進学し、自衛官になるための特訓を続けている。現在は3年生でNEO初登場時には野戦訓練を行っていた。
童守中学校を卒業した後は、美樹と共に隣町の戸成野高校に進学。
何度も頼み込んで正式に美樹と付き合い始めるが、自分を犬扱いをする美樹に耐え切れずにわずか1ヶ月で喧嘩別れ。その後はお互い連絡も取らず克也曰く「二度と会いたくない関係」になっていた。
しかし、克也自身は今でも美樹のことを憎からず思っている。


高校を卒業した後は、地方にある三流大学の法学部に進学し、弁護士を目指して法科大学院進学を目指すが失敗。卒業後も大学院の試験を受けるが不合格。
行き詰まり、パチンコなどをする荒んだ生活を送る中、ぬ~べ~と郷子に再会する。
まことの現状を心配した郷子が彼を励ますためにいろいろなところに連れてくが、彼女の配慮不足で却って追い込んでしまい、彼を怒らせてしまう。
帰宅後、オーケストラのコンサートでウィーンに訪れている愛からメールが届き、彼女と今の自分との落差に愕然として、家を飛び出し発作的に鉄橋から電車に飛び込もうとするが、ぬ~べ~が水晶の記憶から見せた座敷童をはじめとするかつて出会った妖怪たちを見たことで踏みとどまる。その後、ぬ~べ~と話し合ってもう少し頑張ってみようと決心した。
酒癖が悪く、酔うと裸踊りをしてしまう。住まいは小学校時代のまま(実家暮らし)である。


高校を卒業した後は、筑波大学に入学。
現在は大学院でロボットの研究と開発を行っている。


小学生からの夢が叶い婦警となり、立派に職務を果たしている。
童守警察署に勤務しているからか今でも郷子とは交流がある。
何気に警察ポジションにいるため、無印時代よりも圧倒的に出番が増えていたり……。


あゆみの大卒後に入籍しており、式はお金がないため上げていないが5年3組メンバーの中で一番乗りの結婚となった。
また読書好きが講じてトラック稼業の片手間に恋愛小説を執筆したりしている。


大学を卒業後に金田と結婚。
金田との間に子供を授かるも体自体は依然として虚弱であり、難産により命の危険に晒されるが、ぬ~べ~の協力と金田の体を張った支えにより無事出産する。


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  • 秀一 のろちゃんも登場して欲しかったのに出番がないのが残念 -- 名無しさん (2023-02-26 18:21:33)
  • ↑ほんとそれな。 -- 名無しさん (2023-02-26 18:32:21)
  • 乳首最初にさらしたのが滝川母という・・・ -- 名無しさん (2023-02-26 18:33:06)
  • 打ち切りなのかな? ↑2のように未登場の同窓キャラがいるし、まだ未解決の話だってあるのに。 -- 名無しさん (2023-02-26 18:50:44)
  • NEOはともかく、Sは完全に打ち切りだろうね。SNSとか見ても評判よくないし。 -- 名無しさん (2023-02-26 19:13:26)
  • ↑×5 元生徒の現在は枕返しの見せた未来と微妙にリンクしてるから(克也とかまこととか)法子は出たところでAV女優とかやらされてしまう可能性があるし出ない方が幸せかもしれない -- 名無しさん (2023-02-26 20:17:10)
  • まことが悲惨すぎるんだよな。金田がなんだかんだ言って一番幸せそう。 -- 名無しさん (2023-02-26 21:42:25)
  • 現代だからこそ生まれた新時代の妖怪とか幽霊に感心した -- 名無しさん (2023-02-26 22:26:24)
  • ↑×2 金田マジでいい男になってたよな。あゆみのリハビリに根気強く付き合ってたし、6年になった頃にはきっと変わってたんだろう。 -- 名無しさん (2023-02-27 07:52:11)
  • たしかコメントできないような場所に刺さってたよね?ぬ~べ~ -- 名無しさん (2023-02-27 17:40:02)
  • 時代が時代ならあび子さんも子供たちのトラウマになったろうな -- 名無しさん (2023-02-27 20:24:16)
  • 全身鬼アーマーという大体の読者が思っただろうぼくがかんがえたさいきょうのぬ~べ~が出てくるという -- 名無しさん (2023-02-27 23:00:07)
  • 絶鬼との和解は衝撃的だった(というか途中まで鬼天帝の正体だと思ってた) -- 名無しさん (2023-02-28 00:24:15)
  • 人気作の続編ってどうしてもなあ… -- 名無しさん (2023-02-28 06:00:12)
  • 過去にも鬼の鎧はあったから予想は出来たフルアーマーぬ~べ~。の割にはあっさり出番が終わったのは勿体なかった感もあるけど -- 名無しさん (2023-02-28 10:22:14)
  • 小学生のお色気描写は流石に時代が時代なので青年誌なのに少年誌時代の前作より控え目というある種の逆転現象が起こってる。規制が厳しくなったのを作者も嘆いてたっけ -- 名無しさん (2023-02-28 12:07:10)
  • せいらなんてパンチラすら危ういだろうしな… -- 名無しさん (2023-02-28 16:47:00)
  • この時点のぬ~べ~は前作とは違って貧乏ではないのだが、貧乏性は変わらず。「自分ではなくゆきめのお金だから」という理由で贅沢は控えているのもあるが、長年染みついたのが抜けないだけなんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2023-02-28 16:52:00)
  • 流石に自殺した子供の幽霊鬼の手で強制成仏は引いたわ、メリーさんとちゃんちゃんこでぬーべーは子供の幽霊を鬼の手で切り裂けないって設定どうなった -- 名無しさん (2023-02-28 20:53:14)
  • ↑絶鬼のギャグキャラ化といい、現5年3組がぬーべーと協力する話やSの方でほぼ続投組が出なかったことといい、どうにもキャラが扱いきれてない感じ。郷子がさっさとイタリア行っちまったのとか特に。 -- 名無しさん (2023-03-01 12:54:41)
  • sは意味ありげに動いてた議太郎がめっちゃあっさり処理されて察した…後強制成仏(でも鬼の手で切り裂く)を多用してたがぬーべーってこんな強制成仏ばっか使ってた?ってなった -- 名無しさん (2023-05-04 22:18:36)
  • もしかしてユリアと北健斗(≒北斗ケン)のカップルってネタだったのか?…w -- 名無しさん (2023-05-13 20:20:15)
  • ↑2・3・4 ここだけ見ても打ち切りの原因が大体察せられるな… -- 名無しさん (2023-05-13 21:09:41)
  • 強制成仏はあくまで文字通りに強制的に「成仏させてる」のであって、切り裂いて消滅させてるわけじゃないんだが。相手の事情を汲むことなく一方的にってのはもやりはするが、最終的には成仏させてあげてることに違いはない。
    そもそも子供の悪霊を強制成仏させた前例は無印の時点で存在してるし(こっちの場合は生徒の命がかかった緊急事態で事情を汲む間もなくやむなくって流れだったが) -- 名無しさん (2023-10-21 13:31:52)

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