つばめ刑事(ドラマ)

ページ名:つばめ刑事_ドラマ_

登録日:2022/12/11 (日曜日) 10:24:01
更新日:2024/06/27 Thu 13:10:51NEW!
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つばめ刑事、爆誕!


『つばめ刑事』は2019年にひかりTVやdTV等で配信されたwebドラマである。
また、BSや一部地域の地上波でも放送された。
製作:「つばめ刑事」制作委員会(東映、TBSグロウディア)
話数:全12話


概要

時は2019年。
この年は東京ヤクルトスワローズが球団設立から50周年、球団マスコットのつば九郎がデビューから25周年と、まさにヤクルトにとってはおめでたい年であった。
それを記念して製作されたのが、つば九郎を主役としたこの刑事ドラマ(という名の痛快ギャグコメディードラマ)である。
ちなみに本作は2017年頃に打診があったものの、その年は96敗というワーストを築いてしまったために一旦はお流れとなり、翌年(2018年)は二位という好成績に終わったため、再度企画書を出して製作するに至った。


◆あらすじ

契約更改の日、つば九郎は球団幹部から色々とダメ出しをされていた。
何でも彼の行き過ぎたパフォーマンスに対する苦情が、段ボール一箱分も届いていたからだ。
中でもやり過ぎなのがつば九郎の年俸であるヤクルトの飲み放題であり、それが球団の予算を圧迫しているのだという。


つば九郎『え!たったよんじゅうえんじゃないですか!』
球団幹部「それを1日百本も飲まれたんじゃあ堪ったもんじゃない!ヤクルトは1日一本で十分効果がある!ヤクルト飲み放題は取り上げだ!」
つば九郎『こまる』
球団幹部「認めない!」
つば九郎『ならたふまんを』
球団幹部「タフマンならもっと高い!*1
つば九郎『ふとうだ!ぶらっくきぎょうだ!』


そしてつば九郎は逆ギレ同然で球団幹部に掴みかかり、事もあろうに張っ倒してしまった。
当然球団幹部は激怒し、つば九郎にクビを言い渡した。


球団から追い出され、神宮球場のベンチで落ち込むつば九郎
そんな時、一人の人物が彼に声を掛けた。
その人物は、神宮球場の平和を守る警察署鳥小屋署の署長。


署長「今日から君は、つばめ刑事だ!」
つば九郎『つばめでか?』


そんな訳でつば九郎の再就職先はまさかの警察署!
今ここに、つばめ刑事が誕生したのであった。


登場人物

つば九郎以外はスワローズの選手から名字を取られている。


【鳥小屋署】


演:本人
ご存知東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター。
行き過ぎたパフォーマンスが原因で各所から苦情が寄せられ、更にヤクルトの飲み放題で知らないうちに球団の経営を圧迫。*2
その事を球団幹部からダメ出しされるも、逆ギレ同然で球団幹部を張っ倒してしまい、当然の如くクビ。
途方に暮れていたところを鳥小屋署の署長にスカウトされ、なし崩し的に刑事となる。
『あぶない刑事』のファンでもあるらしく、刑事になった時はサングラスを掛けて決めていた。
コミュニケーション手段は筆談。
ボケをかます事が多いが時には鋭い面を見せたりする。


  • 八重樫署長

演:梅垣義明
鳥小屋署の署長。
ヤクルトをクビになり、途方に暮れていたつば九郎を刑事としてスカウトした。


  • 伊藤

演:石田剛太
オカルト好きだが怖がり屋。


  • 土橋

演:土佐和成
諦めやすい性格で事件解決に行き詰まると「迷宮入りだ!」と叫び、兎に角怪しい人物を逮捕しようという暴挙に出る。
こんなのが警察で大丈夫かおい


  • 川崎

演:工藤綾乃
鳥小屋署の紅一点。
先輩署員に対しても容赦無く言いたいことは言うという肝っ玉ガール。
別に信じているわけではないが水晶占いが好き。
つば九郎に対するツッコミをよく行う。


演:宮崎秋人
生真面目な性格で柔らかい物腰の人物ではあるが、その性格が災いし、却って周囲を苛立たせることもしばしば。


【東京ヤクルトスワローズ関係者】


  • 球団幹部

演:ベンガル
第1話、第11話に登場。
つば九郎の行き過ぎたパフォーマンスに対する苦情(段ボール一箱分)に苦悩し、契約更改に来たつば九郎に対してダメ出しを行った結果、逆ギレした彼に張っ倒され、クビを言い渡す。


  • 山田哲人

演:本人
東京ヤクルトスワローズの二塁手。右投右打。
愛用のグローブが盗まれたため、鳥小屋署に捜査を依頼した。

酒に酔ったつば九郎が隠してしまっていた

  • トルクーヤ

演:本人
第4話、第11話に登場。
ヤクルトのもう一人の球団マスコットで、つば九郎の後釜として活躍するも、つば九郎程の人気が出ず、悩んでいた。
コミュニケーション手段は筆談ではなく、仕事をしながらの意思表示。


  • MOMOKA

演:MOMOKA
第5話のゲスト。
ヤクルトの公式ダンスパフォーマーチーム「Passion」のメンバーの一人。
つば九郎に惚れられ、カラオケデートの誘いを受ける。


  • 真中満

演:本人
第7話のゲスト。
ヤクルトの前監督にして鳥小屋署の前署長。
スワローズに代々伝わる伝説のノートを所有していたが紛失してしまい、夜な夜な神宮球場を徘徊していた。
そしてそれが「夜中の神宮球場に現れる幽霊」としてちょっとした騒ぎになってしまっていた。
ちなみにそのノートにはヤクルトを始めとした球界の様々な情報が記されている。
そんな重要なノートを紛失したら、そらねえ…。


【東京ブラックカラス】


  • ブラックカラス・ボス

演:櫻隼人
悪の球団東京ブラックカラスのマスコットキャラクター。
ヤクルトに代わり、セ・リーグへの参入を目論んでいる。
つば九郎等とは違い、流暢な言葉で話す。


  • ショッカラスA/同B

演:松本洋一/水畑智晴
東京ブラックカラスのマスコットキャラクター。
カラスのような鳴き声を出す。
ブラックカラス・ボスの命令で様々な悪行を行なっている。
名前の由来はショッカー+カラス。



【その他】


  • 池山

演:磯野貴理子
表向きは神宮球場の清掃係のおばちゃ…じゃなかった奥様。
しかし、裏の顔は情報屋で、鳥小屋署に様々な情報を提供している。


  • サヤカ

演:咲良菜緒
第3話のゲスト。
神宮球場でビールの売り子をしている。
名古屋出身で根っからのドラゴンズファンであり、結婚してから名古屋から東京へ引っ越すも、東京はヤクルトファンばっかりであったため、東京でもドラゴンズファンを増やそうとブラックカラス・ボスが出したビール*3を神宮球場で売り捌いていた。
ヤクルトの事を知り尽くし、犯人を炙り出すためのクイズでヤクルトに関する問題を正解を当てまくって「自分は犯人ではない」と主張するも、つば九郎が出したサービス問題にまんまと引っかかり、犯人である事が判明。
その後は潔く犯行を認め、「ヤクルトも悪くないかも」と言ってその場を後にした。

もんだい:えきでたべられるめんるいのみせといえば、たちぐい○○?


この問題に対し、他の二人はそばと答える中、彼女だけはきしめんと答えてしまったため、犯行がバレたのであった。
つば九郎『どらごんずのもうしごだ』


  • 館山雅美

演:柏木ひなた
第9話のゲスト。
人気シンガーソングライター。
ブラックカラス・ボスに幻術を掛けられ、神宮球場での始球式に対する自信を失くしてしまっていた。


演:本人
第11話、第12話のゲスト。
ご存知、中日ドラゴンズのキモカワ系マスコットキャラクター。
つば九郎のピンチに駆けつける。
なお、プライベートでもつば九郎ドアラは大変仲が良く、ファンの質問に対して筆談でぶっ飛んだ回答を出している。



つば九郎『ついき・しゅうせいよろしくね』

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*1 ヤクルト:40円 タフマン:162円
*2 ヤクルト1日100本としても365日で146万円なのだが…。タフマンなら593万3000円。
*3 飲めば必ずドラゴンズファンになる

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