ショッカー戦闘員

ページ名:ショッカー戦闘員

登録日:2015/03/30 Mon 01:20:06
更新日:2024/01/12 Fri 10:56:03NEW!
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 イーッ!! 


出たな、ショッカー!!



ショッカー戦闘員とは、特撮番組の金字塔『仮面ライダー』に登場する悪の組織「ショッカー」の末端構成員である。
そう、あの「イー!」としか喋らない黒ずくめのあいつらのことである。(実は普通に喋ってる場面も決して珍しくないんだけどね)


あ、今この記事読んでるそこのキミ。あいつらの名前が「ショッカー」だと思っていなかったか?
ショッカーとはいわば組織名であり、奴ら下っ端の名称は「ショッカー戦闘員」と呼ぶのが正しいのだ。


まあ実際、暴力団員を一絡げに「やくざ」と呼ぶ人は多いわけだし、制作サイドや原作者の石ノ森御大、それどころか主演の藤岡弘、氏ですら「ショッカー」と呼んでいたので、致し方ない面もあるにはあるんだけど。
でも「仮面ライダー」以外の作品に出てくる戦闘員全般までショッカー呼ばわりするのだけは勘弁な!


スーツアクターを務めていたのは、大野剣友会の方々。
倒しても倒してもウジャウジャ湧いてくるが、一度に出演するスーツアクターは5人程度。
倒されて画面外に出た人が再度襲い掛かることで、何十人もいるように見せていた。
この演出技法は一部の例外*1を除き、様々な特撮ヒーロー作品で応用されることとなる。


なお、「戦闘員」とは本来、紛争・抗争等の戦いに於いて戦線に出て戦う者全般を指すため、そういう意味では怪人も戦闘員の一員といえる。
とはいえ、ショッカーが後の特撮作品、ひいてはサブカルチャー全般の悪の組織像に与えた影響は非常に大きく、サブカルにおいて「戦闘員」とはウジャウジャと出てくる雑兵のことを指すようになった。



概要

ショッカーは

  • 首領 (司令官)> 生身の幹部(現場指揮官)=怪人(士官) > 戦闘員 > 下級労働者(奴隷)

のヒエラルキーの元に成り立っている。
下級労働者とは作戦遂行のために怪人や戦闘員が攫ってきた市井の人々のことであり、彼らは恐らく無賃金で牛馬のようにこき使われ、
必要がなくなれば機密保持のため、怪人の実験台として殺処分されてしまう(第3話・さそり男のケースなど)。
現場指揮官は生身の人間であり、基本的にはショッカーの正社員、すなわち脳改造云々無しでショッカーへの忠誠を誓ったキャリア組である。
…なんか書いてて世知辛くなってきた。怪人連中は脳改造有りでショッカーに忠誠を誓っているが、立ち位置的には幹部と同等になる。


そして戦闘員はいわゆる実働部隊であり、その名の通り怪人と共に与えられた任務を遂行するための手となり足となる。
そんな戦闘員の正体については、割と設定が曖昧かつ大雑把であったため様々な説がある。


  • 1. 改造人間説

ショッカーの後継組織であるゲルショッカーは、ワシカマギリという怪人を使って大量に人々を拉致した際、幹部のブラック将軍が「戦闘員用と怪人用に選り分けろ」という台詞を発している。
すなわちあの戦闘員たちは生身の人間ではなく、簡易なサイボーグ手術を受けた改造人間とする説である。
後発の組織であっても、ブラックサタン戦闘員やアリコマンド(ネオショッカー)などのように戦闘員が改造人間であると言及されている組織があるため、コイツらもそうなのではないか…と取れる。
また、サボテグロン配下の戦闘員を捕獲した際に立花藤兵衛は隼人からの伝聞として「こいつは、戦闘用の改造人間だそうだ」と話し、
「万一の事を考えて、言葉は出せん様に作られてるんだろう」と推測し、世界征服後の世の中を想像した史郎を恐怖に陥らせている。


  • 2. 合成人間説

ライダーカードNo.303によれば、
「戦闘員は人間だろうか? そうではないのだ。 細胞を培養し、合成してつくられているのだ。これを合成人間と言う」
とある。
いわば一種のホムンクルスやクローンであり、これなら何十人ライダーに倒されてもすぐに次が出て来ることに関しても説明が付く。
同じくライダーカードNo.142にも「攫ってきた人間の細胞から作り出した半人間」とある。



結局、どちらが正しいのかは不明なようで、両方の説を折衷してサイボーグとホムンクルスの混成部隊と認識するのが現実的だろうか。
…というか「合成人間を素体にした簡易改造サイボーグ」と考えるのが筋かもしれない。設定があやふやなのは仮面ライダーに限らず昭和特撮ではよくあること。
東映のWebサイト『仮面ライダー図鑑』には「幹部ほどの実力はないが彼らも改造人間であり、能力は常人の数倍といわれている」という記述がある事から、
「素体が合成人間なのかどうかはともかく、改造手術は施されている」が現状の設定のようだ。


なんにせよ境遇は悲惨の一言で、怪人や大幹部の無茶ぶりに付き合わされるなんてのは当たり前で、「リクルート」のCMでネタにされていたことすらある。
怪人や幹部にとっては鉄砲玉としか思われておらず、福利厚生なんて描かれたことすらない。
「悪の組織は理想の幹部揃いのホワイト企業」なんて幻想は、ショッカーにだけは持たない方が得策である。
怪人の待遇はかなり良いのに……
もっとも、戦闘員達は好き好んでショッカーにいるか脳改造で逆らう意志などとっくに失っているかのどちらかので、案外ショッカーの為に死ねるなら本望かもしれない。


ライダーに掴まったら十中八九が機密保持のために自爆させられるか第三者の介入によって殺され、酷い時には当該の戦闘員が死んだ直後に怪人が堂々と現れて名乗り出したり作戦内容をベラベラ喋りだす始末。
武器の実験台になるのも大概戦闘員(最下級の労働者が対象になることも多いが)だし、ちょっとでも失態を犯せばたちまち粛清の対象にされてしまう。蜂女の部下など、命乞いしまくっても全く聞き入れられなかった。
飛び道具を持つ怪人と同行した場合ライダーが避けて流れ弾で死ぬこともしばしば。
気性が荒い怪人につき合わされれば、攻撃の巻き添えや憂さ晴らしで殉職者続出。もはや仲間とすら思われていない。
ギラーコオロギ配下の戦闘員に至っては、全く殺人音波について事前通達の無いまま殺人音波攻撃の巻き添えを喰らい、死体をギラーコオロギに「お前が邪魔しなけりゃライダーに勝てたのだぞ!」と蹴られまくる始末。あんまりだ…*2


絶命した戦闘員は機密保持のためにドロドロに溶けて消滅してしまう(平成作品では初代のリメイクである『THE FIRST』を除き爆死することも多い)。
最悪の場合、怪人が死ぬと戦闘員が残っていても一緒に死ぬ。(5話:かまきり男のケース)


最期はガニコウモルの大粛清を受け、(一人の例外を残し)全員文字通りの首切りに遭った…。
これではその1話前に「ショッカー万歳!!」と叫んで死んだ地獄大使/ガラガランダも浮かばれまい。
これにはさすがの本郷もショッカー戦闘員に同情している。
もはや創作史上類を見ないほどのブラック企業っぷりである。


彼らの印象があまりに強いため、以降のライダーシリーズをはじめとする作品においてもパロディ・オマージュは多い。
仮面ライダーV3』のデストロン戦闘員や『仮面ライダーW』のマスカレイド・ドーパントなどまさにショッカー戦闘員の焼き直しであり、
劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』のアントロードは「リーダーが赤く、下っ端は黒い」と言う点などがショッカー戦闘員のオマージュとなっている。


また『仮面ライダージオウ』には昭和はお呼びでなかったので登場しなかったが、多くのアナザーライダーがショッカー戦闘員と同じ「骨」の衣装を加えられている。
こじつけのようであるが、仮面ライダーの没案の一つが「スカルマン」という骸骨のヒーローだったことを鑑みるに、ショッカー戦闘員とライダーの戦いはまさしく骨肉の争いと言えるだろう。



能力

戦闘員は弱い。
どれほど弱いのかは戦闘員(特撮)の記事をご覧いただくとして、劇中では女子大生に素手のケンカで負けるほど弱い。
しかしながら設定上は地獄大使就任前の戦闘員ですら常人の3倍の身体能力を有しており(ライダーカードNo.142)、同カードによれば我々がイメージしがちな黒骨戦闘員は常人の5倍の身体能力を持つらしい。
成人男性の握力は約45kg、背筋力は130kg程度だから、
旧戦闘員で握力135kgに背筋力390kg、新戦闘員は握力225kgに背筋力650kgってことか。うわぁ…。
ちなみにハンマー投げ選手・室伏浩二の握力が約120kg、背筋力が390kgらしい。
ショッカー戦闘員や怪人と街で出会っても、握手は禁物だ!


戦闘員は基本素手だが、武器を使う場合もある。
近年おなじみのククリ刀は実は『仮面ライダー』では使用せず(ただしそれに似た形状のナイフは使っている)、棒や細身のナイフなどを使うのが一般的だった。
山本リンダ演ずる女子大生・マリにすら負けてたあたりお里が知れるもんだが。
また、24話や60話では投げ縄を、61話では火炎放射器を使い、その他に薙刀を持っていた戦闘員や手榴弾を投げつけた戦闘員もいる。
桜島編からは両端にグリップの付いた仕込み杖も使うようになった。[[後のライドルである。>仮面ライダーX]]
基本的に途中で一セットはライダーの手に渡る。酷い時にはパス同然の投擲をかますやつもいる。



分類

ベレー帽戦闘員

一番最初に出てきた戦闘員。顔に絵具でベトベト色を塗り、ベレー帽をかぶっている。胸には上司の怪人を表すマークがある。
黒い服を着ている奴と赤い服の奴がおり、後者の方が偉いらしい。
この頃はまだ設定も固まっていなかったため、掛け声は「イーッ!」じゃない。


第9話以降は登場しなくなったが、これは「いちいち塗るのが面倒」とも「汗などでメイクが落ちてしまうから」とも言われている。
仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』の過去編は、本郷の改造前後の時系列のため超久々に登場。
劇場パンフレットには「組織の機密保持のためか、人間の顔が見える戦闘員はやがて姿を消していった」とある事から、設定上ではこちらの理由になっているようだ。後付けとか言わない。


マスク戦闘員

第6話で初登場した、SMの変態マスクみたいなアイマスクを付けた戦闘員。鼻から下は丸出しである。
ちなみにこの状態でもベレー帽は被っているし、服装はほぼ同じ。赤いのが偉いのも同じ。メイクの上からマスクをしている混合パターンも見られた。
こちらの戦闘員がゲバコンドル・ヤモゲラスに指示する立場になったこともある。この2体は知性がないので、仕方がないのかもしれない。


第13話を最後に黒戦闘員とバトンタッチする形で登場しなくなった(14話冒頭でサボテグロンの作戦を見届けたのが最後の登場)。
変更になった理由は、メイクやアイマスクのようないわゆる「顔出し」状態だと「倒された戦闘員と同じ顔の戦闘員がまた出てくる」という不自然な描写が発生してしまうため、とされている。
ちなみにマスク戦闘員登場後の8話でもメイクタイプのベレー帽戦闘員が登場しているが、これは8話の撮影が第6・7話より早かったためである。


黒戦闘員

第14話以降に登場する黒い覆面を被り、目・鼻・口だけを出した戦闘員。
初期は額に上司の怪人を表すマークがあったが、50話からショッカーマークに統一されるようになった。
ちなみにさっきライダーカードNo.142で言及した「旧戦闘員」は彼らのこと。
49話で登場したアフリカ支部の戦闘員は吹き矢を使い片言の日本語を話す。
これ以降は全身が覆面のため、戦闘員を倒して服を奪い潜入捜査するというのがお約束になった(一文字隼人、滝和也南光太郎門矢士小野寺ユウスケ海東大樹伊狩鎧他)。


赤戦闘員

黒戦闘員を取り仕切る上級戦闘員。目や鼻のふちも赤い。
サボテグロン曰く会議に出席できるのは赤戦闘員だけらしい。
黒骨戦闘員が登場してからはほとんど登場しなくなったが、『ディケイド』以降はたまに骨戦闘員を統率する立場で登場する(初代第67話には黒骨戦闘員のリーダーとして赤骨戦闘員が登場する)。


黒骨戦闘員

第53話以降(及び並行して撮影していた劇場版)に登場する、骨模様がある服を着用した戦闘員。
後のデストロン戦闘員やマスカレイド・ドーパントのモデルに選ばれ、ダイワハウスや日清のCMに登場する等、恐らくショッカー戦闘員の中でも一番の知名度を誇る存在。
第67話には片言の日本語を話すスイス支部の赤骨戦闘員も登場している。


白戦闘員

改造シーンでお馴染み、ショッカーの科学班。「科学者戦闘員」「ショッカー科学陣」とも。
もはや"戦闘"員ですらないが、服装が似ているためか大体「ショッカー戦闘員の白いの」で通じる。
初期(ベレー帽戦闘員時代)はフェイスペイント型だったが、第53話以降は白い全身タイツ型に変更された。


裏方ということもあってか骨戦闘員らに比べれば客演頻度は低いが、『ディケイド』や『dビデオスペシャル 仮面ライダー4号』などにはタイツ型が登場している。


女戦闘員

ベレー帽時代にはいたのだが、いつの間にか雲散霧消していたレオタードのセクシーな女戦闘員。本郷猛を怪人バッタ男にした張本人である。
蜘蛛男配下とさそり男配下の二部隊が登場しているが、フェイスペイントの文様が異なる。
ちなみにこの姿でバイクにも乗る。こけたら死ぬぞ。


スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』でレースクイーン役で出るんじゃないかと思っていた大友も少なくなかったが、別の衣装だった。
ただしカラーリングはこの女戦闘員のものを意識している。



派生作品での登場

漫画

仮面ライダー(漫画版)

漫画版では戦闘員の姿は統一されておらず、くも男コブラ男配下で何人か登場している。
くも男配下の戦闘員はサブマシンガンで武装していたが、変身前の本郷にすら一発で殴り倒されていた。
コブラ男配下はを武器に使う。
「海魔の里」で登場した戦闘員は水中銃を所持していた。


すがやみつる版

ビームライフルを所有している戦闘員が多数登場している。


仮面ライダーSPIRITS

新章冒頭の『2号誕生編』で登場する(トカゲロン編の直後のため全員マスク戦闘員)。
ショッカー地下基地で働いており、恐らくナチスの払下げと思われる銃器を携えていた。
が、その扱いは覚醒した直後の一文字隼人/仮面ライダー2号に3人まとめて殴り倒され、そのまま枕を並べて絶命するなど散々なもの。
もちろん本郷猛/仮面ライダー1号には全く敵わず、ナチスドイツからの払い下げである戦車まで引っ張り出してもまるで相手にならなかった。
なお、かまきり男戦時にはベレー帽戦闘員が登場しているが、仮面ライダーの活躍に対して
「(倒された怪人は)ライダーの性能を測るいい実験材料になった」と嘯く死神博士
「あの程度ではまだまだ足らん」とさらなるライダー型の改造人間製造を支持する首領に対して
「何言ってんだこいつら」と言わんばかりに唖然としていた。かわいい。


その後バダンによりショッカー怪人が復活した暁には全員が黒骨戦闘員として登場。
命を持たないガラクタのため、爆弾を抱えて突っ込まされるなどやっぱり消耗品であった。
こちらでも『2号誕生編』や『レッツゴー仮面ライダー』同様に銃で武装している。


ガン!ガン!ガンバライジング!!

悪役としてシャドームーンといっしょに仮面ライダー側を風刺したりツッコミを入れたりしている。
仮面ライダー1号に対して「誰のせいでそのパワーを手に入れたと思ってんだ?」と威張っていたが、やったのはお前ら(黒骨)じゃなくて白戦闘員だろう。


東島丹三郎は仮面ライダーになりたい

TVの中でやられ役としてヒーローを盛り立て、ごく一部の少年たちに勇気を与えていた…。
…はずだったのだが実はショッカーは現実世界に存在しており、普段は人間に化けて活動していた。
常人よりははるかに強く、パンチ一発で大人の腕をへし折る、チンピラ3人を叩きのめすなどの強さを誇るが、ショッカーと闘うために鍛錬を続けていたアホな主人公たちは素手で撃退している。
扱いはやはり最低の一言につき、人間に負けた(証拠隠滅に失敗した)個体は即抹殺、命令に従わない「はぐれ戦闘員」は粛正の対象となる。


また先述の女性戦闘員も登場しており、ヒロインの一人であるユカリスは女性戦闘員である。
他にもアイドルグループなどに化けている個体もいた。


そんな世界でショッカーに憧れすぎてショッカー強盗を起こしていた暴力団員・中尾八郎は蜘蛛男に襲撃されて命を落とすが、死の間際に「俺をショッカーにしてくれ!!」と涙ながらに訴えたため、何らかの処置を施されてショッカー戦闘員として復活した。
どうやら自我はそのままのようで怪人やライダー同様に任意で変身できるらしく、手下3人を軽々抱えるなど身体能力がアップ。
さらに幼い日に事業を失敗して家を出ていった父親とその姿で再会、暴漢を追い払い涙ながらに去っていった。
翌日、新聞には「正義のショッカー出現!?」と見出しが載るのだった…。


小説

仮面ライダー1971-1973

当作品では怪人は<士官クラス><兵隊クラス>など幾つかの階級に分けられるが、<兵隊クラス>になった時点で使い捨て確定であり、知能すら与えられていない怪人までいる。
<戦闘員>は<兵隊クラス>の怪人と同列或いは、さらに下級の存在だと思われる。


<兵隊クラス>の怪人は端から使い捨てを想定されているためか大量生産され平均寿命も半年と短く、脳に物理的な処理を施されているため、高度な精神活動は不可能で作戦遂行には専門の管理官が必要となる。
強化細胞の移植、単純な脳改造などの比較的低コストで生産できるのが強みである。


<戦闘員>は第二部『希望』から登場する。光沢のある黒いスーツで全身を覆っている。
中身は<蚯蚓男>で強化服が破けると中から<蚯蚓男>のヌメヌメとした肉体が現れる。
人工心臓や頭部、手足を破壊されながらも襲いかかるなど蚯蚓の強靭な生命力を受け継いでいる。
体表を振動させることで、酸素が持つ間なら地中を移動することも可能である。
武器は全身を密着させ己の肉体を振動させ仮面や強化服を削り、自身もダメージを受ける捨て身の技である。


冒頭、<カミキリ男>配下の10体が<仮面ライダー>を攻撃するも二秒弱で殲滅された。あんまりだ…。
次に登場した際は50体が上記の能力を使用し地中に隠れライダーを強襲するも、挑発され怒りに燃えたライダーにM61A-1バルカン砲で細切れにされた。


第三部『流星』には<大蟻男>が登場する。人間に変装できる。
容姿は野球ボールのような目、触覚、大顎、アメフトのプロテクターのような胸と、戦闘員と言うよりは怪人に近い…
…が、扱いは相変わらずで、の<モグラ男>と<サイ男>の前に20体が投入されるも、半分がサイクロンの突撃で、もう半分はライダーに瞬殺される。
終盤、プログラムされた百体もの<大蟻男>がライダー一行を空挺で襲撃するも、ライダー用に改良されたM2重機関銃で一分弱の降下中に40体が急所を狙撃され、地上に降りた残りの60体は超感覚を使用したライダーに補足、残弾や徒手空拳、弾切れになり鈍器と化したM2重機関銃で殲滅された。
もはやただの的である。


<大蟻男>に姿形は違えどアリコマンドやアントロードを重ねた読者もいるかもしれない。


ぼく、仮面ライダーになる!(絵本)

基本敵怪人はショッカーで固定なので、だいたいどの巻にも登場する。


実写作品

仮面ライダー THE FIRST & 仮面ライダーTHE NEXT

リメイク版ではショッカー戦表記。
あのダサい覆面は外され、ガスマスクを着用した姿になっている。服もタイツではなく普通の作業着っぽい形状だが、骨マークがあるのはご愛嬌。
身体能力は常人の3倍だが、ライダー相手にはゴミ同然の扱いなのは原作通りである。
黄色い化学防護服を着用した化学班員も登場する。
後に上級戦斗員も登場する。


仮面ライダーディケイド

大ショッカー/スーパーショッカーの戦闘員として登場。もちろん黒骨戦闘員準拠のデザイン。
骨戦闘員はククリナイフやスティックを武器に使用しており、以降の作品に登場するショッカー怪人もそれらを使うことが多い。
「アマゾンの世界」では大ショッカースクールで例の挨拶を子供たちに強制させ、「声が小さい!」と怒っていた。一般人相手にはイキり散らすのがなんとも戦闘員。
同エピソードでは懐かしの白骨戦闘員も登場しており、人間を改造していた。
そんなことよりゲドンの赤ジューシャ出せよ! と思った全国の大友も多かった事だろう。


映画『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』ではあろうことか戦闘員ミサイルにされ、全世界に神風特攻を仕掛けていた…憐れ。
漫画版ではモモタロスが戦闘員に交じっている(あの鬼姿のまま全身タイツ着ていた)のに気が付かないという大失態を犯した。


『仮面ライダーディケイド完結編』でも当然のように登場した。
ちなみにアゴが出ているマスクを付けている戦闘員が一瞬だけ映っているぞ。


仮面ライダーオーズ

第27話および28話(ライダーシリーズ放送1000回記念)に、ガニコウモルの粛清を逃れたただ一人の生き残りであるショッカー戦闘員「千堂 院」が登場。もちろん名前の由来は戦闘員
ボロアパートに住んでおり、今までのライダーシリーズの放送を全話チェックし、惜しくもライダーとの戦いに敗れ散っていった怪人や戦闘員たちを記録し続けてきた。
そのライダーに勝ちたいという執念に目を付けたカザリに利用されてしまう。
また、千堂の「仲間を増やしてライダーを倒したい」という欲望から、歴代戦闘員を模したヤミーが生まれた。
しかしオーズや援軍に来たバースからの攻撃を受けたり、撃破される度にセルメダルが飛び散るのを目の当たりにし所詮は偽物であることに失望、さらにカザリから「ショッカーなんて所詮は過去の遺物」と嘲笑われた事に激怒し、オーズに加勢してイカジャガーヤミー撃破の手助けをした。
その後の語り合いの後、互いに並び立ちそれぞれの決めポーズで締め括ったシーンはオーズの名シーンの一つとしてファンの間では名高い。
ちなみにこの時ちゃっかりデブな戦闘員が混じっているのも初代ライダー準拠だったりする。Wikipediaに記載がないので、このデブは次郎さんではない様子。


なお、千堂を演じる村杉蝉之介氏は、実際に戦闘員のスーツアクターを務めていた御方。
「戦闘員は弱いわけではない。立派な戦士だ。俺は戦闘員であることに誇りを持っている」と語る姿はまさに戦闘員の鑑。


ちなみに、ハリセンボンの2人も混ざっている。


オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

デンライナーに乗ったアンクが落としたセルメダルをベースにショッカーグリードが誕生したせいで仮面ライダー1号2号が捕まってしまい、全世界をショッカーが征服した改変世界を舞台にしているため、現代にも過去にも登場しでかい顔をしている。
終いには「ショッカーの改造人間(及び協賛する悪の組織の種族)以外の全人類を皆殺しにして住みよい世界を創る」などと言い出す始末。
しかしながらライダー側からはデンライナーに跳ね飛ばされ石柱に激突して爆死するなど扱いはいつも通り。
終盤ではライダーの雄姿に奮い立った民間人複数名にタコ殴りにされていた
処刑場では珍しく機関銃で武装している部隊がいるのも見どころ。
ちなみにセルメダルを拾ったのも戦闘員。戦闘員が残した影響が大きすぎる作品は後にも先にもこの映画だけ。


ネット版 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー ~ガチで探せ 君だけのライダー48~

戦闘員核家族が登場。「イー」だけであらゆる喜怒哀楽を表現するそのさまは爆笑必至。


仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

大ショッカーの戦闘員として登場。


仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z

スペースショッカーの戦闘員として登場する。やっぱりデブがいる。


平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

地下帝国バダンが過去の怪人たちを蘇らせた際、バダンの兵士であるコンバットロイドに混ざってちゃっかり登場していた。


スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号

ショッカー首領自爆直後にとあるイレギュラーな存在により1号2号が暗殺されたため、ゲルショッカー壊滅後は彼らが組織の主体となった。
世界を完全に征服し、町中でナチスや北朝鮮ばりに踵を揃えて行進するなどの実に分かりやすい示威活動を行う。
戦闘員とは別にカーキ色の軍服を着た兵隊もおり、何人かは怪人に改造されている。あの人とか。
ちなみに本作の主題歌である「Who's That Guy」のPVでは、主題歌を歌っている3号…もとい及川光博氏のバックダンサーとして踊っていた。


dビデオスペシャル 仮面ライダー4号

、黒骨、白が登場するが、いずれも生身の泊進ノ介桜井侑斗にボコり倒されるほど弱かった。


仮面ライダー1号

ショッカーの手駒として大量に登場。地獄大使の自力での復活に際し、数体が犠牲になった。
また、ショッカーから独立した別の犯罪結社「ノバショッカー」の戦闘員はゴツゴツしたフォルムになっている。


仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦

ゲームの世界に逃げ込んでいた大蜘蛛大首領ことショッカー首領三世二世は誰だよ配下として大量に現実世界に現れた。
特命戦隊ゴーバスターズ』に登場したヴァグラス兵のバグラー、『獣電戦隊キョウリュウジャー』のデーボス軍下級兵士ゾーリ魔、
烈車戦隊トッキュウジャー』でそのダンディなデザインで人気を博したシャドーライン戦闘員クローズ、
動物戦隊ジュウオウジャー』にて人々を恐怖させた宇宙の無法者デスガリアン一般戦闘員のメーバらと共に人々を襲う。
ヒトカラゲェ…。


仮面戦隊ゴライダー

上級怪人トーテマの使徒として無数に登場するも、生身の駆紋戒斗にもあっさり蹴散らされていた(『鎧武』世界のビートライダーズは生身でインベスや仮面ライダーと渡り合えるほど強いのでむべなるかな)。


アメトーーク

2016年11月28日『日曜もアメトーーク!!』のオマケ新撮映像にて登場(第1弾にもオマケのアトラクションショー的な登場はしているが)。
番組終盤、突如としてテレビ朝日に乗り込み、アンガールズ田中を攫いアホな拷問にかける。
やがて飽きたのかで串刺しにしようとしていた所にゴーストエグゼイドが現れ、彼らの活躍により全員爆死を遂げた(そして田中は巻き添えを食った)。
ビルの屋上から落ちそうになったエグゼイドを突き落とそうとして足を滑らせて自滅したヤツもいた。


2017年11月26日『日曜もアメトーーク!!』の「仮面ライダー大好き芸人」でもオマケ新撮映像にて登場。
番組終盤、またも突如テレビ朝日に乗り込み、スペースイカデビル・スペース蜘蛛男と共にアンガールズ田中を攫っていく。
集団で襲いかかろうとした瞬間、ビルドアマゾンが現れバッタバッタと薙ぎ倒され、最終的にビルドのライオンクリーナーフォームで全員爆死を遂げた。
その後、アマゾンが間違えて大切断で田中を四等分にしてしまうが、その時、不思議な事が起こったので事無きを得る。


ビデオゲーム

ライダーゲーではほぼ皆勤賞だが、大概は黒骨戦闘員だけ(もしくは申し訳程度に赤戦闘員)が登場することが多い。
FCのアクションRPGゲーム『仮面ライダー倶楽部 激突ショッカーランド』では、マップごとに登場する戦闘員がベレー帽・黒戦闘員・黒骨戦闘員・ゲルショッカー戦闘員となったり、
SFCのアクションゲーム『仮面ライダー』では全戦闘員の混成部隊が登場するが、こういうのは例外中の例外である。


SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦

ステージ2・5・7に一番弱い雑魚として登場。ヒーローの通常攻撃一発で死ぬ。
ステージ2では赤戦闘員3人組が中ボスとして登場するが、強さは黒骨と変わらず。
その場から動かずにライダーキックを連射しているだけで全滅する。


ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス

一番弱い雑魚として登場。…もっと出番が早いザクの方が弱い? まぁ、そう言うな。
ショッカー基地を警護しているヤツは時間稼ぎのために1人でヒーロー4人(改造人間2人、モビルスーツ乗り1人、ウルトラセブン1人)に立ち向かっていく漢気を見せ、ヒーロー側からも「まるで俺達が悪役だな」と言わしめた。
もちろん1ターンで倒された。
あと、前述した通りてつをが服を剥いで戦闘員に変装したり、アポロガイストとの熱い上下関係があったり、EDで一杯のカップ麺をみんなですすりながら再起を夢見て多くすすった奴相手に喧嘩を始めたりと印象深い出番が多い。


ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦

一番弱い雑魚として登場。なぜかグラフィックは常に3人1組。
中盤の結構強い怪人とかが出て来るショッカー基地で、ボスがこいつらだけという拍子抜けな展開もある。摩訶摩訶じゃないんだから。


スーパー特撮大戦2001

一番弱い雑魚として登場。
ベレー帽(黒)、ベレー帽(赤)、黒骨の3パターンがあり、これとは別にオートバイに乗ってる奴もいる。どれも弱いが。
赤戦闘員は原作12話に登場した光線銃デンジャーライトを持っているが、中盤以降はレベルに差がありすぎるためまず当たらない。
生身の人間にすら、光の速度の光線銃引っ張り出してもかすり傷一つ与えられんとは…。
あまりに弱いので、巨大ヒーロー(変身前の隊員やロボの操縦者)たちの気力上げ要因にされることもしばしば。


仮面ライダー倶楽部 激突ショッカーランド

一番弱い雑魚として登場…なんだが、ライダーもレベル1だとシャレにならないレベルで弱いので、ナイフを投げるタイプの戦闘員には特に注意が必要
戦闘中ではナイフを避ける術はなく、強制的にHPが4減らされる。レベル1ではV3でもHP16、1号2号に至ってはたったの10だと言えば危険性がよくわかるだろう。
ナイフを投げない奴は基本的に雑魚だが、それでも種類によってはレベル1のライダー1号2号は苦戦を強いられる羽目になる。戦闘員が最も危険な作品は後にも先にもこのゲームだけ。
戦闘員でこれなので、怪人相手だとお察しください。


仮面ライダー 正義の系譜

本作では悪役が全員ショッカー及びゲルショッカーの怪人のため、戦闘員もあらゆる種類が入り乱れて登場する。
が、変身前の津上翔一(改造人間ではなく、一応超能力者だが変身前は常人)にパンチ数発で殺されるなど、強さはだいたいどれも同じ。
もちろん変身後のライダーにはワンパンで倒される。
ただし物量がハンパではないためナメていると痛い目を見る。


また、本作オリジナルの戦闘員強化体が登場する。
死神博士により強化改造され、理性を犠牲にして能力を限界まで高められており、凶暴性を抑えるためのマスクを着用している。
黒と黒たちを統率する役割を担うの2タイプが存在している。
見た目は筋骨隆々、プロテクターにマスクと、かなり禍々しい姿になっている。
強さもさることながら通常の戦闘員同様に徒党を組んで襲ってくるため、こちらは変身していなければ消耗させられること間違いなし。


ミュージアムモードから実行できるフリーバトルでは怪人*3や戦闘員と戦うことができるのだが、
怪人とのバトルがタイマンなのに対し、戦闘員は規定の人数を倒す無双のようなバトルになる。
その人数は戦闘員の種類によって違うものの100人や200人など非常に多く、油断すれば集団に囲まれてやられてしまう。
仮面ライダーを集団で囲んでタコ殴りにする白戦闘員なんて図は後にも先にもこのゲームのみだろう。


仮面ライダー バトライド・ウォーシリーズ

雑魚敵として黒骨、が出演。黒は大量に手榴弾を投げてきて大変ウザい。戦闘員ミサイルも登場する。
アタッシェケースを持っている戦闘員を倒すとショップポイントのボーナス(お金に相当)が大量にたまる。
ディケイドのステージでは、あのミサイルがムーピーで再現。
なおクウガのステージにはグロンギ族に「戦闘員」ポジションが無いため、彼らを始めとするありとあらゆる組織の戦闘員が総結集する。
多分、あの雪山の決戦で本当にウジャウジャいたとしたら、速攻でダグバ様がイワシの群れを見つけた餓えたサメと化すと思う。


仮面ライダー サモンライド!

一番弱い雑魚として大ショッカー戦闘員として登場。
冒頭でアポロガイストと共にメインキャラに襲い掛かるが、空からやってきた仮面ライダーにやられるシーンすらないまま一瞬で敗北。
その後も(基本は「バトライドウォー」シリーズの使い回しなので)ククリナイフで攻撃してくる雑魚として登場。
闇ステージでは「合体ショッカー」と言う名前で合体巨大化(超死亡フラグしてボスとして立ちはだかる一面もある。
このステージの名前は「ていこくのきりふだ」。
こんなのが?と思うかもしれないが、怪人の恨みつらみの象徴としてはふさわしいともいえよう。
なお、このステージでは画面外からドカドカ戦闘員ミサイルが飛んでくる鬼門でもある。
あとレベル上げを縛ると割と強敵。


ちなみに本作のラスボスはライダーに負けた怪人の怨念が結集した超巨大魔神ギガスタルであるが、終盤でステージボスたちの亡骸(※仮面ライダーオーディン含む)を取り込んで完全態となるムービーにおいて、しれっとこの合体ショッカーも吸い込まれている
大出世だね!
また、ナカマライドチップとして味方NPCとしての使役も可能。こっちのバージョンは結構強い。


スーパーヒーロージェネレーション

終盤のザコとして大量に登場するが、あまりにステータスが低すぎて拍子抜けするほど弱い


仮面ライダー ブットバソウル

「ショッカー戦闘員をアタリラインまでブッとばせれば大当たり!!」(公式)と、槍投げの槍のような扱いで吹っ飛ばされ頭から地面に突き刺さる。
一応ゲーム内でのバトルでも登場するが、ボスまでたどり着く為にボタンを押すだけの作業中に演出でわらわら出てきてはまとめてやられるだけの存在。
一定確率で通常よりぶっ飛びやすい「ゴールデン戦闘員」も登場する。
ほぼ投擲用の道具として扱われており、直立不動のまま宇宙空間まで吹っ飛ばされたり、大岩に頭から突っ込んで粉砕していったり
キングダークに掴んで投げられたり、頭から落ちた挙句ゴール地点までHELLSINGのゾーリン中尉ばりに顔面スライディングさせられたりと
とにかくショッカー戦闘員が不憫な扱いを受けるバリエーションの多さでは他の追従を許さない。ある意味ショッカー戦闘員が主役とも言える(かもしれない)。


ソーシャルゲーム

仮面ライダー ライダバウト

ソシャゲのはずれカードではあるが、なんと戦闘員を自軍で運用できる。(このゲームでは敵怪人や幹部も扱える)
しかもベレー帽とマスク以外は全員登場、女戦闘員もいてコンボや技も用意されていると至れり尽くせり。
コンボの数は十数種類もあり、SRレジェンドカードに専用アイテムまで・・・なんだこの戦闘員推し。


仮面ライダー ストームヒーローズ 新たなる覚醒

仮面ライダー トランセンドヒーローズ

すぐやられるザコ敵として登場。
『ストヒ』のOPでは1号ライダーのパンチでゴミのように吹き飛ばされ、仲間たちに直撃して全員あの世行きになった。どんなパンチ力やねん。
レア度最低の★1だが味方としても引き連れていける。もちろん滅茶苦茶弱い。
ただし★1限定ミッションなどもあるので、簡単に限界突破できる★1として取り敢えず育てておくと便利な存在ではあった。一応コンボも用意されている。


仮面ライダー バトルラッシュ

雑魚敵として黒骨、が出演。他のシリーズのザコも登場する。
主に倒すとライドエナジーが多く貰えたり、アタッシュケースを持っていてボーナスアイテムを落としたりする。





とまあ、このようにショッカー戦闘員は数多くの媒体でその凶悪無比な活動を繰り返していた。
しかしながらそのどことなくオマヌケな外見や「イー!」しかない台詞(もちろんしゃべれる戦闘員も数多く登場する)など、どことなく怖いだけではなく笑い所のあるキャラなのも事実である。
事実、『僕たちの好きな仮面ライダー「怪人」ランキング』ではなんと2位を獲得したのだ。
3位がン・ダグバ・ゼバ、4位が蜘蛛男(ショッカー怪人)、5位がナスカ・ドーパントであることを考えれば大健闘である。
恐らく企画者ですら予想してはいなかっただろう。


もし、ショッカー戦闘員が『超電子バイオマン』のメカクローンや『仮面ライダー龍騎』のシアゴーストのような、ただ単に恐ろしいだけの存在であれば、これほどまで彼らショッカーは人口に膾炙していただろうか?
答えは人によって異なるだろうが、ショッカー戦闘員が愛すべき存在なのは事実であろう。


彼らショッカー戦闘員こそ、仮面ライダーシリーズを支え続けた影の主役なのかもしれないのだから。






怪人「何だこのクソ記事は! さっさと追記・修正をしろバカモノ!」
戦闘員「イ、イーッ!!」


(この仕事、本当に俺を輝かせているのかな…。)


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この項目が面白かったなら……\イーッ!/
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*1 戦闘員が意図的に少数精鋭として描かれている、CG合成などで一度に大量の戦闘員を描写できる、逆にあまりにも低予算すぎてそんな余裕すらない等。
*2 ギラーコオロギは殺人音波の説明はしなくても、使用前に退避指示を出していたので、それを無視した戦闘員の方が悪い。
*3 ゲーム中に隠されている怪人カードを入手した怪人のみ。またムービーにしか登場していない怪人や変身前の大幹部とは戦えない。

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