登録日:2021/10/18 (月) 00:46:54
更新日:2024/06/06 Thu 13:48:10NEW!
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◆ホワット・イフ…?
時間……。空間……。現実……。
それは一本の直線ではない。無限の可能性を秘めた、プリズムなのだ。
一つの選択が無数の現実に枝分かれし、君の知らない別の世界が生まれる。
私はウォッチャー。果てしなく広がる新しい現実への案内人だ。
ついてくるがいい。そして問いかけろ。
「もしも」と……。
概要
『ホワット・イフ…?(What If...?)』とは、ウォルト・ディズニー社のインターネット動画配信サービス「Disney+」にて配信されているアニメ。
第1話は2021年8月11日から配信され、以後1話ごと毎週配信された。シーズン1は全9話。
MARVELコミックヒーロー映画化シリーズ、マーベル・シネマティック・ユニバースの初のアニメーション作品であり、フェーズ4のDisney+作品での第4弾。
監督はブライアン・アンドリュースで、全話の脚本はA.C.ブラッドリー。
本作で描かれるのは、MCU本編の世界線、時間軸とは別の世界線、時間軸であり、「もしもあの時、あのキャラクターが別の行動を取っていたら?」という「もしも」の分岐から生じた全く異なる物語である。
本来の世界線、時間軸では部外者だったあのキャラクターがヒーローになったり、本来ヒーロー、あるいはヴィランだったキャラが全く別の役回りだったり、さらには世界そのものが全く別の結末を辿ったりと、決して映画やドラマでは描けないような物語をアニメならではの表現で描写している。
また、本編、正史ではないがゆえにこれでもかというくらいに悲惨な結末になったエピソードも少なくない。
本作は、Disney+オリジナルドラマ前作である『ロキ』の最終話にて、とある出来事が原因によってMCUの本来の世界線、時間軸、我々が今まで見てきた映画、ドラマのタイムライン「神聖時間軸」から分岐した、小さな世界線、時間軸ひとつひとつを扱った、ロキのスピンオフ作品という側面も持っているといえる。
基本的に1話完結だが、最終的には案内人であるウォッチャーを中心とした一つの「物語」を軸に展開していく。
CVはスケジュールや契約の都合上、実写とは違うキャラクターもいるが、ヘイリー・アトウェル、マイケル・ルーカー、マーク・ラファロ、ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・B・ジョーダン、クリス・ヘムズワース、ジョシュ・ブローリンといったように半数以上は実写と同じキャストが声を充てている。
そして、本作は2020年8月に急逝したチャドウィック・ボーズマンが最後にティ・チャラ役を演じた作品であり、亡くなる直前の声の収録だった。本作を最後にティ・チャラの登場はないことが確定しているため、最後の雄姿を耳に残してほしい。
日本語吹き替えは基本的に実写版と同様だが、トニー・スターク役は藤原啓治の死去に伴い、藤原氏の代役や後任を複数担当し、MCUの吹き替え版に様々な役柄で出演してきた森川智之が起用されている。ディズニープラスでの配信限定作品の例に漏れず、芸能人が吹き替えを担当してきたキャラクターは全て本職の声優に変更されている。その後のオリジナル作品では映画同様の芸能人がキャスティングされるようになる中、本作独自の声優陣はシーズン2にも続投を果たし、そちらで初登場した芸能人が担当したキャラの声優も新規にキャスティングされるという徹底ぶりとなった。
ちなみに、当初はシーズン1は全10話の予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミックの影響でスケジュールが間に合わず、1話のみシーズン2に後回しにされることになった。
シーズン2はフェーズ4の新作映画・ドラマの「もしも」も描かれるとのこと。
※CVは英語版/日本語版表記
案内人・ウアトゥ/ウォッチャー
CV:ジェフリー・ライト/井上和彦
あらゆる多元宇宙を上位層の世界から監視している高次元生命体。
様々な「もしも」から生まれた多元宇宙を見守り、視聴者に対して語り掛ける。
絶対に多元宇宙に対しては干渉しないことを信条としており、その宇宙が如何なる結末を迎えようともその運命を享受している。
しかし、幸福な結末には心を躍らされ、悲惨な結末には胸を痛む、ごく普通の感性も有している、ある意味「観客」、「視聴者」に一番近しい存在である。バッドエンドしか見せてくれない鬱エンド大好きおじさんとか言ってはいけない。こらそこ、ヒーローオタクとか言うな
普段は下位層の人間には知覚もされないが、群を抜いた能力を持つことで多元宇宙の存在を認知した者には知覚が可能である。
そんな彼も、ウルトロンの多元宇宙への干渉により初めて危機感を持ち、自ら掟を破ることとなり……。
第1話 もしも…キャプテン・カーターがファースト・アベンジャーだったら?(From:Earth-82111)
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』からの分岐
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカの運命の女性、ペギー・カーターが主人公の物語。
女性差別が根強かった時代で女性ヒーローの誕生と活躍を描いている。
ストーリー
スティーブ・ロジャースに超人血清を打つ公開実験の日、エージェント・ペギー・カーターはブースではなく間近で見学することに。
だが、ヒドラの工作員による破壊工作が早めに行われ、スティーブは銃撃される。
やむなく最後の超人血清を無駄にしないためにペギーが自ら被験者となり、彼女は最初の女性超人兵士となった。
だが「女性だから」という理由だけで侮られ、見下される日々に嫌気が差したペギーは、ハワード・スタークの協力を得てヒドラのゾラ博士を独断で捕らえる。
その後、ハワードの発明したパワードスーツを駆るスティーブと組んでヒドラの基地を次々と潰していくペギーは、「キャプテン・カーター」として国のヒーローとなっていく。
登場人物
- キャプテン・ペギー・カーター
CV:ヘイリー・アトウェル/園崎未恵
SSR(戦略科学予備軍)のエージェントだったが、運命の悪戯によってスティーブの代わりに超人血清を打ち、超人兵士となった。
「女性だから」という理由だけで待機を命じられる日々にうんざりし、ハワードに協力してもらって出身のイギリス国旗を象ったヴィブラニウムの盾を手に前線に出、本物の兵士となっていく。
- スティーブ・ロジャース/ヒドラ・ストンパー
CV:ジョシュ・キートン/中村悠一
アースキン博士に選ばれた超人兵士の候補者だったが、血清を打つ直前に工作員に撃たれ、戦線離脱してしまう。
その後、リハビリを経て、ハワードが開発した四次元キューブをリアクターに用いたパワードスーツ「ヒドラ・ストンパー」を着用し、ペギーの相棒として戦線で活躍する。
正史ではバッキーが犠牲となった列車の作戦でヒドラにスーツごと拉致されてしまうが……。
- ハワード・スターク
CV:ドミニク・クーパー/野島裕史
ペギーの戦場での活躍を支援し、彼女のスーツや盾の開発で協力したボタンを押す人。
息子よりある意味先にアーマースーツを開発した。
- バッキー・バーンズ
CV:セバスチャン・スタン/白石充
この世界ではヒドラに改造手術を受けていない様子。
- エイブラハム・アースキン
CV:スタンリー・トゥッチ/多田野曜平
正史同様、ヒドラの工作員により射殺。
- ジョン・フリン
CV:ブラッドリー・ホイットフォード/河本邦弘
超人兵士計画の後見人。女性というただ一点の理由だけでペギーの能力を過小評価し、彼女を辟易させる。
- ヨハン・シュミット/レッドスカル
CV:ロス・マーカンド/山路和弘
四次元キューブを早々に奪われるが、今度は異次元への扉を開き、「ヒドラの神」を召喚し、世界を手中に収めようとする。
……が、ある意味お約束通りの末路を迎えた。
- アーニム・ゾラ
CV:トビー・ジョーンズ/佐々木睦
四次元キューブの運搬中にキャプテン・カーターの襲撃を受け、あっさり捕まった。
- ニック・フューリー
CV:サミュエル・L・ジャクソン/立木文彦
- クリント・バートン/ホークアイ
CV:ジェレミー・レナー/東地宏樹
現代にてキューブの実験を実施し、70年ぶりに現代に帰ってきた超人兵士と対面する。
第2話 もしも…ティ・チャラがスター・ロードだったら?(from:Earth-21818)
『ブラックパンサー』及び『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の分岐
ブラックパンサーことティ・チャラがスター・ロードになるというまさかの展開。
今作の、外の世界への冒険心で満ちたティ・チャラは単独作品2作目以降で掘り下げられる予定だったとのこと。
ストーリー
ワカンダの王子ティ・チャラは、幼い頃別人と間違えられてヨンドゥ率いるラヴェジャーズの宇宙船に攫われた。
以来、ラヴェジャーズの一員となったティ・チャラは義賊「スター・ロード」としてか弱き者を助け、悪党を改心させて仲間にし、伝説のアウトローとまで呼ばれるようになった。
ある日、宇宙一の悪党コレクターから貴重なエネルギーを盗むことにしたティ・チャラだったが、コレクターのコレクション倉庫の中で、自分の故郷にまつわる物を発見する。
登場人物
- ティ・チャラ/スター・ロード
CV:チャドウィック・ボーズマン/田村真
幼い頃から外の世界を旅することに憧れていたところでラヴェジャーズに攫われ、彼らの一員として成長。
その生まれついての高潔な人徳を以て破落戸集団だったラヴェジャーズをまとめ上げ、弱きを助ける義賊として銀河のヒーローとなる。
義理の父・ヨンドゥからはワカンダが滅んだと聞かされ、ラヴェジャーズを家族として受け入れていたが、コレクターのコレクションにあった物を見つけ、自分のアイデンティティに迷うこととなり……。
- ヨンドゥ・ウドンタ
CV:マイケル・ルーカー/立木文彦
ラヴェジャーズのリーダーで、ティ・チャラのもう一人の父。
ピーター・クイルと間違えて攫って来てしまったティ・チャラを息子として育て、正史のクイルとは異なり仲良し親子になる。
だが、その一方でティ・チャラにはある隠し事をしていて……。
- サノス
CV:ジョシュ・ブローリン/銀河万丈
かつて銀河の生命を半分にしようとしていたが、ティ・チャラに説得された事でまさかの光堕ちしラヴェジャーズの一員となった。愛称「キャプテン指パッチン」。
以来陽気な怪力担当としてラヴェジャーズに溶け込んでおり、義理の娘とも仲は良好。
- ネビュラ
CV:カレン・ギラン/森夏姫
サノスの義理の娘で、ラヴェジャーズの情報屋。虐待を受けていないため、地毛は金髪で、正史よりも素直な性格。
サノスとは表面上は父親と認めていないが、内心愛情はある模様。サノスが今でも初対面の人に「指パッチン」の有効性を自慢げに語るのだけは辟易している様子。
- コラス
CV:ジャイモン・フンスー/乃村健二
ロナンの命令でオーブを奪いに来たが、伝説のスター・ロードを目にして感激し、勝負に負けたため彼の配下に下った。
以後はすっかり下っ端キャラに。
- クラグリン
CV:ショーン・ガン/土田大
- テイザーフェイス
CV:クリス・サリバン/廣田行生
ピーター・クイルと間違えてティ・チャラを攫った。ティ・チャラのことは気に入っているようだ。
- ドラックス
CV:フレッド・タタショア/楠見尚己
妻子を殺されていないため、バーのバーテンダーをしている。
- ハワード・ザ・ダック
CV:セス・ローゲン/伊丸岡篤
コレクターのコレクションにされていた。
- タニリーア・ティバン/コレクター
CV:ベニチオ・デル・トロ/石住昭彦
サノスが一線を退いたため、宇宙中の強者の品物を次々と強奪し、宇宙で最も恐れられる悪党となっていた。
コレクションの中には、ダーク・エルフの短剣、ヘラの兜、キャプテン・アメリカの盾、ムジョルニアなど、強者の得物が揃っており、この宇宙での彼らの末路を暗示している。
ティ・チャラを罠にはめ、彼をもコレクションにしようとしたが……。
- エボニー・マウ
CV:トム・ヴォーハン・ロウラー/いずみ尚
- プロキシマ・ミッドナイト
CV:キャリー・クーン/鶏冠井美智子
- コーヴァス・グレイヴ
CV:フレッド・タタショア/山岸治雄
- カル・オブシディアン
元・サノスの部下で、現在はコレクターの部下のブラック・オーダー。
元上司のサノスに対しても容赦なく攻撃してくる。
- カリーナ
CV:オフェーリア・ロビボンド/合田絵利
コレクターの召使い。ティ・チャラによって解放され、元主人にしっかり復讐を果たす。
- ティ・チャカ
CV:ジョン・カニ/佐々木敏
ティ・チャラの実父。
行方不明になった息子をずっと探し続けていた。
- オコエ
CV:ダナイ・グリラ/斎賀みつき
正史では敵対していたサノスと談笑していた。
- ラモンダ
- シュリ
25年ぶりに息子/兄と再会した。
- ピーター・クイル
CV:ブライアン・T・デラニー/山寺宏一
ミズーリ州のダイナーのしがない店員だったが、思わぬ家族との再会を果たす。
- エゴ
CV:カート・ラッセル/金尾哲夫
痺れを切らして自分から会いに来た惑星糞親父。これから、この世界は彼によって滅ぼされるのか……?
第3話 もしも…世界が最強のヒーローたちを失ったら?(from:Earth-51825)
『アベンジャーズ』からの分岐
アベンジャーズが設立される前、候補者が次々と殺されていくミステリー仕立ての回。
『アイアンマン2』、『マイティ・ソー』、『インクレディブル・ハルク』が一週間の間に起きたという裏設定を採用している。
ストーリー
「アベンジャーズ計画」の第一歩として、トニー・スタークのスカウトを進めようとしたニック・フューリー。
だが、ナターシャがトニーに毒素除去の注射をした直後に彼は変死。一度は捕らえられたナターシャは脱走し、フューリーの指揮の下捜査を開始する。
そして、アベンジャーズの候補者が何者かの手によって次々と殺されていく。
さらに悪いことに、ロキ率いるアスガルド軍が地球に大挙襲来してしまい……。
登場人物
- ニック・フューリー
トニー・スタークをはじめとする最強ヒーローチームを結成しようとした矢先に次々とメンバーが殺され、頭を抱えることに。
おまけにロキまで攻めてきて、ついに最後の希望のポケベルを使おうとしたが、犯人に気付き、ロキと取引をする。
- ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ
CV:レイク・ベル/樋口ありさ
トニー・スターク殺害の容疑者として逮捕されるが、密かに脱走し、ベティやバナーに協力を仰いだりして事件の捜査をする。
だが、真相に気付いた矢先に自分もまた何者かに襲われ……。
- フィル・コールソン
CV:クラーク・グレッグ/村治学
アベンジャーズ候補者が次々と殺される事件に絶望的な状況となる。
機密ファイルのパスワードは「#stevestevesteveiheartsteve0704」。キャップ好きすぎるだろ。
- トニー・スターク/アイアンマン
CV:ミック・ウィンガート/森川智之
パラジウムの毒素に侵され、その毒素軽減のための注射をナターシャにされた直後に死亡。
- ブロック・ラムロウ
CV:フランク・グリロ/水内清光
ナターシャを逮捕し、ピアース理事の元に連行しようとしたが、まんまと逃げられる。
- ソー
CV:クリス・ヘムズワース/三宅健太
地球に追放され、神の力を失い、S.H.I.E.L.D.に監視されていたムジョルニアを取り戻そうとしたが、クリントが持っていた矢が放たれ、直撃し死亡。
- クリント・バートン/ホークアイ
射るつもりはなかったのに何故か放たれてしまった矢によってソーが死んだため、収監されたが、その密室内で変死する。
- ブルース・バナー/ハルク
CV:マーク・ラファロ/宮内敦士
カルバー大学にベティの手引きで隠れていた。
ロス将軍の部隊に襲われ、ハルク化して暴れるが、その直前に撃たれた毒によって全身を破裂し死亡。
映画シリーズでは『インクレディブル・ハルク』に該当するエピソードであるが、同作時点のブルースを
ラファロが演じるのは今回が初である。
- ベティ・ロス
CV:ステファニー・パニセロ/甲斐田裕子
『インクレディブル・ハルク』以来の久々の登場。
ナターシャに頼まれ、トニーに打った注射針の分析を行う。そして、恋人の無残な死を間近で見てしまう。
- サディアス“サンダーボルト”・ロス
CV:マイク・マッギル/菅生隆之
ハルクの捕獲作戦の指揮を執りに来た。
- ロキ
CV:トム・ヒドルストン/平川大輔
兄の死を受けて、アスガルドの新しい王として軍団を率いて地球へと襲来。
氷の箱を使って地球を侵略するつもりだったが、フューリーに取引を持ち掛けられる。しかし、それでは終わるロキではなく……。
- レディ・シフ
CV:ジェイミー・アレクサンダー/北西純子
- ヴォルスタッグ
- ファンドラル
- ホーガン
ロキに仕えるアスガルドの兵士。
- ハンク・ピム/イエロージャケット
CV:マイケル・ダグラス/御友公喜
アベンジャーズ連続殺人事件の真犯人。
愛娘・ホープを死に追いやったフューリーに復讐するために、彼の悲願だったアベンジャーズ計画を台無しにするべくイエロージャケットの縮小能力を使って次々とメンバーを暗殺していった。
最後はフューリーをも手にかけようとしたが、ロキとの協力により野望を潰されることとなる。
なお、彼がイエロージャケットになるのは原作でもあった展開が元ネタ。
- ホープ・ヴァン・ダイン
この世界ではS.H.I.E.L.D.のエージェントであり、任務中に殉職してしまった。
- キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル
CV:アレクサンドラ・ダニエルズ/水樹奈々
地球の危機に、フューリーが呼んだ最後の希望。
第4話 もしも…ドクター・ストレンジが手の代わりに恋人を失ったら?(from:Earth-91233)
『ドクター・ストレンジ』からの分岐
今でこそ精神が安定し、安心感のあるドクター・ストレンジが闇堕ちしたら?というまさかの展開。
チートクラスの人物が闇堕ちしたらどれだけ悲惨なことになるかというお手本のような回である。
ストーリー
恋人・クリスティーンとのドライブの途中で事故に遭い、彼女を亡くしてしまったスティーヴン・ストレンジ。
悲しみを払うためにエンシェント・ワンに弟子入りし、ソーサラー・スプリームとなった後も、それが癒えることはなかった。
耐えられなくなったストレンジはタイム・ストーンの力で過去に戻りやり直そうとするが、何度やっても失敗。
エンシェント・ワンからクリスティーンの死が変えられない「絶対点」であると聞いた彼は、禁断の魔術に手を出し絶対点を変えようとするが、待っていたのは最悪の結末だった……。
登場人物
- ドクター・スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ・スプリーム
CV:ベネディクト・カンバーバッチ/三上哲
手を失う代わりに恋人を失い、正史通りに魔術師になるも、その悲しみを払うことはできず、禁じ手であるタイム・ストーンの力を使って過去をやり直そうとする。
だが、クリスティーンの死は時間軸の「絶対点」だったため改変ができず、遂にはエンシェント・ワンをも振り切って禁断の「カリオストロの書庫」に頼ることに。
そして、魔力を貯めるために魔物を次々と取り込み、徐々に人間から逸脱した存在となってしまう。
やがては世界そのものを侵食し、もう一人の自分をも圧倒するが……。
- エンシェント・ワン
CV:ティルダ・スウィントン/藤本喜久子
徐々に道を外れていく弟子を危惧し、彼を止めようとしたが振り切られ、最後の手段としてストレンジの「可能性の一つ」として彼の分身に全てを託す。
- クリスティーン・パーマー
CV:レイチェル・マクアダムス/森なな子
この世界ではストレンジと共にパーティーに出かけ、ドライブ中の事故で死んでしまった。
その後何度ストレンジがやり直しても別の理由で死んでしまい、彼女の死が時間軸における「絶対点」であると判明する。
そして、絶対点を書き換え、蘇生した彼女が見たものは……。
- ウォン
CV:ベネディクト・ウォン/田中美央
ストレンジの悲しみを癒そうとしたがそれは叶わず、もう一人のストレンジに事前の準備を果たす。
- オー・ベン
CV:イケ・アマディ/沢木郁也
カリオストロの書庫の番人。道を逸脱するストレンジを見守り、老いて死んでいった。
- クリスティン・エヴァーハート
CV:レスリー・ビブ/北西純子
クリスティーン・パーマーの死亡事故のニュースを報道する。
第5話 もしも…ゾンビが出たら?(from:Earth-89521)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』及び『アントマン&ワスプ』からの分岐
MARVEL史上最大の問題作といえる「マーベル・ゾンビーズ」がまさかの映像化。
ストーリー
バナーがサノスの襲来を伝えようとしていた時、地球の様子は一変していた。
ピム夫妻が感染した量子世界のウイルスによって、世界中の人間がゾンビになってしまったのだ。
数少ないヒーローの生き残りが自衛を固め、ワクチンがあるかもしれないリーハイ基地へと向かうことになった一同。
しかし、道中にはゾンビになり果てた最強のヒーローチーム・アベンジャーズが待ち構えていて……。
登場人物
- ブルース・バナー/ハルク
ヘイムダルによって地球へ戻り、サノスの襲来を伝えようとしたが、その矢先でゾンビの群れに襲われそうになり、ホープ達に助けられる。
科学者として、リーハイ基地の信号からワクチンを作ろうと意気込む。
相変わらずハルクは拗ねているためしばらく出てこれなかったが……。
- ハンク・ピム
世界にゾンビを発生させた、ある意味元凶。ジャネットから感染したウイルスを量子世界から持ち込み、あっという間に広めてしまった。
- ジャネット・ヴァン・ダイン
量子世界で未知のウイルスに感染し、ゾンビになったところを夫に感染させてしまった。
- ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ
CV:エヴァンジェリン・リリー/渋谷はるか
両親を失い、失意の中で自分に出来ることをするために生存者を保護し奮闘していた。
リーハイ基地へ向かう電車の中でゾンビに噛まれ感染してしまい、突破口を開くために自ら囮となる。
- ピーター・パーカー/ゾンビ・ハンター・スパイディ
CV:ハドソン・サメス/榎木淳弥
トニーやメイおばさんがゾンビになりながらも、普段のように必死に明るく振る舞い、一同の心の支えとなっていた。
なお、MCUでは初めて「ベンおじさん」の言及がなされている。
- バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー
そりの合わない元戦友と親友のゾンビと戦うことになる。
- オコエ
消息を絶った主君を探して戦い続け、ようやく再会できたが…。
- カート
CV:デヴィッド・ダストマルチャン/松本忍
一般人代表。ゾンビ映画の知識役。今回もバーバ・ヤーガの話でみんなをビビらせる。
- シャロン・カーター
CV:エミリー・ヴァンキャンプ/御沓優子
一度は愛を深めた人のゾンビと再会してしまう。
- ハッピー・ホーガン
CV:ジョン・ファヴロー/大西健晴
アイアンマンのリパルサーをつけてご機嫌だったが、あっさり襲われた。
- 浮遊マント
主人を失ったが、ピーターを新しい主人に選ぶ。
- トニー・スターク/アイアンマン
- ドクター・スティーヴン・ストレンジ
- ウォン
- クリント・バートン/ホークアイ
- サム・ウィルソン/ファルコン
- スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
ゾンビになり果ててしまったアベンジャーズの面々。能力を生前と変わらず使えるため厄介なことこの上ない。
- エボニー・マウ
- カル・オブシディアン
ゾンビになったトニー達に食われゾンビ化。
- ヴィジョン
CV:ポール・ベタニー/加瀬康之
リーハイ基地にて信号を送り続けていた。マインド・ストーンの影響でゾンビを近づけなくしており、ゾンビに対抗しうる唯一の存在だった。
しかし、愛するワンダを生かし続けるために禁忌に手を染めてしまい、取り返しのつかないことになる。
- ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ
一番ゾンビになったらヤバいラスボス級ゾンビ。
- ティ・チャラ/ブラックパンサー
ヴィジョンに拉致され、ワンダの「食糧」にされかかっていたが、生存者チームに救出される。
- スコット・ラング/アントマン
CV:ポール・ラッド/木内秀信
ゾンビ化したハンクに襲われゾンビになっていたが、ヴィジョンの実験によって首だけの状態で元に戻っていた。
- サノス
当然、地球に攻めてきた彼も無事ではなく、どうしようもない絶望として君臨する。
第6話 もしも…キルモンガーがトニー・スタークを救ったら?(from:Earth-32938)
『アイアンマン』からの分岐で、『ブラックパンサー』の名ヴィラン、キルモンガーが登場。
彼の「戦争屋」としての特性がフルに発揮され、全体的にきな臭い回となった。
ストーリー
アフガニスタンでテン・リングスの襲撃を受けたトニー・スタークを救ったのは、海軍将校のキルモンガーだった。
キルモンガーを気に入ったトニーは彼をスターク・インダストリーズで重用し、新しいドローンの開発といった事業にも協力させる。
しかし、その裏でキルモンガーはある計画を進めていた。そして、ある事件を機に、ワカンダとアメリカとの間で戦争が勃発してしまい……。
登場人物
- エリック・スティーブンス/キルモンガー
CV:マイケル・B・ジョーダン/津田健次郎
アメリカの秘密工作員としてトニーを救出し、彼の右腕となるが、その真の目的は正史と同じく世界への復讐。
トニーを利用し、スターク・インダストリーズの軍事産業を急拡大させ、さらにはローディ、ティ・チャラを殺してワカンダとアメリカとの間で戦争を起こす。
戦争が起こると、今度はワカンダに行き彼らの新しい指導者として協力、ワカンダを勝利させることでまんまと王位に就く。
それらは全て彼の自作自演。秘密工作員としての彼の実力をフルに発揮している。
- トニー・スターク
インセンに出会うことなくキルモンガーに助けられたため、ヒーローとしての道を歩まず、キルモンガーの言われるがまま軍事産業を拡大してしまう。
彼の持つヴィブラニウムでドローンを製造し、さらには闇の売人であるクロウからヴィブラニウムを買おうとする。
そして、親友のローディの死によりようやく自分の過ちに気付き、キルモンガーを排除しようとするが、百戦錬磨の彼には叶わず、悲惨な最期を迎えた。
- ジェームズ・“ローディ”ローズ
CV:ドン・チードル/目黒光佑
キルモンガーのことを訝しみながらもトニーに協力するが、キルモンガーの裏切りにより命を落としてしまう。
- ペッパー・ポッツ
CV:ベス・ホイト/小林さやか
何かと胡散臭いキルモンガーを怪しみ、彼の足跡を辿ろうとする。
- ハッピー・ホーガン
トニーの信頼を得てのし上がっていくキルモンガーに嫉妬する。
- オバディア・ステイン
CV:キッフ・バンデンホーヴェル/土師孝也
キルモンガーによって悪事を暴かれ、失脚した。
- クリスティン・エヴァーハート
記者会見でトニーに質問する。
- サディアス“サンダーボルト”・ロス
キルモンガーを信頼し、スターク・インダストリーズを軍の手中に収めてご満悦だったが、自分の知らないうちに彼からは裏切られていた。
- ユリシーズ・クロウ
CV:アンディ・サーキス/広田みのる
ヴィブラニウムの持ち主としてスターク・インダストリーズと取引するが、キルモンガーと個人的に手を組んでワカンダへと案内し、用済みとして始末された。
- ティ・チャラ/ブラックパンサー
クロウを捕まえにヴィブラニウムの取引現場に現れたが、トニーの開発した新兵器によりキルモンガーの手で殺されてしまい、ワカンダとアメリカの戦争の引き金となってしまった。
- ティ・チャカ
息子をアメリカに殺されたと思い込み、アメリカとの戦争を準備していた。
突然現れた甥・キルモンガーに困惑するも、ワカンダのために行動する彼の姿を見て信頼する。
- オコエ
アメリカのドローン相手にも引けを取らない活躍をする。
- ラモンダ
CV:アンジェラ・バセット/幸田直子
息子・ティ・チャラの敵討ちのために、自ら将軍として軍の指揮を執り、前線で活躍。
- シュリ
CV:オジオマ・アカガ/神戸光歩
アメリカ人であるキルモンガーを信用しておらず、彼に疑惑の目を向ける。
第7話 もしも…ソーがひとりっ子だったら?(from:Earth-72124)
『マイティ・ソー』からの分岐
ソーをはじめとした登場人物が全体的にどこか牧歌的なコメディ回。
ストーリー
星を滅ぼす謎のエネルギー波を観測していた天文学者ジェーン。
そのエネルギーの正体は、生粋のパーティー好きのアスガルド王子・ソーとその取り巻き達によるバカ騒ぎだった。
地球に降り立ったソーは宇宙中の仲間を呼んで地球の至る所で大騒ぎ。
見かねたS.H.I.E.L.D.は異星人達に対する攻撃を仕掛けようとするが……。
登場人物
- ソー
一人っ子として育ち、やたらと陽気でパーティー大好きなバカ王子として育った。
父の休眠と母の旅行の間に宇宙の各地でパーティーを開いて大騒ぎするのが趣味。
今回も、地球へ赴いて気の向くままに騒ぎまくる。しかし、やはり母には敵わない。
- ジェーン・フォスター
CV:ナタリー・ポートマン/坂本真綾
宇宙の星を滅ぼす謎のエネルギーを調査したところでソーと出会い、成り行きで酒の力で意気投合してしまう。
S.H.I.E.L.D.から協力を依頼されるも愛するソーを無下にするわけにもいかず、板挟みの状態になってしまうが……。
- ダーシー・ルイス
CV:カット・デニングス/田村睦心
ヤバい状況になっていく友人や地球にマジレスツッコミをしていく。何故かアヒルと結婚してしまった。
- フリッガ
CV:ジョーゼット・イールズ/滝沢久美子
ソーが最も恐れる母。
数千年ぶりに友人とお茶会をしていたが、ジェーンによって呼び戻される。
- レディ・シフ
- ヴォルスタッグ
CV:フレッド・タタショア/咲野俊介
- ファンドラル
CV:マックス・ミッテルマン/小松史法
- ホーガン
CV:デヴィッド・チェン/さかき孝輔
ソーと一緒にバカ騒ぎに興じる。
ちなみに映画シリーズで浅野忠信が演じていたホーガンは原語版・吹き替え版の俳優・声優ともに異なっている。
- オーディン
この世界ではロキを引き取らず、ラウフェイに返した。
- ヘイムダル
この世界でもやはり仕事人。
- ロキ
ラウフェイに返され、ヨトゥンヘイムの王子として育ち、立派な氷の巨人となった。
ソーとも良き「兄弟」となり、すっかりマブダチ。だが兄弟の危機には平気で無視するようだ。
- グランドマスター
CV:ジェフ・ゴールドブラム/大塚芳忠
- トパーズ
CV:レイチェル・ハウス/磯辺万沙子
サカールの主従。パーティーのDJをしている。
- ハワード・ザ・ダック
ダーシーと酔った勢いで結婚することに。なんでや。
- コーグ
CV:タイカ・ワイティティ/金谷ヒロユキ
酔ってフューリーを投げ飛ばして再起不能にしてしまう。
- スルト
CV:クランシー・ブラウン/佐々木省三
自由の女神の腕を折った。
- ドラックス・ザ・デストロイヤー
- マンティス
- ネビュラ
- ロケット・ラクーン
- アイーシャ
- スカージ
- ヴァルキリー
- ヨンドゥ・ウドンタ
- ミーク
パーティーの客。みんな楽しんでいるようで。
- マリア・ヒル
CV:コビー・スマルダーズ/本田貴子
フューリーが負傷したため長官代行となった。
地球を荒らしまわる神様達に辟易し、実力行使をしようとする。
- ニック・フューリー
騒ぎを収めようとしたが、コーグに投げ飛ばされてリタイア。
- フィル・コールソン
- ブロック・ラムロウ
手の付けられない異星人達に呆れる。
- キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル
ヒルに呼び出されて地球にやって来た「パーティーのお邪魔虫」。
ソーを相手にガチバトルを繰り広げるが、体よくいなされてしまう。結局、拳で語り合って分かり合えたようだが……。
第8話 もしも…ウルトロンが勝ったら?(from:Earth-29929)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』からの分岐
ウルトロンがヴィジョンの肉体とインフィニティ・ストーンを手に入れ、宇宙最強、さらにはマルチバースでも最強となってしまう。
そして、観客だったウォッチャーもまた登場人物となり、ストーリーの縦軸が連なっていく。
ストーリー
人工知能ウルトロンはクレードル細胞を使った最強の肉体を得て、地球上の人類を核攻撃でほぼ一掃してしまう。
さらにサノスからインフィニティ・ストーンを奪った彼は文字通り宇宙最強の存在となり、宇宙中の生物を次々と滅ぼしていった。
唯一の生き残りのナターシャとクリントは打倒ウルトロンのための策を探す。一方、ウルトロンは自分を「見ている」上位層の存在に気付き始めていた。
登場人物
- ウルトロン
CV:ロス・マーカンド/木下浩之
本編とは異なりクレードル細胞を使った肉体を予定通りに手に入れ、アベンジャーズを倒し、人類の抹殺を成功させた人工知能。
さらに、インフィニティ・ストーンをも奪い取り、宇宙のあらゆる事象を掌握した最強の存在となり、宇宙中の生命を次々と滅ぼしていく。
それでも飽き足らず、上位層のウォッチャーをも知覚し、多元宇宙を超えたさらなる侵略を進めようとするが……。
- ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ
アベンジャーズの生き残りの一人。
KGB時代の記憶を頼りに、ゾラの人工知能のヒントを探し、ヒドラのシベリア基地を探り当てた。
奇しくも、正史とは逆の立場で生き残ってしまうが……。
- クリント・バートン/ホークアイ
アベンジャーズの生き残りの一人。右腕は義手となっている。
家族を失い、生きる希望を失いかけており、ナターシャに後の全てを託す。
- トニー・スターク/アイアンマン
自ら生み出したウルトロンによって引導を渡されてしまった。
- スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
- ソー
- ブルース・バナー/ハルク
最強となったウルトロンに敵わず、敗北した。
- サディアス“サンダーボルト”・ロス
核弾頭が世界中に発射され、呆然とするしかなかった。
- サノス
インフィニティ・ストーンをマインド・ストーンを除いて集めたところをウルトロンに物理的に「半分」にされた。
- エゴ
ウルトロンの群れによって惑星ごと滅ぼされた。
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
ソヴリンで防衛していたが、ウルトロンに敗北した。
- キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル
ザンダー星でウルトロンに戦いを挑み、善戦するが、星のコアごと爆散してしまった。
- アーニム・ゾラ
ナターシャが対ウルトロンの有効策として見出した最後の希望。
彼の人工知能がウルトロンの肉体を乗っ取ることで活路を見出そうとしたが、ウルトロンが上位層の宇宙に行ってしまったため計画は失敗していた。
- ウォッチャー
「鑑賞者」だったところをウルトロンによって当事者に引きずり出され、多元宇宙最大の危機を誘発してしまう。
困り果てた彼は唯一の理解者を頼るのだが……。
- ドクター・スティーヴン・ストレンジ
絶対点を破った罰として永遠の孤独に苛まれることとなった魔術師。ウォッチャーから協力を依頼される。
第9話 もしも…ウォッチャーが誓いを破ったら?
全ての時間軸が連なり、決着がつく回。悲劇に終わった世界もまた、一つの希望が見える。
ストーリー
多元宇宙を滅ぼそうとするウルトロンを止めるため、ウォッチャーはドクター・ストレンジの協力の下、多元宇宙のヒーロー達を集め、最強チームを結成。
寄せ集めで主義趣向もバラバラな一同は、果たしてマルチバース最強のウルトロンを止められるのか?
登場人物
- ウアトゥ/ウォッチャー
対ウルトロンのチームとして各世界のヒーローを集め、「ガーディアンズ・オブ・マルチバース」を結成。
- ドクター・スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ・スプリーム
ウォッチャーの右腕としてチームのまとめ上げに乗り出す。
闇堕ちしても実力は変わらず。
- キャプテン・ペギー・カーター
2014年、レムリア・スターでの任務中にウォッチャーに呼び出される。
自分の世界で組んでいたナターシャと心を通わせる。
- ティ・チャラ/スター・ロード
エゴに侵略されつつあった地球で戦っている最中に呼び出される。
持ち前のコミュ力でチームの音頭を取る。
- エリック・スティーブンス/キング・キルモンガー
ワカンダでの内乱中に呼び出される。
一見、世界を救うために協力していたが、その腹の内はやはり野望で渦巻いていて……。
- パーティー・ソー
ウルトロンの侵略を受けていたところを呼び出される。
考えなしに攻撃を仕掛けたりするが、パワーは抜群。
- ガモーラ(from:Earth-TRN908)
CV:シンシア・マクウィリアムズ/朴ロ美
サカールでサノスを倒し、トニー・スタークと宇宙を旅していた世界のガモーラ。
彼女の持っていたインフィニティ・クラッシャーにより、ウルトロンのソウル・ストーンを破壊する作戦がとられるのだが……。
ちなみに、前述のシーズン2に押し出された物語とは彼女主役のもの。
- ナターシャ・ロマノフ/ポスト・アポカリプティック・ブラック・ウィドウ
ウルトロンのいた世界のナターシャ。
最後の人類になった状態で希望を持てなかったが、ペギーとの触れ合いで自らの役目を自覚する。
- インフィニティ・ウルトロン
全多元宇宙を破壊しようとし、そしてそれを邪魔するガーディアンズ・オブ・マルチバースにも牙を剥く。
- アーニム・ゾラ
忘れた頃に発見された、対ウルトロンの特効兵器。
- ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ
現代に蘇ったキャプテン・カーターとタッグを組んでいるナターシャ。正史のスティーブ同様、軽口を叩き合う戦友である。
- ジョルジュ・バトロック
CV:ジョルジュ・サンピエール/山岸治雄
レムリア・スターを乗っ取っていたテロリスト。キャプテン・カーター相手にイキる。
- トニー・スターク/サカリアン・アイアンマン
ガモーラと旅をしていた。どういう経緯かは彼女の物語で明かされるだろう。
- ピーター・クイル
エゴに支配されかけていたが、ティ・チャラに助けられる。
- ペッパー・ポッツ
- シュリ
キルモンガーに対し反逆を起こそうとしていた。
- ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ
ゾンビ状態で呼び出され、ヴィジョンに似ているウルトロン相手に躊躇した。
- ニック・フューリー
- スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
- キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル
- ロキ
ブラック・ウィドウのいない世界の面々。
地球に侵略したロキ率いるアスガルド軍と二大キャプテンとシールドによる戦いが繰り広げられている。
- ヒドラ・ストンパー
多元宇宙での戦いを終えたペギーにナターシャが見せた、かつての相棒。
レムリア・スターのコンテナ内に厳重に保管されていた。
中に誰かが乗っているようだが…?
もしも…追記・修正がなされなかったら?
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▷ コメント欄
- とりあえず本家スターロードは泣いていい -- 名無しさん (2021-10-18 07:53:28)
- 実質エイジ・オブ・ウルトロンのリブート -- 名無しさん (2021-10-18 12:17:44)
- ↑×2 陛下の助けもあったとはいえ、ちゃんとクソ実父に銃を向けている つまりどんな流れだろーと、クイルはヒーローの資質を持っているのだ -- 名無しさん (2021-10-18 13:37:47)
- 今後もカーターやストレンジ・スプリームがイフシリーズの主軸になっていくのかな -- 名無しさん (2021-10-18 13:38:47)
- ウルトロンが強すぎて笑う、サノスって相当手加減してたんだなぁ -- 名無しさん (2021-10-18 14:48:18)
- 言っちゃえば公式同人誌なんだが逆に公式が同人を作るとここまでのモノになるっていうエンタメ力を見せつけられた気分 -- 名無しさん (2021-10-18 16:28:52)
- シーズン2はウルトロンを越える脅威が出てくるんだろーか? -- 名無しさん (2021-10-18 20:18:20)
- ウルトロンとのラストバトル場所が渋谷でビックリした! -- 名無しさん (2021-10-18 20:26:26)
- バッドエンドのその先は新たな物語で希望が見えた -- 名無しさん (2021-10-18 20:27:40)
- ヒドラストンパーに乗ってるのってスティーブなんだろうか 時系列で考えたら流石に別だと思うけど -- 名無しさん (2021-10-18 20:57:27)
- 第9話以外の各アースを追記しました(マーベルデータベース参照) -- 名無しさん (2021-10-18 21:27:09)
- 大半の話でトニー死亡してるの何とも言えない気分になるな -- 名無しさん (2021-10-19 01:06:28)
- ゾンビの回だけ多くのキャラが死んで最後も救いようがなくて最終回もあの世界だけ救われなくて見ていて気分悪かった -- 名無しさん (2021-11-20 20:25:56)
- ↑ウルトロンの反応的にピーターたちも………ってことだよな -- 名無しさん (2021-11-20 21:14:09)
- コミックでは「もしも…フラッシュがピーターの代わりにスパイダーマンになったら?」というIFとかもあるんだよね -- 名無しさん (2022-01-12 19:55:15)
- ストレンジは正史でもやらかしてしまった.. -- 名無しさん (2022-02-05 05:48:51)
- ウォッチャーがストーン揃えた奴にぶん殴られるくらいの位階にいるけど、ストーンをほぼゴミ扱いしてたロキのTVAはもっと上の領域にいるんだろうか -- 名無しさん (2022-03-29 15:04:57)
- ↑あの場所がストーンというか、MCUの異能を無力化してるみたい、でなきゃシルヴィなんてとっくに制圧されてる -- 名無しさん (2022-05-19 18:38:46)
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