登録日:2021/07/01 Thu 16:24:01
更新日:2024/05/30 Thu 11:37:43NEW!
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重戦機エルガイム バッシュ エルガイム ポセイダル軍 ヘビーメタル hm a級hm ギャブレー
お前の時代は終わった!!
NEXT HEAVY METAL
BAT-SHU
バッシュとは、TVアニメ『重戦機エルガイム』に登場するマシーンである。
性能諸元
分類:A級ヘビーメタル
所属:ポセイダル軍
設計者:オルドナ・ポセイダル
生産形態:少数量産
頭頂高:20.7m
全高:21.2m
重量:20.0t
動力源:太陽光エネルギー
装甲材質:オールラバー
フレーム:Mサイズ
装備:太刀セイバー ×2本
パワーランチャー ×2門
バスターランチャー
スロウランサー ×6本
エネルギーボンバー ×5門
バインダー
ミサイル
Sマイン ×2枚
ロングスピア
スーパーフロッサー
《ヘッドライナー》
ギャブレット・ギャブレー
アントン・ランドー
ヘッケラー・マウザー
ワザン・ルーン
バーン・ガニア・キラーズ
概要
ポセイダル軍が使用するA級ヘビーメタル(HM)。
劇中に登場する物はポセイダルが設計したレプリカで、コアム王朝が所有していたとされるオリジナルのバッシュは既に失われている。
鎧武者のような厳ついフォルムに違わず、ポセイダル軍の保有するHMの中でも高い出力と良好な運動性が生み出す優れた汎用性・攻撃力を持つ機体であり、共通のムーバルフレームを持つとされるエルガイムとは「同じ技量のヘッドライナー*1がエルガイムとバッシュに分かれて戦えば必ずバッシュが勝つ。」という設定がある程優秀な性能を誇る。だってよギャブレー君。
その有用性から、グルーンと共に少数ではあるが量産され、ポセイダル正規軍のヘッドライナーに愛用されているA級HMである。
劇中ではギャブレット・ギャブレーの他にネイの副官のアントンとヘッケラー、13人衆第5席次ワザンなどの手練れ達が乗り込み、反乱軍の前に立ちはだかった。
主な装備
◆太刀セイバー
両脚部側面に1本ずつ取り付けられた接近戦用装備。
「セイバー」はペンタゴナワールドでは人間からHMまで広く使用されているレーザーの剣で、バッシュのそれは「太刀セイバー」という刀のような偏平なレーザーを発振する出力強化タイプである。
柄が長く、片手でも扱えるが基本的に両手で振るう点からも「太刀」らしさを醸し出している。
◆パワーランチャー
HM用の標準的なレーザーランチャー。
バッシュは内蔵型で、前腕に1門ずつ備えている。
エルガイムのようなオプション型も装備可能だが、劇中では使われなかった。
◆バスターランチャー
HMの持てる最大級の火器。
強めのパワーランチャーを撃つ「ランチャーモード」と、よくわからない「ブラスターモード」*2、火線から半径50mの範囲を焼き尽くす超強力な「バスターモード」を使い分けられる。
バッシュの場合は特にバスターランチャーとの相性が良く、劇中でも頻繁に使用する場面が見られた。もっとも、ダバ達に当たってしまうと物語が終わってしまうので大体外すか整備不良で性能が発揮出来ないかのどちらかだったが……
ちなみに反乱軍で使っているバスターランチャーの内1本はヘッケラーのバッシュが落としていったやつを再調整した物だったりする。
◆エネルギーボンバー
腕部の装置から発射される5連装のエネルギー弾。
原理は不明だが、これに当たると一時的な行動不能に陥ってしまう。
◆スロウランサー
投擲用の短剣型セイバー。
両肩部アーマー内に合計6本内蔵されている。
◆バインダー
バリアシステムを内蔵したHM用のシールド。
エルガイム同様打突にも使用可能。
◆Sマイン
バインダー表面に備え付けられた円盤状の爆弾。
磁力で目標に吸着し、化学反応で起爆するので迎撃されても誘爆の心配がない。
◆ミサイル
バインダー側面に内蔵された小型ミサイル。
◆ロングスピア
パワーランチャー内蔵の長槍。
本来はグルーンの装備だが、接近戦に強いバッシュとの相性も良く、劇中ではワザンやヘッケラーのバッシュが装備していた。
◆スーパーフロッサー
HMの背部に装着する空間戦・飛行用装置。
バッシュは出力が高いので未装備でも単独飛行が可能。
主な活躍
第17話「ライム・ライト」から登場。
ギャブレーに与えられた初のA級HMで、初陣でエルガイムを追い詰めたものの結局取り逃がした。
初登場時の気合が入りまくった作画と描写は必見。
その後アシュラ・テンプルなど他のA級が配備されてからも愛しのクワサン・オリビーからアトールを貰うまでの間に時々搭乗していたが、ダバ達もいい加減慣れてきたのか最初の頃程の強さは発揮しなかった。
ギャブレーが乗り換えた後もアントンとヘッケラー、ワザンなど手練れの愛機として猛威を振るった。
特にヘッケラーは三つ巴の最終決戦でギワザ軍の先鋒を務め、13人衆第12席次ハンス・アラハートのカルバリーテンプルと激闘を繰り広げるなど獅子奮迅の活躍を見せた末に、自軍幹部のマクトミンを庇って壮絶な最期を遂げた。
最終決戦では再びギャブレーが搭乗。
ポセイダルに追い詰められたエルガイムMk-Ⅱを救い、ポセイダルの最後を見届けた。
そのまま反乱軍に加担し、一人逃走を図ったギワザの離脱を妨害して反乱軍の完全勝利に貢献する。
ギワザとの戦闘で損傷したものの最後まで生き残り、エネルギーを使い果たして海上に落下したダバのエルガイムの手を取る場面で若者達の戦争は終わりを告げた。
OVA『フルメタル・ソルジャー』では13人衆第11席次バーン・ガニア・キラーズが搭乗。
エルガイムを追い詰めたが、功を焦った兵士のせいで取り逃がしてしまった。
ゲームでの活躍
他のA級ヘビーメタル共々わんさか量産されて出てくる。特に『F』ではまともな戦力がガンダムMk-Ⅱとゲッターロボとゲシュペンストくらいしかいない序盤から複数出てきてバスターランチャーを打ち込んでくる。
ギャブレーが仲間になる時に持ち込んでくる等して味方機として運用できることも多い。
特に『GC』では比較的早い時期から鹵獲して運用でき、サブシナリオを通れば確定で1機入手できるため、ディザードやアローンをまとめてお払い箱にできる。
ちなみに、終盤でギャブレーが乗って味方になるものと捕獲できる量産機は実は性能に差があり、初期攻撃力はギャブレー機のほうが高いが、捕獲機の方が改造効率がよく、最終的には捕獲機の方が高火力になる。
捕獲した機体は2週目以降も最初から引き継げることもあって、主力として使うなら捕獲した機体を改造したほうがお得。
なお、「ギャブレーが仲間になる時に~」とは言ったが、ヤツはちょくちょくアシュラテンプルを持参して自軍に参入してくる事がある。
その場合のバッシュの立場はお察し。第4次なんて代わりにオリビーがバッシュに乗って味方入りする*3のに何故かそのバッシュは説明もなく行方不明になる
余談
- デザインは永野護氏によるもの。
モチーフは骸骨。
- 永野氏のイメージでは真っ黒な機体だったが、TV画面ではわかりにくいということで紺色に変更された。
実際、真っ黒なカルバリーテンプル(近衛隊仕様)は宇宙戦だとよくわからなかった。
- 永野氏の漫画作品『ファイブスター物語(FSS)』ではバッシュ・ザ・ブラックナイトとしてリファインされた。
こちらは当初のイメージ通り真っ黒な機体となっている。
- バスターランチャーといえばバッシュかエルガイムMk-IIかというイメージが強いが、バッシュは設定画だと劇中デザインとは違う物が記載されていた。
これが議論を呼び、いわゆる「バスターランチャー論争」を起こした。
ちなみにバッシュのバスターランチャーの正体は準備稿のもので、人気の高さから近年の立体化では大体こちらが付属する。
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- ヘビーメタルで一番好き。見た目も格好いいし強いし -- 名無しさん (2021-07-01 21:16:43)
- バスターランチャーのブラスターモードはパワーランチャーモードの3倍の威力 -- 名無しさん (2021-07-03 01:48:25)
- スパロボだと序盤の強敵のイメージ -- 名無しさん (2021-07-03 13:11:26)
- スパロボF完結編では最終盤までアシュラテンプルと並んでポセイダル軍の悪夢の象徴 -- 名無しさん (2021-07-12 09:39:24)
- 主役機みたいなカッコよさをしてる -- 名無しさん (2023-04-14 10:40:28)
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*2 劇中で長距離狙撃に使っていた火球がそれだろうか?
*3 オリビー自身は仲間にはならない。
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