モンスターガーディアンズ(GBA)

ページ名:モンスターガーディアンズ_GBA_

登録日:2025/12/20 Sat 16:30:00
更新日:2026/07/13 Mon 16:13:48NEW!
所要時間:約 21 分で読めます



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2001年 gba konami ゲーム ゲームボーイアドバンス コレクション ドラゴン モバイルアダプタgb モンスター収集ゲーム モンスター育成ゲーム ローンチタイトル 任天堂 救いがない 時代が早すぎた 終盤は鬱展開の嵐 通信対戦 鬱ゲー 鬱展開 コンプ勢発狂




モンスターを「集める」・「育てる」・「合成する」!!




モンスターガーディアンズ』は、KONAMIより2001年3月21日発売されたゲームボーイアドバンス用ゲームソフト。
ゲームボーイアドバンスと同時発売されたローンチタイトルでもある。
そしてあの某クリスタル版で使えることしか知られてなさそうなモバイルアダプタGB』にも対応していた(後述)



■概要

冒頭の箱裏のキャッチコピーの通り、モンスターを収集・育成・合体して戦っていく。
戦闘システムはよくあるターン制ではなく、ステージ上をオートで動き回るモンスターに指示を出すRTSめいたもの。
2000年代によくある奴の一種であることは否定できないものの、独特のシステムや
あんまりにもハードなストーリーなど、独自の魅力を備えた作品である。



■ストーリー

神のいない世界に繁栄などは無い。だから私が使わされた。


暗黒の時代、グランデート大陸は常に人類の危機と共に存在していた。
永遠の命を持つと言われた巨大な2匹のハイドラゴンが大陸の権力を掌握していた。


空を支配していた天空のカノン、地を支配していた大地のイグニス
二匹は互いに対峙し、大陸を征服しようと、血塗られた戦争を繰り広げていた。


長き戦いの末、この大陸全ての生命と繁栄が消え去ろうとしたとき……
見たことも無い二匹の魔獣を引き連れた、一人の魔術使い*1が現れ、二匹に戦いを挑んだ!


長く壮絶な戦いが繰り広げられ……
天空のカノンは敗れ、傷を負った大地のイグニスは、
ファムファンタル火山の火口の地下深く、姿を隠したのであった。


その勝利は、二匹の魔獣の命と引き換えに勝ち取った。そして魔獣使い自身もまた力尽きようとしていた。
その時、この魔獣使いを救える技術を持つものは以外、この世界には居なかった。
その後この魔獣使いと二匹の魔獣は、伝説の魔獣使いとして人々に伝えられた。


そしてグランデート大陸は人類が支配者となった。

──プロローグより抜粋



バルロニア王国、ウィンスロー二世が治めるヴァンダム城は、突如法王直属の魔獣騎士団の襲撃を受ける。
魔獣騎士団の最高司令官ベリンガム・ロー公爵はウィンスローに国家反逆の濡れ衣を着せ、城を占拠。
その混乱の最中ウィンスローは殺害され、その子である主人公も追われる身となる.。


ベリンガムの放った追っ手から主人公を救ったのは、魔獣使いの老人クリムトであった。
ベリンガムと因縁があると言うクリムトは、戦うための力として自らの魔獣と魔獣使いのタクトを主人公に譲る。
そして、ベリンガムと戦うために伝説の魔獣を生み出すよう伝え、姿を消すのであった……



■モンスター

このゲームの主役。こまごまとしたドット絵ながらよく動くモンスターたちは頼もしくも愛らしい。
全84種存在し、そのうち64種には色違いの亜種が存在するため、使用可能なモンスターの総数は142体にのぼる。
計算が合わないのは84種中6種が敵専用なため。


モンスターにはそれぞれ「生命」「耐久」「攻撃」「防御」「行動」「知識」
「必殺技」「反撃」「索敵」「従順」「命中」「回避」「技能」と13のパラメータが存在し、
さらにランダムで「カゼ」「ミズ」「ホノオ」「ダイチ」「シンセイ」「アンコク」の6属性が振り分けられる。


パラメータの多さに困惑必至だが、モンスター確認画面でパラメータを選択すると何に影響するのか*2
きちんと教えてくれるため、説明書を読まない魔獣使いでも安心できる。
属性に関しては教えてくれないがまぁなんとかなる。


モンスターは攻撃を敵に当てるたびに経験値を獲得し、100溜まるとその場でレベルアップする。
このゲームはレベル差補正が強く、レベル差が5もあると「命中」がカンストしてようが攻撃が全然当たらない。
かといって地道にレベル上げをしようとしてもレベルが下の敵をいくら倒しても経験値はほとんど貰えない。
敗北時のペナルティが少額の金銭を失うだけと軽微なため、レベル上げしたいなら格上の敵とダメ元で戦おう。


新しいモンスターはショップでの購入か、戦闘時の捕獲で入手できる。
捕獲は敵モンスターのレベルが捕獲を実行する味方のレベル未満の場合に行える。
「技能」カンストかつレベルが上回っていればほぼ確実に成功するが、同レベルだと全然捕まらないので注意。
なお、捕獲方法はボールとかではなく縄で相手を簀巻きにしてからの拉致


◇ゴブリン種

ステージ1から登場するゴブリン。紙装甲で素の攻撃力も低いが、行動速度や索敵能力は意外と高い。
派生種にゴブリンフライ、オーク、ホブゴブリン、ドラゴンマン、ゴブテンペストゴブガリーが存在する。
低い攻撃力は簡単に成長させられるため、「生命」さえ補強できれば結構スキのないステータスになる。


◇翼人種

ステージ2から登場するエルフ……はあくまでも派生種。弓による遠距離攻撃が得意だが「命中」は低い。
純血種はバードマン。派生種にノーム、エルフ、ハイエルフ、ドラゴンバード、バーペストハイウイングが存在する。
翼人種だがバードマン以外に翼はない。派生種が先に出てくるし本当はエルフ種なんじゃないのか。
初めは攻撃が当たらず当たってもカスダメで攻撃もらうと死ぬという悲惨さだが、
「攻撃」と「命中」は簡単に上昇させられるので、育成さえすれば事実上唯一の遠距離キャラとして活躍できる。


◇ゴーレム種

はじめにクリムトからもらえるモンスターの1体。固い、強い、おそい!命中率は意外と高い!
派生種にミニゴーレム、ゴーレムライト、フライゴーレム、ドラゴンゴーレム、ゴーペストガリゴーレムが存在する。
「行動」や「知識」が低いままだとまともに働かないため、素早い種族と合成すると使いやすくなる。


◇ミノタウロス種

はじめにクリムトからもらえるモンスターの1体。近接戦闘に必要な能力全てが高い強豪。
派生種にミニミノタウロス、ローンタウロス、フライングミノ、ミノドラゴン、ロードミノミノガリズーントが存在する。
「行動」や「知識」もゴーレムよりはマシだし装備や合成でフォローもできる。終始頼りになるイケメン牛。


◇グリフォン種

ステージ2から出現する飛行モンスター。高い「行動」とバランスの良い能力を持つ高機動飛行ユニット。
派生種にミニグリフォン、ビッググリフォン、フットグリフォン、ドラグリフォン、グリテンペストガリグリフォンが存在する。こちらも半分くらいは飛行能力を失っている。
確率で発動する必殺技で遠距離攻撃できるのだが、素の「必殺」が低すぎるため、そのままではほぼ出ない。
装備でのフォローも難しいため、同じく低すぎる「知識」と合わせて合成などで補いたい。


◇ムシャ種

ステージ4くらいから出現する亡霊武者。高い「反撃」と「命中」、そして低すぎる「生命」を持つ。
派生種にあしがる、カラステング、かしら、ドラゴンザムライ、テンムシャガリムシャが存在する。
「生命」以外に低い能力はないが「反撃」「命中」以外に高い能力もない。一番扱いに困るタイプ。


◇グレムリン種

はじめにクリムトからもらえるモンスターの1体。戦場を素早く飛び回る空飛ぶ豚。
派生種にイビル、デーモン、デビルドラゴン、こあくま、ムールクガリグレが存在する。
またまた飛行能力を失うただの豚が多い。
弱そうに見えるが「攻撃」を補強すれば高機動高火力の豚と化す。打たれ弱さは「回避」でどうにか。


◇ドラゴン種

この手のゲームの花形。全体的に高い能力値を持つが、純血種の出現場所が限られている。
純血種は属性ごとにウインドドラゴンブルードラゴンレッドドラゴンアースドラゴン
ホワイトドラゴン、ブラックドラゴンの6種が存在するが、色違いの亜種は居ない。
派生種はミニドラゴン、セカンドドラゴン、ハイドラゴン、ドラテンペスト、ビジョンドラゴンが存在する。
前述の通り出現場所が少なく、初回攻略時に捕獲しそこねるとステージ10に出てくるレッドとブルーしか入手できない。
ホワイトとブラックは伝説の魔獣の素材になるため入手が必須……なのだが(後述)


◇テンペスト種、ガリズーント種

テンペスト種はエイリアンみたいなモンスターで、ガリズーント種は幽霊みたいなモンスター。
テンペスト種の派生種はミニテン、ダイテンペスト、スカイテンペスト、ドラテンペスト*3が、
ガリズーント種にはミニガリズーント、チーフガリズーント、ビッグガリン、ドラガリズーントが存在する。存在は。


◇ベヒーモス、ファーブニル

合成時に特定のアイテムを装備していると生まれる特殊なモンスター。
アイテムさえ装備していればどのような組み合わせでも生まれるが……



■ゲームシステム

◇PP

主人公が所持しているポイント。初期値は400であり、主人公のレベルアップのたびに徐々に増加していく。
戦闘時、モンスターへ指示を出す時に消費する他、モンスターのパラメータを上昇させることもできる。
最初から攻撃力や行動速度をカンスト*4させることも可能だが、強化に使いすぎると
今度は戦闘時にモンスターへ指示を出せなくなってしまう。
PPの割り振りはいつでも無償で変更できるため、臨機応変に調整しよう。



◇戦闘

仲間のモンスターと共に野良の魔獣やベリンガム配下の魔獣使いと戦う。


戦闘が始まると敵味方のモンスターたちがフィールドに解き放たれ、各々好き勝手に歩き回り始める。
「知識」や「索敵」が高ければ自分から敵を見つけて攻撃していくが、そうでなければウロウロあたりを彷徨うだけ。
敵とすれ違ってもスルーして何もしないことすらよくある。


主人公はこんなモンスター達に対し、PPを消費することで指示を行うことができる。
敵へ攻撃させる「たたかえ!」や、落ちてるアイテムを回収させる「アイテム」など、状況に応じて指示を出す必要がある。
指示は個別に出すだけでなく、PP消費は増えるが全体一括で出すこともできる。*5


モンスターが強ければ放置でも勝てはするが、ボス戦では敵の必殺技を「まもれ!」で無力化するのが重要になったり、
何より指示を出すたびに対象モンスターのパラメータが上昇する*6ため、パラメータにPPを全部注ぎ込むのは考えもの。
特に「攻撃」「命中」「技術」に関しては指示を連打して成長させたほうがお得。



◇本拠地

いわゆるメインメニュー。モンスターの能力確認やパーティ編成を行える。
モンスター図鑑の確認やセーブ、イベントシーンの回想などもここから。


モンスター確認画面では名前の変更やアイテムの装備の他、前述の通りパラメータにPPを割り振ることができる。
パラメータは上下に伸びる棒グラフで管理され、低いほど下方向に、高いほど上方向にグラフが伸びる。


パーティ編成は1チームにつきモンスター4体までを選択。3チームまで編成できるが戦闘に出せるのは1チームのみ。


本作には周回要素はないが、モンスター図鑑やイベントシーンはニューゲーム時も保存されるため、
ルート限定要素もニューゲームを繰り返せばコンプリートできる。イベントシーンに関しては。



◇合成屋

手持ちのモンスター2体を合成できる。
合成後は最初に選んだモンスターの名前を引き継ぎ、別種族との合体であれば派生種に変化する。
レベルは高い方のものが引き継がれ、パラメータは2体の平均値となる。
高レベルで弱いモンスターと合成すると弱体化したうえにフォローも効かなくなるので、むやみな合成は厳禁。


ストーリーの進行上、伝説の魔獣の合成が必須となるため、合成は必ず行う必要がある。
そしてストーリーの根幹を担うシステムでもある。



◇ショップ

アイテムやモンスターを販売するショップ。
アイテムはモンスターごとに1個装備できる。店売り品でもパラメータがかなり上昇するため有用。
ただ、アイテムドロップ率が高いため攻略を進めていくと溢れるくらい装備品が手に入っていく。
ドロップ品ではまだ売ってない強力な装備が早期から入手できたりするため、利用する機会はあまりないかもしれない。


モンスターの売買はその名の通り。捕獲すればタダだがラインナップによってはまだ手に入らないモンスターも購入できる。
購入できるモンスターのレベルはストーリー進行に応じて上がっていく。


ショップの目玉はモンスターの卵。一律50Gで何が生まれるかわからない状態で販売されている。
卵はパーティに編成して戦闘に参加し、戦闘参加時間が一定を超えると孵化する。
卵は一切の行動ができないうえ、攻撃されてHPが0になると割れてロストしてしまう。*7
孵化条件は経過時間のみのため、序盤のステージを十分に育てたモンスターに引率させて周回するのが手っ取り早い。
指示連打による育成も兼ねれば一石二鳥。


卵の中身はランダム……ではなく、実はショップの品揃えが更新されない限り固定。
例えばステージ1攻略直後とステージ9攻略直後では、品揃えが違うため商品番号が同じ卵から別のモンスターが生まれるが、
次のステージをクリアしない限り品揃えは変化しないため、同じ番号の卵からは同じ種類のモンスターが量産できる。

お得どころの話では済まない本作屈指のバランスブレイカー。
卵から生まれるモンスターは一定確率で能力値が高いものが生まれる。(通称「天才」)
ここでゲーム開始直後に購入できる卵から生まれたミノタウロスLv1と天才ミノタウロスLv1、
そしてラスボス手前で購入できるミノタウロスLv50のパラメータを比べてみよう。*8

ミノタウロス生命耐久攻撃防御行動知識必殺技反撃索敵従順命中回避技能
通常Lv188766762212742952921524425
店売Lv502312551961908570158249653318011688
天才Lv12552422552098085255255869919714192

なぁにこれぇ
個体値どころの騒ぎではない。いくらなんでも天才がすぎる。しかもレベルアップや指示出しで更に成長していく。
更に低い能力を補うように天才モンスターを合成できれば、全能力がハイレベルのレベル1が誕生する。
天才が生まれる確率も体感そこまで低くはないため、これからプレイする人はぜひ狙ってみよう。
生まれる前に受けたダメージが大きいほど天才の確率が増えるという説があるが真偽は不明。


◇闘技場

通信メニュー。通信交換や通信対戦ができる。


◇港

本作の最大の問題点特徴。モバイルシステムGBを使用したコンテンツが遊べる。
2002年12月14日にモバイルシステムGBがサービス終了したため、それ以降はプレイ不可能。

・修行

 編成したパーティのうち1つを修行に出す。これで言うところの遠征に近いか。
 修行を完遂するとベヒーモス、ファーブニル合成用のアイテムが貰えたようだ。

・通販

 アイテムやモンスターを購入できる。リアルマネーで。
 アイテムは強力な限定装備が、モンスターは伝説合成素材や卵のほか、テンペスト、ガリズーントが購入できる。


今で言うところのDLCとも言えるが、導入ハードルが高いモバイルシステムGB必須に加えて
リアルマネーまで消費するのは流石に時代が早すぎたのではないだろうか。


上述のとおり、港限定モンスターはベヒーモス、ファーブニル、テンペスト、ガリズーントの4種…ではない。
テンペスト種とガリズーント種が関わるモンスターは基本的に本編には登場しない。
つまり、他モンスターと彼らを合成させたモンスター(計22種類)を加えた84種中26種類が現在入手不可。


しかもこいつら全員図鑑登録対象。全体の30%が空欄だと流石に目立つ。
図鑑完成の特典は無いようで、ゲームのボリューム不足を感じるようなことは無いため実害はない……が、
コンプリート勢のプレイヤーは気に留めおいてもらいたい。


なお、ドラゴン種のテンペストとガリズーント派生であるドラテンペストとビジョンドラゴンの2種だけは、
クリア後のラストステージ再戦時に超低確率で出現することがある。ステージの仕様上捕獲は非現実的だが。*9



■登場キャラクター

◇主人公(レオ(男性デフォルト名)/ティーナ(女性デフォルト名))

このゲームの主人公。性別と名前はゲーム開始時に自由に設定できる。
ウィンスロー二世の子としてヴァンダム城で暮らしていたが、ベリンガム率いる魔獣騎士団により追われる身となる。
襲撃の混乱の最中父は死に、自身も捕まる寸前にクリムト老人に助けられ、魔獣を託される。


その後は伝説の魔獣を生み出しつつ、魔獣騎士団と戦いを続けていく。
ヴァンダム城でベリンガムと会合するも逃亡され、何もわからないままファムファンタル火山へ誘われるが……


主人公の正体は伝説の魔獣使いと天空のカノンが合体して生まれた魔獣人間
大地のイグニスを敗走させ、天空のカノンを打倒した伝説の魔獣使いは瀕死の重症を負っていた。
クリムトは彼/彼女を助けるべく強い生命力を持つカノンと伝説の魔獣使いと合成。
目論見は成功し魔獣使いの命は助かったものの、かつての記憶は失われ姿も別人になってしまった。


その後、魔獣使いがウィンスロー一世の子であることを突き止めたクリムトはウィンスロー二世
──伝説の魔獣使いの弟に全てを伝え、ウィンスロー二世は主人公を自らの子として育てていた。


また、普段は沈黙しているが主人公の中にはカノンの魂が確かに存在しており、
イグニスと対峙した際にカノンは主人公の人格を一時乗っ取っている。


イグニスと合体したベリンガムを打倒した主人公は、ヴァンダム城襲撃時の記憶を思い出す。
城を占拠したベリンガムは伝説の魔獣使いのタクトを要求し、ウィンスロー二世は要求に応じてそれを差し出す。
しかし、宿敵のタクトを目にしたカノンの魂が覚醒。剣を手に、目の前にいた憎き仇の縁者を殺害した。
カノンの人格はすぐに眠りについたため、主人公はこの出来事を把握できていなかった。


「私が殺した……」


真実を思い出した主人公は立ち尽くしたまま、決戦の余波で燃え盛る炎の中に姿を消すのだった。
あまりにも救いがなさすぎるがED分岐などはない。


◇クリムト

魔獣騎士団に追われていた主人公を助けた謎の老人。主人公に伝説の魔獣の作り方をえらく具体的に教えてくれる。

かつて世界にモンスター合体装置「合獣機」を作り出した張本人であり、ある意味では本作の元凶の一人。
イグニスカノンに支配され、凶暴な魔獣が暴れまわる世界をどうにかするべく、
魔獣の力と人間の秩序を持つ魔獣人間を生み出そうとした。いきなりマッドすぎる
そうして生み出された魔獣人間ベリンガムは魔獣の凶暴性と人間の知性を兼ね備えた怪物となった。やっぱりな。


主人公に魔獣を預けた後は伝説の魔獣の合成方法を探すために旅に出る……が
ちょくちょくイベント事に顔を出すので恐らく後ろからついてきている。


主人公とベリンガムの決戦の後、主人公を崩壊した古城跡を探すが見つかったものは焼け焦げたタクトだけ。


「そうか……全て知った上での、決断か……」

「どこかで生き延びているじゃろ!」

そう自分に言い聞かせるよう、黒くなったタクトを見つめていた。


◇リトルガウ→メインガウ→ヘビーガウ

◇チンビュアリー→リンビュアリー→メインビュアリー

必須キャラでCGもあるのでこちらに記載。かつて伝説の魔獣使いが従えた伝説の魔獣。
四足歩行の怪獣のガウ系と翼の生えた竜のビュアリー系のどちらかをゲーム開始時にを選択。
選択しなかった方はゲーム中に登場しない。*10選択した方は何体でも生み出せる。


ガウは近距離攻撃タイプでビュアリーは飛行型かつ遠距離攻撃タイプ。パラメータは全てそつなく伸びていく。
伝説に限った話ではないが、テキトーにそのへんで捕まえたモンスターを素材にすると初期値が悲惨になる。
伝説の魔獣は進化に必要なモンスター以外とは合体できなくなるため、パラメータの補強手段が限られてしまう。


ストーリー進行に必須であり、ステージ10の攻略には幼体のリトルガウかチンビュアリーを、
ステージ20の攻略には中間体のメインガウかリンビュアリーを、
そしてステージ27以降の攻略にはヘビーガウかメインビュアリーを編成する必要がある。


+ 伝説の魔獣育成の注意点-

伝説の魔獣は合成素材としてホワイトドラゴンかブラックドラゴンを要求されるが、こいつらは入手手段が限られる。
ただ、ステージ10突入前は幼体合成に必要なモンスターが全て店売りされている他、卵からもドラゴンが生まれる。
ステージ27突入前も店売りはされていないものの、ドラゴンが生まれる卵が販売されているので、
間違って売り払ってしまったとしても問題はない。


問題はステージ20。
この段階での店売りラインナップはめちゃくちゃ貧弱で卵からもドラゴンはでない。
ステージ再戦で出現するドラゴンはステージ10のレッドとブルーのみのため、ホワイトとブラックの捕獲手段がない。


さらにタチの悪いことに、ステージ20に必要なのは中間体のメインガウかリンビュアリー。
もし偶然ないし攻略情報を見て中間体を進化させてしまっていた場合、伝説の魔獣がいないと言われてしまう。
新しく幼体から作ろうにも合成素材の入手方法がない。

実はこの状況からの挽回は可能である。
回りくどいやり方が必要になるが、ホワイトドラゴンとブラックドラゴンは実は合成で生み出せる。
①少なくとも片方の属性が「シンセイ」か「アンコク」のドラゴン派生モンスターを2体用意。
(ドラゴンマンとドラゴンザムライなど。野生で出るのを捕獲するか、捕獲したレッドorブルーを混ぜるかしよう。)
②ステージ10を周回してレッドorブルードラゴンを捕獲する。
③アイテム屋で属性を固定する「しゅしのリング」を購入し、①で用意したモンスターに持たせてドラゴンと合成。
④「シンセイ」「アンコク」のドラゴンの派生種が生まれるため、別々の種族で合体。
(セカンドドラゴンとミニドラゴンなど。同種同士だと同種しか生まれない。)
⑤属性に応じた純血種のドラゴンが誕生!簡単です!!

面倒なことになるのは確かなので、進行度を守って進化させることをお勧めする。




◆ベリンガム・ロー公爵

法王の軍事顧問にして法王直属の魔獣騎士団最高司令官。ある日突然魔獣騎士団と共にヴァンダム城を占拠した。

クリムトが生み出した魔獣人間第1号。しかし暗黒魔獣の因子が強すぎて、魔獣と変わらない存在となってしまった。
公爵や国の軍事顧問にまで上り詰めていたり、様々な策略を張り巡らせるなど人間的な知性をフル活用している。
見た目は人間の範疇に収まっているが、実はローブの下に異形のよく伸びる手を隠し持っている。


その目的は世界への復讐……などではなく、復活したイグニスと合体して最強の存在になること。
イグニスを焚きつけるための道具として伝説の魔獣使いのタクトを求めてヴァンダム城を襲撃するも、
そこで主人公に眠るカノンが覚醒し、ウィンスロー二世を殺害する場面を目撃。
同じくイグニス覚醒のための道具として配下に主人公の身柄の確保を指示する。


伝説の魔獣使いのタクトをちらつかせ復讐を煽ってみたりするも、イグニスの復活には至らず。
そこで主人公をファムファンタル火山に誘導し、ついにイグニスを復活させることに成功する。
復活したイグニスは撃破されてしまったものの、死亡する前にイグニスを確保し逃走。


主人公に敗れた配下のザーゴとラミレスを強制的に合成し、その合成獣すら敗れると迷いなく自らを更に合成。
「だいにけいたい」となり、それでも敗れると事前に合獣機に入れておいたイグニスと合体し
「さいしゅうけいたいへと進化。主人公との決戦に挑む。


◆ザーゴ&ラミレス

ベリンガムの配下の魔獣。山のような大男と翼の生えた細身の男のコンビ。
カタコトながら言語を話しているため、両名とも魔獣人間だと思われる。


ザーゴは1章のボスとして初戦闘。高レベルとカンスト近い近接戦闘ステータスを武器に立ちはだかる。
ラミレスは2章ボスの前座として初戦闘。高機動で飛び回り遠距離攻撃でチクチクして時間切れを狙ってくる。

ベリンガムは容赦なく2体を簀巻きにして合獣機に放り込み強制的に合体させてしまう。
こうして生み出された「だいいちけいたい」は主人公に襲いかかる……もストーリー的には瞬殺されたようだ。
ゲーム的にはこの段階でも全ステータスがカンストしており、飛び回ることもある結構手強いのだが。


大地のイグニス

過去にグランデート大陸を蹂躙していた2匹のハイドラゴンの片割れ。赤い鱗と黒い翼をもつ巨大なドラゴン。
天空のカノンと争いを続けていたが、伝説の魔獣使い達に敗北。

ベリンガムの工作によりステージ21でついに復活し、主人公の意識を乗っ取ったカノンと対決。
初のボスモンスターであり、1vs4での戦いになるが、カンストした攻撃能力と広範囲高火力の必殺ブレス、
飛行して無敵状態になり制限時間を削ってくる遅延行為を兼ね備えた強敵。全体「まもれ!」を駆使しよう。


対決の結果、主人公が勝利。ベリンガムは主人公の力に驚愕しつつも、瀕死のイグニスを捕獲して逃走。
最終的には瀕死のまま合獣機に詰め込まれ、「さいしゅうけいたいの素材となった。


なんだか終始ベリンガムのいいように扱われており、結構扱いは悲惨。
ほとんどイグニスの「さいしゅうけいたい」も含めて強さは本物なのだが。


天空のカノン

過去にグランデート大陸を蹂躙していた2匹のハイドラゴンの片割れ。緑の毛に覆われた体と4枚の翼をもつ巨大な龍。
大地のイグニスと争いを続けていたが、伝説の魔獣使い達に敗北。

その生命力を目当てに伝説の魔獣使いと合体させられ、主人公の素材となってしまった。
しかしその魂は主人公の中に生き続けており、伝説の魔獣使いのタクトや大地のイグニスを目にすると覚醒。
短時間ではあるが人格を乗っ取って好き勝手行動してくる。


自分を実質殺した相手とはいえ、わざわざ肉親をその手にかけさせるなど性格はお世辞にも良いとは言えない。
作中では戦う機会はないが、ステージ21でオーラ的な形でその姿を確認することはできる。




■余談

開発元のモバイル21はモバイルアダプタGB対応ゲーム開発のため、任天堂とコナミが共同出資した会社。
本作のモバイルシステムの活用はそういった経緯があるからかもしれない。




追記・修正はモバイルアダプタGBを接続してからお願いします。


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  • 最近クリアしたので作成しました。後続の参考になれば幸いです。 -- 名無しさん (2025-12-20 16:21:17)
  • なぜか誕生日に親から買ってもらったゲームだ…命令とかしたことなかったわ…放置でほぼ勝ってた -- 名無しさん (2025-12-20 19:25:33)
  • 通常攻撃遠距離勢はレベルが少しでも低いと当たらん&効かん&攻撃が回らんの三重苦でレベル上がらんのよ -- 名無しさん (2025-12-20 19:49:00)
  • ググったら戦闘画面の雰囲気はFFTAに似てる感じだね。面白そうだしシナリオもハード過ぎて興味惹かれるけど今やるとなるとモバイルシステムGBが本当に残念過ぎる…解消された移植とか出ないだろうか -- 名無しさん (2025-12-23 01:09:18)
  • これもニンテンドークラシックスで配信されないかなー。 -- 名無しさん (2025-12-23 07:12:01)

#comment()

*1 原文ママ
*2 「攻撃」→与ダメージ、「技能」→捕獲率など
*3 テンペスト種のドラゴン派生であり、ドラゴン種のテンペスト派生の同名モンスターとは別種。
*4 上限は255
*5 全員で1体を集中攻撃する「ボコれ!」は全体指示専用、敵を捕獲する「ほかく」は単体指示専用。
*6 たたかえ、ボコれ→攻撃と命中、まもれ→耐久、ほかく→技術が上昇する。
*7 卵以外のモンスターはいくらやられてもロストせず、戦闘終了後にHPが全回復する。
*8 パラメータはカンスト値を255として、初期値からカンストまでに要したPP量をもとに計測
*9 ステージをクリアするたびに敵レベルが上昇し続けるため、他ステージで苦行じみたレベル上げを行わない限り敵レベルを上回れない。
*10 伝説が生まれる組み合わせで合成しても別のモンスターが生まれる。

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