アダム・ ラルコビッチ(メトロイド)

ページ名:アダム_ラルコビッチ_メトロイド_

登録日:2026/05/09 Sat 02:15:00
更新日:2026/07/13 Mon 15:14:48NEW!
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異論はないな?レディー




アダム・マルコビッチとは任天堂のゲームシリーズ「メトロイドシリーズ」の登場人物。
シリーズ主人公であるサムス・アランの恩師にあたる人物であり、彼女に多大な影響を与えた一人でもある。
声 - 小山力也/デイヴ・エルヴィン (Other M)



【人物】


銀河連邦軍司令官。階級は不明。
やや青みがかった黒髪の地球人男性。
何時如何なる時も冷静沈着で、優れた洞察力に裏打ちされた状況判断力を持つ、軍人として極めて優秀な人物。
一人称は「私」で、表情の変化や感情の起伏が少なく、常に淡々とした喋り方をする。


任務においては、常にその場における最善の行動を導き出せる人物だが、それは同時に、状況によっては味方を切り捨てなければならないような非情な判断も躊躇いなく下せるという意味でもあり、私情を挟む事は一切しない。


その一方で、平時であればそこまで厳格ではなく、部下に対する労いやジョークを言うなどの気遣いもでき、堅物というわけではない。
ある程度の柔軟性を持ちつつ、公私のオン・オフがきっちりしている人物といえる。
サムスもアダムのことは「ただ任務に忠実なだけのマシーンのような人物ではない」と評している。
平時は白と青の士官服と軍帽を着用しているが、自ら前線に出る際は一般兵と同デザインのパワードスーツを着用する。



彼が初登場したのは、サムスの生い立ちから銀河連邦警察時代〜ゲーム本編における「初代/ゼロミッション」のツーリアン突入までを描いたマガジンZ 漫画版


ゲーム内で初めて言及されたのは「フュージョン」だが、この時点で既に故人となっていた。
後にwiiで発売された「Other M」にてゲーム内に生前の彼が初登場した。


【人間関係】


サムス・アラン
ご存知銀河最強のバウンティ・ハンターである彼女も、昔は銀河連邦警察、そして銀河連邦軍に所属していた時期*1があり、アダムとはその頃からの付き合い。
特に連邦軍時代はアダムの部隊に所属しており、この頃が彼と最も間近に接する機会が多く、密かに父親の影を重ねていたという。
しかし幼少期から親や故郷を奪われ続けてきた経験から、この頃のサムス*2精神的にかなり尖っており、常に周囲に反発するような態度を取っていた。
「か弱い女性や子供として扱われることが耐え難かった」
「常に意地を張っていないと簡単に折れてしまいそうだった」
と、現在のサムスは当時の自分を「幼すぎた」と振り返っている。
アダムをはじめ、当時のチームメイトもそんな彼女をきちんと理解しており、チームの妹分として可愛がっていた模様。項目冒頭のセリフは、作戦のブリーフィング時にアダムからサムスへ向けた決まり文句であり、通常はサムズアップで応える所を、サムスのみがサムズダウンで応えるというのがお約束となっていた。


とある事件をきっかけにアダムとは考えの違いから決別し、サムスは軍を除隊、賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)としての道を歩む事になる。
仲違いの末アダムの下を去った彼女だが、彼の功績や人間性への評価は依然として高いままであり、ハンターとなった後に彼と再会した際も普通に会話はしている。


アンソニー・ヒッグス
「Other M」で初登場。
回想では、サムスが連邦軍に所属していた時期の部下として登場しており、サムスを妹分として可愛がっていたうちの一人。彼女の事を「プリンセス」と呼ぶ。
「Other M」本編でも引き続きアダムの指揮下で登場しており、付き合いはかなり長いもの*3と見られる。
アダムのことは「大将」と呼んでおり、大将の判断に間違いがあるわけがねえと全幅の信頼を置いている。
アンソニーもアダムから大火力のプラズマ砲を任され、発砲を完全にアンソニーの判断に一任している事からも、アダムからの信頼の高さが伺える。


イアン・マルコビッチ
「Other M」の回想で初登場。
アダムの弟で、彼も銀河連邦軍に所属していた。
アンソニー、サムスのチームメイトで、寡黙な兄と比較してかなり快活な性格であった模様。
作中には彼とサムス(背景にアダム)が写った写真が登場しており、アダムはこの写真を執務机の上に飾っている。*4
とある任務で殉職し、これがきっかけでサムスは軍を除隊する事となった。



【作中での活躍】


◇「初代/ゼロミッション」以前


マガジンZ 漫画版


まずは貴様の所属と姓名を報告せよ。私は…

連邦軍司令官 ▢♧♤の✕〇△野郎である

「え、え、あ…アレ…聞こえてました?」



当時から銀河連邦軍の司令官として登場。座乗艦はVIXIV IV(ヴィクシヴ・フォー)イラスト投稿サイトは関係無いが、ゲームボーイ用ソフト「X(エックス)」の自機VIXIVが元ネタかも知れない。
辺境の惑星ジグラードを侵略しているスペースパイレーツ掃討作戦を準備中、偵察任務にも関わらず独断で突っ走った連邦警察の問題児3人組たちがこれを鎮圧。
掃討作戦はおじゃんになってしまったが、アダムは彼女らの手腕に舌を巻いていた。


やがて、ジグラード侵略は連邦軍の注意を引くための陽動であり、本命はサムスの故郷ともいえる惑星ゼーベスであることが判明。
動揺するサムスに対し、「連邦軍は48時間後に行動する(=48時間だけ猶予をやる)と、暗にゼーベスに向かうよう後押しした。


サムスや連邦軍の奮闘虚しく、最終的に惑星ゼーベスは鳥人族の人工知能マザーブレインの裏切りによってスペースパイレーツの手に落ち、辛うじて脱出したサムス達を保護する事は出来たものの、ゼーベスは以後勢力を肥大化させていくスペースパイレーツの本拠地へと変貌していくのだった。


任務に忠実で厳格だが、人としての情も持ち合わせる人物として描かれる一方、救難信号越しに聞こえた自分への悪口(上の台詞の「~野郎」)をそっくりそのまま復唱してみせるなど、ユーモアのセンスについてもさりげなく描写されている。


メトロイド Other M(回想)


「Other M」で描かれた回想では、銀河連邦軍に入隊したサムスやアンソニー、弟のイアンが所属する部隊を戦場で指揮している様子が描かれた。
座乗艦はほぼ変わらずVIXIV(ヴィクシヴ)


作中では、星間航行中にエンジントラブルで航行不能になってしまった旅客船ルシタニア号の救助活動が描かれた。
ルシタニア号は乗員300名、形状は現実世界におけるスペースシャトルに近い。船体自体は比較的小型だが、機体後部には星間航行用の巨大なブースター、燃料タンクが一纏めになった外付けのドライブユニットが取り付けられている。


エンジントラブルの原因はこのドライブユニットの故障であり、VIXIVでルシタニア号を牽引しつつ、イアンが単身ドライブユニットの制御室に乗り込み、モニター越しにアダム達が見守る中、作業を行なっていた。


しかし、ここで突然アラートが鳴り響く。
ドライブユニットの損傷は想定よりもかなり深刻な状態であり、ユニットが突如としてメルトダウンの危機に瀕したのだ。
一刻を争う状況の中、サムスはアダムに対しイアン救出の出撃許可を要請する。
しかしアダムはそれには応えず、直ちにドライブユニットをイアンごと切り離すよう指示を下す。
納得できないサムスは、それでもアダムに食い下がる。


アダム、お願いだ行かせてくれ!

今はただ私を信じて…


少しだけ時間をくれないか!


一瞬の沈黙の後、アダムが口を開く。


ドライブユニットを直ちに切り離せ。

…指令は以上だ。


即座にドライブユニットが船体から切り離されていく。ユニットはそのまま大爆発を起こし、イアンごと宇宙の藻屑となった。
自分の指令の結果を、モニターの前で立ち尽くしながら静かに受けとめるアダムに対して、当時のサムスはただ詰る事しか出来なかった。


この事件をきっかけにアダムとの考え方の違いを痛感したサムスは連邦軍を除隊、他者に判断を縛られることのない賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)として独立する事となった。


なお、現在のサムスは当時のアダムの判断を理解しており、
あの場で最も辛かったのは、自分の弟の命と、300人の乗客含むあの場に居た全員の命の二者択一を迫られたアダム自身であったと、それに思い至らずにアダムを責めることしか出来なかった、当時の自分の認識の甘さを恥じていた。*5


当時のこの場にはアンソニーも居り、アダムがユニット切り離しを命じた際はぎょっとしたような反応を見せていたが、アダムの心情を慮ったのか、それ以降は特に口を挟むことはなかった。
この事件は彼の中でも尾を引いているようで、作中でサムスに対して「なあ、もしまたあんな事が起こったら…」と言いかけている。



◇初代/ゼロミッション


ゲーム中に彼は出てこないが、マガジンZの漫画版ではこの時期の動向も描かれている。
新たに銀河連邦最高議長に就任したキートンにより、今や連邦に匹敵する脅威となったスペースパイレーツの本拠地、惑星ゼーベスの攻略作戦『ゼロ・ミッション』が発令される。
その直前に新議長の就任式典が執り行われることになったが、奨学金制度によって就学できたアカデミー生徒から手渡される予定の花束がすり替えられていたことを参列者に紛れていたサムスが察知。
警備を振り切り駆け抜けて来たサムスの警告から咄嗟に花束を放り投げ、擬態していた暗殺用の生体兵器ミミキュリア星獣をサムスと共に討伐する。
尚、討伐報酬として請求してきた3500セグルという金額に対して、「相場の3倍じゃないか、足元を見るな」と怒った。


アダムの任務は、単身ゼーベスに潜入するサムスの援護のため、スペースパイレーツ最高幹部リドリー率いる本隊を辺境地域に引き付ける事であった。
陽動は成功し、サムスはゼーベスに無事潜入することができたが、途中でサムスの潜入に気づいたマザーブレインによってリドリーが呼び戻された為、本隊の足止めは叶わなかった。


初代リメイク作品である「ゼロミッション」では、全てでは無いもののこの漫画版の設定が採用されており、序盤にはリドリーとマザーシップがゼーベスを離れている。
ブリンスタからノルフェアへのエレベーター移動の際に、サムスがマザーブレインに発見される描写があり、丁度クレイド撃破後のタイミングでリドリーの座乗艦であるマザーシップが帰還してくる。シーケンスブレイクしている場合はもっと早く帰ってくる


なお漫画版では、アダムが戦場を離脱したマザーシップを追ってゼーベスに向かうよう命じているが、激戦の後であることやゲーム本編の描写から、ゼロミッションの決着には間に合わなかったと思われる。
せいぜい、スペースパイレーツの戦闘機を強奪して脱出したサムスを収容したりはできたのだろうか。


◇メトロイド Other M


ここで何をしている。

ゲーム本編に初登場。
スーパーメトロイド」の戦いが終わり、スペースパイレーツとメトロイドの脅威が過去の物となった時期。


辺境宙域に廃棄されていたスペースコロニー「ボトルシップ」より発せられていた救難信号「Baby's Cry」*6を受信したサムスが、調査の為降り立った先で偶然再会する。


今作のアダムは銀河連邦軍第7小隊を率いており、座乗艦は多目的船フュギエイア
本項冒頭のセリフはアダムが出会い頭にいきなり言い放った言葉。
事情を説明し、小隊の行動目的を問うサムスに対して「部外者に答える義務はない」と、さらに冷たく突き放す。


第7小隊は入り口の隔壁が閉じていた為に足止めを食っており、爆発物担当のライアルが破壊を試みていたが上手くいかないようだった。
同じく小隊に所属していた、かつての同僚アンソニーの取り成しで事情を把握したサムスが、ミサイルを使用して隔壁を破壊。
ようやく開いた入り口から小隊メンバーが次々と突入していく。サムスが来なければ早々に詰んでいた件について


アダムと違って未だ好意的なアンソニーは「先に行ってるぜ」と囁いたが、
アダムはサムスを一瞥しただけで無言のまま歩き去ってしまった。
サムスはしばらく小隊を見送っていたが、やがて彼らの身を案じてそのまま後を追う事を決意。その際にノーマルビームとモーフボール以外の装備を自主的にオフにする。


ボトルシップは表向きには「テラフォーミング検証に使用された廃棄コロニー」とされていたが、実際にはそのような検証には不釣り合いなほどの凶暴な生物が闊歩し、職員たちは皆それらの犠牲になっていた。
アダムらに追いついたサムスは、そこで襲ってきたボスと交戦し、第7小隊との連携の末これを撃破。


サムス、我々のミッションに協力してもらわねばならんようだ。


戦闘後、戦力不足を認めそれまでの態度を改めたアダムに協力を打診されるが、同時に作戦行動中は常にアダムの指示に従うこと、能力の使用も制限し、必要に応じて使用許可を下すことを了承させられる*7
かくして、連邦軍除隊以来久々にアダムの指揮下での作戦行動が始まるのであった。



ゲーム中、アダムはメインセクターの指令室に座っており、作戦全体を後方から指揮する。だがボトルシップ内には強力な電波障害が発生しており、各隊員との通常通信ができないため、各所に存在するナビゲーションブース*8からの定時報告を命じた。
サムスのみは鳥人族のテクノロジーの賜物か、妨害電波の影響を一切受けずリアルタイムな通信が可能であり、サムスのバイザー越しの映像と音声は常にアダムの指令室のモニターに送信されている。モーフボール視点とかどうなってるんだろうか



ゲーム中ではサムスが行き詰まる、もしくはピンチに陥る→アダムから通信が届き、状況に応じた能力の解放が許可される、というシチュエーションが多い。
バリアスーツ解放のタイミングに関してはマジで擁護不可
その際ゲーム内だけでなく、Wiiリモコン本体のスピーカーから直接アダムの音声が流れる、というギミックがある。プレイ中に突然、手元から小山力也の声が流れてビックリした人は筆者だけじゃないはず。
もっとも、スピーカーからはビームのチャージ完了時コンセントレーションの際の効果音も毎回流れるため煩わしく、リモコンの電池残量の節約のためにスピーカー音量をオフにしていた人の方が多いかもしれない…
サムスがゲームオーバーに陥った際は、某ステルスゲームの登場人物のごとく、普段の冷静さをかなぐり捨てたアダムの絶叫が聴ける。


「サムス、応答しろ!応答しろォ!!」


…中の人のせいで完全に某CTU捜査官のそれである



ボトルシップの真実


探索の末、ボトルシップの真の姿が明らかとなっていく。
「テラフォーミング検証後、廃棄されたコロニー」という前情報は全くの嘘。
その実態は「銀河連邦軍の管理下にて、生体兵器の研究開発を行うコロニー」であった。連邦軍の軍規では、生体兵器の使用は固く禁じられているにも関わらず、である。
それを裏付けるかのごとく、施設で飼育されていた生物は惑星ゼーベスをはじめとして、過去作品の舞台で通常の敵キャラとして登場しているような獰猛で危険なものばかり。
おまけに研究施設内からはサイボーグ改造を施され、装甲に銀河連邦軍の部隊章が刻印されたゼーベス星人までもが発見される始末。
施設の責任者「Dr.マデリーン・バーグマン」の名前も見つかり、問い詰めるサムスに対し、アダムはいつもの冷静な態度を崩さない。


ここの責任者のようだな。わかったことは以上か?


銀河連邦軍の黒い一面を知り憤るサムスだったが、それでもアダムの関与に対してはシロだと断じていた。
なぜなら、アダムには「生命とは、生まれた瞬間から既に完成されたものである」という信条のもと、生体兵器をはじめとする生命の身勝手な利用に対しては極端に否定的である*9ことを知っていたからだった。


やがて施設は突如起動したサイボーグゼーベス星人の集団、
次いで、ボトルシップ中の生物をまるで舎弟のごとく引き連れた、巨大なトカゲのような謎のクリーチャーに襲撃され、探索は有耶無耶になってしまう。
そして隊員の一人であったライアルが死体となって発見された。
アダムは残った第7小隊各隊員に引き続きボトルシップ各地の調査を、サムスには逃走した謎のクリーチャーの追討を命じる。


だが、事態はさらに混迷を極めていく。
第7小隊内には、計画の真相を知った者たちを殺すための刺客―処理人デリーターが送り込まれていたのだ。
実際、サムスも寒冷地セクターセクター2を探索中、生存者と思われる女性研究員を発見した直後、重機を操縦する連邦兵に襲われている。
後にアダムも隊員たちに集団行動を命じたが時すでに遅く、隊員たちはデリーターによって一人また一人と消されていき、最終的に生き残ったのはサムスとアンソニーのみ。


謎のクリーチャーを追って高温セクターセクター3を探索するサムスは、脱皮した謎のクリーチャーの抜け殻を発見。そして進んだ先で成体となった謎のクリーチャー―リドリーと遭遇する。
かつて完全に倒したはずの宿敵を前に幼少期のトラウマが蘇り、我を失うサムス。
映像越しに事態を悟ったアダムは、いつになく厳しい口調で錯乱するサムスに必死に呼びかける。


その時、アダムは自分の背後に迫る気配に気づく。
そして背後を振り返ろうとした次の瞬間、鳴り響く銃声と共にアダムが耳に装着していた通信機が床に転がった
これ以降、アダムとの通信は途絶し、ゲームオーバー時の音声も流れなくなる。


アンソニーの命と引き換えに辛くもリドリーを撃退したサムスも、通信途絶に気づいてメインセクターに向かい、そこでデリーターらしき不審な銀河連邦兵森林地帯セクターセクター1へと逃げ込む光景を目撃する。
後を追ったサムスは様々な妨害を切り抜けた末、セクター1最奥部の生体兵器研究所へと辿り着き、そこでセクター2でデリーターに襲われて以降はぐれていた女性研究員と再会する。


女性研究員はマデリーン・バーグマンを名乗り、ボトルシップで起きた出来事を語り出す。
ボトルシップは先述の通り、銀河連邦軍の管理下で生体兵器の研究開発を行う施設であり、最終的な目標はかつて銀河連邦に辛酸を嘗めさせ続けてきたスペースパイレーツ軍を模した特殊部隊の設立であった。
だが、マデリーンの言によれば、謎のクリーチャー=リドリーの扇動のせいで施設中の生物が凶暴化・暴走。
マデリーンはこれらの封じ込めのため、意図的にシステム障害を引き起こしてボトルシップを封鎖、同時に救難信号を発信したという。
事情を把握しつつもどこか腑に落ちないサムスに対して、「もっと危険な計画がある」と明かすマデリーン。



それは「メトロイド軍事化計画」のレポート。
絶滅したはずのメトロイドは、ボトルシップで密かに再生させられていたのだ。
実は惑星ゼーベスから帰還直後、激戦でボロボロのサムスは検疫とスーツの洗浄を受けていたのだが、その際にスーツ表面に付着していた細胞―マザーブレインからサムスを庇い、サムスの頭上で砕け散ったベビーメトロイドの物が密かに回収されており、そこからクローニングが行われていた。
予期せぬリドリーの登場も、この際に誤って回収された細胞から同時に復元されていたためだった。
この究極の生体兵器ともいえるメトロイド再生の目処が立った時点で、連邦軍上層部の関心は”スペースパイレーツもどきの軍隊”からメトロイドの量産へとシフトしていった。
そして、本来ならば制御不能なメトロイドを制御するため、あのマザーブレインの思考パターンを完全シミュレートし、テレパシー機能まで再現した人工知能「MB」が開発された。
MBとメトロイドは、ボトルシップに公には存在していない秘密区画―惑星ゼーベスのツーリアンに相当する極秘エリアセクターZEROに安置されているという。


なぜ銀河連邦軍の首謀者は今回、不祥事の証拠の塊といえるボトルシップそのものを外部から破壊せず、わざわざ密偵を送り込むような回りくどい手法をとるのか?
それは、苦労して再生させたこのセクターZEROのメトロイドだけでも回収したい、という思惑があった為だった。



マデリーン、よく話してくれた。

私はこれから、セクターZEROのメトロイドとMBを破壊してくる。


重要な情報を教えてくれたマデリーンに感謝を述べ、セクターZEROへと向かおうとするサムス。
未だ不安げな彼女の肩に手を置き、優しく諭すように語りかける。
「心配ない。ここに来ている連邦軍司令官が、必ずあなたを守ってくれる」と。
だが、彼女の顔色は晴れなかった。



この計画のはマルコビッチ司令官です。その彼がここにいるなんて…」


「メトロイド軍事化計画」のレポート、その作成者は他ならぬアダム・マルコビッチその人であった。
二の句が継げなくなったサムスは、マデリーンにただ一言身を隠すように指示した後、無言のままセクターZEROを目指す。



セクター2の重力実験フロアを抜け、たどり着いたセクターZEROのエントランス。そこでサムスはベビーメトロイドに遭遇する。
惑星SR388の地下深くで、卵から孵ったベビーと初めて出会った時の記憶がフラッシュバックするサムスだったが、覚悟を決め、改めてベビーメトロイドにアームキャノンの銃口を向け―


次の瞬間、サムスは背後から銃撃を受け、胴体が凍り付いてしまう。
銀河連邦軍の最新兵器―フリーズガンによるものであった。


サムスはパワードスーツを維持するための精神集中が出来なくなり、やがてスーツが解除、ゼロスーツの状態で倒れ伏してしまう。
無防備な獲物となったサムスに、ベビーメトロイドが近寄ってくる。
このベビーメトロイドは、かつてサムスを親と慕った”あのベビー”ではない
ベビーメトロイドが容赦なくサムスに襲いかかろうとし…再度フリーズガンの銃撃
間一髪の所で、ベビーメトロイドは凍結して落下、活動を停止する。
そこで意識を手放したサムスの傍らに、一人の連邦兵が歩み寄って来た所で画面が暗転する。



サムス、聞こえているか?


ああ、よく聞こえているよ…



意識を取り戻したサムスの前には、重武装したアダムがいた。
今や疑惑の人となったうえ、フリーズガンで銃撃までしてきたアダム。怒りをあらわにするサムスに対して、アダムはいつものように冷静に告げる。「君にメトロイドは倒せない」と。



セクターZEROのメトロイドは…おそらく



アダム曰く。
生体兵器として量産されるにあたり、メトロイドの致命的な弱点である耐冷性が、遺伝子操作によって克服された可能性が高いという。
先ほどのベビーメトロイドはフリーズガンで凍結したが、これは耐冷性に関係なく「生まれたばかりの小さな個体だったから」であるとアダムは考察していた。


どうあれ、これだけは言える。

メトロイドは危険すぎる…甦るべき存在ではない。

ましてや、倒す術が無いとなれば、その存在を許すわけにはいかない。


これまでの疑惑と正反対の発言を述べるアダム。
ならばとサムスは問う。それならば、何故アダムは「メトロイド軍事化計画」のレポートを作成したのかと。


銀河連邦本部から依頼を受け、私はあのレポートを作成した。

その中で私は、この計画の重大な危険性について説き、そしてと結論づけた。

本部は理解した。

しかし、その内容が軍の一部の者に余計なヒントを、与えてしまったようだ…


この時、ボトルシップの推進装置が作動し、コロニーが動き始める。
MBによる銀河連邦本部への攻撃の第一歩であった。
アダムは、まだ回復しておらず動けないサムスに対し、複数の指示を下す。

  • 動き出したボトルシップの推進装置の停止
  • 生体兵器研究所最深部の「ROOM MW」に確認された、重要な証人となる生存者の救出
  • 今やメトロイドと同等の脅威となったリドリーの撃破

そしてアダムは最後に付け加える。
マデリーン・バーグマンは、味方ではない」


まだ動けないサムスを残し、アダムはセクターZEROへと歩を進めていく。
勝ち目のない凍結しないメトロイドを、アダムはどうやって葬ろうというのか。
サムスの問いにアダムは答える。
セクターZEROには自爆機能が搭載されている。
内部に深刻なダメージを受けると、セクターZEROの区画そのものがボトルシップから切り離され、全てが塵に還る。
―MBとメトロイド、そしてアダムも一緒に。
アダムは自らの命と引き換えに、より恐ろしい存在としてこの世に蘇ってしまったメトロイドを抹殺しようとしていた。
当然ながらそれを止めようとするサムスだったが、完全には回復しておらず、足元が覚束ない。
そしてそれこそが、サムスをフリーズガンで銃撃した理由であった。


サムスにとって肉親同然の自分が、確実に死ぬ任務に向かおうとしている。それを前にしたサムスが黙っているはずがない。おそらく武力行使を試みてでも死なせまいとするだろう。
アダムの予想通り、サムスの口から出てきたのはあの日と同じ台詞だった。


お願いだアダム!私が信じられないのか?

ただ私を信じて、


少しだけ時間をくれないか!


まさにイアンが逝ったあの日と同じ状況。追い縋ろうとしてバランスを崩し、転びかける彼女をアダムが受け止めた。


サムス、私はリドリーとは戦えない。

そうだ。君のように…銀河を守れはしない、だ。


…だが、君を守れる。



凍結しないメトロイドの撃破
MBの破壊
そしてアダムが命じた指令の数々
銀河最強の宇宙戦士サムス・アランであれば、それらを果たすことは不可能では無いかもしれない。
だが、サムス・アランは決して万能ではない。
ボトルシップが銀河連邦本部へと動き出している現状で、サムス1人ですべてに対応できる時間的余裕は無い。


―行くべき者が行き、残るべき者が残る―


それが、現状を打破するためにアダムが導き出した最善策だった。
「手荒な真似をしてすまなかった」とサムスに詫びを入れ、後事を託したアダムはセクターZEROへと足を踏み入れていく。


両親、里親、『』、故郷、そして共に戦ってきた仲間たち。
これまで数多くの物を失ってきたサムスの目の前でまた一人、大切な存在が失われようとしていた。
疲労と精神的動揺でパワードスーツを起動することができず、覚束ない足取りで必死に後を追うサムス。
無情にも閉じられたゲートの窓越しに、子供のように泣きじゃくりながらただ見送ることしかできない彼女を振り返ったアダムの表情は、これから死に行く人間のものとは思えない程に穏やかだった。


異論はないな?…レディー


これが最後となるであろう、いつもの問い掛け。サムスもそれにサムズダウンで応える。
アダムは安心したように微かに笑みを浮かべると、そのままセクターZEROの奥へと消えていった。


程なくして、警告とともにボトルシップからセクターZEROが切り離されていく。
こうして、銀河に新たに生まれようとしていた脅威はアダムという一人の男の命と引き換えに、未然に防がれたのだった。


アダムが消えた

最愛の友が 私の一番の理解者が

そして…父の様な存在が


事件の収束


アダムの遺言を受け、生体兵器研究所の奥深くでクィーンメトロイドを撃破し、ROOM MWに拘束されていた重要な証人と対面するサムス。そこでついに、ボトルシップで起きた事件の真相を知る。


この重要な証人こそがマデリーン・バーグマンその人であること。
サムスが出会っていた若き「マデリーン・バーグマン」の方は人工知能MB―メリッサ・バーグマンであったこと。
そして騒動の発端はリドリーの扇動ではなく、自我が芽生えて周辺との軋轢が増えていたMBのプログラムをしようとしたために、人間に裏切られたと判断したMBによる反乱であったこと。
MBが人間そっくりの義体に搭載されたのには理由があり、メトロイドを兵器としてコントロールするにあたり、「スーパー」におけるサムスとベビーのような「刷り込みによる親子としての関係」を築かせるのが理想的と判断されたため。


その場に現れたMB、そしてボトルシップに到着した後続の銀河連邦軍を巻き込んだ騒動の末、最終的にMBが兵士の放った銃弾に倒れるという結末をとげる。
人工知能としてでなく、娘としての感情を持っていたマデリーンが斃れたMBに縋りついて泣き崩れる中、その場にやってきた連邦軍司令官が後を引き継ぐことをサムスに一方的に宣言。証人たるマデリーンを連行しようとする。
強引かつ心無い対応に憤りながら、止めようとするサムスを司令官が制止する。


だった。そればかりか、彼の部隊まで全滅したとは…残念なことだ

なぁ、そうだろ?アラン君


作戦行動を指揮していた第7小隊が全滅した以上、今やサムスは部外者でしかなく、代わりの司令官が作戦を引き継いだ今、サムスにこれ以上事態に介入することは許されないと司令官は言う。


非常に申し訳ないが、のはベビーメトロイドだけにしてくれないかねぇ…


かつてのサムスの行動を揶揄するかのような嫌味をネチネチと並べ立てる司令官。サムスは怒りをにじませながらも、睨み返すことしかできなかった。


レディーはそろそろお帰りだ、誰かお送りしろ



はっ!

さあ一緒に来るんだ



司令官の指示に応えたやけに大柄な兵士が、サムスの腕をつかむ。
だがその兵士を見たサムスが、そして司令官は驚きに目を見開いた。


おい、ちょっと待て! 誰だきさま?


アンソニー・ヒッグス、銀河連邦軍第7小隊所属!

我が第7小隊は、直ちににより生存者の保護を行います!

銀河連邦本部議長*10承認済みです。…ご安心を。


どういう意味だ!?議長がそんなっ…!


しかし、

私がエンジンを停止していなければ、すれ違っていたのでは?


そこに現れたのは、リドリーによって溶岩に投げ出され、死んだと思われていたアンソニーだった。
第7小隊は全滅しておらず、アダムが生前に下した作戦の命令はまだ活きている。
何も言い返すことが出来ずに歯噛みする司令官を尻目に、サムスとアンソニーは今作の事件の証人たるマデリーンを確保。無事に任務を完了するのだった。





事件収束後、今や危険地帯となったボトルシップは爆破処理されることが決定していた。


だがサムスは、置き去りになったままの「かけがえの無いもの」を回収すべく、爆破のタイムリミットが迫るボトルシップへと再び足を踏み入れる。
メタ的には置き去りになったままのタンク類の回収も含まれる。


メインセクターの指令室へ続くエレベーターが使用不能となっているため、壮大な遠回りの末、予想だにしなかったかつての強敵ファントゥーンを下したサムスは、遂にメインセクターの指令室へと辿り着く。
そこでようやく探していたかけがえの無いもの―アダムのヘルメットを拾い上げる。



”…マデリーン、よく話してくれた。

私はこれから、セクターZEROのメトロイドとMBを破壊してくる。”


デリーターを退けた後の指令室。
指令室の端末を確認していたアダムが、不意に開いたままの通信回線から漏れ聞こえてきた音声を耳にして、慌ててモニターを拡大する。
そこには、こちらを見つめ返すMBの顔が映し出されていた。


いかん…!サムスっ!!


警告しようにも、アダムの通信機はデリーターとの戦闘のなかで破壊されていた
已む無くアダムは自分の装備を整えると、MBに嵌められたサムスを引き止めるため、セクターZEROへと駆け出していった。
自分のヘルメットをその場に残したまま…



やるせなさが込み上げたサムスは、拾い上げたヘルメットを抱きしめ―
―た、まさにその直後に施設全体にアラートが鳴り響き、ボトルシップの自爆装置が起動する。
遂にボトルシップの爆破処理が始まる中、サムスは小脇にアダムのヘルメットを抱えたまま、ゼロスーツ状態で駆け出すのだった。


ここから先は、『ゼロミッション』以来のハンドガンパラライザー装備のゼロスーツサムスを操作し、制限時間以内に脱出することとなる。
パラライザーはオートチャージではなく本作と同じ仕様となっており、センスムーブ成功で瞬時にフルチャージとなるのも同様。また、フルチャージでなくても麻痺効果は発揮されるが、通常弾の持続時間は短いため、フルチャージが間に合わない場合は通常弾の連射でカバーする事になる。
モーフボールで通るような狭い通路は、後に『ドレッド』で実装されることになるスライディングで通過する。


ドックに辿り着きスターシップに飛び乗ったサムスは、エンジンを起動しつつ、助手席に乗せた「乗客」を振り返る。


待たせたな、アダム

さあ帰ろう!


間一髪のタイミングでスターシップが飛び去った背後で、ボトルシップは跡形も無く爆発するのだった。いつもの



◇メトロイドフュージョン


まもなくB.S.L.に到着する。速やかに着陸態勢に入れ。


ゲームで初めてアダムの存在が語られた作品。
発売順はこちらが先だが、時系列上は「Other M」の後となっている。
作中では、既に故人であることが語られている。


今作のサムスは、突如原因不明の爆発事故が発生した宇宙ステーション「B.S.L.」の調査を名乗り出た際、銀河連邦から新型のスターシップを提供されるのだが、その際にシップに搭載されている人工知能の指示を聞く事を条件として提示された。


「誰かの指示の下で動くのはこれが2度目」
「人工知能の淡々とした口調がある人物を想起させた」
と、サムスはボトルシップ事件と似たシチュエーションから人工知能をアダム・マルコビッチと重ね合わせ、このコンピューターを「アダム」と密かに呼ぶことにした。


ゲーム内で人工知能はスターシップを介してB.S.L.の施設にアクセスしており、簡単なセキュリティの解除や施設内で発生した異常事態の確認を行う。
サムスは施設内の「ナビゲーションルーム」を介してアダムとの会話を行い、ゲームの進行に応じて次の目標を提示する。また、作戦を支援する銀河連邦本部とのパイプ役でもあり、サムスの強化データが完成するたびに、データルームでダウンロード出来るように取り計らってくれる。
彼のメッセージウィンドウは専用の物となっており、ウィンドウ左上に目玉のような形状のカメラが備わっている。
基本的にコンピューター特有の無機質かつ淡々とした語り口だが、ゲームが進むにつれB.S.L内に蔓延した寄生生物Xに対抗できる唯一の存在であるサムスへの期待を口にしてくれる。


Xは、そしてSA-Xは、非常に危険な存在だ。最終的に、君はSA-Xを倒してくれるだろう。

われわれは、君にすべての望みを託している。どんな支援も惜しまない。

頼んだぞ、サムス


この発言直後、まるですべてを託されたサムスの高揚感を表すかのように、BGMが最終ミッションと同じもの*11に切り替わる。ナビゲーションルームを出たサムスは、そのままエレベーターで指示された次の行き先へと向かうのだった・・・




…サムスは、計画に気付いていないだろうな?


はい、問題ありません。


よし、引き続き、彼女の動向に注意してくれ


了解しました。



サムスが立ち去った直後、ナビゲーションルームに銀河連邦の関係者と思しき謎の人物からのメッセージが届き、人工知能と会話をする。
まるで、サムスに隠し事をしているかのように。


人工知能はこれ以降も引き続きサムスに協力的な姿勢を見せてはいるものの、サムスがSA-Xへ対抗しうる手段のプラズマビーム能力を覚醒させた際に狼狽したり、
人工知能からの事前連絡が無かったにもかかわらず、データルームに既に転送されていたディフュージョンミサイルをサムスが入手したことに困惑するなど、
途中からやけにサムスのパワーアップに消極的な姿勢を見せ始める。
また、暗黒セクターセクター6の探索の際は、必要な調査が終了次第速やかに立ち去るように厳命するなど、何かを隠しているような挙動を見せる。
そしてセクター6の二度目の探索の際、図らずも最深部の極秘エリアに到達したサムスは、そこでB.S.Lに隠されていた秘密を見てしまう。



それは、既にこの宇宙から絶滅していたはずのメトロイドが、銀河連邦の手によって再生させられていたという最悪の光景だった。
幼生のベビーメトロイドだけでなく、惑星SR388のメトロイドの各成長個体までもが別室で保管されていた。
この極秘エリアは、天 敵メトロイドの存在を嗅ぎつけてきたSA-Xの乱入によって、まるでかつてのアダムがそうしたように、施設内にスーパーミサイルによる致命的なダメージを受けたことでB.S.L.から切り離され、自爆・消滅した。


サムス、まずいことをしてくれたな… 私の指示にない、君の勝手な行動が招いた結果だ。

気の毒だが、この責任はいずれ、とってもらうことに なるだろう


極秘エリア出口のナビゲーションルームにアクセスしたサムスを、人工知能はいつもの無感情な様子で淡々と叱責する。
そして、連邦がメトロイドを再生させていた経緯を(「平和利用のため」と付け加えた上で)後出しで説明し、「今回のサムスの不祥事に対する銀河連邦の返答を後で報せる」と宣言する。
それを聞いたサムスは「本物のアダムも今回のミスには同じ事を言うだろうが、その前に私を気遣う言葉をかけた筈だ」と人工知能のアダムに対して失望の念を抱いている。


やがて銀河連邦本部はXの擬態能力を優秀なクローン技術に転化できると考え、X、ひいてはSA-Xの捕獲作戦を決行。サムスは連邦軍の到着までナビゲーションルームに拘束される事になる。
またプラズマビームとディフュージョンミサイルは、サムスの過剰なパワーアップを好まない連邦本部の意向で提供が見送られていたこともここで発覚する*12


この捕獲作戦でサムスに横槍を入れさせないことがパワーアップを渋り続けた理由なのだが、ここまでの過程でサムス(とプレイヤー)はXとSA-Xの恐ろしさを何度も目の当たりにしている上、Xの毒牙にかかり死にかけたことすらあった。
それを知っているサムスと画面の前のプレイヤーからすればこの作戦は甘すぎる見通しの上に立てられた寝言同然の愚策でしかなく、実際この計画を聞かされた時のサムスも流石に連邦軍の正気を疑い、「……それは本気なのか?」と問うことしかできずにいた。


連邦軍が到着したら、捕獲部隊がXやSA-Xに返り討ちにされるだけの被害では済まされない。
捕獲部隊を全滅させたXが、彼らに擬態して本部に帰還し、本部の人間達を次々と餌食にしてさらに繁殖し、いずれ銀河全体を滅ぼしてしまうだろう。
銀河連邦が自らの手で銀河社会を崩壊に導くような愚策に対し、サムスはB.S.L.の自爆装置を作動させて自分諸共Xを葬ろうと画策する。


連邦軍は、絶対に立ち入らせてはならない。それを許せばどうなるか、分かるだろう、アダム!


…アダム?

…誰の名だ?


…私の、仲間の名前だ。


この期に及んでサムスを拘束し続ける人工知能に対し、遂に感情のままに彼をアダムと呼ぶ。
しばしの沈黙の後、人工知能はサムスに問う。「この状況で君にどう言うのか」と。
サムスは答える。

―行くべき者が行き、残るべき者が残る―

かつてのアダムがそうしたように、迷わずステーションの自爆を命じるはずだと。


おろかな考えだ。


おまえに、そんなことを言われたくない!


鼻白むサムスに対し、人工知能は淡々と反論する。
たとえB.S.L.を自爆させようとも、惑星SR388に巣食うXはそのまま残る。連邦は進路をB.S.L.からSR388に変更するだけで、肝心要のX捕獲作戦は阻止できない。
つまり自爆したところで何の解決にもならず、今回の連邦の計画に邪魔なサムス・アランという存在が消えるだけだと。
そして最後に「残るべき者の選択を、アダムは誤ったようだな」と締めくくる。
サムスは何も言い返せなくなり、打つ手はもう無し。もはや万事休す―


…このステーションを、SR388に衝突させれば、Xの根絶は可能だろう。

今すぐ推進エンジンを起動し、SR388へ向かえば、連邦軍は追いつけまい。


人工知能が次に発したのは意外な言葉だった。
自爆装置を直接作動させるのではなく、惑星に墜落した際の衝撃で無理やり起爆させる方法であれば、SR388とB.S.L.両方を消し去りつつ脱出までの時間を確保できる。B.S.L.の自爆装置は惑星を破壊するほどの威力があるとされており、それを知ったXがサムス排除に利用しようとした前例もあることを考えれば、実現可能ではある。
だが、先程までとは打って変わった人工知能の態度に、サムスは戸惑いを隠せない。


サムス、最終ミッションだ。君はコントロールブリッジへ向かい、目的地を惑星SR388にセットせよ。

そして激突までの間に、シップに戻り、脱出するのだ。すみやかに行動し、必ず生還せよ。これは命令だ!


驚きに目を見開くサムス。
最終目標が提示され、ナビゲーションルームのゲートロックが解除される。
そして人工知能は最後に付け加えた。


異論は無いな?レディー





SA-X、そしてオメガメトロイドとの激闘を制し、間一髪の所でサムスは脱出。B.S.LとSR388はXもろとも宇宙の塵と化した。
帰途につくスターシップの中でサムスは物思いにふけっていた。


作中世界において、科学者や軍人の頭脳がコンピュータに反映されるのはさして珍しい事ではないこと。
アダム・マルコビッチは、生前の優秀な能力や実績が評価され、死後もコンピュータに人格が反映され、連邦軍で任務を続行していたこと。―まさに、マザーブレインの人格を完全シミュレートしたMBのように。
そして、このアダムとの「奇妙な再会」によって、銀河社会における未曾有の危機を防ぐことができたことを。
今後の連邦本部の対応に対する一抹の不安を感じつつも、サムスはアダムと語らいながら帰還するのだった。


なお、ここでサムスが命令違反を犯した自分たちの処遇について考える一幕があるが、アダムは「大丈夫だ。役人連中にも、話の判る人間は必ずいる」と返している。
実際アダムの立ち位置では人工知能を消去・リセットされてもおかしくはなさそうだが、次回作の『ドレッド』にてシップ共々健在であったため、話の判る連中は確かにいたようである。


+ おまけ-

今作(次作ゼロミッションも同様)には、メッセージを漢字混じりの「オトナ向け」と、
ひらがな・カタカナのみで、表現も低年齢層の子供に分かりやすくした文体の「コドモ向け」にするかどうかを選択することができる。


コドモ向けを選択すると、アダムに限らず登場人物全員のセリフが低年齢層に配慮したものに変わるため、オトナ向けに慣れたプレイヤーに変な笑いを引き起こしてしまう。
決してふざけているわけではないのだが、キャラ崩壊も甚だしく「誰だお前」と言いたくなってしまうこと間違いなし。


以下にオトナ向けの文との比較例を載せる。


『先ほど、本部から連絡が入った。
君を支援するためのデータが完成したった今、転送されてきたのだ。
そのデータをダウンロードすれば、君は「ミサイル」を使用できるようになる。
ビームによる攻撃を、受けつけない敵に出会っても、「ミサイル」を使用すれば、倒すことができるだろう。
ただちに「データルーム」に向かい、ミサイルデータを、ダウンロードしたまえ。データルームの場所はここだ。』


『ミサイルが、使用できるようになれば、きみの生存確率は、20%ほど改善するだろう。』


『さっき、ぎんがれんぽうほんぶから れんらくが はいった。
きみを おうえんするための データがかんせいし、たったいま おくられてきたのだ。
そのデータを、ダウンロード(データを よみこむこと)すれば、きみは「ミサイル」を つかえるようになる。
ビームが きかない てきに であっても、「ミサイル」なら たおすことが できるだろう。
ただちに「データルーム」へゆき、データを ダウンロードしたまえ。 データルームは ここにある。』


『ミサイルが つかえるようになれば、きみは すこしつよくなるのだ。』

序盤にて「ミサイル」のデータが完成した事に対するアダムの説明。
オトナ向けでは具体的な数値を提示しているのに対してコドモ向けではざっくりしている



『警備ロボット「ボクス」に、襲われたようだな。やつは完全に、暴走している。
今後、襲われた場合は、破壊してもかまわない。君の安全を最優先とし、特別に許可する。』


『パトロールロボット「ボクス」に、おそわれたようだな。あいつは こわれてしまって ぼうそうしている。』
『また おそわれたら、こわしても かまわない。きみのあんぜんのために とくべつに ゆるす。』

作中に登場するボス「ボクス」との初遭遇後のアダムとの会話。言っている事は両方とも一緒なのだが、やはりコドモ向けの方はなんかゆるい


『原因は、「PYR」のメインボイラーの冷却装置が、機能していないことだ。
このままでは、ステーション全体に影響が及び、大爆発を起こしかねない。
このステーションは、惑星一つを消し去るほどの、自爆装置が搭載されている。
このままでは、約6分が限界だろう。とにかくセクター3へ向かえ。そして…
ボイラー室の隣にある、「制御システム室」へ向かい、冷却装置の機能回復に、全力をつくせ。』


『「PYR」のメインボイラーの れいきゃくそうち(ひやすための しくみ)が、うごいていないからだ。
このままでは、ステーションぜんたいに えいきょうして だいバクハツを おこしてしまうだろう。
このステーションには、わくせいを けしてしまうほどの じばくそうち(じぶんでバクハツする しくみ)が ある。
このままでは、6ぷんぐらいしか もたないだろう。とにかくセクター3へむかえ。そして…
ボイラーしつの となりの、「せいぎょシステムしつ」へ ゆき、れいきゃくそうちを うごかすのだ。』

中盤、セクター3の冷却装置の停止によりB.S.L.全体が爆発の危機に陥った際の発言。コドモ向け特有の注釈の存在や言い回しがやはり謎の笑いを誘う



『なに?「プラズマビーム」能力を取り戻しただと?
…そうか、それは何よりだ。しかしSA-Xと戦うのは、まだ見合わせた方がいい。
なぜなら、奴はさらに進化している可能性がある。以前と、同じ能力のままだという保証はない。
それに、君はまだ、覚醒させていない能力がある。ことは命にかかわる。無茶は禁物だ…』


『なに?「プラズマビーム」のうりょくを とりもどしただと?
…そうか、それは よかったな。しかし SA-Xと たたかうのは、まだやめたほうがいい。
なぜなら、やつは さらにつよくなっているに ちがいない からだ。
それに、きみには まだもどっていない のうりょくがある。むちゃをすると しんでしまう かもしれない…』

サムスが自力でプラズマビーム能力を覚醒させた際のアダムの狼狽ぶり。両方とも胡散臭さが滲み出る内容ながら、コドモ向けの方は探し物をようやく見つけた友達をとりあえず祝した感がある。



『君が到着するまでに、被害はより深刻なものとなった。犯人は、ここで飼育研究されていた「ナイトメア」だ。
奴は、旧銀河連邦軍が開発した、半機械生物兵器だ。並外れたパワーと、重力を操る能力を持っている。』


『きみが くるまでにも、ひがいは かなり おおきくなった。はんにんは、ここで かわれていた「ナイトメア」だ。
やつは、むかしのれんぽうぐんが、きかいと せいぶつを がったいさせて つくった へいきなのだ。
すごいパワーと、じゅうりょくを あやつるのうりょくを もっているのだ。』

セクター5を破壊していた犯人を特定した際の発言。なんか図工の授業中の小学生、もしくはポケモン図鑑感が半端ない。
余談だが、ナイトメアは「フュージョン」が初登場だが、後付けで時系列上は「Other M」で先にサムスが撃破していたことになったため、両作の関連性に深みを持たせる事となった。



『メトロイドは幼生から、アルファ、ガンマ、ゼータ、そして最終形態 オメガまでの育成が可能だ。
さらに研究の成果は、メトロイドの成長を促進する画期的な方法を 見つけ出した。
幼生から、最終形態オメガまで、一足飛びに成長させることが可能になったのだ。
しかし…その研究の成果は、宇宙のもくずとなってしまった。
天敵の臭いをかぎつけて、向かってきた、1体のSA-Xを道連れに…』


『メトロイドは こどもから、アルファ、ガンマ、ゼータ、そして、おとなのメトロイド オメガまで そだつのだ。
また けんきゅうによって、メトロイドを はやくせいちょう させる すごいほうほうを はっけんしたのだ。
こどもから おとなの オメガまで、いきなり せいちょうさせることが できるようになった。
しかし…けんきゅうの けっかは、バクハツして きえてしまった。
てんてきメトロイドを たおそうと、むかってきた 1たいのSA-Xを みちづれに…』

極秘エリアがサムスに発見されたことで開示された、B.S.L.で確立されたメトロイドの成長方法とその顛末。
コドモ向けの方は、まるで友達に自分が発見したゲームの裏技を伝えているずんだもんかのようにも見えなくもない。



ちなみに本作には、シーケンスブレイクでディフュージョンミサイルを入手せずにナビゲーションルームへ辿り着いた際に隠しメッセージが発生するのだが、このメッセージにもコドモ向けの差分が用意されている
もっとも、漢字の有無と細かい表現のみで劇的な変化は特にない。



メトロイドドレッド


まもなく、ZDRの大気圏に突入。


「フュージョン」の物と同型のスターシップに乗る今作でも、人工知能の「アダム」が再登場。


Xの生息が確認された未開の惑星ZDRへと、スターシップをフルスピードでカッ飛ばすサムスに対し、
「このミッションの報酬額は適切とは言えない」
「想定しうるリスクに対して妥当ではない」
と発言するも、全てガン無視されている。
ちなみに本作のサムスは極一部だがきちんと台詞を発するので、無言キャラとかではなく本当に無視しているか聞き流しているだけのようだ。


今作では、未開の惑星であるうえに電波状況が芳しくないため、作中では「アクセスステーション」でサムスのアームキャノンを介して得た作戦の進行状況、サムスのバイタルデータ等から、行動の助言を行うに留まる。
アクセスステーションでの会話の際は、「フュージョン」の頃のメッセージウィンドウにくっついていた目玉のようなカメラアイが球形のディスプレイに表示され、アダムが喋る度に収縮する。
音声は感情の起伏のない、平坦な英語の電子音声となっている。


今作のスタートは惑星の最下層からとなるため、作中を通しての目的は地表に停泊するスターシップへの帰還となる。
だが地表エリアに近づくにつれ、「スターシップへの帰還」よりも「序盤でサムスを打ち負かした鳥人族―レイヴンビークの撃破」へと徐々に誘導していくようになり…






【客演】

スマブラシリーズにて、フィギュア及びスピリットとして登場している。


大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U

『Other M』の姿でフィギュアとして登場。3Dモデルもおそらく『Other M』からの流用と思われる。
原作のネタバレっぷりに定評のあるフィギュア説明文だが、アダムも例に漏れずネタバレありとなっている。特に最後の一文。
一応、『フュージョン』をプレイしていればそこまで意外でもないのが救い…と言っていいのだろうか。


大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

スピリットとして登場。こちらはアートワークにある白い制服姿で収録されている。
レアリティはNOVICE級なので、残念ながらゲーム上での実用性は高くない。


スピリッツバトルではシャドーモセス島にてスネークと対戦する形となっており、敵相方としてゼロスーツサムスも登場する。
ファイターやステージのチョイスに関しては、おそらくは『Other M』のイメージに寄せたものだろう。
面白い点として、本作には「ヤングサムス」という銀河連邦に所属していた頃のサムスがモチーフとなったスピリットも存在するのだが、そちらのスピリッツバトルではスネークを相方としたゼロスーツサムスと戦う内容になっている。
つまり、アダムとヤングサムスでそれぞれの対戦ファイターが対になっているという特徴があり、原作での2人の関係を知っているとニヤリとできるかも。


また、アドベンチャーではクイズ「この中で 科学者は どのスピリット?」の選択肢にも入っている。
他の選択肢は「Dr.アンドルフ(スターフォックス64)」と「ゴールド・ボーン(すれちがいシューティング)」。
メトロイドの軍事研究レポートを提出できるあたり、科学者としても一定以上の見識を備えていそうではあるが、Dr.を名乗る天才科学者がいる以上、彼は正答にはなり得ないだろう。





さて、wiki籠り。
君には記事の追記・修正を命じる。
主に漫画版の情報が不足している。情報収集ができ次第、適宜追記してもらいたい。情報のソース、文法の確認も怠るな。
任務終了後、またここへ戻ってきたまえ。次の指令はその後に伝える。


指令は以上だ。
異論は無いな? wiki籠り。



さて、wikiごもり。
きみには、このきじのついき・しゅうせい(せつめいぶんをついかしたり、なおしたりすること)を やってもらう。
おもに、マンガばんの じょうほうが すくない。なにか わかったら、かきくわえてもらいたい。じょうほうや、ぶんが まちがっていないかのかくにんも わすれるな。
そのにんむが おわったら、またここへ もどってきたまえ。つぎのしれいを そのときに おしえる。


しれいは これでぜんぶだ。
わかったな? wikiごもり。



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  • 劇中を見る限り、フュージョンのアダムは名前を言われるまで生前の記憶がなかったのかな -- 名無しさん (2026-05-09 08:40:05)
  • おお見たかった項目や内容がギッシリ…この項目作ってくれた方には感謝しかないサンクス!!  -- 名無しさん (2026-05-09 09:45:33)
  • 「冷凍弱点克服メトロイド」と化したも同然なドレッド後サムスをあの世のアダムとアダムAIはどう見るのやら・・・ -- 名無しさん (2026-05-09 10:52:37)
  • そういえば最近メトロイドシリーズにアダムの部下にすべきだった(チームメイトにアンソニーも同伴させて)仲間の命を危険にさらす・命令無視・助けられたのに逆恨みの大馬鹿野郎が現れましたね『サイラックス』というゲス野郎なんですが -- 名無しさん (2026-05-09 12:00:37)
  • アダムは今も本部にデータというかバックアップは残してるんかね?ちょこちょこシップ壊れるから心配で… -- 名無しさん (2026-05-09 20:38:45)
  • アダムのデータは良くも悪くも連邦の最高機密まで全部知ってる脳みそだからな…めちゃくちゃ厳重な保管されてんじゃなかろうか。本人が抜け出してるようなものではあるが -- 名無しさん (2026-05-10 10:23:52)
  • フュージョンでのコドモ向けのメッセージってこんなにも砕けた文章になってたんだな -- 名無しさん (2026-05-10 13:51:11)
  • プライム4ラストのアレはまさに「行くべき者が行き、残るべき者が残る」展開なわけで、なおかつOtherMとの前後関係だけが不明なの、いろんな意味で因果を感じる -- 名無しさん (2026-05-10 13:56:17)
  • クローンメトロイドが果たしてどれだけあるのやら、g -- 名無しさん (2026-05-10 15:48:54)
  • スパイ送り込まれていた辺り「優秀だけどメトロイド兵器化に反対する邪魔なやつ」と上層部から思われてたのかな -- 名無しさん (2026-05-10 16:10:04)
  • 危ない危ない。公共の場で見るもんじゃないわ。コドモむけの所完全に笑ってはいけないが始まった。 -- 名無しさん (2026-05-10 17:23:32)
  • ↑×2 「駒」としては忠実に動くけど、「人間」としては決して一線を踏み越えない芯の強さがありそうだから、頭の固いお役人にとっては目の上のたん瘤のような存在なんだと思う -- 名無しさん (2026-05-10 20:01:15)
  • アダムの生き様を見てると、いかにサムスを「我が娘」とほざいていた某鳥人族とは雲泥の差があると思い知らせるな -- 名無しさん (2026-05-11 21:27:06)
  • ↑ 某鳥人族ではなくハダセンにした方がいいと思う。鳥人族にはサムスに未来を託し「父」と呼ばれたグレイヴォイスさんが居るから…(グレイヴォイスさんとアダム感情は出さないけど気が合いそうで...) -- 名無しさん (2026-05-11 22:44:29)
  • アダムが途中まで連邦の言うことを諾々と聞いてたことだけ謎なんだけど、アダムの性格考えたら「自分がアダムであることを知りながらあえて名乗らなかった」が一番あり得るんじゃないかな…… -- 名無しさん (2026-05-14 00:56:30)
  • もしくは思想面は封印されていたはずが、元の人格の名前で呼ばれたのをきっかけにシンギュラリティ起こした、かな -- 名無しさん (2026-05-14 01:09:35)
  • ↑ 作られた存在としては創造者=連邦側には逆らえないから 渋々言うことを聞いていたとかもありえるかも -- 名無しさん (2026-05-14 18:04:40)
  • アザーエム周りストーリー全部解説し過ぎでさすがに文章過多ではないだろうか… -- 名無しさん (2026-05-14 23:31:40)
  • フュージョンのアダムはボトルシップに向かう前にコピーされた人格で、ボトルシップで起きたことはデータでは知っていたけど、サムスから話を聞いたことで当時のオリジナルの心境を理解したんじゃないかな。「アダム」というのが誰の名か聞いたのは、その時点では銀河連邦はサムスに伝えてなかったし、サムスも聞いてこなかったからでは -- 名無しさん (2026-05-23 07:14:37)
  • 自分はあくまで死人だから連邦のコンピューターAIとして振舞おうとしてたのかもしれない -- 名無しさん (2026-06-09 01:40:41)

#comment()

*1 後付けで追加された設定や描写などがあり、どちらが先であるかは実ははっきりしていない。
*2 Other Mのギャラリーモードでは、この頃のサムスは15〜17歳頃をイメージしてデザインしたとの記述がある
*3 「プライム4」発売により、ほぼ同じ時系列に位置する「Other M」は少なくともコスモ歴20X9年ごろと考えられるため、「初代」がコスモ歴20X5年である事も踏まえ、確実に4年以上は軍人として働いていることになる
*4 ギャラリーモードでは、イアンが不意打ち気味にサムスの肩に手を回し、困惑気味の彼女とのツーショットを撮った際に、背景に居たアダムが横目でこちらを見ていた、というシチュエーションとなっている
*5 事実、ドライブユニットは切り離された直後に大爆発を起こしており、アダムの指示がもう少し遅れていたら全滅は避けられなかった。しかもサムスがアダムに進言した時点でモニターの向こうは火の海となっており、ユニットが熱暴走を起こしてアラートが鳴った時点で既に手遅れだったともいえる。
*6 赤子の泣き声に準えて、「誰かを呼ぶ」ことを最優先とした救難信号。現実世界における「メーデー」に該当するだろうか
*7 なおパワーボムは許可を出さないと明言される。理由は破壊力のあまり隊員達と生存者が助からない為である。
*8 シリーズにおけるセーブステーション、マップステーション、リチャージルームの役割を統合した複合施設。ギャラリーの設定では、指令室との通信以外にも非常時における避難所として、非常電源も備えた頑丈な造りの部屋とされている
*9 そのため、サムスが『II』の事件で本来であれば殲滅対象であったベビーメトロイドを、命令違反を承知で連れ帰ってきた事に対して、アダムはどう思っていたのだろうか、とサムスはモノローグ内で疑問に思っている
*10 銀河連邦本部議長の任期が不明のため、20X5年に就任したキートンであるかは定かではない。エイリアン種族であるキートンに対し「サムスリターンズ」のプロローグに映っていた議長らしき人物は地球人男性のようにも見えるため、別人である可能性はある。また、狼狽した司令官が口走った言葉や続編「フュージョン」での顛末から、実はこの議長が黒幕であるという可能性も否定できない。
*11 正確には、BGMの入りの部分のループであり、フルではない
*12 ただし、プラズマビームはあるトラブルを起こしていたXへの対処の際に自力で覚醒し、ディフュージョンミサイルは連邦本部側の手違いによって既にデータが転送されていた

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