ナイスネイチャ(ウマ娘 プリティーダービー)

ページ名:ナイスネイチャ_ウマ娘 プリティーダービー_

登録日:2021/04/04 Sun 12:05:00
更新日:2024/05/27 Mon 10:05:13NEW!
所要時間:約 25 分で読めるけど、中身は期待しないでよ?



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ウマ娘 プリティーダービー ウマ娘 ナイスネイチャ カノープス 前田佳織里 庶民派 ブロンズコレクター 栗東寮 卑屈 凡人 常識人 初期実装組 商店街 この惑星には、愛されるという勝ち方もある トレセン学園中等部 ステイヤー 差しウマ ユメヲカケル! 投げキッス ジト目 トレーナースパダリ勢 中学生 へそ アウト・オブ・トライアングル アタシもたまには、ね? ポインセチア・リボン 善戦マン きっとその先へ…! 愛しき名脇役 おいっすー コメくいてー顔 お馴染み3着 ナイス姉ちゃん 八方にらみ デバフの申し子 愛すべきウマ run&win 素晴らしい素質 nice nature 名カウンセラー ネイチャ先生 カノープスの常識人枠 松永昌博





はいはい、3番手でも幸せってもんで~。庶民なんで




ナイスネイチャNice Natureとは、『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
CV:前田佳織里


モチーフ元である競走馬『ナイスネイチャ』は当該項目を参照。


+ 目次-

◆プロフィール

キャッチコピー:期待はノーサンキュー?なシニカルガール
誕生日:4月16日
身長:157cm
体重:増減なし
スリーサイズ:B79・W56・H80
靴のサイズ:左右ともに22.0cm
学年:中等部
所属寮:栗東寮
得意なこと:卓球、美味しいおつまみ探し
苦手なこと:SNS
耳のこと:ネーチャンと聞くとつい反応してしまう
尻尾のこと:夜中にこっそり手入れしている
家族のこと:実家のスナックには娘の記事が飾ってある
マイルール:脚が張ったら青竹踏み
スマホ壁紙:実家近くに住みついている猫の写真
出走前は…:無意識に自分の髪をモフモフしがち


ヒミツ:①冷蔵庫の余りもの整理の達人/②折り紙が得意
自己紹介:あー…ナイスネイチャでーす。あはは、やっぱ『素晴らしい素質』なんて名前負けですよね-…まーぼちぼちやってきましょ?


キャラクターソング:アウト・オブ・トライアングル


名ウマ娘とは、必ずしもG1ウマ娘とは限らない。
健気に走り続けるその姿が、絶大なる支持を集め、愛され続けたとすれば、それは既に名ウマ娘の領域。
ナイスネイチャはまさにそんなウマ娘だ。


「20世紀の名ウマ娘」冒頭のナレーションより


◆概要

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「Heroes」第7弾「過去も未来も愛される」篇

© Cygames・JRA


名脇役では


終われない


【ウマ娘 プリティーダービー】CM
「Heroes」第7弾「過去も未来も愛される」篇より


ワイド馬券*1の申し子『ナイスネイチャ』がモチーフのウマ娘
いいところまで行くが勝ち切れない「善戦マン」であり、有馬記念3年連続3着という大記録はあまりにも有名。


落ち着いているがちょっぴり卑屈で自虐的な面があり、夢に向かってキラキラしているウマ娘を遠巻きに見てしまう。
だが表面的には冷めた口ぶりでも「自分もあんな風になりたい」という夢は捨て切れていない。


実家はとある商店街でバーを営んでおり、色々と達観した言動はそこでの経験もある模様。
また商店街の人々に愛されて育ったからか、「商店街」というコミュニティそのものに強い愛着があるようで、
トレセン学園に入学してからも、買い物などで付近の商店街によく足を運んでいる。
その影響で必然的に年長者と接する機会が多く、ネイチャ自身の親しみやすい性格もあって商店街の人気者となっている。
一方で、年長者とよく話す影響でネイチャの言動もそちらにかなり引っ張られており、
夢に燃える同年代のウマ娘達を「若い」と形容したり、達観した言動を取りがち。
そのせいなのか、なんと会長ことシンボリルドルフダジャレがツボ
昨今流行りの「ママ」属性というよりは「オカン」「オバハン」属性である。
また新衣装のホーム会話によると、歳の離れた弟がいるとのこと。
おそらくモチーフは地方競馬に所属していた全弟*2の競走馬「ナイスエース」と思われる。


こうしたパーソナリティもあって、真正面から褒められたりするとすぐ頬が赤くなり、テンパってしまいがち。そういうとこだぞ。
それでも大抵は謙遜して矛先を逸らそうとするが、子どもや純粋な性格の子はまっすぐ好意を伝えてくるため、
元々面倒見の良い性格もあってそういうタイプにこそ好かれやすく、故にダメージを食らいやすい難儀な性格。
また、自分から何かをやろうと提案することはあまりないが、周囲が何かをしようと乗り気な時にはとりあえず付き合うくらいにはノリが良く、
突拍子もないことをやりがちなツインターボマーベラスサンデーに巻き込まれても、愚痴りはしても本気で離れたりはしない。そういうとこだぞ。



◆アニメ版での活躍

Season1

1期ではエイシンフラッシュと一緒にいることが多く、心なしか喋る順番も「3番目」が多い。
その他サイレンススズカメジロライアンウイニングチケットとも親しいようだが、
その時には「次の毎日王冠がんばろうぜ!」と言うなど、この頃はややキャラが固まっていない感がある。
ちなみに毎日王冠ではサイレンススズカ、エルコンドルパサーに次ぐ3着だった。
なお枠番は史実における4着馬プレストシンボリの1番であり、何故か3着馬サンライズフラッグの7番にはエイシンフラッシュが入っていた。


Season2

2期では新たにチームカノープスに入部したツインターボ、イクノディクタス、マチカネタンホイザと行動を共にしている。
主人公であるトウカイテイオーに対しては、彼女に憧れる一方でとても同じ舞台には立てないと諦めていたが、
菊花賞までにケガを治すため懸命にリハビリを続けるテイオーに触発され、一念発起してネイチャも菊花賞を目指すことに。
だが条件戦2戦と小倉記念、トライアル*3に勝利してようやく出走資格を勝ち取るも、当日、京都レース場にテイオーの姿はなかった……
しかしテイオーのいない、新たな「無敗の三冠ウマ娘」の誕生が潰えたレースに、「主役」の不在を喜ぶウマ娘は1人もいなかった。


言わせない言わせない言わせない言わせない!


"テイオーが出ていれば"なんて、絶対言わせない!!

「"もし"テイオーが出ていたとして、それでも私の方が強い。私がテイオーに勝つ」。
その思いは皆同じであり、奮闘こそしたもののネイチャの成績は4着だった。


以後も、大舞台の活躍と故障を繰り返すテイオーとメジロマックイーンの陰で、チームカノープスの面々と共に重賞戦線で善戦を続ける。
例:

  • 菊花賞の年の有馬で「なんとびっくりダイユウサクダイサンゲン!」の陰で3着
  • 翌年の春天後、目標を見失って迷走中のテイオーに対して秋天と有馬で勝利(なおそれぞれ4着、3着)
  • 翌年阪神大賞典、メジロパーマーの爆逃げレコード勝ちの陰で3着
  • マックイーン復帰戦の産経大阪杯でイクノディクタスと並んでの2着

なお、脇役ゆえほぼ語られないが、よく見るとネイチャ自身も史実通り度重なるケガに悩まされている様子。アニメ話数で言うと、1話、4~5話、8~10話が故障期間に相当する。


3度目の骨折で復帰を諦めてしまったテイオーに自分の走りを見せつけたいツインターボの願いにも「トレーナー、私からもお願い」と同調。
上述の通り走れない時期だったので後方支援としてテイオーのミニライブをジャックし、ツインターボの一世一代の大逃げを見せつけることに成功した。
涙ながらに復帰を宣言したテイオーには、他の観客に混じって覆面姿のままテイオーコールで応えた。


後日、トレーニングの合間にバレバレの変装でライバルの偵察に来たテイオーに声をかけるネイチャ。


遊んでないでちゃんと練習もやんなよ? テイオーが走るの、アタシも楽しみにしてんだからさ


えっ、ネイチャが?


ここんとこずうっと1着が遠くって*4。まあ、アタシの実力じゃそんなもんだなって分かってんだけどさ。


でも、次こそはって思ってたらまたケガしちゃったり。もうダメかもなんて思ってたら、テイオーがまた走るって聞いて。


そんな諦めないテイオーのこと見てたらさ、私も頑張らなきゃなって思ったんだ


ネイチャ……


って、や、柄にもないこと何言ってんだアタシ! 恥ずいな~はは、忘れて忘れて!

テイオーに対する憧れと想いを本人相手に吐露し、我に帰って恥ずかしがるネイチャ。そういうとこだぞ。
ネイチャを含む周りの支えに対して感謝の気持ちを表すテイオーに対し、「そういうのはちゃんと直接伝えたほうがいいよ」とアドバイスを送り、
それが回り回って11話Bパートのテイオー&マックイーンのハロウィンデートに繋がった。ナイス姉ちゃん


そしてその年の有馬記念、テイオーの復帰戦のターフにも、ネイチャの姿があった。


戻ってきたんだ……


テイオー……


ネイチャ?


アンタがどんな状態で、どんな走りをしようと関係ない。アタシはただ、アンタより、他の娘たちより先にゴールするだけ


うん。ボクも誰にも負けないから


いいレースにしようね。    あ、それと……




……おかえり。テイオー


ただいま


背を向けてテイオーに表情を見せずに言ったその声色は、とても優しかった。本当にそういうとこだぞ。


レース本番でも絶対に勝つと意気込んで走ったものの、中段より抜け出すビワハヤヒデ、そしてそれに追いすがるテイオーにはあと一歩及ばず。
トウカイテイオー奇跡の復活をすぐ後ろで見届けることになった。


「3着は今年もナイスネイチャ! 健闘しましたが惜しくも3着でした!」


ウイニングライブでは作画の本気が炸裂し、テイオーにもビワハヤヒデにも負けない素晴らしいパフォーマンスを魅せた。
サビではアドリブで投げキッスまでして観客(と俺ら)を大いに沸かせた。
…考えてみれば、3年連続、しかも同じポジションとパートを担当しているのだから誰よりライブ慣れしていてもおかしくないのだ。史実ネイチャに「ナイスキッス」なる仔がいたのとの関係性は不明。


2期のネイチャはまさに「愛しき名脇役」の名に恥じぬ活躍であった。


Season3

引き続きチームカノープスのメンバーの1人として登場。
キタサンブラックが皐月賞、日本ダービーで連敗し、更に同レースの勝者であるドゥラメンテがケガにより菊花賞への参戦が絶望的となったこと含め、
彼女が精神的にボロボロになっていた所に姿を現す。


おーい、どうかした?


号泣するキタサンに対しても穏やかな笑みを崩さずに優しく接し、カノープスの部室に招き入れ、キタサンの抱える悩みの全て……、
テイオーへの憧れといつか自分もああなりたいという夢、二度の敗北を経て、自分はテイオーのようにはなれない、それは寧ろドゥラメンテの方だという現実、
そのドゥラメンテがケガで菊花賞に出れず、周囲から挙がる落胆の声、それに対する嫉妬と「もしそうなら自分が菊花賞を取れるかも」という綻び、
そしてそんなズルいことを一瞬でも思ってしまった自分自身への嫌悪…そういった涙ながらのキタサンの訴えを受け止めた上で、ネイチャはポツリと零す。


いやー、それすっごいわかるわー。


同じテイオーに憧れていた者として、いつか自分もあんな風に勝ってみたい、菊花賞に向けて励んだトレーニングと激戦の日々、
それでもテイオーは間に合わず、今のドゥラメンテと同じ本命不在のレースとなってしまった菊花賞。
今のキタサンと同じで「自分にもチャンスが」と考えてしまった事、すぐにそんな自分が情けなくなってしまった事、
その上でずるくても弱くても自分らしく走って見せると、本命不在だろうと何だろうと自分はここにいると証明してみせると誓ったこと……、
今のキタサンと同じだからこそ、天才に憧れた普通のウマ娘だからこそ、ネイチャにはキタサンの抱える辛さが痛いほどわかるのであった。


でも…それでも…やっぱり、勝ちたいです。あたしもっと勝ちたい…!


うん。だったら見せてやんなよ、本命不在だとか言ってる奴らに。


わたしにできますか?


できるできる。あたしなんかよりずーっとできるっしょ?


ずるくて…弱くて、カッコ悪くても…?


そういうのひっくるめて、"キタサンブラック"なんでしょ? アンタは。


そうしてネイチャの励ましを受けたことでキタサンはようやく心を持ち直すことができたのであった。
キタサンからも「ネイチャさんっていい人ですね」と言われて物凄い照れ臭そうにしていた。本当の本当にそういうトコだぞ、ネイチャ


そのあまりの名カウンセラーっぷりに視聴者からの評価が更に爆増したのは言うまでもない。


……と、これだけならいい話で終わったのだが、2話のアイキャッチが何故かチア衣装のナイスネイチャで、
前後のシリアスなシーンの合間にやたら気合の入った作画に加え恥ずかしそうに顔を赤らめた色っぽいネイチャが突拍子もなく現れ、
「チアネイチャ」がXトレンド入りするなどちょっとした話題となった。


その後3話でもキタサンにウザ絡みするカノープスの新入りサウンズオブアースを窘め、
スワンボートに相乗りしながら相談に乗って「ネイチャ先生」と慕われるようになる。


うまよん

  • 第11話「うまよんサスペンス劇場」

火曜サスペンス劇場風の舞台にて(おそらく)主人公刑事役を担当。
紆余曲折あり、エイシンフラッシュが犯人だと推定し、問い詰める…までは良かったが、
もうラストの崖のシーンまで来てるのにエイシンフラッシュのアリバイを崩す証拠である『上がり3ハロン』の記録を見つけることが出来ていなかった。
結局全部エイシンフラッシュが暴露したことで全てを把握するという、刑事ドラマにしてはあまりにも杜撰なオチになってしまった。


そういえば…


たづなさんを襲った理由、聞くのを忘れてたな~…


◆アプリ版での活躍

性能

バ場芝:Aダート:G
距離短距離:Gマイル:C中距離:A長距離:A
脚質逃げ:F先行:B差し:A追込:D

☆1「ポインセチア・リボン」として初期から実装済で、2022年4月28日には新衣装の☆3「RUN&WIN」が実装。そして2024年1月9日には3着目の衣装「ネガイノカサネ」が更に追加実装されている。
中長距離の差しを得意としており、育成目標には入っていないがマイル適性はC、先行適性もBとどちらも因子で補える範囲。


[ポインセチア・リボン]

ど、どう?見れなくはないと…いいけど。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ポインセチア・リボン]ナイスネイチャ」勝負服

© Cygames・JRA


胸元のリボンや耳のカバー等を飾る赤と緑のクリスマスカラーの由来は、
モチーフ馬が被っていた覆面メンコと馬主であった豊嶌泰三氏の勝負服「赤袖」からきている。
リボンに刻まれた「N.N」のイニシャルも一部レース時にメンコに描かれていたものから来ている*5


成長率はパワーに+20%、賢さに+10%。
差しが基本のウマ娘にパワーは不可欠であり、またスキルの発動率やレース運びに関わる賢さに補正がかかるのも嬉しいところ。


自力習得可能なスキルに関しては何故かやたらデバフが充実しており
中距離専用の「魅惑のささやき(「ささやき」上位スキル)」と「八方にらみ(「鋭い眼光」上位スキル)」のレアスキルを習得可能で、
「差しためらい」も覚醒レベルを上げると習得できるようになる。
これらのデバフスキルは育成シナリオだとあまり役に立たないが、チームレース等の対人戦では輝く。
特に21年5月から実装されたチャンピオンズミーティングはチームの誰かが勝てばいいルールであるため、
デバフをこれでもかと盛った通称「デバフネイチャ」もしくは「デスネイチャ」が注目されるようになった。
反面、中長距離が主戦場なのに自前の回復系スキルに乏しく、スタミナの成長率補正もないので、意識して育てないとバテやすいという点には注意が必要。
この辺りをサポカか継承でフォローできると安定感が増す。


ところが、2ndアニバーサリー以降に追加された新要素である進化スキルで、ネイチャは「魅惑のささやき」と「八方にらみ」がその対象なのだが、
前者はレース終盤に前が詰まるとしばらくの間加速力が上がる「魅惑のシニカルガール」に、
後者はレース終盤にしばらくの間速度が上がる「目指せ!主人公!」にそれぞれ進化するようになり、
それまでのデバフ要員から一転して、自ら勝利を勝ち取る順当なバフスキルが充実するようになった。
特に「目指せ!主人公!」の方は、脇役気質で強気になりきれないネイチャが、
自分が主役になるんだと前向きになったとその心境の変化を好意的に捉えているトレーナーも多いとか何とか。
ただ、同じ八方にらみ所持且つ進化スキルがデバフ効果のままだったメジロドーベルとの方向性の違いから、
以前からネタにされていたチーム十六方にらみが解散、なんて更なるネタをネットニュース記事に取り上げられたりもしている。


進化スキルがデバフから速度及び加速スキルになったが、効果に関してはお世辞にも強力とは言えない上に、
進化させてしまうと元々のネイチャの強みであるデバフを失ってしまうため、寧ろ弱体化している。
というのも、「魅惑のシニカルガール」は「魅惑のささやき」の前にブロックされた時という発動条件はそのままに終盤加速になっており、
これは1周年の調整前の「ノンストップガール」と同じで、悪い言い方をすればほぼ死にスキルである。
もう一つの「目指せ!主人公!」の効果は一見悪くなさそうに見えるが、実際は発動区間が「八方にらみ」から変わっておらず
スパートの加速中に暴発して無駄撃ちに終わることが多いため、言うほど恩恵を感じられない。正直言って名前負けも甚だしい
そのため、ネイチャのスキルを安易に進化させると却って自分の首を絞めかねないのだ。正直な話、現段階では進化させずにデバッファーで運用した方がまだ強力
どうしても現段階で「ネイチャをチャンミやリグヒで勝たせたい!」というトレーナーは後述のチア版か晴れ着版を育成した方がいい。



夢、見るだけじゃ…



ね!!


画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ポインセチア・リボン]ナイスネイチャ 固有スキル発動」

© Cygames・JRA


固有スキルは終盤で3番手の時に負けそうになると速度が上がる「アタシもたまには、ね?」(☆2以下)→「きっとその先へ…!」(☆3以上)。
発動する状況が限定され過ぎているように見えるが、実際の所は「自分が3位の時に後ろ1バ身以内に4位がいる」と発動なので、自力で3位に上がった瞬間にも出る。
レース終盤にたとえ一瞬でも「3番手」になる瞬間があれば待ってましたとばかりに急加速を決めてくるイメージに近い。
差しや追い込みで後ろからバ群を抜き去る際はもちろん、先行でも前方のモブの数や展開次第では期待できるので、スキルの発動機会には恵まれやすく、継承させても腐らない。


アタシが1着、ね……よし。


[RUN&WIN]

なんだかんだ、周りには元気もらってるし

いっちょアタシも応援しますか。

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[RUN&WIN]ナイスネイチャ」勝負服

© Cygames・JRA


ストーリーイベント「轟け、エール!トレセン学園応援団」に合わせて実装された新衣装。


見た目は髪をポニーテールに結び、チアガールを意識したヘソ出しスタイル。なので通称「チアネイチャ」とか「ネイチア」などと呼ばれている。
スカートの金具には「NN」のイニシャルが施されているのもポイント。
汎用勝負服を着た状態でのホーム会話では、ヘソが出ていることに気づいたネイチャが「ほんっとどこ需要よ、これ。…ライブ前にこっそり丈伸ばすか。」と言っていたが、
そこに丈が長いどころかヘソ出し勝負服を渡されたネイチャさんの心中やいかに……。
またそれ以上に目を引くのは耳。ネイチャのチャームポイントでもあったクリスマスカラーの耳カバーが無く、
3Dモデルでは*6生耳が初公開されることになった。
チアガールという汎用性が高いシチュエーションであるからなのか、ネイチャ以外のウマ娘が着用しているファンアートもかなり多い。


こちらの成長率はスタミナ、パワー、賢さにそれぞれ+10%。初期にはなかったスタミナ補整が入るので、長距離への対応がしやすくなっている。


覚醒スキルでは「ノンストップガール(「垂れウマ回避」上位スキル)」と「独占力(「束縛」上位スキル)」のレアスキルを習得可能。
また4番人気以下だとスピードが上がる緑スキル「伏兵〇」を習得できるのも大きく、固有スキルとのシナジーも得られる。
後述のSSRサポートカードでは「乗り換え上手」を入手できるため、ネイチャのことを、
「他のウマ娘には乗り換え上手を教えるが、自分は独占力を発揮し八方に睨みを利かせるノンストップガール
と弄るネタが誕生することになった。
進化スキルは「独占力」がレース終盤にしばらくの間速度が上がる「頑張るしかないよね」に、
「ノンストップガール」が元効果の強化に加えて持久力回復効果も追加された「ノンストップエール」に進化する。
通常衣装と同じく、デバフスキルが完全に自身へのバフスキルへと変化するようになっている。



よっしゃいくぞっ!



ユー!



エム!



エー!



ウマ娘!う~…ラン(RUN)!エン(and)!ウィン(WIN)!



…たはは。



画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[RUN&WIN]ナイスネイチャ 固有スキル発動」

© Cygames・JRA



固有スキルは「Go☆Go☆for it!」。
発動条件と効果は「最終コーナー以降に追い抜いていた場合、最終直線で中団から速度を上げる。人気が低い場合は奮起して上げ続ける」というもの。
4番人気以下だと後者の効果が発動するが、自分が突出して強くなりやすい育成中に狙って4番人気以下にするのは難しいため大体通常の能力になる。
競技場やチャンミなど「同格の仲間と共に同格・格上の相手と対戦する」コンテンツでは調子変動などで割合落ちやすいので、そういう場面では後者が期待できる固有スキル。
演出では笑顔で跳んで跳ねてと普段のネイチャらしからぬチアダンスを披露するが、最後には恥ずかしがってコメくいてー顔を見せてくれる。かわいい。


ゴー! ゴー! ネイチャッ! …なんてね♪


[ネガイノカサネ]

ひゃ~、カワイイ振袖~!

…これ、アタシので合ってます?

画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ネガイノカサネ]ナイスネイチャ」勝負服

© Cygames・JRA


こちらはガチャの少し前、2023年12月28日から開催されたストーリーイベント「ワタシモミンナノ」に合わせて発表された新衣装。
例年だとお正月イベントストーリーに合わせた振袖衣装のウマ娘が実装されていたのだが、同日はアニメ第3期最終回直後であり、
その法則性から外れて同アニメの主役にして最終回に披露されたキタサンブラックの第3衣装[結願のしまい華]の実装が決まっていた。
そんな中でそのキタサンブラックも交えてのイベントストーリー内において、何の前触れもなくナイスネイチャが可愛らしい振袖姿を披露したことで、
それを見たプレイヤー間に衝撃が走り、イベスト終了直後にこの衣装がネイチャの新たな勝負服として実装と相成った。


3着目の衣装を貰ったのはネイチャで7人目となる他、
彼女以外の3着衣装持ちのウマ娘はどれも「イベントストーリー用の衣装」と「イベストとは無関係の別衣装」を1着ずつという構成であるため*7
イベスト用衣装を純粋に2着貰えているのはネイチャが初だったりする。


こちらの成長率はスピードが+14%、パワーと賢さに+8%ずつとなっている。


覚醒スキルでは「いいとこ入った!(「スリップストリーム」上位スキル)」と「乗り換え上手(「差し切り体勢」上位スキル)」のレアスキルを習得可能。
チア衣装では続投していた独占力も無くなり、代わりに上述した自身のサポカで取得可能だった乗り換え上手を自前取得できるようになり、
他の衣装と比較して純粋に速度アップ効果のスキルが充実する形となっている。
その他、覚醒レベル4では汎用性の高い緑スキルである「自制心」を取得できるのも大きい。


進化スキルは「いいとこ入った!」の効果がすごくに強化された「いい味、出てるでしょ?」に、
「乗り換え上手」の発動条件が中距離レース限定になった代わりに持続時間が伸びた「大掃除上手」に進化する。



さてさて、初市へようこそ~!

…もぐもぐ…んっ?

…アタシなんか見てて、楽しいです?



画像出典:ウマ娘 プリティーダービー「[ネガイノカサネ]ナイスネイチャ」固有スキル発動」

© Cygames・JRA


固有スキルは「もちっと・ハレハレ」。
発動条件と効果は「終盤の最終コーナー以降で中団以降だと少しの間速度がすごく上がる。中距離レースでは効果が変わり少しの間すごく前に出る」というもの。
緩い発動条件に反して効果量がすごくと大きい他、中距離レースでは瞬間的な現在速度の上昇効果と別物に切り替わる形に。
演出ではお正月の初市を笑顔でテキパキこなしていたかと思いきや、
ちょっと休憩と一目から離れた所でお雑煮のお餅をうにょーんとしてる所をトレーナーに見つかり、照れ臭そうに肩ドンしてくる。やはりかわいい。


この晴れ着が、

あと1歩をくれたかな…ふふっ。


固有要素

固有二つ名は共通して「愛しき名脇役」。
取得条件は「G1で3回3着を取りつつファンを32万人獲得」というもの。
ネイチャ専用としか言えない条件だが、ボインセチア・リボンの固有スキルは上記の通り「3番手の時速くなる」という、
むしろ3着になることを徹底的に拒絶するような効果でとてもやり辛い。ネイチャの心境を考えれば当然と言えば当然なのだが
ならばイベント衣装の方なら楽かと言うとそんなこともなく、根本的に3着でゴールするのは1着を狙うより遥かに難しい
その上3着を取りつつ勝つところでは勝って目標を達成しファン数を稼いでいかないといけないため、取得難易度は固有二つ名の中でもかなり高い部類。
取得を狙う場合、育成目標レースでは普通に勝ち進みつつ、あえて適性を補強しないままG1のマイルレースに出るなどして善戦を狙おう。
スタミナが半端な状態で菊花賞や天皇賞(春)に出走すれば狙いやすくなるかもしれない。


特殊実況は有馬記念に設定されている。
条件は「G1レースに5戦以上出走、かつG1未勝利の状態で、有馬記念で1着になる」。
ネイチャの目標レースでG1はシニア級有馬を除くと4回しかないので、最低でも1回は目標外のレースに出る必要がある。
似たような条件のキングヘイロー同様、育成に慣れてくるほど聞きにくくなるのが難点。
ちなみに有馬記念はクラシック級でもOK。この時点だと目標G1は菊花賞のみなので難易度は下がる。上述の固有二つ名と一緒に狙っていくのも手。


+ 特殊実況 ※ネタバレ注意-

ナイスネイチャ、ナイスネイチャです!


なかなかG1を勝てなかったナイスネイチャが、この有馬記念で輝きを放ちました!


元ネタ:1994年高松宮杯 東海テレビ 吉村功アナ


余談だが、レースリザルトでは彼女の場合3着までは1着の時と同様の「笑顔で手を振る」挙動となっている。*8


育成難易度

着順目標が緩めでラストの中日新聞杯・有馬記念以外は全て3着以内で済むこと、固有スキルが扱いやすく脚質とも噛み合っていること、
ステイヤーにとっての鬼門になりがちな天皇賞(春)が目標レースにないことなどから、育成難易度は比較的低め。
レアリティが低く入手しやすいことも手伝い、中・長距離型の差しウマの入門にはちょうどいい。
ただしクラシックの有馬記念までの目標レースが菊花賞以外全てG3以下なのでファン数不足で出走できなくなったりしないよう注意。
話の流れ的には避ける感じになるものの、皐月賞・日本ダービーに出てテイオー相手に三冠ウマ娘の名を賭けた真っ向勝負を仕掛けるのもアリ。
若駒ステークスではOP戦にあるまじき高ステータスを引っ提げて現れるテイオーだが、
クラシックの三冠レースでは何故か無補正のネームドウマとあまり変わらないくらいまで弱体化しているので、ちゃんと育っていれば問題なく勝てる。
入手しやすく、育てやすく、固有スキルが比較的扱いやすく、因子継承時相性の良いウマ娘が多めということで良い因子目当てのマラソンにも向いている。


サポートカード

サポートカードにはガチャで入手できるRのほかSR【…ただの水滴ですって】のほか、
期間限定イベント「Brand-new Friend」の報酬SR【むじゃむじゃむじゃき】、2021年8月20日にはガチャSSR【願いまでは拭わない】が、
2023年3月29日にはSSR【今は瞳を閉じないで】、2023年10月19日に【とびっきりの金メダル】がそれぞれ実装されている。
スキルには縁のある「小倉レース場」のほか、「隠れ蓑」や「鋭い眼光」など、差し向けのスキルとデバフが揃っている。


SR【…ただの水滴ですって】

得意練習は根性。
得意率は0なのが痛いが、高いやる気効果に加えヒント発生率やヒントレベルも最大3と、スキル方面に特化している。


SR【むじゃむじゃむじゃき】

得意練習は賢さ。
完凸すれば固有ボーナスと合わせてトレーニング効果15%はあるものの、
得意率0に加えて賢さ友情トレーニングでの回復量が+3と、配布とはいえSRの中でもかなり練習効果は低め。


SSR【願いまでは拭わない】

得意練習は賢さ。
完凸時にはトレーニング効果アップ+15%に友情ボーナス+25%、賢さボーナス+1などがつく。
実はこれらの数値だけ見れば賢さサポートの強豪枠として名高いSSRファインモーションと同等であり、
唯一あちらと違ってやる気効果アップは未所持のためその点だけは一歩劣るものの、
総合的な練習性能自体は賢さサポート全体で見ても上位クラスであることも間違いない。
また固有ボーナスと合わせてレースボーナス+15%、ファン数ボーナス+20%なども有しているため、練習性能以外でも隙の無い1枚となっている。


連続イベントを最後まで進めると確定で「乗り換え上手(「差し切り体勢」上位スキル)」が貰えるほか、
カードイベントの2個目の時に下の選択肢を選ぶとバッドコンディションを解消できる珍しい効果を持つ。


SSR【今は瞳を閉じないで】

得意練習はパワー。
所持スキルがかなり変わっており、デバフスキルが全て削除され、「ウマ好み」「コーナー巧者〇」など汎用スキルや差しスキルがメインになった。
固有ボーナスは「絆ゲージが100以上の時、パワーボーナス」というもので、効果を満たした際の効果はパワーボーナス+3。
トレーニング効果が0なのが弱点だが、最低限のレースボーナス・ファン数ボーナスを所持しているほか、
初期絆ゲージも非常に高く、ヒント発生率やレベルも高いため技マシン的な立ち回りもできる。
連続イベントでは確定でレアスキル「いいとこ入った!(「スリップストリーム」上位スキル)」のヒントを入手できるほか、
連続イベント1回目と2回目では選択肢次第で「尻尾上がり」「垂れウマ回避」のヒントも入手できるかなりお得なイベントとなっている。


SR【とびっきりの金メダル】

得意練習はスタミナ。これによりサポートカードの全ステータス網羅にリーチがかかった。
こちらも所持スキルが少し変わっており、「差し切り体勢」 「頑張り屋」など差しスキルが多くなった。
完凸すると根性ボーナスが+1される他、友情ボーナス30%、やる気効果50%、
そして固有ボーナスと含めて70もの高い得意率を持ち、ステータスを上げる分には申し分無い性能を持つ。


そしてかのSSR【いじっぱりのマルクト】の聖なる一歩半やSSR【ハート・イグニッション!!】にも匹敵するだろう、とんでもなく内容の濃いポエミックなエピソードが記載されていることでも話題を呼んだ。


ウイニングライブ歌唱曲について

初期実装のウイニングライブで声が用意されているのは、22年3月まで全員用意されているうまぴょい伝説とメイクデビューを除くと、
マイル・スプリントのG1を勝利した際に歌われる「本能スピード」のみだった。
これは史実のナイスネイチャが、高松宮記念の前身である高松宮杯で1994年に勝利していることにちなんだものと思われるが、
前述の適性を見れば分かるように、ウマ娘のナイスネイチャには短距離適性は皆無である。


一体何故、と思うことだろう。
というのも、当時の高松宮杯が2000mの中距離レースだったから*9である。
現実の競馬のレース体系が変化したことで、全く適性のないレースを勝たなければ、彼女のライブを観ることができないという不憫な事態が起きてしまっているのだ。
幸いにも史実でマイルCS3着を経験しているからかマイル適性は短距離よりは高め。継承で更に上げることができれば十分戦えるので、
実際の育成でネイチャの歌声を聞きたいならマイルのレースを狙うのがオススメである。


この状況が改善したのは22年の3月上旬で、大幅な歌声追加アップデートがあり、
その中でナイスネイチャは「NEXT FRONTIER」の歌唱が追加されることも決定。
これはおそらく、有馬記念が史実でも3年連続で3着になったというゆかりがあり、アプリの育成でも最後の目標レースとして定められていることからだろう。


育成シナリオ

カノープスではなくトレーナーとのマンツーマンだからか、特に初期は卑屈度がアニメより上。
その分というか、トレーナーもそんなネイチャを献身的に支えていき、少しずつ心を開き、惹かれていくネイチャがじっくりと描写される。糖分高め。
形に残る『トロフィー1番の証明』がないため、がんばった自分に自信が持てないでいるネイチャのために折り紙のトロフィーを作るトレーナーはかわいい奴である*10
小倉記念、菊花賞、有馬記念、天皇賞(秋)…他にも、他にも。ネイチャが走るレースの度に作っていた不格好なトロフィーたちは、
ネイチャが3年目の有馬記念を迎える頃には相当の数になっている。
それは間違いなく、ネイチャが積み重ねてきた努力の証である。


──今までのアタシが、積み重ねてきたもの……


途中で見限ることもできたのにね。どうしてトレーナーさんは、信じてくれたの?


君が好きだからだよ


……。はっ!?えっ、えっ、えっ? い、今なんて……?

トレーナーとして、勝つことを諦めきれず、がむしゃらに頑張ってきたナイスネイチャを心から応援しているのだと伝えた……


……うん、そういうオチだと思ったけど、思ったけどもっ……。


本気ではないという逃げ道を絶ち、『勝つ』と宣言したことで改めてテイオーのすごさを知る。
だけどもう臆さない。アタシには応援してくれるファンのみんなと、アタシのことを好きな人がついている。
テイオーに勝って『素晴らしい素質ナイスネイチャ』を証明する。有馬記念の主人公は、アタシだっ!
なお、このイベントを待たずにテイオー相手に連戦連勝する事も可能だが、展開は特に変わらない。


グッドエンディングは必見。あまりの糖度に「どけ!俺は商店街だぞ!」と宣言するトレーナーが後を絶たない。



◆関連キャラクター

同期のエースであり、憧れの存在。
ネイチャにとっては「キラキラしたもの」の象徴のようなウマ娘であり、思い入れも強い。
「ライバル」として良くも悪くも彼女を強く意識しているが、アニメでは怪我からの復帰を目指す彼女にターボらと共にエールを送る場面も見られた。
テイオーもまたネイチャの励ましや意地を見せた走りに心を動かされ、再起するきっかけとなっている。
ちなみに、ネイチャは「敵わない」と卑下することもあるテイオーだが、当の本人からは油断ならない対象としてばっちり偵察されており、
ネイチャの意識とは反対に、テイオーからはれっきとしたライバルと認識されていることが分かる。
そもそもとして、興味のない相手のことは(テイオー自身に悪気はないが)名前すら覚えないこともあるテイオーが、
ネイチャに関しては名前や顔をバッチリ覚えている時点で、出会った時から実力を評価されていた証である*11
ただし、いくら憧れの存在であってもフォロー出来ないエアグルーヴのやる気を下げるカイチョーのギャグを、
それも目の前で披露された時ばかりか、時に思い出し笑いでツボるのだけはテイオーも困惑気味。


史実でも同期で何度か対戦した経験があり、また史実のナイスネイチャ号と、トウカイテイオー号の母親であるトウカイナチュラル号は同じナイスダンサー産駒*12なので、
(モチーフ馬の)ネイチャとテイオーは遺伝子的には同じ年の叔父と甥なんて関係でもあった。


アニメにおいては同じチーム<カノープス>のメンバー。
アニメ以降の媒体でも、チーム設定こそ言及されないものの他のメンバー共々よく行動を共にしている。
メンバーの中で最も落ち着きがなく、思い付きで行動するターボはネイチャにとって一番手のかかる妹的な存在で、
いろいろ面倒を見ていることもあって向こうからもかなり懐かれている……が、とばっちりを食う場面もそれなりにあるようだ。
それでも、ターボ本人に悪気がないことや、純粋な性格故に真正面から好意をぶつけてくるため、無下にできないのがネイチャさんのつらいところ。


同上。
参謀といった立ち位置で、比較的落ち着いた彼女とは安定して話せる……が、
実のところイクノはかなりの体育会系なので、ネイチャはほどほどに付いていっている。
ヘリオスのノリにさえ平然と追随する様子に、いわく「アンタって顔に似合わず意外とノるよね」とのこと。


同上。
一番平和というか、ほわほわした常識人なので安心できる……が、不幸&虚弱体質にはちょっと同情気味。
ネイチャ同様善戦体質であり、お互い微妙にパッとしないというか、トップ連中に囲まれると埋もれがちなのを嘆いている。
「え? 二人も出てたんですか!?」「「出てたよ!?」」
一着になかなか届かないだけでネイチャも相当な実力者かつ、相応のトレーニングをこなしているのだが、
その彼女をしてタンホイザ自称の「普通」は「いや、アンタの“普通”は──」と言い淀むほど。


寮のルームメイト。史実では一回だけ対戦経験がある(1996年天皇賞(秋)。マーベラス4着・ネイチャ10着)。
決して嫌っているわけではないのだが、常日頃からマーベラスな彼女に色々と振り回されているようで、時折愚痴が漏れる。
「部屋にさ、いい目覚ましがあんの。『マーベラス!』って言って起きるウマ娘なんだけど、ははっ…はぁ。」
それでもターボ同様に、色々と危なっかしいマーベラスサンデーについつい世話を焼いてしまうらしく、
これまたターボ同様に、マーベラスサンデーからはとても懐かれている。そういうとこだぞ。
育成的にもマベのサポカはいずれのレアリティも「逃げためらい」「先行ためらい」の二種のデバフスキルを所持していることから、デバフネイチャ育成の時などは相性が良い。


アニメ2期でチーム<カノープス>の指導員を務める若手の男性トレーナー。
2期1話でツインターボが加入するまでは、チームといってもナイスネイチャと南坂トレーナーの2人だけであった事から、
チームの中ではネイチャと最も付き合いが長い。
温厚な人柄やネイチャとの付き合いの長さから、モチーフ馬の競走馬時代に寄り添った馬場厩務員がモデルではないかというファンの推察も。


2022年4月末開催のイベント「轟け、エール!トレセン学園応援団」で新規衣装お披露目&実装となった仲間で、
春のファン感謝祭で組織された応援団の団長キングと応援団員(チアリーダー)ネイチャ。
RUN&WINの「ネイチャの自由意志なら選びそうもないチアリーダー服」を用意した功労者張本人がキングである。
イベントシナリオ中では生来の不器用さで空回りしがちな団長を横で支える女房役、といった立ち位置で要所要所でキングを支えていた。
この応援団活動で築かれた友情は応援団が解散した後も健在で、二人の「団結」は続いている。


史実的には「長い事GⅠ戦線で勝ち目から遠く、長い善戦の末に高松宮の名を関するレースで栄光を掴んだ」という境遇繋がりがある。



◆余談

ネイチャの初期設定には「お金持ちのイケメン彼氏常時募集中」という、今のネイチャが見たら確実に卒倒する設定が書かれていた。
ウマ娘全体で初期設定からの変更事項はかなり多いが、ネイチャ初期設定はインパクトの強さから弄られやすい。


アプリの1コマ漫画でテイオーに名前ネタで「ナイスねーちゃーん♪」といじられているが、
漫画『馬なり1ハロン劇場』でも新年会回でナイスネイチャが女装して「ナイス姉ちゃん」なんてボケを披露してたりする。
まさかこの時作者も読者もナイスネイチャが女装どころかほぼ人間の女の子になってゲームに出るなんて予想できただろうか。予想出来てたまるか
なお、モチーフ馬も現役時代、ファンから同様のネタで度々いじられていた模様。
また、ナイスネイチャがそのボケを披露した同ページには、ウマ娘として出てきた競走馬もかなりいたりする*13
余談だが同漫画ではナイスネイチャが創設した『ブロコレ倶楽部』なる団体が登場しているが、そっちのメンバーにもウマ娘になった競走馬が複数*14存在する。


担当声優の前田佳織里氏は小倉競馬場のある北九州市の出身である。
2022年の小倉記念開催日には「競馬BEAT*15」に出演し、現在のナイスネイチャの様子も放映された。




ま、程々に追記・修正、お願いしますわ~


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*1 1~3着のうち2頭を着順問わず当てる方式の事。ナイスネイチャ自身は導入された99年には既に引退していたが、導入開始にあたってイメージキャラを務めた。「ワイド」と書かれた紙を咥えたポスターが有名。
*2 両親が一致。この場合、父ナイスダンサー・母ウラカワミユキ
*3 史実でネイチャの勝った菊花賞トライアルの京都新聞杯は、現在は5月開催のダービーの前哨戦。ウマ娘ではレースの名称・グレード・開催スケジュールは基本的に現代基準のため、このようにぼかされた。ちなみに当時の京都新聞杯に相当する菊花賞トライアルは現在の番組表だと神戸新聞杯。
*4 この時点で前回勝利は菊花賞の次走、鳴尾記念。もう2年近く勝ちから遠ざかっていることになるが、小倉記念以来出走全レースが重賞で、そのほとんどが3着以内であることを考えれば、ネイチャは決して弱いウマ娘ではない。
*5 もっとも大半のメンコには筆記体で「Nice Nature」と記されていたが。
*6 アニメSeason2の3巻箱絵とそれを基にしたサポートカードのイラストはあった。
*7 スペシャルウィークはメインストーリーの条件達成後の隠し衣装、トウカイテイオーとメジロマックイーンはアニメ2期とのタイアップ、キタサンブラックは上述の通りアニメ3期とのタイアップ、ゴールドシップとサトノダイヤモンドはラークシナリオの凱旋門賞に合わせた特殊衣装と、それぞれイベスト用衣装とは異なる別衣装を持つ。
*8 通常は『1着』『2~5着(入着)』『6着以下(敗北)』で三パターンのモーションが用意されているが、ネイチャは入着での共通モーション(一瞬俯いた後に前を向く)が4~5着でしか使われない。似たような仕様はハルウララにも実装されており、順位に関わらず1着時の挙動(両手を広げて喜ぶ)でリザルトを迎える。
*9 上述のとおり育成目標には中日新聞杯が入っているのだが、これはこの高松宮杯の代わりではないかとする説がある。また、主な勝鞍が高松宮杯のウマ娘としては、チーム<カノープス>の同僚であるマチカネタンホイザや「シンデレラグレイ」に登場するメジロアルダンがおり、アプリにて育成ウマ娘として実装の暁には彼女たちの本能スピードが収録されるかもしれない。後に両者ともに育成ウマ娘として実装され、メジロアルダンに関しては本能スピードの収録が決定、実装。残るはマチカネタンホイザのものを待つばかりとなった。
*10 ちなみに作ったはいいが子供扱いのようで渡すことをためらっていたらバレる…というある意味ネイチャらしい締まらない経緯だったり。
*11 アニメにおけるテイオーの言動を見るに、眼中に無い場合は素で覚えていないタイプ。本格化前のライスシャワーと走ったことを忘れていたり、ツインターボの名前を覚えておらず、何回か名乗られても度々間違えたりしている。
*12 競馬業界の慣習で父系の繋がりは兄弟姉妹とは扱われないため、姉弟関係ではない。
*13 ナリタブライアン、ヒシアマゾン、ビコーペガサス、シリウスシンボリ、トウカイテイオー、マチカネタンホイザ。ついでに次のページにはカツラギエースも後ろ姿を見せている。
*14 ナイスネイチャの他ロイスアンドロイス(共同創設者)・メジロブライト・テイエムオペラオー・ナリタトップロード・ワンダーアキュート・ヴィルシーナ・ホッコータルマエ・サウンズオブアースが該当。
*15 この日の競馬BEATは小倉競馬場がある福岡県をエリアとするテレビ西日本制作西日本地域ネットだった。

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