アルゴス/仮面ライダーダークゴースト/仮面ライダーエクストリーマー

ページ名:アルゴス_仮面ライダーダークゴースト_仮面ライダーエクストリーマー

登録日:2020/05/10 Sun 23:40:21
更新日:2024/05/17 Fri 13:09:15NEW!
所要時間:約 17 分で読めます



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俺と似ている…。誰だ……?お前の目的は何だ!?


全ての魂を…解放する。


“解放”……?



素晴らしい世界の誕生だ……。



アルゴスとは、映画『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』に登場する人物。
本項目では彼が変身する仮面ライダーダークゴースト及び仮面ライダーエクストリーマーについても記載する。


演:木村了





概要


兄上!?


久しぶりだな。


兄上、あなたは死んだはずでは…!?


確かに私は死んだ…。だが今は、ゴーストとしてここにいる。


眼魔世界に君臨する大帝・アドニスの長男として生を受ける(つまりアランの実兄の一人である)。
明るい茶髪*1の青年で父と同じ白い軍服に身を包み、更に白いマントを羽織っている。


元々アドニス一族を含む人々は紀元前三世紀頃の地球に生きていた人間で、
ガヌマ(後のグレートアイ)が残した星間移動を可能とするゲート(モノリス)を神聖なものとして崇めながら山中でひっそりと暮らしていたが、
凶王の侵攻を受けてモノリスに祈り、ガヌマが気紛れで開いたゲートから他の惑星に入植した。
そこでアドニスは慣れない惑星での生活に苦労を重ねながらも、科学者にして同志であるイーディスとダントン、
そしてアルゴスを始めとする息子達の補佐を受けながら民のためにより良い世界を創る事を目指していた。


しかし、その過程でイーディスの開発した眼魂システム、そしてそれを推し進めたアドニスに不満を募らせていたダントンは考え方の違い*2から対立し、
やがて『ガンマ百年戦争』と呼ばれる戦いが勃発してしまう*3
戦争はアドニス側の勝利で幕を閉じたが、その過程でダントン側の放った暗殺者にアルゴスが襲撃されて傷を負い、やがて病死してしまう。
それ以前に妻・アリシアや多くの同胞を失っていたアドニスはますます感情を排して誰も死ぬ事無くに幸せに暮らせる完璧な世界を望むようになった。


実はアルゴスは暗殺者に襲われた時点でも僅かながら生きており、イーディスによって死の直前に自身の意識が入ったデータ(魂)を眼魂に保存された。
しかし、その事実がアドニスに伝えられる事はなかった(イーディス曰く「アルゴスは確かに死んだ」)。


それから長い年月が流れ、眼魔による地球侵攻が本格化してきた頃に地球へ舞い戻ったイーディスは彼ら(を主導しているアデル)を止めるべく、「仙人」と名を変え、
かつて凶王からアドニス達を救ったリューライの子孫である天空寺龍率いるゴーストハンター、
ダントンの助手で彼の造り出した人造人間であるリヨンとミオン(後の深海マコト・カノン兄妹)を連れ出し、
イーディスより先に地球にやって来たゴーダイ=深海大悟と共に15の偉人の力を秘めたゴースト眼魂の選定、及びゴーストドライバーの開発に乗り出した。
一方でイーディスは龍達が英雄眼魂の選定に万が一にも失敗した時の保険として、宇宙空間に箱庭のような世界・眼魂島を龍達には内緒で作成しており、
そこでアルゴスの眼魂を再起動させ復活したアルゴスに龍達とは別に15の英雄眼魂を集めるように指示した*4
この時イーディス=仙人である事を知っていたのかは不明。


アルゴスは無事15の英雄眼魂を集めれば完全に生き返る事が出来ると信じてイーディスの指示に従った。
実際には嘘ではないものの、あくまで「グレートアイの力があればそれが出来るのでは」という仮定の話であり、実質方便に過ぎず、
更に真実を知ると「自分を騙してグレートアイの力で仙人と大悟が私利私欲のために願いを叶えようとしている」と誤解し、決別。
その後は眼魂島にある巨大な塔を拠点とし、偉人達を襲っては次々と眼魂に封印していき、
100個のゴースト眼魂を集める事で覚醒する『究極の眼魂』を使って、全人類のゴースト化を目論むようになってしまった。
生き返るために眼魂を集めるが、真実を知ったが故に悪の道に走ってしまったその姿は天空寺タケルのネガと言えるかもしれない。



劇中での活躍

配下のダークネクロム達を率いて、カノンの誕生日を祝っていたタケル達を急襲し、彼らから眼魂を奪い取ると同時に眼魂島へといざなった。
その後はしばらく様子を見ていたが、タケル達が英雄の村に集結したのを見計らって英雄達を襲い、次々と眼魂へと変えていく。
この時、宮本武蔵を襲撃しようとした際にゴーストと再び相まみえると自らの目的を語りつつ、やすやすと叩きのめして変身解除に追い込んでいる。


全ての人をゴーストにするなんて、許せない……!


……ゴーストの何が悪い?お前はゴーストで何か不便があるのか?


…何?


食事も睡眠も不要。永遠を生きる完璧な存在…!
この村の英雄達を見ただろ?ゴーストなら、永遠に生を謳歌出来るんだ!最高じゃないか?
英雄達には新しい世界のために犠牲になってもらう。元々死んでいるんだ、連中も本望だろう。


そんな事…!


みんながお前と同じになるんだ、喜べ。


眼魂をある程度集めたところでアランと再会し、タケル達に自らの正体を語った。
最初は同行を断るアランだったが、カノンが人質にされた事で兄の真意を知るべく、しぶしぶながら彼と共に拠点である巨大な塔に向かった。
そこでアランに今回の自分の目的を伝えると、マコトが大悟から奪ったダーウィン眼魂を携えてカノンの解放を要求し、取引に応じようとする。
しかしそれをアランに邪魔されるとダークゴーストに変身し、ネクロム、そしてマコトの後を追ってきた大悟が変身するゼロスペクターと交戦。
オメガドライブの応酬の末、ゼロスペクターを撃破するが、ネクロムの妨害に遭いダーウィン眼魂の奪取には失敗。


翌日、残った配下を率いて塔に向かっていたタケル達との最終決戦に挑み、戦いの末に配下を失いながらも次々と眼魂を集めていき、
ゴースト 闘魂ダーウィン魂戦では一度負けを演じつつ、隙を見て武蔵、卑弥呼、ダーウィン眼魂を奪取した。せこいとか言わないように


遂に100個の眼魂を揃えたアルゴスは『器』となるタケルの亡骸に100個の眼魂を入れ、究極の眼魂を完成させてエクストリーマーへと変身。
直接描かれたわけではないため詳しくは不明だが、この時点でダークゴースト眼魂とゴーストドライバーを放棄したと思われる(「その他媒体でのダークゴースト」の項も参照)。
エクストリーマーの能力でムゲン魂を完膚なきまでに圧倒し、全人類のゴースト化を成し遂げようとする。


お前の体は最高の眼魂だ…!おかげでゴーストの世界がやって来る!嬉しいだろう?


……嬉しくない!


何故だ?


ゴーストじゃ……ご飯が食べられない!



俺は、ご飯が食べたい!


みんなと一緒に、もう一度ご飯が食べたいんだ!!


しかし、タケルが戦闘中に「みんなと一緒にもう一度ご飯が食べたい」と吐露した際に、アルゴスの支配から解放された偉人達がエクストリーマーを妨害。
更に霊体化しつつある仲間達の力を取り込んでパワーアップしたムゲン魂に追い詰められ、最期は「ゴッドオメガドライブ ムゲン」を受けて断末魔を叫ぶ間も無いまま爆散。
崩壊しつつある眼魂島と共にその野望も潰える事となった。
だが、それと同時に究極の眼魂の器となったタケルの遺体も壊れてしまった事で、ゴーストと同士討ちという形となった。

その後、肉体を失って完全に消滅してしまったタケルであったが、
エクストリーマーから解放されていたダーウィンを始めとした100の偉人達が自分達の力を分け与えた事によってゴーストのままながらも復活(消滅期限はリセットされない)。
灯籠祭りの中でアカリ達に駆け寄るタケルの姿で物語は幕を閉じるのだった。
結局、100の偉人の魂は無事、タケルは復活したため、アルゴスは多くの人間の魂を弄ぼうとした結果、自分だけが本当に地獄行きとなる自業自得の結末を迎えてしまった。



仮面ライダーダークゴースト


何でこんな酷い事をするんだ!?魂を解放するんじゃなかったのか!?


そうだ。人間の世界も、眼魔の世界も…全ての世界の人々を、ゴーストにする。


何……!?


魂を肉体の呪縛から解き放つ。素晴らしい世界の誕生だ。


スーツアクター:今井靖彦(仮面ライダーエクストリーマーも同様)



アルゴスがゴーストドライバーに各種ゴースト眼魂をセットして変身する仮面ライダー。
トランジェントの形状はタケルが変身する仮面ライダーゴーストと同様だが、
体中のエネルギー供給ライン「エナジーベッセル」が白く、胸部の「ブレストクレスト」が蛍光ピンクになっているなどの相違点がある。
劇中を通して目立った敗北は無く、オレ魂や闘魂ブースト魂、仮面ライダーゼロスペクターすらも終始圧倒する戦闘力を誇った。



装備


ゴーストドライバー
ダークゴーストへの変身に用いるベルトで、仙人からダークゴースト眼魂と共に授けられた。
外観や主な機能はゴーストやスペクターのものと同じで、ゴーストと同じく『バッチリミナー!』の待機音が流れる。
ゼロスペクターと同じく初期に開発されたもので組み込まれた出力増幅装置によって、体力や精神に多大な負荷がかかる分変身者の力量に応じて性能以上の力が発揮される。



ゴースト眼魂
『ゴースト』の仮面ライダーが変身や戦闘時に使用する目玉型のアイテム。
アルゴスが所持するゴースト眼魂は、待機モード時のクアッドアイリスの色がタケルのものと同様、黒となっている。
詳しくは当該項目を参照。



ガンガンセイバー
様々な形態に変化する両刃の
ゴーストが使用するものと全く同じだが、劇中では専ら基本形態であるブレードモードを使っており、アイコンタクトによる必殺技の発動は無かった。



サングラスラッシャー
剣と銃に変形する可変武器
こちらもゴーストが使用するものと全く同じで、ソード・ブラスターの2つのモードを巧みに使い分けた。
劇中では眼魂のセットによる必殺技の発動は無かった。
なお、映画本編においてゴーストが自ら召喚・使用する場面は無く、ダークゴーストから奪ったブラスターモードを使用するのみだった。



ゴーストチェンジ一覧


ノーマル


邪魔はさせんぞ。


兄上、残念だ…。


変身。


アーイ!


カイガン!ダークライダー!


闇の力!悪い奴ら!!


身長:204cm
体重:96kg
パンチ力:11t
キック力:15t
ジャンプ力:ひと跳び49m
走力:100mを4.7秒



ダークゴースト眼魂で変身する基本形態。
オレ魂に似た外見でトランジェントやパーカーも色違いになっているが、頭部「ペルソナヴォイド」の顔に現れる模様「フェイスヴォイド」は眼元が禍々しく、
カラーリングもオレンジから白になっており、
複眼「ヴァリアスバイザー」も闘魂ブースト魂のような燃えた炎を思わせる形状だが、それとも若干異なるおどろおどろしいものとなっている。
「空虚」を意味する「ヴォイド」という言葉はゴーストとなった存在を的確に表しているとも言え、どこか寂しさも感じられるかもしれない。
この形態に限って、「○○魂」とは名付けられておらず、また仙人達との決別後に現在の音声に変化したのか、元々この音声だったのかは不明*5


戦闘ではオレ魂同様、徒手空拳による格闘戦を行う他、高速移動で敵を翻弄したり、白い波動を放って敵を吹き飛ばすなど、独自の能力も使用する。
他のライダー同様、状況に応じてゴーストチェンジを行うが、形態を問わずガンガンセイバーとサングラスラッシャーを用いる。



必殺技

  • オメガドライブ ダークゴースト

ダイカイガン!ダークライダー!オメガドライブ!


ドライバーのレバーを1回引いてから押し込む事で発動。
背後に白い巨大な目の紋章を出現させ、そのエネルギーを右脚に纏い、強力なキックを放つ。


  • オオメダマ

ダイカイガン!ダークライダー!オオメダマ!


ドライバーのレバーを4回引いてから押し込む事で発動。
こちらは映画本編ではなく、『ガンバライジング』にて発動している。



ピタゴラス魂


ならば…。


アーイ!


カイガン!ピタゴラス!


三角の定理!俺の言う通り!!


身長:202.5cm
体重:97.5kg
パンチ力:9.5t
キック力:13.7t
ジャンプ力:ひと跳び45m
走力:100mを5.4秒



ピタゴラスゴースト眼魂で変身する派生形態。
頭部の顔のデザインは無数の三角形「フェイスジオメトリカルデルタ」。パーカーは袖無し、カラーリングは白と金色。
パーカーの各所には金色の三角形の装飾が備わり、三角形のエネルギーを発する。
初出は超バトルDVD『仮面ライダーゴースト 一休入魂!めざめよ、オレのとんち力!!』で、その時はスペクターが変身した。
その為か、この形態のみ頭部の角「ウィスプホーン」が2本となっている。また、超バトルDVDでは省略された変身シーンが初めて映像化された。



◆必殺技

  • オメガドライブ ピタゴラス(ピタゴラスマッシュ)

ダイカイガン!ピタゴラス!オメガドライブ!


背後に巨大な目の紋章を出現させ、そのエネルギーを大量の三角形型の光矢に変化させて攻撃する。



一休魂


フッ…。


カイガン!一休!


迫るピンチ!冴えるトンチ!!


身長:204cm
体重:95.5kg
パンチ力:9.6t
キック力:14t
ジャンプ力:ひと跳び50.8m
走力:100mを4.5秒



一休ゴースト眼魂で変身する派生形態。
頭部の顔のデザインは「?」マーク「フェイスクエスチョン」。パーカーは半袖、カラーリングは白と水色。
上半身にはタスキが巻かれ、頭には鉢巻を装着している。
座禅を組んだまま回転し、ヒミコ魂の浄化の能力を打ち破った。
こちらも初出は超バトルDVD『一休入魂!めざめよ、オレのとんち力!!』で、その時はゴーストが変身した。
先述のピタゴラス魂もそうだが、媒体が違うからか、コミカルさがあった超バトルDVD時と比べるとアルゴスの性格もあって容赦の無い戦法が特徴。



ナポレオン魂


アーイ!バッチリミナー!


カイガン!ナポレオン!


起こせ革命!それが宿命!!


身長:204cm
体重:91kg
パンチ力:14.5t
キック力:16.2t
ジャンプ力:ひと跳び46m
走力:100mを4秒



ナポレオンゴースト眼魂で変身する派生形態。
頭部の顔のデザインはとカットラスを合わせた「フェイスエンペラー」。パーカーは袖無し、カラーは赤と青と金。
フードは二角帽子をイメージしており、左肩の「ヴァリアントコート」で敵の攻撃を無効化する。
この形態に変身してのゴーストとの初戦ではガンガンセイバー、2回目ではサングラスラッシャーを用いて攻撃を仕掛けた。
馬、カットラス、二角帽子にコートといった「ナポレオンといえば」な要素がこれでもかと盛り込まれており、
威風堂々とした外見や戦闘スタイルもあって悪役ライダーでありながらヒロイックに纏められた秀逸なデザインとなっている。



◆必殺技

  • オメガドライブ ナポレオン

ダイカイガン!ナポレオン!オメガドライブ!


ガンガンセイバー・ブレードモードに青いエネルギーを漲らせて敵を切り裂く。
若しくは赤・青2色の渦巻くエネルギーを右脚に纏い、強力なキックを放つ。
但し、後者は発動するシーンが存在しない為、オメガドライブに相当するかは不明。



仮面ライダーエクストリーマー


アルゴス、やめろ!


そこでよく見ておけ、これから起こる事をな。


俺……!?


『器』って、まさか……!?


そうだ。体は魂の入れ物…特別な力を持つお前の魂が入っていたこの体こそ、『究極の眼魂』となる事が出来る器なのだ。


……そんな……。


感動の再会だな。だが、お前に用は無い。


ダーウィン、『進化の力』を今こそ見せるのだ!


やめろ!!



遂に手に入れたぞ!


俺の体が……眼魂に…!?


あれが、『究極の眼魂』…!?



変身!



フッハッハッハッハッハッ……。


今こそ、全ての世界の魂を…解放する。


身長:213m
体重:123kg
パンチ力:29.1t
キック力:32.3t
ジャンプ力:ひと跳び54.7m
走力:100mを3秒



劇中終盤にてアルゴスが「究極の眼魂」(エクストリーマードライバー)で変身する仮面ライダー。
ベルトを装着すると同時にトランジェントに変化すると共にパーカーゴーストが出現。
パーカーゴーストを纏うと、フードが瞬時に頭部が露出したものに変化して変身が完了する。


人間の魂を肉体から分離させ、肉体を消滅させる能力を持つ。
パーカーを取り外し、もう一度着ると飛行形態になり、背中に目が付いた翼「トライセンデンスウィング」がクジャクのように展開し、羽根を飛ばして攻撃する。
戦闘力も高く、100個の眼魂の力を使いこなす事が出来、ディープスペクターとネクロムを容易く一蹴し、ムゲン魂をも圧倒した程。


「複数の英雄眼魂が結集したベルトで変身し、その力を使役する」、「眼魂の足並みが乱れると制御できなくなってしまう」という点から、
全然別のライダーではあるが、さしずめダークゴースト版グレイトフル魂といった立ち位置か。



その他媒体でのダークゴースト

映画のその後となるTVシリーズ第47・48話では、開発者の仙人が同じ種類の眼魂で変身し、眼魔世界側からモノリスのゲートを開こうと試みていた。
恐らくアルゴスが使い捨てたドライバーと眼魂を密かに回収していたものと思われる。


よーし、行くぞ!


なあなあ、最初からみんなに迷惑かけてるダメキャラなんだから、無理しない方がいいんじゃないか?


黙れ!ワシだってやる時はやるんじゃい!しゃあ!!


アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!


ライダー……変身!


カイガン!



みんなの為にも…!行くぞ!!


妙に気合いの入った変身ポーズをバッチリ披露して呪文を唱え、ハート型の紋章を飛ばすなど全体的にコミカルながらもゲートを繋げる事に成功。それにしても竹中直人さんノリノリである*6
タケル達と合流出来た時は「アルゴス!?」と間違われた。そりゃそうだ。
合流後はアデルに意識を乗っ取られたイゴール率いる眼魔軍団と交戦。
…するのだが、腰を負傷してしまい、ユルセンに連れられながらそのまま退場した。あんたウルティマになってた頃はそこそこ戦えてたのに…。やっぱダメキャラじゃん


なお、エクストリーマーそのものの再登場は無いが、ガンマイザーがグレートアイを取り込み、一つになった事で誕生したグレートアイザーはエクストリーマーのリペイントとなっている。


同作に登場するゲーム『超スーパーヒーロー大戦』において、主役ライダーの色違いで構成された『ダークライダー3人衆』の一員として、仮面ライダーダークカブト、仮面ライダーダークドライブと共に登場。
仮面ライダーアマゾンズ3に辛勝したばかりの仮面ライダーエグゼイド ダブルアクションゲーマー レベルXに襲い掛かった。
勝負の行方自体は描かれていないが、恐らくエグゼイドに敗れたものと思われる。


CVは『ゴースト』本編でパーカーゴーストの声を担当していた関智一。第2話にて「無」の行動隊長・大蜘蛛大首領が率いるダークライダーの一員として登場。
ガンガンセイバーを振るいながら、仮面ライダーブレンに挑むも、トリッキーな毒攻撃の前に苦戦。
最期はブレンメガネブレードという名のサングラスラッシャーのパチモンを使ったブレンとの戦いに敗北・爆散した。


同作に登場するダークライダー全員に言える事だが、作風の影響か、全員が原典からは考えられないくらいやたらコミカルな言動をとっており、
ブレンメガネブレードで貫かれた際には「そ、それ…(サングラスラッシャーの)色塗り替えただけで、お前の武器じゃない……!」メタいツッコミをかましていた。
まさかこのダークゴーストは仙人のおっちゃんが変身した方のコピーではあるまいな?


EP44・45にてスウォルツが変身するアナザーディケイドの手でアナザーワールドから召喚されたダークライダーの一員として登場。
他のライダーと共に仮面ライダーグランドジオウ仮面ライダーゲイツリバイブを追い詰めるも、ウォズの横槍によって止めを刺し損なう。
続くEP46ではゲイツリバイブと仮面ライダーウォズ ギンガファイナリーと交戦。パチモンから元に戻されたのか今回はサングラスラッシャーを使用した。
レイと2人掛かりでゲイツリバイブと戦うも全く敵わず、最期はゲイツリバイブが放った「のこ切斬」でレイ諸共吹き飛ばされて敗北・爆散した。
ちなみに最初に呼び出されたG4、レイ、ダークゴースト、風魔の4人は仮面ライダーギンガ以外のミラダーアナザージオウとの共通点があり(アナザーディケイドの項目も参照)、
ダークゴーストはアナザージオウと同様、「主人公と似た境遇にありながら道を踏み外した者」という点で共通する。



余談

  • 名前の由来は恐らく、ギリシャ神話に登場する百の眼を持つ巨人アルゴス
    死後、その眼をクジャクの尾羽根に飾られたとされている為、エクストリーマーにおけるクジャクのデザイン要素はそこから来ていると思われる。






全ての項目を…追記・修正する。



素晴らしいアニヲタWiki(仮)の誕生だ……。



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  • 仙人が悪いよ仙人が... -- 名無しさん (2020-05-11 00:01:18)
  • 凶行に走った理由を見る限り決してただの悪人ではなかったと思うんだけどなあ…アデルが最期に和解できただけに彼だけ救いがないのが辛い -- 名無しさん (2020-05-11 00:15:35)
  • ↑ 生きたい、死にたくないってのは、命ある万物が抱く願いだからね。 許されることではないかもしれないが、罪を犯すに至った気持ちは理解できる。 -- 名無しさん (2020-05-11 00:25:09)
  • スレ見ると大抵、仙人被害者の会「名誉会長」とか言われてるの笑う(関連:天空寺タケル「会長」) -- 名無しさん (2020-05-11 00:39:02)
  • ゴーストライダーは皆デザイン優秀だけどエクストリーマーは特にすき、孔雀翼展開状態のフィギュアーツ出ないかな... -- 名無しさん (2020-05-11 01:39:24)
  • あと究極の眼魂ベルトもぜひ商品化を… -- 名無しさん (2020-05-11 08:06:36)
  • 境遇は同じでありながら道を間違えたり、ある意味真のアナザーゴーストと呼べる存在。本編に出てたらきっとアルゴスがアナザーゴーストになってたかも。 -- 名無しさん (2020-05-11 11:01:44)
  • 名前の由来はギリシャ神話の100の目を持つ巨人からなのかな? -- 名無しさん (2020-05-11 18:59:49)
  • ↑エクストリーマーはちょうど100の目のある存在だね -- 名無しさん (2020-05-11 19:36:44)
  • 仮面ライダーグレートアイザー -- 名無しさん (2020-05-14 21:54:08)
  • ソラ「小須田さん?」 -- 名無しさん (2020-05-23 22:07:24)
  • 仙人が悪いとは言われるものの、凶行に走る前に仙人と話し合って誤解を解くとかしなかったのかな…という気持ちが まぁアフターケア放置してた仙人もアレだけど -- 名無しさん (2021-03-06 20:35:35)
  • 西銘駿さん曰くコッチのほうがゴーストっぽい発言は笑ってしまった たしかにゴーストのライダーで一番幽霊感あるからなぁ… -- 名無しさん (2023-09-12 20:11:01)
  • 小説版だと当時から父の不信感から歪んでたアデルと違って家族思いだった(回想でもアランと仲良さそうだったしね) -- 名無しさん (2023-12-09 01:22:34)

#comment(striction)

*1 撮影に当たって木村氏は実際に髪を染めている。
*2 グレートアイの力で人間の魂を眼魂に封印して不老不死を目指したイーディスとアドニスに対して、ダントンは生身の体のままで活動出来るように人間の肉体を強化させる為の進化の研究を行っていた。
*3 これには同じく父に不審感があったアデルが一枚噛んでいた。
*4 大悟には事前に計画を伝えており、イーディスからアルゴスのサポートを任されていた。途中密かに地球に襲来していたアデルに大悟が殺されるトラブルこそあったものの、イーディスが魂をゼロスペクターゴースト眼魂に移した事で計画が頓挫する危機を脱している。
*5 そもそも『ゴースト』に登場するライダー全員に言える事だが、劇中では聞こえていないのかは不明だが、変身音が流れても誰一人としてリアクションが無い。メタ的に視聴者に対する演出だと言われればそれまでだが、『仮面ライダー鎧武』の戦極凌馬のように仙人が趣味で入れている可能性もなくはなさそうだが……
*6 小説版も考慮すればお茶目さはイーディス=仙人本来の性格である模様。不可抗力だったり本人も事態の解決に精を出していたとはいえ、本編や映画での所業を踏まえるとユルセンも上記のセリフで指摘している通り、余計に質が悪いが。

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