ワズキャン(メイドインアビス)

ページ名:ワズキャン_メイドインアビス_

登録日:2020/5/10(日) 21:03:53
更新日:2024/05/17 Fri 13:09:13NEW!
所要時間:約6分で読めます



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ディスカバリーチャンネル メイドインアビス 狂人 成れ果て やべーやつ 三賢 外道 隊長 予知 予言者 物知り 度し難い 六層のやべーやつ イルぶる お子様ランチ 虫食い 合理主義者 ひどい動機 平田広明 指紋 惨事 ポーカーフェイス 黄金郷おじさん 高田純次オルタ メイドインアビスの登場人物 第二のボンドルド ボ卿の亜種 探窟家 作者の本音 いいね! イルミューイのお子様ランチ料理人 イェーイの人 ふるまっちゃうおじさん クソコック 闇サンジ ゆるキャンの対義語 惨事(サンジ) 人でなしの惨事 お前もう地上波降りろ どうだ?(お子様ランチは)クソうめぇだろ? 成れ果て前からポーカーフェイスだったポーカーフェイスの成れ果て 悪魔風脚本(ディアブルジャンブック) わずキャン▽ 子供を食い物にする男



そうかい!いいね!

おつかれ イエーイ


メイドインアビスの登場人物。
初登場は姿のみの登場が6巻39話、会話と名前の判明が7巻44話。



概要

CV:平田広明


アビス6層「還らずの都」にある、知性を持つ成れ果てたちの住む村「イルぶる」をまとめる「三賢」の一人。基本的に村独自の言語で話す成れ果てたちには珍しく、リコ達の使う「共用語」も使うことができる。
容姿は角が生えたと白の仮面のような顔に緑色の胴体、腕か指か分からない器官がたくさん生えているといった、成れ果てらしい怪物じみたものである。



人物

「グ~~~~~~~ッド」「いいね!」が口癖の、明るく友好的な人物。
「三賢」という肩書にそぐわず、かなりノリが軽い調子者である。
食堂で他の成れ果てたちにも声をかけられるなど、人望も厚い。


一人称は基本的に「僕」。


成れ果てである以上、以前は探窟家であったと思われるが詳細は不明。「村」の成り立ちに深く関わっているらしいが…。



作中での活躍

6巻の冒頭、リコさん隊が成れ果て村に入るシーンで同じく三賢のベラフ、ジュロイモーとともに登場。この時点ではカットインのみでセリフ、名前はなし。


7巻44話にて、食堂で睾丸焼きを食べるリコと出会い、名前と三賢であること、共用語を話せることなどが判明した。


呼び込みにより凶悪な原生生物「オオガスミ」が襲来したときは、生態を知っていたにもかかわらず遅れてきたためあまり役には立たなかった。
その後リコに、囚われのミーティを取り戻すには「価値の化身」ファプタを手に入れればよいかもしれないという情報を教える。


見る限り三賢の中では一番リコ達に友好的な成れ果てであるといえる。


過去(ネタバレ注意!)


「僕が信じることは当たる もうすぐだ」


その正体は、星の羅針盤が屹立する場所、奈落の底の『黄金郷』を求めた決死隊「ガンジャ」の隊長にして三賢の一人。
容姿は顔中に縦の傷跡のようなものが入った壮年の男性。人間時から成れ果てっぽい
神がかりの予言者と称されており、元三賢の女性エロ子ヴエロエルコの入団と三賢入りを彼女がワズキャン達と会う一日前に予言する、謎の能力を有している。


船旅の末、絶海の孤島(おそらく現在のオースの原形)に着いた一行。途中で子供が産めない体のため穴の中に追放された原住民の少女・イルミューイを仲間に加え深界???層「ショウロウ層」に到着する。


が、アビスの呪い「人間性の喪失」により、戻ることがかなわなくなり、この場所を故郷に捨てられた自分たちの第二の故郷とすることにした。




拠点にしていた水場は、水に完全に擬態し、自らを運ばせることによって版図を拡大する生物「水もどき」だった。あれ?リコさん隊はゆで卵を…


摂取した隊員たちは次々に高熱や下痢を発症し、最終的に体が鉱物化して死に至る。
イルミューイやベラフにも症状が出始め、万事休すかと思われたが…




神がかりの予言者は 何か予感があったのだろうか


それとも大穴の魔力が 我々の欲に感づいてよこしたのだろうか


いずれにせよ これだ これが分岐点だった


「ヴエコ、『神がかり』だなんて言うけどね、やるだけやらないとダメなんだ」



隊員が発見した「欲望の揺籃」願いを叶える、卵の形の遺物。


大人が使うと願いが散ってしまい役に立たないが、人間の子供ならうまくいくとの情報を干渉器から得たワズキャンは「あの子は必ず我々の救いになる」と、イルミューイに卵を使用することを決定した。


遺物の力か、イルミューイは水もどきの痛みも、空腹も感じることもなくなったのだが…



みて…


ヴエコ…


ほら…   ほら…



赤ちゃん…



揺籃を置いたイルミューイの胸の穴から、飼っていたヤドネのような形の「子供」が生まれてきてしまう。
しかし「子供」たちは食べ物を摂取する器官を持たず、次々と生まれては一日で死に続けていた。


悲しみに暮れるイルミューイを横に、ヴエロエルコもとうとう水もどきの症状が出てしまった…が、病床で「とても香ばしいうまいもの」を食べさせられ回復する。


「大丈夫!みんなにも振舞ったさ!」


その「もの」とは、イルミューイの子供だった。
ワズキャンは日に日に巨大化する彼女から生きたまま「子供」を取り上げ、料理していたのである。


しかもこの時、二つ目の『揺籃』をイルミューイに仕込んでいた。(つまりこれは本当の願いではなかったかもしれない)
そのことを知らされ混乱するヴエコに呼応するように、イルミューイは周囲の動物を取り込み成長し続ける。


さあ 身も心も女王様に捧げよう


ここが我々が目指した場所 どんな黄金より価値のある 我々の故郷だ



つまり、リコ達が今いる「イルぶる」“が”変貌したイルミューイそのものだったのである。


なお、イルミューイがこれ以上苦しむのを見ていられず、飛び降りて自殺しようとするヴエコを三つ目の揺籃の力で止め、「目の奥」ドグープに封じたのも彼である。さすがにイルミューイの最後の子供、ファプタの誕生までは予測していなかったようだが。


彼の本当の性格は?


前述したように作中でえげつない行動をしたワズキャンだが、人物像としては


「冒険のためには仕方なかったんだよ派」
「ボ卿と同じ憧れやべーやつだよ派」
「ただ単にやべーやつだよ派」


などなど意見が分かれている。ちなみ原作51話では、二つ目の『欲望の揺籃』を見つけたヴエコから問い詰められた際、顔に冷や汗を浮かべながら笑うという、ボ卿のソレとはまた違う彼の内面にある何かが見られた。
村編が完結している2022年に改めて振り返ってみると、並みはずれた優秀さと「未来予知」という便利な能力ゆえに指導者になってしまい、指導者として隊の存続のために恥も外聞も捨てて奔走せざるを得なくなった「ちょっと有能で頑張り屋なだけの、ただの人」というのが総評というところだろうか。
実際、ヴエコに「やることもやらないで救われようってのは甘いんじゃね?」という内容の説教をしていたほか、彼自身は隊員を自分の意見で振り回すことはなく、むしろ聞き役に徹していたのが見て取れる。
また、隊長として扇動演説をすることはあれど、自分の意見を述べるシーンは終盤までなかった。


ニコニコしながら冷や汗をかいていたあのシーンはワズキャンなりの虚勢の仮面がはがれかけていた瞬間、と考えると親しみが……沸かない?あっそうですか。




余談





…『追記・修正』はね wiki篭りを思う気持ちではないんだ


どんなに求めても得られなかった項目 決して復元されない項目 もうどこにも存在しえない項目への


儚く 強い 強い憧れなんだよ


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