ネビュラ(ロックマンエグゼ)

ページ名:ネビュラ_ロックマンエグゼ_

登録日:2020/04/29 (水曜日) 03:01:54
更新日:2024/05/17 Fri 11:32:48NEW!
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ネビュラとは『ロックマンエグゼシリーズ』に登場する敵組織である。



概要

闇の力を持つ「ダークチップ」を流通させ、世界を闇で支配しようと企んでいるダークチップシンジケート。
指導者はDr.リーガルで、ネット犯罪組織「WWW」首領のDr.ワイリーの息子である。
登場作品は『ロックマンエグゼ4』と『ロックマンエグゼ5』。


WWWやゴスペルとは違い、幹部クラスはほぼ全て自律型ネットナビとなっている。
これらのナビは「ダークロイド」と呼ばれており、どのナビも闇の力を宿している。
たとえデリートされてもリーガルの技術と闇の力があれば何度でも復活可能。
幹部クラスの人間がいない事については、父親であるワイリーを嫌っていたリーガルが彼とは違うやり方で世界を支配したかったからとか、自分以外の人間を信用していなかったからとか、ファンの間では様々な説がある。


『4』の時点では表立った活動は終盤まで行わず、闇の世界で密かにダークチップをばら撒いていた。
終盤で小惑星が地球に近づくと、それを乗っ取って世界を恐怖と混乱に陥れようとした。


『5』で本格的に活動を開始。
科学省を襲撃して光祐一朗を拉致し、それと同時に二ホンのインターネット各地を支配する。
「光データ」を元にかつて光正とワイリーが共同で開発していたココロネットワークを完成させ、それに人間の憎しみや怒りをデータ化した「ネビュラグレイ」をインストールし、世界を悪の心で染め上げようとした。


フジ山頂に建造したダークチップファクトリーを本拠地としており、ウラインターネットの奥には闇の力の権化であるネビュラホールエリアを持つ。



メンバー


●指導者

  • Dr.リーガル

表の顔は軍事国家「Z国」の優秀な科学者で、祐一朗と肩を並べる優秀な人物。
部下からは「指導者」と呼ばれる事がある。
ワイリーを科学省から追放して発展を遂げたネットワーク社会に恨みを持っており、世界を闇の力で染めて復讐しようと企んでいる。


初登場は『4』でZ国の科学者としてANSAに召集される場面。地球に迫る小惑星の分析を担当し、微弱な電気信号を捕まえたことで小惑星が人工物であることをいち早く見抜いた。
自らの野望に利用するべく、まずは祐一朗が進めたレーザー光線による軌道変更作戦を発射直前に出力を下げて妨害。
続けて自分のナビを送り込んで利用しようとし、その作戦の囮とするために小惑星に送り込むナビとオペレーターを選抜するネットバトルの世界大会を開かせた。
熱斗たちの活躍で計画は潰れると、小惑星(ロケット)の衝突回避のために一時は「自らの体を破損した高圧電流用ケーブルの代用とする」形で協力した。
小惑星の衝突回避が確定した段階で裕一郎に追い詰められ、ANSAの屋上にて「自らの行動に罪悪感は持っていないこと」を語り、続けてこの場に駆けつけた熱斗、炎山、祐一朗に「自分ではいい事をしたと思っていても実は誰かを傷つけている事が君達にもあるはずだ」と言って彼らのアイデンティティを揺るがした*1
黙ってしまった3人に「ワタシを裁ける者などいないのだ」と追い打ちの言葉を浴びせた後にANSAの屋上から身投げ。生死不明のまま事件は終わりを迎えた。


『5』で生存していた事が判明。
科学省を襲撃して祐一朗を拉致し、二ホン中のインターネットをダークロイドを使って瞬く間に支配する。
それと並行してココロネットワークの開発を進め、完成するとそれにネビュラグレイをインストールし人類の心を悪に染め上げようとした。
熱斗とロックマンのいるネビュラ討伐部隊の活躍で野望が潰えると、ある人物によってココロネットワークをオーバーロードされ、その影響で10年近くの記憶を失う。
その後はネットワーク社会を発展させるための技術者として科学省に迎え入れられた。


使用ナビはレーザーマンで、ナビの中にある悪の心からナビのDS(ダークソウル)を作成する事が可能。
だが『5』には登場していない。



●幹部(ダークロイド)

吸血鬼型ダークロイド。
電脳世界のいたるところに現れてはネットナビのエネルギーを吸収する。
ネビュラの中ではかなり位が高く、失態を犯した部下を制裁する事もある。
電気街でナビを襲っていた時にロックマンと出会い、電波塔の電脳で戦った際にダークチップを落としてしまう。
その後はダークチップを奪い返すためにロックマンを狙い、ぬいぐるみロボの電脳で再戦するもダークチップを使われデリートされた。
『5』でリーガルの手によって復活。オラン島エリアを支配してロックマンにリベンジしようとするが、ネビュラ討伐部隊に敗れデリートされた。
その後も何度か復活し、科学省のHPに侵入したり、ファクトリーの電脳でロックマンと再戦したりする。


雪だるま型ダークロイド。
雪や氷を自在に操る事ができる。
支配した秋原エリアを自分専用のゲレンデに改造しようとしたが、結成されたばかりのネビュラ討伐部隊に敗れる。
後に復活し、オラン島のパストビジョンであるものを奪っていく。その後はファクトリーの電脳でロックマンと戦った。


雷雲を操るダークロイド。
かなりの実力者だが、勝つためには卑怯な手段も厭わない。
科学省エリアを支配し、普通のナビでは通行不能な闇の雲を大量発生させる。
ネビュラ討伐部隊に敗れると、ロックマンを闇の雲で連れ去る。復活した後でリーダーナビに撃退されるとリーダーナビを巻き添えにして自爆した。
ファクトリーの電脳でロックマンに敗れても、攻撃役ナビとブレイン役ナビを暗黒星雲に取り込んだ。


宇宙の力を操るダークロイドでネビュラシャーロ支部の幹部。
優れた頭脳と実力を持つが、それとは裏腹に陰険な性格。
ブレイン役ナビの偽物を使って同士討ちさせようとするが失敗、支配しているエンドエリアでネビュラ討伐部隊と戦いデリートされた。
ファクトリーの電脳でロックマンと戦うと、デリートされる前にリーダーナビとサポート役ナビを暗黒星雲に取り込んで道連れにした。



●構成員

  • サングラスの男

『4』に登場。
パークエリアにロックマンを誘い出し戦うが返り討ちに遭う。
その後は任務失敗を問われ持ちナビと共にシェードマンに粛清された。


  • ブルースを呼び寄せたナビ

『4』に登場。
ダークチップを使った事でダークソウルに捕らわれたブルースをウラインターネットに呼び寄せ、最強の殺戮兵器「ダークブルース」を造ろうと企む。
炎山のオペレートするロックマンに敗れると、闇に染まったブルースに切り捨てられデリートされた。


  • 外国人の男

『5』に登場。
おかしなニホン語を話す怪しい男。
クイーン・チェーコ号に搭載されているブースターシステムを奪うためにパーティーに参加していた。
犯行の前に攻撃役ナビのオペレーターにブースターシステムを盗られるが、熱斗に捕まった後でその罪をなすりつけられる羽目になった。


  • ロックマンの偽物
  • ブレイン役ナビとオペレーターの偽物

『5』に登場。
コスモマンがネビュラ討伐部隊を内部分裂させようと送り込んだ団員。
仲違いさせる作戦の一環として、周辺一帯の電子機器を管理しているシャチホコ城のサーバーに不正アクセスを行い大規模な通信障害を発生させるという、幹部ナビ並みの大がかりな犯罪を行った。
オペレーターの偽物は外見はよく似ていたが、話し方が本物と違っていたので熱斗に怪しまれていた。
ロックマンとブレイン役ナビの偽物は『5DS』だと見るからにパチモンくさい顔になっている。
ロックマンと本物のブレイン役ナビが戦っていた時に姿を見せるが、その直後に怒りに震えるロックマンとブレイン役ナビに成敗された。


  • 元ネビュラ団員

『5』に登場。
リーガルの手口に嫌気がさしてネビュラから抜け出した団員。
悪事から足を洗い真っ当に生きていく事を望んでいるが、ネビュラの団員服は専用の鍵がなければ脱ぐことができないためオラン島の廃坑に隠れていた。
熱斗に発見されると自身の境遇を明かし、生活資金調達の為にネビュラIDを3000ゼニーで譲ってくれる。



他作品での動向

ネビュラグレイ編で登場。
ダークロイドを傘下にし、ソウルユニゾンに目覚めたロックマンを狙う。ロックマンを捕らえたら、闇に染めあげてネビュラに引き込もうとした。
切り札であるネビュラグレイを成長させ、フォルテの闇の力も狙うが、最後には獣化したロックマンにネビュラグレイをデリートされる。
その後リーガルは潜水艦で逃走するが、利用されて怒っていたフォルテに潜水艦を爆破される。


終盤で登場。WWW、ゴスペル、プロトの3大勢力が消えた後で活動を開始し、まだ混乱状態の世界を闇で埋め尽くそうとする。
最後は熱斗とロックマンがリーガルに立ち向かおうとしているところで漫画が終わっている。


AXESSから登場。
レーザーマン以外のダークロイドはネビュラに所属しておらず、大園ゆり子とニードルマンがネビュラのエージェントとして所属している。
またアネッタも友達のナビをデリートした炎山に復讐するためにネビュラの手先となっている。
AXESSの終盤ではシェードマンを裏切ったバーナーマンがネビュラに寝返り、熱斗達にデリートされた他のダークロイドもネビュラの再生技術により蘇っている。


この作品でのリーガルは、20年前の飛行機事故の被害者の1人でデューオのプローブとして復活したという設定。
ディメンショナルコンバーターを使いCFレーザーマンのまま巨大化し、科学省を破壊しようとするが、CFロックマンの手で消滅した。


劇場版『光と闇の遺産』でも暗躍している。詳細は項目参照。






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  • アンドロメダ「ネビュラブレイカー!!」 -- 名無しさん (2020-04-29 14:12:27)
  • 5でダークチップを売ってくれる市民は構成員だったりするのかな -- 名無しさん (2020-04-29 18:28:03)
  • ゲーム1作目で元WWW構成員のゆり子が、アニメではネビュラの構成員・・・どっちもワイリーが関与してるね -- 名無しさん (2020-05-02 20:37:33)
  • 山の中とか流通にすごく不便そうなとこに工場作ってんだよな。まぁ溶岩を資源にできる(+オフィシャルとかに見つけられにくくなる)なら悪い選択ではないかな…? -- 名無しさん (2022-07-14 22:15:02)

#comment(striction)

*1 熱斗には「ダークチップを追ってパークエリアに侵入する際に警備ナビを倒したこと」炎山には「オフィシャルネットバトラーとして倒してきた中には冤罪の者もいたのではないか?」祐一朗には「ネットワーク社会の発展を進めたことで新たな犯罪も生まれたのではないか?」と指摘。

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