登録日:2017/11/21 (火) 02:15:29
更新日:2024/02/15 Thu 13:49:53NEW!
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―― 邪悪な電脳生命体 ――
ネビュラグレイ始動!!
出典:Rockman.EXE Movie、http://www.xebec-inc.co.jp/anime/rockmanexemovie/、2017年11月21日
劇場版「ロックマンエグゼ 光と闇の遺産」とは2005年3月12日に上映されたロックマンエグゼの劇場作品。上映時間は49分。
同時上映は『劇場版デュエル・マスターズ 闇の城の魔龍凰』。
前売り券(ロックマンエグゼバージョン)にはプログレスPET用バトルチップ「ダークサンダー」と「ロックマンエグゼ5 チームオブカーネル劇場公開エディション」の購入ハガキが付属していた。
入場特典として改造カード「フォルテクロスロックマン」が配布。
●目次
概要
ロックマンエグゼシリーズ初の映画作品。
アニメシリーズの世界観を舞台とした作品であり、ロックマンエグゼ5のボス・ネビュラグレイとフォルテクロスロックマンがアニメ初登場する。
シリーズ全体の時系列としては当時放送中だった『ロックマンエグゼStream』と同時期にあたり、
『ロックマンエグゼStream』本編ではこの映画での事件を「ネビュラグレイ事件」と呼称している。
また14話にて名人さんが電脳世界の最下層に眠る謎の存在としてスペクトルという単語を口にしたりと、
Stream序盤から細かく伏線を張っており、本編と密接にかかわる映画作品となっている。
また29話でもそうだったが、バレル大佐の使うPET*1の秘密も後に本編の方で明かされることになる。
時系列に関しては17話で、
- AXESSでの最終決戦でリーガルが消滅したはずだ、と言及される。
- ライカがクロスフュージョンを獲得。
していることから、これ以降は確実。
かつ、31話で熱斗がバレル大佐(20年前の)画像を見てネビュラグレイ事件のときに助けてくれた人と言及していることから、
17~31話の間に起こった事件となる。ちなみに31話の時系列はAXESSでの最終決戦から半年後という設定。
なお、21話で「フォルテがまだ裏電脳世界にいる」という発言や「リーガルは完全に消滅した」というワイリーによる発言があり、
それ以降も特別ネビュラグレイ事件が発生してもそこまで矛盾がでる時系列はないため*2、エンディングが変わるタイミングの25話と26話の間で特別問題ないと思われる。
ちなみに、公開日はリアタイだと23話の放送日である。
ネビュラグレイ事件後である第31話、第32話、第50話、第51話では映画を彷彿させるシーン、台詞がいくつか出てきており、
とくに第50話は映画を見ていないと話の流れがいまいちよくわからない、と同時に映画を見た人ならば盛り上がる場面が多く出てくる回となっている。
同時にStreamでのDr.リーガルの描写も映画を見ていると感慨深いものとなっている。
あらすじ
ネットワークの発達した近未来……
裏電脳世界で邪悪な電脳生命体「ネビュラグレイ」が動き出す。
ある日、非物質化現象という「現実世界が消滅する」奇々怪々な事件が世界各地で発生。
これを食い止めるために父・光祐一朗に命じられ、
大手IT企業トリニティ・ブレイン社にあるヒカリタダシプログラムを破壊するためサイバーワールド最深部へと向かう熱斗とロックマン。
しかし破壊には失敗し非物質化現象は加速。熱斗の目の前で友人や多くの人々がその非物質化現象の犠牲となってしまう。
衝撃を受ける熱斗にさらなる事件が追い討ちをかけるように
かつて熱斗とロックマンが倒したはずの悪の科学者・Dr.リーガルが突如現れ、祐一朗を何処かへと連れ去ってしまう。
愕然となる熱斗の前にネットセイバー仲間である炎山とライカの二人が協力を申し出、
南海の孤島にある20年前に閉鎖されたアメロッパの軍事基地でネビュラグレイとの最終決戦を繰り広げる。
主な登場人物・ナビ
◇光熱斗
CV:比嘉久美子
ご存知主人公。
初っ端から仲間たちが非物質化されたり、父親が誘拐されたり、とかなりの災難が続く。
そのためこの映画では定期的に叫んでいる。熱斗くんが一体何をしたって言うんだ……
◇ロックマン
CV:木村亜希子
ご存知、熱斗君のネットナビ。
ドリームソード発動シーンはBGMもあってかっこいい。
ネビュラグレイの力を知ってから、自身の究極プログラムをフォルテに渡せば倒せるのではないかと考えており、
終盤の決戦ではフォルテに自身の究極プログラムを使って合体するように進言する。
そしてフォルテクロスロックマンへと合体変身し、ネビュラグレイを打ち倒した。
さあな、あいつの苦しみよりは、少ないだろう
◇伊集院炎山&ブルース
CV:斎賀みつき、CV:松風雅也
祐一朗救出及びネビュラグレイを倒すためジェット機で参戦。
熱斗とライカにI.P.C.が開発したプログレスPET用の新型のグリップとスコープを手渡す。
KA-222では旧アメロッパ軍のロボット兵器と対決する。
光博士は、我々のクロスフュージョンの恩人です。必ず救出して見せます
◇ライカ&サーチマン
CV:結城比呂(ライカ)(サーチマンは本作ではボイスなし)
シャーロのネットセイバーにして、クロスフュージョンメンバー。
物語中盤に空中のランデヴーポイントで合流、ともにネビュラグレイとの最終決戦に参加する。
この俺が…人間を忌み嫌うこの俺が…ッ、貴様などに操られようとは…許さんッ!
◇フォルテ
CV:根本圭子
Stream第2話「地球抹殺」にてデューオの使者である地球外ネットナビ・スラーとの戦いに敗れ、
スラー曰く「二度と戻れない」裏電脳世界に突き落とされ彷徨っていたら、
偶然出会ったネビュラグレイに洗脳されて先兵として使役されちゃったお茶目さん。
どういうわけか裏電脳世界から脱出し、トリニティ・ブレイン社のサイバーワールドに出現した。
カーネルとの戦いで正気に戻った後はDr.リーガルを探してネビュラグレイのいるKA-222へ到着。
ロックマンとともにネビュラグレイと戦うが、その圧倒的な力によってDr.リーガルに吸収されかけてしまう。
その時ロックマンに言われ、望み通りにロックマンの究極プログラムを吸収することに成功するが、
あまりのエネルギーの大きさにロックマンの究極プログラムを制御できず*3、フォルテクロスロックマンとなってしまった。
分離後、何か思うところがあったのか、借りを返すということなのか、
最後力を使い果たしプラグアウトできなかったロックマンを弾き飛ばしてログアウトさせ、自身は再び裏電脳世界へと消えた。
その後、Stream終盤で大量のバグを吸収して力をつけ、再びどういうわけか裏電脳世界を脱出。
更にどうやって来れたのかパストトンネルに出現、そこにいたスラーと再戦することになる。
光と闇のプログラムが消えていく……
◇光祐一朗
CV:川島得愛
熱斗のパパ。眼鏡のレンズがガラス製だと判明した。
事情を知っていたため、いち早く今回の非物質化現象がスペクトルによるものだと判断し、
熱斗にトリニティ・ブレイン社のヒカリタダシプログラムを破壊するように指示するが失敗。
その後の対策会議の際にヒカリタダシプログラムの完成による最終進化を目論むDr.リーガルによって拉致されてしまう。
網膜パターン解析シーンはみんなのトラウマ。アドコレ記念にYouTubeで配信された際に公式にも言及された
◇桜井メイル(CV:水橋かおり)、大山デカオ(CV:沼田祐介)、大山チサオ(CV:石村知子)、氷川透(CV:渡辺久美子)、大園まりこ(CV:日髙のり子)、日暮闇太郎(CV:うえだゆうじ)、城戸舟子(CV:能登麻美子)、ディンゴ(CV:山口眞弓)
二ホン最大のアミューズメントビルに大会参加込みで遊びに来ていたが、非物質化現象の犠牲となってしまう。
ナンバーマンは犠牲となり、メイルちゃんはOPではなく本編(一応タイミング的にはいつものだが)とEDでノルマを達成する。
依頼されたのさ、お前さんを連れ来るように、ってな
◇チャーリー・エアスター&ジャイロマン
CV:松本保典、CV:岸尾だいすけ
炎山たちに依頼されて熱斗を工事中の道路(主な空港は非物質化していたため)へ連れて行った。
ちなみに本作ではソウルユニゾンはジャイロソウルが登場している。
俺は不死身のバレルだ。また会おう熱斗くん
◇バレル大佐
CV:千葉一伸
ご存知不死身の男で、デューオの試練に選ばれた一人。
最初、未来を救うためにロックマンのヒカリタダシプログラム破壊をカーネル(CV:安元洋貴)で援護するが、予想通り失敗。
続く、KA-222でのネビュラグレイとの最終決戦にて、
過去と未来のスペクトルが共鳴しあって生まれた二つの時空間を繋ぐトンネルを通って未来へ駆けつけた(この手段はStream本編終盤でも重要な要素となる)。
物語終盤、崩れゆく施設で閉まりかけた扉を持ち上げた後、光親子と別れ、過去に戻った。
Stream本編でバレル大佐のプログレスPETに傷がついているのはこの時のものである。
※律儀にこの映画でのプラグインシーンでは、PETに傷がついていない。
出典:ロックマンエグゼ 光と闇の遺産、劇場版ロックマンエグゼ製作委員会2005、2005年3月12日
出典:ロックマンエグゼStream、テレビ東京、小学館プロダクション、XEBEC、2004年10月2日~2005年9月24日放映。
Stream第50話「バレル大佐」にてワイリーが、
「過去の人間が必要以上に未来に関与することは危険である」とバレルから聞かされたと言っているが、
この劇場版では未来で起こったデューオと何ら関係のない事件に直接手を出している。
その理由は、バレル大佐はStream第2話でデューオにより20年の時を遡って紋章を与えられており、
未来(熱斗たちの時代)での非物質化現象により13個のデューオの紋章を集結させることができなければ、
デューオの地球抹殺の試練を乗り越えることができないため、やむなくカーネルの時空サーベルの力や時空間の歪みを利用したと思われる*4。
また、この劇場版の話ではバレル大佐は既にデューオの紋章を持っているはずだが、
彼はそれについて言っておらず、また自分が熱斗たちよりも過去の時代の人間であることについても言っていない。
これは、バレル大佐自身の「過去の人間が必要以上に未来に関与することは危険」という言葉から、
20年後の未来の人間たち自身の手で解明すべき、いわばデューオの試練の一つである、と考えていたのであろうか。
感謝するよ、私の最終進化に協力してもらえて
◇Dr.リーガル
CV:中多和宏
AXESSの最終決戦でレーザーマンとともに電子分解され*5、データの状態で裏電脳世界を彷徨っていたが、
その際、廃棄されていたワイリープログラムを発見、一体化してネビュラグレイへと変貌する。
そして完全な進化のために祐一朗を誘拐する。
Streamでもそうだったが、肉体を失い電子データの存在になってしまったため、
現実世界に干渉する場合はディメンショナルコンバーターを出現させてディメンショナルエリアを展開する必要がある。
このタイプのコンバーターはAXESS第23話「戦慄の超エネルギー」で名言された通り、
ナビのHPをエネルギー源に起動する悪魔の兵器で、恐らくAXESS序盤や終盤で誘拐したナビたちを引き続きエネルギーにしているのだろう。
またStream第50話「バレル大佐」では、地球上に大量出現したアステロイド軍団の攻撃をディメンショナルエリアで完全ガードし、
またコンバーターのエネルギー源のために50体ほど誘拐していった。
またドロドロの金属生命体のようなものを使役することができ、
これはStream第47話「なんでおまえがここにいる」の回から最終話でも披露している。
この生命体をリーガルの配下であるダークロックマンが従えていたこともある。
ちなみに彼はStream第48話「きずななき者の戦い」で、デューオのプローブに改造されたことを特に忌み嫌っていること、
今度は自分がデューオを利用する番だと、それぞれ豪語していることから、
今回のネビュラグレイ事件もデューオの彗星の超テクノロジーを手に入れるための計画の一つだったのかもしれない。
というよりも、地球全体に非物質化現象を起こしたところで、デューオの地球抹殺の審判は変えられないので、このように考えるのが筋だろう*6。
実際に、リーガルは11年前にワイリー研究所から脱走する際にバレル大佐のデューオの紋章データを奪っており、
今回の非物質化現象で現代の人間全てを電子データに変換すれば、
その中から残りの12名の紋章データを回収することが可能で、デューオの彗星の制御権も得られる。
おそらく、未来の同一空間でスペクトルが稼働しているんでしょう
◇Dr.ワイリー
CV:長克巳
20年前の彼が登場。
たとえ軍事目的で使用されようと潤沢な資金があればどこでもいいとしてアメロッパ軍にスペクトルの研究を持ちかけた。
そういうマッドな面は見せているが、基本的にはいい人。
またバレル大佐のセリフから彼もヒカリタダシプログラムの残りの回路図が祐一朗の網膜パターンと知っていたことが判明している。
ちなみに、Stream第2話でデューオの試練が始まった直後、
20年の時を遡り当時実験中だったバレル大佐が強烈な光を目撃すると同時に紋章が与えられ、
トラブルにあったと聞かされたワイリーが大佐の身体を調べた際に、大佐の手のひらに奇妙な紋章(=デューオの紋章)を発見し、そのデータを保存していた。
そのため、この劇場版の時点で20年前のワイリーはデューオの試練の一端に触れている。
◇光正
故人。よって回想シーンでのみの登場。
ワイリーとともにスペクトルの研究をしていた。
◇フットマン
名人見習い操るナビとして登場し、OP映像でロックマンと対決。
アクアタワーとギガキャノンの一撃で敗北していた。
◆じーさん
◆孫
◆切札勝舞
それぞれ「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」組は開始直前、勝舞は冒頭のコラボ動画と本編にゲスト出演した。
でんじー組はエグゼ側のエンディングテロップにキャスト紹介され、最後に「おじゃましました。」と表記されている。
用語
・非物質化現象
現実世界を巨大な光の柱が動き回り、それに取り込まれた全ての物質が電子データに変換されてしまう現象。割と融通が利く
回路図のように非物質化を展開していくが、最終的には地球全土を非物質化させ、
電脳世界と現実世界の間で逆転現象を引き起こし、地球が巨大な電脳空間へと変貌する。
電子データの変換パターンと回路図から祐一朗は後述のスペクトルが原因だと気付いた。
・トリニティ・ブレイン社
トライデントタワーという建物にある会社。
二ホン最王手の企業であり、そのコンピュータは全国のライフラインを総括している。
スペクトル実験の当時のスポンサーで、ヒカリタダシプログラムを会社のメインプログラムにしていた。
ネット警察側の人間にファイヤーウォールを突破されたり、ヒカリタダシプログラムを奪われたり、非物質化現象に巻き込まれたり、と災難続き。
・スペクトル
20年前、熱斗の祖父、光正とDr.ワイリーが共同研究していたもの。
人間の思考や感情を電脳世界でリンクする革命的な未来型ネットワークシステムであり、
人体を特殊なデータに変換し、人間が電脳空間を自由に行き来することが出来ることを考えたシステムである。
スペクトルは対をなす「ヒカリタダシプログラム」とDr.ワイリーの作り出した「ワイリープログラム」の二つのプログラムで成り立ち、
二つ同時に存在することで初めて完全に機能し真価を発揮できる。
ワイリーは光正の反対を押し切り、計画をアメロッパ軍に持ち掛け、彼の離脱により、こちらのプロジェクトは解散。
ヒカリタダシプログラムはスポンサーであったトリニティ・ブレイン社にメインシステムとして接収された。
上述したように、実は映画公開のかなり前の段階であるStream第14話「バブルGoGoGo!」の回のラストで、名人がこの単語について述べている。
もしかしたら、かつてシェードマンが求めていたインターネット奥深くに眠る宝のプログラムの正体は、
スペクトルの片割れであるワイリープログラムだったのかもしれない。
・ヒカリタダシプログラム
スペクトルの研究で作成されたシステムの一つで、「光の遺産」。
当時のスポンサーであったトリニティ・ブレイン社にメインシステムとして接収されており、現在でもメインシステムとして現役であったが、
敵に奪われ最悪の事態になることを避けるため光祐一朗の指示でロックマンにドリームソードの一撃を受ける。
なお、実は光正は悪用されるのを考慮していたのか、プログラムを故意に未完成にとどめており、
完成のためには彼の息子である祐一朗の網膜パターンによる網膜回路が必要であった。
・ワイリープログラム
スペクトルの研究で作成されたシステムの一つで、「闇の遺産」。
アメロッパ軍の島でスペクトルの研究に使用されていたが、研究が中断され、
Streamでのバレル大佐の未来への時空移動を成功させた一週間後、裏電脳世界へ破棄されていたが、
同じくAXESSでの最終決戦で肉体を失い電脳空間を彷徨っていたDr.リーガルが偶然それを発見、一体化する。
・KA-222
南海にある名もなき孤島で、本劇場版とStream本編で重要なカギを握る場所。
20年前まではアメロッパ軍の軍事施設があったが、スペクトル実験の失敗(=本劇場版の事件)後は施設は閉鎖されている。
スペクトル実験設備と旧来のアメロッパ軍兵器は残されていたため、Dr.リーガルが悪用する。
劇場版事件後以降のStream第50話「バレル大佐」では、アメロッパ軍がこの孤島を完全に放棄し、
ワイリープログラムも廃棄処分が決定しているとワイリーが述べる。
同話にて、最後のデューオの紋章を持つバレル大佐が20年後にタイムジャンプするため、
ワイリーと共に再びこの地へ訪れ、スペクトルを起動することになる。
・ナンバー1017
Dr.リーガルが使役していた、旧アメロッパ軍のロボット兵器の一体(赤い方)。
その容姿は、他のロボット兵器共々ドリームビット系のウイルスの見た目に酷似している。
装甲部の弱点と状況が見えずに発砲するという二つの欠陥がある。
Dr.リーガルによる改良もあるのかもしれないが、ロックバスターやフミコミザンをはじく装甲を持っており、
バンブーランスと弱点への一撃以外は効果がなかった(バンブーランスは弱点も攻撃はしている)。
・ネビュラグレイ
スペクトル(ワイリープログラム)とDr.リーガルが一体化して生まれた電脳生命体。
その力は圧倒的で、ヒカリタダシプログラムを吸収しただけでトリニティ・ブレイン社のサイバー空間を壊滅させ、
覚醒直前には咆哮するだけで非物質化現象を世界中で起こせるようになった。
あと10分で最終進化を遂げるというタイミングでフォルテクロスロックマンが覚醒。
手も足も出ずフルボッコにされてしまいダークネスオーバーロードでとどめを刺された。
明言はされていないが現れたオーラのシルエットがそれっぽいため、
フォルテがStreamでのスラーとの決戦で言っていた吸収したバグとはネビュラグレイの残留データだと推測できる。
・フォルテクロスロックマン
ネビュラグレイとの決戦で、Dr.リーガルに吸収されかけたロックマンがフォルテに自身の究極プログラムを吸収させることで誕生。
フォルテ主導で吸収したが、ロックマンの究極プログラムを制御できなかったため、オペレートこそ不可能だが、ロックマン主体の姿となった。
ゲーム版同様にゴールドカラーとシルバーカラーが登場しているが(なお、変身シーンはよく見ないと見失うほど一瞬)、
ゴールドは最初の覚醒シーンと突撃くらいで、あとは攻撃を避ける際に変身したシルバー状態が活躍している。
そのため「ゴールド若干扱い不遇じゃね?」と言う声も。
ネビュラグレイとの決戦後は力尽きて倒れてしまい、Dr.リーガルによって道連れにされそうになるが、
ロックマンはプラグアウトに成功し、フォルテは再び裏電脳世界に行くことになった。
WINNER! 光熱斗&ロックマン!
追記・修正はフォルテクロスロックマンになってからお願いします。
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▷ コメント欄
- 普段のアニメの方が仕方ないとはいえ省エネ作画やバンクがほとんどだったから、滅茶苦茶うごく熱斗くんのローラースケートやフォルテの二刀流には驚きながら楽しみましたっけ -- 名無しさん (2017-11-21 07:28:13)
- アニメのフォルテ雑魚すぎるな -- 名無しさん (2017-11-21 14:06:10)
- ↑しゃあない、ゲットアビリティプログラムないうえ産まれたばかりだからある程度は強くても何年も力をつけた原作には力は及ばないし。立場的には本家のほうに近いかも知れない -- 名無しさん (2017-11-21 16:09:15)
- 敵ながら、頭を吹っ飛ばされたネビュラ・グレイのところと、そのドロドロになった残骸から仰向けになってるリーガルの描写も、ちょっと怖いぞ。 -- 名無しさん (2017-11-21 19:31:44)
- 当時映画館に行った人に質問です。これが終了してデュエマを観ずに退席した人が多いと聞いたのですが本当ですか? -- 名無しさん (2017-11-22 00:50:11)
- ↑同時上映物ではそういうパターンはわりとよくあるからね。逆の場合(優先して見たいものが後)は最初のも見るってパターンも多そうだけど(経験談だから真実は不明)。 -- 名無しさん (2017-11-22 00:57:12)
- ↑別の同時上映作品見に行ったとき、自分の目当ての映画が初めにやってその後の映画のアニメは見てなかったから途中で退席したことある -- 名無しさん (2017-11-22 01:40:02)
- 同時上映…ワンピースの映画が終わった時に勘違いした幼い弟が勝手に出て行ったせいでデジモンを見れなかった苦い記憶が…島根にパソコン… -- 名無しさん (2017-11-22 19:34:18)
- 映画単体で観ても面白いが、本編のデューオの試練と交えて考えてみると一層面白い -- 名無しさん (2018-05-22 19:20:00)
- 映像ではダークネスオーバーロードを放つFXロックマンだが、ゲームのFXロックマンは当然そのような芸当はできない -- 名無しさん (2019-04-23 16:29:12)
- アニメのサーチソウルがサテライトレイを使ってるし、その辺りはね -- 名無しさん (2019-05-12 11:52:58)
- 今見ても作画がヤバい。めちゃくちゃぬるぬる動くし、細かい部分まで描き込んである だからパパの拷問シーンもトラウマになるんだけど -- 名無しさん (2022-02-05 11:04:26)
- ↑1 拷問シーンは容赦なき執拗さを感じられるモノであったよな。 -- 名無しさん (2022-11-22 14:56:22)
- 期間限定配信するんだ -- 名無しさん (2023-03-31 20:31:44)
- 動画公開記念に公開された拷問装置の設定画の展開に笑う -- 名無しさん (2023-04-08 19:41:47)
- まりこ先生がコスプレしているが場面転換前の時のセリフが「宇宙艦隊エ…」日高のり子声のエで始まる宇宙艦…ガンバスター? -- 名無しさん (2023-05-24 17:11:06)
- フォルテクロスロックマンのためとはいえクロスフュージョンじゃなくてプラグインで決着つけるのがちょっと嬉しかった -- 名無しさん (2024-01-23 03:39:05)
#comment
*2 強いて例を挙げるのであれば、例えば29話の場合はこの話で炎山がカーネルが20年前にアメロッパ軍で活躍していたナビであることを知り、アメロッパ軍にアプローチをかけるためこの後に劇場版だと不自然と言えるか。
*3 そもそも究極プログラムを持つブルースをすでに吸収していたとはいえ、フォルテはかつてゴスペルに吸収返されており、そのゴスペルはバグスタイルとなったロックマンに吸収されているため、究極プログラムの力量的には「ロックマン>フォルテ≒ゴスペル>ブルース」となると思われるため、充当な結果と言えるか。
*4 本編ではアステロイド討伐やスラー撃退のためには、時空サーベルによるカーネルの時空移動を頻繁に行っている。
*5 なお、映画で使用されているのはAXESS当時のものではなく新規映像となっており、断末魔の叫びもAXESSのときとは異なる。
*6 デューオの地球抹殺の方法は、ネットワーク文明が始まる30年前の地球に彗星を打ち込み、ここから彗星を起動させてその後の未来の地球諸共、宇宙から消滅させるため。本編で語っていたディメンショナルエリアで地球を守ると言うのはぶっちゃけ詭弁だろう。
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