超神龍バイラス・テンペスト

ページ名:超神龍バイラス_テンペスト

登録日:2020/03/30 Mon 23:56:30
更新日:2024/05/17 Fri 11:10:23NEW!
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デュエル・マスターズ プレイス デュエル・マスターズ ドラゴン 自然文明 アース・ドラゴン ゲームオリジナル 進化クリーチャー 石黒史剛 スーパーレア 自然文明のクリーチャー 自然文明のドラゴン dmpcd-01 超神龍 マナ送り 超神龍バイラス・テンペスト 超神龍バイラス・ゲイル デュエプレ出身カード



吹きすさぶ生命の息吹、鳴り止まぬ大地の衝動。



輝く嵐とともに伝説の龍が顕現する。

*1



超神龍ちょうしんりゅうバイラス・テンペスト》とは、TCGデュエル・マスターズ」及びDCG「デュエル・マスターズ プレイス」に登場するカード
第2弾「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」に収録され、火・自然のドラゴンを主体とした構築済みデッキ「超竜の咆哮」にも再録された。



スペック

超神龍バイラス・テンペスト SR 自然文明 (8)
進化クリーチャー:アース・ドラゴン 12000
進化-ドラゴン
T・ブレイカー
バトルゾーンに出た時または攻撃する時、ランダムな相手クリーチャー1体をマナゾーンに置く。

デュエプレのゲームオリジナルカードとしては初のSRとなるカードで、進化元をドラゴンに指定するアース・ドラゴンの進化クリーチャー。
DCGらしくランダム処理が絡む能力を持っている。


盤面を打開する事に長けておりパワーが12000有るため大体のクリーチャーは討ち取れる。
また、パワー負けして殴って越えられない場合はバトルゾーンに出た時か攻撃する時に相手のクリーチャーをマナ送りにして除去する能力を持つため、これで葬る事が可能。
召喚酔いしない進化クリーチャーの性質上即攻撃が可能なため、バトルゾーンに出たターンにはほぼ2体の除去が確定する。
タップしているクリーチャーを殴れば3体の除去も可能。
このマナ送り除去はマナ送りにされるクリーチャーはランダムで決定されるためクリーチャーを選んではいない。
厄介な《光器ペトローバ》も処理出来る。
当然マナ送りは破壊ではないので破壊された時に発動するクリーチャーの能力や、スレイヤーなどを使わせずに処理させることができる。
まさに進化ドラゴンらしい派手なフィニッシャーであり、相手の盤面を荒らし尽くしてくれる。


しかし、無視できない欠点も有る。
まず、マナ送りにするクリーチャーはランダムで決定されるため、相手のクリーチャーが多ければ処理したいクリーチャーをマナ送りにできない可能性がある。
攻撃対象に選んだクリーチャーがマナ送りに選ばれてしまうこともあり、その場合は攻撃を空振りしてしまう。
先程単体で3体の除去が可能と書いたが、この仕様があるため3体除去は安定しにくい。
コントロールで使おうとすると能力の発動がアタックトリガーかつパワーが高いが故にT・ブレイカー持ちなのがネックになり、タップされているクリーチャーがいないと能力の発動のためにシールドを殴らなければならず余計なS・トリガーを踏んでしまう可能性がある。
また、先程破壊ではない除去である利点を述べたがマナ送りの除去は相手のマナを増やす行為であるので場合によっては利敵行為になりかねない。


現状進化ドラゴンクリーチャーでは最も重いコスト8である。
進化元となるドラゴン自体も重いため、このカードは結構重い部類に入る。
同じ進化ドラゴンクリーチャーには6に《超神龍アブゾ・ドルバ》、7には《超竜バジュラ》が存在する。
《アブゾ・ドルバ》はやや癖があるため専用デッキを組んでの運用になりやすいが、単純に強力な《バジュラ》はライバルとなる。
とはいえそれぞれ色が違い、性質と役割も異なるため差別化は十分に可能ではあるし、共存させることも出来る。
実際、ドラゴンをコンセプトとした構築済みデッキ「超竜の咆哮」には《バジュラ》と共に再録されている。*2



TCG版

超神龍バイラス・テンペスト SR 自然文明 (8)
進化クリーチャー:アース・ドラゴン 12000
進化-ドラゴン
■T・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャー1体を選び、持ち主のマナゾーンに置く。

コラボデッキであるDMPCD-01「デュエマプレイス・コラボデッキ 超竜の君臨&天門の降臨」にてついに本家TCG版にも登場。


能力には調整が入っており、デュエプレではDCGの性質を生かしたランダム効果による除去だった能力がTCG版では相手クリーチャーを指定するように変更されている。
除去する対象を自由に選べるようにはなっているため、cipやアタックトリガーで実質的に《ブラッサム・トラップ》を撃てると言える。
既に相手にとっては不要に近いようなクリーチャーを選んでしまうことでマナブーストに逆利用される可能性も減った。


一方で調整は利点ばかりではなく、デュエプレでは可能だったアンタッチャブルの除去が不可能になってしまっている。
まあデュエプレ版も所詮はランダムなので、狙ってアンタッチャブルを始末できる訳ではないが…。


DMPCD-01の収録カードでは間違いなくトップクラスのパワーカードであり、【ヘブンズ・ゲート】デッキである「天門の降臨」との対戦では非常に刺さる。
能力自体は悪くはないのだがはっきり言って現在の環境において進化元指定ありの8コストクリーチャーでこの性能というのはかなり厳しい。
8コストの緑ドラゴンという時点で《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《百族の長 プチョヘンザ》という強力なクリーチャーが存在しているし、それ以外にもライバルは多く、このクリーチャーではインフレ&高速化した現在の環境だとファンデッキにすら居場所はないと言っても良い。
ただし、革命チェンジなどの能力と組み合わせると能力や進化元が再利用できるため、面白い動きが可能かもしれない。



備考

おそらく元ネタとなったカードは、同じ白いドラゴンで自然文明の進化ドラゴンクリーチャーの《超神龍バイラス・ゲイル》。
現実では《超竜バジュラ》と《超神龍アブゾ・ドルバ》と同じDM-08「闘魂編 第3弾 超神龍の復活」で収録されていたカード。
《バイラス・ゲイル》はデュエプレでは未実装であり、その代わりが《バイラス・テンペスト》になったのだと思われる。
名前もゲイル(突風)に対してテンペスト(嵐)と関連性をイメージさせている。
スペックは以下の通り。


超神龍バイラス・ゲイル SR 自然文明 (5)
進化クリーチャー:アース・ドラゴン 9000
進化−自分のドラゴン1体の上に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、S・トリガーを使って自分の呪文を唱えたとき、その呪文を墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。
W・ブレイカー

見ての通り全然似ていない。
比較的単純に強力な《バイラス・テンペスト》と比べるとかなり癖が強く扱い難い。
現実のデュエマでは当時から《深緑の魔方陣》を用いて延々とトリガーを使い回すコンボが考案されたりはしていたが如何せん派手さもなければ安定性もなく、かなり弱めのカードとして認識されていた。
現在では強力なトリガーと暴発手段の増加によって専用デッキが考案されているレベルのカードとなったが、現状のデュエプレのカードプールではコンボで使うにもロクに扱えない状況。
魔改造強化するにも面影を残しつつやるのは難しいと判断されたのか、別物の新規カードである《バイラス・テンペスト》に差し替えられたのだと思われる。
まあ、同弾には面影が全くなく「誰だお前」と言われる程に魔改造されたドラゴンがいるので完全な憶測に過ぎないが。




輝く追記・修正とともに伝説の項目が顕現する。


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  • ゲイルは強風でテンペストは嵐 -- 名無しさん (2020-03-31 00:19:36)
  • ピピッチゲイザーから売店並べられると大概死ぬ -- 名無しさん (2020-03-31 07:15:10)
  • 赤緑ドラゴンで使っているがバジュラと組ませると相手の場がすごいことに -- 名無しさん (2020-04-03 00:02:23)

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*1 画像出典:Twitter イラストレーターあかぎ うんど (akagi)氏 @akagiund 2020年2月28日掲載 https://twitter.com/akagiund/status/1233393965098921984 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids
*2 《アブゾ・ドルバ》は同日発売の別のデッキに収録されている。こちらは闇文明がコンセプトで能力を活かすための墓地肥しギミックが入っている。

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