雛見沢大災害(ひぐらしのなく頃に)

ページ名:雛見沢大災害_ひぐらしのなく頃に_

登録日:2020/02/26 Wed 04:22:38
更新日:2024/05/16 Thu 12:47:33NEW!
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ひぐらしのなく頃に 雛見沢大災害 鷹野三四 富竹ジロウ 古手梨花 羽入 ネタバレ項目 バイオハザード 雛見沢症候群 風土病



雛見沢大災害とは、ゲーム「ひぐらしのなく頃に」の舞台である雛見沢村で起こった未曽有の大災害である。
1983年6月21日深夜から22日早朝にかけて、雛見沢にある鬼ヶ淵沼より猛毒の火山性ガスが噴出。ガスは避難所であった雛見沢分校も覆いつくしてしまった。
更に自衛隊の災害派遣要請などが大幅に遅れたため、避難中の事故死や行方不明者も含め犠牲者は1200人以上に上り、雛見沢の住民は全員死亡してしまった。
その後政府の即時判断によって村は全域閉鎖され、上空の飛行も禁じられるなど厳戒態勢が敷かれるも、約20年後にようやく解除されることとなった。


平成18年に週刊誌にとりあげられたため、今日では心霊スポットおよび自殺場所としてたまに人が訪れる様子が見受けられる。


この災害には県知事や臨時の本部長を務める環境本部長の対応が揃って遅れていた事、住民のほぼ全員が雛見沢分校へ避難したはずにも拘わらず行方不明者が20人以上いる、不自然な弾痕が残されている、オヤシロ様の生まれ変わりとされる古手梨花のみ他殺体で見つかったなど不審な点も多かった。
その後34号文書というこの災害がまるで計画されていたかのような文書を当時雛見沢にまつわる怪死事件を追っていた定年退職済の元刑事・大石蔵人が入手し、現職の刑事である赤坂衛と共に封鎖の解かれた雛見沢へと訪れた。
しかし、鬼ヶ淵沼は全面がコンクリによって埋め立てられてしまい調査することもできず、真相はわからないままで終わってしまった。


もし、真実を知っている方がいましたらこの項目を追記・編集してください。
それだけが私の望みです。



[#include(name=テンプレ2)]





















この先、「ひぐらしのなく頃に」の根底に関わるネタバレがあります。




















「全小隊、滅菌を開始せよ。」



我こそはオヤシロさまなり。


今こそ神の領域に至ったものなり。


我は肉体が滅びようとも永遠にこの地で語り継がれるのだ!!





雛見沢大災害の正体は鷹野三四と自衛隊の特殊部隊・山狗が起こした終末作戦という名の計画的な大量殺人テロである。


彼女がこのテロを起こした理由は彼女がこれまで祖父と共に生涯をかけて行ってきた研究にあった。


祖父、高野一二三は戦時中に雛見沢村の出身の兵士のほとんどが戦地において精神に異常をきたしたことを不審に思い、その原因が雛見沢特有の寄生虫による風土病「雛見沢症候群」にあることを突き止めた。


雛見沢症候群は、雛見沢にのみ生息する寄生虫による感染症で、防護服や予防薬などの感染症対策無しに雛見沢を訪れた人間すべてが感染し(主に空気感染)、強いストレスを受けたり雛見沢から離れる(現在ではこのパターンは稀)と発症してしまい、初期段階ではごく軽い発熱からはじまり幻聴が聞こえたり意思疎通の齟齬が生じることによる疑心暗鬼にかかる。(L3+)
この段階ならまだ特定の呼吸と9時間の睡眠を1週間以上行う「高野式呼吸法」による抑制は可能だが、本編段階では体内に入り込んだ寄生虫を駆逐するなどの根本的治療の術はない。そして更なるストレスを受けて進行するとリンパ腺に非常に強い痒みを感じるようになり(L4~)、
末期症状(L5)に陥ると幻視が始まり周りの人間が自分を殺そうとしている危機妄想により周囲の人間に危害を加え、最終的にはリンパ腺の異常な痒みにより主に頸部を掻きむしって動脈まで傷つけ出血多量で死亡、万一それを回避できたとしても脳に強い後遺症が残り廃人になってしまう。この段階まで進むと専用の治療薬を投与するしかなくそれでもL3までしか回復できず*1、一生治療薬を打ち続けねばならなくなるという恐ろしい病気であった。
そして「女王感染者」と呼ばれる1人の感染者(感染者である村人達が無条件で思慕する「オヤシロ様の使い」がそれであるとされる)が死亡した場合、48時間以内に寄生虫が暴走し全ての感染者が例外なくL5を発症するとされている。


高野は政府の高官を家に呼び論文(仮説段階)を披露するが、それを認めることで不利益が生まれる政府によって研究は「非現実的」と一蹴されてしまう。
そして、そのストレスや老化によって軽度の認知症にかかってしまい、最期は入院先の病院で「自分が自分じゃなくなる前に」と自ら命を絶ってしまう。


その後研究は鷹野に受け継がれ、彼女は「失意のまま死んでいった祖父の無念を晴らし、研究者として高野一二三の名を残す」ことを人生の目標にする。


彼女の執念はすさまじいものであり、猛勉強の末日本の最高位の東京大学を首席で入学~卒業。
その主席OBのみに入会資格が与えられる同窓会組織から秘密結社「東京」に参加。
政府の重鎮の役人であり祖父に恩があるという小泉という強力な後ろ盾を得ることに成功。
防衛省や厚生労働省の幹部を味方につけ、政府が兵器用の毒薬や毒ガスの研究を行うために結成した自衛隊の防諜部隊「山狗」を擁する入江機関の最高権利者になり、防衛省に身柄を移す都合上「三佐」の階級を手に入れ、必要になれば日本の県警から政府まで動かす力を手に入れた。
この過程で「緊急マニュアル第34号」という万一の事態に備えたシナリオが制定されることにはなった。


しかし小泉が急逝したことで、元来小泉一派を疎ましく思っていた連中が一気に勢いをつけだし、小泉一派や関係者に対して『粛清』と呼ばれる程の見せしめ的な人事を行使し、それは入江機関にも容赦なく降りかかる。
研究期間を3年に縮小することを決定されてしまい*2、3年では到底研究を完遂出来ないため、鷹野は単身新理事会に研究の無期延長を求めて嘆願するが、逆に研究を嘲笑され研究中止の意向をより強めてしまう結果に終わった。
絶望に打ちひしがれていた所に訪れた『野村』と名乗る女性に、自身の目的を「研究を否定した面々への復讐だ」と吹き込まれた上で「雛見沢滅亡」という形で雛見沢症候群および祖父の名前を論文に残すことを提案される。
どういうことかと言うと、「女王感染者が死亡した場合、感染者は全員L5を発症するので雛見沢の住人を全員隔離封鎖して始末する」緊急マニュアル第34号を意図的に発動させようと囁かれたのだ。


元々研究第一でそのためなら人命も軽視していた鷹野だが、常識はあり、良識も多少は持ち合わせていたのでこれほど常軌を逸したことは考えていなかったのだが、
この時点で「何をしてでも高野一二三の名と研究を後世に語り継がせる」という目的の執着で半ば狂気的な精神状態に陥ってしまっており、その弱みに付け込まれた形で提案を受け入れてしまった*3


その作戦の詳細…もとい「緊急マニュアル第34号」の全貌は皆殺し編にて描かれており、結果村人は全員死亡。そして『野村』の思惑通りにこの作戦の実行許可を出した総理は責任を取る形で辞任する形となってしまった。
一方でこの事件は冒頭の通り「火山性ガスによる災害」で片づけられてしまい(内々では「入江機関が暴走し無用な殺戮を働いたのを政府が隠蔽した」ことになっている。つまり最初から誰も雛見沢症候群など信じてはいなかったのである)、高野一二三の名は後世に残ることは無かったようだ。


【雛見沢大災害に関わる主な登場人物】


表の顔は入江診療所に勤める金髪ロングの看護婦。
本当の顔は「三佐」の階級を持つ入江機関の最高権力者である。
前述のとおり、雛見沢大災害の実行者。本編では雛見沢症候群の研究のために1年目のオヤシロ様の祟りの実行犯である雛見沢症候群発症者を検体として確保し生きたまま解体している。
また、3年目に祟りに見せかけて梨花の両親を殺害。そして、5年目の祟りとして富竹ジロウに雛見沢症候群を発症させる薬を打ちこみ殺害。ここまではほぼどの編でも行われている流れである。
2年目・4年目の事件には直接関与していないが、4年目の実行犯を匿うのに関与はしていると考えられる(診療所の実権は彼女が握っているため)。


全てのルートで雛見沢大災害を実行できている訳ではなく、失敗する世界線も存在している。
また、本人は既に雛見沢症候群に罹患しているためルートによっては雛見沢症候群を発症することもある。


表の顔は雛見沢村に唯一存在する病院「入江診療所」の所長であり雛見沢ファイターズの監督。
本当の顔は「東京」から派遣された入江機関の名目上の最高責任者。階級は二等陸佐。
雛見沢症候群を研究する機関創設の際に「女性が所長であることを避けたい」という「東京」の意向により立てられた仮初の責任者であるため、権力は鷹野に劣る。
彼の父親は事故で頭を強く打った事で優しかった性格が豹変し、母親をはじめ周囲に暴力を振るうようになり、最終的に路上で愚連隊もどきに返り討ちに合って死亡してしまう。
母親は夫の暴力に耐えかね夫との離別を決意し、息子の説明にも理解を示さないまま父親を憎みながら死んで行った。
この悲劇を繰り返さないため、同じ問題で苦しんでる人達を救う為に精神外科医の道を選んだ。
そして精神外科手術(所謂ロボトミー)で脚光を浴びるが、精神外科手術そのものが倫理にそぐわないとの世間からの批判を受けるようになり、医療界において精神外科医が追放されてしまったため彼も立場を追われ、細々と地方大学の医局で働いていたところをスカウトされることとなる。


雛見沢症候群に対しては真相解明と根絶を目指しているため、軍事利用には否定的であり、鷹野に対しては目的の違いによる嫌悪感のため必要最低限の接触しかしていない。
入江機関があと3年の猶予と宣告された時点では雛見沢症候群の完全な治療こそまだ確立していないものの、発症や悪化を防ぐ術についてはある程度目途がついた状況であり、それでいて軍事利用もしない方針が確定したので入江としては願ったり叶ったりであった。完全な解明を望む鷹野とのすれ違いが、彼女を終末作戦へと駆り立てることになってしまう。
また、終末作戦のプロセスのひとつ「富竹ジロウの怪死からはじまる入江機関の暴走」を装う為の負のシンボル(犯人)として最後は口封じの為殺害する事が決められているようで、そのため雛見沢大災害が起こる際には山狗によって(直接の描写は無いが)睡眠薬の服毒で死亡することが多い。


表の顔はフリーのカメラマン。
本当の顔は「東京」の連絡員であり二等陸尉。山狗及び入江機関の暴走に備えて戦闘部隊である「番犬」部隊を呼ぶ権限を唯一与えられている。
元々は不正規部隊の射撃教官を務める程の射撃の腕前だったが、事故で目を負傷した事が大げさに受け取られ自衛隊内ではこのような事務方ばかりさせられているが、その腕前は全く衰えていない。
鷹野三四に対して好意を抱いているが、鷹野に雛見沢大災害の作戦に買収に誘われてもどの編でも即答で必ず断る正義感の持ち主である。
入江機関の監視役としての意味合いが強く、更に山狗を鎮圧できる権限を持つ事から野村の計画である「入江機関の暴走」を装うために殺害される事が決定づけられている。彼が雛見沢症候群の急性発症で死亡すればそれが唯一可能な入江機関所長である入江が真っ先に容疑者として「東京」に追及される為である。
大抵、どの編でも5年目の祟りとして鷹野によって雛見沢症候群の発症薬H173を打ちこまれ末期症状を引き起こし、喉をかきむしって死亡することとなる。
富竹の死体が発見されたことにより物語が急変し、登場人物の疑心暗鬼が深まり誰かが狂っていくので時報と呼ばれることも。


表の顔は小此木造園の社長。おべっかが上手くウィンクの似合う男性。
本当の顔は鷹野が指揮している「山狗」のリーダー。階級は二尉。
暇潰し編にて雛見沢のダム開発の中心議員である犬養議員の息子を誘拐した実行犯の一人(アニメ版では別のモブキャラに差し替え)。
元々は戦闘職の出身で、格闘などにおいても実戦本意の実力を持ち、柔道の名誉顧問になる大石を軽く返り討ちにする程。それ故あくまで防諜部隊(彼曰く「技術屋」)の山狗ではなく戦闘部隊である番犬の方が良かったと内心愚痴っている。
基本的に作戦を遂行するために感情を挟まない上に手段も選ばないが、戦闘をかなり望んでいることもあって恩義や尊敬している人物には敬意を表して温情を見せる場合もある。
なお、雛見沢症候群のことは理解しているが、滅菌作戦の根拠である『女王』が死ぬと村人がL5を発症するというのは否定的に考えている作中における希少な人物でもある*4


思想によるものではないが鷹野(それを上回る形で恐らく野村にも)に買収されているため陰謀に直接関わっており、更に彼が表立って目立つ編ではハッピーエンドを迎えるための都合から、
因縁があり人外の域に達していた赤坂が全ての元凶とはいえ装備を脱いでステゴロで決闘するなどのパッとしないところが目立つものの、基本的に冷静沈着故におかしな命令は出さないため*5
どれだけイレギュラーな事態が起き続けても山狗は錯乱からの暴走は全く起こしておらず、間接的に大災害を阻止した場合は部外者が何も知ることなく平穏な日々を過ごせることにも繋がっている*6


  • 高野一二三

雛見沢症候群の発見者であり第一人者。本編では故人。
前述の理由から雛見沢症候群の存在を突き止め、鷹野と共に研究を行っていた。
しかし、この研究により盧溝橋事件の真相が国民にばれてしまうことを恐れた政府により揉み消され、更に論文を「ユニークな妄想」「寄生虫が神の芸術の如く人間の思想を支配するなんてとんだ危険思想」…など散々否定されてしまう。
最後は老眼や軽度の認知症を発症してしまったことで研究の続行が不可能になり、悲観のあまり入院先の病院内で自殺してしまう。
本来の家族とは長年別居しており音沙汰が無かったが、彼の死後になってはじめて彼の財産目当てに押しかけてきた。鷹野曰く「ハイエナのような連中」。
ちなみに遺族達は彼の研究に関して薄気味悪がっていたこともあり、研究関連の遺物は鷹野が引き継いでいる。


なお、寄生虫は後に実在が明らかになったものの、後の最新機器ですら通常の方法では確認出来ず、寄生虫の生態上死者を解剖しても確認出来ず、生きた人間を解剖などしないと確認できないという代物だったため(鷹野達もそんな性質だとは知る由もなかったため、雛見沢に移った直後から研究は頓挫しかけた)、なぜ確証を得ていたのか胡散臭い所もあったりする。一応世界中の史料を漁ってそれに類似している事例から推察したとされているが、そもそも注目する契機となった件の事件も精神病だったからとは(ユーザー的にはまだしも)客観的には断定できない状況。精神病としてみてもやはり根拠として断定的に主張するには力不足で、これに関しては学会の権威達の指摘は正しい。


また元来人付き合いが苦手な性分で、それ故賛同者を集められなかったのも事実である。
これに関しては鷹野も唯一反面教師にしており、学生時代から勉学のみならず他人との交流も積極的に行っていた。


  • 小泉

「東京」の幹部であり高野一二三と親交があるため一二三の意思を受け継いだ鷹野の研究を全面的にサポートする。
しかし、研究が佳境に入った際に急性心筋梗塞で死亡する。
入江機関に対する評価や莫大な予算配分は彼の権力によるものであり、高野の研究の成果に対する評価によるものではなかった。
寧ろ研究に否定的な者達の方が多かったが、彼の威光により無理やり押さえつけられて意見を出せなかったに過ぎず、そのため小泉の死後、入江機関に対して予算の縮小や3年後に解体などの逆風が吹き荒れることとなる。


ここまで見ると鷹野の良き理解者でありスポンサーに見えるが、実は高野の研究にたいして圧力をかけて中止させる命令を出したのは小泉である。
理由は、盧溝橋事件の際に雛見沢出身の兵士が発砲した可能性が拭えず雛見沢症候群が世間に露見することで歴史論争の勃発および真相の露呈を恐れた更なる高官の命令を受けたため。
また雛見沢症候群に対しても軍事利用が出来るかどうかが主であり治療については考えていない*7
それどころか賄賂によって危険性のある薬物を向精神薬として認可させた結果、服用者が異常行動の末に自殺をするという「ローウェル疑獄事件」に関わっている事もほのめかされており、更に女癖も悪かった事も知られている事から決して善人・人格者とは言えないどころかかなりの極悪人である可能性が高い。


とはいえその高官亡きあとは友を手助けできなかった事を悔い、その償いとして彼の研究を正式に引き継いだ鷹野を最大限に支援しており、彼女にとっては自分を孫として可愛がり晩年まで支え続けてくれた「もうひとりのおじいちゃん」であった。


  • 野村

「東京」の人間で鷹野に終末作戦の実行を教唆した女性。
本名は不明。鷹野には『野村』と名乗っているが別の人物には『舞沢』と名乗っていたり『高城』と呼ばれていたりする。政府の高官に幅広いコネを持ち、官房長官席にさえ電話出来てしまう立場。
ダブルスパイ、トリプルスパイ的な動きをしているが、本人は特定の思想を持っておらず、鷹野には小泉派を尊重しているような物言いをしたかと思えばその小泉派を潰す計略を他の官僚と相談していたり、果ては「東京」の意思に背くであろう海外勢力に肩入れしていたり何枚舌かと問いたくなる程のコウモリぶりを見せている。


更に大災害後には自身に繋がる証拠隠滅のためのきなくさい工作を進めるものと思われる(鷹野殺害も含む)が、それが彼女の手によるものかまでは不明。
真の黒幕にしてある意味では諸悪の根源なのだが、たまたま都合が良かったのが終末作戦というだけの話なので、目的に沿うなら善行でも何でも良かったと思われる。
そのため、悪人ではあるものの雛見沢症候群の研究によって小泉派(ひょっとしたら『東京』自体)が大ダメージを受ける事態さえなければ、
実のところ雛見沢症候群や雛見沢村に関して一切興味が無く村民にとっては何ら害の無い人物なので、大災害を阻止できた場合はリスクリターンの兼ね合いから以後村に手出しすることはほぼないと思われる。


本編主人公の一人。
鷹野の研究の結果、古手家の長女は「女王感染者」であるとされ、女王感染者が死亡すると48時間以内に雛見沢村の住人全員がL5を発症すると言われている。
緊急マニュアル34号はこの事態を想定したもの(と言っても雛見沢症候群自体が懐疑的なものである以上、こちらも懐疑的なものであり本来はフェイルセーフ的なものに過ぎない)である。


終末作戦決行の重大な存在であり、鷹野が作戦を決行するために梨花を殺害することを目的としている。
ただし、真相を知った以後はこのことを逆手にとって鷹野に罠をしかけるのに利用することもある。



【各編における雛見沢大災害】


本編において唯一決行されたかどうかが不明である。
圭一が魅音とレナを殺害後に残したメモを元に警察が園崎家へ一斉調査をかけていることが後日談としてかかれているため起きていない可能性は高い。
このことについては「いややっぱり富竹は死んでるしその他状況から結局起きたよ派*8」「魅音を殺害されたことと警察の一斉捜査によって園崎家が大暴れして決行できなかったよ派」「竜騎士先生はこの時期では雛見沢症候群及び大災害自体考えてなかったよ派」で分かれている。
ちなみに鬼隠し編の「答え」については雛見沢症候群や大災害という設定がなくとも成立はする。というか雛見沢症候群の設定を考えると超レアケースである。


梨花が詩音によって殺害され(目明し編では殺害される寸前で自殺)、遺体が48時間経過後に警察によって発見される。
エンドロールでも本編で死亡した人物以外は平成13年時点で生存と書かれており、両編ともに雛見沢大災害は明確に発生していない。(ただし雛見沢在住は1人もおらず村を離れないであろうキャラクターも全て鹿骨市在住となっており、5年目の祟りとして慌てふためく村民と御三家壊滅の状況から鑑みるに綿流し編ラストで大石が言ったようにどこかでダムの話が持ち上がり廃村になった可能性が高い)
綿流し編については初期の話であるため「まだ設定されていない」説も無くはないが、ほぼ同一世界線である目明し編でも発生していないので両編ともに「発生しなかった」ということである。
緊急マニュアル発動の根拠たる「女王感染者の死で村人(感染者)が全員発狂する」説がこの2編においては発生していないため、論文の信憑性を疑われ終末作戦の許可が降りなかったと考えられる。


ひぐらしのなく頃に祭では魅音のみ救出に成功した場合のBADENDが追加されており、こちらでは断片的にしか描かれていないが後のカケラ紡ぎでの「失敗の報復」にてBADENDの全容および後の鷹野が描かれている。
鷹野は失意の状態で公園をふらついていると、自分の研究を台無しにした詩音の姉である魅音が(圭一が引っ越してしまうまでの最後の思い出作りとして)圭一とデートしてるところを見かけ、雛見沢症候群を発症してしまう。
その結果、魅音が飲み物を買いに行っている間に鷹野は腹いせに圭一を刺殺。魅音の悲鳴を背に悦に浸っていたところで「東京」の手によって消されるという誰にも救いのない結末を迎える。


梨花が死亡しても感染者の暴走が起きなかった数少ない事例ではあるが、梨花が死んだ時点で記憶も引き継がれないBADENDなので後の世界線でもそれを確かめる術はない。
だが「澪尽し編」では……


本編においてはじめて雛見沢大災害が発生し、単語自体も登場。
圭一のみ、神社の境内で死亡している梨花を見つけたことによってL5を発症した沙都子に悶着の末橋から突き落とされたため大災害に巻き込まれず生存。
負傷しつつ村に戻った所を事後処理にあたっていた自衛隊に保護されるが、ガスによる肺水腫を起こし一時生死の境を彷徨ってしまう。懸命な治療により回復するも、大量の村人の死体がぞんざいに扱われているのを目の当たりにした圭一の精神は完全に崩壊してしまい、同年8月の自殺未遂を機に医療機関に送致され表舞台から姿を消す。
そして同年11月に過激派新聞社の記者の取材を受け、その2日後に原因不明の高熱により死亡する。
また、全国に散った雛見沢系の遺族などが錯乱し自殺したり事件を起こしたりする例が散見され、世間ではこれらの精神疾患を「雛見沢症候群」と名付けるのであった。
後に学者たちによって大災害のシミュレーションが行われ、鬼ヶ淵沼からガスが発生した場合圭一が気絶していた川原にもガスが流れ込む事が分かり、圭一が生き残る事が有り得ないという事で、自然災害としては不自然な点が指摘されている。
なお、記者はその態度に腹を立てた圭一に水に溺れて死ぬと予言され、その十数年後の平成7年に海難事故で命を落としている。


本編は昭和53年6月を舞台にした話だが、終盤でこの世界でも昭和58年に雛見沢大災害により村が全滅した事が明かされる。
主人公である赤坂は梨花から54年からの連続怪死事件、ならびに自分が殺される事を予言されていたが、自分が殺された後雛見沢がどうなるのかまでは語られていなかった事への疑問が生まれる。同時に大石から明かされた大災害に絡む捜査の一部始終や周辺の不可解な事情、梨花の殺され方とオヤシロ様信仰の繋がりなどから、この大災害はただの自然災害ではなく「オヤシロ様信仰を軸にした狂信的な集団の陰謀」ではないかという結論に至り、2人はこの災害の記憶が世間から風化されないよう、この災害の真実につながる情報を得る為連続怪死事件の一部始終などを綴った告発本「ひぐらしのなく頃に」を共著で出版した。
鬼曝し編での大石や赤坂の出番は、この流れを経たものである。


本編は学校籠城事件を起こしたレナを圭一が説得して阻止するところで終わっている(アニメ版ではCパートで大石が梨花に対して富竹が死亡したことを伝えている。)。
しかし、原作ではクリア後に解放されるTips「悪魔の脚本」(漫画版も同様の構成)、ひぐらしのなく頃に解のアニメ版1話「サイカイ」にて籠城事件の翌日に雛見沢大災害が発生し村が全滅していたことが判明。
アニメ版ではレナのみ大災害発生当時に興宮署に拘留されていたため生存し、上記の「サイカイ」にて大石や赤坂と話すシーンが描かれた。


  • 厄醒し編

アニメ版ひぐらしのなく頃に解のアニメオリジナルエピソードとして、上記の「サイカイ」から続く形で4話かけて放映された。
主人公である沙都子は梨花の殺害現場を目撃した事で山狗に追われている最中に橋から転落するも奇跡的に生存、大災害による殺害は免れた。
だが、助けを求めに学校に向かったために、虐殺された部活メンバーやクラスメイトの死体の山を目にする事となり、悲鳴をあげ気絶し茫然自失の状態に陥る。
後に病室を訪ねた大石が残した「行方不明のレナの血痕のある帽子」を見て雛見沢大災害の真相を見抜いて覚醒するも、再び大石が訪れた際には沙都子は急性心不全で死亡していた。


雛見沢大災害を起こしているのは鷹野だという事をはじめ、大災害の全貌が本編でついに発覚。
梨花はこの編でついに自らが昭和58年7月を迎える前に殺される運命であることを方々に相談し部活メンバーや大石を味方につけるのだが、相手が誰であるかまでは突き止められなかった。
その結果、強大な武力を持つ山狗や鷹野によって梨花を除く全員が射殺され、梨花も鷹野によって腹部を裂かれて殺され、結局今まで通り雛見沢大災害は発生してしまう。


本編では黒幕が明らかになったことで雛見沢大災害の内容が事細かに描かれており、他編での「雛見沢大災害」もほぼ同じ流れであったと考えられる。
鷹野は梨花を殺害後、内閣総理大臣に決済を迫り緊急マニュアル34号の滅菌作戦を発令させた。
まず、山狗一派や都市沈黙戦に特化した特殊部隊は雛見沢全域に硫黄系のガスを撒いて自然災害を装い、更に電話設備などに細工を施し外部との連絡手段を途絶し、外への街道に検問を敷いて雛見沢を封殺、一般的な自衛隊などに扮して全村民を避難所とされている雛見沢分校や公民館などに集めて窓を密閉した後、ドアの隙間から一斉に毒ガス缶を投げ込み村民たちを殺害。
窓を破って抜け出した村民は射殺した後「行方不明者」として始末、射殺痕のある死体が発見される事はなかった。
これにより雛見沢村民全員を災害被害者として葬ることに成功。
それに並行して滅菌作戦の仔細が漏れぬよう特定機密書類18点を搬出、入江診療所の地下区域に注水し扉を溶接する事で完全な証拠隠滅も図る。


滅菌完了の報告を受けた鷹野は「我はついに神の領域に至ったのだ。我を崇めよ、讃えよ、そして畏れよ!!!我こそはオヤシロさまなり!!」と声高に叫び、文字通り祟りの実行者として永遠に名を残すことになったのだった。
その後については描かれていないが、他編での描写を考えると結局は彼女や彼女の祖父の名は残せなかったと考えられる。


他編で若干生存者が居たのは、何かしらの要因で雛見沢分校や公民館に行けなかったことが功を奏したと考えられる。
ガス災害という大義名分なので行方不明者(殺害対象)を捜索する訳にもいかず、自衛隊の到着後は表立った証拠隠滅はできなかったのだろう。


梨花は鷹野が黒幕だと思いだすことはできなかったが、表舞台に立つ覚悟を決めた羽入がそれを思い出す。
「鷹野が梨花を殺す事で何が起き、誰が得をするのか」を入江に問うた結果緊急マニュアル34号の存在が明らかになり、それを阻止するために今まで接触出来なかった大人達も味方につけ鷹野に立ち向かう。
最終的には鷹野を含め誰1人として犠牲にすることなく計画を頓挫させることに成功し、梨花は念願の昭和58年7月を迎えることが出来た*9
また、鷹野の過去についても本編で描写される。というか彼女が本編の実質的な主人公である。


  • 賽殺し編

ファンディスクである「ひぐらしのなく頃に礼」のシナリオ。
祭囃し編の後日談にあたり、梨花が登場人物の誰もが罪のない世界(だれもが幸せな人生を歩んでいる)に迷い込む話。この世界では高野一二三の研究が政府によって認められ、本人が雛見沢に診療所を建て研究・開発を行っており雛見沢症候群が撲滅され、地元では名手と崇められていた。それゆえ入江診療所ではなく「タカノクリニック」となっている。
更にすべての元凶であるダム計画を村が受け容れており、それにまつわる登場人物の悲劇や連続怪死事件なども起こっていない。
そのため、前提からして雛見沢大災害が起こるはずもなく、「オヤシロ様の祟り」すら発生しない。


  • 宵越し編

雛見沢分校籠城事件でレナが梨花を含む人質を巻き込んで自殺した後の話だが、雛見沢大災害そのものは発生している。
この事から、鷹野や山狗にとって罪滅し編での籠城事件自体は、梨花の死さえ満たしていればさほど支障のない些末なものだったと思われる。


  • 鬼曝し編

雛見沢御三家の孫娘である公由夏美が主人公の話で、東京に暮らす彼女の学生生活の話がメインとなるが雛見沢大災害は発生する。大災害をきっかけに夏美の日常が段々と狂気に染まっていく…
女王感染者の死から48時間以内に全員がL5を発症するという説はシリーズ通して否定気味ではあるものの、皆殺し編で災害以降に狂乱する雛見沢出身者が居たという伏線は敷かれていた。


  • 盥回し編

ひぐらしのなく頃に祭に追加されたシナリオ。圭一が発症しない鬼隠し編だが最終的に大災害は発生している。
L5を発症した詩音により地下祭具殿に閉じ込められた魅音のみ生存。その後は厄醒し編の沙都子と同じようにレナの帽子をきっかけに事件の真相に気づくも心不全で死亡する。


  • 憑落し編

同じく祭から追加されたひぐらしのシナリオの中でも特に救いようのないシナリオ。
北条家に帰ってきた鉄平をもし圭一・レナ・詩音の3人が協力して殺害したら…という話。
鉄平の殺害には成功するもののその現場を沙都子に見られてしまい、そこから歯車が狂っていって魅音と梨花を除く部活メンバー全員がL5を発症し、その後色々あり山狗によって梨花が殺害されるため雛見沢大災害は発生してしまう。


  • 澪尽し編

「ひぐらしのなく頃に祭」としての最終章。祭囃し編と似た道筋をなぞりながらも圭一と梨花のダブル主人公で話が進む。
(作者曰く、澪尽し編はもう一つの祭囃し編、互いに表と裏の関係とのこと)
こちらは罪滅し編で見られた「過去の世界線での記憶の継承」が鍵となっており、終末作戦を根底から覆す「48時間後」については思いつきを元にした作戦ではなく、ある人物が思い出した「事実」を元に作戦が組まれている。
また、祭囃し編では「48時間後」発覚で鷹野は「東京」から実質切り捨てられ限られた戦力で対応するしかなくなった(その為多少は善戦しており、赤坂が間に合わなければヤバかった)が、こちらでは研究反対派にプロジェクト自体を乗っ取られてしまい口封じを待つ身になってしまう。
進退窮まった鷹野はL5を発症してしまい、本来の計画をかなぐり捨てて村人全員に雛見沢症候群を発症させる薬物を散布しようとするが……


【鷹野三四という存在と古手梨花が手にした幸せな未来の因果】

祭囃し編にて古手梨花はついに部活メンバーたち「仲間」と共に生きる未来を勝ちとることに成功する。
しかし、鷹野は悪役としての立ち位置で描かれているものの、梨花が本当に欲しかった未来のためには彼女の存在がないと成り立たなかった。
彼女がいない場合は雛見沢症候群の研究が行われないので、最低でも沙都子はほぼ確定で両親殺害後にL5+の症状で発狂しまず間違いなく死亡してしまうし、
予防薬や何かの拍子で発症した患者を救う手立てなども失われてしまう。
巡り巡って沙都子の為に精神を乱した悟史による4年目の祟りやそれを経て『新しい風』が(早急に)必要という展開も無くなる可能性が高く、そうなると作中のタイミングでお魎が土地を分譲することもなくなり、圭一達も移住してこなくなる。圭一が引っ越してこない事には、村の悪習を払う事が出来ず惨劇の土壌が保たれてしまう。
そもそも鷹野が雛見沢症候群の研究を引き継いで国に周知されなければ『東京』がダム計画を阻止する理由もなくなるため*10*11、雛見沢そのものがダムの底に沈んでいた可能性も高い。
そのため、解決編のイメージソング「こころむすび」で梨花は鷹野にむけて「今度こそみんなで幸せになりましょう」と手を差し伸べている。




うみねこのなく頃に』における雛見沢大災害


同一作者の姉妹編であり、当然別世界なので作中では登場自体はしない。
しかし、魔女ベルンカステルとラムダデルタの間で「雛見沢大災害」を巡る事件が彼女達が体験した「ゲーム盤」として語られてはいる。
ゲームマスターはラムダデルタで、対戦相手が恐らくフェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラと思われる。
この際、ラムダデルタと契約を交わしたのが田無美代子であり、彼女の「神になる」という絶対の意志に応え、「女王である古手梨花を殺す」という絶対の結末へと彼女を導く加護を与えたようだ。
さらに、古手梨花はフェザリーヌの駒であったが、フェザリーヌの記憶装置が故障し「羽入」としてゲーム盤に介入した際はその神性を失ってしまったため、あるべき勝利条件を導くことができないまま無限に殺され続けるゲームを繰り返す羽目となってしまった。
そして、「祭囃し編」においてラムダデルタが「ハンデ」を与えた結果逆転勝利し、フェザリーヌと梨花の勝利として決着。
しかし、あまりに長い間出口のないゲーム盤に閉じ込められた梨花は、その性格を歪められ「賽殺し編」において魔女の人格と決別したことを機に、冷酷非情な奇跡の魔女「ベルンカステル」が誕生したとされている。
なお、『うみねこのなく頃に』の物語自体が八城十八(右代宮戦人と八城幾子)の創作である説が存在しているため、この話自体が作中設定なのかは定かではない。


余談

表向きの雛見沢大災害は火山ガス災害ということになっているが、似たような災害が現実の1986年8月にカメルーンのニオス湖で発生している。
火山湖であるニオス湖で湖水爆発が起き、それによって生じた二酸化炭素の雲が近隣の集落に流れ込んでしまい1800人もの住民が犠牲になる大惨事となってしまったのだ。
「罪滅し編」のTipsではこの事件について触れられており、表向きの雛見沢大災害のモチーフ元になったものと考えられる。




カケラを紡ぎ終わった方、追記修正をよろしくお願いします。


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  • 祟殺し編の圭一の死亡は山狗無関係じゃないかな(放置期間が長すぎる) -- 名無しさん (2020-02-26 04:40:33)
  • 鬼曝し編は大災害が起きてるだろ それが原因で惨劇が起きた設定じゃないか -- 名無しさん (2020-02-26 05:40:29)
  • ↑2圭一が記者の取材を受けたのが消される要因になった説がある 取材した記者の方も死亡してるしな -- 名無しさん (2020-02-26 05:42:01)
  • 憑落し編は魅音が圭一とレナに殺されてるから盥回し編と同じで結末ではないぞ  -- 名無しさん (2020-02-26 05:46:24)
  • これ、雛見沢症候群の記述をメインにするか、そっちを別項目に分けた方がいいような。あと阻止する祭囃しと澪尽しの評価とかも必要な記述かというと -- 名無しさん (2020-02-26 06:49:29)
  • 六軒島爆発事故の項目も作ってほしいな -- 名無しさん (2020-02-26 08:51:02)
  • 結局週末作戦決行後は鷹野も暗殺されてるらしいし、山狗も始末されてそうだから祟殺し編の圭一の死は本当に偶然なんじゃないかな -- 名無しさん (2020-02-26 11:25:48)
  • 他の『東京』に処理されたっぽいメンバーは心不全だったのに圭一だけ熱だしな。いやまあ心不全じゃなきゃいけないルールがあるわけでもないが -- 名無しさん (2020-02-26 14:01:03)
  • 語咄し編だと週末作戦決行後の鷹野が描かれてるな -- 名無しさん (2020-02-26 14:46:26)
  • 途中送信失礼 結局、本来の目的だった「高野一二三の名を残す」はできず小此木と共に閉鎖された村に戻り自殺 鷹野の死を見届けた小此木も暗殺されたというオチだったが -- 名無しさん (2020-02-26 14:50:41)
  • 語咄し編はアンソロジー集だからなー。ただ本編でも作戦の成否に関わらず処理されてそうな気はする -- 名無しさん (2020-02-26 15:09:31)
  • 六軒島の方は項目タイトル自体が盛大なネタバレになるんじゃ?完結から10年とはいえ… -- 名無しさん (2020-02-26 16:06:44)
  • ↑3 ほんと、『東京』は地獄だぜ! 時々、野村を主人公にした『東京』ストーリーとか妄想したりする…竜騎士さん、書いてくれないかなー -- 名無しさん (2020-02-26 16:10:24)
  • 猫殺し編だっけか、この大災害の前振りみたいな話あるよな。 -- 名無しさん (2020-02-26 17:12:04)
  • >「竜騎士先生はこの時期では雛見沢症候群及び大災害自体考えてなかったよ派」 やめて差し上げろ -- 名無しさん (2020-02-28 00:14:09)
  • ひぐらしはバイオハザードだった? -- 名無しさん (2020-02-29 03:38:30)
  • ↑2その説だと解答編が出たころ囁かれていた「竜騎士先生はネットの考察サイトで謎を悉く見抜かれてしまったから、予想外すために雛見沢症候群だの入江機関だのでっち上げざるを得なかった」という与太話がホントになってしまうな -- 名無しさん (2020-03-02 22:42:55)
  • 2020年版ひぐらしで野村が出てくるなら、深堀してほしい。 -- 名無しさん (2020-04-25 10:41:20)
  • ちなみに同じ年にダイナマンやシャリバンがあったりする。特に影響がなかったあたり、どのループでもきっちり勝っていたと思われる。いや、ホント、お疲れ様です…… -- 名無しさん (2020-10-17 23:04:38)
  • 鬼騙し編…山狗が撤退?しているかのような描写がある(診療所が改装中とされているが実際はどうなんだろう)から、大災害は起こる要素がなさそうに見えるけど… -- 名無しさん (2020-11-04 20:57:06)
  • 梨花が短気を起こして鉄平に返り討ちにされる世界でも、滅菌作戦は実行されなかったのかな(鉄平が梨花を殺したかどうかは分からないけど) -- 名無しさん (2020-11-12 22:06:27)
  • ひぐらしの世界においては年代が近いこともあって某墜落事故くらいにニュースとかで毎年取り沙汰されてそう -- 名無しさん (2020-11-30 20:18:58)
  • 鉄平はチンピラだけどチンピラだからこそ殺しなんて大それたことはしないイメージ。だから梨花が返り討ちに会っても勢い余って殺すことは無いんじゃないかな -- 名無しさん (2020-12-17 01:01:56)
  • よくよく考えてみては皆殺し編って鉄平にとっちゃ実は一番ましな世界線だと思う。本人は殺されず逮捕される原因になる沙都子含む部活メンバーおよび大人たちも大災害で死んでるし・・・ -- 名無しさん (2020-12-22 23:06:56)
  • 作者は綿流し編と目明し編だけ大災害は起こってないとしてるから鬼隠し編では起こってるらしいんだったか。レナ、魅音の死の捜査を進めてるようだし梨花どうなった謎で大災害起こってないじゃないかともいわれてるが -- 名無しさん (2020-12-29 07:23:01)
  • 業の世界では鷹野が告発したため起きていないことが判明。 -- 名無しさん (2021-02-02 16:27:02)
  • 高野一二三についての最後の胡散臭いって所、もしかして高野一二三は生きた状態で感染者の解剖を行ったってこと? -- 名無しさん (2021-03-17 21:43:55)
  • 澪尽し編は賛否両論の否が多いって書いてるけど、それ言い出したら解って罪滅し編以降否の量はすごかったぞ……。 -- 名無しさん (2021-07-09 00:26:34)
  • 否の量が凄いのは路線変更したからかね。確かにその辺りからホラー要素は薄くなってバトル的な要素のほうが段々強くなっていたような。 -- 名無しさん (2021-08-22 17:02:29)
  • 鬼隠し編は圭一が起こした惨劇のデータを利用して、それを根拠に大災害を起こした可能性もありそう。その後、生き残った梨花と沙都子は厄醒し編と同じ目に遭っているのかもしれない。 -- 名無しさん (2022-06-04 23:59:48)
  • ヘルプscp財団! -- 名無しさん (2023-05-20 11:58:33)
  • まあ要するに48時間以上経った死体として梨花がいきなり発見されるのが不味いだけで、分校爆破ルートとか死んだ瞬間をちゃんと把握できてれば他の要因でも終末作戦には影響ないんだろう。だからこそ綿・目・祭では園崎家地下になる訳で -- 名無しさん (2024-02-14 06:12:37)

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*1 入江曰く、この段階まで来ると脳が疑心暗鬼を学んでしまい極度にそれを引き起こしやすい体質になってしまう為との事。
*2 元々は即時中止の流れだったが、富竹や防衛庁の必死の働きにより即時解体は免れた。また3年という期間もあくまで研究完遂のためではなく、雛見沢症候群を秘密裏に撲滅するための猶予期間という扱いであった。
*3 追い込まれた精神状態でもこの提案にはさすがに当初逡巡しており、平常時なら多少追い込まれた状況でも否定していた可能性はある。
*4 雛見沢を離れると稀に発症することや一部の蜂にそういった例が見られるから…というのが作中の主な根拠なのだがあくまでも仮説に過ぎない。しかし実際に試すわけにもいかず、更に鷹野は祖父の論文を全て信じていることもあって完全に信じている。他の者も最悪の事態になりうるためにこれを前提に考えている。
*5 必要な場面以外では部下を怒鳴ったり当たり散らしたりせずその身も案じる良い隊長、バレる恐れがあるなら銃撃許可は決して出さない、完全敗北を悟ったら悪あがきをせず降伏を許可するなど
*6 祭囃し編で行われた大規模な戦闘や事故の痕跡は、村人たちが都合よく解釈したり自衛隊側が胡麻化したり梨花が適当に言いくるめるなどしてバレずに済んでいる
*7 ただしこれについてはかなり限定的な感染症なので、治療目的だと利益に繋がらず協力が得にくいことも関係しているとは思われる
*8 多少日時のズレがあっても決行された世界があったり、園崎家&古手家(次期)頭首が危機に遭い村中が騒然として、県警や特殊部隊なども出動していたので平時より村の印象が残っている者が断然に多い雛見沢分校籠城事件があった世界でさえ決行されている事からなど。
*9 厳密には、以前は山に籠って逃れたが結局捕まり殺された世界もあったようで、その世界では7月まで「は」生き延びることが出来たらしい。しかし、ずっと殺害を恐れながら潜伏していたこともあって二重の意味で苦い思い出でしかない。
*10 ちなみにダム建設阻止は鷹野の思惑通りではあるものの、住民全員が雛見沢や『女王』から離れることによる一斉発症&各地での恐慌の恐れがあったために裏工作するまでもなく建設阻止は『東京』の意向でもある。建設大臣の孫誘拐は『東京』が建設省とのコネが薄かったための苦肉の強硬策だが、それ以外にもダム阻止に向けて働きかけ続けていた。
*11 雛見沢も園崎家主体で過激な反対運動を行っていたがそれだけでは計画を頓挫させる事は不可能と思われる。仮に園崎家の計画が発動され建設省を武力制圧したとしても罪滅し編の圭一の想像どおり警察の特殊部隊などによって潰され、それを口実に国が強硬的に園崎家の当主などを一斉逮捕するなどにより反対運動そのものが鎮圧される可能性さえある。

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