登録日:2020/01/12 Sun 22:11:10
更新日:2024/05/16 Thu 10:59:24NEW!
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ゲームダッチー 機動戦隊アイアンサーガ アイサガ 冥王計画ゼオライマー 原作版ゼオライマー 雷のオムザック ハウドラゴン グレートゼオライマー コラボイベント 冥王計画ゼオライマーx機動戦隊アイアンサーガ
「冥王計画ゼオライマーX機動戦隊アイアンサーガ」は中国製のソーシャルゲーム『機動戦隊アイアンサーガ』内で行われた期間限定のコラボイベントの一つ。
コラボ期間は2019年8月31日~2019年10月10日。
2020年1月15日から復刻イベント開催(やけに早いが韓国版で同イベントが開催されるのに合わせた復刻の噂がある)。
アイアンサーガはは『ICEY』や、『アーマード・ガル』といった中国製コンテツと半ば無理矢理コラボイベントを行ってきた。
(2つともロボコンテンツではないのだが、原作の雰囲気を残した専用機を描き下ろしで登場させている)
が、日本進出を機に日本製ロボアニメとのコラボを開始。
第一弾として『破邪大星ダンガイオー』とのコラボが行われた。
そして次に行われたコラボが、『冥王計画ゼオライマー』。
ちなみにこのコラボが発表された生放送では、ダッチーの趣味枠とか言われた。
イベントは2019年8月31日にから開始(予定だった。いつもの通り遅れた。その後の『ULTRAMAN』も正月イベントも遅れた)
直前のダンガイオーコラボでは、コラボ機体の再現こそ素晴らしかったものの、シナリオはいまいちだったため、不安視されていたが、
蓋を開けてみると原作OVA終了後の完結篇とも言える内容な上、天のゼオライマーに対抗する存在としてまさかの漫画版ゼオライマーが登場するというファンが歓喜する素晴らしい出来になっていた。
一方で『アイアンサーガ』のキャラクター達はオムザックに消し飛ばされる第7艦隊のような役回りでゼオライマーを知らない人にはさっぱりな内容という欠点もあった。
このイベントで使われた次元の裂け目関係の設定は後日の『ULTRAMAN』コラボでも使われることになる。
概要(公式告知)
『冥王計画ゼオライマー』は、巨大ロボットと美少女が登場するSF作品である。今年7月、コラボ情報が発表されファンたちの期待が高まるなか、今回のコラボイベントがいよいよ始まる!あの最強のスーパーロボット『ゼオライマー』が『機動戦隊アイアンサーガ』に電撃登場!
主人公『秋津マサト』を演じた声優『関俊彦』による新規ボイスを多数収録!
本コラボイベントは8月31日から10月10日まで、1ヶ月以上続く!ファンの懐かしい記憶を呼び起こすべく、今回のコラボイベントは『冥王計画ゼオライマー』のストーリーを『再現』する。次元の狭間で、30年前の戦いが続いている。選ばれた主人公たちは次元を超え、冥王の前に集まった。今回の任務は『冥王計画』をもう一度『再現』することである。
今回のコラボイベントは、4つの章から展開する。
主な登場キャラクター
コラボ限定キャラクター
◇秋津マサト/木原マサキ
冥王計画ゼオライマーの主人公。パイロットが分かれていないため、ボイスはマサトとマサキが混ざっている。
挙動的にはスキル2重人格の発動でマサキが出てきて能力が上昇する。
他のスキルも耐久寄りかつゼオライマー系搭乗で追加効果が発生するため、メイオウで前線に突っ込む天のゼオライマーと非常に相性がいい
立ち絵はマサトだが、課金スキンでマサキの立ち絵が存在する。
ストーリーではほぼ木原マサキで進行。最後は原作漫画版ゼオライマーに倒された彼が、美久なしで起動する次元連結システムと漂うハウドラゴンに手を差し伸べるところで終了。
その後エクストラミッションとしてグレートゼオライマーと戦えるようになる。
◇氷室美久
『冥王計画ゼオライマー』のヒロイン。原作キャストの本多知恵子氏が亡くなっておられるので、天宮みや氏が代役となっている。
一応メインパイロットととしても活動できるが、唯一のゼオライマー系の副官なため、ゼオライマー系の副官席固定である。
ぶっちゃけゼオライマー系以外ではあんまり強くない。
ストーリーではマサキと行動をともにしながら、マサキの知識の応用で、マサキを倒せる次元の存在を呼び出そうとしていた。
(その過程で『アイアンサーガ』の世界と繋がった)
最終的に別の世界の次元連結システムをもつ原作漫画版ゼオライマーを呼び出し、マサキを止めることに成功した。
◇塞臥っぽいひと
イベント序盤に雷のオムザックに搭乗しマサキに吹っ飛ばされる人。
黒幕で描かれたいわゆるNPCキャラクターなのだが、黒幕のシルエットがどう見ても雷のオムザックのパイロットである塞臥。
わざわざ描き下ろしのシルエットである。なお、内部データでのアクティブスキルはプロトン・サンダー。
◇幽羅帝っぽいひと
イベント中盤以降で天のゼオライマーと戦い続けるハウドラゴンのパイロット。
黒幕で描かれたいわゆるNPCキャラクターなのだが、黒幕のシルエットがどう見ても幽羅帝(髪飾りまで再現してる)。
ちょろっと台詞があった塞臥っぽいひとと違い、台詞はないのだが、戦闘後のMVPでその姿が確認できたりする。
復刻時にとあるキャラにコスプレスキンが追加された。
◇原作版主人公っぽい人達
イベント終盤、圧倒的な実力でアイアンサーガの世界の機体たちをねじ伏せる天のゼオライマーの前に現れた原作版ゼオライマーのパイロット。
暴れ続ける天のゼオライマーを止めるために立ち向かう。
パートナーであるヒロイン共々黒幕のみでの登場。
機動戦隊アイアンサーガのキャラクター
◇ベカス
我らが『アイアンサーガ』の主人公。
今回は師匠である宏武の依頼でとある辺境を訪れ、そこで次元の狭間へと繋がる現象を目にすることになる。
そこで何が行われているかを、影麟とともに調査することになる。
◇影麟
物静かな青龍のパイロット。ベカスとともに宏武の依頼で次元の狭間の調査を行う。
外伝主人公が揃った最後の戦いにも同行。
このベカス&影麟のコンビは次の『ULTRAMAN』コラボでも続投となる。
◇宏武
極東武帝の異名を持つ極東研究所の所長。今回は研究者としての側面が強く、次元連結システムの危険性を認識していた。
先行して次元の狭間へ潜入していたが、そこの戦いで愛機玄武が大破したため今回は闘将改に搭乗する。
◇葵博士
グニエーヴルを差し置いてベカスのヒロインっぽい言動が増えていくおばさん。宏武とやたら仲が悪かった。
ちなみにこの仲が悪い博士コンビも『ULTRAMAN』コラボで続投となった。グニエーヴル…
◇アルト、グルミ、佐伯楓、スサノオ
終盤の戦いで各地に発生していた次元の亀裂から美久の呼びかけを聞き集まった外伝イベントの主人公たち。
熱い展開で駆けつてけて、ハウドラゴンを助けにくるが揃いも揃って天のゼオライマーに蹴散らされる。
全員近接機体に乗ってるため、だいたいハウドラゴンより先に爆散してく。
一名パイロットですらないやつがいるが、人気キャラだから仕方ない。
◇オーシン、リヒャルト
ソロモンの鍵の幹部たち。彼らも事件を察知していたが、ヤバそうということで、今回は手を引いた。
◇神皇
極東の島国である日の丸の君主。
2020年3月時点でイベントやストーリーではほぼ空気な存在で(それでも登場すらしないブリテンの女王よりマシである)、
今回のイベントではそもそも出番がないのだが、なぜか幽羅帝のコスプレスキンが追加された。
なお、彼女のスキンの説明に幽羅亭の文字は一切なく、公式からの説明も『コスプレ姿』である。
主な登場機体
コラボ限定機体
◇雷のオムザック (超改造後は雷のオムザック・改)
まさかのプレイアブルで搭乗した八卦ロボ。ゲーム中の種別は飛行機に当たる。
イベント序盤で出てきてゼオライマーに吹っ飛ばされたあとはそのまま出番がなくなった。
いわゆるイベント報酬機体で、確定入手1体、イベント報酬で交換3体、有料ガチャを回すことで入手できる超合金∑との交換1体となっていた。
プロトン・サンダーが強力な範囲攻撃だが射程が短く、そのままでは微妙な機体
超改造すれば、オメガ・プロトン・サンダーとなり、追加武装もあり実装時の飛行機としては作中トップクラスの飛行機となる。
(他に超改造実装されている飛行機がなかったともいう)
◇天のゼオライマー (超改造後はグレートゼオライマー)
スパロボにて散々ラスボスだなんだといわれた機体が、今回は本当にイベントのラスボスとして登場。
次元の狭間でオムザックやハウドラゴンと戦い続けていた。
氷室美久の呼びかけに応えて助けに来たアイアンサーガのキャラたちも蹴散らしてみせるが、原作漫画版ゼオライマーによって倒された。
イベント報酬との交換で1体、有料ガチャを回すことで入手できる超合金∑との交換で1体入手可能だった。
メイオウ攻撃による高い制圧能力が特徴だが、メイオウの際に相手のゼロ距離までテレポートする都合上、挙動がインファイター寄りになる欠点が存在する。
それよりも最大の欠点は副官が氷室美久限定で、編成の選択肢が少なくなっていること。
◇ハウドラゴン (超改造後は鉄甲龍)
スパロボで書き起こされた機体がこちらにも登場。天以外の八卦ロボの武装を備えた重武装の遠距離機体。
木原マサキを倒すために、八卦衆最後の執念の集合体として天のゼオライマーの前に立ち塞がる。
アイアンサーガ世界からの援軍と力を合わせても天のゼオライマーを倒すことは出来なかったが、戦いの中で天のゼオライマーの次元同位体を呼び出すことに成功し、その宿命を果たし終えた。
イベント報酬との交換で2体、有料ガチャを回すことで入手できる超合金∑との交換で1体入手可能だった。
攻撃する際に武装に対応した風水火月地山雷の文字が浮かび上がる素晴らしい仕様。
超改造後の鉄甲龍ではスパロボにも実装されてないない、八卦のうち7つが浮き出る最強合体・破邪ビームが使用可能になる。
ゲーム中の設定では頭部を破壊されたゼオライマーの破片(美久の電子脳の一部)から不完全な次元連結システムを再現。
その試作型次元連結システムを搭載した鉄甲龍で製造された八卦ロボすべての能力を備えた機体となっている。
以下、実装武装
デッド・ロン・フーン:風のランスター最大の武装。前方扇状に大量の弾丸を発射。色んなパーツやスキルに対応しており芸が広い
フレア・ランチャー、メガサーチャー・ビーム、トゥインロード:水のガロウィンと火のブライストの武装。使用頻度の高い弱武装扱い
Jカイザー:月のローズセラヴィーの武装。極太ビームを発射。発射直前チャージユニットを背部に展開する(チャージ時間はない)
オメガ・プロトン・サンダー:雷のオムザックの武装の強化版。射程が延長されているが、マップが広いとまだ射程が足りない
アトミック・クエイク:山のバーストンと地のディノディロスのあわせ技。大量のミサイル発射後、周辺に地震を起こす…がミサイルの射程を前提に発動するため、地震は高確率で空振りになる
最強合体・破邪ビーム:スパロボにも登場しなかった最強の武装。背後に7つの漢字が浮かんだ後不気味な雰囲気を漂わせたビームを前方に放つ
◇ゼオライマー (原作漫画版、超改造後はゼオライマー・G)
まさかの原作漫画版のゼオライマーが登場。作中表記ではこちらがゼオライマーとなり、アニメの方は天のゼオライマーとなっている。
氷室美久が秋津マサトの願いを叶えるために次元の亀裂を作り続けた結果現れた天のゼオライマーの次元同位体。この機体の登場によって天のゼオライマーの次元連結システムの出力が下がりマサキは敗れることになる。
こちらもオムザックに続くイベント報酬機体で、イベント報酬との交換で4体、有料ガチャを回すことで入手できる超合金∑との交換で1体入手可能だった。
ゲーム中の設定ではで「次元連結システム」と同等する「超次元システム」が搭載されており、ゼオライマーと同じレベルの次元攻撃を使用することが可能。
機体としては火力を抑えインファイトに特化した天のゼオライマーで、超改造によって非常に面倒くさいタンク役になる。
欠点は天のゼオライマーと同様に副官が氷室美久限定なこと。このため、天のゼオライマーとゼオライマーを同時に編成するとどちらかは副官無しという事になってしまう。
◇グレートゼオライマー
スパロボで初登場となった原作未登場機体がこちらでも登場。本作では天のゼオライマーの超改造後の姿となる。
ストーリーではグレートゼオライマーは登場せず(最後に作られそうな場面で終わった)、エクストラミッションで対戦可能。
ハウドラゴンの各種武装が使えるが、一部仕様が変わっている他、
オメガ・プロトン・サンダーは射程が短いプロトン・サンダーに格下げ、最強合体・破邪ビームもなくなっている。
ちなみに発射までの時間は変わらないが、Jカイザーのチャージユニットは存在しない。
凄まじい範囲制圧能力を持つが、メイオウで敵前に突っ込む仕様は変わらないので、対策してないと何もできずにフルボッコにされて爆散したりする。
あと、副官が氷室美久限定は継続である。
ゲーム中の設定では、ある世界において美久に拒絶され失ったマサキの絶望がゼオライマーを変質させ、戦ってきた全ての機体の因果を取り込んで覚醒した真なる冥王。
最終的にマサキの絶望と共に機体もろとも次元を消滅させたらしい…
一応ゲーム中のストーリーではマサキでもマサトでもなくなった男が穏やかにハウドラゴンに手を差し伸べていたので、また別の結末のようである。
機動戦隊アイアンサーガの機体
ウァサゴや青龍といった登場パイロットが乗る機体が登場するが特に見せ場はなし。
一番インパクトが強かったのは主人公たちにしれっと混ざって台詞が存在したスサノオだろう。
余談
イベント前にある程度の実装予定の機体数が予告されていたことと、第一弾でオムザックが実装されたことから他の八卦ロボの実装も予想されていたが、まさかの原作漫画版の実装に多くのプレイヤーが驚いた。
そしてまさかの「ちみもりを」名義の原作漫画版ゼオライマーのサイン色紙の抽選プレゼントに更に驚いた。
アイアンサーガは中国製のパワードスーツ作品『アーマードガル』とコラボし、更に『ULTRAMAN』ともコラボしたため、
そのうち『強殖装甲ガイバー』も出てくるんじゃね、とファンの間で言われてたりする
つか本国の生放送でゴジラとのコラボの計画が発表されたとか…何でもありだな。
美少女&ロボで売り出していた本作だが、このイベントでは男のほうが出番が多い。
続く『ULTRAMAN』コラボはもっとひどかった。
追記・修正よろしくお願いします。
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