マリア・キャンベル

ページ名:マリア_キャンベル

登録日:2019/04/09 (火) 22:49:20
更新日:2024/04/04 Thu 11:57:29NEW!
所要時間:約 18 分で読めます



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私には、気になる異性はいません。

私が気になるのも、お慕いしているのも、ずっと傍にいたいと思うのも、カタリナ様なのです。

ですから、これからもずっとカタリナ様の傍にいさせてください。


出典:乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…、
5話『主人公の実家にお邪魔してしまった…』、2020年4月5日~6月21日まで放送。
SILVER LINK.、はめふら製作委員会、© 山口悟・一迅社/はめふら製作委員会





概要


『マリア・キャンベル』とは『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』とその派生作品に登場する人物。
および作中ゲーム『FORTUNE・LOVER』『FORTUNE・LOVER II 魔法省での恋』における主人公


CV:早見沙織
演:本西彩希帆(舞台版)


『マリア・キャンベル』は『FORTUNE・LOVER』の取扱説明書にも書かれているデフォルトネームで、元のゲームでは名前変更が可能。
なお、ミーア・キャンベルではない。


故郷で一番の美人と最も女性人気の高い男性との間に生まれただけあって、貴族の令息令嬢が集う魔法学園内でも一、二を争う美少女である。
性格も優しく穏やかで努力家という、身分差を超えて恋愛したくなるような王道な乙女ゲームのヒロイン。ちょっと天然で、少し抜けたところもある。
好きな食べ物は甘いお菓子で、趣味もお菓子作り。苦手な食べ物は苦いものと辛いもの。



5歳の時に国内で数人しか存在しない程希少な『光の魔力』を発現するが、このことで母が貴族と不貞を働いたという噂が流れてしまう。
この世界では魔力保持者の大部が貴族で、稀に確認される平民出身の魔力保持者は貴族のお手付きから産まれた場合が殆どだったからである。
(実際、本編でもキースは「平民の母親から生まれた」のに「強力な土の魔力保持者」のため、コールマン子爵*1の子供として認知され、父に引き取られた経緯がある。)
国の中心から少し離れた小さな町とはいえ、一番の美人だと皆に可愛がられて育った女性だったため余計に疑惑が掛けられる形となってしまった。
マリアは自分が母(CV:久川綾)とよく似ているのに対して、父*2とは余り似ていなかったせいだとも推考している。


最初は母に対して「大丈夫だ。お前を疑っていない」と言っていた父は噂が広まるにつれて次第に家に寄り付かなくなり、
母は自分を不幸にした元凶であるマリアと目を合わせなくなってしまい、平凡ながらも幸せだった家庭は完全に崩壊する。
また、親しくしていた町の人や同年代の子供からも遠巻きにされて「煙たがられ」「怖がられ」「避けられる」存在となり、
無視されたりいじめられることこそ無かったものの一緒に遊んでくれる者もおらず、友達は一人もできかった。


いい子にしていればまたいつか元通りになれると信じ、我儘を言わずに家事や勉強へ勤しむだけに留まらず、
皆から嫌われずに認めて貰えるべく、他人の顔色を窺ってはその気持ちを必死に読み取り、その人が少しでも楽になれるよう心を砕く一方で、
自分のことは自分で片付けて、誰かを頼ることも知らずに何でも一人で背負い込んでしまう健気な女の子へと成長していったのである。
努力家の頑張り屋で何事にも一生懸命、という転生後のカタリナやジオルドとソラが抱いた彼女の人物像はそうして形成された。


しかし報われることはほぼ無かった*3
学校で良い成績を残しても「貴族の隠し子だから何か裏でズルをしているんだ」「魔力を使ってごまかしているのだ」と陰口を叩かれてしまい、
クラスメイトと少しでも仲良くなろうとして、練習に励んで上手く作れるようになったお菓子をお昼休みに振る舞ってみても、
誰にも手を付けて貰えず、放課後に一人となった教室で泣きながら食べる羽目となり*4、それ以来は誰かのためにお菓子を作るのを止めている。


依然として家に戻ってこない父や相変わらず目を逸らし続ける母など、誰一人として「マリア・キャンベル」という個人に向き合わず、
『光の魔力を持つ特別な子』としてしか見ない現状に絶望しつつ、魔法学園に入学することになる。
生徒全員が魔力保持者である魔法学園へ入学すれば「普通の子になれるかもしれない」「友達になってくれる人が現れるかもしれない」と、
自分のことで精一杯でただ己の身を守り殻に閉じこもっていた彼女はそう思って長年の希望を抱いてきたが、あっさりと打ち砕かれてしまう。


『平民』で『光の魔力』保持者というのは、彼女以外の貴族出身の普通の魔力保持者にとっては二重に『異質』な存在であり、
友達ができるどころか、言いがかりを付けられて罵られたり、頬を打たれたり、足を踏みつけられるといった嫌がらせも受けるようになり、
以前よりもむしろ辛い日々を送る状況に陥ってしまったのである。
光の魔力は喜んで差し出してしまいたいいらないもの、といった風に考えてしまう位に追い込まれようとしていた。



これらの過去はカタリナの前世は知らない。
そのためこれらはスタッフによる裏設定なのか、彼女がプレイしていないニコルシリウス・逆ハーレムルートで判明する事実なのかは不明。
少なくともジオルドアラン・キースのルートでは過去は不明らしい。主人公なのに……。
フルコンプリートのクリア特典や発売時の初回限定特典でのみ確認できる設定集などファンの一部にしか明かされない仕様か、
文庫版6巻で存在が発覚するIIの開発時に後付け或いは裏設定が表面化した可能性もあり得る。
コミカライズ版では上記の過去について簡略化されながらも、第22章『最終イベントがやってきた』に追加された回想シーンで取り上げられている。



ちなみに項目冒頭の台詞はWeb版の表記で、文庫版では『異性』から『男性』に改訂されている。



ゲームのマリア


平民でありながら魔力を持っていたので、15歳の時に魔法学園に入学する事になる。
周りが貴族だらけで気後れするため食堂を利用しておらず、自分で弁当を持参して食べている。
また調理場で余った物を譲って貰い、その隅も借りて自分用のお菓子を作っている。
彼女にとってお菓子作りは、近所の学校へ通っていた頃は前述の通り苦い経験となってしまったが、
魔力に目覚める前の昔は母と一緒に行っていた楽しい思い出であり、嫌なことや辛いことに遭うと、
母のレシピで作ったお菓子を食べて少しばかりとはいえ元気を出していた。
お菓子はイベントにも関わっていて、好感度が上がって打ち解けると話題に上り、攻略対象に振る舞ってお腹とハートを鷲掴みすることになる。


入学後の学問と魔力のテストで高順位――とくに学問はジオルドに次いで2位――だったため、成績優秀者が入る生徒会メンバーに選出される。
この結果、ジオルドを目の敵にしていたのに3位と、マリアにまで負けてしまったアランから絡まれることになる。
また、カタリナを含むプライドの高い貴族令嬢から嫉妬されてしまい、嫌がらせを受ける事態へと発展する。


ジオルドルートとキースルートではカタリナが、アランルートではメアリ、ニコルルートではソフィアがライバルキャラとして立ちはだかる。
ニコルルートのソフィアだけは、彼女と仲良くなることが攻略の鍵になるので位置付けがやや特殊である。
4人全員のルートクリアで解禁される隠し攻略対象のシリウスルートにおけるライバルキャラは不明だが、
バッドエンドで彼以外の生徒会メンバー全滅という結末を迎えるので、おそらく設定されていない。


ジオルドルートでは生徒会へマフィンのようなお菓子を届けようとした時にカタリナに絡まれることとなり、
お菓子を地面に叩き落とされ、辛辣な言葉を浴びせられながら踏み潰されそうになる。そこに来たジオルドに助けられる。
コミカライズ版1巻の書き下ろし小説では、魔法学園入学前のカタリナがゲーム版のカタリナに憑依する形で追体験しているが、
キースも現れるなど異なる展開となっているので、夢で見ていたのは逆ハーレムルートだった可能性もある。
キースルートではまたカタリナに絡まれ、その取り巻きに火の魔法で襲われそうになった時キースの魔法に助けられる。
両ルートのカタリナ・クラエス断罪イベントでは、カタリナの悪事がジオルドかキースによって全て暴かれた後で前へ出て、
強い意志を宿した瞳でカタリナを糾弾して内に秘めた強さと凛々しさを披露し、食堂に集まった令息令嬢を感嘆させている。


最終的にニコルの卒業式の日に最も好感度が高いキャラと式の途中抜け出し、
攻略対象の告白とマリアの「これからもずっとあなたの傍にいさせてください」という台詞でゲームは幕を閉じる。



『FORTUNE・LOVER II 魔法省での恋』にも引き続き主人公として登場。
魔法学園卒業後は魔法省に就職する事に決め、同省の花形である魔力・魔法研究室に所属。
そこの同僚で昔なじみの天才少年デューイ、上司であるサイラス、他部署の魔法道具研究室に配属されたソラを攻略することになる。
新規攻略対象のライバルキャラは国外追放後に闇の魔力を手に入れて戻ってきたカタリナで、バッドエンドでは彼女と相打ちになって攻略対象が廃人化してしまう。
また前作の攻略対象も登場し、こちらも攻略できる。
ライバルキャラも続投していて、カタリナの代わりとしてフレイやジンジャーが追加されたものの、前作で隠し攻略対象だったラファエルのルートは存在の有無すらも不明。
なおソラについては、ある事件で彼女と知り合って魔法省の預かりになったとあるが、本編の方で彼が魔法省へ連行されたのはカタリナ・クラエス誘拐事件で、
彼女と顔を合わせて旅へ同行したのはその後に起きたキース・クラエス誘拐事件であるため、ゲーム版では異なる事件が発生していた模様である。
Iのように逆ハーレムルートが設定されているのかは文庫版13巻の段階でも明らかにされていないが、
隠し攻略対象は二人存在することが判明していて、その内の一人がエテェネル王国の王弟セザールである。
もう一人については、ソルシエ王国の現国王の異母弟か闇の魔力保持者サラが仕える“彼”ではないかと読者から推測されている。



本編のマリア


学園入学時点で攻略対象が4人ともカタリナを慕っていて、彼女へ親近感を持った隠し攻略対象も亡き母の面影を想起させるカタリナの言動で心を乱されてしまい、
前述したジオルドルートとキースルートの個別イベントもカタリナが思い掛けず出番を横取りしてしまった影響で、異性と恋仲に落ちる機会を失ってしまった。
異性への関心が無いという訳ではないらしく、ロマンス小説のような素敵な恋をしてみたいと思ったり、
恋人がいたら素敵なところへデートに連れて行って貰って外の景色がいいところで自分の作ったお弁当を一緒に食べたいとも答えている。
もっとも彼女に恋人を欲する気持ちは無く、攻略対象以外の異性から誘われるようになっても卒業するまで彼氏を作ることは無かった。


項目冒頭で前述した母親もカタリナの訪問を機に自分も変わろうとしてマリアと向き合うようになって、
一緒に新しいお菓子のレシピを考えるまで関係が改善し*5*6、彼女が魔法省へ入省した時には、
お祝いとして貯めたお金で高価なスカーフを購入して贈っていて、マリアはそれを宝物にしている。
コミカライズ版の母娘和解回(2巻収録の第11章『夏休みがやってきた①』)では、文庫版には無い描写が追加されているものの、
カタリナ視点のみなので、カタリナのニコル攻略パートに次いで内容の理解が難しくなっている。
Web版本編第27話『<閑話>母と娘』か文庫版2巻第3章『夏休みがやってきた』120-126頁を読まないと、全貌の把握は不可能に近い。


魔法学園の入学式で姿を確認したカタリナはその愛らしさに驚かせられながらも破滅フラグには負けまいと意気込んでいたが*7
すぐに優しく謙虚な彼女に魅力を感じるようになり、また彼女が優秀なのは天才だからではなく努力家だからであるということに気付き、更に魅力を覚えている。
土ボコで足を躓かせたり取り巻きとともに専ら苛め抜いていたカタリナが悪事に働かなくても、嫉妬の対象にされて嫌がらせを受ける点はゲーム版と変わりないが、
本来ならばジオルドやキースの助ける局面でカタリナが救い、更に彼女の努力振りへ言及して友達を求める願いにも応えた結果、カタリナに好意を抱いてしまう。
プレイヤー視点だとカタリナを攻略する形になっていたせいか、自称ノーマルであるカタリナも頬を赤く染めて恥じらう彼女の様子にときめかせてしまっている。


最終的にはEDで攻略対象に言う遠回しな告白のセリフもカタリナに言うが、
自分に惚れているとは欠片も思ってないカタリナは「なぜそれを私に言ったのだろうか……」と、意図には全く気付いていなかった。
魔法学園卒業後の女子会でも、マリアに好みのタイプを聞いて自分のことを示唆している内容を返されても戸惑うばかりだったのである。
しかしカタリナにとってもマリアの魅力は並外れているようで、キース・クラエス誘拐事件で義弟の追跡中に泊まった宿で寝室をともにした時は、
ランプの灯りに照らされた影響で普段とは違う何とも言えない色っぽい雰囲気を醸し出していた彼女の寝間着姿に思わず見惚れてしまったり、
「もう私が、男なら絶対、嫁にと懇願していると思う」「このままマリアと見つめ合って話していると本格的にいけない世界に入っていってしまいそう」
という感想を抱くなど、恋愛感情に至らないまでも相当な好意を示していて、別の機会には「もう私の方が攻略されそう」と言わしめる程である。


ゲームの強制力が働いた可能性も否定できないが、
カタリナの傍にいられる地位を得る目的で魔法学園卒業後の予定を変更して魔法省へ就職したり、
ドラゴンの闇の使い魔から襲われてカタリナに救われた後は自分を守ろうとして犠牲になってしまうことを酷く恐れて力を渇望するようになるなど、
ストーリーが進むごとにカタリナの存在感が彼女の中で増しているようである。
近隣会合中の潜入捜査で、無体を働こうとする二人の貴族に部屋へ無理やり連れ込まれた時、心の中で『助けて』と叫んで思い浮かべた相手はカタリナの姿だった。
港街オセアンの散策中に訪れた海で会話を交わした時は、カタリナが許すならどこへでも例え世界の果てまででもご一緒したいという心境に達している。
彼女の望みは、ずっととまで贅沢は言わないまでもせめて許される限りはカタリナの傍にいたい、ということらしい。
前述の寝室の遣り取りでは、頬を赤くした状態で薄っすらと潤んだ目を向けて「どうかずっと傍にいさせてください」と再び告白じみた台詞を口にしており、
頬を熱くさせたカタリナから「……はい」と少し裏返った声で返されている。
近隣会合での騒動後は、大切で大好きなカタリナのために何か役に立てるようになりたいと決心している。


魔法学園在学中は最初の頃こそ心の休まる場所は生徒会室のみだったが、カタリナが率先して生徒会メンバーも嫌がらせに遭わないよう彼女を守ったお陰で、
二年に一度の学園祭が開催される頃にはすっかり馴染んでいて、卒業パーティーでは他の生徒会メンバーと同様に令息令嬢に囲まれるほどの人気を得ている。


カタリナ・クラエス誘拐事件では犯人の闇の魔力を視覚して特定する案を提示したものの、事件発覚が半日近く経過後と時既に遅く解決には寄与出来なかった。
キース・クラエス誘拐事件ではラーナの指揮下でカタリナらに同行し、首謀者の闇の魔力の知覚やキースの治療などで活躍している。


魔法省から入学当初の時点で勧誘されていて、魔法道具研究室部署長のラーナが入省前である魔法学園二年生の頃に彼女と接触している。
新人の部署決め試験では貴重な光の魔力保持者に万が一のことがないよう*8、マリア擁する二班の試験監督にはトップクラスの能力を持つローラとネイサンを任命し、
同班では攻撃力の高い魔力が無いという名目で簡単な任務を充て、半ば試す意味で彼女にしか使えない魔法道具を貸し与えるという万全に近い態勢を整えさせている。
実際には闇の魔力保持者が関与した事件に巻き込んでしまい、危うく命を落としかける事態へ遭わせてしまったが。


魔法省の入省後、同じ部署になるデューイとサイラスについてはゲーム版通りスチルイベントが発生して彼らから好意を寄せられるのだが、
マリアは攻略した直後でさえもカタリナの方へ意識を向けているため、現段階では片想いに終わらせてしまっている。
ゲーム版ではソラから壁ドンされているが、本編の彼はカタリナ・クラエス誘拐事件時にカタリナと出逢ってベッドインしかける行為に及んでいて、
魔法省へ入職した後にマリアのことを尋ねられても好みのタイプとしてカタリナの方を挙げており、彼女に靡く様子は今のところ見られない。


光の魔力保持者の中ではトップクラスの魔力量を誇ることもあり、魔法省の入省後は陰で『選ばれし乙女』と呼ばれているマリアだが、
カタリナに再度訪れようとしている破滅フラグを予感しており、ラーナが試作した光の魔力を増幅させる魔法道具(金色のブレスレット)に飽き足らず、
適応者のみ解読可能な失われた魔法が古字で記載された『光の契約の書』によって守れる力を得ようとしている。
また、アレクサンダーという人探し用の魔法道具も所持している。不細工なクマのぬいぐるみを模したそれは自分の意志を持っており、
魔法省の部署決め試験時にはこっそりカバンへ入って勝手に付いてきてしまうほどに彼女へ懐く一方、相性の悪いカタリナのことは嫌っている。


カタリナが参加している近隣会合の期間中は、魔法省へ持ち込まれた事件の解決に動員されていた。
近隣会合の少し前に魔力保持者である12歳の男爵令嬢が行方不明となり、関係者の証言で闇の魔力の使用が疑われたことから、ソラとともに現地調査へ向かっている。
そして光の魔法で記憶を取り戻した農民の目撃情報から貴族の関与している可能性が高まり、国中の貴族が集結する近隣会合での潜入捜査に参加することとなった。
裏方で働く使用人へ扮して捜査している最中にカタリナと偶然出会いながらも、すぐに別れて任務を継続していたが、彼女の美貌が仇となってしまう。
ソラが他国の女性使用人達に絡まれて護衛役を果たせなくなっていたところで、会合で訪れた隣国ルーサブルの中位貴族から目を付けられてしまったのである。
連れ込まれた先の客室棟へ突入したカタリナと男性陣のお陰で事なきを得たものの、潜入捜査の方は何も成果が上がらないまま会場を後にしている。
その後、セザールやカタリナから情報提供された未成年魔力保持者目当ての人身売買の真偽を見定めるため、エテェネル王国との交易港オセアンへ赴くことになる。
同所の潜入捜査では『港のレストラン』の給仕を担当しながら情報収集する予定だったが、魔法省職員で女店主のレジーナから腕を見込まれて料理人に抜擢されている。
カタリナとソラが活動拠点の店に戻らない事態が発生した際には、ラーナやレジーナらが捜索している間に『光の契約の書』の解読を進めて新しい魔法を修得し、
その魔法で二人の居場所へ駆けつけたり窮地に陥っていたカタリナ達の救出を果たして、男爵令嬢誘拐事件の解決や怪我を負ったアルノーの治療にも貢献した。


カタリナに誘われて訪れた孤児院では、買い出し中に酔漢達から絡まれる事態となり、護身術の扱えるサイラスによってカタリナとともに助け出されるが、
その際に光の魔法だけではカタリナを守り切るのは困難だと判断し、護身術の稽古を彼に希望している。サイラスによれば、非常に筋が良いとのこと。
孤児院のある町の近隣での任務中に、カタリナが闇の魔力保持者サラに襲われたことを知ると、全速力で駆けつけた後に彼女の安否を確認している。


相次ぐ闇の魔力関連の事件に王族として責任を感じ、闇の魔力保持者摘発の協力も願った現在のソルシエ国王であるオーウェン・スティアートによって、
カタリナとともに呼び出されることになり、前国王の死後に勃発した王位継承を巡る骨肉の争いで闇の魔法が流出した経緯を説明された上で、謝罪されている。
国王のみならず、ジオルドやアランからも謝罪されることになり、カタリナと同様に二人を受け入れている。


休日にカタリナと買い物をする約束を交わすが、デューイの家族の件で急遽行先を変更し、二人で彼とその兄であるロニーの関係修復に力を貸すことになる。
マリアはデューイに寄り添うだけではなく、光の魔法で彼の父親から暴行を受けて怪我を負ったロニーの治療にも当たっている。
同行していたラーナの助力もありパーシー一家の家庭問題が解決すると、今度は長らく避けていた自身の父親と向き合う決心を固めて実家に向かっている。
5歳の時に魔力が発動した後で風評被害の対象になったのは自分と母親で、父親は家を去ってから定期的に生活費のみ送り届けるという状況が続いていたが、
魔法学園入学後に和解した母親が働き始めてからは風評被害が収まるとともに、父親の素行の悪さが噂されるようになり、同情の対象へと変わっていたのである。
マリアは自分が嫌で家に寄り付かないと思っていたが、アルコールに弱い筈の父親がお酒で問題を起こしつつも以前と同様に自ら稼いで生活費を置いていたこと、
母親の友人からの目撃談で自分の魔法省入省が掲載された記事を持ち歩いていたことを知ると、実は自分の思い違いで、ある可能性を疑うようになる。
確かめる勇気が無く先延ばしにしていたが一念発起し、カタリナの存在に励まされながら対面に臨み、父親に真実を訊ねるとともに和解も果たすことに成功する。
午後には王都の城下に戻り、本来の予定である買い物に行く筈だったが、元生徒会メンバーの友人に待ち伏せられており、お菓子屋へ足を運んでその日を終えている。
翌日にはデューイから食事に誘われるが、その真意に気付くことなく応じた上で、大好きなカタリナも誘うという鈍感振りを再び発揮している。


ランドール侯爵家の現当主が引き起こした婚約騒動の際はカタリナに協力し、フレイ救出作戦の下準備だけではなく、救出実行隊にも参加している。
フレイの怪我と闇の魔力の関与に備えて現場へ突入することになり、カタリナの手で闇の魔法が解かれたフレイを光の魔法で治療している。


ゲームとは異なり、セザールとの初対面はお互い異なる要件で訪れていた孤児院となった。
セザールの留学に政略的な縁談も孕んでいたことは知らされていたが、彼がカタリナと親密そうに接していたため、普段と異なり敵意を露わにする程に余裕を失っている。
そんな出来事の数日後、襲撃事件に遭って、母親は殴られて意識を失い、自身もサラの闇魔法で拘束されてしまうが、カタリナとセザールの共闘で無事解放されている。



魔法


魔力は超希少な『』。魔力は五段階評価で5。これはキースと同等の最高値である。さすが主人公。
この魔力は傷や病気を癒やしたり闇の魔力を感知したりなどが出来るが、攻撃的な事には使えない。
治癒魔法がどの程度まで対応できるのか明らかにされていないが、
ゲーム版のキースルートでバッドエンドを迎えた場合はカタリナからの嫌がらせで自身が一生消えない傷を負ってしまったり、
本編ではソフィアがカタリナの唇を奪ったジオルドを攻撃しようとした時に「せめて怪我が私の魔法で治せる程度のものにしてください」と注意したり*9
森の狸事件中には「少しの怪我なら治癒できますから」と発言しているので、文庫版9巻(IIの途中)までは深傷の完治が困難だったと思われる。
実戦では魔法道具による増幅効果もあり、意識こそすぐに戻らなかったものの、ドラゴンの前脚に蹴られて岩へ打ち付けられたデューイの怪我を全快させている。
闇の魔力によって記憶が操作された者の記憶を戻すことも一応は可能らしい。もっとも成功例は1例のみで、記憶の回復に必要な条件は不明。
魔法省就職後に『光の契約の書』を手に入れて失われた古の魔法も授けられたので、今後は解読が進めば治癒魔法以外でも魔力を扱えるはずである。
男爵令嬢誘拐事件の潜入捜査中には、よからぬことをしている人の心を入れ替える魔法を修得し、それは光の靄で覆った悪人を一時的に改心させる効果があった。
この魔法については緘口令が敷かれたものの、当事者全員が捕縛された訳では無かったため、組織の関係者へ伝わって脅威に映り、キャンベル母娘襲撃事件の犯行動機となった。
同事件後も解読作業は進み、従来の光魔法の強化版が扱えるようになっている。


』の魔力に対する耐性は、現時点ではやや曖昧となっている。
シリウスの持つ闇の魔力は光の魔力保持者であるマリアに再三掛けても一向に通用しなかったが、
電子書籍版で光の魔力保持者とされたラファエルは、肉体こそ乗っ取られなかったものの闇の魔力で他人の記憶を植え付けられており、
また死亡した闇の魔力保持者に操られる形で復讐に生きる人生を送っていて、自力で闇の魔法を解くまでは後ろ暗いことにも平気で手に染めていた*10
光の魔力保持者でトップの魔力を持つマリアもサラが闇の使い魔作成で使用する闇の魔力を感知した時には中てられてしまい、
魔法省の部署決め試験時のように魔法道具で魔力を増幅させて遠距離から知覚した場合でも一時的ながら具合を悪くしていて、
キース・クラエス誘拐事件のように現場まで踏み込んだ場合はドアに掴まったまま真っ青な顔で床にへたり込んでしまう程に消耗している。
ただし、カタリナの闇の使い魔であるポチが子犬姿で影から出現した状態では傍に居ても中てられることなく無事に済んでいて、
サラの闇魔法もフレイに掛けていた時のように万全では無かった場合は調子を崩していないため、強大な魔力が放出されていた例に限るのかも知れない。
ゲーム版では、闇の契約の書と影の狼を操る闇の魔力保持者と化したカタリナ相手に攻略対象と共闘する場面があり、
光の契約の書を解読した成果によるものか、全く調子を崩すことなく、光の魔法で影の狼を撃退したり、カタリナの闇魔法を押し戻す描写が存在する。



スピンオフ作品()のマリア


主要登場人物の一人。
取り巻きを引き連れたカタリナによってマフィンが入ったバスケットを地面に叩き落とされてしまうところまではゲームのイベントに近い流れだが*11
その後は踏みつけたマフィンを食べるよう命令しても凍り付いたままだったマリアへ強引に食べさせようとして近付いたカタリナが足を滑らせる展開となっている。
マリアは転倒して後頭部を打ったカタリナを心配し、また足を滑らせた物が自分の作ったマフィンだったために責任を感じる、という人の良さを見せている。
後に果たし状手紙で呼び出したカタリナから謝罪されると、自分を助けてくれたほっかむり仮面の件などでお礼を言うとともに、過去について水に流している。
和解後は友人づきあいをしているものの、本編並みに親しいわけではないため、しばらくお互いファミリーネーム呼びの状態が続いていた。
本編とやや異なる顛末を辿った火の魔法の件以降は、本編とは逆にカタリナの方から請われる形でファーストネーム呼びへと変化している。
カタリナの取り巻きで一緒に罪滅ぼしのほっかむり仮面をしていたシエナとも改めて正式に謝罪された後は名前で呼ぶようになり、
一緒に勉強する約束を交わすくらいまでに関係を改善している。



余談


近所の学校へ通っていた頃には養子の申し出も来ていたが、母は幾度も逡巡した末に断っており、
元のような幸せな生活を願っていた彼女にとって最悪の結末にもなり得た親子別離という事態だけは避けられた。


マリアの特技であるお菓子作りは、趣味にしていた母からの影響である。
その腕前はゲーム版の攻略対象を満足させただけではなく、前世と違って高級菓子を口にしてきたカタリナが芝生へ落ちた彼女手作りのマフィンを頬張った時に
「今まで食べてきた数々のお菓子の中でもかなりの上位」「もうそこら辺のプロの料理人にまったく、劣らない素晴らしい出来栄え」と評した程ハイレベルである。
ちなみにカタリナが夢中で完食していたが、もし手を付けていなかった場合はかつて放課後に涙して口へ運んでいた時のように自分で処理するつもりだったという。
有名店が新作を引き下げて出店して美食の祭典とまで呼ばれる魔法学園学園祭でも、彼女が製作したお菓子は好評を博して大繁盛し、優秀賞に選ばれていた。
もし当初の予定通り魔法省へ入省しなかったら、地元の菓子店に就職してパティシエとして腕を振るっていたのかも知れない。
魔法省の入省後は、リアム達がいる孤児院へ訪れた時に、エイミーへお菓子作りを伝授している。


ジオルドやキース等からカタリナを巡る恋のライバルと看做されている。
カタリナによれば「私がマリアにくっついていると、よく引きはがしにきて」とのこと。
「たまに二人の寄り添う姿がまるでお似合いの恋人同士に見える時すらあるので本当に恐ろしい。
_よって、マリアという存在も、いまやカタリナとの仲を邪魔する敵、しかも他の敵とは別次元の強敵なのである」

とジオルドに至っては明確な意思を示していて、常に彼女を警戒している。
また男爵令嬢誘拐事件の潜入捜査中に彼女からカタリナについての話を聞くことになったソラは、その様子から
「彼女こそ、カタリナを巡る王子や義弟くんの争いの最大の強敵であるんじゃないかな」という感想を述べている。


ひだかなみ先生によれば「ヒロインなので、一番可愛く可憐な美少女にしたい」をモットーに描いていて、青い瞳は春の空のような気持ちで塗っているそうである。
また、非公式と断った上で『ゲームキャラとしてのビジュアルのイメージカラー』にはピンクを挙げている。


文庫版5巻のコミック『アンの部屋』で「何にでも生まれ変われるとしたら、何に生まれたいですか?」という質問に対して、
「力の強い男の人になって重いものをぱっと運んだりしてみたい」と答えていて、顔はそのままに首から下はムキムキ状態となった衝撃的なイメージ図を晒したが、
コミカライズ版3巻のカバー下イラスト『夢の中で皆の性別が逆転していた……』では清潔感あふれる美少年のマリアくんとして描かれている。


コミカライズ版2巻の書き下ろしSS『私立★破滅フラグ学園』では、カタリナが夢で見た学園系乙女ゲームの主人公として登場する。
舞台となるのは有名私立の破滅フラグ学園で、庶民出身の奨学生という設定である。成績優秀で好奇心旺盛、お菓子作りが趣味なのは共通である。
少し季節外れの時期に転校し、理事長の息子で生徒会長のジオルドと書記のアラン、風紀委員のキース、副会長のニコルを攻略することになるが、
カタリナ(野猿)が前世の親友のネタバレ情報を思い出す前だったせいか、異世界版に存在した隠しキャラについては何も言及されていない。


裕福ではない平民出身だけあって金銭感覚はしっかりしており、潜入捜査先の『港のレストラン』へ赴いた際には放漫経営で赤字続きだった現状を見兼ねて、
料理人役と兼任する形で、帳簿の管理から余分な出費削減策を講じるなど本来は店主が果たすべき職務を代行して業績改善に乗り出す意外な一面を露わにしている。


アニメで演じる早見氏は現実の乙女ゲーである『神々の悪戯』『Code:Realize 〜創世の姫君〜』のアニメ版や『裏語 薄桜鬼~暁の調べ~』で主人公を演じていた。
そういう意味でもぴったりなキャスティングである。


容姿については、実在する元祖乙女ゲーム『アンジェリーク』(1994)の主人公アンジェリーク・リモージュ(通称:金アン)に似ていると言われることが多い。
本作の主人公のファーストネームが、悪役令嬢のイメージ源の一つになったロザリアのラストネーム(カタルヘナ)と被るせいか余計にそう感じるようである。
また性格については、同シリーズの二代目主人公であるアンジェリーク・コレット(通称:茶アン/栗アン)の温和タイプとの近似性を指摘する声もある。
アンジェリーク以外では、種族階級差を描いた学園系乙女ゲームの『EPHEMERAL -エフェメラル-』(2016)の主人公クロエと外見が似ていて、瞳の色も被っている。
ちなみに同作は攻略対象に婚約者が設定されている珍しい乙女ゲームで、その婚約者オリヴィアはルート次第で関係が変化し、悪女の本性を晒すシナリオもある。


twitterのアニメアカウントで誕生日・星座・血液型が公表されている。
誕生日と星座は9月10日生まれのおとめ座で、血液型はO型と設定されている。









追記・修正は光の魔力を発動させてからお願いします。



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  • この手の話だと本来のヒロインも転生者で悪役令嬢を敵視するパターンか、マリアみたいに極端に仲良くなるの多いよね。重い過去持ちなのは珍しいけど。 -- 名無しさん (2019-04-10 11:58:08)
  • 作成乙です。最近の新規ラッシュは嬉しい限り。そしてアホ可愛い野猿カタリナと純真可愛いマリアの組み合わせは実に目の保養になる。 -- 名無しさん (2019-04-10 20:20:25)
  • 魔法が使える=貴族…。ボアザン帝国かっ!! -- い (2019-04-10 22:04:08)
  • はお母親との関係はそこそこ改善できてるけどクソッタレ父親は言及されていない模様 -- 名無しさん (2019-05-25 11:23:30)
  • ↑4 メアリーのでは、隠しキャラである前作ヒーローに会いたくて、ライバルたちとの理解や和解を飛ばして他のヒーローたちを攻略にかかって、結果それが災いして、前作での追放先(北の大地)に飛ばされてたね。(大学編 -- 名無しさん (2019-05-30 15:46:00)
  • 6巻「一人で無理しないで他の人を頼ればいいのよ」「ねぇ、もっと頼って」
    7巻「前にも言ったと思うけど頑張りすぎは駄目だからね。ほどほどに力を抜いてね」
    8巻「なんでもかんでも一人で頑張りすぎなのよ! もっと周りを頼ってもいいのよ」
    再三カタリナから心配されてるけど矢張り性格は直ぐに改められるものではないか -- 名無しさん (2019-07-30 23:06:41)
  • 彼女のポジション(恋愛ゲームの主人公)はプレイヤー自身の写し身的な部分が大きな割合を占めるから、人物像がそこまで細かく設定されていない、またはシナリオパートでほとんど語られないパターンが多いんだよね。ある意味、攻略対象やライバルとなる他のキャラ以上に人物像が予想できないし、その人物像が形成された理由はもっと分からない。カタリナ(の前世の少女)もマリアが学園に来るまでの辛い境遇なんて全く知らなかったわけだし。知らないからこそ、カタリナの他愛ない行動がマリアとその母親にとっていい影響を与えた、ということになるんだろう。 -- 名無しさん (2020-03-16 22:44:57)
  • ↑*2 三つ子の魂百までっていうから幼少期の環境で根付いてしまった性格はそう簡単に拭えないだろう。それでもカタリナをきっかけとして改善され、我が侭(カタリナのそばにいるために魔法省へ行くように(ラファエルによる誘導もあったが)仕向けるとか)が言えるようになったわけで。 -- 名無しさん (2020-04-12 17:13:47)
  • 実は一番カタリナにとって恋愛フラグがたっている相手かも。心の中でとはいえ「私の嫁」とか言ってたし。 -- 名無しさん (2020-04-24 06:17:11)
  • アニメ第5話視聴終了。今回は原作小説や漫画版には無いアニメオリジナルの描写も色々あったけど、とても良い改変だった。漫画版では基本的にカタリナ視点でしか描かれないので、マリアと母親が抱える事情が少し分かりにくいところがあるんだけど、ここでアニメオリジナルの描写を挟むことでアニメからこの作品を見始めた人にもマリア親子の心情が分かりやすくなっている。他キャラ視点のボイスドラマといい、今回の改変といい、限られた尺の中でこのストーリー構成にしたのはとても上手なやり方だと思う。 -- 名無しさん (2020-05-03 03:25:04)
  • ゲームでは婚約者(義姉)を国外追放に追い込み、婚約者から王子達を奪いとる強者である。 -- 名無しさん (2020-05-04 16:46:55)
  • ビジュアルではもうちょっとふわふわした声なのかな?と思ったけど、実態を知るにつれて早見さんが最適と思い直した -- 名無しさん (2020-05-04 23:45:59)
  • カタリナが明確にキュンキュンしてるからなぁ -- 名無しさん (2020-05-10 12:26:45)
  • カタリナへの思いが笑えないくらいどんどん重くなっている。まあこれまでの境遇を思えば無理もないか。 -- 名無しさん (2020-06-12 01:26:56)
  • 「自分をいじめる令嬢共を蹴散らす」「すれ違ってた母との関係を修復する」「閉じ込められていた自分を助けに来る」これで重くならないほうがおかしい -- 名無しさん (2020-06-14 13:07:44)
  • 悪役令嬢と仲のいいヒロイン自体は珍しくないが、男なんてどうでもいいから悪役令嬢のそばにいたいとまでなってるのは相当珍しい。 -- 名無しさん (2020-06-14 23:55:31)
  • 名前だけ見たらメタルギアのキャラかと思った -- 名無しさん (2020-06-15 08:58:25)
  • 誰が言ったかシャイニングレズ -- 名無しさん (2020-06-16 03:05:39)
  • ↑ダークネスレズは誰なんです -- 名無しさん (2020-07-01 22:20:00)
  • 最初はマリアちゃんがラスボスになると思っていました。 -- 名無しさん (2020-08-09 04:59:37)
  • カタリナ様が悪いんですよ…… -- 名無しさん (2020-09-04 18:12:22)
  • ラノベ9巻では守られてばかりだったマリアが初めてカタリナを守ったね、カタリナの事は大切だと思ってる反面助けられてばっかりで助けようとしても気付けば逆に助けられてるのを気にしてたからなぁ -- 名無しさん (2021-02-22 01:32:38)
  • マリアはこの調子だと異性とではサイラスと一番くっつく可能性高いかな?そっち系に片足突っ込んでたけどメアリみたいなガチではなかったし -- 名無しさん (2021-02-28 03:39:14)
  • アニメの筋肉ネタについて加筆した人、ねちねちと嫌味を書いてて、凄く性格悪そう -- 名無しさん (2021-09-14 11:15:01)
  • なんであんな願望を持っていたのか、ギャグではなく正当な理由ラノベも追ってるなら何でなのかわかると思うんだけどな・・・守られてばかりだからカタリナを守れるようになりたいとずっと思ってて徒手空拳まで習いだすわけでね・・・ -- 名無しさん (2021-09-18 15:16:03)
  • 加筆した人に同意する訳じゃないけど5巻のアンの部屋は6巻以降の魔法省編より前の時系列だから理由を遡上適用させるのはおかしい気がする。そもそも5巻には『乙女たちの恋愛トーク』で荷物運びを安請負して後悔する回想シーンがあるからもし力の強い男の人だったら楽に運べただろうと考えてもおかしくないしアンの部屋は軽いノリのおまけエピソードみたいな物だから深く考えて読む物でもないと思う -- 名無しさん (2021-09-18 15:35:10)
  • 物議を醸した加筆の件ですが、外野の意見について裏付けが取れるのか疑わしく、正当な作品批評であるのか検証が難しいため、26日までに異論が無いようであればコメントアウトにしたいと思います -- 名無しさん (2021-09-19 08:39:58)
  • ↑ 着手に踏み切りました -- 名無しさん (2021-09-27 12:43:36)
  • 筋肉マリアのアニメへの不満点があるなら、あくまで原作4コマのマリアは『男の人になりたい(その上でマッチョ)』だったのに男の人になりたいわけでは無かったぽいのが少し残念なところか -- 名無しさん (2021-10-31 00:16:15)
  • なんでや!筋肉マリア結構かっこかわいいやろ! -- 名無しさん (2022-08-12 20:27:54)
  • マリアのねんどろいど出たらカタリナと並べたいのに一向に出てくれないのでカタリナのねんどろいどが未開封状態だ・・・ -- 名無しさん (2022-09-14 18:50:19)
  • 庶民派貴族のサイラスがなんだかんだでお相手として理想な感じするなあ、まあ多分そのために出て来たキャラではあるんだろうけど。 -- 名無しさん (2022-10-27 12:14:15)
  • 昨今いろんな悪役令嬢系のなろう作品が出てきてるけど、この子を超える悪役令嬢と仲良くなる本来のゲーム主人公生まれないよなぁ -- 名無しさん (2024-01-22 22:35:18)
  • ↑『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテ(以下略)』とか、なろうではないが『悪役令嬢転生おじさん』とかもかなり仲いいよ -- 名無しさん (2024-01-30 22:17:57)
  • ↑↑ 白雪姫の世界に転生してしまう義娘が可愛すぎるはかなりいい線いってはいるかな、ただカタリナ程敵意向けて来た人間への対応は甘くなく怒らせた時の怖さはジオルドに匹敵するけど -- 名無しさん (2024-02-26 02:19:51)

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*1 クラエス家の分家筋、アニメ版では名前が言われず「分家」表現のみ。
*2 TVアニメでは回想シーンに登場していて、前髪は娘のマリアに似せてデザインされている。
*3 ゼロという訳ではなく、娘へ自分勝手な恨み言を並べそうになっていた母を思い直させる効果はあったのである。
もっともマリアと再び目を合わせて話し合う次の段階には進まなかった。

*4 TVアニメでは、帰宅中に涙を流しながら齧っている。
*5 ニコルのお疲れ様会で描写されているが、コミカライズ版では『FORTUNE・LOVER II』発売の速報に差し替えられたため割愛されている。
*6 TVA版第1期のvol.2の書き下ろし小説~マリア篇~では、仕事を後回しにして娘のお菓子作りへ協力する姿が描写されている。
*7 マリアの方も実際に接するまでは、公爵家令嬢という肩書とカタリナから漂う高貴な雰囲気に呑まれて少し苦手に思っていた。
*8 公爵家令嬢のカタリナも特別扱いの対象にされている。
*9 コミカライズ版では二度目のキスシーンが無くなったため、ジオルドを魔法攻撃で制裁しようとする展開にはならなかった。
*10 紙書籍版のキャラクターデータでは、風の魔力保持者とされている。
*11 ゲームのイベントでは生徒会への差し入れ用だったが、絶体絶命!破滅寸前編では自分用に作ったことになっている。

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